ネギまバトルロワイヤルat CSALOON
ネギまバトルロワイヤル - 暇つぶし2ch200:マロン名無しさん
05/09/21 17:59:35
                支給武器       所持武器(譲渡奪取他)     殺した人物   殺された相手:死因
○16番 佐々木まき絵   ワルサーP38                       綾瀬
×17番 椎名桜子      スタート前に死亡                              ミタリー男:銃殺
○18番 龍宮真名      サバイバルナイフ   ベレッタ(葉加瀬)       朝倉・葉加瀬
×19番 超鈴音       アイスピック                                 古:刺殺(アイスピック)
○20番 長瀬楓       22口径デリンジャー
                     (→古へ→返却)
×21番 那波千鶴      グロック17(→村上へ)                            自害(飛び降り)
×22番 鳴滝風香     木刀                                     首輪爆発(禁止エリア)
×23番 鳴滝史伽     手術用メス                                 首輪爆発(禁止エリア)
×24番 葉加瀬聡美    ベレッタ(→龍宮へ)                             龍宮:刺殺(サバイバルナイフ)
○25番 長谷川千雨    大型の銃器                        四葉
○26番 エヴァ        ノートパソコン
                   (→絡繰へ)    日本刀(絡繰)
○27番 宮崎のどか    ???
○28番 村上夏美      ???         グロック17(那波)
○29番 雪広あやか     レミントンM870
×30番 四葉五月     ???                                    長谷川:銃殺
○31番 ザジ         手榴弾                          和泉

○担任 ネギ        支給されず

※=椎名桜子(17番)死亡時点で残り29人表記から不参加?

201:マロン名無しさん
05/09/21 20:53:41
URLリンク(www.geocities.jp)
   【中国武術】
精忠拳・弾腿・潭腿
張玉衡派 八極拳
形意拳  (尚雲祥派・張占魁派)
太極拳  (陳氏・傅式)
鷹爪翻子拳・劈掛拳
朱家 永春拳
中華民国国府軍制定武術
秘踪拳・六合燕青拳
程氏孫錫坤派八卦掌〔第六代掌門人「強」字輩〕
螳螂拳(七星梅花・馬猴)酔拳
点穴・擒拿法・撩角・各種練功法
兵器法も刀・剣・槍はもとより
三節棍や九節鞭・虎頭双鈎・暗器etc
    【日本古武道】
浅山一伝流     〔筒井派第十二代宗家~第二十二代宗家大崎清先生御公認〕
天然理心流     〔松崎和多五郎派剣術第七世~小谷田洞水先生免許〕
無外直伝無外流  〔第十五代宗家~第十四代宗家木村勇教宗先生より平成6年7月10日・日本武道館の古武道大会にて全伝御公認ならび宗家継承〕
鉄心武宗流剣術  〔道統八代宗家〕
兼相流〔第四世~無比無敵流二十一世ならび兼相流三世大崎清先生御公認〕
他万力鎖・乳切木・鉄鞭・鎖鎌・六寸など

202:マロン名無しさん
05/09/21 21:22:44
>>201
読めない漢字がいくらかある自分に怒りを感じた

203:《31-1 恐怖心》
05/09/21 21:33:02
佐々木まき絵は、わき目もふらず一目散に走っていた。目的地などなかったが、
とにかく今はその場から逃げ出したかった。とにかく、何としてもだ。
実はついさっきまでまき絵はこのゲームを芝居か何かだと思っていた。
何度か聞こえてきた銃声も爆竹かクラッカーの類だろうと思っていた。
放送なんてネギが適当に選んだ名前を読んでるだけだろうと聞き流していたし、
挙句、夕映を撃ったことなど、「雰囲気を盛り上げるために夕映が演技した」程度にしか考えていなかったのだ。
とにかく、殺し合いなんてあるわけないじゃないか、と思っていたのである。

ただでさえ走っていて心拍数が増えている心臓がますます高鳴った。
ほとんど心不全を起こしそうなほどに。耳鳴りのように、あるいは何度も繰り返す出来の悪いCDプレイヤーのように
その言葉が頭の奥に聞こえ始めた。死ぬのか?

ぼろっとまき絵の目から涙がこぼれた。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。無性に裕奈に会いたくなった。
アキラにも会いたかった。部活の新体操をやって寮まで帰り、シャワーを浴びて、
裕奈とアキラの三人一緒で今日一日起きたことを喋りながら夕食をとりたかった。
レオタードがきつくなってきたから「ダイエットしなきゃ」て言って食事を減らしてふらふらになったり。
そんな懐かしい日々が遠い出来事のように駆け巡る。

204:《31-2 恐怖心》
05/09/21 21:35:01
「帰りたいよぉ……っく……ひっく…誰か助けてぇ……」
吐き気が胸の奥から突き上げた。涙がますますひどくなった。

すぐ横でざっという音がして、驚くと同時に足が止まった。涙に濡れた目のまま、音のしたほうを見た、誰かが立っている。
恐怖に駆られて、まき絵はほとんど何も考えないまま両手で銃を持ち上げ、引き金を引いた。
またも「ぱん」という音とともに、強い衝撃が走った。
人影は、胸に銃弾を浴びて茂みの奥に消えていた。
まき絵はしばらく銃を構えた姿のまま、がたがた震えていた。それからまたすぐに走り出した。
ああ、私はまた人を殺してしまった。

こんなことはもうごめんだ。帰りたい。裕奈。レオタード。ごはん。アキラ。シャワー。
新体操。撃つ。撃つ!夕映。銃。部活!レオタード!容赦なく。裕奈。殺す。ダイエット。
「もういやだれかたすけてだれかたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけ…」
まき絵は狂いかけていた。

【残り19人】

205:《32-1 夏美散華》
05/09/21 21:51:04

いっそ自分も後を追おうか…

海岸を歩きながら揺れる波を見て、ふと考えたが死の直前の千鶴の笑みと遺言が、
夏美をまだこの世界に留まらせていた。
千鶴が崖の向こう側に消えてから放送があるまで夏美はずっとそこから動こうとはしなかった。
否、動けなかった。
あの時銃を突き付けられていても、来るなと言われても、自分は止めるべきではなかったのか。
だって、千鶴の銃―グロック17には弾が入っていなかったのだから。
予備のマガジンは全てデイパックの中にあったのだ。
千鶴はどうあっても死ぬ気だった。きっと自分が止めても死を選んだだろう。
それならばあの時自分が千鶴の最期を見届けた事は、千鶴にとってある意味幸せな事だったんだろうか。
だが、夏美がいくら自問自答しても答えを与えてくれる者はいない。
せめて自分に出来るのは千鶴が安らかに逝くように願う事と約束を守る事くらいしかない。
「ちづ姉ぇ、子太郎に伝えるから。」

グロックを手に立ち上がる夏美。自分の本当の武器が花火だけだとしたら笑ってしまう。
決心して振り返る夏美。
「…龍宮さん?」
そこには真名が立っていた右手で銃を構えたことにすぐ気付かなかったのが最悪であった。

206:《32-2 夏美散華》
05/09/21 21:52:26
パンパン

二発の銃弾を体に浴びる。
「な…」
理解できない。振り向いたらいきなり撃たれた。まだ私は何もしてないのに…
真名が近づく、また一発打つ。
夏美の右腕が大きく跳ねた。もっていた千鶴の形見である銃を落とした。
真名がまた近づく、そしてとどめに最後の一発。
視界が空を向き、夏美は千鶴が落ちた海に向かって落ちていった。
(ちづ姉ぇ…ごめん…約束…守れなかった……)

ドボンと大きな音がして夏美が海に沈む。
海面が赤く染まっていくのを確認して、真名はグロック17を拾った。
「これで3人目か…私に何人殺させればあいつらは気が済むんだ…」
そんな真名の問いかけに誰も応じる者はいなかった。

【出席番号28 村上夏美 死亡  残り18人】

207:マロン名無しさん
05/09/21 22:03:35
撃たれた可能性があるのは
◎14
○11
△7
×27
ってところかな。


208:マロン名無しさん
05/09/21 22:22:33
>>207
いる場所検討すればわかりそうだけど
やはり地図が欲しいな

209:マロン名無しさん
05/09/21 22:47:03
まきえの台詞に多様なこといってるやつが原作のほうにもいたな。ニキビクリームジュンヤコロスだっけ?

210:マロン名無しさん
05/09/21 23:03:52
このスレおもしロス!!!!!!

211:名無しさんの次レスにご期待下さい
05/09/21 23:36:18
GJ
作者乙です

212:《33-1 遭遇、また遭遇》
05/09/22 00:34:59
重要事項をメモし終えた後、森を歩きながら美砂は水を飲んだ。三口ほどパンを齧る。
(7人か…)
最初の放送で一気に7人も死んだ。無論美空の名前もあった。

(円大丈夫かな…)
小さくため息をつく。美空にフライパンで叩かれた右肩が痛む。
水で冷やしたがこの痛みだとそうとう強く叩かれたみたいだ。
「…か…の・・・か……のどか!」
突然の声に大袈裟に振り返った。どうして気づかなかったのだ。人の気配に対して、あんなに気を配っていたのに。
しかし、この声は聞いたことがある。
「円!」
「え…み…美砂!」
突然の声に円が振り向く、ホッとしたような泣きそうな笑顔で円が目の前に飛び込んで来た。
「ああ、よかった……ホント、よかった……」
独り言を繰り返す。あまりの正直な姿に、美砂にも同じような感情が浮かんだ。
「円…無事でよかった」
美砂が嬉しそうに笑う。
美砂は続けた。
「一体何を叫んでたのよ?」
「そ…そうだ、のどかが」
「え?」
円のそばにはのどかが制服の胸の中心に大きな穴を開けて倒れていた。
「のどか!?しっかりして!一体どうしたの?」

213:《33-2 遭遇、また遭遇》
05/09/22 00:36:16
「それがこの近くの洞窟に隠れてたんだけど突然銃声がなって…行って見たらのどかが…」
必死に呼びかける。するとのどかは目を覚ました。

「…あ、釘宮さん…柿崎さん…」
「のどか!生きてたの」
のどかが必死に上半身を起こす。そして制服のボタンを外してそれを見せた。
「…なるほど。防弾チョッキね」
「はい、鞄にはこれしか入ってませんでした」
しかしのどかが無事なのは何よりだった。

不思議なエンカウントで出会った三人は、円のいた洞窟に身を寄せた。
「これからどうする?」
「三人で行動するのが一番いい選択だけど…」
「こんな私ですが…できれば…一緒にいたいです…もう、一人は・・・」
美砂はこれからのことを考えた。三人いるのだから食料と水はなんとか確保できる。
しかし武器は、ポケットピストルと折りたたみ傘と防弾チョッキ。
これだけで何とかしようものならそいつは相当な天才だ。
(私、そこまで頭回らないし…)
皮肉っぽくため息をつく美砂。
親友の円、怯えているため戦力にはなりがたいがのどかが加勢。
三人でこれからどうするべきか、美砂は考えた。

【残り18人】

214:マロン名無しさん
05/09/22 01:37:18
まき絵が南になってる・・・

215:マロン名無しさん
05/09/22 01:49:52
     .ヾ,>''~.,:r;'~''~ .,.r:;''~''~´   -、ヽ:`:、 `':..、.      ,-、
     ./ /:'  .//'´ .,.rヽ   i i、 ヽ,   ヽ、  .// _
   ./ /:'´  /オ  /  .i:i.  |. |ヽ  ';   ヽ/r'´,ニ~-'
   / r'//  .r/// /      ii  :|. | i.  i    ヽ<´、
  ./:/.// ;r‐/- / /  _   .|:|  i! |'、;i  | ;_   '、 ヾ::、':.、
 /'´~'// イ _,,_、/;.'      `'ヽ、 || .|! i '、|  |''''~ ̄ イ `.、'、`:、
./  ,';' /:i'r'/)ヽ.!'   -‐,,,,,_   ||、i| ト; ;i  i-‐;~r'´ iiヽ;  \'、'、'、
   .!':/:::r!/:::/     ~,イ .):ヽ !:`,i .i、r .,!  |T~  i |:i'、':、  :'ヽヽ'、
   ii/!:/ ー''       ,'::`~:::::::', |:/.| /:::';ァ |  | i  :| :i:',.ヽヽ  ヽ. ヾ、
   ii |,'  '´       .'、ーヾノナ |/ |:/ヽ;~r''|  ii ';  |; | ',. ヽヽ  ',  丶
   .| i:',.  _       `'o´´ /  !'`'`'ヽ;:;!  !:i i :!i |; i  ヽ':、  :',
    | '、  ヽ `` 、          !!/~''''`i i! :!i i i !:! |:i i   ヽ、 ',
    .| i、.   ̄~     o    /!`/ノノi :!i ii | !:| |:|:; |   ヽ'; i
    ! .||i'、            _,., ~´,...r'i l i i i! ! /!| !:| i |    i.'; i    [ I N T E R M I S S I O N ]
    .| |!i 'i、     .......:::::::::::~  `'ノヾi:|:|:i:! ,'! |!:i /i i:! !i| ||     '、!
     | |.'; |ヽ'i'''iヽ'ヽ、      //ヽ;i!:!'|::,'.!/!:|:/.|||!:;' |  !!      !          XVI Sasaki Makie
     ';:|. ';| ヾ'; i ヾ,(ヽ___ /.// | ./〃\!:/ !|.!' !  !
━━ '、! /'、:!__,, ([ソロモン6]/〃 | / /   ``ー、!━━━━━━━━━━━
     / / /    }| /:く' ̄ ̄,-'´/  〃       ``ー、        Welcome to Negima Battle Royale.
     { j /  , -|| |  「 ̄`i     /        __, -\               "When They Cry...?"

