03/11/26 22:21 WTRQSZsw
【タイトル】【作者名】【掲載雑誌】 いずれも不明
【掲載年】30年くらい前かな
【その他覚えている事】
主人公は江戸時代の悪徳商人。どこからか不老不死の薬を手に入れる。あ
る日,心臓発作を起こし不老不死薬を飲もうとするが,間に合わず死んでし
まう。だが妻が死体の口に薬を飲ませたため,しばらくすると棺桶を破りよ
みがえる。
生き返ったものの体調不良の主人公。だんだん死臭がただよい,やがてウ
ジを嘔吐し,体が崩れだす。そこへ暗闇に目と口だけが浮かぶ幽霊が登場。
薬は主人公に恨みを持つ幽霊の呪いだったのだ。「これがオレの心臓か」と
自分の心臓をひきちぎり,幽霊に向かって投げつける主人公。ついに発狂し
て内臓を手にぶらさげアヒャヒャヒャと踊りだす。これを見て満足した幽霊
は昇天する。
時は現代。コート姿の金貸しが男に金を貸そうとしている。借用書を書い
た男に「コートなんか着て暑くないのか?」と聞かれ,金貸しがコートをガ
バッと開くと中身は骸骨! 驚いた男は金を持たず逃亡。「シメシメまた丸
儲けだ」と高笑いする金貸しが主人公でした。 というオチ