01/11/05 01:13 O1b1aFdv
「それは一番悪い愛し方だ。それでは君の気持ちなど~」云々
マリーンのセリフが大昔うちわでプチ流行(w
甜菜ちゃんの情熱は私もさっぱり分からない…。
101:花と名無しさん
01/11/05 01:18 F8rp+YHn
萩尾さんの描く女性の脚がすごくごっついのは何でだろう?
102:花と名無しさん
01/11/05 01:21 1aWOi3aC
気に入らないレスは信者のレスとみなされて、
転載されるシステムのようです。
マリーンのディデイだっけ? 一番悪い愛し方とは
わかっててもどうして良いかわからないの、わかります。
うまくやれる女が憎いわ。
103:虫と名無しさん
01/11/05 01:23 f20c0SUZ
27年組だっけ?28年だっけ??そんなくくりでしたね、萩尾先生
たちって。昔、萩尾先生「笑っていいとも」出てたね、テレフォンショッキング。
104:花と名無しさん
01/11/05 01:31 O1b1aFdv
24年組かな?ウチの母と同年です。>萩尾さん
>101
女体がごつめなのかな?でもマージョリーの裸体好きでした(笑)
105:花と名無しさん
01/11/05 09:05 /qtSld2U
マリーン とてもよかった。
1回目はサスペンス風で読んだけど
2回目以降は オペラや歌舞伎みたいに 途中を楽しめる。
筋がわかっているほうがおもしろいという 名作の資格があると思う。
ラベルのボレロみたいに 同じことの繰り返しが
だんだん 高まってきて ついにフィナーレ!
Best of One だと思う。
なんか支離滅裂だけど いいや このままカキコ。
106:花と名無しさん
01/11/05 10:13 SPLZkxZR
「マリーン」は私の中ではストーリーはそれほど評価が高くないんですよ。
「ジェニーの肖像」とか「トムは真夜中の庭で」とか、似たタイプの話
(アイディアはそれぞれ違うけど)をいくつか読んだあとだったので、
インパクトが薄かった。
だけど、「それは一番悪い愛し方だ」とか「金のためにやるのです。だから
お遊びでやる人の何千倍も真剣にやります」とかのセリフは強烈に焼きつきました。
107:花と名無しさん
01/11/05 10:34 l7Lm8G95
パラドックスもの?はよくある気もするし、特に好きという程でも
なかったけど、私も106さんの挙げたセリフ二つが印象的で
ずっと覚えてるなあ。
ディデット、せめてエイブ苛めをやめていれば…(笑)
あと冒頭でマリーンがくれる銀のイヤリングが綺麗でしたわ。
108:花と名無しさん
01/11/05 12:44 +VBpNghh
「マリーン」原作別ですが凄く好きです。好きな人の過去に出現するって
あれは究極の片思いの願望ですよね。幽霊ストーカー(笑)
萩尾先生の漫画はあまり女性的なものを感じないけどこの発想は
すごく女性の願望を表してる気がする。
109:花と名無しさん
01/11/05 14:06 xrFQxjLy
目茶苦茶既出だと思いますが「残酷…」読んでない部分が多いんですが
漫画の域を越えてると言うか、人間の根源的なものを問い掛けてると言うか
心理の深いところをあれだけ捉えてあるのは凄い。
「トーマ」では描ききれなかったというか、上手くごまかしてしまった部分
突き詰めてるような気が勝手な解釈ですがします。漫画はもうほとんど卒業
してしまったというか読めないんですが、この年になって何かこれだけ
深いものを残すものはほとんどないので、萩尾さんは漫画がエンターティメント
でなくても許される才能のある漫画家なんだなとつくづく感じます。
110:花と名無しさん
01/11/05 14:07 sDq59QGx
半神は凄い!!
やっぱこの人天才だよ。
111:花と名無しさん
01/11/05 14:21 SrOKFdbz
>93
私は(あぶない丘の家)
は、勧めないなあ。
私の中では萩尾さんの作品中でもかなり評価低いです。
このころの作品は絵にも話にも魅力を感じない。
萩尾さん自身どう描こうか迷ってる感じがする。
あの、兄ちゃんが主人公にホモっぽくじゃれるあたり
(萩尾さんなりのサービス精神なのか?)読んでて悲しくなった。
(義経のお話は、まあよかったと思うけど。)
112:花と名無しさん
01/11/05 14:28 l7Lm8G95
「残神」はコミックスが出る毎に購読していたけど
実は15・16巻を飛ばして最終巻に行くという極道読みを…
その所為か、ラストのまったり感に自分の中での齟齬が(笑)イカンイカン
113:花と名無しさん
01/11/05 14:33 l7Lm8G95
>111
あ、私も2巻で挫折したクチ。でも一説には3巻が面白いとか?
あれってライトなファンタジーだったのかなあ。
ところでタイトルが面白くて可愛いな。<あぶないシリーズ
114:花と名無しさん
01/11/05 19:18 V1VkCAW+
「あぶない丘の家」は私には1はおもしろくて2は
つまらなかった。2まで読んだので一応3を読んだら
それはまあ、おもしろかった。
文庫だと海のアリアと同じで2巻になるのかな。いずれに
しろコミックスの2は読むことになるね。
115:花と名無しさん
01/11/05 19:47 E5xOvQC1
「あぶない~」と「海のアリア」は最初さっぱりわかんなかったっす(笑)
でも「あぶない~」は雑誌の対象年齢&カラーがちょっと違うんだよ、と
友人に聞いてナルホドと気楽に楽しんだような・・・。すごい昔の話だわ。
116:花と名無しさん
01/11/05 20:09 /w9q9ZGE
「あぶない丘の家」は私はわりと好き。
なんか、気楽に読めるんですね。
評価がイマイチの2巻も、藤子・F・不二雄氏のタイムパトロール物の
萩尾版って感じで、けっこう好みだったり。
話がとっ散らかった印象の「海のアリア」あたりよりも好きだなあ。
117:あっちの126
01/11/05 20:33 hOdRFKMa
すみません、ここってアンチもオッケーなんですよね?
