06/10/21 02:14:55 NWiQEUdC0
>>786
リアリズムかぁ。
ホーリーランドの連載が始まったのって丁度 金城一紀の「GO」が直木賞
受賞して話題になった頃だったんだよね。
あれ在日朝鮮人の作者が不良だった若い頃のほぼ自伝らしくって小説に
作者がモデルの主人公がケンカの相手の眉辺り、皮膚が薄い所を灰皿で切って
血を出させることで見た目の派手さで戦意を失わせたりとか。
うずくまった相手を蹴って周りを引かせるんだけど、その時つまさきでやると
内臓が破裂することがあるから甲で蹴ったりするシーンがあったり。
インタビューで金城さんが小説でも漫画でも見ててこの作品作った人は暴力
を知らないだろうな、と思うことがよくあるって言ってたのが印象的で。
同じ時期に読んだ何かの少年犯罪の本で現役のヤクザにインタビューするのが
あったんだけど、そのヤクザ曰く私らの世界でも話がこじれて刃物が出てくる
ことは結構ありますけどあれほとんどは腕か足をさすんですよ、って。
上手い人だと太い血管はずしてくれたりまでするしとか。
だから今のガキは駄目。あいつら刺したら殺しちゃうでしょう、なんてね。
そんな頭の悪い奴まともにつきあえない、使い捨てにする以外にないとか言ってたり。
そういうの見てたから最初の方のホーリーランド見たとき面白かったんだよね。
この漫画の作者も金城さんやそのヤクザと同じ生活の中に暴力があったんだろうなって思って。
キレてバタフライナイフで教師やリーマン殺して新聞載る連中とは対極の位置にいる人。
だから只の強い弱いの話になった今のホーリーランドにはあまり魅力を感じない。