04/11/04 06:46:39 es6ZNv22
いよいよという時、みらいから発射された日本製核爆弾は
某重要拠点で炸裂。しかしその重要拠点では、
くしくも米製核爆弾を積んだ飛行機が日本に向けて旅立とうとしていた。
2つの核爆弾が連鎖反応を起こし、世界は白くなった--。
気が付くと、時は200X年。「あの時」から数ヶ月後だ。
梅津は負傷し、死んだ乗員は生き返っていない。
記録に残っているのは、任務中の大事故であった。
あの戦闘の記憶は何だったのだろう?あの「ジパング」は?
集団で夢でも見ていたのだろうか。
すべての物証は消え去り、公式にはそう片づけざるを得ない皆。
しかし、任務を終えて帰港した「みらい」を迎える人の中に、
80歳を超えた老人-草加拓海の姿が。
角松と目線が合う草加老人。その時、角松はすべてを悟った。
しかし声をかけようとした一瞬のうちに、草加は群衆の中にかき消えていった。