♂倒錯シンジきゅんハァハァ スレ♀ 2at EVA
♂倒錯シンジきゅんハァハァ スレ♀ 2 - 暇つぶし2ch177:847
04/01/31 04:13 x3XlHENa
時間は、遡る。

「お前を、サード・チルドレン、碇シンジの予備のチルドレンに命ずる。 これからは
シンジの双子の妹として行動しろ。 名前は、碇…シヲリ。 碇シヲリだ。 お前には、
シンジと同居して貰う―」
身元が確保された事に安堵し、更に少年と同居できると言う僥倖に身体の中心が震える
少女。 しかし少女はゲンドウの続く言葉に戦慄する。
「―そしてシンジの監視を命ずる。 週に一回、日誌を提出しろ」
「え…」
思い出したのはノート、映画館、草原、そして先程まで入れられていた営倉。 嘗て
自分が日誌を見てしまったときの絶望感がまざまざと思い起こされる。
「そ、そんなこと…!」
自分に出来よう筈が無い。 あの苦しみを万が一とはいえ味わわせる事になるのだから。
しかしゲンドウは少女の困惑を歯牙にも掛けず、更に言葉を続けた。
「出来ないのならば此処には必要ない。 何処へでも行け」
行く場所など無い。 自分でも何が起こっているか把握していないのだ。 そして、今
この組織との繋がりを絶ってしまったら、これから先少年には二度と会えない。 それは
考えるまでも無く真理だった。 未来に起きた、サード・インパクトのあの日に自分の
父親の事も少女は少しは分かったつもりだった。 しかし、未だ心の中に色濃く残る
畏怖の色。
ならば、少女はこう答えるしかなかった。
「分かっ…分かりました」
そして少女は、少年への秘密をその小さな胸の中へ仕舞い込む。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch