05/06/29 01:19:50
各章紹介
「磯野家激闘編」
最初の章。それだけに漫画技術も荒削りで、登場人物も少ない。
しかしこの後の大人気ぶりを予感させるには十分なストーリー立てだった。
ただしこの章の中で出された伏線はほとんど章の中で消化されており、後の連載との関連は薄い。
「学園編」
未だに最大の名作との声も根強い、初期の傑作のひとつ。
人気の理由は初期には珍しくバトルよりストーリー重視だったこと、キャラの内面がよりよく描かれていたことなどが考えられる。
花沢を董卓、先生を呂布、カツオを曹操になぞらえるなどのちのちおなじみになる三国志ネタを入れてきたのもこの章からで、
新たな読者を獲得した。
「磯野家編」
この章でほぼ全てのキャラと伏線が出揃った。
複雑な人間関係が確立され、バトルシーンの手法が定着したのもこの章からで、作品の転換点として記憶すべき章。
内容的にもみっちりと描きこまれたバトルに次ぐバトルは圧巻の一言で、歴代でも燃え度はトップクラスになる。
名台詞も盛り沢山。