03/05/04 14:19 A+48HBei
>>218=233サン
230です。コミクス引っ張り出してきました。自分も微妙に記憶違いでした。
もし間違っていたらすいません。
「闇色の瞳」秋野茉莉/コミクス「ヨコハマ異邦人(エイリアン)」1巻収録。初出:'92「眠れぬ夜の奇妙な話」VOL.5
明治~大正時代?のお嬢様の美人双子(西洋風の家に住んでいる)蒼子、桐子。桐子は永遠に美しい姿を得るため、ドラキュラに憧れる。
同級生の婚約話や、花嫁衣装の話に花を咲かせる生徒たち、蒼子を尻目に"乙女の生き血しか吸わない"ドラキュラに迎えにきてもらうと信じている桐子は「興味ない」と言う。
桐子に届いた薔薇の花束と手紙をひやかす蒼子。しかし桐子は「人間の男なんて!」と、花束を投げ付ける。薔薇の刺でついた蒼子の傷を舐める桐子。oO(潮水のような味―)。
それ以来、桐子は肉や魚を口にしなくなる(美しい血を作るため)。
桐子は次第に弱っていき、床に伏せってしまう。髪はパサパサ、手は干涸び…。「鏡を見せて」と言う桐子に「鏡なんて必要ない。」と言う蒼子。その瞳に映った自分の姿にショックを受ける。