あっちのスレッドではまともに話せそうもないので、
こちらで話の続きをさせていただきます、お邪魔します。スミマセン…
あちらの>133、
「訪問者」も確かに面白かった覚えがあります、数年前に
一回読んだきりなので記憶が定かではありませんが。
SFでは「スターレッド」までかな。主人公の感情が火星の
歴史という物語と上手く重なってた。「銀の三角」になると
もう観念的過ぎてついていけなかった。
思うに、感性と観念のバランスが(私にとって)絶妙だった
のがごく初期までで、それ以降観念の方に傾きすぎている
作家なんだと思う。
118:花と名無しさん
01/11/05 20:47 qvI62kgi
age
119:花と名無しさん
01/11/05 21:01 i+bFmmRM
>117
こちらは過激派は困るけどどなたでもOKなので
構わないのではないでしょうか。
歓迎致しますわ。
120:花と名無しさん
01/11/05 21:09 IjhVzn1+
>116
ああ、「あぶない」は藤本先生テイストで捉えるとライトで生き生き
してていいのかも。「アリア」は、そうだ話が散漫だったんだよなー…
と、116さんのレスを見て今頃理解できたような気がします…(笑)。
>117
信者ですが、私は勿論アンチもオッケーですよ。色々語りたいし。
でも向こうのスレは最初しかロムっていないのです。これって問題かな?
(所々面白そうだなあとは思ったんですけど…。)
あと私も人間ドラマ好きのSF苦手派なので、趣味同じかもしれない(笑)。
121:花と名無しさん
01/11/05 23:16 nmlfli7o
>117
「スターレッド」は、「銀の三角」より読みやすい感じなのでしょうか?
初心者で「ポー」の次に何を読もうか考え中だったもので。
「銀の三角」大好きなんですー。
でも、感想を語れるようになるには、あと3回読まないと(藁
122:花と名無しさん
01/11/05 23:21 3fHA50J+
「スターレッド」は少コミ連載のものなので、
読みやすいと言えばいえるかも。対象読者が
違いますよね。
私はリアルタイムで読んだ時あんまりおもしろいと
思わなかったので、どなたか、この作品を好きな方に
語ってもらった方が良いですね。
123:花と名無しさん
01/11/05 23:28 i2fiLpHH
age
124:SF難しい…
01/11/05 23:34 jyaZqrpe
「スターレッド」はラストの叙情性のみ分かりました。エルグが切なかった。
私見ですが、いくらでもご都合主義的に描けるかもしれない世界
(SFとかファンタジーとか…)を、決してそのようには表現しない
所がやっぱり凄いと思う。でも硬質過ぎて感覚的にクルシィ…。
私でも読める宇宙ステージのソフトSF青春モノ、それは「11人」。
125:花と名無しさん
01/11/05 23:35 i2fiLpHH
エーエーダッシュ(A-A’、で良かったですっけ?)などは???
126:花と名無しさん
01/11/05 23:43 jyaZqrpe
>125
読んだのが昔過ぎて色々不確かですが、個人的には結構好き。
(でも概要がまとまらない…何処へ逝ったんだ私の記憶)
127:花と名無しさん
01/11/05 23:49 64Q6wDCm
スターレッドかなり好き。解説とかできないけど。
最初は軽いSFの11人いる!を読んだだけにスターレッド??って
感じだったけど、読み直す度に新たな発見があってよいです。
銀の三角も。一カ所理解出来ると全体の印象も新たに変わって
いく感じが面白いと思っています。
128:花と名無しさん
01/11/05 23:54 UM6yyP4r
A-A’もある意味萩尾さんらしい作品だと思う。
やってることはベタなラヴストーリーなんだけど、設定と道具立ては
萩尾SFテイストがあふれてる。
129:123
01/11/05 23:57 3fHA50J+
A-A’は大好きです。作品集にいっしょに入ってるカトルカース、
X+Yも。
A-A’はクローンが出てきて、クローンはオリジナルの
記憶を注入されるんだけど、その記憶にはある、昔受けた
身体の傷がクローンの身体にはない、というところに感動した。
カトルカースの共鳴という現象が美しいと思ったし、X+Yは
精神分析的な終りで、とても私好みだった。
130:花と名無しさん
01/11/06 00:03 9MKm/PZF
11人いる!はやっぱり軽いSFで読みやすいのかもしれない。
SFオンラインのインタビューで、萩尾さんは、
11人いる!のキャラがみんな良い子すぎて自分で嫌になって続編を書いたがそれもどうも・・・
という感じのコメントをしていたと思います。モザイクラセンの女の子もダメだとか言ってたし。
萩尾さんはご自身がSF読みなので、少女漫画だけを読む読者のために、
自分のSF作品が一般的な読者に受け入れられるよう苦労されている点はあるとおもう。
掲載誌にもよると思いますが。
131:花と名無しさん
01/11/06 00:13 3RxmdVgq
>130
ああ納得です。あとそういやモザイクもダメだったな、私…(笑)
上の方の書込みを見てA-A’シリーズを再読したくなりました。
どの話だったかで落涙した記憶があるな…。
132:花と名無しさん
01/11/06 00:21 J4kI00D0
>>131
僕はカトルカースで涙しました。>A-A'シリーズ。
ただその後のX+Yはちょっと。
男なもんでホモネタ(細かく言うと違うんだけれどね)チックなところが。
でもトーマは好きですよ。アレは同性愛じゃないからね。
133:130
01/11/06 00:40 3RxmdVgq
>132
カトルカースは切なくも美しかったですよね。X+Yは多分に
お遊び的ですが(これも違いますね)それっぽかったですね(笑)
トーマは、理屈でなくその人の幸福を願える段階の登場人物達…というのが、
ちゃんと作品として清濁合わせ飲む描かれ方(過去や親達)をしていて私も好きです。
134:花と名無しさん
01/11/06 01:22 3XokCHkG
「スターレッド」は設定が絶妙で好きだ。
ただ設定(物語)に忠実に話を進めすぎた為に、キャラが弱くなっちゃったんだよね。
なるほど、SF苦手で人間ドラマ好きな人の気持ちは分かる気がします。
両方のバランスが上手く取れているのが「11人」で、これはエンタテインメントな漫画
としてもよく出来ているってことかな?
