03/09/24 00:36 DB3CjtkG
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関連スレ
SF板
@@@@SF作家としての萩尾望都@@@@
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懐かし漫画板
【難解】百億の昼と千億の夜【深遠】
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萩尾望都総合
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3:花と名無しさん
03/09/24 00:49
1さん乙
4:花と名無しさん
03/09/24 00:57
27日のフラワーズ発売が楽しみです。
今スターレッドを読み直してます。たぶん同じ頃の漫画だった
竹宮さんの「地球へ」や、百億千億を思い出す個所ありますね。
エスパーって当時のはやりでしたね。
5:花と名無しさん
03/09/24 16:54
1さんありがと
昔リアルタイムで「ドアの中のわたしのむすこ」を読んだ時
ぶっ飛んだ 当時 少女漫画でSFなんてなかったからね
(もっとも SFなんて呼び方さえ知らなかったし)
6:花と名無しさん
03/09/24 17:02
>>5
ダーナ・ドンブンブン好きだー
精霊狩りシリーズはSFファンタジーでかつ少女マンガしてていいよね。
助手Aでオスカーが出てくるのもご愛嬌
7:花と名無しさん
03/09/24 21:32
でもやはり基本は「あそび玉」でしょー
8:花と名無しさん
03/09/24 22:20
>6
助手Aのオスカー!
嬉しくて涙モノだったよ、当時。
9:花と名無しさん
03/09/24 23:04 apR0i0Sg
皆さん萩尾作品を読んだきっかけは何ですか?
特に若い人。
10:花と名無しさん
03/09/24 23:21
おばさんは答えられないのね…。うっうっうっ。でもいいの。
それ(若い人)、私も聞きたいから。
11:花と名無しさん
03/09/24 23:41
若いです。
友人が「○○ならわかってくれる気がする」といってトーマと風木を貸してくれ、
その当時(15)はスルーしてしまったのですが数年後読み返してみると
あれよあれよとはまっていきました。あと10年前に産まれたかったです。
12:花と名無しさん
03/09/25 00:07 6QlOFNrx
>9
24ですが若い人に入るでしょうか(^^;)
ハズカシイ話ですが、自分の描いたまんが(同人誌)を見た人、何人もが
「『トーマ』すきでしょう?」と言ったので、この年になってやっと読みました。
絵に話にすっごくハマった。中でも好きなのは『トーマ』と『11人』です♪
13:パンピー
03/09/25 00:10
何の同人誌描いてるんですか? とても読みたいです。
14:花と名無しさん
03/09/25 00:35
12です
>13
数年前にあった、女子高生が主人公の某ロボットアニメです(^^;)
敵方に耽美な美少年の軍団(?)が、居たんですよ~。
15:花と名無しさん
03/09/25 02:40
19歳。
友人にすすめられたから。
最初はポー。
凄かったあの時の衝撃…。
16:花と名無しさん
03/09/26 02:38
22歳。
子どもの頃に
家にあったSF雑誌のバックナンバーで…。
しばらくの間「ラーギニー」は「銀の三角」と
同じシリーズだと思い込んでいました。
それから間が空いて、評論や
色々な漫画家さんが影響を受けた作家として
名前を挙げていたのをみて興味を持ち
ちょうどよく文庫が出てきた時期だったので読んでみて
ああ、この人だったか~と懐かしく思いました。
17:花と名無しさん
03/09/26 03:51
42歳
…退場します…
18:花と名無しさん
03/09/26 10:27
いま20歳と7ヶ月です。初めて読んだのは19歳で「トーマの心臓」です。
中学生くらいの頃に「イグアナの娘」のドラマを観ていましたが…。
萩尾作品を読んだキッカケは、確か大島弓子さんの文庫の解説で
萩尾さんの名前が出てきたからだと思います。竹宮さんも同じ時期に読みました。
大島弓子さんを読んだキッカケは大学の授業でよく名前が出てくるからです。
大学に入るまでは24年組なんてカケラも知りませんでしたが、すぐにハマりました。
19:花と名無しさん
03/09/26 18:28
18歳です。
たまたま本屋で見かけて
『そういえば好きなサイトの方がおもしろいって言ってたな。』と、
なにげなく手に取ったのが「トーマの心臓」で、
そのままどっぷりとハマってしまいました。
20:花と名無しさん
03/09/26 21:53
>>17
・・・・・・44歳
旅に出ます(>_<)・・・・・・
21:花と名無しさん
03/09/26 22:01
>>17
>>20
だいじょぶですよー。
うちの49才母も読んでます!
22:花と名無しさん
03/09/27 00:01
>>21
「だいじょぶ」って、何様のつもり?(w
23:17
03/09/27 00:12
>>22
21はちょっと気遣ってくれたんだと思うよ
年寄りが話に入りたそうにしてたもんで(藁。
でも、21のお母ちゃんとほぼ同年代かぁ。
なんというか、 …なぁ… (藁
24:花と名無しさん
03/09/27 01:30
気遣ってるつもりで実は失礼ってのはよくある罠。
「仲間に入れてあげる」意識があったわけじゃないだろうけど<21
25:花と名無しさん
03/09/27 01:35
>>24
まあまあ。
26:21
03/09/27 01:37
旅にでる必要などないですよう
って意味ですー(>_<)気に障ってたらごめんなさいm(_ _)m
27:花と名無しさん
03/09/27 02:30
自分はもっと10代や20代が萩尾に触れてもいいのにと思う。
大島さんなんかもそうなんだけど…。も、もったいない。
私は19で読んで2ヶ月ほど。
今まで読んできた多くの漫画に費やしていた、思春期や青春期のもやもやとしたものを、
こんな作品で消化してみたかった。
現実逃避として漫画を読むとしても、こんな世界に連れていって欲しかった。
今も味わえるけど、もっと早くに読んでいたかった、と思う。
私もきっと、50過ぎても読み続けると思う。
リアル時代にこういう作家がいた人たちが羨ましいです。
24年組が巻頭カラーとかだった時代があるんだ、と思うと羨ましくて…。
ちなみに父(50)のすすめで読みました。ある日私が友人に借りた漫画をぱらぱらとめくって
いた彼が、「お遊戯会だな」とつぶやき(まあ実際なんとなく借りたつまらん少年漫画だった)、
次の日「ポーの一族」と「銀の三角」を持ってきました。
28:花と名無しさん
03/09/27 13:05
24歳。
夢の遊眠社の『半神』を見て原作に興味を持ったのがきっかけ。
で、探し出して原作読んだらえらい短い上に、あまりに濃い内容で、
しばらく放心してしまった。あの衝撃は一生忘れない。
その後、マンガ夜話(陰陽師の回)の萩尾先生を見て
再び激しい衝撃を受けたのは言うまでもない。
29:花と名無しさん
03/09/27 16:08
27歳。
13歳の時にFMのラジオドラマ「マージナル」を聴いたのがきっかけ。
それから図書館で「トーマの心臓」を読んだけどよくわからなかった。
本格的に買い集め始めたのは、10年前ぐらいのマンガ文庫ブームの時。
「スター・レッド」「銀の三角」「百億の…」等を夢中になって読んだ。
「マージナル」の原作を読んだのはもうちょっと後だけど、やっぱり一番好きかな。
成人してお金が自由に使えるようになってから、いろいろゆっくり集めてます。
30:花と名無しさん
03/09/27 17:32
18です。
中1くらいのとき、図書館で文庫本を借りたのがきっかけ。
『訪問者』と『11人いる!』が最初だと思います。
りぼん・ジャンプ・手塚治虫くらいしか読んだことなかったので
衝撃でした。
31:花と名無しさん
03/09/27 18:13
>17
>20
安心しろ。50のオレサマがいる。
32:花と名無しさん
03/09/27 19:09
キリヤを思って涙する気持ちはわかるけど
失った時間は取り戻せないんだよ、渡会さん。
キリヤぐらいの年の子に嫌われたり殴られたりしてる
お父さん達たくさんいるだろうけどあの人たちは子供が
小さい頃自分になついてた思い出があるからメソメソしないで
あきらめられるんだろうなあ。
33:花と名無しさん
03/09/27 21:29
いくつになっても漫画読んでいたい。
私の母は41歳なのですが、漫画否定派。
なのでここの住人の4、50代の方々が強く好きです(*´д`*)ポッ
萩尾さんの漫画をどのようなきっかけで
読むようになったのか忘れてしまいましたが、
確か何気なく「ポーの一族」を手にとってから
どんどんハマっていったと思います。
34:29
03/09/27 22:46
>>29の自分のレスが、オンラインカジノのコピペに見えてきた…
>17さん、>20さん、>31さん
初期作品の頃からお読みでしたら、おすすめを教えてもらえませんか?
SF系と有名どころ、あとは新しい作品から集めているので、
中~短編の良いものを読み逃している気がするのです。
35:花と名無しさん
03/09/27 23:22
25歳。
去年までアダルトチルドレンだったけど、萩尾望都と24年組で
二年で同人誌はじめた。一度読んでみなよ。
初回のみだけど、ポーの心臓を買えば30モエ(4000ヤオイくらい)萌える。
萌えるだけ萌えてプレイせずに監禁することもできるし、ルーレットでエドガーかアランに
思い切って賭けてしまえば50パーセントで同性愛者になる。
萌えなきゃブックオフで売ればいいだけ。暇つぶしになる。
美少年とか虐待とか色々あるのでマジでお勧め。
36:10
03/09/27 23:28
10 のおばさんです。49歳。
>34
呼ばれてないけど、「あそび玉」当時から追っかけてるので、
参考までに。
第一期の全集はお持ちですか?
この中の短編はどれも心うたれます。
「三月うさぎ…」「毛糸玉に…」「キャベツ畑の…」
「アメリカン・パイ」など。
あなたが、どのくらい集めていらっしゃるか
わからないので。
有名どころ、といっても、
範囲が広すぎてね。
既に読まれた作品名を挙げてくだされば、
それ以外に、お知らせできます。
でしゃばりおばさんで、ごめ。
37:29
03/09/27 23:31
>>35
ヤラレタ…ワラタ…すごいわアナタ。
殆ど意味不明なのに
最後の行だけホントだし。
(メール欄に愛が感じられます)
38:50のオレサマ
03/09/27 23:50
アロイス、君は美しい瞳、あそび玉、温室、感謝知らずの男、X+Y、
マリーン、イグアナの娘、ローマへの道
39:29・34
03/09/28 00:14
>>10
早速のレスありがとうです!
文庫(新旧)や全集や愛蔵版や、古本屋で見つけ次第買っているので
(ファンなら新品買うべきかと思うのですが…)
とにかく読みたい!と思っているので
文庫や全集で収録作品が重なってても(゚ε゚)キニシナイ!! !
持っている本の形態はかなりバラバラです。
紹介してくださった作品はどれも未読のようです。
「アメリカン・パイ」は中学生のときに借りて読みましたが
悲しいおはなし…という印象しか残ってないのです。
過去スレでも良作と評判のようなので、早速購入しようと思います。
持っている有名どころ(原作付きは除きます)
「ポーの一族」「トーマの心臓」「メッシュ」「A-A’」
「11人いる!」「東の地平 西の永遠」「半身」「エッグ・スタンド」…書ききれない
「残神」含むプチフラワーの単行本、あとは>>29に書いた作品です。
40:29・34
03/09/28 00:45
>オレサマさん、お答えありがとうです!
「あそび玉」は必読のようですね。なんとなく読んだ記憶があるのですが蔵書をひっくり返しても
どこにも収録されてない…と思ったら
「スター・レッド」のエスパー訓練ゲーム(ビンの中の玉を念力で色分けするやつ)シーンのことと
勘違いしていたようです。
しかし、「あそび玉」と「アロイス」は全集の「半身」に収録なのか!
持ってる「半身」は文庫で未収録。でも(゚ε゚)キニシナイ!! がんがって探します。
「マリーン」好きです。あと「10月の少女たち」「スペース・ストリート」の短編連作も好き。
たくさんのレスに付き合って頂いてありがとうございました。
でももう寝る時間なのです。 みなさん、おやすみなさい…
41:10
03/09/28 00:53
>39
「訪問者」を忘れてました。オスカー、ごめん。
年寄りはもう寝る時間なので、続きはまた明日。
かわりにフォローよろしく。
42:20
03/09/28 01:04
いやあ、ホントに旅に出てたもんでレス遅れてスミマセン(ウソです。単に仕事からボロボロで
帰ってくるのでスレチェックできなかっただけ)。
>>21さん、全然気に障ってなんかいませんよー!お気遣いありがとう。
ひがみ根性出したわたしがいけなかったです。反省!
>>31,36の方々にも励まされました。
で、オススメかぁ~・・・・
わたしは学校帰りのあんみつ屋さんでポーを見つけたのがきっかけで、そのあとはお小遣いが許す限り
見つけたものは買ってたのですが、ポーには本当にハマりましたね!最近読み直したけどやっぱイイワ。
トーマも大好きだし、11人いる!、メッシュ、マージナル、銀の三角なども。
っていうか長編はだいたい好きなんだけど、「百億の・・・」は以前にも理解したという記憶がないし
今読んでもいまいちピンとこないし集中できない。あと、昔の短編は苦手なのが多いかも。今一つ挙げられるのは「ビアンカ」。あの手のはだいたい苦手だ~。
>>39さんはかなり読んでらっしゃると思うので、他に薦めるべきものは何だろう?
