普通のLAS小説を投下するスレat EVA
普通のLAS小説を投下するスレ - 暇つぶし2ch175:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:15:49
準備稿で確定させて語るのもどーかと思うけど

176:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:25:19
議論するならよそでやってんか?
ここはオチスレと違うぞ。

177:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:29:17
>>175
しかし、あのときのシンジの顔とその後の言動見てると
「人の言うことには大人しく従う」なんてのはありえないだろ。
むしろ「そう思われやすいけど実は」というのを表現した部分だと思う。

>>176
そうだな、すまん。

178:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:31:47
作家さん同士でキャラ観語り合うスレとかあったら面白そうだな。
荒れるかな。

179:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:31:33
今後のためにアドバイスしとくと、そーいう時は「そうだな、すまん」だけでいい。

180:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:33:27
>178
キャラ観専門ではないけど、FF作家が語り合うためのスレはある。ここにも、第弐にも。
作家限定ではないが、キャラ観議論の専門スレってのも昔あったが、初代でdat落ちした。

181:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 01:53:35
>>178
>>179

逆行さんだ。

182:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 18:19:34
正直、普通のLASとそれ以外のLASを分けるより
イタモノLASとそれ以外のLASを分けた方が良かったと思う。

183:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 18:26:33
今までずっとそうして来たんだけどね。
まぁ、今回のこのスレが特殊(先走り)なんだよ。

とりあえず、落ちLAS投下スレが平穏を取り戻すまでの避難所として使用すればいいんじゃないかな。
それからまたどうするか考えれば。

184:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 18:42:25
>>174
あれ?DVDでは「たぶん、どうでもいいのよ彼・・・」って言ってたぞ。

185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 18:43:58
>184
>>176

186:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 20:49:43
>>182
さんざその意見見るけど、イタモノの定義ってすげえ微妙だと思うよ。
現に今朝落ち投下スレに落とされた作品は、イタモノじゃないとおおよそ判断されてる。
アスカがシンジ以外とキスしているのに。

187:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 20:52:31
>>186
見てないけど、二人の間の息子や娘ってオチじゃねえだろうな。
ま、もう二度と落ち投下は見ないんで関係無いがな。

188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 20:57:54
しかも終わり方が
「あんたは奴隷で私がご主人様。オーケー?」
みたいな何とも言えないものでして
漏れにはイタモノ風味に見えたけど、みんなGJしてたから荒れても嫌だしそのまま放置

189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 21:00:13
あ、N3とは別の人の投下。
アスカがシンジの前にファーストキス経験済みって描写があるんだ。
で、イタモノ規定を厳密に採用すると、それってイタモノになるだろ?
でも作品自体は俺的にはイタモノスレで扱うような無いようじゃないと思うんだ。

190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 21:00:40
>>188
だったら放置しれ、このスレでも話す事はない。


191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 21:01:40
ま、総合が復活したから今後は安泰だな。
その手の作品は、総合へGO!

192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/19 21:02:29
>>190
怒らせたならスマソ
じゃあおとなしく投下を待ちますね

193:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 00:51:37
>>186
微妙な作品ってほとんどないよ。
9割以上、イタモノ判定の3原則で区別して問題はない。
例外(今回は「抵触」してるのにスルーされたケース)はあるけど、なんならSS創作スレとかもあるし。
エヴァ板に不慣れでそういった微妙な判定がつかないなら、先に住人に確認したり、最初からSS創作スレなどを利用すれば無問題ッス。

まぁ、N3氏の作品が終わったら、もう一度LAS投下スレでもルールの見直しが行われるだろから、その時また今後を考えましょ。

194:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 08:04:43
チキンな俺は、SS創作スレこそは何でも有りだから怖くて読めないんだよなぁ
今回の例外レベルの作品なんかは守備範囲なので、出来ればLASスレに
投下して欲しい。

195:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 15:26:33
○精神的な苦痛、肉体的な苦痛の描写が激しい
これは「激しい」が人それぞれだから微妙なんでない。
厳密にこれをあてていくと、対立・葛藤の末に和解なんてのは無理かも試練よ。

196:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 15:30:52
LASスレにある程度出入りしてる人間なら、どーいうのがイタモノ認定されるかを見てきてるから、感覚で判断つくだろけど。
ま、いいから後にすれ、そんな話題。

197:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 17:24:32
でも、精神的な苦痛、肉体的な苦痛の描写が激しい
ってのは相当なレベルじゃないと認定されないんじゃない?
離別や異性絡みと比べると

198:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 17:52:16
イタ云々以前に
結局甘以外はダメな人もいるし
微妙なところを突いて荒れるより
はなから非甘は総合かSSへ行ったほうが無難

199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 17:54:44
>甘以外はダメな人もいるし

皆無に近いくらいいないと思うが。
少なくとも、自己申告で何人いた?
ネタ以外はほとんど外の連中が勝手に生み出した虚像<甘LAS専門

200:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 18:20:18
>>199
はーい。ここに居るよ。
っていうか199みたいな攻撃的な発言が厭。
自己申告って何人居たとか虚像とか子供の喧嘩じゃないんだから。
棲み分けでマターリすりゃいいのに。

201:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 18:24:40
人数も大事でしょ。
結局、大まかにはほとんどが「イタモノも可」か「それ以外しか嫌」のグループだから、「甘LAS」と「それ以外」で分けると、結局はLAS人の多くが全部のスレ見ることになって、意味が無い。
「甘LASのみ」「イタモノのみ」「その境界」で分けるなんてことになると、それこそ基準が曖昧になるし、収拾がつかないでしょ。

ところで>200は、甘LAS専門というけど、微・非甘なLASを好まないってだけ?
それとも、イタモノみたいに、読むと気分を害するの?

202:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 18:26:53
>>199
棲み分けしないなんて誰もイワンと思うぞ。
ただ、雑談はともかくFF投下スレを棲み分けるなら、イタと非イタが妥当なんじゃないかと。
これまでだって考えてきたことだけどね。

203:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 18:35:38
あーあ、そうなの「甘LAS」と「それ以外」で分けるって話しか。
それなら反対だわ。
おいらは甘LAS以外はほとんどスルーだけど、甘くなくても別に存在自体は
問題はない。でないと本編すら見れんからね。
イタモノなんてスレ自体を忌避して完全放置するだけ。
その基準は三原則でいいんじゃねえの?


204:200
05/02/21 18:36:57
ということでこの話しは終りね。

205:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/21 18:36:47
まー要するにN3氏が去ったらまた前のようにすればいいだけじゃん。
それで何か問題があったわけじゃなし。
エヴァ板にそこそこいる職人さんなら、適切なスレを自分で選択したりなんなら住人にアポ取ったりするでそ。

206:205
05/02/21 18:37:46
スマン、終わりっていってるのに逆行しちまった・・・orz

207:200
05/02/21 18:40:02
>>206
こっちこそすまんな。

208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 01:08:55
何でも食べますがなにか

209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 11:05:05
さて、本日は「猫の日」ということで書いてみました
かなり短いですが、LASで猫の日扱ってるのもなかなか無いんで面白いかなと
では、『Recherche le chat perdu』 です

210:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:07:51

「うーーーーーん!」


空に高々と手を掲げ伸びをする


あきれ返るほどの青空が広がる


春がすぐそこまで近づいている


そんなことを感じさせる穏やかな一日だった


来日した当初は灼熱地獄と形容するのがふさわしかったのに最近は随分と様変わりしている
サードインパクトによる影響で再び地軸が傾き
セカンドインパクト以前の状態に戻りつつあるという
いずれ、季節が完全に元に戻ることだろう


こんな天気のいい日にまっすぐウチに帰るなんてもったいない

今日はあの場所に行こうかな?

以前、今日みたいな天気のいい日に散歩に出かけたときに見つけたアタシのお気に入りの場所

アタシだって、たまには一人になりたい時ぐらいある、そんな時に向かうアタシだけの場所

シンジにだって教えてない

211:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:09:28

その場所に向かう道すがら思いを馳せる

昔の日本の人たちは春という季節をもっとも愛したという

鈍色をした冬の空の陰鬱とした雰囲気が去り

草花が芽吹き、

桜が咲き、小鳥たちが飛び交うさまはさぞ美しいことだろう

以前、大昔のニュース映像だかなんだかで見たことがあるそんな春の様子は今でもアタシの記憶に
つよく残っている


そんなとき、ふと、アイツの顔が浮かんできた
アイツと過ごしていると柔らかな時間を感じられる
春ってそんな感じかな?と一人ごちてみる


取りとめのない考えに埋没しているといつもの空き地に到着していた


「さて、あいつはいるかな?」
とアタシは、いつもここで同じときを過ごす仲間を探した

「おっ、いたいた」
いつもどおりに“ソイツ”はアタシの足元に擦り寄ってくる
アタシはそっと“ソイツ”の背中に手を沿わせる

アタシは鞄に忍び込ませておいたキャットフードを取り出し
そっと“ソイツ”の前に差し出した

212:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:11:06

初めて出会ったときは随分みずぼらしく見えた、だのになぜかアタシは引きつけられた
アタシは、持っていたタオルで拭いてやると思ったよりふわりとした綺麗な毛並みの猫だったことに
気付いた
捨て猫だろうか?
紋様を見ると雑種の猫なのだろう

最初は連れて帰ろうかとも思ったが
誰かに捨てられて、いまさら人間に優しくされるのも真っ平御免だろうと
そのままにしておいた
今ではこうして、時々会いに来るぐらいだ
今日みたいな天気のいい日を一緒に過ごすには最高のパートナー




何をするでもなくアタシは“ソイツ”とまどろみにたゆたう
こんな優しい気持ちになれる自分を少し誇らしく思いながら

そんなとき、ふと誰かが近寄ってくる気配を感じた
アタシは思わず物陰に身を隠す

エヴァのパイロットとしてこれまで軍事教練を始めさまざまな訓練を重ねて身についた習性
こんなときにでも無意識に現れるそれに苦笑を禁じえない
この習性は生涯、消え去ることはないだろう

思えばこの10年、エヴァだけに身を捧げてきたという事実に驚きの感情を覚える
エヴァがなければアタシはどうなっていたのだろうか?
普通に生活をして、普通に恋をして、ごく普通の人生を送っていたのだろうか?
そんな風に考えないわけでもない
それでも、いまの生活でいいやと思えるようになったのは成長の証か
そんなことを考えながら待つ

213:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:14:25



前言撤回、軍事教練、受けてて良かった


アタシの眼前に現れた人物の姿に驚きを覚える
同居人、戦友、クラスメート、ケンカ相手、パートナー
といくら羅列しても物足りないくらいアタシにとってかけがえの無い他人、


碇シンジ


初めて出会ったときは冴えないやつだとおもった
けれども、同じ時間を過ごすうちにいろんな顔を見せてくれた
怒ったシンジ、拗ねるシンジ、楽しそうに笑うシンジ、優しい眼差しでアタシを見守るシンジ
そんなシンジにどんどん魅かれていく自分の心境の変化に戸惑ったりもした
いまでは、ただ自分の感情を持て余していただけだったことに気付く




214:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:17:54

どうしてココにいるのだろう?
アタシのこと、捜しに来たのだろうか?

なんだか迷子になった子供を捜しているみたいで
これでは保護者と子供だ
アイツはアタシの思いを理解しているのだろうか?

でも、心配されるのはイヤな気分じゃない

むしろ、嬉しい、ううん、ちょっとくすぐったい気分だ
とくにアイツはエヴァのパイロットじゃないアタシを心配してくれていると思うと
必要にされてるんだなって感じる

エヴァのパイロットだったときも心配してくれた人たちはいた
でも、その人たちはエヴァのパイロットとしてのアタシを心配していたんだ
いま思うと、彼らが放つ無言のプレッシャーに急かされていたのだろう
これまでのアタシは人生を駆け足で走り抜けていた
もちろん後悔なんてしていない
いまでは、それもアタシの一部なんだと気付かせてくれたのはいま目の前できょろきょろと
誰かを探す様子のアイツ


お~い、アタシはここだぞ

早く見つけなさいよね


そんなことを考えて物陰から息を潜めてアイツの様子を見ていると、どうも様子がおかしい
アタシを探しに来たわけではないのだろうか?
それでは何をしにこんなところまでやって来たのだろう?

215:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:18:39


何かに気付いた様子でアイツはさっきまでアタシがいた場所に駆け寄る
シンジは“ソイツ”に近づくとさっき、アタシがしたみたいに“ソイツ”の背中を
とても愛おしそうに撫でる

いつもココに来ているのだろうか?
随分、手馴れているように思えるし、“ソイツ”も随分なついているように見える

「あれ?今日は、先に誰か来てたの?」
と“ソイツ”に語りかけるシンジ
「せっかく、エサ持ってきたのに無駄になっちゃったな…」


216:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:19:45

シンジもここに来てたんだ…
そういえば、アタシが来ると時々、“ソイツ”は誰かがあげたエサを食べていたことを思い出す
そのときは特異な人間もいるものだと思った
こんな場所にやって来るなんてよほどの変わり者だろう
そんな風に思っていた
まさか、それがシンジだったなんて思ってもみなかった


ユニゾン特訓の影響が残っているのだろうか?
それとも、元々似たもの同士だったのだろうか?
おそらくはその両方だろう
シンジと同じ感覚を、再び味わえたことに、アタシは感動すら覚える
あのユニゾン特訓がなければアイツの心に触れるなんてことは無かったのかもしれない
あのユニゾン特訓がなければ誰かと心を重ね合わせるなんてことは無かったのかもしれない
いつかは自然に思いを重ね合わせることができるようになるのだろうか?
そんなことを思う


またひとつ、新しく発見したシンジとの絆をかみ締めていたアタシに近寄る影ひとつ


217:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:24:23

にゃ?

「ん?どうしたの?」

トトトトッ

「誰か…いるの?」

にゃあ~

「アスカ…………」


「あ……は、見つかっちゃった………」

「どうして…、ここに…?」

「それは…、アタシのセリフよ…、
アタシのほうが先にいたんだからね、アンタこそなんでこんなとこにいんのよ?」

「…僕は、なんとなく足が向いて……、それに、コイツにも当分会ってなかったし
どうしてるのかなって思ってさ」

「そうなの……………………………」

「うん………」


218:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:28:34

「ここにはよく来るの?」

「たまに……かな?今日みたいに天気のいい日は、なんとなくここでコイツと過ごしたくなるんだ」

「そうなんだ………、随分なついてるみたいね、 でも、アンタ………、この子、連れて帰ろうとか思わなかったの?」
とアタシは足元にまとわりつく“ソイツ”に手を差し伸べながら聞いてみた

「…うん、なんとなくさ、コイツにだって何か事情があってこうしてるんじゃないかなって…」
「それに、コイツ見たところ、捨て猫だろ? 今さらこっちの都合で縛り付けるのも迷惑かなって思ってさ………」

そう恥ずかしそうにつぶやくシンジの言葉に、アタシは息をのむ

どうしてコイツはこうもアタシの心を揺さぶるのだろう?

コイツに出会って以来、どうにも涙もろくなったように思う

それまで、アタシは泣かないって決めてたのに

悲しいことがあっても押さえつけて、なんでもないんだって自分に言い聞かせて
それでも心の中では悲鳴をあげていた

そんなアタシを変えたのは目の前で呆けたような顔をしているコイツだ
コイツに出会って以来、アタシは感情の発露に歯止めがきかなくなってしまった
思わず涙があふれそうになる

そんなとき、不意にシンジが声を掛けてくる
「アスカ? どうかした?」

「ううん、なんでもない」
アタシは僅かに浮かんだ涙のしずくをそっと拭う

219:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:29:42
アタシとシンジはじっと“ソイツ”の様子を見守る
「なんかいい感じだよね…」

「そうね…」

「ずっと、こんな日がずっと続けばいいね…」

「ホント、そうね…」



日が傾き始めた頃

「さぁて、そろそろ帰ろっか? アタシたちの家に」

そうアタシは声を掛ける

「もうアタシ、お腹空いちゃった」

「はいはい、まったくアスカらしいや」
といつもの優しい笑顔で答えるシンジ

「じゃ、元気でね」
とアタシはこの世界で新しい発見をもたらしてくれた“ソイツ”に別れを告げる


220:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:31:14


「ねぇ、シンジ、今日の夕ご飯はなに?」

「うん?今日はカレーにでもしようかなと思ってるんだけど…」

「えー、アタシ、ハンバーグがいいなぁ」

「えっ、でも、先週もしたじゃない」

「好きなんだからいいじゃん!」
とアタシは秘めたる思いをのせて宣言する

「もう、しょうがないなぁ、分かったよ」
そう苦笑いを浮かべて答えるシンジ


ねぇ、ホントに分かってる?
待ってるんだからね、アタシは


いつか、ね

いつか、きっと

ね、バカシンジ


a la fin

221:Recherche le chat perdu
05/02/22 11:35:44
あとがき

以上で終りです。まあ、オチも告白もありません
最初は無理にでも告白させようかなとも思いましたが、あえてさせないのもワザかなと
マターリしていただければ幸いです。では忌憚のないご意見お待ちしております。
最後に一言、猫大好き

222:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 12:01:22
良かったです。
でもタイトルの意味おしえて

223:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 12:36:17
翻訳エンジンでフランス語→英語にかけたら一発で分かるよ。
「迷い猫を追いかけろ」くらいの意味。

224:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 15:06:46
日常LASが好きな俺にとってはGJ!ですた。
次の投下をお待ちしてます。

225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 15:41:05
ええな…リアルで荒みきった心が洗われる…

226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 16:01:19
スゴク(・∀・)イイ!

227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/22 19:24:12
癒し系だな。こーゆうのを読むと心がなごむ。
GJです

228:Recherche le chat perdu
05/02/22 20:27:15
ご感想ありがとうございます
アスカをちょっと優しく描きすぎたかなとも思いましたが
ご好評を頂いてなによりです
意外と重圧から解放されるとこんな感じになったりしてとか
アスカがジャケットのサントラをみて書いてみました

タイトルですがお気づきの方もいるかもしれませんが
プルーストの『失われた時を求めて』からとりました
catとか猫だと響きがいまいちだったので仏語にした次第です
読みとしては一応「ルシェルシュ ル シャ ペルデュ」、
意味は大体「迷子の猫を捜して」ぐらいの感じです


229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/24 12:15:32
乙でした!

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/02/28 00:34:16
フランス語かあ、よく知ってるね。フランス語専攻らしきFF作家が
いるけどその人だったりして。

231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/03 13:57:37
(σ´∀`)σ)´∀`)

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/15 14:37:33
保守

233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/29 14:31:12 YVwk8Rp5
アゲ

234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:25:25 9K2mGeve
ある日、遠くに行ってしまって居場所も判らなくなってしまった霧島マナからシンジへ電話が掛かる。
「―シンジ?」
「マナ、マナなの?」
「…」
「元気に、してるの」 
「うん」
「そう…良かった」
「…シンジ、私、私ね」
「え…?」

「ただいまぁ」
タイミング良くアスカの声が聞こえる。
「…アスカさんの声…、私また掛けるね」 ガチャ
「あっ」
(…マナ)
「なぁんだ、アンタ居たの。電話、誰から?」
「誰だって、良いだろ!アスカには関係ないよ!」
「ちょっと!何よそれ」
「…」
ムッとしながら一人部屋に閉じこもるシンジ。
「何よ、バカシンジの癖に」

235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:26:36 9K2mGeve
ネルフ本部
レイとシンジとアスカはシンクロ率のテストを受けている
「シンジ君、昨日よりシンクロ率6も低下してるわ」と画面を睨みながらリツコ
ミサト「あの子、何かあったのかしら。」と顎に手を置く
「最近ちゃんと見てやっているの、あの子達のコト」
「当たり前じゃない」
「保護者ですものね。」
「短絡的な言い方ねー」
「3人とも、上がって良いわよ。」
「はい」
シンクロ中のシンジをモニター越しに見つめているアスカ
「…」

女子ロッカー室
レイとアスカ
「シンジの奴、絶対何かあったのよ」
「…」
「あんた何か知らないの?」
「…知らない」
「…聞いたアタシがバカだったわ。」

236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:28:26 9K2mGeve
男子ロッカー室
着替え中のシンジ
「僕は…何をしてるんだ。僕は」

バシューッ

いきなりアスカが入ってくる
「うわぁああっなっ、な…」
「アーンタ馬鹿?今更何言ってんのよ」
「だ、だってここは男子ロッカーじゃないか!早く出ていってよ!」
「……」
「…何?」
「…だから」
「あんたが心配だったから来たんじゃないのよ!」
「え?」
「昨日の電話からアンタ一度も口聞かないじゃないのよ、このあたしと」
「…」
「…アンタ、あたしが嫌いなんでしょ」
「そん…」
「だってそうじゃない!」
シンジの言葉をかき消しながら、大声を張上げるアスカ

237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:29:21 9K2mGeve
「…そうじゃない」
声を震わせながら、俯くアスカ
「…アスカ…」
手を伸ばすシンジ

バシューッ
タイミング良くミサトが入ってくる
「なぁに~?アスカの声がしたけど…げぇっ!!なっ何やってんのよ、二人とも?!」
「あっ、その…ミサトさん、これは、その」
「…ミサトも馬鹿シンジも大っ嫌い!!」
俯きながら走り去るアスカ
「アスカ!!」
「…僕がいけないんです、ミサトさん。」
「どういう事なの、シンジ君」
「昨日、実は…マナから電話があったんです」
「あの子から?!」
「…でも僕はアスカにそれを話せなくて」
「…忘れたはずなのに。マナの事。」



238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:30:09 9K2mGeve
「ミサトさん、僕は」
「良いのよ。シンジ君。すぐには難しいかもしれないけれど、時間がゆっくり解決してくれるわよ。辛いでしょうけれど、あの子からの電話は、もう出ない方がいいわ。」
「…はい」

エスカレーターを上りながら、考えるシンジ
(…アスカ、あの時泣いてた、よな)

色々考える内に家路に着いたのは8時だった。
「ただいま」
アスカは帰っているはずなのに部屋に明かりはない
「アスカ?」
アスカの部屋の前に立つ
「…」
返事は無い
「ごめん」
「…」
「本当は昨日」
「聞きたくないわ!」
部屋から大声を張上げるアスカ



239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:32:32 9K2mGeve
「聞いてよ、アスカ。」
「…もういいわよ」
「…昨日マナから電話があったんだ」
「…」
「あの時、忘れる約束をアスカとしたのに」
「僕は…、動揺して」
「…」
「だからあの時、アスカに話せなかったんだ」
「…」
「もう、マナからの電話には出ない。アスカとの…約束を…守りたいから。僕はアスカを嫌いじゃないんだ。むしろ嫌われるべきなのは僕だ。だから…」

ガラッ

「…アスカ」
「もう、いいって言ってんでしょ」

「!」
シンジにキスをし、微笑むアスカ
「…馬鹿ね。」



240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:34:11 9K2mGeve
連投スマソ(´・ω・`)
そして今日いきなり思いついたから、載せてみた。ヘタレで申し訳ない。

241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 12:48:01
マナを絡ませて続編を書くんだ!でも最終的にはやっぱりアスカとくっつけろ!