216:マロン名無しさん
05/09/22 02:47:01
GJ

217:《34-1 堕ちた白い羽》
05/09/22 07:00:33
「食事をしたら行くか…お嬢様、待っていてください」
刹那はデイパックからパンを取り出した。
中途半端に食べると、今はよくても後で腹が鳴ってしまう。適量を考えて食べた。
(足りないな)
そんなことを考えて水を飲んだ時、何かの動く音がした。全身の神経が総毛立つ。
フロアの方だ。
デイパックを肩にかけ、糸の無くなったテニスラケットを持つ。
そっとフロア側のドアに近づき、死角になる調理台の陰に隠れた。
やがて、ゆっくりとドアが開いた。

侵入者はザジだった。次の瞬間、刹那は目を見張った。
ザジがデイパックの中から何か小さいものを取り出したのだ。
手のひらに乗るサイズの、丸いもの……
(手榴弾だ!)
明らかにザジはそれを中に投げ込もうとしている。
入り口にあの糸が張ってあった時点で、中に誰かいることは明白だ。
ザジは手っ取り早い方法で、中にいる人間を消そうとしている。

(まずい!)
今逃げ出したとしても、ザジの投げた手榴弾は刹那の居場所近くで爆発するだろう。
建物は当然崩れる。脱出出来る可能性が減る。
ならば。
刹那はテニスラケット構えた。ザジは今にも手榴弾のピンを抜こうとしている。
(当たれ!)

218:《34-2 堕ちた白い羽》
05/09/22 07:01:26
力いっぱいラケットを投げた。ラケットはまっすぐザジに向かって飛んでいった。
「…!!」
ザジの体が弾かれたように揺れる。当たったのか外れたのか、全くわからない。
しかしピンの抜かれた手榴弾がザジの手から落ち、そのまま床に転がった。
刹那は慌てて非常口のドアから外へと飛び出した。と同時に鼓膜を破るような爆発音。
爆風。背後からの強い風に押され、刹那の体は一瞬宙に浮いた。
そして扉もろとも外へと吐き出された。肩から地面に落ちる。コンクリートの崩れる音。
パラパラと粉が降って来る。
そして目に映るのは太陽の光。とりあえず無事なようだ。

ふと横に目をやると、一個のデイパックが転がっていた。おそらくザジが持っていたものだ。
爆風でここまで飛ばされたのだろう。よく見ると、一緒に腕のようなものも転がっている。
(人間の、腕だ。ザジさんの、腕)
ゾワッと寒気が走る。
(私は…人を…クラスメイトを…殺した…)
刹那は後戻り出来なくなった。

【出席番号31 ザジ・レニーディ 死亡 残り17人】

219:マロン名無しさん
05/09/22 07:55:20
刹那は剣は持ってないんですか

220:マロン名無しさん
05/09/22 09:52:00
>>219
武器になるようなものは始めに没収されてるんじゃないでしょうか。
目が覚めたときにはもう手元に無かったんじゃないかと。

221:マロン名無しさん
05/09/22 14:24:39
刹那がもう死ぬのかと思った。
ヒヤッとしたよ。

222:マロン名無しさん
05/09/22 15:37:24
けど2-4の最後に
刹那は、窓際で震える木乃香の背を見つめながら、傍らの剣の鞘を握り直した。
ってあるぞ
やっぱりヘリに乗るときに没収されたんだろうか

223:マロン名無しさん
05/09/22 15:40:13
そういう揚げ足を取っちゃいけません
ヘリで没収だろ

224:マロン名無しさん
05/09/22 16:47:27
面白い!! このスレ面白い!!

225:マロン名無しさん
05/09/22 16:51:06
オラ、ワクワクしてきたぞ!

226:マロン名無しさん
05/09/22 17:07:31
ネギま!の刹那のコスプレしたアホが捕まった!!
スレリンク(erochara板)


9月16日(金)
本日秋葉原駅前にオープンした
ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」の大行列の前で事件が起きた
初日セールの大混雑で事故が起きないか警備していた警察官が
二人組みの少女を逮捕したのだ。

彼女らは俗に言うコスプレという物をしていて
一人は和服姿・・・・・これは何も問題はなかったのだが
もう一人は漫画内の仮想の制服に日本刀といういでたちだった

もうここまで読めば分かった方もいるだろう
なんとこの日本刀が真剣であったのだ
銃刀法違反で逮捕された少女は
「父の刀を持ってきた」と供述している

まさに秋葉原ならではの珍事件といえよう・・

227:マロン名無しさん
05/09/22 17:51:37 Gsg8+K6b
>>226は釣糸です。
釣られないように!

228:マロン名無しさん
05/09/22 17:53:37
一人釣られたな

229:マロン名無しさん
05/09/22 17:56:12
ノシ

230:マロン名無しさん
05/09/22 18:58:30
釣られちまった・・・アキバならありえると思って・・・

231:マロン名無しさん
05/09/22 19:16:17
このスレ最高

232:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/22 20:28:44
刹那の剣はヘリで没収されたことにしてください。

233:マロン名無しさん
05/09/22 20:34:36
>>232
yes!!!



234:マロン名無しさん
05/09/22 20:36:29
>>232
了解です

続きwktk

235:《35-1 ごめんなさい》
05/09/22 20:54:40
刹那は爆風が巻き上げる中で何とか立ち上がろうとした。
「…な…何があったの?」
怪訝そうな声が聞こえた。ハッと顔を上げる。
刹那は誰かを確認する前に、瞬時に元いた建物の中に飛び込んだ。
前方約20メートル付近。生い茂る草むらからハルナが出てきた。
「…!!」
ハルナは息を呑んだ。目の前には手足が千切れ黒こげになったザジがいたからだ。
一瞬吐きそうになるが必死で堪えた。
「…だ…誰がこんな……」
あまりの惨劇に呆然としている。
(誰…?)
刹那は誰かを確認しようとしたが爆風が巻き上げた土埃と煙でよく見えなかった。
ただ、その人物は銃を持っていることが分かっていた。
(ごめんなさい)
心の中で謝る。これからしようとする行為に対しても。
木乃香を生き残らせるために他の生徒を殺す。それが刹那の選択。

砂埃に隠れゆっくりと、背後から近づく。決して音を立ててはならない。
持っているの何重にも束ねたテニスラケットの糸。
刹那は瞬時にハルナの背後を取り、その首に糸を巻き付けて一気に引いた。
「ぐっ……!」
ハルナの喉が鳴る。咄嗟に糸を緩めようとするが、細い糸はしっかりと首に食い込んでしまった。指にすら引っ掛からない。
「……う゛……あ……っ!」
ハルナがもがく。刹那は力の限り糸を引き続けた。渾身の力を込めて。自分の手が痛くなるほど。
ダダダッという音がして、刹那の右肩に鋭い痛みが走った。

236:《35-2 ごめんなさい》
05/09/22 20:55:33
それでも緩めなかった。失敗したら、それは自分の死を意味する。
やがて、ハルナの抵抗が弱くなる。ダランと両手が下がり、全体重が刹那の手にかかった。

ようやく力を抜くと、ハルナの体は地面に崩れ落ちた。
しかし、やらねばならないことがある。刹那はハルナの首に絡み付いた糸を取り戻しだした。
一瞬顔を見てしまうがあまりのグロテスクさに思わず目を背けた。
糸を回収したら、次はハルナの右手からマシンガンを取る。
デイパックを開き、予備の銃弾と説明書、ザジのデイパックからは手榴弾4発と水とパンを取って、自分のデイパックに入れた。

そして、ようやく自分の左の二の腕に痛みが戻って来た。見ると血が滲んでいる。
抵抗したハルナが放った銃弾が掠ったのだろう。怪我の箇所を調べて手当をしなければ。
(早く移動しないと…)
今の銃声を聞きつけた誰かが来ないとも限らない。緊急に移動する必要があった。怪我を調べる余裕などない。
刹那はデイパックを右肩にかけ、左手にマシンガンを持つと一気に駆け出した。

【出席番号14 早乙女ハルナ 死亡  残り16人】

237:DB厨 アンチネギま
05/09/22 21:14:47
このゲームを影で操っていたのはフリーザです。
フリーザ達はゲームのつもりです。誰が残るか宇宙船から高みの見物をしてるのです。
ネギは逆らうとこの星を消すぞと脅されていたのでしかたなくゲームを開始させたのです。

フリーザは3Aの様子を見て
「ほっほっほっほ 見てくださいザーボンさんドドリアさん 面白いゲームですよ」
と狂喜。
べジータ「フリーザ様 戦闘力平均5のクズ惑星でも面白いものが見れますね」
ナッパ「この学生達のなかには魔法を使える少女がいるな。ちっこすぎだぜ。だが、戦闘力150か。
    クズ星の中では優秀だな」
ドドリア「だがやりかたがぬるいですな。いい加減ムカつきますね。
     いっそのこと星ごと消して花火でもしますか?」
フリーザ「何を言ってるのですが?くだらない友情劇や生徒達が殺すのをためらうところを
     見るのが楽しいんですよ。」
ラディッツ「俺達サイヤ人は親でも平気で殺すけどなw」

238:マロン名無しさん
05/09/22 21:44:40 cir8TcPd
のどかはどうした?

239:マロン名無しさん
05/09/22 21:48:15
>>238
>>212-213

240:マロン名無しさん
05/09/22 22:18:01
ぅゎ。
愛しのお嬢様を保護してくれているとは知らずに、ハルナを手に掛ける刹那……切ねぇ。

スレ違いだが一つ。
ネギま&バトロワが好きなこのスレの住人には、『葉鍵ロワイアル』(通称:ハカロワ)を強くお薦めするよ。
大手ギャルゲメーカー2社のキャラのバトロワ物なんだが、かなりの超大作。
大手同人ショップで本の形でも売ってるから、未読の方は是非。アレは原作知らなくても、充分楽しめるはず。
……読んだことあるヤシには、何を今更って感じだろうけどw
スレ違いスマソ。
作者さん、乙華麗&続きも期待してます。

241:マロン名無しさん
05/09/22 22:52:09 1nue3HHy
続きみたい~
ハルナが死んでしまったのが最悪だ
のどかとかは生き残ってほしい

242:《36-1 エヴァvs明日菜》
05/09/22 22:56:57
裏口にあやかがショットガンを構えて外を見張っているのを確認してネギは本当のことを話した。
エヴァンジェリンは机の上に座りながらネギ達の話を聞いた。
「なら、あの男が黒幕か…全く、読めない奴だからな」
チッと口を鳴らした。
となりでは茶々丸がパソコンを操作している。相変わらずキーボードを叩く手以外は全く動かずだが。
「私たちはBR本部と戦うことに決めたのですわ」
「どう?エヴァちゃんも一緒に…」
「…断る」
その言葉にネギが驚く。
「ど・どうしてですか!?」
「たとえお前たちの言ってることが本当だとしても、協力する気はないからな
 茶々丸が首輪を解析してくれれば魔法が使える、おまえらと協力しても意味はない」
冷たくあしらうエヴァ。

「しかし、それがいつ成功するかは分からないのでしょう?」
「心配はいらん。茶々丸は優秀だ、あっという間に解いてみせる」
あっさりと返されてしまう。
「別に首輪だけの問題じゃない、ここでお前らを殺すという手段もあるぞ」

「!!」
明日菜が鉄パイプ構え、ネギは身構えるだけでエヴァは(重くて持ってるだけの)日本刀を振り上げた。
しかし、刀の重さでエヴァの体が後ろに倒れる。
「うぉっ、くそ…まだ力が戻らんか…」
「やめてください。僕たちは戦う気なんてないんです」
必死に説得するネギ。

243:《36-2 エヴァvs明日菜》
05/09/22 22:59:10
すると途端にドカッと鈍い音がした。

明日菜がエヴァに蹴りを入れたのだ。
「…ぐ…魔法が使えないからといって全力で蹴ったな」
「なに馬鹿なこと言ってんの?あんたなんか魔法が使えなかったらただの子供じゃん」
ふんっと鼻で笑う明日菜。
「お…おのれぇ神楽坂明日菜。こっちが手が出せないことをいいことに…」
悔しがるエヴァ。今の彼女はただの10歳の少女のままだ。
「ひょっとして、恐いのかなぁ?」
「な…馬鹿なことを言うな!!この私に恐いものなど」
侮辱されて逆上するエヴァ。
「じゃぁ協力してBRを終わらせる?でないとずっとなめられっぱなしだよ」
「ぐ……いいだろう…だが勘違いするな!このゲームを終わらせたら覚えておれよ…」
「いいわよ」
不適な挑発にエヴァは乗ってしまった。

【残り16人】

244:マロン名無しさん
05/09/22 23:08:02
リアルで投下キタ━(゚∀゚)━!!

GJ!

