06/06/29 22:25:39 9GncIILr0
【タイトル】「億人ぼっち」だったと思うのですが。
【作者名】不明
【掲載年または読んだ時期】2~4年くらい前
【掲載誌または単行本】青年誌。
【その他覚えている事】
主人公はひきこもりの青年。もうすぐ成人式を迎える彼の前に、
中学生時代にあこがれていた、元同級生の女の子が現れる。
彼女は主人公がひきこもりになったといううわさを聞きつけて、
せっかくだから成人式には同窓生みんなでいこうと誘いに来たのだ。
主人公は、女の子に少しずつ心を開いていく。
そのころ、不気味な猟奇事件が世間を騒がせていた。
突然二人以上の人間が失踪し、しばらくして遺体を縫い合わされた状態で
発見されるというものである。
この事件の規模はだんだんエスカレートし、ついにはイベント会場で
百人単位の人間が一瞬で消え去り、全員が一人残らず繋ぎ会わされた状態で
クリスマスツリーに飾られているといった事態にまで発展する。
そして成人式の日、主人公と女の子が成人式会場の外で話しているほんの少しの間に、
女の子の彼氏を含む成人全員が失踪、遺体は縫い合わされて発見されるのであった。
街には厳戒態勢がしかれ、日本全土を不気味な影が覆いつくす。
彼氏を失った悲しみから、女の子は精神不安定になる。
そんな彼女を助けようと、主人公は外に飛び出すが、
やがて彼は山の中で「億人ぼっち」という不気味な歌を歌いながら
人体を縫い付けている彼女を発見するのであった。
犯人が結局わからずじまいで、ものすごいインパクトがあったのですが、
ぐぐっても出てこないんです。
単行本化されていますか?