アロイス、海のアリアも良いな。
まとまってなくてスマソ
43:花と名無しさん
03/09/28 01:08
萩尾は全作品読んでもたいした量ではないし、
なにせ失敗作の無い人(私見)だから、全部読むと良い。
44:花と名無しさん
03/09/28 01:13
海のアリアいい!
「死にたい」
「死ねば?」
ニッコリ
のシーンはとっても萩尾的。
窓からの逃走、共鳴、封印された記憶の解放、もある。
45:まだ起きてる39
03/09/28 01:26
>>20さん お帰りなさい、おつかれさまです。
萩尾作品はSF、ファンタジー、家族もの、心理ものなど、私の好きななジャンルを殆ど網羅してるので
うーん、宝くじでも当たったら(買ってないけど)全集ぜんぶ揃えたくなってきてしまいました。
バレエものはそれ程興味なかったんだけど、人体の美しさに惹かれました。
それでは今度こそ、おやすみなさいー
46:未だに眠れない17
03/09/28 04:21
やられた!やるぜ>>31!
マリーンは良いよ。短いけどなんというか、時間の向こう側から泣ける。
漏れは原作があってもなくても、ちゃんと「マンガ」としてつくりあげることの出来る
この人は尊敬しています。自分のものにチャンとなっているというか、
作品として昇華できる力というか、とにかく凡俗が語っちゃいけないレベルで(藁。
ちょっとずつ買っていっても、コレクターみたいに「揃える」ことに執着しなければ
大したことにはならないから、見かけたら買っておくと良いですよ(藁。
47:花と名無しさん
03/09/28 18:14
萩尾全集欲しいなぁ…出ないかな。
昔出たレディコミサイズのは嫌い。。文庫っぽく出て欲しい。
48:花と名無しさん
03/09/28 18:48
出た文庫全部集めれば最終的にはほぼ全作品網羅、ということに
なるんじゃないですか。
また新たに文庫サイズの全集出されてもとまどいます。
個人的には新たなシリーズの作品集が何回も出るより
前に出版されたものが絶版にならない方が嬉しい。
49:39
03/09/28 19:07
ウフフ…
昨夜薦めてもらった作品を探しに行って
全集版の「半身」ゲットしました。
「あそび玉」を読んでる途中です。マターリしたお話だと想像していましたが
ガツンと良い意味で裏切られました(SF好きなので)
持ってる文庫と重複しちゃってる作品も、カラーで入っててお得な気分。
>>46
古本屋巡りは大好きなので、コツコツ集めていきます。
近所の古本屋マップを作って、ルートもいくつか設定してるぐらいですからw
50:花と名無しさん
03/09/28 20:30
渡会さん(;´Д`)
パイン!!
タカ!?!?!?
謎は深まるばかり。
51:花と名無しさん
03/09/28 20:43
夢と現実との関係は複雑怪奇ながらいろいろ出て来ますが
火星とのからみはいまだやや抽象的。
パインははじめ女かと思いました。アオバの年と考え合わせると
現実のパインとタカ(キリヤ)があの年なのは理屈に合ってますね。
52:10
03/09/28 20:43
>39
43さんの言うとおり。全集、全部揃えてもソンは無いですよ。
初期作品の第一期全集が、古本屋で見つかるといいですね。
今出てる、文庫もいいけど、小さい絵なので、
せめて大判コミクスサイズで読んで欲しいです。
おばさんは「あそび玉」から、と書きましたが、
ファンの某データサイトで確かめたところ(なにしろ大昔のことなので)
「ポーチで少女が子犬と」(COM)が出会いでした。
思春期の乙女にはガツンときました。
「精霊狩り」シリーズはお持ちですか。
「この子売ります」は御気楽ミュージカルコメディ。
深刻なお話のあとに良いです。
53:花と名無しさん
03/09/29 13:25
私はバレエものが結構好き。
「フラワー・フェスティバル」は伏線も絡まりあってるけどコメディだと思う。
54:39
03/09/29 19:45
>52
第一期全集の始めの方は、なかなかお目にかかれず…。
意外と近所の地味~な古本屋なんかにありそうな気がするので
宝探し感覚で行ってみます。
ネット通販やオークションを使えばけっこう見つかりそうだけど
実物を見つけて手に取った時の感動には換えられないものですね。
(しかし個人的なことですが、引越しが近づいている今はこれ以上
漫画を増やせない…それまで古本屋巡りは禁止なのです…)
55:花と名無しさん
03/09/29 20:20
>39
内緒でがんばれ!
56:花と名無しさん
03/09/29 20:43
萩尾さんは多作なのでおすすめ作品もまためっぽう多い。
個人的にはは描いた順に読んでみるのがいいかなと思います。
描かれた 時代背景を考えたり、絵の変化を確認できたりできるし。
初期~中期のコメディはテンポやセリフ回し、ギャグの切れ味等々
結構好きだ。
「精霊狩り」シリーズや「赤ッ毛のいとこ」
「キャベツ畑~」(佐藤史生先生特別出演)あたり。
「あそび玉」は大昔、ぱぷの別冊で萩尾さんの特集やったときのを
取り寄せて読んだなあ。原稿を編集部が紛失したから幻の作品
だったんだよね。今では全集にも収録されてるが。
57:花と名無しさん
03/09/29 22:34
バルバラが最高の傑作になる!
58:花と名無しさん
03/09/30 00:46
パインはバルバラからニューヨーク、日本、とどんな経過をたどった
んでしょうね。
アオバは自分が永遠の命を得て、外の世界の人がいきながらえるために
両親の心臓を食べた。両親はアオバの思い出になった?
チャナはそれを予知して、死ぬ前にアオバこそ希望、と言ったのだろうか。
チャナはなぜ予知した? エズラの遺伝子? エズラは実はセラヨハネで、
アケミさんの前世の夫。
アオバ→チャナ→エズラ→アケミ→キリヤ
ワタライとタカが会ったところはアオバの夢じゃなくワタライの夢で、
タカはキリヤの無意識だと思う。アケミはだいぶ前にキリヤの心から
いなくなって、父が自分に会いに来てくれるのを待ってた。ワタライは
意識層ではなつかないキリヤに悩んでるのが彼の脳のどこかはキリヤの
本心をキャッチしてて、夢で彼に教えてくれてるんだ。
59:花と名無しさん
03/09/30 09:59 40+7Pceb
パインはエズラ(世羅ヨハネ)じゃないですか?13歳の顔「天使のような美少年だな」とそっくりですよ。
60:花と名無しさん
03/09/30 12:34
遅ばせながら1乙餉
バルバラはコミクス派だからスレの内容がよくわからんが楽しそうだね。
複線だらけなのかな?でもせめて十巻くらいに餅突いてほすぃ。
最近 ウは宇宙のウを買って読んだけど・・・
絵は気にならなかったけど話が意味わからん。
あたしが凡人で萩尾さんが天才ということなのか?
61:花と名無しさん
03/09/30 12:38
>>60
ウは宇宙船のウは
後に原作を読んだけど、
原作もコミックもそのまま同じ雰囲気だったことにびっくりした。
62:花と名無しさん
03/09/30 13:33
>ウは宇宙船のウ
あの叙情的な雰囲気がいいんだべさ
63:花と名無しさん
03/09/30 14:28
萩尾さんのブラッドベリの漫画化はすごいですよ。
漫画を先に読んで後から小説を読んだ作品、
小説が先で後から漫画を読んだ作品、両方あるけど、
どちらもまったく違和感なし!
原作の小説に忠実なんだけど、やたら文字が多いわけでもない。
あと、SF板には『百億の昼と千億の夜』のスレがあるけど、
そこでも原作の小説の台詞を丁寧に取捨選択したんだな、と
褒められていた。
64:花と名無しさん
03/09/30 15:05
わりと評価高いのね~。
頭が話についていかない場合は・・・?
原作も読むべし?
65:花と名無しさん
03/09/30 15:34
>55
(うん!内緒でがんがる!)
?
66:花と名無しさん
03/09/30 16:16
>>64
うーん、原作の方が懇切丁寧な説明がついている
というわけでもないと思いましたが。
もともと何十年も前に書かれたSFまたは幻想小説(?)なので、
人によってはとっつきにくいのかな…。
ただ萩尾さんの漫画での台詞回しや文体の雰囲気が
気に入ったのなら、小説に手を出してみるのはよいかも。
67:花と名無しさん
03/09/30 16:30
原作ものと言えば『恐るべき子供たち』を読もうかどうか迷ってます。
コクトーの原作読んで、結構自分には難しかったんで…
どちらも読まれた方、漫画は比較的分かりやすいでしょうか?
68:花と名無しさん
03/09/30 17:23
百億は原作から入った。
上手く言えないけど、萩尾さんのSFの基軸になってる気がする。
バルバラ、完結してから読もうと思っていたが、
残酷って10年も連載してたの…?
…。
69:花と名無しさん
03/09/30 17:45
>>67
漫画のほうが面白いと思うが、やはり暗い。
70:花と名無しさん
03/09/30 17:46
>>68
バルバラはそんなに長くならないそうだよ。
71:花と名無しさん
03/09/30 19:13
>>68
せっかく連載してるんだからリアルタイムで読んだ方がイイヨー
72:花と名無しさん
03/09/30 20:01
あああ来月が待ちきれない~のも漫画の楽しみなのに。
73:花と名無しさん
03/09/30 20:42
作者と同じ時代に生きている私たちにしか味わえない楽しさだしね。
74:花と名無しさん
03/09/30 21:31 uBCCZtqJ
時間が経って読むと分かったりするよ それはそれでまた感動する 銀の三角がそうだった
75:花と名無しさん
03/09/30 21:56
銀の△は一回目では理解不能だったのでもうちょっと成長したら再読してみる。
76:花と名無しさん
03/09/30 22:58
そうかー生まれて初めて萩尾さんのリアルタイムなので、
やっぱり読もうかな。
銀三は二回読めば大丈夫だよ。私も一回目は「何か面白いんだけど
何が面白いのか分からなかった」。
一回読んだら時間をなぞりながら2回目読んでみれ~。
パズルがすぱすぱハマルような感覚がある。
しかし銀をリアルタイムは厳しいかもしれん
77:花と名無しさん
03/09/30 23:11
今月号の柱に書いてあった作者コメント…
“冷臓庫”は“冷蔵庫”の間違いです。
しかし、中に入っている物体からするとその表現もあながち
間違いではないと思う。
78:花と名無しさん
03/09/30 23:25
>77
未来のトリビア
「雑誌掲載時は“冷臓庫”だった。
次号で本人が訂正した。」
79:花と名無しさん
03/09/30 23:29
先月号のフラワーズにはバルバラ載ってなかったみたいだけど
隔月掲載なのですか?
単行本派だったけど、リアルタイムで読もうかなと思って。
80:花と名無しさん
03/09/30 23:37
隔月じゃないよ。不定期に一ヶ月休む。来月は掲載される。
最後に書いてある、次回は○月○日発売の○月号、というのを
注意してみる癖がついた。
81:花と名無しさん
03/10/01 00:18
ブラッドベリは怪奇っぽい作品もなかなか面白いですよ。
10月はたそがれの国が何だこれわ?!って感じですけど
これこそがブラッドベリって感じの作品集です。
情緒的SF作品なら火星年代記がおすすめ。
漫画化されてない作品も良いのでこれをとっかかりに是非読んで
みて欲しいな~。竹宮さんも作品の中に使ったりしてましたね。
82:花と名無しさん
03/10/01 00:23
ブラッドベリはモー様の愛読書だった。
83:花と名無しさん
03/10/01 00:45
モー様の「集会」が好きだ。<ウは宇宙船のウ
84:花と名無しさん
03/10/01 00:55
>80
そうなのですか。サンクス!
では今月号買ってこようっと。
85:花と名無しさん
03/10/01 00:57
おじさんが(・∀・)イイ!<集会
86:花と名無しさん
03/10/01 16:47
>67
実は原作が自分的にはかなり良かったので
萩尾さんのはちょっと泥臭く感じたな。
単に文を読んでで姉弟やいじめっ子に対して感じてたカリスマ性が
絵になって「え?こんな感じ?」と馴染めなかったって事だと思うけど。
でも私はコクトーのは映画とかも全部
映像にすると泥臭いと感じたので(本人が関わった奴も)
私の中の映像・絵に向かない文(原作)っぽい。
でも原作がとっつきにくかった人には読みやすいとは思う。
解り難くはないですね。
87:花と名無しさん
03/10/01 23:19
バルバラ1巻読んだよ。登場人物が多くてセリフも多いから話を理解するのに
苦労するけど、複雑で読み応えありますね~。絵柄が凝ってるから何度も読み返せる。
それにしても萩尾さんの心理描写には毎回驚かされる。複雑な人間の心理を
よくあれだけ掴めると思う…。それでやっぱり、美少年がイイ!