私はSFで、大局に流されて行く人々のドラマを見つけ出すのが好きです。(w
135:花と名無しさん
01/11/06 04:06 FvQDm32E
「ロマンチストねサンシャイン」のセイの顔がイイ!
136:花と名無しさん
01/11/06 05:25 GqR6pzRj
アンチスレ削除されたん?
137:花と名無しさん
01/11/06 06:52 RCC3Tx3s
>136
あるよしっかり。着々と伸びてる。
ただ、こっちのスレで否定的な批評するのは問題ないというだけ。
感情的にさえならなければ。
138:花と名無しさん
01/11/06 08:22 c5uVdmIp
>129、131
A-A'の、「傷が無い」場面とラストの「あなたに伝えたい・・」が
たまらなく好きでした。泣いた覚えが・・。
スターレッドのエルグのラストも何回も泣きながら読み返しました・・。
「見たくない」ってセイの気持ちもわかってせつなかった。
139:花と名無しさん
01/11/06 09:26 5elDgneE
「11人いる!」で萩尾さんにはまったわ~。
「スターレッド」は異世界に足を踏み入れた感じ。
『ここでしか赤ん坊は生まれないのよ!』の台詞が強烈。
「銀の三角」はムツカシイ。二三回読み直してやっとわかったような。
繰り返す夢は三半規管がおかしくなりそうでその気持ち悪さはすごいと思う。
「A-A'」は「プリンセス」掲載で読みましたのよ。感動した。
その頁数の割に内容が濃いと思う。その感動はどこから来るのか
何度も読み直してその度に違う解釈を楽しめる。
140:花と名無しさん
01/11/06 10:22 ACeeheSA
やっぱり何というか、短編に強い人なのかな。
(私は「残神」も好きなんですが)
そういえば「アロイス」等は、数多い双生児モノで
片方が生き残るVer.(「半神」とか)だけどあれはどーですか?
愛憎の気色悪さがよく出ていて、ちょっと好きとも言い難い(笑)。
だけど分かっててもオチが面白かったです。
141:117
01/11/06 18:34 fHOVm221
歓迎ありがとうございます。ファンの方とも語り合いつつ、
お互いを尊重しつつ共存していきたいですが、悪口も
たまに書いてしまうかもしれません。ご容赦ください。
>>121
他の方も書き込んでますが、ヒロインのセイの恋愛が
ストーリーの横糸として絡んでくるので、少女漫画読者
としてはとっかかりやすいというか、感情移入しやすいです。
>>134
>ただ設定(物語)に忠実に話を進めすぎた為に、
>キャラが弱くなっちゃったんだよね。
似たようなことをここで評判の悪い「海のアリア」で感じた。
設定は面白いんだけど、日本の普通の高校に宇宙人がやってきて…
という設定が生かしきれてない。宇宙人と日常生活のギャップは
描き方次第でいくらでもシュールで面白いものになったのに
(タイプの違う他の作家と比較するのはアレかもしれないが、高橋留美子
などが得意とする分野)、普通の高校生のはずのアベルやその周囲が
今ひとつリアルでないのが良くないのか、登場人物もくせがあって
面白くなりそうな性格なのにイマイチキャラが立ってないというか、
あまり戯画的に誇張して描かれていないせいで、せっかくの漫画的
面白みがかけてしまってるというか。そこがよく言えば「文学的」で
好きな人にはたまらないのだろうけど……。
とにかく「海のアリア」は面白くなりそうな要素があるにも関わらず
一つ一つの要素が上手くかみ合ってなくて空回りしてる印象でした。
142:花と名無しさん
01/11/06 19:33 3+y9bdHh
凄いですわ。>141
私も「アリア」は今二つくらいで読み捨てていたのだけど、様々な可能性が
あった話だったんだなあ…。他作家さんとの比較は確かに苦しいけど、でも
とても分かり易い引用でした。
因みに私は115なんですが、やっぱり掲載誌にもよる…とも思っております。
143:花と名無しさん
01/11/06 20:06 YyvDsHSD
「アロイス」は読んだ後いろいろ想像がふくらみました。
ルカとアロイスが異性だったらどうだったろう、とか。
最後、ベンがアロイカの方を見てますが、やがては他の人達も
何か感じるようになるのではないか、とか。
144:花と名無しさん
01/11/06 23:08 4XsaRgZd
小学生の頃、すごいな~20過ぎればああいう漫画が描けるように
なるのかも…って思ってた。
30過ぎたってムリだと気づいた一般人。
145:アロイス
01/11/06 23:48 Zd55Ah0j
>140
>愛憎の気色悪さ
確かに。あの後、ルカとアロイスの母親が、
息子の変化に気付かないかもしれない…と想像すると
(別の魂の存在に思い至る可能性を、通常は持ち得ないので)
ある意味二重に気色悪い。アロイスの哀しみや憎悪って
自分の存在を無視(?)されている所からも来ているわけだから、
あの不穏なラストはゾッとしました。
146:花と名無しさん
01/11/07 01:27 A672N+sm
トーマの登場人物達の名前をドイツ語ではどう綴るのか
知りたくてドイツ人に聞いたことがあります。
そしたら、ユーリは Juli か Yuri があるけど、
ユリスモールはない、サイフリート、レドヴィ、アンテ
もない、といわれました。Antje というのはあるけど
女の子の名前だそうで。
サイフリート、レドヴィは強いて音が近いのをあげれば
ジークフリート、ルードヴィヒだそうです。
シャールは、フランス人の名前のシャルルに近く、
ドイツ人ならカールだ、ということでした。
147:花と名無しさん
01/11/07 02:22 1D8BjQp9
「スターレッド」萩尾先生の生物学的?なアイディアが盛りだくさんで
何度読んでも飽きない。レッド星のファッションもかっこ良かったし、
セイの瞳が赤いとか、火星人の生い立ちや超能力の生物学的な分析みたいなのが
興味深かった。ストーリィはまとめるのにちょっと強引だったかなと
いう気がするけどいろんな知識が豊富な方だなぁと感心した。
「続11人いる!」や他のSFもそうなんだけど。
しかしセイとエルグのラブストーリィには色気が感じられなかったなぁ。
148:花と名無しさん