245:マロン名無しさん
05/09/22 23:42:54
         マ,  「i                 __r,
         ヤ、 |!!   , ‐' ´ ̄ ̄ ̄ ニ><´ ̄¬ナ=‐ ァ、
          __'ム|」r'´ ィ ,.    ,、'"´  、   `ミ、 i レ'/  ヽ
       , '´ フ´ヽ./, '´  ,r  |   、  ヽ、  ヽ丶 く     `
      く  /   / ,.'  , ' , '爿 !  i   ミ  ヽヽ. i
       `む、__/ ,.'  / ', ', ' l| |!  `、   ヘ   `, マ
        ,!l  iリ イ  / // /  l! ト  `i!  `|i  iト ハ i
       l !  |! ,ソ ,イ .〃 / u l l `、  iト、   !i   |ト, i {
      {. i |  i /i 〃 /ナメ、    ', |! ヽ l `、_」|!  |i |i ! !
      i ,! |  |,i! | イ 〃 __ヽ   ! |  ㌧i:‐ヘ i|i!  !! i∥:
     !,' ,'|  l リ! !リ∥ ,イ六ミ、`'" リ  チrさ、 .y|| ,!i i !
     !i ,i !  l l i |fト、ヘ i !`'":i   ヾ 込'::l !' i! !|| |!
     リ |,!  |! ト、|!ゞト、ヾ, !、:::ノ       !;:::ノ / ,イ|!/ ||! i i
     ! ,!|   l ! ` ー ヽ丶     丶   ,イィクi !'  !l | {         [ I N T E R M I S S I O N ]
     i ! !  | l  ,_/(ァ'丶   r==ァ ,. ", '´ | !  |!| | :
    l! l |  ! l!, ´ /( V  丶 、 _,.ィ1 ヾ,´  !.| ∥! | }           VIII Kagurazaka Asuna
    ,! .,' i ,. ‐'´   ', ヽヽ、____7丿ノ  \ | |! ∥! i
━l ,', ィ´      |  \[ソロモン6]/|   ヽ!.」  |! l |━━━━━━━━━
   l! /  ヽ      ヽ  ∧ ̄ ̄∧ /    ,. ヾ || i| !     Welcome to Negima Battle Royale.
  ,.,! i    \、    \/ >!Rく ∨   /   .i ! ! l |              "When They Cry...?"
  i |  !i     ヽ     /,ィ! l!.ヽヽ    /     |! .!. ! l
  ! ! lハ      fi    ` /./l .l ー'    i    ∥ | l |
  l l i!      i     /./ll! l      │   i i ! | |

246:マロン名無しさん
05/09/22 23:44:26
>>240
それkwsk

247:マロン名無しさん
05/09/22 23:58:50
やっぱ茶々丸のハックも三村みたいに盗聴されてたりする?

248:マロン名無しさん
05/09/23 00:07:14
いやいや
ウィルスで殺戮兵器

249:マロン名無しさん
05/09/23 00:22:31
そういや刹那の刀は没収されたけど茶々丸の武装はどうなったの?
目からレーザーとか出せたし

250:マロン名無しさん
05/09/23 00:35:53
魔力で封印…できるのか?

251:《37 第2次定時放送》
05/09/23 00:51:07
千雨は時計を見たもうすぐ昼の12時を指す。
おとなしくその場で放送を待つことにした。その間に食事をし、水を飲む。
突然音楽が鳴り出す。
『12時になりましたぁー。皆さん、お疲れ様でーす。まずは新しく亡くなられた方の発表ですぅー
 出席番号14番・早乙女ハルナさん、22番・鳴滝風香さん、23番・鳴滝史伽さん、24番・葉加瀬聡美さん
 28番・村上夏美さん、31番・ザジ・レニーディさん、以上でーす』
千雨は地図とペンを用意した。
『続いて禁止区域です。一時間後の1時にBの6、3時にDの2、5時にFの4でーす。
 残りは16人になりました。頑張って下さーい』
再び音楽が流れ、放送が終わった。

「あと16人か…」
千雨が呟く。
手にした銃を見る。
「あと15人殺したら生き残れる、勝手に潰しあってくれたら楽だな」
千雨はゲームに生き残ることしか考えてなかった。

【残り16人】

252:マロン名無しさん
05/09/23 01:18:19
《37 第2次定時放送》までのまとめ(不確定版)

                支給武器       所持武器(譲渡奪取他)      殺した人物   殺された相手:死因
※1番 相坂さよ       (支給されず?)
○2番 明石裕奈      ボウガン       首輪探知機(大河内)
×3番 朝倉和美      ボクシンググローブ                            龍宮:刺殺(サバイバルナイフ)
×4番 綾瀬夕映      斧                                       佐々木:銃殺
×5番 和泉亜子      白旗                                     ザジ:爆死(手榴弾)
○6番 大河内アキラ   首輪探知機(→明石へ)
○7番 柿崎美砂      ポケットピストル
○8番 神楽坂明日菜   鉄パイプ
×9番 春日美空      フライパン                                 首輪爆発(禁止エリア)
○10番 絡繰茶々丸    日本刀(→エヴァへ) ノートパソコン(エヴァ)
○11番 釘宮円       折りたたみ傘
○12番 古菲        支給されず      22口径デリンジャー
                                 (長瀬→返却)       超
○13番 近衛木乃香     ノコギリ
×14番 早乙女ハルナ   サブマシンガン(→桜咲へ)                       桜咲:絞殺(ラケットの糸)
○15番 桜咲刹那       テニスラケット   サブマシンガン(早乙女)   (ザジ)・早乙女
                             手榴弾(ザジ)

253:マロン名無しさん
05/09/23 01:21:35
                支給武器       所持武器(譲渡奪取他)     殺した人物   殺された相手:死因
○16番 佐々木まき絵   ワルサーP38                       綾瀬
×17番 椎名桜子      スタート前に死亡                              ミタリー男:銃殺
○18番 龍宮真名      サバイバルナイフ   ベレッタ(葉加瀬)       朝倉・葉加瀬
                               グロック17(村上)      ・村上
×19番 超鈴音       アイスピック                                 古:刺殺(アイスピック)
○20番 長瀬楓       22口径デリンジャー
                     (→古へ→返却)
×21番 那波千鶴      グロック17(→村上へ)                            自害(飛び降り)
×22番 鳴滝風香     木刀                                     首輪爆発(禁止エリア)
×23番 鳴滝史伽     手術用メス                                 (長谷川):首輪爆発(禁止エリア)
×24番 葉加瀬聡美    ベレッタ(→龍宮へ)                             龍宮:刺殺(サバイバルナイフ)
○25番 長谷川千雨    大型の銃器                        四葉・(鳴滝史)
○26番 エヴァ        ノートパソコン
                   (→絡繰へ)     日本刀(絡繰)
○27番 宮崎のどか    防弾チョッキ
×28番 村上夏美      花火           グロック17(那波→龍宮へ)          龍宮:銃殺
○29番 雪広あやか     レミントンM870
×30番 四葉五月     ???                                    長谷川:銃殺
×31番 ザジ         手榴弾(→桜咲へ)                   和泉      (桜咲):誤爆(手榴弾)

254:マロン名無しさん
05/09/23 01:29:19
>>253
風香が抜けています

255:マロン名無しさん
05/09/23 01:32:47
>>254
ごめんなさい見落としてました

256:マロン名無しさん
05/09/23 01:42:19
○担任 ネギ        支給されず

※=椎名桜子(17番)死亡時点で残り29人表記から不参加?

殺した人物・殺された相手のところについて、
直接手を下していない場合は()を付けてみました

現在団体行動中のグループ
・ネギ/8 神楽坂/10 絡繰/26 エヴァ/29 雪広
・2 明石/12 古/20 長瀬
・7 柿崎/11 釘宮/27 宮崎

単独行動者
6 大河内/13 近衛/15 桜咲/16 佐々木/18 龍宮/25 長谷川

危険人物
【極限状態】=12・16 【積極的な参加者】=15(?)・18・25

257:マロン名無しさん
05/09/23 02:26:21
禁止区域
00:30? L中学校
01:00? 東の丘
03:00? 工場
05:00? ???
07:00 A9
09:00 B2
11:00 E6
13:00 B6
15:00 D2
17:00 F4

地図?(住宅地がどこか分からない、多分北部と思われ)

    ┏━━━崖━┓
    ┃          L小┃
    ┃   滝 丘 草原  ┃ 
←   ┃     陵      崖
小  砂 洞   地      ┃
島  浜 窟   帯      ┃
    ┃            ┃
    ┃     低地    ┃
    ┃         V中 ┃
    ┗━━砂浜━━┛

258:マロン名無しさん
05/09/23 02:27:25
00:30? L中学校 → V中学校の間違い

259:《38-1 それぞれの涙》
05/09/23 06:53:52
「ハルナ…遅いなぁ」
廃墟の一室に木乃香はうずくまっていた。
誰もいない。誰も尋ねてこない。そんな空間で木乃香はただ一人ハルナの帰りを待っていた。
既に体力も限界だった。夜は恐くて30分ごとにすぐ起きてしまった。
目に隈ができても木乃香は眠れなかった。
いきなり爆発音や銃声にはびっくりしたがずっと身を潜めている。
ふと耳を澄ますと外の草むらから誰かがやってくた。
ハルナが帰ってきたと思い窓から覗くと
「せっちゃん!」
木乃香は思わず窓を大きく開き叫んだ。

「せっちゃん!ここやここ!」
「はっ…お嬢様!」
まだ刹那は草むらを数百メートルほどしか進んでなかった。たったこれだけの距離に
木乃香がいたとは予想してなかった。
刹那は周りを確認してすぐ木乃香のもとへ走った。
「お嬢様、無事だったのですね」
「そうや。よかったぁ…ってせっちゃん肩から血ぃ出とるやん!」
木乃香は刹那の肩から血が出ていることに気付いた。

「大したことありませんから、大丈夫です」
「あかん。入って、簡単な手当てくらいならできるから」
そう言って刹那を廃墟の一室に呼び込んだ。

260:《38-2 それぞれの涙》
05/09/23 06:55:58
ハンカチを破いて残り少ない水に浸けて軽く傷口を洗う。
「水が少ないではありませんか。これを」
そう言って刹那は自分のデイパックから水を出す。
「すまんなぁ。でも安心しぃや、もうすぐハルナが水を持ってくるで」
「え…」
刹那の手が止まる。デイパックが斜めに傾きそこからサブマシンガンが落ちた。

「…これ…ハルナの銃やん…せっちゃん、ハルナに会ったん?」
「あ…は、はい……お嬢様…まさかハルナさんと一緒だったのでは」
刹那が尋ねる。ハルナは…もう…
「そうや。ついさっきまで一緒やったんや。やのにどうして…」
「…」
刹那が黙り込む。そして重い口を開いた。
「お嬢様よく聞いてください…ハルナさんは…」
「待って!…う、嘘やろ…ハルナが・・・ハルナが・・・」
思い出される爆発音と銃声。このどっちかでハルナは…と頭のなかでよぎった。
そんなはずあるわけないと思っていても、頭が勝手に想像してしまう。

そんなときに放送があった
『12時になりましたぁー。皆さん、お疲れ様でーす。まずは新しく亡くなられた方の発表ですぅー 』
木乃香は耳を塞いだ。そんなわけない、そんなわけないと必死に否定した。
しかし、木乃香の思いとは裏腹についにあの名前が読み上げられた。

261:《38-3 それぞれの涙》
05/09/23 06:56:48
『14番・早乙女ハルナさん』
「いやああああああああああああああああああああああああぁぁ」
木乃香が絶叫する。
「お嬢様!」
刹那が木乃香の両肩を持つ
「嘘や!嘘やぁぁぁぁ…絶対帰ってくるって約束したのにぃ…うわぁぁぁぁぁぁぁ…」
木乃香が刹那の胸で泣き崩れた。
「…」
刹那は沈黙した。ハルナを殺したのはこの自分であることに。
「なんでや…なんでこんなことになったんやぁ……」
「…お嬢様」
刹那が抱きしめる。刹那の胸で泣いているのに対し、刹那も涙を流した。
(こんなときに何も言えないなんて…私はなんて臆病で卑怯者なんだ……
 お嬢様…何も言えない私を許して下さい…)
そこには、悲しみの涙を流す木乃香と、後悔と謝罪の涙を流す刹那がいた

【残り16人】

262:マロン名無しさん
05/09/23 07:25:01
寒気がするほどのGJ!!!!!!!


263:マロン名無しさん
05/09/23 09:08:34
うあ・・・刹那の口先だけで調子のいいキャラまで見事に反映してるGJ

264:マロン名無しさん
05/09/23 13:52:09
作者凄すぎ。GJ!!!!

265:マロン名無しさん
05/09/23 14:38:22
とりあえずこの二人が合流できてよかった。
川田(小説)の様になるかと思ってビクビクしてたからな。
作者GJです。

266:マロン名無しさん
05/09/23 17:21:16
>260を見ていてふと思った
>「待って!…う、嘘やろ…ハルナが・・・ハルナが・・・」
なぜ「…」と「・・・」が混じっているんだ?


267:マロン名無しさん
05/09/23 17:23:11 BE:489804487-#
>>266
強調してるんだろ

268:マロン名無しさん
05/09/23 18:29:09
刹那はいざとなったら自分の命惜しさにこのか殺すんだろうなぁ

269:マロン名無しさん
05/09/23 18:36:31
何故か刹那アンチが

270:マロン名無しさん
05/09/23 19:52:47 +Rw7GuTS
このか「せっちゃん助けて!!」
せつな「お嬢様!!」

(こうなったらあの力を使うしか!!
いや、待てよ。羽を出すと嫌われるかもしれない・・・
う~ん、もう少し待ってみよう。それからでも遅くはない。
何とかなるかもしれない。よしもう少し待とう!!)



