03/06/18 19:05
やり様によっては相当面白くなりそうだな、それ>>557
LMS物で一つ考えてみた。
EOE後、荒廃した世界でネルフ職員を続けるミサトは人身売買屋にてシンジを発見するが
彼は過去の記憶及び言葉を失って一種の白痴状態となっていた。
必死の説得の後、売買屋の男衆に身体を売る事でネルフに内密にシンジを譲り受けた彼女は
記憶を失った彼に再び『シンジ』の名を与え、自身もネルフを去り共に暮らし始める。
言葉は通じないものの、互いの心を、時に身体を重ねる事によって次第に少年との絆を
育んでゆくミサトだったが、やがてネルフに発見されてしまう。
サードインパクトの鍵たるシンジの抹殺は避けられない中、彼女は自らの手で始末を付ける事を
申し出るのだった。
最後の交わりの最中、ゆっくりとシンジの首に手を回すミサト。
「…大丈夫。大丈夫よ。 …アタシもすぐに行くから…」
自分にとって世界の全てである女性に抱かれ、絶頂の中で恍惚の表情を浮かべながら
静かに息を引き取るシンジ。
やがてリツコから受け取った銃を頭に当て、少年の亡骸を胸に抱えながら
ミサトは引き金を静かに引く。
「…寂しくなんかないわ。…今度は、彼と一緒だもの…」