01/11/07 02:33 OuihTmfo
「スターレッド」はリアルタイムで、少女コミックで、
小学校低学年のときに読んでいたのですが・・・・
難しくて、まったく理解できませんでした。
おとなになって読んで初めて理解できました~~
大人になってからも、大好きです。
149:花と名無しさん
01/11/07 03:14 fEA4GjwM
「11人いる!」前半を小学校低学年の頃、読んだんですが、
雰囲気も異質で内容もさっぱりわからなかった。でも、何故か
印象に残っていて、高学年になって無性に読みたくなって探して
読み返したらどっぷり、はまってしまいました。
漫画は好きだったけど好きな漫画家はいなかった。
萩尾先生に出会って「これだ!!」と思いました。
150:11人
01/11/07 03:41 wO6howOy
ブクオフで初版見つけたんで買い直してみた。やっぱフロルマンセー。
151:花と名無しさん
01/11/07 07:59 M9aAZgps
スターレッドは、ヨダカ中心で読むとすごくはまります。
もしヨダカがセイに好意を持っていたとしたら、彼女を自分のなかに入れて
産み、育てるって究極だなぁと。
ちらっとでも後に会えたのが救いだと思っていた。
152:花と名無しさん
01/11/07 09:13 ENZQ6USy
「よだかの星」byM沢賢治…とは関係ないんだろうなァ。
でもトリはヨダカだなと思いました、うん。
153:花と名無しさん
01/11/07 09:34 A5APSb2S
「スターレッド」絵がトゲトゲしてて暫く読めなかったけど
(ポーの中期の頃の皮膚感覚が伝わるような繊細な絵が好み)
ストーリーは大好き。あと20年位したら映画化も可能になるかなあ。
154:花と名無しさん
01/11/07 15:44 iyHjVSnp
スターレッドは、星と黒羽のサイキックバトルでハマりました。
こんなことを言うといやがられるだろうけど、全萩尾作品中、
一番アニメ化に向いてると思う。
155:黒羽もスキだな~
01/11/07 20:35 7CM+BkqZ
>151
そういう設定があったらもっと抒情的な作品になったかもね。惜しいな(w
ヨダカは「マージナル」の長官みたいに影の主役だったのかも…
156:花と名無しさん
01/11/07 22:52 FQrQ1mg0
>155
同感。私はSFムードにそもそも入っていけなかったので、自然ヨダカが
気になった。重要人物としての彼の役割等が面白かったけど、
確かにセイに対しての想いがも少し濃かった方が話にメリハリがついたのかも。
が、一方であの掴み所の無さがヨダカ独特の雰囲気というかキャラの魅力
なのかもしれないとも・・。
157:花と名無しさん
01/11/08 09:41 JsoHrHQJ
ヨダカとケコーンする堅物そうなおじさまが好きでしたわ。
158:花と名無しさん
01/11/08 14:31 S+BCXRhS
ラバーバですね。私もあの人好きです。
いつもポーカーフェイスでいい味出してた。
ヨダカと一体いくつ違うんだ・・・
159:花と名無しさん
01/11/08 16:02 s4xtf1zZ
兄じゃが死んだ時の「よくやった」ってヨダカがセイに言うやりとりが好きです。
昔、ラバーバの頭は、かつらなのか帽子なのか悩んでいた。やっぱ帽子?
160:花と名無しさん
01/11/08 19:15 7/n5NDB/
エルグの最後よりラバーバのオチの方が強烈だった(w
それじゃダメだろ。面白いけど!(・∀・)
161:花と名無しさん
01/11/08 19:44 ierxUJNW
ヨダカとラバーバにはまんまとしてやられました。
宇宙を煙にまく二人だったな・・・好きだ。
162:花と名無しさん
01/11/08 21:29 hSywdg3r
11人いる!を初めて読んだのが、小学5.6年の時です。
物語なのに、星の名前とか伝導ツタの事とかデル赤斑病に
ついて辞書なんか引いてました。当然載っていませんでし
た。
163:花と名無しさん
01/11/08 22:03 0yfovkPv
石頭、の頭の形が子どもの心に焼きつきました・・・。
164:花と名無しさん
01/11/08 23:47 4zetvkRf
最近またバレエもの読んでます。レヴィシリーズが面白いけど
ローマへの道は映画みたい。青い鳥の、
「なにもかもなくしても 希望がなくても 世界が不条理でも
舞台だけは美しかった」というくだりに初読時と変わらず落涙。
165:花と名無しさん
01/11/09 00:05 ObMujeQh
最近の絵は評判悪いけど、「ローマへの道」をじっくり読んで
慣れました。
バレエもの三部作(?)の中でこのコミックスだけ全体通して
1つの話なんですよね。
「パリの雨を通してローマが見える」の絵、好きです。
166:花と名無しさん
01/11/09 00:41 yQZBRP3P
何気なく「感謝知らずの男」を読んだところ、意外やドラマが面白くて
次から次へとバレエものに手が出た。絵も私は好きかな。
漫画には色んな素材があるけど、つくづく既成のイメージ通りには
調理しない人なんだなーと思った。
167:花と名無しさん
01/11/09 00:48 ObMujeQh
レヴィの話の中でも「狂おしい月星」は、特に好き。
私が何故こんなに萩尾望都が好きなのかのツボを押さえたような、
レヴィのゆれる気持ちを描いた話。
168:花と名無しさん
01/11/09 01:36 yQZBRP3P
私の場合、セリフの一つ一つが全て脳内予想を微妙に裏切り続けてくれる
感じがあって、多分それも気持ちがいいんだと思う。<萩尾作品
レヴィの話は特にナイーブな心理側面が丁寧に描かれていて読ませますね。
169:花と名無しさん
01/11/09 01:42 O1ESxVvK
あー、私は萩尾の絵がキライなんですよ……(ついに言っちまったよ
初期は大丈夫なんですが、シャープな線の絵が好みなので、萩尾の
丸まっちいくるくるした線とか、瞳の感じとかがダメで。
……あんまり絵が上手いタイプの人じゃないと思ってるんですが
(ダメ?ごめんファンの人たち)。実はバレエものは殆ど読んだ
ことないんですが、バレエものを読めば慣れるものなんでしょうか?
