♂倒錯シンジきゅんハァハァ スレ♀ 2at EVA
♂倒錯シンジきゅんハァハァ スレ♀ 2 - 暇つぶし2ch968:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/24 18:55
>>962
微熱氏の作品の保存に余り熱心でないスタイルはなにやら拘りなのかもしれないし、
御本人の希望も聞かねばな。

シルクソックス中の人の作品も汁カラーにあってるかもな。


969:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/25 22:56
URLリンク(eva-2ch.hp.infoseek.co.jp)

970:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/26 00:17
誰これ?

971:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/26 03:52
絵が美鳥の日々っぽいな。

972:847
04/05/26 23:29
蒼い空、白い雲。 そして、飛び回る戦闘機の輝点。
セカンド・インパクト以降、空が美しくなったと大人達は言う。 それは、自分の周りが
世界の全てだったあの幼い頃を思い出す度に生ずる、甘い、色褪せた感覚に似ている
ものなのかもしれなかった。


紅い機体が灼熱したマグマの中へ入ってから、暫く経つ。 火口に立つ初号機、そして
中にいる碇シヲリは、沸き立つ火口を静かに見下ろしていた。

「何故、あの子なの?」
白衣を着、壁に凭れ掛かりながら。 周囲に居る人間に聞かれない為だろう、あるいは、
聞かれて欲しく無いというアピールか。 赤木リツコが小声で問う。
「…シヲリちゃんの事?」
こちらも小声で答えるのは、葛城ミサト。 ミサトは腕を組みながら僅かに嘆息し、
横目でリツコを捉える。
無言で微かに頷くリツコに、ミサトは口を開く。
「ん、リスクは分散させないとね」
そう嘯くミサトの顔にかかる薄い膜に、リツコは追求しても詮無いと感じたのだろう、
オペレータ達の方へ向かいながら口を開く。
「まあ…、良いわ。 私達も仕事、しなくっちゃね」
そう言いながら離れてゆく白衣を見ながら、ミサトは数時間前の事をその脳裏に
浮かべていた。


前回と違い、作戦にシヲリを使う事には大した反対が出なかった。 いや、実際には
前と同じ程の量の反対は有った筈だ。 が、ミサトはそこにリアリティを感じる事が出来
なかった。
その薄さは、何か在るからか、それとも何も無いと判断されたからなのか。
―鬼が出るか、蛇が出るか―
ミサトは口の中でそう呟きながら、リツコの背中を追った。

973:847
04/05/26 23:29
ネルフ、パイロット控え室。 少年が初めてその存在を知った時は使う者など居るの
だろうか、と思った場所だ。 だが、少年は其処に居た。 蒼い髪をした少女と共に。

固く、座り心地の悪いプラスチックの椅子。 だが、今はそれが助けとなっていた。
尻の痛さで、二人で居る気まずさに少しだけでも眼を逸らしておけるから。 レイは
未だ姿勢を崩さず、まるで自分独りしかここには存在しない、とでも言った風に、いつも
そうするように本を開いていた。

此処へ来てどれくらい経ったのだろう。 30分か、それとも数時間経っているのか。
利用者の事など考えても居ない無機質なコンクリートの直方体―もちろん時計など無い―
は、少年の時間感覚を混乱させるのに充分な役目を果たしていた。


少年は幾度隣のモノに話掛けようとしたのかしれなかった。 しかし、その決意はレイの
表情を見る度毎に霧散して。

それでも、ついに沈黙に耐え切れず、少年はその重い口の錠を開ける。
「あ、あのさ、綾波…」
そこまで言って少年は口を噤んでしまう。 彼女が自分の話に興味なぞ持つ訳が無い
のに、何故自分は声を発して仕舞ったのだろう、と悔いつつ。
しかし、少年の悔恨は裏切られる。 レイが本から顔を上げ、少年の方を向いていたから。

