02/12/03 18:50
「…は、はあっはあっ……なっ、何するんですか!」
塞がれていた唇をようやく解放されて、荒い息をつきながらシンジが叫ぶ。
紅潮した頬、潤んだ目、誘ったのはお前の方だといってやろうか?
「大人しく抱かろよ、進級の件、なんとかしてやるから…」
「…だ、…って僕、男ですよ!」
「それがどうした?」
相手が教師だという遠慮があるのか、抵抗は思ったより弱々しい。
いや、彼はおそらく怒ったり反抗することに慣れていないのだ。
まず先に怯えが先にたち、悲鳴すら喉の奥に凍り付き、
なす術もなく他人に蹂躪される。そんなことを繰返してきたのだろう。
…思うつぼだ。難なくとった後ろ手ごと机に押し付ける。
「男でも、キモチイイことはキモチイイんだぜ?教えてやるよ、個人授業でな」
肌を求める手に力をこめると、白いシャツのボタンが飛んだ。
…ああああ、70にそそのかされたよ。俺って悪人だ~。