170:花と名無しさん
01/11/09 02:47 ohJeGQLK
描き込みすぎと思えるくらい細部まで丁寧に描けてるし
少女漫画の全体的なレベルからみるとかなり技術的にも上手いレベル
にあると思うが、大御所は個性が完成されてるんで、好きか嫌いかは好みがあって
当たり前だと思います。
でも、技術的に完璧だと言ってセンスがいいとは必ずしも言えないんで
その点、ちょっとモー様はダサイところがある気もするけど
1作品に描かれてる世界は凝縮されてて凄いと思いますね。絵柄とか
表面的なことじゃなくて、いくらストーリィが達者でもSFとかは世界が
描けてないと迫力がないんだけど、その点、たっぷり酔わせてもらえる
というか、画面から伝わるイメージの豊富さは凄いものがあります。
>169
かなり昔ですが、私も始め絵柄が違和感あったんですが、あっと言う間に作品に
引き込まれてましたよ。
171:169
01/11/09 05:20 nkTb9TKR
>170
なるほど。
>画面から伝わるイメージの豊富さは凄いものがあります。
これはわかります。空間や時間の広がりはイメージがビシバシ
伝わってきますよね。また、叙情性を上手く絵で見せる表現力は
ある人だとは思うんですよ。そこは認めるんですが。
いかんせん人物が、なぁ……苦手な絵柄なんですよね、古臭い、
という部分を置いても。あの丸い人間がダメだ~。
リアルな世界とは全く異質の、SFワールドだとその点あんまり気に
ならなかったりするんですけどね。
で、バレエ漫画って肉体が綺麗に描けてないとダメじゃないですか。
だからどうかな~?と思ったんです。つか、萩尾のバレエ漫画って
今までそういう理由で拒否してたんで…。
172:花と名無しさん
01/11/09 09:34 HEW5QXAO
あ、よかった、あったんだ……
アンチ板もある、って書いてあったけど、わかんないや。
>萩尾の絵
私はほぼ発表順に読んでるから違和感ないのかな。
あ、違う違う!
もともと少女漫画にあんまり慣れていなかったので、
「11人いる!」であんまりお目目が大きくなくて、それで入れたんだった……
↑を読んでて確かに、と思ったのは、
私はバレエものを読んでから『残酷』に入ったから平気だったんだ、
ということ。
私が絵柄でいちばん受け付けられないと思うのは、
『ゴールデン・ライラック』の頃。
なんだか、「後期作品集」でもこれよりも『ばらの花びん』のほうが良い、
みたいなことが書いてあったような気がするけれど、
『ゴールデン・~』は初出の頃読んでさっぱりわからなかった
唯一の作品です。実はかなり悔しかった。
今は萩尾作品にしては珍しく「歴史もの」なのに
SF作品と同じようなテイストを入れていて、
萩尾センセ、がんばったんだ、という気はしてます。
なかなか読み返さないけど。
長いな。このカキコ。ごめん。
173:絵柄でしたら
01/11/09 09:46 zCfuhu5o
過去の七転八転位の変化の中、好きなの嫌いなの各種取り揃え状態です(笑)。
個人的には、ゴールデンライラックあたりがちと無骨で苦手。
私は萩尾さんに限らず最終的には話の牽引力に陥ちる読者ですが、
それも人それぞれですしね。バレエものは、萩尾さんに一貫してある独特な
におい…ダサさかな?それはあるんじゃないかな。でも、読んでいて不快に
感じる暇など無かったというのが素直な感想。肉体描出も私は特に文句はなく、
実は読んで良かったとまで思いました(笑)。
174:173
01/11/09 10:01 zCfuhu5o
>172
のんきにうちこんでいたら微妙なシンクロを感じるレスが(笑)。
ゴールデン~は、何となくですが、風と共に去りぬっぽいのかなあとか
思っております。本当に色々描かれる方ですねえ。
上にあるスターレッドについてのレスで…ラバーバ、最後までポーカーだった
気がするけど、彼なりにときめきな身の振り方だったのかしらと考えるとカワイイわ…。
175:花と名無しさん
01/11/09 14:57 //aqNibg
ゴールデンライラックの頃って、丸っこいのもさることながら
首が短いんですよね。そこが絵をすっきり感じない理由かと。
だけど、この話、大好き。
「ラクダの水」の話も好きだし、「きっと結婚式の日は小さなことで泣けてしまうのだ」とか
さりげないセリフが印象に残ってる。
男爵とヴィーの関係が一番好き。こういう愛もあるんだなあ、と。
176:花と名無しさん
01/11/09 15:10 P8Frwvaa
ゴールデンライラックから絵柄の雰囲気が変わりましたよね
だから私はこれより前の作品しか読んだことがないんですが読んでみようかなあ…
177:花と名無しさん
01/11/09 18:30 aI9wO6m5
萩尾のバレエ物はアンチ肉体派で、そこが好きなんだな。バレエ漫画ってポーズ
をいかに美しくロマンチックに描くかが勝負ってとこがあったと思うのだが。
萩尾バレエ漫画は個々のポーズは丸いし無機質、なのに群舞シーンや脳内イメージ
になるとがぜんいきいきする。ある意味演劇やる人の発想かも。一個のリアルな
人間の肉体が造り出す美に対する期待度が薄い。薄いからこそより優れた美を
追求するためにイマジネーションを膨らませる。そんなバレエを踊る側と言うより