242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 13:19:46
まずsageを覚えよう。話はそれからだ

243:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 13:26:54
ヤキモチアスカ(*´д`)ハァハァ

244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 13:35:11
>>240
続編希望!!あんたセンスあるよ

245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 13:36:05
すまぬ、sage忘れて連投してたよ…。申し訳無い(;´Д`)

246:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 14:09:48
続編か新作希望

247:飲酒運転
05/03/30 15:15:32
とある続編を書こうとしたら、どうしようもない作品になってきた
ァ'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、,、,

これを続編として良いのか迷ったのでこっち(別スレ)へ投下してみます
N3氏投下までの暇つぶしに読んでいただければ

248:飲酒運転
05/03/30 15:16:05
「ふぅ……」

「……アスカ、帰ったらちゃんと謝るのよ?」

「うー……分かってるわよ………」

三日月が浮かぶ夜空の第三新東京市、帰路に着くのは二人の少女。
青い目をした少女は元気が無く、その原因を知る親友は解決案を提示する。

「碇君は(いつもだけど)悪くないんだからね、あんな事言ったら怒るに決まってるじゃない」
「だから分かってるって、、でもシンジだって心が狭いのよ」
「へー、アスカは『他の子ってどんな感じなんだろ』とか言われても笑って許せるんだ」
「許すわけないじゃない!! ちょん切ってやるわよ!! でもね、シンジなのよ!? アタシに怒るなんて生意気なのよ!!」
「……今までに何回も怒られてるじゃない……マゾなのアスカ?」
「ウルサイわよ!! アタシの属性なんて関係無いの!! ヒカリは帰って鈴原相手に発情してなさいよ!!」

「な、な、なんですってぇぇぇ!!?? アスカが可哀想だからこうして付き合ってあげたんじゃないの!!
 もういーわよ、せいぜい冷たくされてなさい。私はアスカのお望み通り鈴原に愛してもらうから。
 あ、それからね、アスカが碇君に秘密で加持さんとデートした事、碇君知ってるわよ」
「な、なんでよ!? ヒカリしか知らないはずじゃなかったの!?」
「碇君が『ちょっと違う匂いがした』って言ってたから教えてあげたのよ。
 ホントは謝ろうかと思ってた事だけど、アスカに酷い事言われたからその気も無くなったわ」
「こんの口軽女っ!! アタシは全然やましい事なんてしてないからね!!」
「口が軽いのはアスカもでしょ、私も『変な事は無かったみたい』って言ってあるけど、碇君はどう思ってるかしらね」

「………ヒカリ…………」
「……な、なに……?」
「そこに座りなさい」
「…………やだ」
「座れって言ってん………あ、待ちなさいよ!!」

歩きながらすれ違った車を追い抜くほどの速度で逃げていくヒカリを、アスカは鬼の形相で見送るしかなかった。

249:飲酒運転
05/03/30 15:16:38
「(あーぁ、ヒカリって最近強くなったわよねぇ。やっぱり鈴原とエッチしてから自信みたいなのが付いたのかしら。
  それにしてもシンジに謝らなくちゃね、、はぁ………ま、短パンで攻めればスグに許してもらえるだろうけど)」

事の始まりは本日の下校時、洞木ペアと惣流ペアでいつものダブルデート中の会話である。
場所はカラオケ、気合の入った声でヒカリが魂のルフランを歌い終えて席に着く際、少し顔を歪めた。

  「ヒカリ、大丈夫?どっか痛めてるの?」
  「う、うん……ちょっと腰を、ね」
  「ふーん、ヤリ過ぎなんじゃないの~?」
  「な、何を言うとんのや惣流!!」
  「アンタがヒカリを大事に扱わないからでしょ、自分だけ気持ち良くなればそれで良いってモンじゃないのよ」
  「アスカ、、下品だよ……」
  「ホントの事言っただけよ、ヒカリが可哀想じゃない」

  「!!…………もうええ」
  「……アスカ、違うの。私が……………その……強くしてって………」
  「ヒカリ!! そんな事言わんでええ!!」
  「へー、、意外だわ……気持ち良いの?」
  「…う、うん」
  「ふーん、アタシは強くされた事なんか無いけど……ね、シンジ?」
  「!!…そ、そんな事聞かれても分からないよ!!」
  「ま、シンジじゃ『強くして』なんて言ってもたかが知れてるしね」

  「はぁ……なんで女っちゅーんはこう下品なんかのぉ。なぁセンセ」
  「もうやめようよ、こんな話」
  「でも強くって言われてもよく分からないわよね、シンジしか知らないし」
  「他の男の子なんて知らなくても良いじゃない」
  「まぁそりゃそうだけどさ、ちょっと気になるじゃない。シンジじゃ絶対に無理なんだから」
  「な!! 僕はアスカが痛がるような事をしたくないだけだよ!!」

250:飲酒運転
05/03/30 15:17:11
  「アタシが望んだとしても無理でしょ、だってまだアタシの方が強いじゃない」
  「そんな事無いさ!! じゃあアスカは他の男と試したいとでも言うの!?」
  「まぁ興味が無い事も無いけど」
  「(あーあ、アスカってば簡単に地雷を踏むのよね。。しかも絶対にわざと。
    これじゃまた始まっちゃうわね、恒例の夫婦喧嘩が……)」

  「なんだよそれ!! 浮気するかもしれないって事!?」
  「はぁ!? あんたアタシを信じてないわけ!?」
  「他の男に興味があるって言う彼女をどうやって信じれば良いんだよ!!」
  「自分に甲斐性が無いのを棚に上げて説教するわけ?」
  「甲斐性って…!! アスカは満足してるって言ってたじゃないか!! 昨日だって散々泣かせてあげ………ボゴッ!!

  「このバカシンジ!! 何を言おうとしてんのよアンタはっ!!
   アンタより他の男の方が良いかもしれないわね!! バカでスケベで弱くて!!」
  「……いっつ……………アスカの!!…………」
  「なによ?」
  「う……………………」
  「言ってみなさいよ」
  「………………………帰るっ!!」
  「お、おぃシンジ………ヒカリ、その爆弾女を頼むで。ワシはシンジをフォローするさかい」
  「爆弾女って誰よ鈴原ぁ!!」
  「まぁまぁアスカ。 あ、トウジ、後で電話するねー」

と、このように互いの夜伽話から発展した恒例の喧嘩である。
初体験はアスカxシンジペアが先だったが、今ではヒカリxトウジペアも済ませている。
いつもならばこのような話をする時に男の姿は無いのだが、BOX内で多少のアルコールを
摂取していたアスカは調子に乗って下ネタからシンジをからかうモードに入っていた。
(不貞の保護者から家以外でも多少のアルコールは許されている)

こうしてアスカは怒りを発散する為にヒカリを10時までカラオケに付き合わせ、
シンジはトウジに慰められながら早めの帰宅となった。

251:飲酒運転
05/03/30 15:18:18

さて、アスカとヒカリが2人で散々歌っている間、帰宅したシンジを出迎えたのは気まぐれ家主。
シンジとアスカがちゃんと付き合いだしてからは家主も外泊が多く、たまにしか顔を合わせなくなっている。

「ミサトさん……帰ってたんですか」
「おかえりシンちゃん、アスカは?その暗い顔は、また喧嘩?」
「まぁ………」
「まぁったく、私の可愛いシンちゃんを傷つけるのは勘弁してもらいたいわよね。
 どれ、お姉さんが話を聞いてあげるからおつまみでも作ってよ。とっても良いお酒飲ませてあげるから♪」
「…………(僕は先天的に女難の相があるんだな)」


252:飲酒運転
05/03/30 15:18:49

「なぁ~るほどねぇ、、でもアスカの言う事も少しは分かるのよ?」
「なんでですか!? アスカはいつも僕で満足してますよ!!」
「シンちゃん、エッチを覚えたての頃は男も女も思う事なのよ、『違う人はどうなのか』ってね。
 でもね、それは思ってるだけ、実際に想像したら気持ち悪くなっちゃうものよ。それより……飲みすぎじゃない?」

「うるさい!! 僕はそんな風に思った事なんて無いし、思う人の気持ちなんて分かりたくもないですよ!!
 だいたいねぇ、『強く』なんてアスカは言ってるけど、実際にはちょっと強くしただけで凄い声出して暴れるんですよ。
 痛がりのアスカに激しいのなんて絶えられるわけがないんだ。僕が一番アスカを知ってるんだ……」
「(あら、随分酔っ払っちゃってるわね。。でも今の話を聞いてるとアスカは激しくされると余計に感じるタイプじゃないかしら。
  シンちゃんぐらいなら力いっぱい攻めて丁度良い感じだと思うけどねぇ)」

「まぁまぁ、アスカだってちょっとからかっただけなのよ。気になるなら今日辺りアスカを強めに攻めてみたら?」
「強めにぃぃ~?そんな事したら泣いちゃいますよぉ、昨日だってベッドで散々泣いてたんですからね~」
「かーなり酔っ払ってるわね……(シンちゃんってエッチ上手なのかしら………)」
「酔っ払ってる?はっ、僕が?14歳にしてウワバミから教えられたお酒ですよ、全然なんともないれふゅよ」
「誰がウワバミだっつーのよ。。今日のお酒は強いのよ、それをストレートで超ハイペース、、完全に酔ってるわね」

もの凄い勢いで強度のアルコールを体内に取り入れながら愚痴る少年を、ミサトは生暖かい目で見守る。
決して止めようとしないのは、ミサト本人も結構酔いが回ってきているからだ。

253:飲酒運転
05/03/30 15:19:29
「聞いてます?ミサトさん」
「ぜ~んぜん、だってシンちゃんさっきから同じ事しか言わないんだも~ん」
「聞けよ!! 僕の話を!!」
「や~だよ、この酔っ払い」

ガタッ

シンジが立ち上がりミサトに近づく。
目は焦点が定まっておらず、足元も怪しい。

「ミサトさん、僕の事バカにして楽しいですか?」
「まぁそれなりに」
「アスカもミサトさんも…………僕だって男なんだよ!!」
「だったら男らしいところ見せてみればぁ~」

シンジがミサトの肩を掴む。顔は真っ赤で、息もかなり酒臭い。
ミサトはシンジの顔が10cmほどに近づいたところで我に返った。

「ちょ、ちょ、何するつもり?シンちゃん」
「アスカ…………強くして欲しいんだっけ?」
「(やば、、イッちゃってる……しかもこのナイスバディーをアスカと間違えやがるとは……)
  シンちゃん、落ち着いてね。私はミサト、大好きなアスカちゃんじゃないわよー……むぐぅっ!!」

頭を両手でガッチリと掴まれてミサトは唇を奪われる。
あっという間に舌が侵入し、シンジを引き剥がそうと手を上げると今度はタンクトップの中に右手が滑り込む。
椅子から立とうとするミサトをシンジは身体全体で押さえつけ、床に大き目のブラが転がせた。

「こらっ!! シンちゃんダメだって……ぁんっ!! ちょ、やめ……んっ、あっ……」
「泣かせて欲しいんでしょ?アスカ」
「しても良いけど人違いで犯られたくないわよぉ!!」

254:飲酒運転
05/03/30 15:20:04
シンジの右手が乳房から離れて短パンの中に滑り込む。
一番上のボタンを外していた短パンはあっさりとジッパーが下がり、一気に指が“アソコ”に接触。

「うひゃあ!! 待って、分かったからちょっと待って!!」
「もう濡れてるの?アスカ。今日は泣いてもやめないよ?」
「濡れてねーだろこのっ……んっ………あぅっ……はぁ、、いやっ…あん……」

理性が吹き飛んだシンジの技巧は素晴らしく、熟れたミサトを真っ逆さまに堕としていく。
5分も経つとミサトはアルコールのせいもあり、意識が定まらなくなっていた。

「………はぁ………はぁ……んっ!!………はぁっ……シンちゃん………したい…の?」
「『したいの?』じゃないでしょ、『お願いします』でしょ、アスカ」

─ブチッ

「こんの最低野郎がぁっ!!」

力を振り絞ってシンジを跳ね除け、全裸に近い状態でミサトは逃げ出す。

「つつ………痛いなぁアスカ」

机に残っていた酒を一気に飲み干して、泥酔シンジはミサトの後を追う。
そこに普段の優しい少年の面影は無く、居るのは一人の強姦魔であった。

ミサトはバスルームへと逃げ込み、手早く鍵をかける。

「(あんのやろー、せめてあそこまで行ったら他の女の名前を出すなっつーのよ。
  それにしても酔わせ過ぎたわね、、アスカが帰ってきたら退治してくれるでしょうけど、
  それまで私の貞操が守られるかどうか……)」

255:飲酒運転
05/03/30 15:20:36
コンコンッ

「(げっ……)」
「アスカぁー、彼氏様を突き飛ばすなんて女の子らしくないなぁー。
 おしおきしてあげるから出ておいでー」
「だから!! 私はアスカじゃないのよ!! いい加減にしないと怒るわよ!!」
「怒る?怒っているのは僕だよアスカ。ちょっと入り口から離れていてね、ガラスが飛び散ると思うから」
「ま、ま、待ったぁ!! 割っちゃダメよ、危ないからぁ!!」
「しょうがないんだ、鍵が開かないんだもの………いくよー」

プシュゥ

シンジがリビングから運んできた椅子を振りかぶったところで、玄関の扉が開く。
一瞬の静寂の後、脱衣所からシンジが出て行く足音。バスルーム攻防戦は終了する。

「助かったぁー、、ナイスよアスカ。まぁシンちゃんはぶっ飛ばされちゃうと思うけど自業自得よね。
 ………これからお酒は控えめにするかなー、でもちょっと惜しかったかも……」