88:花と名無しさん
03/10/01 23:27
「バルバラ」は、渡会の前に次から次へと
様々な形のバルバラが現れてくるのが楽しい。
最後に全ての糸が一本に合わさるんだろうなと思うと
今からわくわくするよ。
89:花と名無しさん
03/10/01 23:41
67です
>69さん
レスありがとうございます。今度読んでみます^^
90:花と名無しさん
03/10/02 13:42
「恐るべき子供たち」は当時リアルタイムで読める環境だったが
萩尾さんの絵の変わりようについていけず敬遠してしまったんだよな。
絵が怖いという印象しかない。機会があれば読んでみたい。
91:花と名無しさん
03/10/02 15:02
「恐るべき子どもたち」の頃の絵って
確かにちょっと怖いようなかんじ。
でもそれがかえって原作のイメージに忠実なような気もする。
私も原作よりかは萩尾さんの方が分かりやすいと思う。
92:花と名無しさん
03/10/02 15:19
こんにちは。はじめまして。
漫画を買う行動がちょっと恥ずかしくって、
でも萩尾さんの読みたっくって・・・
「萩尾望都」って字に浸りたいので
一緒にお話しさせて下さい。
93:花と名無しさん
03/10/02 15:48
>>92
いらっしゃいませ。存分に語ってください。
94:花と名無しさん
03/10/02 16:35
>90 91
絵、怖いんですか~。
トーマの頃とかとは全然違うんですか?今の絵に近いとか??
95:花と名無しさん
03/10/02 16:36
お返事ありがとうございます。
小難しい本を買うときに紛れて萩尾作品を手に入れます。
そうして買った中に「恐るべき子供たち」もありました。
絵はちょっと怖かったですけれど、
何しろ飢えていたものですから。
後で原作を読みましたが、
先に漫画を読んでおいたので、
感情移入しやすかったように思います。
96:花と名無しさん
03/10/02 16:53 ux3/X9O3
「残虐な神が支配する」って「風と木の詩」にそっくりでは?
97:花と名無しさん
03/10/02 16:56 ux3/X9O3
>>95
男に飢えてるの?
98:花と名無しさん
03/10/02 17:05
>>96
似てるのは性的虐待を扱う部分だけ。テーマも内容も全然違う。
タイトルも間違ってる。
99:花と名無しさん
03/10/02 17:10
高校時代、日本史の先生(男性!)に『トーマの心臓』を借りて以来、
モーさま命です。
でも、『バルバラ』は…??
萩尾さん本人が描いていない絵(キャラ)がいっぱいあると感じるのは、
私だけ??(今月号のカラー表紙でさえ…)
同じ感想の萩尾ファンの方は、おられませんか?
100:花と名無しさん
03/10/02 18:23
バルバラ面白いけどな。
毎回続きがすごく気になる。
早くまとめて一気に読みたい。
101:花と名無しさん
03/10/02 18:24
>99
最近の萩尾さんは読んでない人ですか??
昔のしか読まない人には違和感ありそうだけどいつもの絵だと思いますけど…
ジャンルで絵が違う事あるから、近作でも残酷とはちょっと違うと思うけど
海のアリアやあぶない丘とかはこんな感じの絵ですよね。
>96
まるで違いますよ。読んでないのかな。
どっちも名作だと思います。
102:花と名無しさん
03/10/03 17:08
>>97
うふふ。そうかもしれない。
「銀の三角」も買ったのだけれど、
どう読めばいいのでしょう。
あつく語れるように理解したいのですが・・・
103:99
03/10/03 17:15 9khFMlCM
>>101
いえいえ、そういう話ではなくて。
『バルバラ』の第1・2話は、全てのキャラを萩尾さんが描いてると
思います。もう、ホントに素晴らしいです。
でも、例えば、『フラワーズ』2月号の目白先生、
怪しいコマが多いような気が…。
(P.23の1・6・7コマ目、P.29の3コマ目、P.30の6コマ目、
P.32の1コマ目などが、顕著。
P.29の茶菜さんも、描き方の文法(?)から違ってるよーな。)
絵のヘタな人が、いきなり上手く描くのはムリなのと同様、
絵の上手い人がヘタに描くのは至難の業でしょ?
初めて気付いたのは、確か『フラワーズ』12月号だったと
思うのですが、「萩尾さん、こんな絵になっちゃったの!?」と、
心臓が止まるかと思うぐらいの衝撃でした。
でも、「あ、アシスタント」と思い直し、ちょっとホッとして…。
やっぱり、こんなふうに思うのは私だけなのかな…?
104:花と名無しさん
03/10/03 18:58
漏れはほとんど気にしない。
サク~シャが描こうがアシさんが書こうが、あんまり変でなければいい。
その論でいくと背景もサク~シャが描かないといけなくなる。
背景は良くてキャラはダメ、の線引きがなんかよくワカランので。
105:花と名無しさん
03/10/03 19:25
>99
うわーごめんなさい。101です。
うーんでも2月号と12月号って単行本に入ってる部分ですよね?
目白先生みたいな一回キャラは萩尾さんは案外適当に描くので(w
あんまりわからないんですけども…
P29の茶奈さんというのは単行本のページの何Pの事でしょうか?
単行本のページ数で書いて下さったらもっとよく比べられるんですが…
(雑誌はとっておいてないんです)
99さんは同じ号の主要キャラ(時夫やキリヤ)も変だと思うって事ですか?
萩尾さんはかなり絵の早い方だと聞くので、私は大事な場面以外は
たまに狂っていてもあまり気にならないんですけどね。
個人的には私は、近作のSF風味作(「アリア」や「あぶない~」の頃)に
少し粗くなったなと感じた時期がありました。
中期のA-A'とかの頃があまりにも整っていたので。
でも慣れてしまうとあれも味があって今は好きですけどね。
マージナルには今の絵に向かう片鱗がある気がしますね。
106:花と名無しさん
03/10/03 19:53
作品ごとに絵のタッチは微妙に毎回変わってると思うけど
別人が描いてるとは思えないな。
むしろ萩尾さんは背景なんかもある程度ご自分で描かれてるような
気がする。人物との差を感じないタッチなので。
107:花と名無しさん
03/10/03 20:06
以前話題になった「まんがABC 」で
・・・一本の線が 愛せなくなったら 漫画家は終わりである・・・
と 書いておられた
作品によって 多少タッチがかわったり
作中でも雰囲気が違うのも 愛を感じる限り 有りでしょう
108:花と名無しさん
03/10/03 20:16
>102
まあ、気負わず読まれたら?
私も銀の三角を自分なりに咀嚼するのに
かなりの時間がかかりました。
何度も繰返して読み返すんだけど
その時の年齢、精神状態にもよるけど
全然違ったように読めてしまう。
まあ、私がアホだったってことなんですけど。
109:花と名無しさん
03/10/03 20:39
>>102
ここのレスを気にしないで先入観持たずに読んだほうがいい。
人によって解釈はさまざまなので。
110:花と名無しさん
03/10/03 20:50
>>102
何度も読んでね
111:花と名無しさん
03/10/03 21:20
>108
ありがとうございます。
”その時の年齢・・・”ということに納得しました。
SFものでも、「11人いる」「スター・レッド」「マージナル」を
読んだときは、ページをめくると直ぐ引き込まれたものですから、
これはどうしたものかと思案しておりました。
リアルタイムで読んだものは、
何度読んでも好きなことに変わりはないのですが、
年齢を経て自分の立場が変化する毎に、
新しい感動が増えていく気がします。
112:花と名無しさん
03/10/03 21:22
背景まで自分で描く漫画家って少ないだろうけど、
絵の上手い人が描くと背景も本当にきれいだなあ、と思う。
「メッシュ」あたりは背景もかなり萩尾さん自分で描いてるように思うんだけど、
どうだろう。
113:花と名無しさん
03/10/03 21:32
>109-110
108さんにお返事いただいたのがうれしくて、
長い時間かかって書き込んだ後、
書き込みボタンを押したら・・・
お返事うれしいです。ありがとうございました。
114:花と名無しさん
03/10/03 21:36
絵の鑑定家なら背景を作者が描いてるかどうかもわかるんだろうか。
オレみたいなシロートは顔しか判断できない。なぜ顔でなら判断できるのかも
不思議だ。
115:花と名無しさん
03/10/03 22:03
>>114
現代モノなどなら資料見ながらアシさんが分業で描くのは可能だけど
SFモノや現実にはないような背景の場合は萩尾さんの頭の中にしか
資料は無いですよね。だからご本人が結構描き込んでいるのではないかと。
もちろん全部が全部とは思わないけど。
余談ですが高野文子さんは他人の線を入れたくないという理由で全部自分で描ける
絵に変えていったそうです。
116:花と名無しさん
03/10/03 22:19
>107
そうです。この言葉。
マンガ家の命。
「まんがABC」のテーマというか。
ああ、やっぱし、もう一度読みたい!
他スレで持ってる人いる?って聞いても
知らないっていう人もいて、ちとショック。
是非再掲して欲しい。
117:花と名無しさん
03/10/03 22:32
すんごいどうでもいいけど手塚は描かなくなっても、顔だけはペン入れてたっていいますよね。
顔だけはやっぱり全然違って見えてしまうんだろうな。
銀三は2回で咀嚼。多分自分に合っていたんだろうと。
ちなみに19歳。
マージナルは八回読んでも未だにモゴモゴする…。
マージナルに、「一度でいいから頭に浮かんだすべての絵を描いてみたい」みたいなことを
書いてらっしゃいましたね、萩尾さん。
私はいまのところ彼女の作品で、彼女じゃないような気がしたことは一度もないなぁ。
118:花と名無しさん
03/10/03 23:03
萩尾さんを見てると、
本物の天才と言うのはいつまでも、その創作欲も力も衰えることはないんだな、と…。
物語を描くために生まれてきた人なんだなあ、って、とても思う。
中には自分の心をえぐるようにして生み出す作品もあっただろうに。
随分年代が上だから、もはや自分の中では偶像的になってるのだけど、
同年代だったら何か得体のしれない嫉妬に狂いそうになるかもしれない。
119:花と名無しさん
03/10/03 23:47
>118
同意。あんまり賞賛すると痛い信者扱いされるけどSFのセンスとかまったく
衰えず面白い漫画を描きつづけられるのが凄い。漫画への探求心というか
いろんな事に関する興味が人一倍あるんだと思う。(それが衰えないことが脅威だ…)
絵に関することだけどあの年齢で1ページ描くのもかなり体力を必要を
するんだと思うけど、「残酷」あたりはさすがにデッサン狂いみたいな個所が
見られたな。
でも萩尾さん昔の連載とかでも締め切りに終われてるのが痛いほど感じられるような
凄いペン入れはあったし、今みたいな細かい絵柄はきついんではないかな。
120:花と名無しさん
03/10/03 23:49
>萩尾さんはかなり絵の早い方だと聞くので
>一本の線が 愛せなくなったら 漫画家は終わりである
私は事情を知らない(知らなすぎ)ので、
こういった言葉を読めるのがとても嬉しい。なーんか感謝。
121:花と名無しさん
03/10/04 00:55
私は絵のことあんまりわからないけど30年くらい萩尾さんやその年代の
漫画家の漫画読んできて今の絵を見ると、萩尾さんの絵は確かに昔の
瑞々しい線は出せなくなってるけどやっぱりうまいし豪華な絵だと思う。
ストーリーは今でも愛してるけど絵が衰えちゃった人々が多いのでつい
比較する。
122:花と名無しさん
03/10/04 02:55
萩尾さんの作品で聞くのもあれですが、
好きなキャラ(萌えキャラとも言う)いますか?
私はエドガーとレヴィ…。
123:花と名無しさん
03/10/04 03:20
メイヤード、ワタライのような大人
124:花と名無しさん
03/10/04 03:51
>>122
一瞬、「トーマ」の盗癖少年のどこに萌え?と
思ってしまった。
あの子は「レドヴィ」でしたね。
フラワー・フェスティバルのリュスが結構好き。
妙に大人っぽく達観してるようなところがあるかと
思うと、天然ボケだったりして面白い。
125:花と名無しさん
03/10/04 13:09
メイヤードはあらゆる意味で萌えたな。
アシジンやイアンみたいな体力バカ系にもいつも萌えまつ(*´∀`)
126:花と名無しさん
03/10/04 14:08
やっぱりメイヤード。
リアルタイムでどっぷり。
ラスト直前なんて、もう・・・。
メロメロでした。
127:花と名無しさん
03/10/04 16:27
ユーリが好きだなあ。
あと、「11人」の王様(名前忘れちゃった…)
128:花と名無しさん
03/10/04 16:37
>>127
マヤ王バセスカだね。
昔はオスカーが好きだったけど、今はユーリが好きだなあ。
エドガーも大好きだった。萌えなんて言葉が存在しない頃だった。
129:花と名無しさん
03/10/04 16:41
車輪の下を読んでいたら、
無性にトーマの心臓を読みたくなりました。
130:花と名無しさん
03/10/04 18:03
「車輪の下」は大昔読んだけど内容忘れた。
「デーミアン」や「知と愛」にはトーマに通じるものを
感じる。
131:103
03/10/04 18:39
>>105
すみません~、あまりのショックに単行本買ってないんです。
でも、第4話でいえば、主要キャラも萩尾さんじゃないとこ
たくさんあるよーな。(ラストあたりは、目白先生も萩尾さんですよね。)
よっぽど時間がなかったんでしょうか??