演出する視点で描かれたバレエ漫画。その屈託が好きだなあ。美への憧憬のしかたが
シビアでイイよ。
(人間の肉体が造り出す美に対する期待度が薄くて、薄いからこ
そより優れた美を追求するためにイマジネーションを膨らませるというのは、
バレエに限らぬ萩尾漫画の特徴と言う気がする。)
178:花と名無しさん
01/11/09 19:53 EK/HL8Ch
感謝知らずの男のシリーズ、扉絵が可愛くて好き。
179:花と名無しさん
01/11/09 21:59 AqaoASlk
>177
ああ分かる。よくぞ言葉で表現されましたなあ、すごいわー。
若手ダンサーの集う一つの世界を様々に切りとって
バリエーション豊かなドラマで見せる・・・って手法が単純に好きで
読んでたけど、描かれる肉体がドラマ世界を裏切らないという
信頼みたいなものは感じたなー。
>178
私も好き。ああいうセンスは素敵だと思うな。
180:花と名無しさん
01/11/09 22:37 SP9Nz/oA
訪問者が好き
萩尾望都の描く脇役が好き
偽王がかなりかなり好き
181:花と名無しさん
01/11/10 00:36 vGvA+P8z
>180
偽王いいですよね~。
182:花と名無しさん
01/11/10 00:49 GNDHRkyp
偽王、エグかったな。でも中途半端じゃない所が潔くていいと思う。
あと私も脇役好き。食えないのに憎めないってキャラが多い気がする(w
183:花と名無しさん
01/11/10 01:05 jiv6CNap
ごめんなさい。突然ですが、お知恵をお貸しください。
「ASUKA」の創刊号に
萩尾先生の作品が載ったと思うのですが(うる覚え)、
そのタイトルと、それが何に収録されて単行本になって、
胃までも読むことができるか、
ご存じの方、いらっしゃいませんか。
麗しきお坊さんとその友人が、
夢を見させる人間の子どものようなペットを
飼っているお話で、
最後に美しいお坊さんが、目を自ら潰してしまう
お話なのですが。
そのお坊さんが美しくて、忘れられません。
184:花と名無しさん
01/11/10 01:32 QJPBge7d
「君は美しい瞳」。
今は、秋田文庫から出た「モザイク・ラセン」に入ってます。
好きな話の1つです。
185:花と名無しさん
01/11/10 01:36 sr4gSpk1
「偽王」傑作ですよね…、心理的なイメージが圧巻。
短編でももっとも好きなものです。
186:花と名無しさん
01/11/10 13:30 eHP9MRkz
偽王の絵って、凄く美しかったと思う
バックとかも人物も
ひとつの抒情詩的な美を感じる
憎しみなのにまるで、恋のようだっていうせりふ
今だに考えてしまうよ
187:花と名無しさん
01/11/10 13:32 eHP9MRkz
それに、人物の台詞まわしが
詩の朗読の様と言うか・・・
ほんと、ひとつの詩のような話だった
凄い心に残ってます
188:花と名無しさん
01/11/10 16:28 43R0Xyf9
馬鹿な話だけど
坂口安吾読んでるときに
ポーの一族の名前の由来に気づいた。(遅
189:花と名無しさん
01/11/10 22:34 OkiPIV6s
ドンマイ(笑>188
私は一説にあるかもしれないというメリーベル卿の出典が
いまだに分からない…検索しろってか。
偽王、確かにエグイ~。けど美しかった。安っぽい耽美とは違う感じ。
190:花と名無しさん
01/11/11 02:41 nvtHczMD
メリーベル卿、というのは前にも書き込んでましたよね。
それだけの手がかりだと検索してもわからないんですけど、
これもやはりポーの作品中のものなんでしょうか。
他に何か手がかりはありますか?
191:
01/11/11 03:01 lZbaDqub
こないだ「アラビアのロレンス完全版」を見たんですが
「トーマの心臓」って、これにインスパイアされたってこと
ないですかね?私は萩尾さんに詳しくないので
(主要作品を読んだ程度。好きなのは「トーマ」と「11人いる!」「半神」)
きっと思いっきりアホな事聞いてるのだろうなーと思いますけど。
ロレンスの、あの自分のルールが他人の(別世界の)ルールに
暴力で凌駕され、ねじ伏せられる時の感覚、その屈辱と衝撃と苦悩・・を見て
トーマのユーリを思い出したってだけですが、微妙な屈折の仕方、
複雑な生い立ちコンプレックス・・なんかかぶりました。
192:花と名無しさん
01/11/11 13:17 8i3oUHM3
今ヤフオクで萩尾望都で検索すると、大昔の切り抜き等、
かなりレアなものが出品されてます。
もちろんスナイプする気はないけど、画像を見るだけでも
眼福(?)
いくらまでいくかなー。カネボウのカレンダー・・・
193:花と名無しさん
01/11/11 14:25 Yikik5gq
ヤフオクの画像は確かに眼福ですね。
リスト見てると、今まで知らなかったものが
たくさんある。
でも、ここでヤフオクの話題が出るのは好きじゃないなあ。
出品者が価格つり上げのために書き込んでるんじゃないか、
とか疑心暗鬼になったりして。
気を悪くされたらごめんなさい。
194:192
01/11/11 14:58 8i3oUHM3
いやいや、そう思われてもしかたないけど、あまりの眼福カゲンに書いちゃった>193
直リン避けたんで、許して!