アルコール摂取と対シンジ攻防戦で疲れ、ピンチを脱して安堵するミサトが眠りに落ちてしまうまで、
1分もかかる事はなかった。

「そこに居たんだ、アスカ」
「はぁ?……シンジ、あんた酒臭い。またミサトが飲ませたのね?」
「お酒?僕がアスカよりお酒に強いのは知ってるでしょ?こんなの飲んだうちに入らないよ。
 それより今度は制服かぁ、ちょっと脱がせ難いかな」
「何言ってんの?完全に酔っ払ってるじゃない、ミサトは何処なのよ?……きゃあっ!!」

片方の靴を脱ぎ終わったアスカを、シンジがお姫様抱っこで持ち上げる。
左手に脚、右手に胴体を乗せ、右の掌はアスカの右胸を掴んでいる。

「ちょ、ちょっと何すんのよ!! このエッチバカヘンタイ!!」
「もう逃がさないよアスカ、強くしてあげるからね」

256:飲酒運転
05/03/30 15:21:10
「あ、あれはアタシが悪かったわよ。それより降ろしてってばぁ!! いい加減にしなさいよ!!」
「何言ってるんだよ、さっきはあんなに感じてたのにさ」
「!?…(『さっきはあんなに感じてた』?ミサトとエッチしてたの!? でもシンジの衣服は乱れてない……)」
「まぁ大丈夫、これからしっかり泣かせてあげるから」
「なっ!!??」

スタスタとシンジは自室までアスカを抱えていき、ベッドの上にフワリと置く。
そのままマウントポジションへと移行して、もの凄いスピードで制服を脱がせにかかる。

「ちょっと待ってよ!! アタシはまだご飯も食べてないのよ?何で酔っ払いのアンタに付き合って
 帰宅後に即エッチしなきゃならないのよ!? せめて水ぐらい飲ませなさいよ!!」
「………………ワガママだなぁ……水ね、ちょっと待っててよ。あ、面倒だから脱いで待ってて。」

「………………………………………………………………………………………
 ………………………………はぁ!!?? 『脱いで待ってろ』!? ふざけんなバカシン…」
「はい、水」
「…………………」

無表情でグラスを差し出すシンジに、アスカは言葉を飲み込んでしまう。
強めに手から奪い取り、気持ちを落ち着けるために一気に飲み干す。

「んくっ んくっ んくっ んくっ  ん?? ボハッ!! 何よコレ!? お酒じゃない!!」
「水だよ水。まぁよく分からないけど水分である事は疑う余地も無いね」
「し、しかもコレ強い………あんたこんな真似してどうなるか……」
「弱いなぁアスカは、まぁ僕が強いのかな。それはこれから分かるけど」

腕を掴まれ、引きずられるようにアスカはベッドへと戻される。
少し肌蹴た制服へは目もくれず、シンジはアスカのスカートの中へ頭を突っ込んでいた。

「な!! やめてよちょっと……あんっ!!……………んんーっ……ひゃぁ!…んっ……んっ……ぅんっ……」

257:飲酒運転
05/03/30 15:22:14
くちゅ  くちゅくちゅ  ぴちゃ  ぐにゅぐにゅっ  じゅぷっ  くちゅくちゅ  ぐにゅー

「あ……あんっ…………んっ………んっ………はぁっ…………はぁんっ……うっ……んっ……」

いつもならアスカを心のどこかで気遣い、押さえ込まれていたシンジの獣は完全に解き放たれている。
パンツはその役目を果たす事無く一瞬で脱がされ、アスカの“アソコ”はシンジの餌となっていた。
全く知らない男が相手なら、アルコールを含んでいるとはいえアスカは蹴散らす事が出来たであろうが、
今自分を貪っているのは何回も愛し合った事のあるシンジで。強く抵抗も出来ないままに時間が過ぎる。


「……はぁっ………はぁっ………はぁっ……んっ………んんっ………シンジ…………ダメ…………
 これ以上……されたら……………イッっちゃ………うぅんっ!!…………あっ!!ダメ!!………んーーー!!」

枕を顔に乗せて断続的に身体をヒクつかせるアスカを見ながら、シンジは満足そうに指を舐める。
指と舌で“アソコ”を堪能した獣は、いよいよ自らを覆う衣服を剥がす為にベルトを緩めた。

「はぁー……はぁー……ダメ…………気持ち良い………ナニコレ………」
「アスカ」
「………なによ?…………………アンタ勃ってないじゃない………」
「そうだね、勃たせてよ」
「………………ったく…………」

アルコールが入っているとなかなか勃起しないタイプの男性が居るが、シンジもそうであった。
Tシャツ1枚だけになったシンジは仰向けのアスカに近づき、自分の“モノ”を差し出す。
アスカは上半身だけ起こしてシンジの“ソレ”を手にとってゆっくりと上下に動かし始めた。

「…………アスカ………口でしてよ」
「はぁ!?」
「早く」
「………………んっ」

258:飲酒運転
05/03/30 15:23:01
オーラルセックスは滅多にしない。アスカの気分がノッている時だけだ。それも数秒。
しかし、強気のシンジにイカされてしまい、なんとなく“シンジが上”という空気にアスカは流された。
先端を舌で愛撫し、全体を口に含む。口腔で再度舌を動かして先端を内壁に押し当てる。
シンジは左手でアスカの後頭部を押さえ、右手で制服の上から胸を揉む。

ぐちゅ  ぐちゅ  じゅぱっ  ずるっ  ずるっ  ぐじゅ  ぐじゅ  じゅぱっ

「ぅんっ  んっ  んっ  んっ」
「………アスカぁ…………あぁ………うぅ……アスカ………………」
「……………んっ  ぅんっ  んっ  んっ」

好きで好きでどうしようもない女の子が口で奉仕してくれている姿、そしてその感触、
シンジの“ソレ”はスグに膨張し、アスカの口腔を侵していく。

「んぐっ  んぐっ  げほっ  んぐっ  んぐっ
 (アタシ何やってんだろ、、フェラなんか嫌いなのになぁ……胸、気持ち良い……)」
「アスカ………気持ち良すぎる…………口に出して良い?」
「………………………へっひゃいひゃら(絶対ヤダ)」
「じゃあ……出すよ………!!」
「んーーーーーーーっ!!!」

びゅっ!!  びゅるる!  びゅーー!!

両手でアスカの頭を押さえてシンジは何の躊躇いも無く射精した。

「んーーーっ んーーーーーーーっ!! (口が……口を犯されてる………)」
「うぁ………!! あ、あすかぁ…………うぅ……好き…だよ………アスカ………」

259:飲酒運転
05/03/30 15:23:34
「はぁっ はぁっ…………飲んでよアスカ」
「んんんんんん んんんんっ!!(飲めるわけないでしょ!!)」
「僕はいつもアスカのを飲んでるよ、大好きだからね」
「……………………………」
「飲みなよ」
「…………………んぐっ…………んくぅっ……………んぐっ……んくっ……ぷはぁっ」

「ありがと」
「……まずぅ……………濃いし………なんか屈辱……………
 (帰ってから口にしたのが強いアルコールと精子だけなんて……どんな高1よ)」
「僕は嬉しいよ、アスカが僕の事を好きなんだって分かったし」
「な、何言ってんのよ!! 無理矢理こんな事させて、嫌いになりそうよ!!」

「分かってないなぁ、アスカは僕の彼女で、誰にも渡さない。一生僕だけのモノなんだよ」
「そ、そんな事分かってるわよ、アンタだって全部アタシのモノなんだからねっ!!」
「アスカ…………」
「……バカシンジ…………じゃあちょっとお風呂…むぐぅっ!!」

立ち上がろうとするアスカに覆いかぶさり、強烈なキス。
さらに手はYシャツの中へと侵入し、乱暴にボタンを弾き飛ばしながら素肌を暴く。

「ちょ、バカ、汚いわよっ、アンタの………その……舐めた、んだから……んっ!!」
「汚いならどうして舐めてくれたのさ?僕はアスカの身体で汚いと思った場所なんて無いよ」
「…………バカ…」
「もうどうしようもないぐらい濡れてるね、さっき1回イッたから今挿れたらきっと気持ち良いよ」
「な、何考えてんのよ!!………んっ!!……やめ………ぁんっ………んーー!!」

ずぶっっ

「かはっ……!!」
「入ったね」

260:飲酒運転
05/03/30 15:26:22
ここまで書いてスレ違いに気付きました、LAS総合投下スレかと思ってた。。
どう謝って良いかも分からないけど、本当にごめんなさい。

嫌がらせじゃないです、ホントに間違えました。
もう現れないのでお許しを。。

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:27:54
いや、頼むから総合投下のほうで続きキボンヌ。

262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:28:47
もう、どこのスレでもいいから続きキボンヌ

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:28:57
なんの続編?

264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:30:42
漏れは「短パン」のキーワードでピーンときますた

265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:32:18
投下場所、きゃあスレでいいじゃん。なぜにここ?

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:33:08
>>260
クソワロスw
マジで飲んでたコーヒー牛乳吹き出しそうになったw
だから許す

267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:34:04
たぶん、シンジとミサトと絡んでるからだと思われ

268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:34:33
>>265
予想:ミサトと絡んだから

LAS総合なら「作者がLASと思えばLAS」だからだと思う
多分ね

269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:35:27
>>267
こんなん気にしませんよ

270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:35:59
>>260
中身も誤爆も面白いなアンタ。

271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:38:13
どうすれば続きを投下してくれるのですか(´Д⊂
性欲をもてあます(;´Д`)

272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:55:07
これ前作を読んでないと確かに馬鹿っぽく感じるかもしれんな。
でも面白い。この人ってアスシン以外のキャラが上手いね。
ヒカリが歌う魂のルフランは聞いてみたい。

273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 15:58:31
ドンマイケル
ってかいいよ、また現生神の誕生じゃ

274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:06:03
謝罪と賠償を要求するニダ

275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:08:17
お願いだから総合スレ来てよ!、あそこならエロ書いてもいいからさ~

276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:12:24
無さそうで有りそうな誤爆だなw

277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:18:22
続き総合スレでよろしくお願いしますね

278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:20:10
> 「アスカ………気持ち良すぎる…………口に出して良い?」
> 「………………………へっひゃいひゃら(絶対ヤダ)」

ちょっと考えるアスカたん(*゚∀゚)=3ハァハァ

279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:30:52
前作ってどれだったっけ?

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:31:41
前作なんて無いだろ

281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:34:14
短パン大好きシンジ君だよ

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:38:38
あえて言うなら短パン氏だよ
これは8割方間違ってないね
ヒカリやミサトが似てるし、文体もそっくり

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:46:35
その短パンが分からなくて困っている。

284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 16:46:52
短パン氏ワロスw

285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:07:57
つーか総合は性質の悪い住人もいるし、ここやきゃあスレの方がまだマシだと思うな。
平気で他の職人と比べて叩くし。

286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:12:09
きゃぁはともかく、ここはスレ違いだな

>>1
>○アスカとシンジが別の異性との絡みを持つ(惹かれる、キスやセックスなど)

287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:12:31
>>281
前作かどうかはともかく、その短パン大好きシンジ君はどこで読めるんですか?

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:17:04
>>287
URLリンク(yy10.kakiko.com)
まあ、俺もこの人だと思うよ
3部構成になってるけど、最後の方の文体に似てる

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:20:08
なるほどー、その作品でしたか。
教えてくれてありがとう。

290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:24:33
いや、もう別の異性は通過したんだし残りがアxシだけならここで問題ないじゃん
レスけせるわけでもないんだし

291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:28:17
アボーンで消した人もいるかもしれないよ
そういう人にとってはこのFFの話題がここで続くのは辛いかもしれない

292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:30:22
>>234書いた自分ですが2時間掛けて作った続編出来ますた
(・∀・)
かなり長いけど…投下してもイイかな?

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:32:26
バッチコーイ!

