04/07/11 20:14 hZy3t+WN
つーか、むしろ、ファフナーはどうでもいいんだけど、
「パクリだとかパクリじゃない」という話はどこで聞いてもウンザリだな…。
まず、そういう考えの元になる「オリジナリティ」という概念自体、
日本だと明治あたりに輸入された随分偏った代物。
しかも、その概念に沿って考えてみたところで、それは
「特に今までに類例のみられない圧倒的な《新しさ》について、非常に大きな意義を認める」
というものであって、何を以って《オリジナリティ》というかはケース・バイ・ケースだが、
いずれにせよ、物凄く狭く限定されるものではある。
例えば、『占星術殺人事件』のアレ並じゃないと、この概念での保護の対象にならない。
んで、そういうレベルとは離れた瑣末なパクリ話は、
《創作》の商業化の結果出てきた、著作権という利権の争いで主に問題になるんであって、
作品そのものの質の評価とは、ほとんど関係ない。
・・・まあ、馬鹿には何言っても、何説明しても無駄だと思うけどな。
戯作とか本歌取りとか、そういう豊かな文化的土壌がある国にせっかく生まれたのに、
《オリジナリティ》なんてたった一つの概念を、しかもそういう概念の沿革も何も無視して
アホなやり方で振り回すのがどれくらい馬鹿かなんて、絶対わかんねぇんだろうな。