05/10/18 20:46:37
>>402
漫画や小説以外の表現方法を使ったことがある?
どっちも引きこもって一人で出来るって点では同じだよね。
人の強力が必要なもの:映画、イベント構築
大量の練習が必要なもの:音楽、舞踊
あるいはその両方:演技、舞台、漫才なんかも…
これらはすべて明確なテーマが必要だし、自分の能力や
作品に必要なことについて考え抜かなければならないよね。
そういみでさらに精錬が求められる画、書、詩…
あるいは大規模な設備が必要になるもの…染め、織り、陶芸、版画…
大量の資金が必要になるもの…CG、映像表現…
現代芸術に至っては複数の方法を併用することも普通だ。
デザインをやろうと思えば綿密な観察眼や素材についての知識が必要になる。
これだけ創造環境に恵まれた日本で、漫画っていうのは
「始める」段階ではもっとも簡単なものの一つなんだよね。
でもだからこそ、自分が何故漫画を選ぶかを明らかにしなきゃ行けない。
そうしないと、漫画という業界自体が地位を失うし、「漫画家」という
職業が職能を失う。なにより面白い作品が作れない。もうすでにそうなってるんだけどね。
今の日本漫画のレベル内でデビュー前の人間にいうのは酷かも知れないが、
むしろデビュー前だからこそいろんな体験をしてほしいな。
表現だけでなく、バイトだろうが仕事だろうが旅行だろうが-になることは無いよ。
少なくとも一般人より経験則の狭い人間が一般人を引きつけられるわけないと思うんだ。
一度よく考えてほしい。頭だけでなく体でも。