06/03/28 17:45:21 vPGyXf/I
>あれは「悪人とは言え殺すのはいいのか?いや、いい。悪い奴は死んで当然なんだ。」と自分に再確認してるシーンであって、
そこで疑問系が出てくること自体が自覚した証拠
「いや…殺したって構わないやつじゃないか……」
「しかし二人目はどうだ?死刑になるほどの悪人じゃないぞ…」
「…………」←注目
「ちがう…」←注目
「いつも思ってた事じゃないか」
「世の中は腐ってる、腐ってるやつは死んだほうがいい」
これだろ?この行間を埋めるとすると、
一度は死刑に値しない存在を殺してしまったことを後悔するか、自分が犯罪者になってしまったことを自覚していた
が、「成績優秀全国模試1位警察官の息子である自分は優秀でいつも正しい」と言うプライドがそれを認めさせなかった(認めたくなかった)
死刑に値しない存在を殺すのは罪である。これを罪でなく、正しい行為であるとするためにはどうすればいいのか?
間違っているのを世の中にして、自分の行為こそが正しいとするしかない。それが物語の始まりだろ?
「お前は悪だ!」と挑発されて、カッとなってしまったのが何よりの証拠