碇シンジの日記at EVA
碇シンジの日記 - 暇つぶし2ch669:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 12:00:35
G月G日


加持さんが、女の子と話すときは何処か女の子の変わったところに気を配って
変わったところががあったらそこを褒めながら話すと女の子はとても喜ぶと教わった。
僕はよく加持さんの話を聞くときには、メモ帳を持参して何か教えてもらう毎に
そこに書き込むようにしていた。
・・・そりゃあ、僕だってモてたいさ。
このメモ帳の存在が、ミサトさんやアスカにばれたら、確実にネタにされるだろう。
しかも、ボロボロになるまで使いまわされそう・・・
このメモ帳は日記以上に保管に気をつけよう。

今日は本部で模擬演習があった。
いつもは見ない加持さんだけど、今日は暇っていう事らしい。
それで、加持さんに今日は俺が教えた攻略法をネルフのご婦人方で試す
絶好のいい機会だ。
俺が後ろで付いててやる、っていうもんだから僕もつい調子に乗って
ハイって答えた。今考えたら、加持さんのペースにはまりやすいな、僕って。
まずマヤさん。
口紅の色が少し濃い目になっていたので、口紅の色変えました?
いつもより大人っぽくていいですよって言ったら、なんとドンピシャだった。
ワタシはちゃんとした大人ですって言ってたけど、顔は笑ってた。
加持さんも親指立てて、ウィンクしてくれた。・・・本当は女の子の方がいいんだけど。
次はリツコさん。
はっきり言って、この人苦手なんだよな。だってさ、子供に愛想がないんだもの。
なんていってても始まらなかったから、オロオロと観察すると
タバコの銘柄が違ってたので、タバコ変えました?いつものと違いますね。
っていうと、リツコさんは驚いたような顔で、よく見てるわね。今日は、メンソールを吸う気分なのよ。
って少し笑ってくれた。



670:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 12:13:28
その隣にいたミサトさんは、
シンちゃんってば、急に色気づいちゃってま~とか言ってたけど
その言葉を無視して、ミサトさんの変わったところを探す。
ない。ない、ミサトさんの様子は普段から注視してるけど、今日も全く変わってる所がなかった。
加持さんに救難信号を求める・・・って、加持さんは顎で行け、行けっていうだけだった。
今度、ミサトさんにあらぬ事吹き込んでやる・・・
あ、いや、そのー、ミサトさん今日は一段とお綺麗ですよね。
いつも見てるけど、今日はその・・・特別に・・・
褒めるところが見つからない人についてのハウツーはまだ加持さんから習ってなくて
僕は機転を利かせたのだ。
思ったとおりミサトさんは単純で、あらそう?やっぱねー、まだ二十代だしぃ。とか
言ってた。隣でリツコさんの額に青筋が浮いていたけど。
で、次は綾波。
なんていうか、綾波が一番分かりやすい。
靴下白に変えたんだね、やっぱ黒の靴下もいいけど、その方が綾波に似合ってて
かわいいよって。綾波には自然と言えるだよね、なんでだろ?
綾波は顔を赤くして、目をパチクリさせながら俯いた。
・・・でも、あのボケの事は許さないから・・・って言われた。
いや、まだ根に持ってるのかよ!!ってつっこみ入れたかったけど、我慢。
で、その様子を見ていたアスカが
いきなり綾波をその場からどかせると、勝ち誇ったような笑みで髪をかきあげながらいつものポーズを取る。
アタシはどう?アタシ変わった?率直な感想期待するわ
って言われても、アスカに面と向かってかわいいって言える自信なんてないし、
よく見てみても、いつもと変わったところなんてない。
・・・しいて言うなら、いつもかわいい・・・
・・・ってなんでこんな事日記に書いてるんだ、僕は!!!
急いで、加持さんに言われたことを思い出す。
女の子は細かな所を見ている男に好感を持つ・・・そう言ってたのを思い出した僕はアスカの服装に気を付けてみた・・・
それで、アスカスカートのチャック開いてるよ。って凄く心配してあげたのに
アスカの顔をゆでだこみたいになった後、いきなり頬を叩いてきた。