「何?」
涼やかなその声色に導かれ、跪く者は告白する。
「綾波は、寂しくないの? …その、独りでさ」
再び静寂が訪れる。 今度は、ページをめくる音すら聞こえない。
よく冷房が効いている部屋の中で、少年の脇から汗が染み出し、制服の下に着たTシャツ
へと染みを作っていく。 自分の息遣いすら騒音に思える中での数瞬。

974:847
04/05/26 23:31
「分からない」
よもやそのような答えが返ってくるとは思わなかったのだろう。 少年は一度レイの顔を
見、そしてすぐに膝の間で組んだ己の両手に視線を戻しながら、言う。
「分からないって…。 寂しいとか、思ったこと無いの?」
「…どうして?」
「どうしてって…。 綾波はさ、学校でもずっと独りじゃないか。 授業中でも、昼休み
でも。 ネルフでも人と話してるの殆ど見た事無いし…。 だから、そういう風に思った
事って、無いのかなって思って」
礼を失した質問は、だが、少年がどうしても彼女に聞きたい事でもあった。
何故なら、少年もまた独りであったから。 不幸な事に、それが少年の思い込みに
過ぎないとしても、事実は少年の脆い心に存しているから。
またも数瞬の後、レイが答える。
「…私には、何も無いから」
レイの言葉を飲み込めず、困惑した表情の少年。 少年は、更なる言葉を求めようと
話しかける。
「何も無いから、寂しく無いの? …それなら、僕だって何も―」
無いのに、何故寂しいんだろう、と続けようとしたその言葉は、驚くべき事にレイの
言葉によって打ち切られた。

「違うわ、貴方が思うより、私には何も無い」
「そんな事―」


言おうとして、少年はレイがもう話す気が無い事を知った。 再び本の上に落とされた
彼女の瞳はいつもと変わらず、しかし、蒼い悲哀を湛えているように、少年には思えた。

975:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/26 23:48
どんどん他人との接点が断たれてくな

976:そろそろ980だから
04/05/26 23:53
純情可憐なシンジきゅんは女の子のほうがお似合いだと思ったことはありませんか?
ここはシンジきゅんを女装、女性化させてアンアンいわせたり
実は元から女の子だったということにして萌えあがったりするスレです。

☆前スレ
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☆過去スレ
倒錯シンジきゅんハァハァスレ
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☆関連スレ
男の子のまま愛でたい人はこちら
【甘い夜】しっぽりと…俺とシンジ第六夜【LOS】
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新たな妄想を補充してくれるスレ 
こんなエヴァ小説がどうしても読んでみたい!!7
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エヴァサーチ
URLリンク(www.keddy.net)

977:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 00:54
やっぱシンジきゅんには自問自答で悩んでもらわないとな。

978:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 17:32
エヴァサーチはいらんだろ

979:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 18:02 JuEU7kZe
シリアスでイイ!ね

980:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 18:58
>>978
いらんかな?
折れは立てられないのでよろ↓

981:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 20:26
サーチは必要ないと思うのでテンプレ修正してみた。
誰か頼む。
---
純情可憐なシンジきゅんは女の子のほうがお似合いだと思ったことはありませんか?
ここはシンジきゅんを女装、女性化させてアンアンいわせたり
実は元から女の子だったということにして萌えあがったりするスレです。

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新たな妄想を補充してくれるスレ
こんなエヴァ小説がどうしても読んでみたい!!7
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982:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 20:47
では漏れが…

983:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 20:53
スマン、テンプレでミスった。
シンジきゅんに会わせる顔が無いんで、新スレにカキコは当分自粛する。

984:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 22:51
なんで新スレにカヲルスレが貼ってあるんだ?

985:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/27 23:09
さあ?タブリス好きが紛れ込んだかな?

986:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/28 03:29
次スレの場所貼ってないよね?

スレリンク(eva板)

誘導しとく。
職人の皆様、次スレでもよろしくお願い致します(*´Д`)ハァハァ

987:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/28 13:28
>>986


988:名無しが氏んでも代わりはいるもの
04/05/29 08:25
そういう時は微熱氏の連載や847氏の連載の新作部分を転載しとけば良かったのに。
とりあえずネタをふるとか。
いくらなんでも、あれはないだろう…


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