271:☆☆☆
05/09/23 20:02:35 3edhLNQC
1人でゃってんのぉ~???ぅちも入れてぇ~☆☆

272:マロン名無しさん
05/09/23 20:24:57
>>271
                 か
         え
                               れ

273:マロン名無しさん
05/09/23 22:21:39 F9i9U2XK
でも刹那には飛び道具は効かないんじゃなかったんじゃ?
けっこう最後まで生きるんじゃ?
つーか優勝応援です

274:マロン名無しさん
05/09/23 22:36:42
>>270>>271>>273
sageてください。

275:マロン名無しさん
05/09/23 22:41:56
>>274
たしかにここはageるようなスレじゃないよな

276:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/23 22:52:50
今日は仕事がメッチャ忙しかった。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ←もうこんな状態
だから今日は投稿お休みします。

明日休みだから出せると思うよ
じゃ、おやすm…zzz

277:マロン名無しさん
05/09/23 22:57:28
>>273
飛び道具効かないのは刀持ってるときの話だと思いますが

刀没収された状態だし代用するものもなさそうだから飛び道具効くんじゃない
まあラケットのフレームで弾くとかできるかもしれないけど

278:マロン名無しさん
05/09/23 23:03:17
>>276
乙であります。マターリと待っております。

279:マロン名無しさん
05/09/23 23:52:29
>>276
体に気をつけて頑張って下さい。
期待待ち。

>>277
5巻で素手でほぼ同時に飛んできた飛び道具4~5本キャッチしてる。

280:マロン名無しさん
05/09/24 00:00:11
>>279
じゃあ飛び道具きかないですかね
銃弾もなんか避けれそうな感じだし
さすがに龍宮はキツイかも知れないけど


281:マロン名無しさん
05/09/24 00:11:41 9Nl650jS
まぁ飛び道具は効かないのが結論でしょうな、
でも3-Aには飛び道具無しでも強いのいっぱいいるし・・・
がんば!刹那!

282:マロン名無しさん
05/09/24 00:21:30
     ./ 〃 / ;' , / i !  l ハ   ', ', ヾ,  ヽ   ヽ
     ./ ,',  / / //| .| !  ! ハ  ハ ', ヽ  i   ',
     i  |.! :' /,' i|,' .l .! i  ト ハ   ! ',  i  .l   !
    l!  !l  | !!i .i|! | ト !   l ヽ:ハ  i l  !  .!   .il
    || .||  .! i| ! |」二! | ヽ, .i ヽム--、i  |!  l   l!
    |l .||  .|: !i:イ´| !  l」` ヽ:」  ヾ弋:」リ!トi|  .i  i .|i
    l| .!|  ! |! ‐' _..       ,.二.._   !l|  .|  l !l
    || .!:!  |  r'.r三ミ`     .' ,仡ハヾ, l!  .|  l ||
    || .|.|  !. イ :ヒ'孑 i         b厶}} } ∥  .|  | li
    || ! |.|  |! ` 辷ヒ'リ        弋ニツ ' ./!  |  l |i
    ll | !.!  ;ヘ o`     、     O / ||  i | ||
    l|:| | |   i`ヽ、            ./‐'i|  | | l:l
    ||:| | |   |  丶    ´ ̄`   .oィ  ||  !  i ! !
    ||:! | |   |   ` 、     , ィ.´ l   ||  |  | ! i         [ I N T E R M I S S I O N ]
    il:| ! !   !     i ` ー ´  |   !   |  |  | | |
    .||:| | |   l     .|       :|   !   !  l  i l |               XIII Konoe Konoka
    .||:| | |   i    .l´\___/`l !   |  |!  ! l l
━ .!|:! | |   |! .ィr'´ \[ソロモン6]/' ,ゝ:、 .!  !!  l | .i━━━━━━━━━
    |:! | |   !!  !. 、 ___ ̄ ̄ ̄   _,}/ l|  |i  ! | !     Welcome to Negima Battle Royale.
    |:|: 'i|   || i 冫   ``  '´ ̄  〈/  ||  ||\| i l              "When They Cry...?"

>>276 休日出勤乙です!

283:マロン名無しさん
05/09/24 00:56:20

誰だか知らんが>>67を桜子スレに貼るのをやめろ

空気嫁

284:マロン名無しさん
05/09/24 01:18:40
グループ変更 《38 それぞれの涙》

団体行動
・ネギ/8 神楽坂/10 絡繰/26 エヴァ/29 雪広
・2 明石/12 古/20 長瀬
・7 柿崎/11 釘宮/27 宮崎
・13 近衛/15 桜咲

単独行動
6 大河内/16 佐々木/18 龍宮/25 長谷川

>>276 乙です。続きワクテカしながら待ってます

285:《39-1 頼る人、頼られる人》
05/09/24 10:12:15
「…」
「あ…起きた?」
古菲が目を覚ました。そばには裕奈が、窓にはボウガンを構えた楓がいる。
「よく寝ていたでござるよ、クー」
楓がいつもの口調でやさしく話しかける。
「はい、くーふぇお腹空いたでしょ」
と言ってデイパックからパンと水の入ったペットボトルを取り出す裕奈。
パンを食べる古菲だったが、未だにいつもの覇気が感じられない。
だがしばらく寝ていたため、精神的に落ち着いていた。あのまま寝ていなければ
古菲はどんどん狂っていくだろう。

「くーふぇ、これ」
そう言って裕奈が差し出した右手には一錠ずつ梱包された鎮痛剤を差し出した。
「まだ足が痛むんだったら飲んでね」
「ありがとアル」
鎮痛剤をポケットにねじ込んだ。
ついさっきもこの病院の近くで一発の銃声が響いた。威嚇射撃なのか、誰かを殺したのか
どちらにしても安易に発砲する人間が近くにいる限り、迂闊には歩き回れなかった。

『みなさぁーん。お元気ですかぁー、それでは先ほどまでに死んだ人を発表しまーす』
定時放送の時間がきた。
裕奈は祈る、まき絵とアキラはまだ無事でいるように。
『出席番号14番・早乙女ハルナさん、22番・鳴滝風香さん、23番・鳴滝史伽さん…』
まだ二人は無事なようだ、しかしすぐに楓を見る。

286:《39-2 頼る人、頼られる人》
05/09/24 10:12:48
風香、史伽が死んだのだ。
楓の細い目が小刻みに震え二人に背を向けた。

「楓…」
「…」
二人が見つめるなか、楓は目の奥からこみ上げてくるものを必死で押さえ込んだ。
楓は耐えた。
足を撃たれ、しかも生きるためとはいえ人を殺したことで精神的にも弱っている古菲。
武器がボウガンとはいえ戦闘には素人の裕奈。
二人とも楓に頼り切っている。そんな楓が弱気なところを見るわけにはいかない。
(二人とも…泣くのは生きて帰ってきてからでいいでござるよな…)

「裕奈殿。交代の時間でござるよ」
「あ、うん」
楓はボウガンを渡すと側の棚を開け、液体の入った瓶を取り出す。
生きるために、楓は手短なもので武器を作った。

【残り16人】

287:マロン名無しさん
05/09/24 12:00:36
いまさらだが一つ言いたいことがある。
なんでだれも前半の描写の大部分がバトルレイプの真似だって突っ込まないんだ?
でも、後半とかの描写はGJです。

288:マロン名無しさん
05/09/24 12:02:54
>>287
おもしろいから

289:《40-1 慰め》
05/09/24 12:27:27

美砂、のどか、円は未だに洞窟の中にいた。
放送を聞き終わったら、順番に見張る。
禁止区域と縁が無ければの話だが。
今は円が見張りの番だ。
座りながら、美砂は懐かしい学園の日々を思い出した。
楽しかった。チアリーディングとして汗を流した日々。
三人でよく町にショッピングに出かけたあの頃が懐かしく思えた。

しかしもう戻れない。
桜子は死んだ。
それまでの自分にも。
自分の中の何かが変わってしまった。
自分を襲ってきた美空を何の躊躇もなく撃てたから。

「もう無理なのかな…」
学園にいる彼氏の存在を思い出す、こんな私をまだ見てくれるかな?

「……のどか」
美砂がのどかに話しかける。
のどかが自分の頭を抱え込むようにして丸くなった。泣いているのかもしれない。
ハルナが死んだからであろう。
夕映と三人でいつも行動していたのを何度も見てたから。
(私たちは二人だけど…のどかはもう一人……)
美砂は無言でのどかの頭を軽く撫でた。
(人を平気で傷つける私じゃ、何を言っても何の慰めにもならないから…)
それが今の自分にできる精一杯の慰めだった。

【残り16人】

290:マロン名無しさん
05/09/24 13:28:14


291:マロン名無しさん
05/09/24 16:11:20
作者GJ
お疲れ様です

292:マロン名無しさん
05/09/24 16:11:46
小説が更新されるまでこれで
雪合戦しようぜ
ctrl投げ 矢印移動
URLリンク(www.mmcreative.co.jp)



293:マロン名無しさん
05/09/24 16:27:04
葉鍵ロワイアル

URLリンク(hakagiroyale.nobody.jp)

294:《41-1 迷いと苦悩》
05/09/24 17:12:08
木乃香は泣きつかれて眠っている。刹那の肩にもたれ、その腕にくるまれたまま。
これからどうするか刹那は考えた。

木乃香と合流できた以上、必死になって木乃香の命を守る。
だが生き残るのは一人だけだ。誰かが勝手に潰しあってくれればいいだろうが
戦闘になったら刹那は木乃香の目の前で相手を殺さなくてはいけない。
木乃香にこんな残酷な所を見せられない。
しかし、生きるためには相手を殺すしかない。

(お嬢様を生き残らせる為に、全力を尽くそう)
そう刹那が思ったとき、ふいに木乃香がゆっくりとその目を開く。
「あ………」
木乃香の目が刹那を見る。刹那も木乃香を見た。木乃香が身じろぎをする。
刹那は慌てて抱きしめている腕を緩めた。
「大丈夫ですか?」
「…ウチ…寝とったんや…」

寝起きの木乃香に刹那は缶詰を一個取り出した。
「どうぞ食べてください。私はもう食べましたから。」
「ありがと、せっちゃん」
木乃香は缶詰を持って食べ始めた。やはりまだ怖いのか、無意識のうちに肩が寄っている。
刹那は木乃香を励ますように、その肩を抱き締めた。

295:《41-2 迷いと苦悩》
05/09/24 17:12:53
「ウチな…」
「はい」
木乃香がうつむいて呟く。
「ウチは、仇を討ちたい。ハルナの……」
ドキンと刹那の心臓が鳴った。ハルナを殺したのは刹那だ。
「ハルナはただ水を探しに行っただけやのに……理由なんかどうでもええ…
 ウチはそいつのこと絶対許さへん…」
刹那は本当のことは話せなかった。
話せば、二人の友情に終わりが来る。
(私はずっと…黙ってるべきなのか…どうしたら…私はどうしたら…)
刹那の苦悩は続いている。

【残り16人】

296:マロン名無しさん
05/09/24 19:23:07
              /´    , <´ , -─         ヽ
             /// /  /丶_ ,r‐      、   ヽ
            /// /   /   /           !     、
        , ィ ' / ,/ /   /   /       ,/    /!     '、
      , ´//  / /  , 、 /    //、     /'   //  |   i、
    , < //   ,/ / /rュy!   / '′\, ‐' !    // i   | !   l
 ̄``ヽ <,∠   / / i f'  /   /  _, -'´ヽ  |   // /  l│ i  l
     \   `Y´> 7¬! r7    レ'r==-、 ヘ l   // /  / !  | │
      ヽ   ! i / /! /    /   ,r'ひミ,!i l l /,イ /!  / /   ! │
          !   ! l / / 7 i    |U   ゞソ  ゝl //l /│ / /   | │
     i   |   レ' |  | { ∥    !        ///〃 ,/ / l l    ト|、 l
     |    | / | |  | ∨!   l        _,// ,≧=、‐- 」 |    !.! |リ         [ I N T E R M I S S I O N ]
     |    | ! .| |  |  i |   |        /〃ヾツ'ノ|イ i ! !   j│′
     |   / / l | ,へ | i   |、 - 、    ' ′  /!//│ | |  ∧|      XXIX Yukihiro Ayaka (chairperson)
     |!  / i   ヽレ' ソ ヽ|    |__`=‐    _, ィ´i |/  l l l  / |!
    / /  l|    l\ ロ| l    |/  ̄ ̄ ̄ ̄   i/  !  | ! │/━リ━━━━━━━━━━
   レ'     l !  │ \.l l    |     /      !   |  | |i /          Welcome to Negima Battle Royale.
   |  /   ! 、  l /! ! |    !   /     i  |  | ||i/ i                  "When They Cry...?"
   | /  |   i   ∨ |│|    |  //     |ト  !  | |ト! !
   | /   !  ヽ/ ,ノ'∥l    |/ /       ∨  i| || │

297:マロン名無しさん
05/09/24 19:24:09 uAo7kfGT
>289の人へ
40-2はどうした?

298:マロン名無しさん
05/09/24 19:24:15
>>287
真似もなにも、最初からバトルレイプの続編っつー事で加筆する形になってるだけだと思うが…>>45でしょ?描いてるの

299:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/24 19:57:11
>>297
ありません。ただ-1を消し忘れてただけ。

300:《42 真名、迷走》
05/09/24 20:34:55
「……はぁ……はぁ……」
真名は歩き続けた。誰かを殺すために。
歩くだけなのに異常に息が上がる。
喉が渇き水を飲む。
「ふぅ…」
喉が潤い一息つく。
(私はあと何人殺せばいい…全員か…先は長いな…)
高畑はただ殺せと命じただけだ。
何人殺せとは聞いていない。

「…ふ…ふふ…」
少し笑う。自分でも何で笑っているのか分からない。
なにもかも分からなくなってきた。自分の人格が何処にあるのか分からなくなる。
「…私は狂ってるな」
分かっていた。それは和美を殺した時点で。
腕に握られた銃を見る。

自分のこめかみを撃てば楽になるが、もう一人の仕事人としての自分が必死に止める。
「……行くか」
真名はまた歩き出す。その足取りは重い。

【残り16人】

301:マロン名無しさん
05/09/24 21:02:39
GJ 壊れてくね~

302:マロン名無しさん
05/09/24 21:19:05
GJ
怖いモンがダメな俺が見入ってしまう…。
だ、誰か助けてくれぇ~!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

303:マロン名無しさん
05/09/24 21:32:51
GJ
いやこれすげーよ
キャラの心情とか神

304:マロン名無しさん
05/09/24 21:59:33
龍宮にも他の生徒のように人間らしい面があるって描写が良いです

305:マロン名無しさん
05/09/24 22:06:59
俺はサッキ別のバトルロワイヤルのスレから来たけど

他の奴らはどの位前にこのスレを知った??