知り合いの絵描きに何話か見てもらったところ、
「別人の絵がある」と断言してました。
(崩れてるとか粗いとかじゃなくて、ぶっちゃけ、
ヘタなんだもん。で、クセも違うんだもん。
萩尾さんのわけない。←すみません、断言してしまいました。)
『バルバラ』はネームも駆け足だし、数ヶ月に1回の連載でも
いいから、じっくり描かれた作品を読みたいです…。
132:花と名無しさん
03/10/04 19:00
どこまでこだわるかは個人の差があるだろうけど、
高野文子さんみたいに十年に一冊しか読めないよりは
ファンにとってはいいと思うけどね。
133:花と名無しさん
03/10/04 19:20
バルバラが数ヶ月に1回は辛いだろ。
九月号はいくつか萩尾さんに見えない絵が
あったんだけど、素人の私にわからない程度なら
他の人が描いたのでもいいよ。絵にこだわりすぎて
連載できなくなる漫画家よりいい。
134:花と名無しさん
03/10/04 19:38
>131
他人が描いたかどうかなんて第三者が断言できんだろ。
所詮推測にすぎないんだからガタガタ言うなっての。
作品のクオリティを上げるために他人の手を借りるというなら
それは作者の意図として受け止める器量があってもいいんじゃないの?
135:花と名無しさん
03/10/04 20:00
9月号読み返してみたけど、
気になったのは青羽の顔がときどき違う人物にも見えたこと。
(白目の部分までトーンが貼ってあったりなかったり)
これって何かの伏線じゃないのかな?多重人格とかそういう…
それから『残神』の後半は大ゴマやイメージカットが多かったけど、
『バルバラ』では複数人物の会話シーンが多いから気になるのかも。
確かにライカとかサブキャラの顔はデフォルメ効きすぎに見える。
136:花と名無しさん
03/10/04 20:16
自分は絵よりストーリを重視するから、例えアシが描いていてもあんまり気にしないなぁ。
137:花と名無しさん
03/10/04 20:44
萩尾さんはやっぱり絵だと思うんだけどな
がんがってほしい
138:花と名無しさん
03/10/04 20:49
初年マンガや青年マンガと違って少女マンガは絵を別人が描くのは
難しいと思うんだが。
139:138
03/10/04 21:05
初年→少年
140:花と名無しさん
03/10/04 22:04
竹宮恵子氏だったと思うけど、昔病気か何かで描くのが難しい状況に
なった時、アシスタントにペン入れをまかせたことがあるそうです。
それでも人物の立ちポーズは本人が描いた、と。
目とかは似せて描くことは出来るけれど、人体のバランスは難しいと
か。
絵はもちろん大事だけれど、ネームと作品としての流れがあれば、そ
んなに気にならないな自分は。
141:花と名無しさん
03/10/04 23:50
>103
はずかしながら自分キャリアの長い漫画家なんですが
私目にはかなり微妙…というか
アシさんの絵だと断言できる程ではないかな~と思うレベルですね。
多分ロングや飛びゴマの一部の絵をおっしゃってるんだと思うんですけど
ああいう絵はガッチリ下絵が入っているのをアシサンがブルブルペン入れるのと
疲れた本人がラフな下絵にグラグラペンを入れるのとでは
そう差がないって事は多々あります。
かなーり変な絵になっても飛びゴマまでは普通直さないんじゃないかと。
勿論103さんのおっしゃる通り
キャラにアシさんの手が入っているという可能性もないとは言えませんが
でもああいった絵は、狂い度の大小はあっても以前の作品にもあると思うんです。
アリアとか私は好きですけど、今回程度の脇キャラのアシサン風人物絵は既にありますよね。
ああいうのはどうだったんでしょう…気になりませんでした?
バルバラで、3話で急に初めて気になった、とおっしゃるのが不思議な気はしました。
まあ絵に対する主観の違いもあるし、趣味もありますから何とも言えませんけども
絵描きさんに見て頂いたとおっしゃってたので、
こういう見方の絵描きもいますよと、職名乗り発言してしてみました。
どっちにしろ103さん、バルバラ単行本だと雑誌より駆け足気になりませんよー
機会があったら単行本でも読んでみて下さいね(´∀`)。
142:花と名無しさん
03/10/05 00:46 8QK57kMm
コミックス派なんですが、第2話(コミックス78ページ)の
鎌倉観光の一団以外は、まるまる1册、すべて萩尾さんの絵に見えますです。
もしも他の人が描いたら、このくらい隔たりがあると思うんですが・・・。
143:花と名無しさん
03/10/05 00:48
うわっ! あげてしまった。ごめんなさいっ。
144:花と名無しさん
03/10/05 01:02
>142
(w
旗持った後姿のお姉さんはかなり他人の絵丸出しだが
老人達は描いた人の頑張りが見えるよな(w
アシさん達も皆さんガンガッテくれ!
145:花と名無しさん
03/10/05 14:19
昔は先生同士でお手伝いしあって背景からモブまで描いたりってことも
あったみたいだね。大泉時代の萩尾さんと竹宮さんみたいに。
それはそれで特徴が現れてて面白かった。
あと木原さんの「銀河荘なの!」にエドガーが特別出演してたりね。
作家同士の交流が垣間見えて楽しい。
最近はあんまりこういうの無いですね。
146:103
03/10/05 16:29
>>141
すみません、実は私も絵描きなんです。
>バルバラで、3話で急に初めて気になった、とおっしゃるのが不思議な気はしました。
茶菜さんのお母さんのアップに衝撃を受けたからです (^^)
(それまでは、萩尾さんがんばってたんだなあって、
勝手に解釈してます。)
なんにせよ、どれほどの人が、こういうの気になるのかなと、
それが知りたかっただけなんです。
どうもお騒がせしました。
147:花と名無しさん
03/10/05 16:40
>134 作品のクオリティを上げるために他人の手を借りるというなら
上がってるのか?
148:花と名無しさん
03/10/05 17:23
>>147
ものの例えだと思うが。
149:花と名無しさん
03/10/05 18:53
2話の扉の絵なんてびっくり。。 イメージが自由で生々しいくらいリアルな表現しますね 目の表情だけで感情を書いてみせたり 血が落ちてくる現象も実際の映像より劇的に見える感じ 誰が書いたなんて小さいこと言わず味わいませんか
150:花と名無しさん
03/10/05 19:12
まあ、結局あれだよ。
買ってきた寿司おりのイクラが模造品だったというので怒るか、
味はたいして変わらねえって気にせず喰っちゃうかって問題だ。
この場合、萩尾寿司もスーパーのパック寿司も同じ値段で売ってんだから、
「萩尾寿司は昔はこんな仕事はしなかった」と言っても、そりゃちょっと酷な話だ
と思わないか?
151:花と名無しさん
03/10/05 19:49
>150
その例えだと萩尾寿司は模造品と決め付けてるようでちょっと
気になるんですが…
見た目も味も満足してるお客に失礼です。
152:花と名無しさん
03/10/05 20:11
>150
反論組は模造かあ?と言ってるんでは。
駄目だった人は、いくらに傷がぁああ!嫌あぁあ!って感想で
反論の人は、てゆーかいくらだし・・・1個潰れてたから何?何故気にする?
って事かと。
どっちも萩尾ラブの末の意見だと思うがナ。
153:花と名無しさん
03/10/05 20:34
it's worth noting that some of the most inventive
science-fiction and fantasy manga have been written
for girls, including such classics as Moto Hagio's
A, A' and Sutaa Redo (Red Star).
↓の記事より
URLリンク(globeandmail.workopolis.com)
154:花と名無しさん
03/10/05 23:22
それでも、少女は何を読みたいかに関する仮定を作ることは
必ずしも安全ではありません--特にそれらの仮定が、
ジェンダーと味に関する従来の西洋の雑貨の中に境界である場合。
ロボットと戦うことを含むものがすべて少年のために意味されると
仮定することは合理的に安全ですが、それはモートHagioが
Aであるような古典を含む少女のために最も創造性のあるSFと
ファンタジーmangaのうちのいくらかが書かれたことに
注目する価値があります、1つの'またSutaaやり直し(赤星)。
155:花と名無しさん
03/10/05 23:36
うわー、そうですかそうですね…。
156:花と名無しさん
03/10/05 23:57
>>153
コレって何の記事?
157:花と名無しさん
03/10/06 01:30
>>154
自動翻訳は大抵の場合意味不明。
原文のほうがまだイメージが湧く。(私の英語力では細かいニュアンスがわからんけど)
158:花と名無しさん
03/10/06 02:49 PblgFvYn
なんかあんまり「残神」のジェルミに萌え~!って言うの聞かないが
イアンのほうがやっぱり人気あるんだろーか・・・?
個人的にナディア好きじゃなかった。サンドラはともかく。グレッグもともかく(笑)
159:花と名無しさん
03/10/06 03:20
>158
普通にイアン×ジェルミにのた打ち回るほど萌えましたが
ここは801板でも同人版でもないので
萌え~萌え~言うのも躊躇われます。
てか158の萌えもそういう意味ではないのかも…
記念に一回2ch語で書いておきます…
16巻萌え狂ったよなぁっ・゚・(ノ∀`)・゚・
遭難キタ━━(゚∀゚)━━!!!
160:花と名無しさん
03/10/06 03:48
>159
|∀・)ミテルヨー
161:花と名無しさん
03/10/06 04:12
私はトーマくらいのやおいなら全然OKだけど、そういう801的萌えは残神にはなかった。
ちょっとスレ違いだが、モノローグスレでなるしまゆりの同人誌のモノローグが間違えて
晒されていて、それが桑幽だったらしいんだ。もうそんなものがあること自体理解できんくてびっくりした。
個人的には、蔵馬を女に見立てて誰かと絡ませる801とかならわかるんだけど
男らしい人同士がくっついてるのってどうも解せんし、軽く嫌悪。
もちろん16巻に嫌悪はあんまりなかったが、萌え狂いとは遠い境地にいたな。
11巻は好きだし萌えたんだけど。。。
ちなみに理解できないっていうのは、馬鹿にしたり拒絶したりしているわけではなく
むしろ私にはわかんないので羨ましいなっていう感じです。
たまにいる801面に固執しすぎてストーリーを見ていない人はどうかと思うけど。
162:花と名無しさん
03/10/06 11:39
自分自身は801スキーなほうだが苦手な人もいるのでここではなく
専用スレでどうぞ。
ちなみに私は残酷もトーマも801とは思ってません。
だってヤマもオチもイミもしっかりあるしね。
163:花と名無しさん
03/10/06 13:29
801にヤマオチイミ無しという意味を持たすのはもう時代的に死にすぎですが
(今は萌え要素のある同性愛物かと)
大御所作家系の801萌え話は嫌悪する人が多いから一般板では無理でしょうね。
まあ801板でもそういう専用スレはないので(やはりどこでも嫌悪厨がやって来るので続かない)
寂しい気持ちも解るけど、まあオフで801スキー友達と話しとくしかないよね。
私は801スキーで801萌え読みをするという楽しみは
洒落と遊びでどういう漫画にも使えると思うから
たまには残酷もトーマも萌え読みモードで楽しむ事はありますが。
(勿論初読の時や殆どの場合は、萌えなしノーマルモードでしか読みませんが)
でもまあここでは普通読みの方と楽しく普通話をしています。
164:花と名無しさん
03/10/06 13:39
>>163
だから801話は他所でやってくださいって暗に言ってるんだけどね…
165:♀
03/10/06 14:45
マージョリー、バレンタインに萌え。
エメラダにも萌え。
でもラグトーリン最強。
166:花と名無しさん
03/10/06 18:41
漏れも801はお腹いっぱいでつ。
SFでのお話の設定で火種?と火消しが出てきますよね。
あれって何か元になってるような設定があるんでしょうか?
この対立する2つが核となるお話がすごく読みたいです。
167:花と名無しさん
03/10/06 19:57
>>166
火消しと火種の彼、続11人に出てきたね。
そういや核になる話って何だっけ…
168:花と名無しさん
03/10/06 21:00 Go/Vezvf
萩尾、竹宮、吉田がやおいを書くからいけねえんだろ。
169:花と名無しさん
03/10/06 21:14
作品どうこうではなくここは21歳未満の人も来てるので
その手の話題はその手の場所でやるべきだと言ってるんだが?
170:花と名無しさん
03/10/06 21:15
私は個人的にはやおい大好きだし萩尾モトの漫画の中の誰と誰でどうの、
と妄想することもあるけど、少女漫画板とやおい板がわかれてるのはたすかる。
限度を知ってる人がたまにちらっとやおい話するのはたとえばこのスレでも
本当はかまわないと思うんだけど、やおい好きの中にはなんでもかんでも
やおいフィルターを通してみて一人で盛り上がってる奴がいる。やおい板の中で
妄想たくましくするのは楽しいけど普通の少女漫画話の中でそればっかりは
つまらないよ。
だから、限度を知ってる人であってもそういう話はなるべくやおい板の方でしてもらった
方がいいかな。風紀委員みたいに厳しく言うつもりはないけど。
171:花と名無しさん
03/10/06 22:14
まあ801話題を出した人達も
萌えも時々ありまーすくらいにしか言ってない訳だしいいじゃないですか。
そう過剰に反応しなくてもすぐ流れる話題じゃないかな。
ところでまだ私が小さな子供だったころ
小学生向けの「少女漫画のかきかた」みたいな本があって
今の大御所ばかり、勿論モー様もイラストや漫画を描く行程を
描き下ろしで紹介している本がありましたが…皆さん結構持ってたりします?
