03/07/20 21:15
「!?誰、そこにいるのは」
シンジはふと目を覚ました。以前は普段着のまま寝ていたシンジも女性になって
からは、パジャマを愛用している。パジャマに汗がにじむ
「.......あたし....」
シンジの部屋である物置部屋のふすまが開かれる。そこには、枕を抱えて顔を
埋めているアスカの姿があった。
「あ、アスカ、どうしたんだよ。こんな夜中に」
既に時刻は2時半、鈴虫の音色が聞こえている静かな夜である
「怖いの。一人で寝ていると嫌な夢を見るの。だから、一緒に寝よ?」
男だった時にはこんなことはなかった。女性になってからアスカはシンジに甘える
ようになった。その理由はわからない。シンジも訊ねたことはない。
「そ、そう。じゃ、早く寝よう。風邪引くよ」
つづくらしい