306:マロン名無しさん
05/09/24 22:28:23
昨日、ガイドラインのどこかのスレで。

307:マロン名無しさん
05/09/24 22:28:41
>>50くらい

308:マロン名無しさん
05/09/24 22:31:45
マルチされてるな

309:マロン名無しさん
05/09/24 22:31:57

昨日>>283の広告で

310:マロン名無しさん
05/09/24 22:35:16
>>308
死んだ生徒のスレに死んだ話とここのURLが貼ってある

311:マロン名無しさん
05/09/24 22:45:06
神スレなのに・・・マルチやめれ

312:マロン名無しさん
05/09/24 22:47:21
>>311
わかった ごめんちゃ

313:マロン名無しさん
05/09/24 23:08:35
キャラスレで見ると
下手な荒らしより気分を害するな

314:マロン名無しさん
05/09/24 23:11:32
ナンカムカツク!!!

315:マロン名無しさん
05/09/24 23:13:46
犯人はID:ewwqLK6n です

316:《43-1 クラス委員として》
05/09/24 23:25:49
ネギは窓を眺めている。
窓の外では明日菜が見張りをしている。
家を見るとエヴァが寝ている。
茶々丸はパソコンの画面を見たまま動かないのは相変わらずだ。
「…」
ネギは放送を聞いてさらに落ち込んだ。
もう半分近い人数が死んでいることに。

「ネギ先生…」
あやかが声を掛ける。
「いいんちょさん…3-Aは一体何をしてるんでしょうね…」
「…ネギ先生」
ネギは泣いている。
「なんで…っく…こんな…」
ネギの涙をあやかが拭う。
「ネギ先生、なんとしてもこのゲームを終わらせるのですわ、なんとしても!」
「いいんちょさん…」
あやかがネギを励ます。

「茶々丸さんが首輪を解析してくれれば、何とかなりますわ」
「…いいんちょさんは…強いのですね…」
「当然ですわ。私はクラス委員ですもの。皆の先頭に立って引っ張るのが私の宿命ですわ!」
「そんなところ、あまり見た覚えはないな」
エヴァが突っ込みを入れる。
「一言多いですわよ、エヴァンジェリンさん」
あやかはネギを抱きしめる。
「ですから…死んでしまった人達のためにも…戦うのですわ」
あやかが立ち上がる。
「ちょっとおトイレに行ってきますわ」
そう言うと勢いよく部屋を飛び出した。

317:《43-2 クラス委員として》
05/09/24 23:26:34
「……う…うぅ」
あやかもまた涙していた。
ネギはルームメイトの木乃香や明日菜が生きている。
しかしあやかはルームメイトの夏美、千鶴の二人が死んだ。
悲しくないわけがなかった。
涙は見せられなかった。

【残り16人】

318:マロン名無しさん
05/09/24 23:28:33
いいんちょぉぉぉ~~(;д;)

319:マロン名無しさん
05/09/24 23:29:45
ここのスレ凄過ぎです
お気に入りに登録しました

320:《44-1 戦友との再会》
05/09/25 00:31:17

刹那はマシンガンを構えて歩く。
後ろでは木乃香の手を引いて
「せっちゃん、少し休も…」
「いけません、もうすぐここのエリアが禁止区域になってしまいます」
迂闊だった。絶叫する木乃香をなだめるのに必死で放送をよく聞いていなかった。
自分たちのエリアが禁止区域になるのにあと1時間でようやく気付いた。

「ふぅ…ここならもう禁止区域ではありませんね…」
「はぁ…ふぅ…せっちゃん急ぎすぎや…」
「では少し休みましょうか」
腰を下ろして一息つく二人。
「これからどなんしよ…」
「明日菜さんを探しましょう、生き抜くためには信頼できる人が不可欠です」
木乃香を守るためには自分が戦わなくてはならない。
しかしいざという時、一人では厳しいところがある。明日菜なら信頼できる。刹那は思った。
できればあいつも…

ガサッ
「!」
刹那がマシンガンを手に持つ。
「せ…せっちゃん…」
「大丈夫です、お嬢様」
デイパックを肩から外していつでも撃てる体制になった。

321:《44-2 戦友との再会》
05/09/25 00:32:28
茂みに身を隠す、相手の影が大きくなってきた。
(あと、少し)
マシンガンを持つ手に力が入る。
(今だ!)
バッと飛び出してマシンガンを構える。
相手もそれに応じて銃を構える。

「……刹那…」
「あ……」
銃を構えた二人は見合った。
「…生きてたんだな」
相手が軽く微笑み右手で構えた銃を下ろす。
刹那はそこにいる戦友の姿を見て安心した。
よかった、彼女が味方なら心強い
おそらくそう思ったのだろう。
「ああ、そっちも無事みたいだな。たつみ…」

パァン

笑顔が凍りつく。デイパックで隠れた左手で放たれた弾丸を食らい
刹那の体はくの字に折れ曲がった。

【残り16人】

322:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/25 00:33:22
今日はがんばってここまでおやs…zzz

323:マロン名無しさん
05/09/25 00:33:32
せっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!

324:マロン名無しさん
05/09/25 00:34:15
せっちゃーーーーーーーーーーーーーーん!!!!

325:マロン名無しさん
05/09/25 00:41:46
作者さま乙です。

326:マロン名無しさん
05/09/25 00:51:43
せっちゃーーーーーー(;゚Д゚)ーーーーーーーーん!!!!

327:マロン名無しさん
05/09/25 00:51:47
作者乙ッス。

・・せっちゃんorz
まだ、まだ脱落するはずがないと信じます。

328:マロン名無しさん
05/09/25 00:53:26
せっちゃん…
死んだらイヤや

329:マロン名無しさん
05/09/25 00:54:00
滅茶苦茶続きが気になるところで終わるなあ

330:マロン名無しさん
05/09/25 00:56:27
せっちゃんはまだ死なんよ!




頼むから生きててくれせっちゃん・・・

331:マロン名無しさん
05/09/25 01:26:02
せっちゃーーーん!!
先に逝ったら、木乃香まで・・・。

332:マロン名無しさん
05/09/25 01:33:30
作者いつもながらGJ!!!

しかし今回はスゴい所で終わりましたなw
続きが気になるなるなるなるなるなr(ry
時に、今回の最後の刹那の話で思ったんだが…
俺は楓と千鶴が好きなんだが(趣味がバレるw)、たつみーがノってるってのは楓も危ないよね((((゚Д゚;))))

333:マロン名無しさん
05/09/25 02:08:10
せっちゃんが・・・・・

. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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_no _no _no _no _no _no _no _no _no_no _no _no _no _no _no _no
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○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_ _  
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       \ \      \ \       \ \       \ \      \ \        \ \


334:マロン名無しさん
05/09/25 02:24:59
刹那は死んでいいよ

335:マロン名無しさん
05/09/25 02:41:21 LJYR7lPI
萌えの全てを併せ持つ究極の存在亜子が手榴弾ごときで死ぬわけねぇだろうが
誰だ勝手に殺しやがった野郎は?さっさと削除依頼だしてこいよ糞虫が!

336:マロン名無しさん
05/09/25 02:44:18
>>335
水差すなよ。。

337:マロン名無しさん
05/09/25 02:54:01
   >>335削除っと。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 流石だな兄者。
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i  
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃

338:マロン名無しさん
05/09/25 02:59:45
誰かがマルチするからだよ・・・・

339:マロン名無しさん
05/09/25 03:15:44
刹那へのコメントの量・・・・
住人 確実に増えたな・・・

こっれも作者さんの実力です!!!

GJ!!!!!!

340:マロン名無しさん
05/09/25 03:25:37
「せっちゃんにもネギアスナのどかにも先立たれ、狂気と殺意のダークサイドが
剥き出しになった木乃香の図」、というのもこのスレでなら見てみたいとチョッピリ思う
漏れは人非人だろうか。

341:マロン名無しさん
05/09/25 03:36:37
あ…ああああ…今から一話から見て…吐気が…
物凄い見入ってしまった…く、苦しみながらもGJ!です・・

342:マロン名無しさん
05/09/25 03:50:09
>>341
おまえもか!!!
俺も今全話見終わった!!!


343:マロン名無しさん
05/09/25 04:39:37
  !ヽ\!川 レゝ、r‐{ ̄`7' ,´ヾ       `丶、    |ィ7 -、ヽ
   > >r┐∠.__〈 Yゝ //  ∨  i  、 ヽ  ヽ. /〉ノ∠┬く三{
  (__,∠/7、ヽ'  ,> ∨ / ,. / ム|   !  l ヽヽ ヽ ∨ム'´_てゝ=ァ
    `7,ムト、__」  ' ' / / / l   |   !  | !. l | `Y |i `r、く
    // ,r、 Y7ノ  ! j  | !. /  !  ト、 ト、 j |  ! l  !f' Y i l/¬
    { 人 ゝ‐',ノニ云7,イ j! ,ム-─- ヽ│ム、_! ト |  l├=y'ー、_ソ人_/
   ∨/ ̄了i⌒'ヾj |! /|7 !     ヾ  ヾ リ7ァ'│|マ'   _,r、_r'´ ̄l
     Y´ ̄_,」´rャ / トi-|ト、‐=‐''"    `ー=='/ハ ! |l  ム Y_) ,フ⌒i
    冫¬、_,ノゝイ!  |从|!、\     i     /, ィ!/ f⌒>‐ 、イト7r-./
    i `ヽ∠/\7   !_,_,ミ 、`ヽ  --    イ/ィ' |f( (_ )ソ /{ 」⊥,ム
   /`ヽィr‐、勹 !  ,ム∨ム,ト 、       /_ハこlト、 三彡' /ーくク7/
   \,∧花クi j|  l='兄ミ(  l丶 __, ‐'1r作、Y'rl i /`ム!  /r彡
     /⌒ヽ二>、  ド =イ ゝイ \ /´ト、/_,ハ」ト. ∨! rク、ミf‐、ム
   ,イ  / /⌒ヽ. ! /-ゝ- ' 7  !  /|i\ l ヽ`ー-ヽ  f' o Y/下ソ
   /イ⌒ヽゞ 彡 ´    /  | / //|トヽヽl   !    ̄`ヽ_ノニミク-、
   ´,」   ト=く!        〈.  /lー' / iヾ! `ト、 │       i. 0 ソ r¬ i
   (__ ィヾ⌒Y|  ヽ     >'  ! l| キ」  j  `く     /   |>‐'ゝゞ`ツ !

ばらばらにちらばる花びら雫は紅 欠けた月よ廻れ永遠の恋をうつし

瞳あけたまま 腐食してゆく身体 鮮やかに失われる この意識だけを残して 春を待てずに

愛しい貴方はただ そっと冷たくなって 腕の中で壊れながら ほら夢の淵で呼んでる いつものように

たどりついた終わり 生まれ変わりの痛み 飲み込まれる土の中で 結ばれていった約束

死んだ世界 今宵はもう夢うつつ やがて閉じた瞳

くるい咲いた夜に眠れぬ魂の旋律 闇に浮かぶ花はせめてもの餞

ばらばらにちらばる花びら雫は紅 欠けた月よ廻れ永遠の恋をうつし

344:《45-1 安堵感》
05/09/25 05:20:00
聞こえたのは木乃香の絶叫。
見えたのは銃を自分に撃った真名。
そして感じたのは腹に熱いものが貫通した感触。

「せっちゃぁぁぁぁん!!」
必死に駆け寄る木乃香、そこには腹に銃弾をくらい苦しむ刹那がいる。
かろうじて体を捻り急所を免れたのが幸いだった。
「…あ…くっ……」
しかし、急所を外したとはいえもろに食らっては苦しむ意外なにもできない。

「た…龍宮ぁ……」
木乃香に上半身を起こされた刹那が真名を睨む。
「…」
真名は何も語らない。しかし落ち着いていないように見えるのは気のせいか?
どっちにしろ今の自分は絶体絶命だ。
「よ、よくもせっちゃんをー!!」
木乃香が腰に下げたノコギリを振り上げて真名に立ち向かうが
「―!、が…ぁ」
銃のグリップで顔を殴打されて倒れこむ木乃香。
「お…お嬢…ぐっ…」
叫ぼうとしたが真名が近づき、撃たれた傷口を踏みつける。
「…」
真名が刹那を見下ろす。そこには戦友の面影はなかった。
「な…何故だ!こんなゲームにお前は乗ったのか!!」
「…いや、いつもの依頼さ」
真名がやっと口を開く。
「何…がぁ!!」
刹那の傷口を踏みつけた足に力を込めた。
「あ…ぐ…がぁぁぁ」
刹那の体に激痛が走り、涙がこぼれる。

345:《45-2 安堵感》
05/09/25 05:20:43
「…スタートしてすぐ、高畑先生から依頼があった。私に殺す役をやれと」
「だ…だから、殺したのか。クラスメイトを!」
「そうだ…もう3人目だ」
冷静にそして冷酷に喋る真名。
「私たち以外の麻帆良学園の生徒全員と龍宮神社を盾にしてな…」
刹那は聞きながら真名を睨みつける。
「だから選んだ、他の生徒が犠牲になるくらいならここで食い止めればいいってな」
「だからって…」
真名が刹那の顔に銃を向ける。
「…戦友としての情けだ、一発で楽にしてやるよ」
真名の指が引き金にかかる。
「・・・・・・・すまない。刹那」
聞こえるか聞こえないような小さな声で呟いて指に力を入れた。