294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:32:35
カモーン マイサンщ(゚Д゚щ)

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:33:00
>>292
総合に来てほしーな

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:35:22
いやいやローカルに違反してるだろうスレ的にさぁ~
N3だって追い出されたんだし、やっぱルール守ってくれ

297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:37:33
>>290
一応スレルールには反してたんだから、なし崩し的にOKというのは勘弁。
後の争いの元になる可能性がある(このスレもそれで出来たんだし)。

298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:38:39
ミサト自宅/夜
「よぉっしゃぁあ!!行っけぇ!!」
「そこよ!!ぁあーっ!!」
ミサトとアスカはTVの前で、身を乗り出しプロレス観戦をしている。
それを食器を片づけながら静観視するシンジ
「…はぁ」
(二人とも家ではガサツ過ぎだよな…)
「そう思うだろ、ペンペン」
「クァ?」
「…はぁ」

―あれから1ヶ月マナから電話は掛かってこない。
(別に、待っているわけじゃないんだ。)

食器を置く手を止め
「ただ…」
「んー?何か言ったぁ?」
ビールを口にしながら振向くミサト
「いえ、何も」
シンジを見つめるアスカ
「…とりゃぁあ!!」
「うわっ何するんだよ、アスカ!!」

299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:39:30
「決まってるじゃない、プロレス技よ!」
「ミッミサトさん!!」
「あはは、シンちゃん、それも戦闘訓練のう・ちよん☆」
「そんなぁ!!ぐぁっ」
―使徒の出現も無くそんな平凡な日々が続いていた。



300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:39:37
LAS小説投下総合スレに来てくれよ、新人待ってるのよ~
あそこならLASならんだっていいんだから!この人の作品も読みたいし。

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:41:25
第三中学校/朝
「なんやてぇ?!」
トウジの声が教室に響く
「しぃっ、シンジやアスカに聞こえるだろ」
「何?どうかしたの?」トウジ達の後ろからシンジが声を掛ける

はぁ、と溜息付くケンスケ
「…」
「まだハッキリとは判ってないから黙っていようと思ったんだけどサ」
「うん」
「…」
「何だよ、もったいぶるなんてケンスケらしくないじゃない」
「…昨日、霧島に似た人を見たんだ」
「…え?」
ドキンとシンジの心臓が強く波打つ
「街の方でチラッと。横顔だけだったんだけどな」
「人違いとちゃうんけ?」
「さぁね。でも判らないよ。本当に彼女かもしれない」


302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:42:55
「そうかぁ?なぁ、先生」
「……」
「こらぁ!!3バカトリオ!チャイム鳴ったわよ!」
「うわっイインチョや!」
「はいはい。シンジも早く座れよ」
「…あ、うん…」

(マナが…まさか。)

授業も終わり、帰宅時間
下駄箱
「シンジ!アンタ今日個別訓練の日よね?」
駆け寄るアスカ
「うん…そうだけど」
「じゃアタシはヒカリと帰るから」
「うん」

一人、ネルフ本部へ急ぐシンジ
(…これじゃあ時間に間に合わないよ!)

「!」
視線を感じて 振向くが誰もいない
(…気のせいか)



303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:44:15
訓練室
「シンジ君、アスカ直伝の技見せてやんなさい」

『やめて下さいよ、思い出したくないんですから』
「アハハ、ま、実戦じゃないからと言って気は抜かないでね。それじゃ始めるわよ」
『はい』

訓練も終わり、帰路に着こうと歩くシンジ

ふと、潮の匂いに足を止める
気づけば海の流れを見ていた。

(そういえば…、ケンスケの言ってた事…)
「ダメだ、忘れるって約束したじゃないか」

(もう、良いんだ)




304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:45:47
「手を挙げろ!!」
「!!」
突然の声に驚くシンジ
「大人しくしろ」
女性の声だ。
シンジはゆっくり振向こうとする
「……」
ハッとしながら目を疑うシンジ
「会いたかったよ、シンジ」
いきなり抱きつくマナ
「マナ?!」

「霧島マナ、碇シンジに会いに来ました」
「ど、どうして…」
「あの時、伝えたかった言葉、言いに来たよ」
「…言葉?」
うん、とうなずくとシンジを見つめながら話し始める。
「多分もう本当に、これで最後なの。だから…」


305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:47:53
「私、今はもう霧島マナとして生きてない。けど私、シンジの前では霧島マナでいたいの。二人で、遠くに行っちゃおう?」
「……」
「私」
「私、シンジを愛してる」
その時だった。シンジの脳裏で、あの時アスカが俯きながら泣いていた顔が掠めた。
「シンジは、私の事…好き?」
マナは優しく微笑んでいる。
激しく動揺するシンジ
「あっ、その…僕は」
「僕は…」
シンジを抱きしめるマナの腕をぐっと掴む。


「…マナ」



306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:49:18
「シンジ」

「…………有難う」

抱きしめるマナをゆっくり離す
「…でも…約束、したんだ」
「約束?」
「…シンジ?」
「アスカと、君を忘れるって」
「……アスカさん?」
「僕は、マナを忘れる」「だから…ごめん。」
「………そっか」
「ごめん。」
「良いの、私、言いたくても言えなかったから。スッキリしたよ。シンジ」
夕日がマナを照らす。涙ぐみながら微笑んでいる。
「ホントに、さよならだね」


307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:51:22
「……」
「アスカさんの事大事にしてあげて?シンジとなら…きっと幸せだよ。」
「うん」
マナにどんな顔をすれば良いのか判らず、曖昧な表情を作りうなずく。
海の波音が響く。
「…最後に私の名前呼んで欲しいな」
「え…」
「呼んで?」

「…マナ」

ニコリと笑うマナ
「…さよなら…」

そう言うとマナは振向かず、街へ消えていった。

「これで…良かったんだ」



308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:53:17
この『台詞だけの文章』をよく書く
作家を知ってるけどまさかその人か?

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:53:30
「そうよ」

突然の声に、驚くシンジ
「ア、ア、ア…」
「何よ、人を化物みたいにさぁ」
砂場にドカリと座り込むアスカ
「ずっとそこで見てたの!?なんで…」
「ケンスケから聞いたわ。ま、突然あの女が現れたのは驚いたけど」
「まるでストーカーじゃないか!」
「う、うっさいわね!良いじゃないの!」
「…マナは行ったよ」
「判ってるわよ」
アスカは海を見つめている
「ねぇ、シンジ」
「え?」
「もし、全部の使徒がいなくなって私達が用済みになる日が来たら…」
「何か嫌な言い方だなぁ」
「アタシと暮らさない?」


310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:56:08
「な、何言ってるんだよ!」
「…女のアタシにここまで言わせるなんて、ほんっとーにバカなんだから」
「……ごめん」
「嬉しかったわ、あの女に言ってた事。まぁ、ざまぁみなさいだわね。」

立上がり砂を振り払うアスカ
「もう、どこにもいかないでよね。アンタ見てるとイラつくんだから」
シンジを抱きしめる
「アスカっ?!えっ…」
「アンタね、こういう時は何も言わないで抱きしめるものなのよ」
「………うん」
「バカ。×××××」
ボソリと何かを呟くアスカ
「何?波の音で聞こえなかったよ」
「いいのよ。秘密。」

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 17:59:35
>>308
違います(・∀・)思い切り新人です。長くて&判りにくくてすまん。脳内処理だから許してくれ。

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:03:25
厳しいのかもしれないけど、これはちょっと「なんでアスカ?」と思ってしまうかな
なんていうか、不必要だと思えるような部分があって、必要そうな部分が無いって感じ?
あとカナは全角の方が見やすいかな、と

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:04:19
アスカなんて言ったんだ?

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:10:47
>>312
半角だと文字いっぱい入れられるから、全角止めて打ってますたι自分でも途中から、こらシンジ×マナじゃんと思いつつ…直し無しでやったから、あとで色々直して出直すYO!!指摘サンクスコ!

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:12:26
> 「なぁんだ、アンタ居たの。電話、誰から?」
> 「誰だって、良いだろ!アスカには関係ないよ!」
> 「ちょっと!何よそれ」
> 「…」
> ムッとしながら一人部屋に閉じこもるシンジ。

この辺から何でシンジがアスカに冷たくて、
なんでアスカはシンジを好きなのかがいまいち分からない。
その後にアスカがシンジにキスするのも、背景が無いのでちょっと分かり辛い。

書く意欲があるってのは良い事だし、投下した勇気は手放しで褒める。
あとは書き続けて経験を積む事だと思うので、頑張れ。

乙。

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:17:13
>>315
>何でシンジがアスカに冷たくて
これは確かに分かりにくいね
アスカ→シンジ の片思いみたいな常態かと思ったら違うし、
全体的に整合性が取れていない希ガス

でも乙
大事なのは書き「続ける」ことだよ

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:18:30
>>315
みんなサンクス
(*´∀`)
がんばる!!
一応設定は鋼鉄の続編て事で。色々無理あるが…登場がアスシンだけってのは寂しいから、サブキャラ入れたけど…設定決めてくれればそれを書きたい。
エロ無しで

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:23:59
鋼鉄続編でアスカがシンジを好き
シンジ後ろめたくて逆ギレと勝手に脳内補完してた自分

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:24:00
>>314
全角で問題無いよ。
ありったけ書いて、本文多すぎエラーや改行エラーが出たら分ければ良い。
例えばちょっと上の飲酒運転氏のFFだと、>>250-251で明らかにレス内の文字数が違うでしょ。
おそらく1レス内に収めるつもりが、エラーが出て分けたものだと考えられる。

だから本文の文字数なんて最初は気にしないで書いて良いんだよ。
慣れてきたら1レスの限界を把握しながら書けるようになるはず。

>>317
頑張れー。

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:24:55
箱根には何度か行ったことがあるが、海は見えなかったと思う。

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:26:44
エロは別に必要ないぞ、飲酒氏は元々エロLAS職人で、誤爆しただけw

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:34:58
君は鋼鉄をやっていないね?
あれの続きなんだからコレで良いのだと思う。

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 18:37:35
>>318
実はそうだったり。
シンジは貞本シンジMIXで。
>>320
脳内補完でおながいします。それか湖で…


324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 19:10:21
GJ

325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 20:27:18
なんで糞スレに東亜?

326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 20:32:47
落ち着いてLAS小説を投下するスレ 12
スレリンク(eva板)


327:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 21:54:09
>>320
セカンドインパクト後で海面が20m上昇してるのがエヴァの世界観だからな。
それでも箱根から見えるかというと怪しいが、やってみなければ分からないと思う。

328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 22:05:53
アスカがケンスケと呼んでんのはスルーですか皆さん?

329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 22:07:18
鋼鉄ならいいんでない

330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 22:19:49
俺としては鋼鉄だろうが何だろうがアスカがシンジ以外の男を名前で呼ぶのは許せないな

331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 22:23:58
自己投影厨キモい

332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 23:24:31
>>330
鋼鉄1をプレイした時にシンジが「マナ」って呼び捨てにして、ムッとしたからその気持ちは分からんでもない

333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 00:04:42
ひさびさに鋼鉄1やるかな~
どれぐらいで終わったっけ?

334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 01:08:13
鋼鉄続編書いたヤシです(・∀・)
これで鋼鉄やる人増えるかなー今瞬間、心重ねてをエヴァ2要素気味でオリジナルっぽく書いてるます。
かなり長い…また投下で誤爆したらスマソ

335:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 01:26:41
ガンガレ

>また投下で誤爆したらスマソ
キミは誤爆してないっしょ

336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 03:54:55
∵  わたしは見た  ∵スレ
スレリンク(eva板)l50


鋼鉄のガールフレンド+「瞬間、心重ねて」が現在のんびりと投下中。
そろそろ最終話が投下される予定だってw


337:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 12:15:21
自分も判りやすくコテハンでやってみようかなぁ。
作り直したやつは何処に投下したらイイですかね?
うざいか…(;´∀`)

338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:33:03
投下します。
前置きとしては瞬間、心、重ねてのアナザーストーリーでアスカはまだ同居してません。
貞エヴァ×エヴァ2ミクスで
かなり長い上に、まだ未完成なので随時sageながら投下したいと思ってます。
うざーな方はヌルーしてやって下さい。

339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:35:39
『無様なものね』
とリツコ冷静なコメントが、室内に響く。
暗室のモニターには使徒イスラフェルが映っている。
そして無惨な姿の弐号機と初号機。
「ったぁあくぅ!何であんたってそんな、ドジで間抜けでアンポンタンなのよぉ!!アンタのせいで、すっかりあたしがド恥かいちゃったじゃないの!!」

ガタンと音を立ててアスカが椅子から立上がり、シンジを指さしながら言う
「なっ、そもそも君の単独行動が原因なんじゃないか!」
「ぬぁ、ぬぁんですってぇ!?原因はあんたの判断ミスでしょ?!ミサト、加持さん、この小芋に何か言ってやってよ!!」


340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:36:47
「はぁ~…」
二人の気の合わないやり取りを見てゲンナリするミサト
「こりゃ、文字通り世界の破滅も近いわねー…」
「はは、そりゃ面白いな」
加持が隣で笑い飛ばす
それをキッと睨み付けるミサト
「おいおい…冗談だよ、…それより打開策はあるんだろうな?」
「それは使徒に対する?この子達に対する?」
「どちらもさ」
モニターを見つめながら冬月が話す
「ひどいな、今回ばかりは…恥をかかせおって…」
「目標は既に自己修復を始めている。時間は無いはずだ。」
レイは黙ってモニターを見ている。


