04/10/11 12:50:07 74UEyejP
続きです.
「改」は今現在連載途中で話もまだ序の口
ですが モチーフとしての忍術 姿形をよく見ると書き込んでいます
今現在ではお幻の黒髪(乙女としての)で弾正と相打ち
初めは?だった次虫十兵衛(姿が)も
9話台詞
「伊賀は甲賀に 甲賀は伊賀に 勝つ為だけに
内部で血で血をかけあわせ不思議の忍びを生み出そうとする
丈助も次虫十兵衛も生まれながらにいきてゆけぬ姿かたち」
にて寅ヲさん御自身の解釈によりそうなったものと想定できます.
ところどころに出てくる無慈悲を詫びる甲賀の面々等
言葉一つコマ一つによく見ると表現されています.
書き手が違えば解釈も異なるのは当たり前
ましてや読み手側は先に「バジリスク」があり「改」を読んだら
読みやすく少年漫画解釈の「バジリスク」の方が馴染みやすく読みやすいでしょう.
「改」は核に、殺し合いをする為に作られた(仕組まれた一族)の
無意味さ、非情がゆえの非人的行いを掲示する為に淡い悲恋を対比で書いています.
少年漫画でもなく、ましてや少女漫画でも無い観点で
山田風太郎を書こうとする観点は面白いし『浅田寅ヲ』だから書けるのでは
ないのでしょうか?
現時点で終わってしまった(先に見てしまった)作品と
現時点で連載中の作品
どちらが優れているかよりどちらが好きかになってしまいますが
もし、風太郎様が御現存していらしたら御自分がお書きになった作品を
御自分とは違うアプローチで書かれる「寅ヲ作」を楽しめるのではないかと思います.
「バジリスク」も楽しんで読ませて頂きましたが
嫌いではないにしろ
「改」の細部にまで行き届いた構成は素晴らしいと思います.