破裂音がしたが弾は刹那には命中しなかった。
寸前のところで木乃香が真名に飛びつき、弾道が大きく逸れたからだ。
「せっちゃん!早よぉ逃げてー!」
顔を殴打された跡が残り鼻血を流しながら木乃香は叫んだ。
だが刹那は逃げなかった。
いや、逃げられない。真名の射撃能力は半端ではない。
少し離れても確実に当ててくる。
刹那は今しかチャンスはないと悟った。

「うわああああああああああああああああ!!」
声を挙げて立ち上がる。腹の痛みなど振り切った。
同時にポケットに手を入れる、万が一のため四つあったうちの一つをポケットに入れてたそれを握る。
「あぁぁ!!」
木乃香が弾き飛ばされるがそれと同時に真名にタックルをする刹那。
刹那はポケットからそれを抜き取ると真名のポケットに放り込んだ。
「!」

346:《45-2 安堵感》
05/09/25 05:21:48
真名もそれの存在に気付くがそれが隙となった、刹那は大きく真名を突き飛ばした。
同時にそれのピンを抜く。

木乃香のところへ飛び込む。
「このちゃん伏せてぇぇぇぇぇ!!」
敬語など使う余裕はない。刹那は木乃香の抱きしめると可能な限り地面に伏せる。

真名は体勢を立て直すとポケットに手を突っ込む。
入れたれた手榴弾を取り出し刹那に向かって投げた。

ズガァァァァァァァァン

大きな爆発音がした。
砂埃から二人が起き上がった。
「い、生きとるみたいやなぁ…」
「そ・・・そうですね」
刹那が木乃香の肩を借りて立ち上がる。少し進むと木乃香が何かを蹴飛ばした。
「…ひ!」
それは焼け焦げた人間の指であった。
真名は手榴弾を投げたが、手榴弾が手から離れた瞬間に爆発をした。
「…龍宮……」
「…」
砂煙の中から現れたのは顔面血だらけで右腕が見るも無残に吹き飛ばされた真名が倒れていた。
目は虚ろで息も絶え絶えである。刹那はベレッタを拾い真名に向かって構える。
「龍宮…何か言い残すことはないか…」
「…………殺せ」
真名は掠れたこえで言った。
「…」

347:《45-4 安堵感》
05/09/25 05:22:28
銃声。


真名の意識は消え去ろうとしていた。
意識が消える寸前の真名の頭の中にあったものは後悔や恨みは無く、安堵感であった。

(…あぁ、これで私はもう…誰も殺さずに済む……)

真名は死んだ。脅威は去ったのだ、しかし二人の間には喪失感しかなかった。
「せっちゃん……」
「龍宮…なぜだ…なぜ……うぅ…」
悔しさで涙が出る。悔しい、何故こんなに悔しいんだ。
「…うぅ………う゛っ…ゴホッ」
突然刹那が苦しみ咳き込みだす。口元を押さえた手の指の間から血が流れ出た。
撃たれたところの傷口が開いたのか出血の量が多い。
「せ…せっちゃん!?しっかりして!」
「大丈夫…です…お嬢さ…」
なぜだろうと刹那は思った、こんなにも意識がはっきりしているのに視界が斜めに傾くのは?
そう思ったのを最後に刹那は気を失い、地面に倒れこむ。
「せっちゃーーーーーん!!」
木乃香の悲鳴が森に響いた。

【出席番号18番 龍宮真名 死亡  残り15人】

348:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/25 05:23:37
>>346
タイトルミス。45-2→45-3

349:マロン名無しさん
05/09/25 05:40:16
あら意外
龍宮が死んだ

350:マロン名無しさん
05/09/25 05:41:30 SnCmbiJ+
真・昇龍拳

351:マロン名無しさん
05/09/25 05:42:21
うわすげえ予想して無かったよこれは作者GJ。

352:マロン名無しさん
05/09/25 06:50:56
早朝から、ホントお疲れ様です。GJ!

353:マロン名無しさん
05/09/25 07:54:16
GJ!!すげぇぇ!!鳥肌立ちまくりだし!

354:マロン名無しさん
05/09/25 09:59:49
作者さんGJ!!
これすごい!めちゃくちゃ続き気になる

355:マロン名無しさん
05/09/25 10:29:36
でもまあ刹那は死ぬしかなくなったな。
もしくはこのか覚醒の魔法で回復とかね。

まあ回復なんてしていたらバトロワとしては危機感なくてショボくなるし、
一部の魔法使いでバトロワ攻略なんてそんな安易な展開はないと思うけどw

356:マロン名無しさん
05/09/25 11:27:42
せっちゃん・・生きてくれ。。。

作者さん乙です。

357:マロン名無しさん
05/09/25 12:29:29
>せっちゃん・・生きてくれ。。。

無理。

>腹に銃弾をくらい苦しむ刹那がいる。
>口元を押さえた手の指の間から血が流れ出た。

腹を撃たれて内臓が損傷してる。腹の止血は素人には不可能。
つまり気を失うほど出血してなお出血が止められない。

魔法で回復ってのをやったら殺し合いの面白み皆無。
何としても特定キャラを贔屓して生かしておきたいんなら話は別だがなw

全部終わった後、みんな生き返ってハッピーエンドってのはともかく。
でも、刹那がハルナを殺ったのがバレてこのかには嫌われるw



358:マロン名無しさん
05/09/25 12:36:36
分かった。分かったよ。
貴方が刹那好きくないのはさ。
だから、いちいち書き込みに突っ込み入れたり、魔法で回復~とか妄想
されなくて結構。。次を待とうや。

359:マロン名無しさん
05/09/25 12:56:03
バトロワやってて魔法で回復~はないだろ
そもそも魔法も封印されてるんじゃない?
タカミチだって魔法関係者だし当然それくらいの処置はしてるはず

360:GLADIARIA ALATA
05/09/25 13:17:58

今日までの出来事が全て、夢だったらいいのになって何度も思った。
だから、書いてみた。書いて夢になると信じて。

ほら、よく漫画の夢の中にあるじゃないですか?
私の目の前に食べきれないほどのお菓子が積み上げてあって、
それに手を伸ばし、まさに食らいつこうというところで、
無粋に起こされて目を覚ますんです。

それはとてつもなく長い長い夢で、
私は1年以上も眠っていたことになっている。

そう。
私は、学園の剣道部の試合のあと、有頂天に駆け出して、
赤信号の横断歩道に踊り出して、バイクにはねられてしまった。
それでずっとずっと1年以上も意識が戻らなくて。
ようやく、目が覚めるんです。

まぶたを開けた時、そこには病院の天井が飛び込んでくる。
それから、ずっと看病しててくれたこのちゃんが覗き込んでくれて…。
あははは。さすがにこれは出来すぎか。

でも、いいですよね?
こういうことにしても、いいですよね?

生まれてきて、ごめんなさい。

                               桜 咲  刹 那

361:《46-1 信じること》
05/09/25 16:09:07
「できたでござる!」
楓が瓶を置く。
「何アル?これ」
「火炎瓶でござる。これなら銃を撃つよりも投げるだけでいいでござるからな」
最後の一つを作り終えると楓は考えた。
「信用出来る奴と組んで、作戦を立てたいでござるよな。この人数じゃ限界があるナリよ。
 とにかく明日菜殿と合流したいでござるな…」
バカレンジャーは夕映を除けば後の4人はまだ生きている。その内の二人がここにいる。
ずらりと並ぶ自家製火炎瓶を見ながら、古菲は考えていた。
(楓、本当に用意周到アル。ここまで逃げてこられたのだって、楓のおかげだし)
何故、楓の選んだルートを通ると敵に会わなかったのだろう。
一時間移動がズレれば、銃撃戦に巻き込まれていた場合だってあった。
どうして?
(まさか楓、何かを知ってるんじゃ……)
嫌な考えがよぎる。もし万が一、最後の二人になってしまったら楓はどうするだろう。
そこに並ぶ火炎瓶を、投げてきやしないか?
それなら裕奈も信じられない。
何故、都合よく楓と一緒に来れたのか?
今まで無防備な姿を見せて安心させ、いざと言う時になったら武器を向ける。

362:《46-2 信じること》
05/09/25 16:10:23
(…!そんなことない!そんなことないアル!)
助けてくれた二人を天秤にかけている自分がいる。
狂いかけている自分。
(………そんなはずないアル)
「古、生き残るナリよ」
「え…」
楓が話しかける。楓は真っ直ぐ古菲を見ていた。
「…うん!」
(信じよう)
抱きしめる腕に力をこめた。

【残り15人】

363:マロン名無しさん
05/09/25 17:04:38
GJです。

364:マロン名無しさん
05/09/25 17:23:46
GJ!
くーふぇ段々ヤバくなってきたな・・・

365:マロン名無しさん
05/09/25 17:27:34
くーふぇ裏切りフラグか楓死亡フラグが立ったね

366:マロン名無しさん
05/09/25 17:29:34
今読んだが龍宮死んじゃった・・・・
作者には作者の考えがあるんだろうけど殺すの早い気が・・・
あと、まさかとは思いますが全てが終わった後に奇跡が起こって
みんな復活!!でハッピーエンドは勘弁してください・・・・
まぁ、なにが言いたかったかというと・・・タツミー好きだったのに・・・死んじゃった・・・orz

367:マロン名無しさん
05/09/25 17:32:20
そういうこと逐一言わなくていいから
作者が気を使うような事言うな

368:《47-1 ハッキング》
05/09/25 17:38:28
BR作戦本部では死んだ生徒の確認を取っていた。
「もう半分も死んだのか…やる気になると意外とやるもんだな」
高畑が呟きながら将来設計を漠然と考えていた。
(このプログラムが終われば、僕は麻帆良の学年主任に推薦されるだろう。木乃香クンを
 故意に優勝させて学園長に恩でも売っとけば次期学園長の座は確実だが、そこまでの介入は
 軍に申し訳が立たないな・・・)
 
歩いている兵士がタカミチに敬礼の姿勢を取る。タカミチは軽く会釈した。
(ゲームの内容は、特に問題が出ない限りどうでもいい。それよりも、同僚の扱いだ。
  新田と瀬流彦には恩を貸しを作っておきたいな・・・)
と本部の画面に警告音が鳴り出した。

「何事だ!」
高畑が怒鳴る。
「ハッキングです。ものすごいスピードでプロテクトを解いています!」
瀬流彦が慌てて対策マニュアルを開く。

「番号26番エヴァンジェリンの首輪が解除されました!」
「なんだと!」

369:《47-2 ハッキング》
05/09/25 17:39:31
「さらに側にいる、8番、10番、29番、そしてネギ・スプリングフィールドの首輪のプロテクトを外しています」
計算速度は人間並みではない。高畑は茶々丸の存在を思い出した。
「・・・そうか…たしかパソコンが武器に入っていたな。そして4人の中の誰かに渡った…」
すると高畑は一枚のディスクを取り出すと瀬流彦に一言二言伝えて椅子に座った。

数分後
「ハッキングが停止しました。ゲーム終了まで進入不可能です」
高畑は“ワイルドセブン”をまた一本 取り出しジッポで火を付けた。
すぅーっと一杯に吸って煙を思いっきり吐き出してみた。
「な、そのディスクは相手に逆ハックを仕掛けてプログラム全体を破壊するように作られてるんだよ」
「さすが、用意周到ね」
しずなはタカミチの頬にそっと口付けをした。


某所
そこにはパソコンにどうやって進入したか、バトルロワイアルのゲームを見入っている人達がいた。
「あ、ハッキング失敗したやつがおるな」
「何とかならないのか」
「そうよ、過去にこのゲームに私たちは巻き込まれかけたのよ」
「ほなら、ウチがハッキングしたるわ。この程度お茶の子サイサイや」

370:マロン名無しさん
05/09/25 18:09:30 FTvztZ1L
《47 ハッキング》までのまとめ(不確定版) 【残り15+1人】

                支給武器         所持武器(譲渡奪取他)   殺した人物   殺された相手:死因
※1番 相坂さよ       (支給されず?)
○2番 明石裕奈      ボウガン         首輪探知機(大河内)
×3番 朝倉和美      ボクシンググローブ                             龍宮:刺殺(サバイバルナイフ)
×4番 綾瀬夕映      斧                                         佐々木:銃殺
×5番 和泉亜子      白旗                                       ザジ:爆死(手榴弾)
○6番 大河内アキラ   首輪探知機(→明石へ)
○7番 柿崎美砂      ポケットピストル                      (春日)
○8番 神楽坂明日菜   鉄パイプ
×9番 春日美空      フライパン                                   (柿崎):首輪爆発(禁止エリア)
○10番 絡繰茶々丸    日本刀(→エヴァへ)  ノートパソコン(エヴァ)
○11番 釘宮円       折りたたみ傘
○12番 古菲        支給されず        22口径デリンジャー
                                  (長瀬→返却)      超
○13番 近衛木乃香     ノコギリ
×14番 早乙女ハルナ   サブマシンガン(→桜咲へ)                         桜咲:絞殺(ラケットの糸)
○15番 桜咲刹那       テニスラケット      サブマシンガン(早乙女)  (ザジ)・早乙女
                              手榴弾(ザジ)          ・龍宮


