04/12/15 00:56:54 /lfzXgD5
37話 解説
37話は謎解きの話ですね。38話にはし渡しするために必要な説明を全部パーッとやって、
ネオもたさなくちゃならないということで、本当は2本に分けてやったほうがいい内容だったんですけど
それはできませんでした。
発進前の別れのシーンは淡々としてて、あんまりネトつかなくて、うまくいったと思います。
そのなかでもマリーがN-ノーチラス号を見上げているカットは情感がでていて気に入っています。
それからこのシーンで科学部長がちゃっかりN-ノーチラス号を降りています。あの人は自分には、
今はとにかく生き続けて他にやることがあるはずだと考えて降りたんです。
科学部長はシリーズ中でもっと活躍するはずだったんですけど、
いつも尺いっぱいに内容があったので真先に科学具長のエピソードは割愛されていたんです。
もったいないキャラでしたね本当に・・・。
それからこの回のネオが人類に降伏を勧告するシーンで、ついにテロップを出しました(「フランス
パリ 7:00AM」以下のテロップのこと。岡本喜八監督の作品に傾倒する庵野監督は、本編の画面に
テロップをいれることに思い入れが」あるのだ)本当はピデオ処理でいれるテロップは信条に反するんえすが、
それを横においてもおいても入れるべきだと考えました。
中国から日本にカメラが切り変わるところで時間が「00分」から「01分」になるのは、なかなか笑えると思います。
Nノーチラスが売った光線が、レッドノアが発射した光線を追い越していくのはギャグだったんですが、
なかなか分かってもらえなくて残念」です。
いわゆる科学知識にこりかたまったSFアニメに対する嫌がらせでやりました。