04/02/04 17:46 sGdxu/Bl
基本的に会話シーン無しで進みます。
具体的な会話は注釈を読んで行間から想像してください。
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>>690
朝だ。
清清しい光の中ミサトは部屋を出、廊下を下り。ダイニングへと向かう。
そこには1枚のメモ紙と共に朝食が用意されていた。それによると父は既に出勤したとの事だ。
昼食は食堂で一緒に取ろうという事や身の回りに気をつける事。その他細々とした注意にミサトは苦笑する。
自分がここへやって来て以来、葛城司令はそれまでの空白を取り戻すかのようにミサトを溺愛している。
もちろん、それはプライベートに限っての事だ。仕事中の司令は何事にも厳格に接し。決して公私混同をする事は無い。
極論になるが作戦行動においてミサトの死が必要になれば迷わず決定を下すだろう
それは冷酷なのではない。全の為に個を切り捨てる努力。どの様な難題にも即座に決定を行える能力。
それがネルフ総司令に求められる能力であり。逆に言えばその能力無くして総司令にはなれないのだ。
その意味で葛城司令は全ネルフ職員に絶大な信頼を獲得している。
ミサトがジオフロントと呼ばれる箱根市の地下空洞へとやって来てから既に3日が過ぎていた
その間、ミサトの周りで様々な事が執り行われ、目まぐるしく変化しそれは今でも現在進行形で進んでいる。