371:マロン名無しさん
05/09/25 18:10:59 FTvztZ1L
                支給武器         所持武器(譲渡奪取他)   殺した人物   殺された相手:死因
○16番 佐々木まき絵   ワルサーP38                        綾瀬
×17番 椎名桜子      スタート前に死亡                               ミタリー男:銃殺
×18番 龍宮真名      サバイバルナイフ     ベレッタ(葉加瀬)       朝倉・葉加瀬  桜咲:銃殺
                              グロック17(村上)       ・村上
×19番 超鈴音       アイスピック                                  古:刺殺(アイスピック)
○20番 長瀬楓       22口径デリンジャー  火炎瓶(自作)
                   (→古へ→返却)
×21番 那波千鶴      グロック17(→村上へ)                             自害(飛び降り)
×22番 鳴滝風香     木刀                                      首輪爆発(禁止エリア)
×23番 鳴滝史伽     手術用メス                                  (長谷川):首輪爆発(禁止エリア)
×24番 葉加瀬聡美    ベレッタ(→龍宮へ)                              龍宮:刺殺(サバイバルナイフ)


372:マロン名無しさん
05/09/25 18:13:15
                支給武器         所持武器(譲渡奪取他)   殺した人物   殺された相手:死因
○25番 長谷川千雨    大型の銃器                         四葉・(鳴滝史)
○26番 エヴァ        ノートパソコン       日本刀(絡繰)
                  (→絡繰へ)         
○27番 宮崎のどか     防弾チョッキ
×28番 村上夏美      花火            グロック17(那波→龍宮へ)           龍宮:銃殺
○29番 雪広あやか     レミントンM870
×30番 四葉五月     ???                                      長谷川:銃殺
×31番 ザジ        手榴弾(→桜咲へ)                   和泉        (桜咲):誤爆(手榴弾)

○担任 ネギ        支給されず

373:マロン名無しさん
05/09/25 18:14:10
※=椎名桜子(17番)死亡時点で残り29人表記から不参加?
◇…殺した人物・殺された相手のところについて、直接手を下していない場合は()で表記

現在の団体行動中グループ
団体行動
・ネギ/8 神楽坂/10 絡繰/26 エヴァ/29 雪広
・2 明石/12 古/20 長瀬
・7 柿崎/11 釘宮/27 宮崎
・13 近衛/15 桜咲

単独行動
6 大河内/16 佐々木/25 長谷川


殺害ランキング 《46-2 信じること》時点
  氏名      直接+間接=合計 殺した相手            現在の状態
1 18 龍宮真名   3 +  0=  3 3 朝倉/24 葉加瀬/28 村上  死亡
1 15 桜咲刹那   2 +  1=  3 14 早乙女/18 龍宮/(31 サジ) 生存
3 25 長谷川千雨  1 +  1=  2 (23 鳴滝史)/30 四葉      生存
4 12 古菲       1 +   0=  1 19 超                生存
4 16 佐々木まき絵 1 +   0=  1 4 綾瀬               生存
4 31 サジ      1 +  0=  1 5 和泉               死亡
4 7 柿崎美砂    0 +   1=  1 (9 春日)              生存

374:マロン名無しさん
05/09/25 18:18:11
マロンであまりageてると荒らされるぞ

375:マロン名無しさん
05/09/25 18:32:00 WsjgUsJq
作者の方すごいよ、、、、
('A`)b<GJ

376:マロン名無しさん
05/09/25 18:35:11
ageるなって上の人が言ったばかりじゃない

377:《48-1 突然すぎた別れ》
05/09/25 18:44:02
それは突然訪れた。
それまでハッキングを試みていた茶々丸の体が大きく痙攣しだした。
「茶々丸ー!」
エヴァが叫ぶ。
「マ…スター……ハッ…キン…グ…失敗…しまし…た」
「茶々丸さ…うあっ」
ネギが近づくが漏電した体に触れてしまいしびれてしまった。

「首輪…の…解析は…完了…シま…し…タ…」
「茶々丸!しっかりしろ!」
「マ…すたー・・・あな…タに・・・会えて……よかっ…」
茶々丸のデータが消されていく。
学園もエヴァもフォルダに分けて大切に保管していたネギのことも。
(ネギ…先生…今度会え…るときは…人間の…姿で…会いた……)
茶々丸の体が大きく傾く。
消失するプログラムを掻き分けて右手の人差し指を動かす。
キーボードのEnterを押すだけで十分だった。
「……解析完了」

「ちゃ…茶々丸ーーー!!」
するとエヴァの首輪が音を立てて外れた。
「ふざけるな…何が解析完了だ…くそぉ…畜生ーーー!」
エヴァが叫びを上げた。

ネギたちも沈黙した。
途端にあやかの首輪が点滅する。
あやか本人にネギと明日菜も突然のことに驚く。
「何で!!」

378:マロン名無しさん
05/09/25 18:45:29
>>369
>>相手に逆ハックを仕掛けてプログラム全体を破壊するように

もしかして茶々丸死亡?

379:《48-2 突然すぎた別れ》
05/09/25 18:45:46
ネギや明日菜の首輪は何ともない。
動かなくなったはずのパソコンの画面に文字が現れた。

『ハッキングのペナルティとしてそこにいる誰か一人に死んでもらう』

「そんな…私が…」
あやかが絶望の表情をする。
ネギはあやかの首輪に飛びついた。
「外れろ!この!外れろー!!」
必死に首輪を上下や左右に振るが首輪の警告音は早くなるばかりであった。
「離れてくださいネギ先生!もうすぐ爆発してしまいますわ!」
「嫌だ!もう僕はこれ以上誰かが死ぬのは嫌だーー!!」
泣きながら首輪を壊そうとするネギの体を持ち上げると頬に軽くキスをした。

ネギを見て軽く微笑むと勢いよく明日菜に向かって投げた。
「い…いいんちょ!」
武器のショットガンも投げると一歩づつ下がるあやか。
「ネギ先生を頼みましたわよ、私の一番の友人として信頼してますから。」
するとあやかは振り返り全力で駆け出した。
「いいんちょーー!!」
(ネギ先生に私が死ぬところを見せるわけには…)

380:《48-3 突然すぎた別れ》
05/09/25 18:46:45
少し離れた部屋に入り込む。ドアを閉めたところで警告音が止まった。

「さよなら、ネギ先生」

奥の部屋から爆発音が響いた。
「う…うわあああああああぁぁ!!」
ネギが泣き叫ぶ。
明日菜も泣いた。
「あなた馬鹿よ…なんで…う…く…」

エヴァもネギも明日菜もその場に泣き崩れた。

【出席番号10・29 絡操茶々丸・雪広あやか 死亡 残り13人】

381:マロン名無しさん
05/09/25 18:49:50
GJ


怖っ!

382:マロン名無しさん
05/09/25 18:51:38 99Qx6iYE
(ノД`)゚。°。ウワーン
いいんちょ死なないでー!

383:マロン名無しさん
05/09/25 18:52:06
いいんちょマジかっこいい

384:マロン名無しさん
05/09/25 18:56:07
エヴァの首輪がはずれたら、魔法使えるのか?だったら、いいんちょの首輪、武装解除で何とかなるんじゃないか?

385:マロン名無しさん
05/09/25 18:59:35
(ノД`)゚。°。
茶々丸ー!いいんちょー!!

386:マロン名無しさん
05/09/25 19:13:18
>>384
ハッキングにも対策をしていたタカミのことだからフィールド全体に対魔法結界ぐらい張ってるだろう。
エヴァやネギがいるんだし。

387:マロン名無しさん
05/09/25 19:39:38
作者GJ

388:マロン名無しさん
05/09/25 19:52:42
イインチョは最後まで残ると思ってたのに・・・・



389:マロン名無しさん
05/09/25 20:16:35
委員長!!死んじゃいやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(TдT)

390:マロン名無しさん
05/09/25 20:47:53
ねえ、ところでカモは?

391:マロン名無しさん
05/09/25 20:49:25
糞スレが上がってるとおもって見てみれば、
職人が現れてとても良スレ化してるじゃないか・・・

こりゃ続きが楽しみじゃわい。

392:マロン名無しさん
05/09/25 21:08:54
>>142で魔法が使えないのは首輪から結界が張られているからって茶々丸が言ってるね。
エヴァの首輪が外れたらパワーバランスが一気に崩壊・・・。

393:マロン名無しさん
05/09/25 21:09:35
ネギまロワイアルにフリーザ乱入!
島ごと消し去って終了w
さらに機嫌が悪かったから地球ごと消して終了w

394:マロン名無しさん
05/09/25 21:11:28
>>392
ノシ登校地獄

395:マロン名無しさん
05/09/25 21:27:46
>>393
激しくワラタ

396:マロン名無しさん
05/09/25 21:30:16
>>394
登校地獄の効果範囲はマホラ学園都市内だけだし。
京都に行った時みたいになると思われる。
学園長がバトロワ参加は学校教育の一環であるって5秒に1回ぺたこんしないとダメだけど。

397:マロン名無しさん
05/09/25 22:15:25
>>392-396
おまえら!!

ここはまず委員長の弔いが先決だろう!!

398:マロン名無しさん
05/09/25 22:24:13
>>369


某所、なんだろう・・・
楽しみです。乙。
 
委員長さん(-人-)

399:マロン名無しさん
05/09/25 22:24:53
>>396
と、なると…。
この中で一番虚しいのは学園長か

400:マロン名無しさん
05/09/25 22:26:16
続きが気になってしょうがないぜ

401:マロン名無しさん
05/09/25 22:32:30
いいんちょ・・・・・・・・・・・(ノД`)゚。°。

402:マロン名無しさん
05/09/25 23:00:18
ここヤヴァイ。
本編より面白いかも(w

403:マロン名無しさん
05/09/25 23:06:33
>>398
ハッキングが得意な関西弁キャラっていなかったような気がする。
普通に考えれば京都編の面々だと思うけど、まさかラブひなのカオラだったら・・・。

404:マロン名無しさん
05/09/25 23:10:12
だいぶ住人が増えたな

405:マロン名無しさん
05/09/25 23:14:10
先読みは脳内で…w

406:マロン名無しさん
05/09/25 23:28:37
作者さん乙です。

407:マロン名無しさん
05/09/25 23:49:02
どうしよう、こんなに続きが気になるSS初めてだ

408:マロン名無しさん
05/09/26 00:42:47
同人誌になったら徹夜してでも買ってやる!!!!


(絵が良ければ・・・・)

409:マロン名無しさん
05/09/26 01:00:52
これは今まで俺が見てきた中で一番のSSだ……
なんだろう、何か涙が出てきちゃったよ、ハハ……
久々に泣いたな……

410:マロン名無しさん
05/09/26 01:25:46
最高だなコレ・・・いいんちょのとこマジ泣いちまったよ
個人的にアキラのその後が気になってしょうがない

411:マロン名無しさん
05/09/26 01:41:12
《48-3 突然すぎた別れ》までのグループ別まとめ

●団体行動
イ: ネギ/8 神楽坂/26 エヴァ (死亡: 10 絡繰/29 雪広)
     武器: 鉄パイプ/レミントンM870/日本刀/(ノートPCは破壊?)
     ※エヴァの首輪解除

ロ: 2 明石/12 古(重傷)/20 長瀬
     武器: ボウガン/22口径デリンジャー/首輪探知機/火炎瓶×多数

ハ: 7 柿崎(軽傷)/11 釘宮/27 宮崎
     武器: ポケットピストル/折りたたみ傘/防弾チョッキ

ニ: 13 近衛(軽傷)/15 桜咲(重体)
     武器: ノコギリ/サブマシンガン/手榴弾×3/
         (テニスラケットは破壊/龍宮の武器奪取?(サバイバルナイフ/ベレッタ/グロック17))

●単独行動
6 大河内 (武器なし)
16 佐々木 武器: ワルサーP38
25 長谷川 武器: 大型銃器


茶々丸といいんちょがいっぺんに・・・ 。・゜・(ノД`)・゜・。
だが非常に続きが気になる

412:マロン名無しさん
05/09/26 02:04:14
個人的には千雨の銃がなんなのか知りたい

413:マロン名無しさん
05/09/26 02:07:46
トカレフとかなんかが俗っぽくていいな

414:マロン名無しさん
05/09/26 02:07:58
今読んでますが楽しいですね
作者さん頑張ってください

415:マロン名無しさん
05/09/26 02:19:24
今思ったけどこのBRは銃少なくない?
柿崎:ポケットピストル
パル:マシンガン
まき絵:ワルサーP38
楓:デリンジャー
千鶴:グロック17
葉加瀬:ベレッタ
千雨:銃
いいんちょ:レミントンM870
首輪でいっぱい死んでるし

416:415
05/09/26 02:20:15
マシンガンとショットガンは当たり中の当りだと思います

417:マロン名無しさん
05/09/26 02:25:08
アブトマットカラシニコフが好きだ

418:マロン名無しさん
05/09/26 02:26:00
>>415
没収された
中国製カラシニコフを忘れてる

419:マロン名無しさん
05/09/26 02:51:47
>>415
スタート時点で29人しかいないし、中国製AKや手榴弾も入れると
軍用武器の割合的には本家とそれほど変わらないと思う。

420:マロン名無しさん
05/09/26 04:03:51
本家のBRて読んだことないんだが、本当にこんな武器に差があるのか?
フライパンとか白旗とかひどすぎだろー

421:マロン名無しさん
05/09/26 04:09:31
>>420
小説版は三味線糸、フォーク、ダーツとかがハズレとしてあったけど
映画はナベの蓋、ピコピコハンマーとか、根性ハチマキとか格段にハズレがあった。

422:マロン名無しさん
05/09/26 04:22:06
映画ってハリセンもあったような

423:マロン名無しさん
05/09/26 04:22:55
ってか住人増えすぎ

マルチに釣られすぎ

424:マロン名無しさん
05/09/26 04:29:17
>>422
桐山のやつか。大阪名物w

425:マロン名無しさん
05/09/26 05:38:47
>>421
ええええハズレ武器ヒドスww
フォークは頸動脈狙えばまだ戦えるけどハチマキって・・・

426:マロン名無しさん
05/09/26 05:45:09
>>425
ハチマキ支給された山本和彦って奴は彼女と自殺する役だったから
原作だと拳銃。

427:マロン名無しさん
05/09/26 05:52:35
URLリンク(city.hokkai.or.jp)