実は私も出品しようかと思ってて、相場を見てたんだけど、
私の持ってるもんなんて、ありふれててダメみたい。
ちなみに「萩尾望都の世界」ですけど・・・
195:花と名無しさん
01/11/11 17:56 RpyS9ed3
「萩尾望都の世界」は、私もネットで買いました。
800円だったかな。オークションではない、ネットの
古本屋さんでした。
「トーマの心臓」のトビラ絵が全部載ってたし、800円なら
文句はない。
196:花と名無しさん
01/11/11 18:15 ArCUas1z
age
197:花と名無しさん
01/11/11 19:24 Y7Dg3I6b
私は逆に、普段は棚の奥に眠っているものだったけど
オク流しはやめようと思った…もはや一生愛でる勢い(笑)
ヤフオクの開始値は少々えげつないというか…価値はあると思うが
スマソ、同感だす>193
198:花と名無しさん
01/11/11 23:25 SuRv48Ju
>190
あ、それ私です。消防時代に聞き流した知人の一言だったからなあ。
その時のセリフ自体が定かでない…。ポーの作品中というよりも
(同時代あたりの?)英国文学等に出てくるんだな、位のニュアンスで
了解していたような。まあ記憶違い前提で地道に探してみますわ。
199:花と名無しさん
01/11/12 02:09 2VOFcOiS
偽王、評判良いですね。
未読です。作品集と、文庫の「半神」に入ってるんですね。
「半神」は苦手なんですが、文庫買います。「ハーバル・ビューティ」も
未読みたいだし。
200:謎といえば
01/11/12 02:13 8LrdPIJ1
以前見せてもらった古雑誌。
A5版3色刷りくらいのファンジン(?)で、誤植も多かったけど
創りが濃くて、それ見て古い作品群に興味がわいたんだけど。
確か『ぱ○』だったと思うけど、現在もある同名雑誌とは系統が違う気がする・・・
あれは何だったんだろう・・・
201:花と名無しさん
01/11/12 02:19 EAuqoby6
>>200
「○ふ」の事ですか?
「ぱ○」は歴史の長い漫画情報誌ですな。
一度潰れてフュージョンプ○ダクトという雑誌が分かれて出来てぱ○も復活し
フュー○ロはコミック○ックスになりぱ○は今のなんか能天気な路線に。
昔は濃くて面白い雑誌だったんだよ。
内田善美特集号は保存してるぞ。
202:花と名無しさん
01/11/12 02:20 2VOFcOiS
昔のぱふ?
清彗社の頃のかな。フュージョン・プロダクトと
わかれる前の。
萩尾望都特集もありましたよ。
今はアニメとか同人誌の情報が入って版も違うけど、
「だっくす」→「ぱふ」の頃は漫画中心の、とても
マイナーな雑誌でした。たぶん。
203:花と名無しさん
01/11/12 15:26 zYa2upJy
昔の特集雑誌かぁ…リアルタイム萌え羨ましい。コカーイ図書館逝ってこよ。
204:花と名無しさん
01/11/12 19:50 nRg+9G1L
ココ読んでたら、すっごい、色々作品が読みたくなって
今まで本屋で眺めるだけだったものを買おう!と、
今日行ってきたけど殆ど萩尾望都スペースがなかった・・・
あるのは、5,6冊で読んだことあるのばっかり。
昔読んで今じゃ家の中で何処あるかわからない奴とか、
買っちゃおうと思ったのになあ・・・
なんか、百億の~千億の~とか言うタイトルのあったよね?
あれよみたい・・・面白かった気がするんだけど。
それに、まえハードカバーでトーマの心臓があって
表紙の絵がすッごく好きだったけど、漫画もってたから買わなかった。
でも、今あれ欲しいなあ。まだ、売ってるのかなあ。
表紙は多分萩尾望都じゃなくて、他の作家だった・・漫画よりは写実的な。
綺麗な顔だったんだよなあ。
漫画もどんどん新しいのがでてくるんだから、何年も前に見たものを
いまさら買おうなんて、無茶なんですかね?
205:花と名無しさん
01/11/12 19:59 DYqbEQZf
>>204
「百億の昼と千億の夜」は文庫が出てるズラ。
秋田書店 ISBN4-253-17002-1 初版が平成6年なんで古本屋のほうが見つかると思うだども
今読むとよくこんなもの少年誌に連載したもんだと秋田書店を見直すような作品ズラ。
206:花と名無しさん
01/11/12 21:07 4321j5eT
私も昔こみくすも全集も殆ど持ってた…のに
ポー以外処分しちゃって(何故)今鬼のよーに後悔中よ。
漫画が側らに無い生活も快適だったけど
こんなとこロムってたらおしまいだね(W
207:花と名無しさん
01/11/12 22:21 i05Pm00l
萩尾作品は図書館でも置いてるところがけっこうある
みたいだし、よっぽど特殊なもの以外はなくなること
ないから大丈夫。
でも、急に読みたくなることあるから買ってもっていたい
んだよね。
トーマのハードカバー、東逸子さんの絵だっけ?
はじめは写真かと思った。
208:花と名無しさん
01/11/12 23:53 DBvQFMaa
東逸子さんの絵、とても綺麗で嬉しかったんだけど
トーマもポーもハードカバーには更に書店のカバーがかかったままだわ・・・(笑)
>>199
「半神」自体がダメでも文庫の半神にはムードの異なる他短編がたくさん入ってるし
いいかもしれないっすね
209:200
01/11/13 00:29 3pbnObdp
>201-202
詳しくありがとうです。そうか、ちゃんとした雑誌だったのか。
創りこみの緻密さがとてもハンドメイドっぽかったから、
ぱ○でよかったのか自信がなかった。確かにマイナーなカンジだ。
自分が見た時点ですごく古い物だったし、私もコカーイ図書館行きだな・・・
遠いけど>191
「アラビアのロレンス」とのリンクっすか??
あれのオマーシャリフに見とれてないでじっくり観てみようかな・・・
210:花と名無しさん
01/11/13 11:38 HWnkeg8y
リアル・タイムでファンになったから、殆ど初版本のコミックを
全部揃えてたのに、伯父さんに(20冊位?)貸したら二度と帰ってこない。
しょうがないので全集で揃え直したけど、あの最初の感動を味わった本が
手元にないのは少しさみしいかも。でも今更返せって言えないしな・・・
その後生まれた従妹も読んでファンになったかな?