エドガーの2色原稿の描き方を描かれてて感動だったなー
172:花と名無しさん
03/10/06 22:18
古本屋の100円コーナーで見つけて買ったよ。
173:花と名無しさん
03/10/06 23:22
>166
うろ覚えで申し訳ないのでけど、
昔見たスパイが絡んでいるような映画か小説にありました。
続11人いるを読んだ後に知ったので、
へぇ~(トリビアのAA略)と強く思いました。
でも、なんだったか忘れちゃったんですよね・・・、
すごく感心したことだけは覚えているのですが・・・。
174:花と名無しさん
03/10/06 23:53
>>171
「少女マンガの描き方」でしたっけ。懐かしい~。
持ってたような気がするんだけど…見当たらない。
代わりに「しあわせ星占いなる本」が見つかったが…。
(萩尾さんのカラーのカットだけのために買ったらしい)
175:174
03/10/06 23:54
「しあわせ星占いなる本」→「しあわせ星占い」
176:花と名無しさん
03/10/07 00:08
>>171
あったあったあったー!
大人になって、何度か思い出してはいたけど
子供のころ、余りに読みまくって、既にバラバラに分解してたよ…
でも捨ててはないと思うけど。
そのころは、そこに載ってる漫画の殆どを読んだことなくて
でも、うっとりと眺めてた記憶があるな。
後になって、こ、この場面は、あの本の!!って見つけたときチョト感動した。
つーか、同じ本かどうか分からないけど(タイトル覚えてない。小さくて分厚い本)
ユーリがエーリクの頬にキスする場面がでっかくあって
横に解説があったのをはっきりおぼえてます。
「後ろにそびえたつ校舎が別れと新しい出発を演出し」云々・・・
それよんでも、「何の場面???どういう意味?」って感じだったけどさ。
あと、エドガーとメリベルの扉絵があったよねぇ?
177:花と名無しさん
03/10/07 00:10
いや、も一度>171よんでみて、
違うホンかも・・とおもった・・・
そんな凄い内容じゃなかったような・・・
勘違いおはずかしスマソ!!
懐かしくって。
178:花と名無しさん
03/10/07 00:26
では私も昔話を。
その昔、シャンテオーレというハイチュウみたいな菓子のパッケージに
萩尾さんのイラストが使われてたことがあって買い集めたもんだった。
覚えてる人います?
それに入ってたカードかなんかを送って萩尾さんのイラストハンカチが
当たったような気が…
179:花と名無しさん
03/10/07 00:57
最近ちょっとでも自分の気に入らない話題があると
「荒れるから」「21歳以下の人がいるから」という大義名分を持ち出してきて
話を規制したがる人がいるね。つまらん。
自分が気に入らないならそうはっきり言えばいいのに。
180:花と名無しさん
03/10/07 01:09
>179
流れ嫁
181:花と名無しさん
03/10/07 02:03
なんか笑えるスレ。
流れに逆らって恐縮だが最近の話。
今月号で渡会がタカをバルバラで肩車したのと六月号で
キリヤの夢の中で渡会がキリヤを肩車したのが符号してる。
182:花と名無しさん
03/10/07 02:30
ところで「ゴルディアスの結び目」読んだことある人いる?
183:花と名無しさん
03/10/07 12:32
>>182
バルバラの発想の素になった小松左京の作品らしいね。
残念ながら未読。
URLリンク(www.kazemachi.com)
ここの対談面白かった
184:花と名無しさん
03/10/07 12:59 bJHcY01z
>>183
ああ、この対談すごくいいな。
時間の話が面白かった。
185:花と名無しさん
03/10/07 18:06
あー、成る程…>対談
エヴァの話は面白いね。リア時代ハマッた口で、あらゆるうさんくさい分析見たあと
でもあるから。
あれはもう作者が作品の奥へ逃げて隠れちゃったなぁと思ってたがw どんどん心的描写
で何が言いたいのかとか見えなくなって隠れていくし。謎は解けないまま消えていくし(シトって
結局何だったの?みたいな。他人なのだという概念しか与えられなくて、物語の中のリアルが
ない)。
でもすべては庵野監督は波状している、っていうその一文で納得してしまった…。
あれからの彼はずっと波状している。
186:花と名無しさん
03/10/07 18:56
こういう対談で面白いのは萩尾さんの交友関係とか興味ある対象が
伺えることですね。
情動の部分やテクニックの話が面白かった。
エヴァはもういい歳になってから見たので、完璧にははまりきれなかったな。
最後の最後でアレだし…たしかにモニタ蹴っ飛ばしたくなった(w
リア厨あたりに見てたらかなりはまったと思うがナー
187:花と名無しさん
03/10/08 02:05
バルバラ異界はタネ本あったのか。読んでみよう。
同い年どうしの対談らしくていいね。ハギオマンセーもしてないし。
188:花と名無しさん
03/10/08 23:58
>182
むか~~~~し読んだ。
本ももうどっか言っちゃったけど。あまり内容は覚えていなくて
対談で言われてるくらいのことしか思い出せないな。
ゴルディアスの結び目というのは、どっかの王が、
グチャグチャに結んだ結び目を解けるかという難問を出して、
誰もほどけなかったんだけど、
結局は一刀両断に結び目を切ってしまうという故事。
結び目をほどくというのが精神分析
切ってしまうというのが直接サイコダイビングすることの
比喩じゃなかったかな。
これが元なんだというのを聞いてよけい楽しみになってきたよ。<バルバラ
189:花と名無しさん
03/10/09 00:30
今読んでまつ
190:189
03/10/09 04:29
読み終わりました。途中は面白いが最後が理屈っぽくなったり
抽象的になったりで不満。
バルバラとの共通点は、
・10代の少女が眠っていて、ポルターガイスト現象が起こる
・少女は心臓を食べた
・夢に入っていく人がいて、夢の中で幼女と会う
191:花と名無しさん
03/10/09 21:09
心臓まで一緒なんだ。
192:花と名無しさん
03/10/09 22:53
タネ本はあるでしょー。
どんな作家もきっかけがあるものだし。
無から有を生み出すわけではないのだよ
193:花と名無しさん
03/10/09 23:14
「心臓を食べた」みたいなスプラッタ系は今までの萩尾さんには
なかったよね。小松左京から来てたのか。
大黒が予告したようにキリヤが渡会を殺して心臓を食べることになる
んだろうか。憎んでるから殺す、という形ではなくて茶菜がアオバに
心臓をあげたように渡会がキリヤに心臓を渡すために。
バルバラの住人が死んだ人の心臓を食べて、その住人の血から十条製薬は
若返りの薬をつくってるってことはナナミさんに処方された薬がそれだろうか。
194:花と名無しさん
03/10/09 23:35 B4I8Jsx2
「心臓を食べる」というのは「いや~な感じ」がとてもした。
物語の中心からははずれてしまうけど、「食べる」という行為について改めて考えてしまう。
たとえば、なぜ摂食障害という形で問題は現れるのか?
「残酷な神が支配する」は性がテーマではない、というけれど、やはり読めば
「性って何?」と考えずにはいられないように。
195:花と名無しさん
03/10/09 23:39
すみません、sage忘れました。
タカとキリヤはやはりという感じでしたが、パインはよくわからない。
今後がたのしみです。
196:花と名無しさん
03/10/10 01:25
>194
>物語の中心からははずれてしまうけど、「食べる」という行為について改めて考えてしまう。
サブタイトルが「飢えないためのレシピ」だから、外れてないと思うよ。
テーマの一つでしょう。
197:花と名無しさん
03/10/10 14:41
比喩として食べたいくらい愛するという表現もあるしね。
一般人だって植物も動物もその身を食らって我が身を生かしてるのだから
感謝と愛情を持ってしかるべきなんだよな。
相手の心臓を食べるという行為がどういう意味に繋がるのか興味ありますね。
198:花と名無しさん
03/10/10 16:39
萩尾さんはメッシュでもゴヤの「我が子を食らう~」に触れてたし
親との対人関係表現にああいうのはよく匂わすよね。
199:花と名無しさん
03/10/10 17:44
子供を食らうのは鬼子母神、では子供に食われる親って何だろう。
子供の飢えを満たすために自らを与えるって感じかな。
200:花と名無しさん
03/10/10 20:48
>>198
カマキリの雄と雌はエチーしたあと雄が食われる
そんな関係を匂わせてると・・・?
201:花と名無しさん
03/10/11 18:22
銀の三角と百億の昼と千億の夜
どっちか一冊買うならどっちの方がいいですかね?
202:花と名無しさん
03/10/11 18:30
だめ、どっちも買いましょう。
203:201
03/10/11 18:58
じゃー先によむならこっちってのはあります?
204:花と名無しさん
03/10/11 19:06
どちらも難解だが自分は銀の△の方がわからなかった。
ただ、「銀の△サイコー!!」とさけんでる人はよく見るが
百億千億は原作つきのせいもあるかもしれないが最高度の絶賛は見たことない。
のるかそるかで△にかけてみてはどうか?
205:花と名無しさん
03/10/11 21:28
>199
子に自分の身を食わせる蜘蛛っていましたよね。
子への自己犠牲の究極の形。
でも萩尾さんが書くと、子供を自分の元に縛るための
究極の行為に見える。
206:花と名無しさん
03/10/11 21:53
漏れは百億~のアシュラが大大大好きだああああああ!
百億も次でいいから買って読んでね。
207:花と名無しさん
03/10/11 21:56
私は帝釈天が好き~
208:花と名無しさん
03/10/11 22:12
>>201
スターレッド読んだ?
209:花と名無しさん
03/10/11 22:53
銀の三角はコンパクトで重厚で物悲しくてSFですげー好きだ。
210:花と名無しさん
03/10/11 23:14
13禁なら百億に一票だなぁ
でも私はsf三部作ではスタレッドがいちばん好き~
211:花と名無しさん
03/10/11 23:27
sf三部作なんてあるの?
212:花と名無しさん
03/10/11 23:35
>>210
13禁って?
213:花と名無しさん
03/10/11 23:43
謎が多いなw>210
214:花と名無しさん
03/10/11 23:46
SFと言えばマージナルだな
215:花と名無しさん
03/10/12 09:11 a0wr4yuk
エーリクかあいい。
216:花と名無しさん
03/10/12 09:49 UZ24HgI4
「A-A'」が好きだ。一角獣人はアスペっぽいね。
217:花と名無しさん
03/10/12 11:32
>>216
アスベって何だ?アスベルガー症候群か?
218:花と名無しさん
03/10/12 15:30
百億は原作別だけど宇宙感というか、空間の広がりが凄い。
萩尾さんの作品初めてすきになったのが百億だけどどっぷりはまりました。
219:花と名無しさん
03/10/12 15:59
チャンピオンで連載されたので萩尾さんも少年誌を意識しながら
描いてたんじゃないかな。<百億
映画マトリックスの中でバーチャル映像見せられてる姿見て
百億を思い出した。
220:花と名無しさん
03/10/12 18:18
漏れは百億先をお勧め。
三角はいきなりではややこしいかも。いまどっちがと聞くくらいなので、
あまり慣れてないだろうから。
なので、読みやすい百億。
221:花と名無しさん
03/10/12 22:12
>>220
そう だから スターレッド読んだ?って思った。
読んでなかったら、もっと読みやすいスターレッドからがいいよ。
222:花と名無しさん
03/10/12 22:58
話し変わるけど、ZABADAK詳しい人います?
223:花と名無しさん
03/10/12 23:28
>>222
詳しくもないけど・・・三角がらみ?
224:222
03/10/12 23:36
>>223
そうです。
5、6年前の高校時代、ZABADAKファンの知り合いが
そういうアルバムがあるって教えてくれて、
その当時多少しZABADAKをかじった程度なんですが、
そのアルバムがどういういきさつで作られたとかについて
知ってる人がいるかな?と思ってちょっとカキコしてみただけなんです^^
225:花と名無しさん
03/10/12 23:38
>>224
そのまんまモロ萩尾さんの漫画をイメージして
作ったアルバムらしいよ。
自分もいつか聞きたいと思ってるんだけど、
なかなかレンタルしてない・・・
226:花と名無しさん
03/10/12 23:53
銀の△は、初めて読んだとき「え? 主人公が死んじゃうのってあり?」でカナーリ衝撃&違和感。
そのまま読み進めて納得しました。2度目からはハマリました。
そんな自分なので、マージナルもバルバラも「こういう世界観、世界観」と思って読んでます。
227:222
03/10/13 00:14
>>225
ありがとうございますv
是非聴きたいなあ…。
私も探してるんですがレンタルでは
なかなかないんですよね…。ブックオフでもなかなか…。
やっぱり買おうかな。
ZABADAK自体も集めてみたいし。
228:花と名無しさん
03/10/13 00:26 IYD8alL7
…はっ、ZAVADAKのオフィシャルサイト見てたらこんな時間に、、
キャラメル・ボックスにもつながるとは興味深い。
萩尾望都さんの作品も演劇と縁が深いから、ZAVADAKの「銀の三角」ぜひ聴いてみたいです。(最新のZAVADAKも聴いてみたくなりました)
229:花と名無しさん
03/10/13 01:23
ZABADAKは昔好きだったので「銀の三角」も持ってると思って探したら、持ってなかった。
音蔵の「創世記 ザ・ベスト・ザバダック+2」には一部の曲は収録されてないんですね。
ちょっとショック。オリジナルを聞いてみたい。
230:花と名無しさん
03/10/13 11:03
ずいぶん昔だけど、深夜に対談番組があって
野田秀樹と萩尾望都がゲストの回のトークの合間に
ZABADAKのライブを流していた。
銀の三角とかわにの夢とか。
そして、ZABADAKにどっぷりはまった私。
「銀の三角」なら「WATER GARDEN」に全部入ってなかったっけ?
