05/12/22 17:36:35 Xp2+F5uw
廃屋の教会を 人形が歩く
ご自慢の黒い羽を折りたたみ 夜深人静に
姉妹から人形は 忌み嫌われていた 闇に溶けるその体めがけて JUNKと呼ばれた
孤独には慣れていた むしろ望んでいた
誰かを思いやることなんて 煩わしくて
そんな彼女を抱き上げる 細い少女の腕
「こんばんは素敵な天使さん」 私たち似てる
腕の中もがいて 必死に羽ばたいて 孤独と言う名の逃げ道を
走った 走った 生まれて初めての 優しさが 温もりが まだ信じられなくて
どれだけ逃げたって 変わり者は付いてきた