04/10/09 06:06:52
ここで場面転換
鎖を解かれた海兵が、ドアの無い小部屋の中にいる。
脱出を試みようと壁に向かって大技をブチまけ続ける。
「そんなことをしても無駄ですよ、海兵さん」
突然、海兵の背後に、全身が青白い光に覆われた男が現れる。顔はよく見えない。
「誰じゃ!おぬしは。どうやってここへ入った?!」
「この部屋にはあなたのオーラを吸収する反物質シールドが施されている。
辺り構わずオーラをまき散らすと、かえって壁が強化されてしまいますからね」
「ふむ、その声は、どこかで聞いた声じゃな。あんたがこの陰謀の黒幕かい」
「私の正体は、まだ言えません。この大会の参加者の一人とだけは言っておきましょう」
「貴様はTARAを覚醒させるつもりなのか?愚かな事を。。」
「さすがお耳が早い。だが、あなたがそれを知る必要はまだ在りません。
どうかここで、ごゆっくりおくつろぎ下さい」
いぶかしげな海兵。しばらく相手の様子を静観。
「そうだな、、、、、それでは、そうさせて、、もらお!う!か!!」
その言葉が言い終わるか否かのうちに、いきなり謎の男に向け大放出技をぶっ放す。
「ドグゥァーーーーーーー!!!!」
しかし、技は男にまったくダメージを与えずスルーされてしまう。
「ははは、無駄ですよ、私の本体はここにはいない」
そう言い残して男はフッと姿を消した。