03/09/10 22:57 VuyI69hT
電気を消しながら部屋に入ってくる男たち。カラオケ最大音量にし、襲い掛かってくる。
「やめなよ!二人でいたいんだ。」羽鳥。その声で一瞬静まる。
「威勢がいいなぁ」と近寄る男につばを吐きかける羽鳥。男は怒り、羽鳥を殴る。
「遊びはココまで」と襲い掛かる男。それを見て歩。「やめてぇー!」手当たり次第のもので
殴りかかる。そこで、店員のノック「どうかしましたか?」慌てて逃げる男達。
イライラを近くにあった荷物にぶつける!そこからは歩の制服がバサっと落ちる。
歩「こわかったぁ」とうずくまるのをみて、
羽鳥、笑いながら「こわかったわりにすごいね、あんたホントは強いんじゃない」
羽鳥「ありがとう、かっこよかったよ」
外に出て、歩語りだす。
「本当は学校飛び出してきたの。みんなに嫌われて無視されて・・。毎日毎日。こんな気持ちで
生きていくなら消えてしまいたいって思ってた。でも、羽鳥さんの手が・・。
羽鳥さんの手が暖かくって・・。」泣きじゃくる歩。羽鳥見つめる。
「羽鳥さんの手が、あたしを救ってくれたの本当に<絶対>なんて未来なんて無いんだね・・」
微笑む羽鳥。歩「あたし賭けてみる。未来は変わるんだって。もっともっと楽しい事もあるって。」
リスカの手をかざし、「こんなことに縛られないで、生きていけるようになりたいから」
その手をとり、羽鳥「いつかやめられるといいね」
クラブで怒りの納まらない男達。「ムッカつく!あのやろー!ぜって-探し出す!」
すると一人「西舘だよ!西舘の制服持ってた」一人、にやっとして
「マナミに聞いてみっかーー!!」「案外、知り合いだったりして・・」
二人寄り添い・・。信じたい。未来を。明日を。