03/06/04 16:31
>>557
のリク
僕が14歳だった頃。最後の使徒を経て最後の戦い、戦自侵攻からもう5年になる。
もうあの頃何が有ったのか大まかにしか覚えていないし、どんな人達と関わってきたのかも思い出せない。
精神科の医者に言わせるとあまりに酷い現実に直面すると人は記憶を閉ざしてしまうらしい。
使徒は倒したし人間の権力争いにはさほど興味がない、NERVの公開組織化に際して僕は第二東京に戻った。
幸いな事に嫌々やってたパイロットとして稼いだ金には、
一生遊んで暮らせるぐらい余裕がので伯父さんの所には戻らず、独り暮らしをすることにした。
何度もNERVの人が引き止めようとしたけど僕は断った。
「アンタ逃げるの!!」とか「家族でしょうとか」そんな事を言われた記憶があるが、
そんな事知った事ではない。使徒は倒したのだからもうNERVは必要ないだろう、
それにも関わらず大人は組織の存続と権力争いに終始する。僕を駒にするつもりだったのだろう。
自分の人生を生きてみたいと朧げに思い彼らと決別した。
僕は中学を出て地元の高校に通った。