341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:38:36
それを聞いたミサトはモニターに映る使徒を黙視する。
(こいつは、完璧且つ完全な動きが必要になるわね…ま、打開策、あるっちゃあるのよ)
そしてアスカとシンジに目を移す。
二人はまだやり合っている。

「はぁあ~…」
頭を抱えうなだれるミサト
(先が思いやられるわね…)

ミサト自宅
わなわな震えているアスカとシンジ
「ちょちょちょ…」
「あ、あ、あ…」
「なぁに、アスカ、シンちゃん」

「…何なのよ、これぇえええ!!」
目の前に広がる光景。食器や用意された衣装に至るまで、全てお揃いの色柄である


342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:39:48
「ああ、これね、嫌がらせじゃないのよ」
笑いながらなだめるミサト。だが次には真剣な顔つきで
「これから貴方達二人には、次の対使徒戦に向けて完全調和の取れた、ユニゾンを作り出して貰う必要があります。そ・こ・で…」

察した様にミサトの発言に割込むアスカ
「ねぇ、それってまさか…まさかよね、ミサト。最悪な事を言うつもりじゃ…」
「…ミサトさん、あのつまり…それは?」
ニコっと微笑むミサト
「アンタ達には昼夜問わず、行動を共にして貰います。」
「は…あの、ミサトさん、何を…」


343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:41:55
目を丸くするアスカとシンジ。アスカに至っては、絶句している

「学校にはそれまでの期間の休学届けは出してあるわ。んでー、作戦要項はエヴァ2体による第7使徒の甲乙への2点同時荷重攻撃、そして一体の姿に戻った際に、敵のコアめがけて初号機、弐号機によるツープラントンキックで目標を撃破…となるわけね」
「むっ…無茶な。無茶苦茶ですよ、ミサトさん!!」
「そうよ!!大体、息を合わせるったって他にも何かありそうなもんじゃない!それに私、花も恥じらう乙女なのよォ!?ジョークはもっと、判りやすくお願いするわ!」


344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:45:04
「だまらっしゃい!!…これはね、遊びじゃないの。二人の息を合わせるためには、この方法がベストなのよ。判るわね、二人とも?我が儘、命令拒否は通用しません。」
「嘘でしょ~悪夢、悪夢よ…」
「戦闘での攻撃は音楽に合わせた方がやりやすいと思うわ。これ、ラジカセとステップの書かれた書類よ。全て覚えて。作戦実行まであと5日、時間はないわ。…じゃ、頑張ってね~!」

ヒラヒラと手を振り、仕事に戻るミサト
「……」
「……」
呆然自失の二人。室内はしんと静まり帰る
シンジを睨むアスカ
「な、何?」
後ずさり気味にたじろぐシンジ

345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:46:24
ふんと鼻を鳴らすアスカ
「…無責任に押しつけてくれちゃってさ。簡単に言うわよねぇ。…しょうがないわ。やるしかないのよ。」
「…う、うん」

「ただし!今度負けたら、その時こそアンタのせいだからね!それと!一緒にいる時に何か変な事したら…判ってるわよね!」
殺意を感じる目つきのアスカ
「なんでそうなるかな…」
「始めるわよ!!」



346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:48:13
居間で練習に勤しむ二人
「もぉお!ここのステップはこう!よ!こう!」
「こ、こう?」
「アンタ…ふざけてるでしょ」
「ま、真面目にやってるよ!」
「…まぁ、いいわ。ひとまず休憩しましょ」

ミネラルウォーターを飲みながらベランダで景色を眺めているアスカ
「…」
「…平和って感じねー」

飛行機雲を眺めながら呟く。
居間にいるシンジに緩い風が送り込まれる

「うん、此処街外れだし、静かだからね」
「此処に来る前は、戦闘訓練だなんだって、実戦でもないのに馬鹿みたいに忙しかったからさー」
「へぇ?…そうなんだ」


347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:50:00
「そ、アンタとは違うのよ。エリートパイロットだもん、あたしは」
「…」

「アンタは言われてあれに乗ってるんでしょ、仕方なく」
「…随分唐突だね」
「聞こうと思ってた事よ。まさか図星?まぁ、アンタのその性格じゃあね~」

下を俯くシンジ
「…僕はあの時父さんに呼ばれて…、乗った。エヴァに。それから…一度逃げ、出して」
「逃げ出したっての?!ここを」
黙って頷くシンジ
「時々勇気あんのね、アンタ」
「でも結局戻ってきたんだ、此処に」
「自分の意思で?」


348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:52:12
「…うん……それからかな。ミサトさんやトウジ達と、前より話すことが出来るようになったのは。」
「ふ~ん。」

沈黙の後
「…ねぇ、自分が、何のためにエヴァに乗るのか、……って考えた事ある?」

アスカは目をぱちくりさせた後、笑いながら「何よ、いきなり。馬鹿な事言うのね、そんなん自分のために決まってるじゃないの」

「そうか…、アスカはそうなのか」
「んで?アンタは何のためにエヴァに乗ってるのよ?」
「…僕は…何だろう。漠然としてるんだ。…この先、判る時が来るのかな、それが。

349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 18:53:59
…判って、どうなる訳でも無いんだけどね」
シンジは自分を嘲笑した。

「…ま、そーよね。気長に考えたら?アンタには永遠のテーマだと思うけどさ。急ぐことじゃ無いじゃん?」

どこか、優しさを含んだ様なアスカの言葉に、シンジは俯いていた顔を上げ微かに微笑んだ。
「…そうかもしれないな」
アスカはそんなシンジを見て、一気にミネラルウォーターを飲み干す
「…さ、続き、やるわよ!!」
「うん!」



350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 19:34:17
ヒトコト言ってあげてください。
スレリンク(eva板)l50

351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 19:40:41
あっ、もしかしたら間打ち間違ったのあるかも…また直しときます。(;´Д`)
ちょっと自信がないのもあったので…。

352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 19:49:51
ツープラトンキックなのにプラントンにしてたな…。
すまぬ。これじゃプランクトンだ。
逝ってキマス
(´・ω・`)

353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 20:00:03
続き頑張れ!

354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 22:02:30
じーじぇい

355:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 00:33:00
夜/ミサト自宅
ミサトからの電話の応対をしているシンジ

「…はい、判りました。……はい、ミサトさんも」

 [ガチャ]

「ミサトから?」
アスカは夕飯を食べている

「うん。今日は残業で帰れないって」
自分もテーブルにつき、食事を始める
「…ふーん。なーんか、明らかに狙ってる様に感じるのはアタシだけかしら」
「え、何を?」

呆れた様子のアスカ
「…もういいわ。にしてもアンタ料理上手いのねぇ。これ、美味しいじゃない」


356:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 00:35:59
「そう言ってくれると嬉しいな。…ここに来て、ミサトさんの手料理食べて以来、ずっと僕が食事当番してるんだ」
「大変なのね、あんたも。ミサトがあの年で未だ行かず後家なの、判る気がするわ」
「アスカは料理しないの?」
「ま、まぁ。たまにね」
「怪しいな」
「何よー!あたしが家庭的じゃないっての?!じゃあ明日、アンタに目にもの見せてあげるわ!」
ムキになるアスカにフッと笑うシンジ
「期待してるよ」

5日後が戦闘だとは思えない程の、日常会話が続いていた



357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 00:37:06
深夜/居間に敷かれた、二つの布団。
二人は距離を開け、背中を向けて寝ている。
(今日はさすがに疲れたな、飛ばしすぎなんだよ、アスカは…。)

閉じていた目を開ける(それに自分でも驚くくらい話したな。そんなつもりじゃ無かったのに)

寝返りを打つシンジ

目の前には、アスカの背中

(…寝よう。明日も練習があるんだから)

・・・・

「……う…ん…」
どのくらいの時間が経ったのかは判らないが、蒸暑さで途中目を覚ます。

その瞬間だった。
「!!!!」

シンジは目を疑った。目の前に、アスカの顔があったからだ。



358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 00:39:17
あと数10センチで、キス出来るかと言った所まで密着していた。

自分の寝相の悪さかと思ったが違うようだ。シンジの心臓は張裂けんばかりに強く、早く波打っている

「………」
すやすやと眠るアスカ
「………」
シンジは唾を飲み込む

自分の唇をゆっくりアスカの口元へと移動させる
「………」







「……………マ、マ」

「…ママ?」
移動させた唇は、動きを止める

その時アスカはシンジのTシャツを、ぎゅっと力強く握った
「…………ママ………」

どうやら寝言を言っているようだ



359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 00:41:07
そして目元からはうっすら、涙が流れ出ていた。
さらなる密着に動揺するがアスカを見て、先ほどの気持ちは萎える。

(ママ…アスカのお母さん…、…もしかしてホームシック?)

まだ鳴り止まない、心臓の鼓動を押さえつつ、アスカに掴まれた手をTシャツからゆっくり解いて、再びアスカに背を向ける



(…何だよ、ママって……)






360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
皇紀2665/04/01(金) 01:21:14
ここまでだと本編準拠過ぎて面白いかどうかも分からんな
この後再構成されるなら、ここまではおもいっきり端折って良いんじゃないの

361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
ときに2015/04/01(金) 01:44:56
LASならなんでもええよ

362:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/01(金) 08:54:48
地の文をもう少し頑張ってほしいな
ほとんどセリフだけでト書き程度の文章しかないからイマイチ作品に入り込むことができない
もちろんFFに長々しい地の分など不要という人間もいるだろうが、まあ一つの意見として

363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/01(金) 11:56:00
>>360
「ママ」が最終日だったのと初日・・・
かなり違うと思うけど。

364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/01(金) 13:10:28
>>363
前置き読んでくれい。本編重点にオリジナルストーリーにしとるのです
(・∀・)

かなり、長ったらしくなっちゃって、あぁ~な感じだが、余計な部分は箸尾ってみる!
これじゃ収集付かなくなるもんな。

とりあえづこの話は、LAS信者に支持されてるのも一つの理由だったんで自分の脳内補完ストーリーしてみたかったのだす(´・ω・`)

365:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/01(金) 13:28:50
>頭を抱えうなだれるミサト
>ニコっと微笑むミサト
>ヒラヒラと手を振り、仕事に戻るミサト
>シンジを睨むアスカ
>ふんと鼻を鳴らすアスカ
>殺意を感じる目つきのアスカ
>下を俯くシンジ
>黙って頷くシンジ

こういう一行表現を多用しすぎると、淡々としつつダラダラしちゃう。
癖なのは分かるし悪いという訳ではないんだけど、上手く他の文章と繋げるとテンポが出るかと。

話の内容は何か展開が始まっているわけではないから何も言えないけど、
>>362も言っているように、地の文を工夫するともっと良くなるかな。
書いた経験があんまり無いという事なので、色々読んで頑張って欲しい。

366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 01:55:34


367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 13:23:38
この一話に、どれくらい割く気だ?
なぜに完成まで我慢して、投下できないのかな?
スレの評価で修正する気なの?

368:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 13:37:53
>>367

だって春休みだから。
だって完成させるにはすごく時間がかかるから。
だって一刻も早く作品を投下してみたいから。
だってほかにも似たような人たちが沢山いるから。
だって今の流行は連日連投のライブ感覚モノた゜から。




369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 13:52:14
>>368
もう一つ

だって今の流行はいちいちツッコミをいれることだから

ってのも追加しといたら?

370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 13:57:58
>>369
それは読者側の話やんけ

371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10/04/02(土) 14:21:50
>スレの評価で修正する気なの?

これ、どうなのかなぁ?
たしかにコミュニティ内での遊びとしてはそういうこともアリだとは思う。
思うのだけれど、じゃあ作者には「本当に書きたいことはないの?」とか思っちゃう。
多少わがままでも、独創的な発想だのなんだのを機体している人間もいると思うのだが?

その結果が「ツマンネ」だったとしてもそれはその作者の独自性になるのでは?


372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10,2005/04/02(土) 15:00:22
週刊少年ジャンプは、読者アンケをより多く取れる方向で作品を軌道修正したりする(たぶん)
スレの反応を見ることは、読者に媚びる意味ではなく、高いプロ魂をの現れだそうに違いないいやきっとそうだ

373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 15:11:23
その少年ジャンプは部数をどんどん減らしていますが?
またアンケートを活用する際にもそれなりの手腕が発揮されていると思われ。
シロートには諸刃の剣、おす(ry


374:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 15:21:31
あれだね、レスした意見が住民の総意だととられると酷い事になったりするんだよね
アンケートはそれなりに数がなければ意味がないのに・・・
とりあえず心無い極少数の意見のせいで、作品の方向が捻じ曲がったり作者が追い出されたりしたのは何度も見た

375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 15:34:57
だからこそしっかりした自己主張と作品が望まれる。
「こんな話が書きたい、ここで書かせてくれよ!」
そう言うガッツを見せて欲しい。
文章力なんざ、どうせ素人なんだから。
巧けりゃ儲けモノ、程度にしか思わない。
想い入れたっぷりの作品が読みたい。
…他の人はどーよ?
養殖その他はおいといて。

376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 15:48:07
>>375
ぶっちゃけ、そういうのは自ホムペで書くなり、他人様のサイトに投稿するなりして欲しい。

377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 15:50:32
>374
>心無い極少数の意見

スレ住民の総数が判らないのにどうしてこんな事が言えるの?
ま、援護射撃をしてあげりゃ良いだけだ罠。
自作自演とか。

でもね、2~3年前に比べれば投下作品が増えたと思うのよ。
スレの上限も増えたしね。
だからうまくやればひっそりと作品は書けるんだ。
無理矢理目立たそうとしなければね。
書き上げてから目立っても遅くはない。

378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 16:32:08
>>377
>スレ住民の総数が判らないのにどうしてこんな事が言えるの?
確かにそうだったねスマソ
仮にもLASスレでクスリやら乱交やら輪姦やら要求する意見が大多数だとは思いたくなかったのです

最初はひっそりと書いてた作品・・・入れ替わりとかもそうかもね

379:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 16:35:23
今の投下スタイルも自己主張の一つと思えば問題なし

380:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 16:37:45
>>378
その要求を最初に出しのは昼メロスレの住人だ。
もちろんその昼メロスレの中で。

381:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 16:41:58
>>378
「ウソをウソと見抜けなければ…」ってのはここでの基本です。
何しろ悪ノリはここの醍醐味だからw
また、例えそういうリクエストが真実だとしても、作者が拒否すればいい。
「漏れはそんなの書きたくねー!ほかの人に頼んでくれ」
そう言えばいい。
そのために色々な書き手が存在するのだから。

…読者はそこに近付かない、てのがベストかな?

↑の方に「しっかりした自己主張と作品」て言うフレーズがある。
作者のそういうワガママはアリだと思う。
だって自分が面白いと思えないと書き続けられないもの。





382:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 16:44:26
>>379
その結果、見限られても自己責任と言う事でw

383:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 17:04:53
雑音に惑わされるな
でも空気嫁

てコトかな?

384:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 18:19:47
ま、ここまでは>>360の評価に同意だな。
このまま続けば、「ツマンネ」ってことだ。

385:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 18:31:42
まるで評論家きどりだな

386:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 18:39:39
「まるで」じゃない。「まんま」
それも許されるのさ。

387:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/02 21:06:12
>>386
おまいさんの脳内ではな

388:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 02:12:39
>>387
許されない理由もオマエの脳内だし。

389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 02:56:34
投下ないのか・・・

390:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 04:27:09
とおかまであと1週間あるぞ






とつまらない駄洒落を考えてみた

391:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 05:38:03
>>388
アホかおまえ
あなたは何時ここの住人達に
「許す、許さない」のアンケートをとったんですか?
とっていないなら軽はずみな発言は控えてもらいたいんですけど。

392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 05:41:35
しかしなんでこんな過疎スレにまで下らん争い持ち込むんだ、もういいよ('A`)

393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 05:49:06
>>391
だから俺は許すのさ。

394:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 06:52:37
つまんね。

395:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 11:37:56
知らん内に延びてて驚いた!

指摘にあった文体の癖や端折りを直そうと再構築中。

確かに今のは元ある話でツマンネだが、書きたい話でもあったから、ifの脳内補完話と受取って貰えると嬉しいかなぁ。

正直ラストは書上げてるけど繋ぎがマンドクサ。素人の大変さってのが身に染みる。
的確な意見くれたりするヤシもいるから、また再確認できたりする。礼を言うよ。

396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/07 08:42:51
TEST

397:エロLAS書き ◆ggoENLr1/Q
05/04/13 12:29:43
2ちゃんねる全板人気トーナメント、本日エヴァ板出場してます。
皆さんのお力をお貸しください。

拙作ですが手土産です。
URLリンク(eva-2ch.hp.infoseek.co.jp)
URLリンク(nnstf.s81.xrea.com)

詳しくは
【4/13】第2回全板人気トナメ選対11【本日決戦】
スレリンク(eva板)
まで!よろしくお願いします。

398:エロLAS書き ◆ggoENLr1/Q
05/04/13 23:42:46
皆様のご協力のおかげでエヴァ板は本選に進出できました。
有難うございます。

399:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 14:29:34
今から投下するけど良いですか?
なんか書いてみたのはいいけど、
題名思いつかないんで無題でいきます。

…ってか小説って難しいなぁ

400:1
05/04/15 14:30:29
暑い。
すごく暑い。
ものすごく暑い。
全身の毛穴から、ふつふつと汗が噴き出てくる。
夜だと言うのにこの暑さ。さらに、湿度80%のじめっとした空気が僕の全身に纏わ
り付く。
僕の不快指数のメーターはまさに振り切れようとしていた。
僕でさえこうなんだから、フローリングに寝そべっている短気な同居人はとっくに我
慢の限界にきてるだろう。
「あぁつぅぅぅういぃぃぃい~~!!!」
…ほら、やっぱり。
耐え切れないといった感じでアスカが叫ぶ。
「もーう限界ッ!!何なのよ!この暑さは!!」
たしかに異常なほど暑い。そういや、さっきの天気予報でお姉さんが今日は今年一番
の熱帯夜だとか言っていた。
「バカシンジ!!…何とかしなさいよ」
僕にそんなこと求められても困る。
何とか出来るならとっくにやってる。
「ちょっと…黙ってないで何か言いなさいよッ」
「…………アスカうるさい」
ゲシッッッ!!
「イタッ!!」



401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 14:31:33
「うるさいって何よ。うるさいって!アタシはただ何とかしてってお願いしてるだけ
でしょッ!」
ゲシッゲシッゲシッ
「イタッ!い、痛いってば!もう!止めてよッ!そもそもこんな事になったのは誰の
せいだと思ってるんだよ!」
そうだ。
僕らがこんな目に合わなきゃならなくなった原因は、人類の神器、科学の勝利の証で
もあるクーラーをアスカが殴って壊してしまったせいだった。
「う、うるさいわねぇ。あ、あたしのせいじゃないわよ!元々調子悪かったじゃな
い!」
「とどめをさしたのはアスカだろ…」
「…うぅ」
珍しく言葉に詰まるアスカ。しばらく何か言いそうな顔をしていたけど、諦めたのか
そっぽ向いて寝転んでしまった。
「…アスカ、怒ってる?」返事はない。もしかしたら拗ねているのかも知れない。
「明日には修理屋が来るんだからさ、それまでの我慢だから…」
僕は彼女を宥めるように話しかけた。
「嫌。我慢できない」
「でもさ、どうするの?アイスクリーム、もう一度買いに行く?」
「お腹壊すから、いい」
普段は大人ぶった態度を見せつけるくせに、やけに子供じみた駄々をこねる彼女に苦
笑いする。
甘えてくれてるのかななんて思うと、少し嬉しかったりもする。



402:3
05/04/15 14:32:25 4Do56FOR
「…泳ぐ」
アスカがつぶやく。
「…へ?」
よく聞き取れなかった。今度ははっきりと言うアスカ。
「…泳ぎに行く」
「………へ?」
僕には同じ返答しか出来なかった。
「泳ぐの!アタシたちに残された道はこれしかないわッ」
高々と宣言するアスカ。
「泳ぐったって、もう夜の9時だよ…?」
「体温を下げるためには体温よりも外部の温度が低ければいいの。皮膚表面より熱が
放射されるからね。冷気が駄目なら、水ね!」
「冷気なら、ペンペンの小型冷蔵庫を無理矢理乗っ取るとか…ちょっと臭うけど、ミ
サトさんの部屋を借りるとか…水なら、浴槽に水張れば…」
「うふふっ、さっそく準備しなくっちゃ」
駄目だ、聞いていない。
はぁ、と溜め息をつく。
アスカは嬉々と立ち上がって自分の部屋へ行ってしまった。
泳ぎに行くって言っても、こんな時間に市民プールは開いていない。ネルフのプール
にでも行くのかも。
まさか、これから海へ…なんてことは無いと思う。夜に女の子ひとりで海に行くなん
て、危な過ぎる。
あれこれ考えているうちに、アスカが部屋から出て来た。
そして一言。
「何してんの?あんたも来るのよ」
「…え?」
僕に拒否権は無かった。


403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 14:33:38
うわっ
あげちゃった。ごめん

404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 14:34:56
アスカに手を引かれるまま、行き着いた場所はなんと学校のプール。
もちろん開いているはずもなく、高いフェンスに閉ざされ鍵もしっかりとかけられてい
る。
「まさか…ここで泳ぐなんてこと…ないよね?」
無駄だと思うけど念のため、聞いてみる。
「そうよ、ここで泳ぐの」予想通りの返答。はぁ、と僕はまた溜め息をついた。
「別にここじゃなくてもネルフにもさ、あるじゃないか…」
「いーじゃんいーじゃん、こっちの方が近いんだから」
「誰かに見つかったらどうするんだよ」
「バカねぇ、見つからなきゃいいのよ」
「見つからなきゃって…」
「うっさいわねぇ、置いてくわよ」
「ち、ちょっと待って…」
僕が止めるのも聞かず、アスカはさっさとフェンスを登って向
こう側に行ってしまった。
「置いてかなくても、いいじゃないか…」
僕は渋々フェンスを登り始めた。



405:5
05/04/15 14:35:44
深い闇のようにも見える水面に、ただ月の影だけが浮かんでいる。
僕たち以外誰もいないプールサイド。見慣れた場所だけど、雰囲気ひとつで全く別の場所
にも見える。
「ほんとにここで泳ぐの?」
「なんだ、まだビビってんの?大丈夫よ。誰もいやしないって!」
周りを見る。
確かに誰もいないけど。
「じゃ、着替えてくるからシンジはここ動くんじゃないわよ。…覗いたら殺すからねッ」
そう言ってアスカはプール横の更衣室の方へと消えていった。
そんなこと、僕がするわけないのに。
まだ死ぬのは恐いから。


406:6
05/04/15 14:36:59
泳ぐわけでもないのですることがない。仕方なくボーッと座っていると、着替えを終わら
せたアスカが戻ってきた。
あの赤と白のストライプの水着を着て。
「お待たせぇvどぉ?」
僕の前でポーズをとるアスカ。胸が強調される。
僕は思わず目を逸らした。
アスカは大胆だ。
そういえば、ケンスケがアスカの事をあいつは男を挑発してるって言ってた。
でも、普段アスカは馬鹿でスケベな男は嫌いって言ってる。
それなのに今みたいにアピールしてきたり。
アスカの考えていることはよく分からない。
「ちょっとお~、ボーッとしてないで何か言ったらどうなの?」
「ま、前にも着てたやつじゃないの?」
「む~。…そうよ、そう!そうだけどッ!ぁ~あ、あんたに気の利いた言葉を期待する方
が間違ってるか。」
大袈裟に溜め息をつくアスカ。どうせつまらない男だもん、僕は。
「いいから、早く泳ぎなよ」
「あれぇ?シンジ君は泳がないのぉ?」
わざとらしい。
僕が泳げないの、知ってるくせに。
ムスッとしてる僕を見て、アスカが笑ってる。
「あはは、怒んないでよ。冗談だってば。んじゃ、貸し切りなんだし好きに泳いじゃお」
準備運動もせずに水の中へアスカが飛び込んでいく。飛び上がる水しぶき。
広がる波紋。


407:7
05/04/15 14:37:37
「ぷっはー!気持ちいいッ!!」
ほんと、気持ち良さそうだ。こんな暗闇の中で恐くはないのかな?
「シンジも来なさいよ。気持ちいいよ」
「いいよ僕は。遠慮しとく。水着も無いし」
「いいじゃん、服着たままで」
「嫌だよそんなの。僕は見てるだけでいいってば」
「つまんない…」
ぶつぶつ言いながらも、再び泳ぎ始める。