231:花と名無しさん
03/10/14 22:17
銀3角って確かそもそもSFマガジン連載だったよね?
ところで銀の三角、
種族が急速に数が減っていく(生殖が成立しない)っていう所に悲しみを描いてるのかなと思うんだけど、
たった一人の生存である小さいパントーが父親に打たれている(性的な存在を責められる)っていう部分、
どうもワカラナイなあと思っていたら、
萩尾さんはアダルトチルドレンですか…?
232:花と名無しさん
03/10/14 23:07
そのテーマを描くから本人がそうというのは極論だと思うけど
アダルトチルドレンテーマは好きなのでいつも描いて欲しいナー
233:花と名無しさん
03/10/15 00:22
>231
創作をする上でよくモチーフに使われてるので
興味のあるテーマの一つではあるのだと思う。
234:花と名無しさん
03/10/15 00:53
久しぶりに「はるかな国の花や小鳥」を読んで
絵と物語の美しさにあらためて感動した。
235:花と名無しさん
03/10/15 03:14
漏れはたまたま掘り返していたら、訪問者がでてきたので
思わずじっくり読んでしまった…。
最後にギムナジウムのシーンになって「それは遠くだねぇ」の逆光の絵とか、
いろいろみてていまから救われそうな未来があるようで、泣けてきた。
236:花と名無しさん
03/10/15 03:27
>231
性的な存在を責められるっていうのがわからない。
237:花と名無しさん
03/10/15 03:55
むしろ「性的でない」のを責められてると思うんだが。
238:花と名無しさん
03/10/15 12:26
性的に未分化っていうフロルの設定に憧れたな。
将来自分で性別を決められるっていいよね。
銀の三角やハーバルビューティの、季節によって発情期が決まってて
子供は季節モノっていう設定も実際もそうだったらいいのにと思った。
239:花と名無しさん
03/10/16 18:49
>>231
父親との葛藤が、萩尾マンガの根底に流れるテーマです。
240:花と名無しさん
03/10/16 18:57
>>239
父親というか、両親だよね。どちらかというと母親との葛藤が多い気がする。
241:花と名無しさん
03/10/16 22:19
校長やグスターフやシドやグレッグなんかは生まれたときからオヤジだったような
キャラだが、渡会はエーリクやアベルやモリ等の美少年が大人になって父親になった
キャラのように見える。
242:花と名無しさん
03/10/16 23:30
>>241
あー本当にそうだ。言われてみたら気が付いた。
243:花と名無しさん
03/10/17 05:56
母親との葛藤テーマが多いんじゃないのかな。
父親像は悪役も善人も案外ステレオタイプな気がする。
母親のほうが良くも悪くも生身っぽい。
244:花と名無しさん
03/10/17 06:20
同性だから、という見方は間違ってますか?
漏れは男なので確かに父親像の面白い描かれ方がないナァとおもいます。
面白いというのは、興味深い、焦点が当たっているという意味で、
男性としての形はあるにせよ、「父親像」としての描かれ方はほとんど記憶にありません。
代理でとか、象徴的に、というのはなくもないのですが。
245:244
03/10/17 06:25
訪問者の「父親」は、ダメな「男」と見た方がしっくりきます。
あくまで「女」からの視点かな?と。
魅力的に描いているようで、最後に破綻するのはそうなんでしょうか。
息子を預けた親友は毒のない「いい人」だし、本人はどっかいっちゃうし。
もちろん自分がいい加減な人間なので、そんなコト言わないでくれ!という
どこかで許されたい、という部分がありますが(藁。
246:239
03/10/17 07:55
“萩尾作品における、父親との葛藤”という話は、作家の橋本治氏や
某マンガ専門誌のスタッフたちと話をした時にも出たんですが、
父親に限らず“支配者としての親”との関係が根底にある作品が
非常に多いと考えています。
個人的には「ビアンカ」「ポーチで少女が小犬と」「雪の子」
「秋の旅」「セーラ・ヒルの聖夜」「トーマの心臓」「訪問者」
「メッシュ」「銀の三角」「イグアナの娘」そして「残酷な神が
支配する」等々。
247:花と名無しさん
03/10/17 14:25
個人的な見解では、父性と言うのは神に例えられていることが多い。
もちろん母=神である場合もあるけれど(残神ね)。
例えばトーマでは
「たぶん父のような人間に」というユーリの父性信仰→祖母によって抑圧
神様を信じたいという信仰→サイフリートによって抑圧
この二つは根本的に一緒の構図を取っている。
248:花と名無しさん
03/10/17 14:26
ちなみに橋本さんはどうも男性的な視点からしか漫画を読み取れない人だよね。
だからこそあっと思うこともあれば、全然読み違えていたりする。トーマの読み取りとかは納得できん。
249:239
03/10/17 14:56
その昔、大島弓子の「綿の国星」の中の「女の感性、女の感性」という
セリフが、自分に対して「男にゃわからん」と言われているような気がしたと
書いていましたね。自分のパロディマンガでもそれをネタにしていたし。
250:花と名無しさん
03/10/17 20:44
母親ネタですが、
「かわいそうなママ」は、別コミの【母の日特集】号(1971年5月号)に
掲載だったんって。
勿論他は心温まるようなお話ばかり。
・・・・・・・・・・すごいなあ。
251:花と名無しさん
03/10/17 23:28
>橋本さんはどうも男性的な視点からしか漫画を読み取れない人だよね。
賛成。橋本氏は好きだがそれは感じる。ゲイなのと女の感性がわかるのとは
違うのか、と考えたりする。余計なことでスマン。
萩尾さんは年齢が上がるにつれて女性については年取った人の心情も描けるようになったね。
今だったらユーリのおばあさんの心情も同情的な視点から描けるんじゃないか。
252:花と名無しさん
03/10/18 01:08
萩尾望都さんの作品には「緊張感」があり、それが魅力。
その緊張感が高いドラマ性を生んでいる。「悲劇」を描くことのできる作家だと思う。
たぶん萩尾望都さんが小さい頃上映されていた、日本映画にあるような、
「こいつほんまにワイの子かいな?」とか「アンタはほんまだめなおひとやすなあ」
などと男女(夫婦)が言いながら、えへへ、ぐへへ、と笑いながら暮らしてるような話を描くことはないでしょう。
これは萩尾望都さん個人の資質であると同時に「時代」との関係を思わずにはいられない。
萩尾望都作品の多くが「西洋」が舞台になっているのは、とっても正しいと思う。
どこの国の話にしろ人間の普遍が描かれていることにまちがいないのだが。
やはり、「神」「愛」「夫婦」「親子」のリアリティがちがってくると思う。
253:花と名無しさん
03/10/18 05:18
そうだねえ、ジェルミが日本の男子高校通ってたら合わない合わなすぎる。
254:花と名無しさん
03/10/18 05:26
少数派かもしれないけど、自分が一番心理的にガツンと来たのは
「感謝知らずの男」だった。
巻末で誰かが少年の体を使って少女の心を表現…と書いてたけど、なんというか、そうだなと
思う。でも誰にでもある切なさがあった。
「僕は親切には値しないんだ~感謝知らずの男になりたい」のレヴィのモノローグ、
何回か読むたびにジワリジワリとする。
ふたつめの、「僕は進化するイグアナになる」も好き。
萩尾さんの作品の主人公は、それまでは少し遠い存在だった。
エドガーよりはアランの方が読者に近いように思えるし、ジェルミも可哀想だけど
「わかるわかる」という感じではなかったし。
だから感謝知らずは初めて主人公に感情移入できた。
255:花と名無しさん
03/10/18 06:55
感謝しらずはいいよねー
私は感情移入して読んだんじゃないんだけど
単に可笑し面白い(*´∀`)どうしてくれようあのカップルw
萩尾さんのユーモア物は上質で大好きですよ。
256:花と名無しさん
03/10/18 13:39
みんなうまいこと言うなあ。
もう一度もってる作品を読み返す楽しみが増えたよ。
257:花と名無しさん
03/10/18 19:51
「狂おしい月星」は切ないレヴィを書いてて好きだ。萩尾さんらしい作品。
「あれで根性さえよけりゃねー」のレヴィも大好き。
258:花と名無しさん
03/10/19 17:44
生きる力の弱さ、といわれて、「人間の文明によって裸にされて弱くなった地球」と結びつける思考。SF嗜好。悲観的地球観。
「親切と笑顔の人」の描き方(そういう人を憎むこともできずただ描き方が「意地悪」になるばかり=「とにかくほっといてくれー」)
そして、ヌイグルマー。
これらは特別「‘少女’の心」とは思わないけど、とっても現代的な「若さ」だとは思う。
1話から3話へと進むにつれ、レヴィの他者を見る目がやさしくなっていってるように私には思えるのだけど、
俗っぽくいえばこれがオトナになった、ということなのかな。
「共鳴できた」と思える瞬間を持たなくてもヒトは生きていけると思うけど、
そういう瞬間を持っている人間はやはりしあわせ、だと思う。それはもしかしたら幻だったとしても。
259:花と名無しさん
03/10/20 17:03
感謝知らずってユーモアなの?
全部せつなかったよ
260:花と名無しさん
03/10/20 21:05
ユーモアもあれば切なさもある。
ポーだってそうだろうが。
261:花と名無しさん
03/10/20 22:59
259が言ってるのはそういう意味ではないのでは…?>260
感謝知らずを「ユーモア物」と言っているのに対しての疑問だろ。
ポーはどうやっても「ユーモア物」とは分別されないと思われ。
262:花と名無しさん
03/10/20 23:27
「一週間」はポーの中でもユーモア物だね。
あのときのアランはかわいかった……
263:260
03/10/21 00:00
ああ、255 が「ユーモア物」って言ってるからか。
私は255は単に「ユーモアのある作品」て言ってるだけだと思ったから
259の意味するところがわからなかった。バカでごめんね。
264:花と名無しさん
03/10/21 00:33
いや、260さんが受け取った通りだと思うよ。
「感謝知らず~=ユーモア‘物’」ってカテゴライズするのが255さんの意図じゃないもの。
ところで、私は「とってもしあわせモトちゃん」が好きなのですが、
その中で忘れられない話があって
ジョニー君に女性陣が試験官のように質問するんだけど、ジョニー君のお答えが
「そんなことを僕に質問して困らせないのがホントの教養」…って感じで。
正確じゃないかもしれないけど、これ好きです。ずっと胸の内にある。
265:花と名無しさん
03/10/21 00:37
モトちゃんは翻訳モノの漫画っぽいノリだね。(スヌーピーとか)
266:花と名無しさん
03/10/21 13:52
「人ハ 泣キナガラ 生マレテクルノダ」―リア王
267:259
03/10/21 15:05
261のとり方です~。スイマセン。
ところでアランの死に際(うっ)って、時計に足をひっかけて階下に落ちた…で
いいのでしょうか。描写を見ても分かりにくかったので…。
268:オービン
03/10/21 18:08
>>267
死んだかどうかは各人の判断に任せるとして、そういうことです
炎の中へ引きこんだのが「時計」というのが象徴的ですね
269:花と名無しさん
03/10/21 18:21
>268
へえ、それは考えたことなかったな
そういわれてみれば
270:花と名無しさん
03/10/21 18:40
ほんとだ。そういわれてみれば。
どうも違和感のある描写だと思ってたがそういうことか。
271:オービン
03/10/21 20:31
さらに、その時計の中にはアランによってエディスが閉じ込められて
いました。時計の中の少女は永遠に変わることがありません。グロフ先生の
懐中時計の中のアンナニーナのように。
「ときどき お人形のかわりに時計の中にはいりたくなるわ」(エディス)
しかしエディスを自分と同じ永遠の時の中に封じ込めようとしたアランの
願いは叶うことがありませんでした。なぜなら、家中に充満したガスに
“オルゴール時計”が火をつけ、アランはエディスの姉のシャーロッテと
同じように炎の中に消えていったのです。
これらは単なる偶然ではなく、作者が考え抜いた描写だと思っています。
そうだといいな(w
272:花と名無しさん
03/10/21 23:02
一週間大好き。私20歳で、全然リアル世代じゃないけど昔の漫画の方が全然面白い。
今の漫画ってつまらなすぎて買う気起きません。
関係ないかもしれないからさげます。
273:269
03/10/21 23:07
時間―とりわけ不死というのは萩尾作品の中で散見されるモチーフ
だけども、それって大体が男性に与えられる属性なんだよね。
当然、メリーベルやラグトーリンという例外もあるけれども。メリーベルは殺されたわけだし。
なんだったかな、本で、エルグの持っている視点と言うのは、2000年?だっけ?
