03/06/21 00:30
ざざ~んな赤い海の辺でのほほんとアスカの首を絞めたり、独白したりしている内に無性に復讐をやりたくて仕方が無くなったシンジ(以後「対象甲」と呼称)。
その場のノリと勢いだけでよく考えもせず、綾波がその存在と引き替えに対象甲へと託した力を使い、他の世界にぶっ飛んだ。
何でも綾波から貰った力じゃちーっとばかり時間遡上するには足りなかったから時間遡上するのに必要な力を余所の世界に分捕りに逝ったと、
ついでに行き掛けの駄賃でその世界に存在するを滅茶苦茶にしてやろうという意図もあったわけ。
別世界なその世界の人間にとってはめーわくなだけですな。
で、さあ、やりたい放題はじめたやるぞぉ!と意気込んだところで飛んだ邪魔が入る。
なんと別の世界からぶっ飛んできた女なスーパーシンジきゅん(以後「対象乙」と呼称)。
対象甲がぶっ飛んできた理由は世界を護るための礎となって消滅した愛する双子の弟シンジきゅん(以後「対象丙」と呼称)と再び巡り会うため!
血で血を洗う死闘ととんでもない犠牲の末に守り抜いた自分の世界をぶん投げ、消えてしまった対象丙を探して流れに流れてこの世界にたどり着いたんだとさ。
嗚呼、なんと麗しき近親相姦で禁断な兄弟愛よ!
彼女に消えてしまった対象丙と対象甲は別個の存在だからそもそも人違いなんでないかい?と聞いた。
なんて答えたと思う?何でも「魂の色が同じ」なんだとさ。
ま、何かよくわからねぇが、本人が納得しているならそれはそれで良いのかねぇ。
対象乙から見れば恋は盲目、対象甲が逆行断罪に萌える姿なんぞアレだ、愛しの弟がちょっとすねて暴れているよ~にしか見えない。
んな事する暇があったら自分とうふ~んやあは~んな事をずっこんばっこんやったりしつつ、永遠に幸せに暮らそうと。そういう考えな訳よ。
ところが対象甲は綾波かカヲルがよけいな差し金をやらかしたせいに違いねぇと勘違いの末に激しく思いこみ、意固地になってもう大変。
対象乙も苦労に苦労を重ねた末に巡り会ったのでストレス充填度120%かつちょっとヒステリー気味だから対象甲のあまりの意固地さについに切れた。
エゴむき出しで無茶苦茶力がぶつかり合う傍迷惑な争いに巻き込まれる使徒とNERVとゼーレのみなさんはホント良い迷惑だ。
はてさて、ど~なる事やら・・・
って話を誰か書いて(w