水と戯れる彼女は、まるで華麗に踊る魚のよう。
跳ね上がる水しぶきが月の光りを反射してキラキラと光ってる。
とても、綺麗な光景だった。
僕はしばらく見とれていた。
けれど、僕はある異変に気付く。
アスカの気配がない。
さっきから潜ったまんまで出てこないのだ。
「アスカ…?」
呼び掛けてみるけど、返事はない。
「アスカっ!!」
僕は急いでプールの中に飛び込んだ。
アスカの名前を呼びながら水を掻き分ける。
服が重い。
水を含んだせいだ。
「アスカっ!」
月明かりじゃ、どこにいるのか分からない。
思いきり息を吸い込んで、覚悟する。
恐いけれど…
目を見開いて、僕は水の中へ潜ろうとした。
その時-


408:8
05/04/15 14:38:33
「ぶっはあーッッ!!」

アスカの顔が目の前に現れた。
「うわあああーっっ!!」
「あ?何してんのよ、シンジ」
「な、何してって…アスカがずっと上がってこないから…」
「………」
「…その…」
「………心配してここまで?そのかっこで?」
なんだか恥ずかしくなってきた。馬鹿みたいだ、大騒ぎして。
僕は慌てて引き返そうとした。
アスカの手が僕の腕を掴む。
「ちょっと待ちなさいよ!あんた、アタシを助けにきてくれたんだ。泳げないくせに。
…ふふ、バカね」

…どうせバカだよ。
僕の呟きに、アスカがまた笑う。
「あんたのそういうバカなとこ、嫌いじゃないわ」
「…えっ」

顔が熱い。
たぶん、熱気のせいじゃない。


409:9
05/04/15 14:47:38
「アスカ…」
月明かりに照らされた彼女の肌が、闇夜に白く浮かんでいる。
アスカの髪から雫が滴り落ちる。
その蒼い瞳に見つめられて。
僕は吸い込まれていく。

唇から感じるアスカの温度。少しひんやりしている。
水の中で重なりあう僕たち。
ひとつになれた気がした。




410:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 14:54:02
終わり。

ほんとはキスしてからまたゴチャゴチャ~と
色々あったんだけど、
その妄想した内容はだいぶ前に考えたやつなので忘れてしまった。
だから失速してるんです。
思い出したらちゃんと書こう。


411:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 15:32:00
げろあま「やね

412:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/15 18:38:10
だが、それがいい

413:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 01:55:25
うわー。うーわー。
ビジュアルが浮かんだ。いいなー。
いいもの読ませてもらった。GJでした。ありがとう。

414:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 06:07:12
キスした後の2人のちょっとした会話かなんかが欲しかった

でもGJ

415:sage
05/04/16 11:44:03 MmiSwdjr
瑠璃ですよね?
ルコですよね??

416:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 11:47:28
sage orz

417:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 12:15:49
いや、かなりよしおちゃん


また頼むなってかお願いします

418:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 17:44:40
>>415
俺も思った( ´_ゝ`)
ていうかsageろ

419:399
05/04/16 21:20:55
>>411
げろあま!?
げろあまあんまり好きくないのに
げろあま書いてたのか…無自覚

>>412
ありがとうございます
げろあまもいいやね

420:399
05/04/16 21:29:21
>>413
よかった。
次も頑張りますね

>>414
やっぱりそうですよね。
何か書いた方がいいなとは思ったんですけど…
何も浮かびませんでした
うーん、精進します。

421:399
05/04/16 21:32:16
>>415
瑠璃?
ルコ?

>>417
はい、私でよければまた。
頑張ります


422:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 01:21:16
>>399
本多孝好っていう作家の作品に
『瑠璃』という似たようなのがあるんだよ

423:399
05/04/17 09:54:34
>>422
マジですか!?
本多孝好…今度読んでみよ
すげぇ、似てるんだ
瑠璃ってFF作家さんの名前だと思ってました

424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 10:00:50
どうでもいいけどsageないのはわざと?

425:399
05/04/17 12:45:44
ごめんなさいごめんなさい。
わざとじゃないです。
…sageって打ってるつもりでした


426:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 16:30:23
>>424まぁあんまりいじめてやるなよ。
職人さんGJ

427:前スレ756 ◆SAT.xTLxFk
05/04/17 16:40:30
多忙で来られないうちに新スレに移行してましたorz
落ちLAS投下スレでレスを下さった皆様にあらためて御礼申し上げます。

428:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 17:47:16
お、味噌の人降臨だなや
新作マダー(AAry

429:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/18 03:10:55
味噌の人(・∀・)イイ!
今後も盛り上げてくだちぃ

430:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/18 18:34:56
ミ~ソ!ミ~ソ!!

431:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/18 23:02:21
シ~ル!シ~ル!

432:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/19 01:51:14
キ~ル!キ~ル!

433:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 21:58:20
キ~ス!キ~ス!

434:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/21 14:27:54
ホ~シュ!ホ~シュ!

435:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 00:43:50
ブ~ッシュ!ブ~ッシュ!

436:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 21:17:50
ヒッコ~シ!ヒッコ~シ!

437:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 22:07:36
>>430-436
流れにワラタ

438:味噌の人 ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:27:11
いつのまにか謎のニックネームが…
ミ~ソ!ミ~ソ!はともかく
シ~ル!シ~ル!は…エロい人じゃないので自分orz
そっち方面は毛の先輩に期待です。
閑話休題。
以下投下。

439: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:29:45
ターゲット捕捉。
リビングで寝転がっている野暮ったい男に近づいて。

「ね、シンジ。『しりとり』しよ」


――――――――――
しりとり    ― call my name ―
――――――――――

「しりとり?……今すごく眠いんだけど…」

なんでだよぉ、と問いたげな馬鹿シンジ。

「別に?アンタが暇そうだから、かまってあげようと思って。いいでしょ?」

「うー…うん、別にいいけど…」

「じゃ、アタシからね」

実は最近、アタシには一つ悩みがある。
かまってあげる、なんてのはホントは口実で、
アタシの行動はその悩みを解消するための綿密な計略に基づいているのだ。

「『シンジ』」

440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/23 00:30:38
「何?」

「違う、『シンジ』」

「あ、しりとりの最初?固有名詞でもいいんだ」

「そ。次は『じ』」

そうそう。
固有名詞は許可にしないと、アタシの計画が狂う。

「んーと………『地味』」



思わず吹きだした。



「………なんで笑うのさ」

「…、あー苦しい、なんでそこで『地味』ってでてくるわけ?」

「し…仕方ないだろ、性格なんだよぉ」

まったく。
冴えないヤツだけど、こういうとこ、なんかカワイイと思えるのよね。

「じゃあ『み』……『ミニチュア』」

ここから作戦開始。
いくわよ、アスカ。

441:↑はトリップ付け忘れ ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:31:29
「『あ』……『アジ』」

「日本人ってホント魚好きよねー。…『G線上のアリア』」

「バッハ?名曲だよね、Air。『あ』…あ…『雨』」

「アタシ達チルドレンは世界の救世主ってことで『メシア』」

「『あ』………って、また『あ』?」



そう、これこそがアタシの計略なのだ。
アタシの昨今の悩みの種は、シンジに起因していた。

話は例の洋上決戦にさかのぼる。
オーヴァー・ザ・レインボゥの上でアタシがシンジに出会い、
一緒に弐号機に乗って、一緒に勝ったあの日。
あの馬鹿シンジ、戦闘中はアタシを『アスカ』って呼んでたくせに
日本に来てから三日、シンジ→アタシの呼称は『惣流』に落ちついてしまい、
それがどうにも気に入らない。
欧米と違って、親しいもの同士でしか名前で呼び合わない慣習は知ってるけど、
このアタシが『シンジ』って呼んでるにも関わらず
シンジが名前で呼んでくれないのはどーゆーワケよ?
かくして本作戦、『なにがなんでも『アスカ』と呼ばせる大作戦』は決行されたのである。

442: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:32:10
「いいからはやく。『あ』よ」

「んー……『赤』」

むぅ。
アタシの名前を出させるためだけに、『シンジ』から始めるという伏線も張ったのに、
どうやらこの鈍感馬鹿には通じないらしい。

「『か』…『か』…『カナリア』」

「それってカナリ『ア』?それともカナリ『ヤ』?」

「『ア』に決まってんでしょーが!」

「そんなに怒らなくても…」

怒るわよ、そりゃ。
昨日の夜必死で考えたんだし。
『あ』で終わる言葉っていうのはかなり少ない。
外来語でないとまず無理だし、短期決戦でいかないとこっちのボキャブラリーが切れる。

「それにしても、惣流がカナリアって、なんか合わないね」

「そぉ?じゃ、可憐なこのアタシを鳥に例えるなら何?」

「惣流ってパワフルだもんね…ダチョウ」

「死にたい?」

「あ、いや、そのゴメン」

443: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:33:39
あーもう。
ボキャブラリーの前にアタシがキレるわよ。
なんて思いつつ、
実はこんなジョウダンのやりとりも、この馬鹿と一緒だと楽しめるのだ。
日本に来て一番の収穫は、こうしてじゃれあえるシンジなのかもしれない。
(ちなみに『ジョウダンのやりとり』というのは
 『シンジの冗談』と『アタシの上段正拳突き』のやりとりである)

「さっさと次。『あ』よ」

「さっきから『あ』ばっかりだね……『アクセル』」

「それこそシンジに似合わないんじゃない?」

「そうかもね。どっちかっていうと惣流がアクセルで僕がブレーキ」

「………何が言いたいの?」

「ご、ゴメン、ついっ」

「まぁいいわ。聞かなかったことにしといてあげる」

『アクセル』の『ル』か…
うーん、『る』で始まる言葉自体少ないのに。
『あ』で終わるとなると…無理?
いいえアスカ、諦めるにははやい。
考えるのよアタシ!


444: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:34:13
「る…『ルーマニア』!」

「うわ、また『あ』………『アジア』」

「!」

「ちょっとお返ししてみたり」

よ、予想外……
今度は何?
『あ』で始まって『あ』で終わる?しかも『アジア』以外で?

「…」

「……」

「………」

「惣流、そこまで『あ』にこだわらなくても」

「ダメよ!ここはアタシの誇りとプライドにかけて!」

「誇りとプライドって意味一緒じゃ……」

むー!
難しいわね、これは…
昨日考えた言葉を頭の中に並べる。
ドア…聖母マリア…ユートピア…エクレア?
サルビアも駄目、ドリアも駄目。『あ』で始まるのはない、か…
うーん。
なんかこう、パッと思いつきそうなんだけど…
あれ??思いつく?思いつき?

445: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:34:52
「あ、『アイデア』!!」

「すごいや。また『あ』だ」

あ、危ない…
今のはピンチだったわ。
そろそろ限界かも……

「えーっと、『あ』だろ、うーん……」

「ね、例えばさ、固有名詞がありなんだから、知り合いの名前とかでもいいわよ?」

さりげなく誘導してみたり。

「あ、なるほどね。



 『赤木リツコ』」

「なんでそーなるのよ!」

「?ほかに『あ』で始まる人っていたっけ?」

こんの馬鹿…!
目の前にいるでしょうが目の前に!

「あーもう!こうなったらとことん抗戦してやるんだから!
 『こ』でしょ…『ココア』!」


446: ◆SAT.xTLxFk
05/04/23 00:36:37
「えーと、『あ』、『あ』…」

「他にもいるでしょうが!ネルフ関係者で!もっと身近に!」

「え?そう?うーん………」

「その人は……シンジとはあんまり、仲がいいとは言えないかもしれないけどさ。ほんとは…ほんとは」

あーもう、アタシってば何言ってんだか。
でもこの超鈍感には、言わないとわかりそうにないし。
ちょっと恥ずかしいけど、いいよね。
出会ってからまだほんのちょっとしか経たないけどさ。
だかろこそ、アンタのこと、もっと知りたい。
アタシのこと、もっと知ってもらいたい。
呼んで欲しい。
アタシが『シンジ』って呼ぶみたいに。

「ほんとは、いつもアンタのこと気にしてるんだから……っ」

「あ………っ!ゴメン…僕は…僕は…こんなに大事な人の名前、忘れてたなんて。
 同じチルドレンなのに…一緒に戦う仲間で、クラスメイトで…それなのに、僕は」

「呼んで。その名前」

「わかった………




 あやな」

ごきゃ。


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