03/06/12 00:14
>209
>何とかして父親を止めようと必死に訴えかけるのだが、
>むろんゲンドウが止まるはずもなく、
>逆にシンジの方が父親に押し切られる形になって苦悩する。
>現実問題として、今の無力な自分には抗うすべがない。
>それに、もしかすると自分もそれを心の中のどこかで望んでいるかも……
こんな感じ?
「と、父さん。お願いだからもうやめ……あうっ!」
「問題ない。シナリオ通りだ」
息子の哀願にもかかわらず、淡々と手を動かし続けるゲンドウ。
「あっ、そこはっ! そこはだめ!」
「シンジ君。もういい加減にあきらめたらどうだね。その方が楽になれるぞ」
「そんな……」
シンジが潤んだ目で助けを求めても、冬月はただ傍観するだけだ。
いや、むしろいたぶられるシンジの様子を楽しんでいるそぶりすら見受けられる。
どうして、どうしてこんな事に……
ゲンドウに蹂躙されるシンジには、もはや正常な思考も困難だった。
そしてついにゲンドウの;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン