04/05/16 16:31 rrO8ShmE
>>209
ほい、さわやかな朝。即興だから出来は保証しませんが。
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「ぶち切れたぞ!」
「ぶち切れたぞ!」
恐怖におびえた村人の悲鳴が、澄みきった青空にこだまする。
ベン様のお山に集う猿たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の低い檻に収監されていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の毛皮。
普通の村人は殺さないように、ASEドライバーは近寄らせないように、
ゆっくりと荒らすのがここでのたしなみ。
もちろん、罠にかかってつかまるなどといった、はしたない猿など存在していようはずもない。
奥竹村。
明治三十四年創立のこの村は、もとは人間の村人のためにつくられたという、
伝統ある山岳系農林村落である。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、ベンに見守られ、
幼少時から大人までの一貫教育が受けられる猿の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年住み続ければ山育ちの純粋培養戦闘猿が武器付きで出荷される、
という仕組みが未だ残っている貴重な村である。