生きてきたという時間軸の、直線的な視点で、それに対してレッド・星が
持っている視点は消失点がない、多角的な視点だと書かれていて
なるほどなと思った覚えがある。宮迫だったかな?この論は。
ラグトーリンもそういった視点を持っている人だなと思った。
で、バルバラでは女の人が「若返る」というモチーフが使われて、
そこでは当然「産むこと」がテーマになってくる訳で…
突き詰めて考えてみれば面白いと思うけどまだ種の段階だけど、なんか符号を感じる。
274:269
03/10/21 23:27
連投スマソ…&上のラスト一行、だけどが被っていて変な文でした。
>272
私と同世代だ。探せば面白い漫画いっぱいあると思います。私も半年前
同じようなこと言っていましたけど、萩尾さんの命題を受け継いでいる人も
一杯いるし。モノローグスレに良作が多いのでおすすめです。
275:花と名無しさん
03/10/22 00:22
>今の漫画ってつまらなすぎて買う気起きません。
と言う二十歳より「萩尾さんの大ファンです。最近の漫画家では
〇〇の××という作品がおもしろいですよ」と教えてくれる二十歳の
方が役に立つ。
276:花と名無しさん
03/10/22 03:07
最近読む漫画でおもしろいので挙げられるのが
フラワーズの漫画家しかない23歳…。
あ、浦沢直樹の20世紀少年はいいです。
277:花と名無しさん
03/10/22 07:22
>>275
ヒカ碁はあらすじから想像するより面白かった。
278:オービン
03/10/22 07:45
>>273
萩尾作品の少年たちは大人になることに対して何の抵抗も感じないし、
むしろ成長を待ち望む場合が多い。
一方、少女たちは大人の女になることを拒絶します。それは女性にとって
色々な意味で過酷な“世界”に対する拒絶です。しかし時間を止めて
少女のままでいるためには、「ビアンカ」や「雪の子」、「みつくにの娘」
といった物語の少女たちのような方法しかない。そうでなければ
「ポーチで少女が子犬と」の少女のようになってしまいます。
萩尾作品には、成長するという現実を前向きに受け止めて生きていく
場合と、成長を拒絶しようとする場合の両方のケースが様々な形で
描かれていますが、どちらも基本的には“この世界(システム)との戦い”
であると思います。
279:花と名無しさん
03/10/22 20:24
自分は古くからの萩尾ファンですが今連載中の作品では「のだめカンタービレ」
がおすすめです。
特に5巻で彩子がドラベッラの歌唱に開眼するシーンはナースタースの
告白に匹敵するくらい感動しました。
280:269
03/10/22 22:21
>>278
前半の段落はちょっと違った見解を持っています。
萩尾は少女たちが大人の女になることを拒絶するからこそ少年という表象を
利用したのだと思います。つまり初期萩尾作品の中で少年の中身は少女なのだと。
初期短編では少女を主人公としたものが多いですね。
しかしそのころはまだ「社会のシステムとしての女」に抱く警戒心は薄かったのではないかと思います。
少年という体を纏うことで、孕むこと、血を流すこと、破られることを回避できるわけですが、
成長への不安は性の対象になる不安として顕在化したままだと思います。
それはキスされて息がとまるエーリクしかり。女になりたくないというフロルしかり。
そしてなにより、ユーリがトーマに抱いた感情を「自分自身にも秘めごとのように隠してきた(残神)」。
後半部分には同意ですが、成長するという現実を前向きに受け止める例は
あまり思い浮かびません。それこそフロルくらいでしょうか?
フロル自身も「結果的には」前向きになっただけで、主題は性転換への拒絶でしょうし。
その最たる象徴的な存在はメッシュですね。「あなたがそうと望むなら、花にも鳥にも娘にも」
"この世界との戦い"というのはまさに的を射ていますね。
281:269
03/10/22 22:24
ちなみにフロルから派生して、ヨダカ、キラ、タクトがいるということも一応付け加えておきます。
オービンさんの視点は面白くてとても参考になります。
282:オービン
03/10/22 23:44
>>280
>萩尾は少女たちが大人の女になることを拒絶するからこそ少年という表象を
>利用したのだと思います。つまり初期萩尾作品の中で少年の中身は少女なのだと。
同感です。もちろん、すべての初期作品がそうというわけではありま
せんが、少女から大人の女になるということがどういう意味を持つのか、
また多くの場合に世界が女性に対してどれだけ過酷であるかが、初期の
頃から萩尾望都にとって重要なテーマだったのは間違いないと思います。
この点について忘れてはいけないのが「ビアンカ」です。この話に登場
するビアンカ・オースティンは両親の離婚というつらい現実を前にして、
鏡の中の自分と一人遊び時や森の中での踊っている間だけ自由でいられます。
一方、森の中で自由に踊るビアンカの姿を見た主人公のクララは、自分が
目撃した“永遠の少女”を描くためだけに画家になろうと決意します。
この作品は、萩尾望都がマンガ家として何をテーマにして描いていくのかを
読者に伝える決意表明だと思います。
>後半部分には同意ですが、成長するという現実を前向きに受け止める例は
>あまり思い浮かびません。それこそフロルくらいでしょうか?
そのことに関しては“少女の化身としての少年”ではなく“現実の男の子”
との関係を描いた初期作品「10月の少女たち」を見逃すわけにはいきません。
283:花と名無しさん
03/10/23 01:51
不老不死を完全否定しなかったのもよかった。>ポー
周囲の人たちがぼんやりと憧れているというか。懐古的な感じが…。
「覚えているよ魔法使い」で泣けそうなのは私だけでしょうか?
19歳。今も面白いのはいっぱいありますよ。面白さの種類が違ってきてもいますが。
最近セラムンにハマり直しましたw いい意味で少女漫画的。
他、しゃにむにGOなんかも好きです。
ハンターとワンピースもなんだかんだ言って面白い。
284:オービン
03/10/23 08:59
>「覚えているよ魔法使い」で泣けそうなのは私だけでしょうか?
私もです(w
というか、あのエドガーの言葉でオービンの生きてきた時間が肯定された
わけですから、彼が涙ぐんだのも無理はないですね
生活苦、病気、戦争など、生きていく上での様々な苦しみを味わい続ける
多くの人々は、不老不死の人々がいるという伝説を一種の救いとして
いたのだと思います。しかし、実際に永遠の時を生きるエドガーは
「10年たっても同じ朝を迎える」ことの苦しさの中でもがいている。
「人間にとって、本当の幸せとは何か」ということを、「ポーの一族」を
読むたびに考えてしまいます。
285:花と名無しさん
03/10/23 19:56
セラムン読んでた子達ももうお年頃なのね~
自分はバリバリの少年漫画だとついて行けなくて
ハンターとワンピはダメでした。レベルEは好きだったんだけどね。
フラワーズで好きなのはバルバラとろまんがです。
286:花と名無しさん
03/10/23 21:38
昔読んだ時にはこれ以上ないっていうほど面白かった>萩尾作品
でも最近なんだか自分の精神状態が
ストーリーや絵について行けないもどかしさを感じる
これって何だろう?
ポーなんてハマリまくって100回くらい読んだのに
最近読んだら「ふ~ん・・・」って感じ
でもバルバラは何となく楽しみにしてます
花で気になる漫画の一つです
287:花と名無しさん
03/10/24 20:28
今、なんとなくネットで萩尾望都の単行本一覧眺めてて
マージナルの、小学館A5版の表紙、
めっさ綺麗じゃないですかーーーー!!
彫刻のような・・・美しいー
文庫でしか持ってないけど、文庫の表紙も、綺麗で丁寧で
単行本の中ではかなり好きな方。
でも、でかい(んですよね?A5って)うえ、あんな綺麗なんていいなぁ。
でも、愛蔵版みたいのって、他のもほんとーに綺麗ですねー・・・
ああ、かっとくんだったのにー気付いたときには遅いんだよなー
こういうの持ってる方、うらやましいです。
288:花と名無しさん
03/10/24 22:11
マージナルの愛憎版は古本でよければ入手は簡単よ。
だらけで買ったとき何セットか売ってた。
289:花と名無しさん
03/10/24 22:44
文庫は小さくなっちゃうから単行本サイズがいいね。
文庫でしか持ってなかったので雑誌サイズで11人が出た時ソッコーで買ったよ。
290:花と名無しさん
03/10/24 23:38
雑誌サイズの11人いる! イイ! 私はブコフで見つけて買いました。
これから老眼が進むので文庫はもうだめぽ。
291:花と名無しさん
03/10/25 00:07
私は小学館の愛蔵版で揃えてたけど、収納場所に困って文庫が出たとき
喜んで買い換えちゃいました。
今思うとすごく残念・・・・・・あんなにキレイで文庫では読めない作品もあったのに
取っておけばと何となくショックだわ。
「残酷な~」も一通りコミックスで読んでから文庫待ちで売っちゃったけど
やっぱり残念。今読みたいのに手元に無いのは自分の所為なのにね。
292:花と名無しさん
03/10/25 01:11
>>291
それは残念でしたね。
でも一回かったのを売っちゃったりするのかー
なんかもったいなくて自分じゃ出来ないな。
ポーの文庫の表紙、なんか変だった。
おどろおどろしい感じ・・・
ポーこそ愛蔵版でずっしりとした重みを感じつつ
読みたいなー
293:花と名無しさん
03/10/25 01:21
ポーの愛蔵版は「月蝕」というマイナーな短編も入ってておすすめです。
オオカミが主人公の西洋童話風の話。
294:花と名無しさん
03/10/25 01:40
私銀3角の文庫綺麗で感動したー。イイですよねぇ。
うちの父も萩尾一緒に読むのですが(すすめてきたのがそもそも父)
最近文庫は辛そう。このパソもどうも見づらいと思ったら、見えないらしく位置が
前になってる…。近いって。
ポーは思春期が去ったぐらいで読んだので、物凄く焦れる物があったなぁ。
リデル?人形の話は泣けた泣けた。
時を扱った作品としたら銀3角とともに傑作でしょうね。
何かひとつ、映像作品が見たいなぁ。
>285
上手く言えないけど、冨樫はレベルEは本気だったと思う。ハンターは絵には三割内容6割の
力しか出してないんじゃないかな。でもレベルEってあんまり売れなかったんですよね確か。
不思議だけど、計算しつくして構築してなおかつひっくり返りもあって「面白い!」という
作品は、「少年誌」>小学生の男の子女の子その他 には大ヒットとはいかないのでしょうね。
295:花と名無しさん
03/10/25 02:58
ハンター×2ってアニメしか見てないけど、もしかしたら「11人入る」
に影響受けたのかなと思われる設定があったな。
目が赤いのとか「スターレッド」思い出させたし、考えすぎと言われればそれまで
なんだけど…。
296:花と名無しさん
03/10/25 03:51
スラダンの花道は一角獣種です。
297:花と名無しさん
03/10/25 03:59
私もです。
298:花と名無しさん
03/10/25 04:40
私は大の冨樫ファンで萩尾ファンだけど、ハンタ面白いよ。
少年誌の王道の中で冨樫的な反抗精神をどう出そうかっていう感じが
様々な意味で見え隠れしてw。
幽白の時から人気絶頂の時に辞めたり、トーナメント描かなかったり、
主人公を魔族にしちゃったりしてて、レベルEで好きなことやって、
ハンタでおとなしい振りしながらやりたいほーだいやってる感じ?
なんだかんだでゴンは「狂ってる」し。虫編つまらんとか思ってたけど
キャラが身を挺してw面白くなってる。今週とかすごかった。
んで、どうしてこうべらべらとすれ違いの話題を続けたかってゆーと
萩尾さんと「システムへの抵抗」っていう点で共通点があると思うからなんだな。
お互いの主人公が「フリークス」であり「異端児」であるところなんて、
とっても共通してるよ。進む道は違っているといえ。
299:花と名無しさん
03/10/25 04:47
ありがとう。ハンタのコミックス買って読んでみるよ。
300:花と名無しさん
03/10/25 07:04
>>298
>萩尾さんと「システムへの抵抗」っていう点で共通点があると思うからなんだな。
萩尾望都や竹宮惠子といったマンガ家たちは、自分たちの描きたい
「それまでとは違う少女マンガ」を描くために、ありとあらゆる
手段を用いて頑張ってきた。アンケートで上位になった御褒美として
描く作品で好きなことをやったり、締切直前に原稿の一部を差しかえたり、
もちろん男性編集者と喧嘩腰の議論をやったり。
冨樫という作家がここ数年やってきたことに関しては、スレ違いだから
いちいち描かないけど、少なくとも萩尾望都は「抵抗の手段」だからと
いって読者に金を払わせる雑誌というメディアで、あんな子供の落書き
みたいな作品を載せたりはしないだろ。
もしも百歩譲ってあれが「実験的作品」だとしても、やって良いのは1回だけ。
あんな風に毎週続けるというのは単なる手抜き。そもそもすでに「エヴァ」で
やってしまった手法なんだし。
301:花と名無しさん
03/10/25 11:44
今のハンタしか知らないので以前のレベルがどうだったのか知らないが
確かにあの絵は無いと思う。
あの絵でなくてはならないというポリシーがあるわけじゃないよね?
