05/07/05 14:42:25
マ「兄さん・・何を・・それにサザエがなぜ・・」驚きを隠せないマスオ。
サケオ体をマスオの方へ向ける。サケオのアップ。
サケ「ISONOなんぞと夫婦の契りを結んだお前を連れ戻しにきたんや」触手をマスオへ撃つ。
マスオは得意の「かわす」技術でそれを避けつつ、サケオに接近する。
サケ「FUGUTAの落ちこぼれが・・A TYPE作動」宙に浮き逃げるサケオ。
マ「幼少時の僕と今の僕は違うッ！あれから僕は戦闘技術を磨きに磨いたんだ！」
突っ込むマスオ。利き腕の左で連続パンチ。
サケ「戦闘技術を上げても、クセはすっかり変わっとら・・うおっ！？」
腹にパンチを喰らうサケオ。マスオ利き腕でない右腕でパンチを繰り出していた。
僅かに笑みを浮かべるマスオ。更に蹴りを放ち、ブーツを砕く。
マ「僕の癖を最も知っている兄さんだからこそ・・このフェイントが最も通用したんだ」
サケオ、呆気にとられた表情を一瞬浮かべるが、すぐに普通の顔に戻る。
海「・・なぜ兄弟同士で争っておる？」
サケ「・・名家フグ田一族でありながら、ISONOなんぞの女にかどわかされ、
フグ田の元を去った・・それが許せんのや」
マ「人が人を愛する事に・・何の罪があると言うんだ！」
サケ「何れにせよ、お前はフグ田家にとって反逆者・・一族の名に泥を塗った男、
死をもって、フグ田家の開祖に償うんだなっ!!」
自ら手袋を外しマスオに向かうサケオ。
マスオもサケオに突っ込む。
肘打ち、裏拳、正拳突き、手刀など、両者数々の技を繰り出す。
しかし、互いに一歩も引かない。
サケ「埒が明かんな・・」サケオ、2、3歩引いて構えを取る。
マ「・・まさか・・」
サケ「そのまさかや・・
いくで・・フグ田家秘伝奥義・・
”海淵四極刃”ッ！」
サケオが両腕を大きく振り上げる。そこから、刃が飛ぶ。
サザ「か、海淵四極刃ッ！？」
海「ぬう、よ、よもやあのような男があれを極めていようとは・・」
堀「知っているのか海平さん!」