428:マロン名無しさん
05/09/26 06:05:15
作者さん乙です。

429:マロン名無しさん
05/09/26 07:56:22 ee8cDSZV
別にキミらで勝手にもりあがるのはかまわないけどあちこちにコピペ貼るの
やめてくれないかな?
オナヌ文章なんて見たくないんだよね。

430:マロン名無しさん
05/09/26 08:00:27
うん、ほとんど荒らしに等しいな。勘弁してくれ。

431:《49 空を眺めて》
05/09/26 08:29:50

丘の上の草原の茂みに身を隠し、アキラはずっと空を見つめていた。
「みんなが殺しあってるのに…私は何をやってるのかな」
銃声や叫び声は聞こえるがこっちにはこない。
死ぬのは何故か怖くない。しかし誰かを殺すことを考えると突然怖くなる。

「…私はただの臆病者だ」
ゲームに参加せずただ時間の流れにまかせて過ごしている自分。
放送のたびに死んでいった人に対して手を合わせている。
自分で決めたことだ。禁止区域になっても誰かが襲ってきても裕奈が仲間を見つけ
脱出する方法が見つかるまではここを動かないことを。

「ゆーな…早く来て…」
不意に弱気になって涙がこぼれるがすぐに拭う。
約束したから、生き残るためにここを動かずただ裕奈を来る事を信じて。

【残り13人】

432:作者 ◆0Z3l12M4xM
05/09/26 09:07:08
よく考えたら茶々丸の表現は死亡ではなく機能停止のほうがよかったかも

433:マロン名無しさん
05/09/26 09:17:28
最初はアキラは強い女だなぁと思ったけど、やっぱりまだ女の子なんだね。ってかんじです。GJです。

434:《50-1 このちゃん》
05/09/26 09:55:16
夢を見た。
人を殺す夢。
後ろから首を絞めて殺した。私が殺したんだ。
木乃香お嬢様の友人のハルナさんを私は殺した。
「ウチは仇を取りたい。絶対許さへん」
木乃香の言葉が突き刺さる。
このことが知れたらお嬢様は私を…

「……ん…」
太陽の眩しさに目を開ける。
刹那は濡れたタオルを額に乗せて寝ていた。銃弾を受けた腹には二つ結んだタオルがきつく巻かれていた。
どうやら、まだ生きてるようだ。
「せっちゃん。よかった、もう目を開けんと思うとったんや」
「お嬢様…」
刹那は辺りを見回した。倒れたところから少し離れた所にいる。
少し進むと湖がある。
時計をみるともう5時過ぎになっていた。
地図広げて確認する。湖がある場所は…Fの4だ。
「えっ!」
刹那が驚くそれはあと50分で禁止区域になるところだ。
「お嬢様!ここは禁止区域ですよ!」
刹那の突然の言葉に驚く木乃香。
「大変や!早よぉ逃げんと!せっちゃん立てる?」
「は、はい…」
木乃香の手を取り傷ついた腹を押さえながら立ち上がる。

435:《50-2 このちゃん》
05/09/26 09:56:51
二人は走ろうとしたが傷ついた刹那がブレーキになりなかなか前に進めない。
刹那は両足がこんなに重かったとは知らなかった。まるで重りをつけられているように。
「う…あ…」
出血でだいぶ血が抜けたせいか、貧血を起こし近くの木にもたれるように倒れた。
「うぅ…」
私はこんなにも足手まといなのか?脱力感が刹那を包む。
「せっちゃんもう少しの辛抱や早よぉ!」
「…もう走れません」
刹那が力なく呟く。
「じゃあウチがおぶって走るから!」
木乃香が刹那の肩を掴む。刹那はそれを振り払った。
「駄目です。それでは二人とも死んでしまいます。私を置いて行ってください!」
「嫌や!」
必死に拒む木乃香を見る。
こんなにも私を心配しているのに、私のしたことといえば…
「…私にはお嬢様といる刺客などありません」
「何で…なんでそんなこと言うんや」
怒鳴り声がこだまする。
「それは…」
それを話したらきっと、木乃香は自分を憎むだろう。
けれど、話しておかなければいけない。ここで何も言わずに死ぬのは卑怯だ。
「………ハルナさんを殺したのは…この私です」

木乃香の表情が明らかに変わった。心の中で、絶望にも似た感情が膨らむ。
「ハルナさんは何もしませんでした。私が後ろから首を絞めました。
 それでハルナさんも銃を撃ちました。それが肩の怪我です」
木乃香はじっと刹那を見つめていた。何かを必死に考えている表情。

436:《50-3 このちゃん》
05/09/26 09:58:43
「…だからお嬢様と一緒には行けません。こんな私にお嬢様のそばにいる資格など…」
少しだけ沈黙した後、木乃香が答えた。
「………あかん!せっちゃんを残して一人で行けん!一緒に逃げるんや!」
それが木乃香の出した答え。まだ友人でいてくれるのだろうか。
「だめです!今の私ではただの足手まといです…」
それでも刹那は木乃香を振り切ろうとする。
「いやや!ウチはせっちゃんを助けたいんや」
「ですが、私は…」
なお言い募る刹那に、木乃香は怒った。
「せっちゃん!!」
木乃香は腰に下げていたのこぎりに手を伸ばし、刹那の顔目掛けて振り下ろした。

刹那から見て左側の木にノコギリの刃が食い込んだ。それを手前に引くと刹那の髪留めが切れ長い髪が下ろされた。
「これで、ハルナを殺した人殺しのせっちゃんは死んだ。ウチが殺した、これが証拠や!」
そう言って木乃香は刹那の目の前に切れた髪留めを見せた。
「今ここにおるのは、ウチと一緒に生きて逃げるって約束した、
 学園にいるころのやさしいせっちゃんや。それでええな」
その言葉に、刹那は涙を流して頷いた。

【残り13人】

437:マロン名無しさん
05/09/26 11:26:10
やられた。そうきたか。

438:マロン名無しさん
05/09/26 11:40:05
すごいな…

439:マロン名無しさん
05/09/26 11:49:16
作者見事としかいいようがない

440:マロン名無しさん
05/09/26 12:55:53
GJ!!
北斗の拳を思い出したぞ

441:マロン名無しさん
05/09/26 15:10:48
すげえ、感動的だ。

442:マロン名無しさん
05/09/26 16:23:39
木乃香がエライかっこいいな マジGJ!

443:マロン名無しさん
05/09/26 16:31:34 /ahZJSLx
他にバトルロワイヤルが出来そうな漫画ないかなぁ…
あえてボーボボでやってみようかな

444:マロン名無しさん
05/09/26 16:33:59
444バトルロワイアル!!

445:マロン名無しさん
05/09/26 16:43:22 sC9KVdOF
445バトルロワイアル!!

446:マロン名無しさん
05/09/26 17:01:05
作者GJ!

447:マロン名無しさん
05/09/26 17:36:56
二次創作小説にはまってからもう5年近く、気にいった漫画などのやつを
大量に読み続けてきたがなぜ2chでバトロワ系の物をまともに書く人は
ここまでレベルの高い人が多いのだろう(まあ、性質上キャラがたくさん死ぬものは
かなり高レベルじゃないとたいていの人がほぼはじめで読むのをやめているっぽいが)

448:マロン名無しさん
05/09/26 17:44:53
作者スゲェよ。。

449:マロン名無しさん
05/09/26 17:50:45
さすがだなGJ!

450:マロン名無しさん
05/09/26 17:56:51
キャラが多いから書きにくいんだよ。
バトロワ系以外の小説を見ても、素人はネタに困るとすぐ新キャラを出すから無駄に登場キャラが多い。
結果それぞれのキャラが薄くなって評価が下がる。
原則的に長編は上手い人ほど登場するキャラが少ない。
それに対しバトロワ系統のものを書こうとすると、登場キャラが多いのを前提として書かなきゃいけない。
だからそれぞれのキャラを書き込むのが難しい。

451:マロン名無しさん
05/09/26 18:04:20
AAのバトロワをどっかで見たがこれを見る限り
あれのネオ麦茶がタカミチでモナーはアスナかな?

452:マロン名無しさん
05/09/26 18:45:33 44Q7RkaT
>銃弾を受けた腹には二つ結んだタオルがきつく巻かれていた
無理ですw


>二つ結んだタオルがきつく巻かれていた
刹那、腹を撃たれて口から血を吹いてるんだよ?外傷じゃないんだからw
腕や足の怪我ならともかく、内臓が傷ついている状態で腹部をきつく巻くなんて
血を絞り取るに等しい行為です。結んだ瞬間に血が吹き出ます。


それくらいちょっと考えれば誰でも分かりますよね?

453:マロン名無しさん
05/09/26 18:47:40
突っ込んじゃだめだよ
本家バトロワもそういうとこはいい加減だから

454:マロン名無しさん
05/09/26 18:50:45
総量の1/3くらいの出血で死ぬんだっけ?
このかはどうやってせっちゃんに輸血したんだろう・・・

455:マロン名無しさん
05/09/26 18:51:04
そんなことも分からない奴はスーパーで10円で売られてこい

456:マロン名無しさん
05/09/26 18:53:24
>>452にむけてよ

457:《51-1 永遠の友情-前編-》
05/09/26 18:58:57
刹那は泣いた木乃香の顔を見て泣いた。
木乃香もそんな刹那を軽く抱きしめた。

「ホント仲がいいなお前ら」
後ろから声がした。
「誰だ!」
刹那が声をあげた。
木乃香の後ろ約数メートル後ろに千雨が立っていた。
「もうすぐ禁止区域なのに声が聞こえたからな。様子を見に来た」
千雨はじっと二人を見ている。
「た、頼むわ。せっちゃん怪我しとるんや、一緒にせっちゃん運ぼ」
木乃香の訴えに千雨は刹那を見た。腹をやられてるみたいだ木にもたれて動かない。
「動けないのか」
「そうなんや。せやから肩担いで…」
その言葉に千雨は少し笑った。
「そいつは好都合だ」

二人にサイレンサーの付いたソーコムピストルを向ける千雨。
「長谷川さん!あなたも、高畑先生に言われて…」
「高畑先生?何のことだ、私は生き残りたいだけなのさ」
乾いた表情で二人をじっと見る千雨。
「嘘やろ…何で…なんで殺しあわなあかんの!」
木乃香が叫ぶが千雨は聞く耳を持たない。
「知らねぇな。勝ち残ればいいんだよ、勝ち残れば」
刹那はマシンガンを地面に落としたままであることに気付いた。
手榴弾もデイパックの中で今の自分は丸腰状態であった。
龍宮から奪った二丁ある銃は木乃香が持っていた。
しかし木乃香に人殺しをさせる訳にはいかない。手を汚すのは私だけでいい。

458:《51-2 永遠の友情-前編-》
05/09/26 19:00:18

「お嬢様逃げてください。ここは私が食い止めます」
「あかん。せっちゃんを置いていけへん、約束したやろ一緒に生き残るって」
刹那のマシンガンは千雨からは影になって見えない茂みに落ちてある。
飛びついてマシンガンを拾えばいいが、相手も銃を構えてる以上大きな隙を残すことになる。
「アハハ。馬鹿じゃねぇの、生き残るのは一人だけだって聞いただろ」
「お嬢様を侮辱するな…あぁっ!」
千雨は引き金を引き刹那の左腕を撃ち抜いた。
「今度はこの程度じゃすまさんぞ」
「せっちゃん!もうやめて、お願いやからぁ…」
必死に懇願するが千雨は構えた銃を下ろさない。

「どっちにしろもうじき死ぬんだろ。さっさと楽にしてやるよ」
刹那に向かって銃を構える千雨。
「逃げてください…お嬢様」
「嫌や。せっちゃんは殺させん」
刹那の前に立ちはだかる木乃香。その手にはグロック17。
「お…お嬢様……」
銃を構える木乃香の手は震えていた。無理もない本物の銃だ。引き金を引けば相手を殺せる武器だ。
「そんな逃げ腰で撃てるのか?」
「せ…せっちゃんを傷つける人は誰も許さへん…」
じっと銃を構えて動かない二人。刹那は傷ついた左腕を伸ばしてサブマシンガンを取ろうとしていた。
(お嬢様の手を汚すわけには…)

といきなり千雨がうつむく。
「…正直、もう嫌なんだよ」
「え…」

459:《51-3 永遠の友情-前編-》
05/09/26 19:01:01
千雨のいきなりの一言に黙る二人。
「何の目的かしらんが、殺しあうなんてもう嫌になってきた」
「千雨ちゃん…」
千雨は二人の前で膝をつき顔を押さえた。
「…く…うぅ…」
「千雨ちゃん!それやったら一緒に行動しよ。生き残る方法を探すんや!」
千雨に近づき必死に説得する木乃香。
すると千雨は顔を上げざまに声を出した。

「やっぱ甘いな。お前」
「え」
パスパスパス
小さな音と共に木乃香の体に赤い点がつき、大きく後ろに飛ばされた。
刹那には状況が理解できなかった。
見えたのは自分の所に飛び込んでくる木乃香の背中。
木乃香の背中を受け止めると刹那は木乃香に叫び続けた。
「お嬢様…お嬢様ああぁぁぁ!…」
木乃香はぐったりして動かない。
口が少し動き「ごめん、せっちゃん」と言った。

「お…嬢…さま……」
そこにある現実。木乃香が撃たれたこと、そしてその命が消えようとしていること。
「…せっ…ちゃ…ん……最後まで…生き残っ…て…」
最後の言葉が放たれると木乃香は動かなくなった。
そのときも木乃香は少し笑っていたように思う。


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