あれ、また僕失敗しちゃったのかと落胆した一日だった。

671:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 12:56:35
そろそろアスカを助けてやってくれw

672:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 14:01:19
シンちゃんのボケっぷりが楽しみで仕方ない。

673:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 16:19:30
G月L日


昨日はとっても嫌な一日だった。日記を書くのも忘れるぐらい動転してた。
ミサトさんがシンちゃんの部屋って殺風景でなんか物足りないわねぇって事で
抱き枕を買ってもらった。
僕の身長の丈と同じくらいの長さで確かに抱いて寝ると心地よかったのは認める。
だけど、ウォークマンを聞きながら無償に人肌が恋しくなった僕は
思わず抱き枕を思いっきり抱きしめながら、アスカ、アスカって連呼したんだよねー。
別に僕の部屋だし、何を言っても構わないって思ってたんだけど
夕食の用意をするように呼びに来たミサトさんと目が合っちゃったんだよな・・・
あの時のミサトさん、口をあんぐり開けて、まさか僕がこんな事するとは思ってもいなかった
って顔してたもんなー。あー、僕の人生で最大の汚点だ。
僕もアスカみたいに襖嫌いになっちゃうよ。
でも、その後のミサトさんは恐かった。状況を理解できたミサトさんは
にまーっと笑うとそのままリビングにむかっていっちゃって・・・
恥ずかしさと恐怖で固まっていたんだけど、リビングから
ア~スカ、いい事おしえてあげよっか~、さっきねぇっていう事を聞いて
僕はものすごい勢いでミサトさんの口封じに行った。

ああ、これからが欝だ。
だって、何かある毎にアスカを呼ぶし、お酒の肴は作らされるし。
しかも、あまり飲ませすぎると思わずポロッといっちゃうかもしれないし・・・
うわー、今日の出来事が思い出せないよ!!


674:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 19:41:21
オッテュ

675:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 20:14:03
このシンジいいなあ

676:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/30 20:38:05
和むね

677:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 21:49:54
G月M日


ミサトさんにあの夜の事をネタにされて、一夜が明けた。
今日もまたネタにされたんだけど、こんな事が続くんなら、いっそアスカにばれちゃった方が楽で仕方ない。
加持さんにも電話で相談したけど、相手の弱点を握った葛城は鬼と化すから、シンジ君も
頑張れって言われたけど、そんな”頑張れ”で片付くものじゃないと思うんだけど・・・
朝起きたら、朝食作るのが僕の日課なんだけど、いつもミサトさんの姿を見たことなかった。
それは、低血圧なのか仕事で疲れているのか分からないけど、いつもその時間帯は寝ているから。
でも、今日の朝は違った。
目覚ましを使って起きた僕があくびをしながら、台所に行くと
ミサトさんは椅子の上にあぐらを書いてニコニコと微笑みながら僕の起きるのを待ってたんだ。
シンちゃ~ん、朝ご飯まだぁ~?なんて、ニヤニヤしながら見やがってっ!
絶対二言目にアスカ、アスカって言い出すと思ったけど・・・やっぱり、思ったとおりだった。
シンちゃんってさ、アスカの事好きなの?とか、アスカの体ってすごーくやーらかいのよとか
ここん所、訓練続きでシンちゃん溜まってるの?ってアンタは親父かいって、つっこみいれたかったけど。
多分、ここで反抗したら確実にアスカに告げ口されるから、無視して我慢してた。
学校が一番落ち着いた。学校に来るのがこんなに嬉しいとは思ってなかった。
その日はトウジとケンスケと都心付近のゲームセンターで遊んだんだけど、
トウジのダンスマニアの点数には爆笑した。
夜、僕が抱き枕に抱きつきながら、音楽聴いてたらアスカがいきなり襖を開けて入ってきた。
なんか落ち着きがない様子で僕の顔をじーっと見つめると、
アンタ抱き枕を抱いちゃって、そんなに抱き枕がいいの?って聞いてきたから
これを抱いて寝ると凄く安心するんだよって言ったら、
それ没収って言っていきなり、抱き枕を取り上げられた。
僕はいきなりの事で気が動転して、怒りながらアスカに抗議したらアスカが赤い顔で恥じらいながら、誰かさんに想像の中でいやらしい事されたくないしって言われた。
僕は確信した。ミサトさんは、耐えられず喋ってしまったと・・・
その日、僕は自分で何をしたか覚えてないほど、暴れた。
でも、アスカは何で僕を殴らなかったのだろう・・・不思議だ・・・

678:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 21:58:03
ワラタw 頑張れシンジ
……にしてもここのシンジはえらく鈍感ですね

679:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 22:04:39
オッテュ

680:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 22:16:50
神GJ!

681:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 22:48:22
>ニヤニヤしながら見やがってっ!

一連のシリーズ、面白くて好きなんだけど
シンちゃんはこんな言い方しないよー

682:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/31 23:05:31
>>681
つ「前歯全部折ってやる」

683:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 01:23:04
日記っていう事で、好きな事バンバン書いてます。


684:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 01:23:22
↑シンジが。


685:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 01:26:22
日記じゃなきゃこんな言葉言えません

686:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 02:35:18
G月N日


最近は使徒も現れないし、のんびりした日が過ごせていい感じだ。
ミサトさんは相変わらず、いつ使徒が現れてもいいようにって訓練を重視してくるので
定期的に本部でシンクロテストと訓練がある訳だけど・・・
それでも、自由に過ごせる時間が増えてすごくうれしいんだけどね。
今思い返せば、今日の僕は少しおかしかった。平和ボケしたっていうか、恐いものが何か忘れていたりとか・・・行動が凄く変だった。
綾波が食堂でご飯食べているのを見て、ご飯粒がホッペに付いているのを
間近でずーっと見ていて、それを取って食べてあげたりとか。勿論、綾波の顔は赤かったけど。
あと、リビングでアスカが格闘ゲームをやってる間、ボタンを押すたびに
揺れる髪の毛が気になって、髪の根元らへんから指ですーっととかしてみたり・・・
アスカは背中をなぞられたときみたいに、背筋をいきなり伸ばしてちょっと震えてた。
それで、呆れた様子で僕の方を見て、
アンタ何か悪い物食べた?って言ってきた。いつもの僕なら、自分のやった事にびっくりして
口ごもるんだろうけど、
その時は、いやアスカの髪の毛ってさ、サラサラで凄く触り心地いいんだね。しかも、艶があるから凄くうらやましいなーって。
って言ってしまった。ぼけーっとした頭の中で怒られるかなーって思ったけど、
あんたでも、面白いこというのねってクスクス笑われただけだった。
でも、その後の行動は慎めばよかったって思っている。
スラーッと伸びるアスカの足を見ていて、また触っても怒られないだろうなって、
霧掛かっている頭で考えてたら、思っている間にアスカの太ももを撫で回していた。
アスカの太ももも柔らかくていいよね、しかもこんなに足長いって。
って言ってる間にまたアスカが震えだした。
どうせ怒られないだろうと思ってたら、いきなり立ち上がって僕の手を踏みつけて、
こぉの、ヴァカ!!変態、色魔、エロ親父!!とか言って、蹴りまくった後にエビ固めを食らってしまった。
その瞬間から、忘れていた恐怖という物を思い出せたんだけど・・・その代償は大きかったな。
ちなみにあれから、アスカはいつものヘアスタイルだけではなくポニーテールとか他の髪型にもチャレンジしている。
何か、心境の変化があったのかなぁ?僕の体はもうシップだらけだ。


687:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 07:02:08
乙、エビ固めナイス

688:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 10:58:18
オッテュ

689:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/01 16:08:19
そろそろ空気を読むスキルを持たないと
ころされそうだなw>>シンジ



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