03/04/26 03:45 GIhmj4I2
>>194
>イグナッツ・ゼンメルワイスが院内感染を防ぐため消毒を励行するように提唱する前の時代の話でした。
これはまた珍しい話題。
知ったかぶりの副官としては、以前どこかで立ち読みした本の記事を必死で思い出し、一言レスを。
細菌の存在が知られていなかった時代、感染症で多くが死んでいた。
ある大きな病院。ここでも産褥で死亡する産婦が後を絶たなかった。
その医師(イグナッツ?)は「病棟により死亡者数に差」があり、更に「特に死亡者の多い2つの病棟は
医師・看護婦が共通している」ことにも気付く。
彼は「職員が何か"悪い物"を運んでいる」のではないか?と疑う(スルドイ!!)
その正体が何であるのか全く判らなかったが「取り敢えず手を洗う」様、自分を含め職員に指示した。
その結果、死亡者は大幅に減少した。
これは「細菌学・疫学の夜明け」を告げるエピソードであるが、本の記述はその医師を
①物事の本質を見抜く、科学者としてのスルドイ感性。
②取り敢えず実践をする、柔軟な発想と行動力。
として非常に高く評価していた。
ぱんちーと様、これで合っているでしょうか?