04/08/03 19:42
「そうだわ!私のこの美貌と知性を活かして芸能人になるってのはどう!?」
「ええ!?」
驚くシンジ しかし冷静に考えればそれほどおかしな話ではない
彼女の美貌は承知しているし10代前半で大学を卒業した秀才ともなれば話題性十分だ
「うん・・アスカならできるかもね」
シンジは答えた しかしそれはいつものような人に合わせた答えでなく本心からの言葉だった
「そうなった暁にはアンタをマネージャーとして迎えるのも良いわね」
「えっ!」
シンジは突然話を振られ驚いた
「そ!アンタが私のスケジュール管理をするのよ それから炊事洗濯もお願いね」
体よく使われている気にもなったがそれほど嫌な気はしなかった なにより彼女といれる事が嬉しい
「でもそれじゃ今と変わらないね」
シンジは思った事を素直に言ってみた
「当たり前じゃない!!アンタはずっとアタシに尽くして生きていくのよ!!」
「そんなあー」
言葉とは裏腹にシンジの声には喜びの色も混じっていた