04/08/29 21:50
「ねえシンジ、これどういう意味?何て読むの?」
「どれ? え~とこれはね…」
リビングで二人並んで勉強中。
キッチンのイスに座っているミサトさん、缶を持ちながら何だか険悪な表情。
「あ、なるほど。ダンケッ」
「うん。じゃ今度は、此処教えてくれないかな?」
「……アンタら」
いい雰囲気に注水。不思議そうな顔と、あからさまに不機嫌になった顔が向く。
「あのね…もう使徒は殲滅したんだから…」
何かに耐えるように、一旦言葉を切る。
大きく息を吸い、吐く。ギンッという音と共に二人を。
「いい加減ペアルックはやめなさい!!」
「もうユニゾン訓練はしなくていいのよ!! 毎日毎日、訓練だか何なんだかベタベタベタベタベタベタ……」
「な、なに言ってんのよ! 今度また同じような使徒が来たら如何すんのよ!」
「そ、そうですよ。訓練はその…し、しておくに越した事は無いですよ」
「駄目ェ~! このままじゃ次の使徒の前に私の心身がもたないのよ!!」