単行本で直すのかね?どうでもいいけど。
ところで「システムへの抵抗」ですが現在少コミが性コミなどと揶揄されるように
男女エロ漫画満載になってしまったのは何故だろう。
先人があんなにがんばっても結果はそれですかって感じで
「ぼくの子孫じゃそんなもんか」というエドガーのセリフを思い出してしまう今日この頃。
302:花と名無しさん
03/10/25 17:40
子供達にとってはおもしろい漫画よりエロの方が価値があるんで
売れてるんだろうな。
昔だったら萩尾・山岸・大島を追ってたような子達は今のエロ漫画には
あきたらずに少年漫画に走ったりしてるんだろうな。
冨樫の絵についての批判はいやってほど目にする。逆に、そんなひどい絵描いても
ファンが毎週の連載を心待ちにしてるほどすごい漫画家なのかと思えてきて自分も
良さがわかりたいと思う。
303:花と名無しさん
03/10/25 17:45
手塚治虫もかなり雑な絵を描いてたこともあるよね。
他人(石森など)にペン入れさせたり…。下書きのまま掲載したり。
いや、冨樫を擁護する気はないんだけど。
304:花と名無しさん
03/10/25 18:48
>>302
>冨樫の絵についての批判はいやってほど目にする。逆に、そんなひどい絵描いても
>ファンが毎週の連載を心待ちにしてるほどすごい漫画家なのかと思えてきて自分も
>良さがわかりたいと思う。
阿呆なファンがマンガ家を駄目にした典型的な例だと思うよ
客に暴言を吐く寿司屋をありがたがってちやほやする連中と同レベル
>>303
>手塚治虫もかなり雑な絵を描いてたこともあるよね。
全盛期の手塚治虫の忙しさは今の「売れっ子マンガ家」の比じゃなかった。
それに手塚が「毎回下書きに等しい絵を連載」していたわけでもないよね。
昔からの萩尾望都ファンとしては、冨樫なんかと同列に扱われちゃたまらないです。
305:花と名無しさん
03/10/25 23:16
ふーん。そうなんだ。 最近2ちゃんで勉強になること多いっす。
306:花と名無しさん
03/10/26 00:11
本日「残酷な…」を1巻から17巻まで一挙まとめ読み。
リアルタイムで読んでいなかったのがマジで悔しい。
イアンは鈍いけどいいなーと単純に思ってしまうのが読後最初の感想。
307:花と名無しさん
03/10/26 11:52
>303
別に客に暴言を吐いてはいないと思うが。>富樫
ま、絵はたしかに下書きまんまのときもあるけど
絵だけキレイでツマラン物より話が面白いものを読みたいので
そんなに苦にはならない。
というか絵が荒れてるときは
それなりの展開をひねり出せている場合が多いので
ああこの展開をひねり出すのに時間をとられたんだねえ、と思う。
私も昔からの萩尾ファンだけど富樫も同じくらい好きだ。
ただ方向性は違うので同じ土俵で比べても仕方ないよね。
和食も食べるし洋食も食べる。
おいしければ(ストーリーがよければ)、見てくれは気にしない私。
308:花と名無しさん
03/10/26 13:07
「システムへの抵抗」という点で共通点を感じたのは298の個人的感想に
すぎない。それに対して異論反論出るのも当然。
自分は別に富樫のファンでもなんでもないので萩尾さんと同列に語られても
ハァ?みたいな感想しかない。
ところで現在は同人誌という手軽な発信装置があるためプロ作家でさえ
「システムへの抵抗」などせず描きたいものは同人に流れる傾向にある。
戦う必要もないんだろうね。
309:307
03/10/26 14:32
>303 でなくて >304 でした。
私は萩尾作品と富樫作品に特に共通点は感じないけど
どちらもそれぞれに好き。
賛否両論興味深く読んでたけど
304の
「阿呆なファンがマンガ家を駄目にした典型的な例だと思うよ
客に暴言を吐く寿司屋をありがたがってちやほやする連中と同レベル」
というのはどうかと思ってね。
310:花と名無しさん
03/10/26 14:33
同人誌は百年以上前からあったでしょ。今は即売会が盛んで流通が簡単に
なっただけで。いいことだと思うよ。商業的に成功しそうもないので編集者に
描かせてもらえなくても直接読者相手に勝負できるんだから。
311:花と名無しさん
03/10/26 15:10
萩尾作品を、マンガを愛する44歳の男性に貸したら、
「この人、天才ではないね。なんで人気あるの?」と聞かれた。
私も萩尾さんを天才とは思ってなく、天才でなくっても萩尾作品は大好きで、
天才じゃないと、面白くないのかコノヤローと言ってやりたかった。
ところで、ファンの人で萩尾さんを天才だという人がいるけど、
どのへんに才を感じるのか、ちょっと聞いてみたい。
312:花と名無しさん
03/10/26 15:36
44歳くらいの年齢だったら、潜在的に萩尾ファンになる素質がある人は
若いときにとっくに出会ってるんじゃないかな。
311って若い人でしょ?
天才の定義がわからないので私は萩尾望都が天才でもそうでなくても
一向にかまわない。一番才を感じるのは非凡さ。作品を読んでて不意を
つかれるような台詞がいくつもあった。
友人に読ませたらつまらないと言われたとがっかりしてる人よくいるけど
私に言わせると自分がおもしろいと思うから他人も面白いと感じるはずだと
考えるのは大バカ。つきあいたくないタイプ。
313:花と名無しさん
03/10/26 16:15
コマ割りと最適の絵柄を選択することにかけては、掛け値なしの
天才だと思う。
シリアスからコミカルへのグラデーションが豊富で、どれもこれも
いちいちピタッとストーリーに嵌っているのが素晴らしい。
「メリーベルと銀のばら」の冒頭、スープを飲むエドガーとメリーベルには、
別に悲しい場面とかではないのに涙ぐんでしまう。
重い内容の「残神」にも、フッと息が抜けたようなカットがあって、こういう
緩急自在な表現はさすがだなと思った。
特に終盤のナディアが好きだ。
母親への同情が空回りしたり、真剣に恋に悩んでいるのに相手のせいで
ドタバタになったり、「ああ、人間ってそうだよねえ~」と、ちょっと嬉しくなった。
(「イグアナの娘」も、本質的にはそういう話なんだと思う)
ストーリーにもキャラクターにも、シリアスとコメディーが共存しているって
いうのは、小説ではなかなか表現できないマンガ特有のものだと思うけど、
それをここまで自在に操れるのはトンデモナイ才能だと思うよ。
(個人的には、手塚治虫を超えてるんではないかとすら)
長文でごめん。
314:花と名無しさん
03/10/26 16:25
上手く言えないが努力型の秀才タイプな感じ>萩
計算しないで描いてる>天才
計算しつくして描いてる>萩
まあ言えるのはとりあえず圧倒的な才能だろう。天才じゃなくてもどーでもいいけど。
「天才」と言うなら同じ24年でも大島とかかなと思う。
315:花と名無しさん
03/10/26 17:16
萩尾さんは24年組の中でも突出した才能の人だと思う。
緻密な構成力と画力、最高峰と言っていい。
だが作品を読んで泣いた事はないんだよ。
昔の木原敏江作品はとにかく泣けた。
当時どっかの評論家が萩尾は秀才で木原は天才と称していたが
天才と秀才という呼び名でくくるなら萩尾さんは秀才タイプだろうね。
316:花と名無しさん
03/10/26 18:10
>>307
>ま、絵はたしかに下書きまんまのときもあるけど
>絵だけキレイでツマラン物より話が面白いものを読みたいので
>そんなに苦にはならない。
いや、それじゃいけないでしょ。
そこで怒らなきゃ。特にファンなら。
まあ大好きなレストランだから「今日は忙しくてここまでしかできませんでした」
とか言いながら塩胡椒したけど火を通していないステーキとか出されても
食べるような人ならそれでも良いんだろうけど。
317:花と名無しさん
03/10/26 20:48
泣ける泣けないは個人差。
自分は木原さんで泣いたこともあるけど「訪問者」でも泣いた。
318:オービン
03/10/26 21:18
「萩尾望都は秀才で木原敏江は天才」と言ったのは、確か栗本薫だったと思います。
まあ自分としては天才でも秀才でも良いんですが、萩尾望都がデビュー前から
努力の人だったことは確かなようです。普通、マンガ家志望の人はとにかく
作品を描きまくり、その多くは途中で挫折してしまったりするのに萩尾望都は
延々と地道なデッサンを続け、作品を描き始めたと思ったら、あっと言う間に
デビューしていたとか。
319:花と名無しさん
03/10/26 21:40
ウー c(`Д´c)(・∀・)カコイイ!!
320:花と名無しさん
03/10/26 21:44
いつもいつも読むたびに泣いてしまうのは
「ゴールデンライラック」です。
地味かな・・・・
321:花と名無しさん
03/10/26 22:09
ゴールデンライラックは、年をとるほどに良さがわかりそう。
子供の頃はいまいちだった。
だんだんいいなと思ってきた。
ケコーンしてから読むと、また違うんだろうなと思う。
322:花と名無しさん
03/10/26 22:13
質問。
マージナルで、ゴーが、「キラはアシジンの子供を受胎している」って言ってるけど、
対応したのはグリンの方だからグリンだったんじゃないの?
そして受胎した子供はどうなったの?地球を産み直したって感じの解釈でオケ?
323:花と名無しさん
03/10/26 22:54
>>322
読み直してみれば全部描いてあると思いますが、
ゴーはキラがグリンジャと交わったのを知りません。
キラはアシジンの恋人で、アシジンと寝たとしか思ってないので
受胎した子をアシジンの子だと思いこんでます。
それから、受胎したキラは死にました。よって子供も死にました。
地球に戻されたキラは氷室に閉じこめられていた方です。
324:オービン
03/10/26 23:09
>>321
>ケコーンしてから読むと、また違うんだろうなと思う。
「ゴールデンライラック」に限らず、読む年代に応じて感情移入する
キャラが変化したりして面白いです。
例えば「トーマの心臓」の場合、学生の頃はオスカーの“2人の父親”の
気持ちとかが今ひとつ理解できなかったのですが、今は以前よりもわかる
ような気がします。
325:花と名無しさん
03/10/26 23:34
>325
ゴーの勘違いの前に、アシジンが「おまえ(ゴー)は長官(メイヤード)の恋人で」
と言う途方もない勘違いが好きです。
326:花と名無しさん
03/10/27 01:43
>311
やっぱり「11人いる」みたいな作品を描かれた日にゃー、天才と呼ばざるを
えないでしょう。いったいどこからあの映像を拾ってきたのか世界構築の
描写力は並みじゃない。それが絵の魅力の全てではないけどやっぱり凄い。
>316
丁寧に見えてもつまらん絵より、下書きでも味のある絵なら全然OKだと思うが。
327:花と名無しさん
03/10/27 02:03
>326
いい萩尾ファンだけどいい批評家じゃないね。
328:298
03/10/27 03:20
298です。ああ、香ばしい人を逃しちゃったみたいで残念。一応言っとくと、萩尾さんへの愛を100とするなら
富樫さんへの愛は27くらいかな。そんなにいきりたたなくても、と思うけど、とりあえず>>300さん、
もう一度>>298を読み直してくださいね。冨樫さんの絵が実験的とか、富樫さんの態度が実験的なんてどこに書いてありますか?
私が言いたかったのは、「少年漫画の王道を突っ走っている振りをしてるけど"本当はフリークス"である主人公」
というのが、萩尾望都が書く異端児に似ていると私は思うということですよ。
ちなみに、>>304さん、どうやら>>300さんと同じ匂いがプンプンしますが、違ったらごめんなさい。
>昔からの萩尾望都ファンとしては、冨樫なんかと同列に扱われちゃたまらないです。
共通点がある=同列なんでしょうか?では同じお笑いをやっているから明石屋さんまとダンディ坂野は
同列なのでしょうか?意味がわかりません。もう一度>>298を良く読んでみてください。
長年萩尾望都を見守り続けてきたことだけが誇りのオバさんが、ちょっと気に食わないことを書かれただけで
脊髄反射していたら、スレが成り立たないです。それとも「萩尾さんと共通点があると私は思いました」と発言する
こと自体があなたにとっていけないことなのでしょうか?私や萩尾さんが反抗したいのは、あなたのような
理不尽なマイルールを振りかざす「システムぶってるもの」に他ならないと思うんですが、どう思われますか?
329:花と名無しさん
03/10/27 03:44
(´-`).。oOなんかどっちもどっちっぽいね。レスしなきゃよかったのに…。
330:花と名無しさん
03/10/27 06:27
スルー。
331:花と名無しさん
03/10/27 07:43
>>328もそんなにいきりたたなくても、と思うが
>>>300さんと同じ匂いがプンプン
>長年萩尾望都を見守り続けてきたことだけが誇りのオバさん
妄想入っているし
確かにどっちもどっちっぽいなあ
332:花と名無しさん
03/10/27 09:06
相手を無意味に罵倒する箇所がないだけ
>300のほうが>328より数倍マシと思う。
328はかなり痛い。
333:花と名無しさん
03/10/27 10:58
>>328
アイタタタタタ…
あなたとっても香ばしくなっちゃいましたね。残念です。
334:花と名無しさん
03/10/27 11:38
298は「共通点がある」って言っただけで「実力が同等だ」と受け取るのは
なんだか痛いファンの見本みたい。
個人的感想でも正しい意見ばかりのレスにしなきゃいけないルールなんて
ないんだし、自由な意見が出ないことのほうがスレとしては面白くない。
他の漫画家を語るときは言い方に気を遣ったほうがいいかと。
そっちのほうが荒れる元だと思うが。