211:花と名無しさん
01/11/13 11:55 Zj1SeLjh
厨房時代、遠縁のお姉さん(と言っても一回り半年上なんだが)が
ほぼ初版ものをどっさりくれた。当時は新しい方が読み易いかなーと
思ってたけど、文庫版などで禁止用語が差し替えになっていたり
誤植があったりすると大変気になる…ので、古書マンセーな身体に(w
>210
是非伯父様にご機嫌伺いを…。
212:204
01/11/13 20:08 RG6fE2RJ
>>205
とっても詳しくありがとう!
でも文庫って、読みにくいよぉ。
とりあえず、その日全巻そろってたマージナル文庫買って帰ったけど
ただでさえ一こまの登場人物の多い絵なのに~感動が薄れる…(でもマージナルは尻つぼみ!異世界には行けたけど感動はなかった…)
百億~はでっかいの探してみます・・・あるかな?
トーマのハードカバーのこと教えてくれた人たちもありがと~
あれはまだ買えるのかな?
日常で煮詰まってどーかなってしまいそうなときは
これからは萩尾作品でガス抜きしようと思います。
今回もマージナルそんなに感動しなかったけど(途中まではいいのに)
脳&心の普段使わない部分が活性化されたようで救われたよ!
213:花と名無しさん
01/11/13 21:14 sTx8u2r9
百億千億はコミックス探して読んだ方がいいかもね。
古本でも、そんなにレアものではないと思う。
トーマのハードカバーは絶版かもしれない。でも、漫画が充実してる
大きな本屋行くと、絶版だと思ってたものが置いてあったりするから
行く機会があったら探して見たら?
きょう、「偽王」と「ハーバル・ビューティ」を読みました。
「ハーバル・ビューティ」は楽しいけど、「11人いる」を連想する
モチーフが多かった。もう少し構想を練った方が良かったのでは。
「偽王」の方が好みでした。トーマでは「アラビアのロレンス」
思い出さなかったけど、「偽王」は流砂が出るので否応なく思い出します。
214:花と名無しさん
01/11/13 22:47 kqlUSLcT
>212
私もマージナルだめだった…実を言うと百億~も個人的には
サパーリだったんだけども、SF好きの友人がはまってた。
トーマのハードカバーは古本屋で何度か見た事もあるので、
書店と平行して探すといいかもです。
ハーバル・ビューティと11人、確かにちょっと被ってたね。
同系統の作品てそういえば多いかも。
215:花と名無しさん
01/11/13 23:13 z8NiWXtb
小学館の作品集が健在ならそれで読めるのでは、百億千億は。
まだ出てるでしょう、普通に。
216:花と名無しさん
01/11/13 23:18 wPyy8OSC
そうでした。作品集は確か、カラーページも全部再現されてるんでしたよね?
217:花と名無しさん
01/11/14 00:40 3+cgi/Fn
ログ倉庫見てきて、「エッグスタンド」読み直したくなった。
好きな絵柄はポー中期くらいのペンタッチに味がある系なんだけど、
「エッグ~」は絵からして冴え過ぎててキツイ感じが話の雰囲気に合ってたと思う。
で、前後関係がちょっと分からないんですが「恐るべき子供たち」も怖い絵柄だったなあ。
わざとなのかしら。「月蝕」の狼を加えてキレイで怖い絵ベスト3なんでした。
218:花と名無しさん
01/11/14 01:21 NN0JNab2
「恐るべき子供たち」の頃から絵が変りだしたんじゃないのかなあ。
セブンティーンで連載されてる頃、名画座で「恐るべき子供たち」の映画を
やったので見に行きました。内容はかなり近かったけど、映画は最後のシーンが
音を利用した衝撃的なもので、漫画の最後はどうなるのか、と思ってたらああなった。
映画はあんなおとなしいのじゃないです。
萩尾望都はジャン・コクトーの絵に影響受けてそうですね。
219:花と名無しさん
01/11/14 06:11 dTKOFcOP
最初から読み直した(今度は間違ってコピペあらしなんかしたりしないぞ)。
だいぶ前(番号忘れた)に「バレエ漫画の絵が下手」>「肉体美じゃなく演出家の目」と書いてあった。
で、今見たら>218「ジャン・コクトーの絵に影響」と。
私はどっちかというとかなり「信者」なので、へたすると漫画の絵のよしあしを萩尾基準にしてしまいそうなんだけど、
もしかしたら実は「萩尾の絵が好き」だと思ってるのは、絵そのものの巧拙ではなくて、表現の文学性によるのかな、とフト思った。
バレエものは確かに劇団とかの匂いを嗅いだことのある人にはあんがい身近なものだったりするのでは。
『恐るべき子供たち』って、確か『メッシュ』のシリーズと同じ頃だった?(「信者」のくせに記憶があいまい)
あのあたり、キャラがみんなダイエットしすぎ、という気が(w
220:219
01/11/14 06:29 dTKOFcOP
言葉がちょっと悪かったみたいです。ごめんなさい。
言いたいのは『メッシュ』の頃ってキャラがちょっとぎすぎすした感じに描かれているのかなあ、って。
221:花と名無しさん
01/11/14 09:26 KsWS2RH1
メッシュあたりの絵は細身でしたな。目なんかも素で光ってる感じで。
恰幅の良すぎる一時期よりは、線も人体も細い方が好きだが…。
(もう一息心もとないタッチが好みなんで、ベストは私もポー中期。)
バレエ物あたりは中肉中背で、キャラが割と健康的に見えたです。
『恐るべき子供たち』、かなり分からなかった(笑)。〆の衝撃度も
足りなかったのかな?自分は原作からして掴めてなさそうなんで、
『エリザとエリック』と二本で観てみたいところ。
222:花と名無しさん
01/11/14 12:44 qkG5PIMs
「ウは宇宙船のウ」あたりはかなり人物がプクってましたね。「ゴールデン…」
も。少女漫画的に一番受けやすい可憐な絵柄だったのは「ポー中期、この娘売ります」。
一時期少女漫画的な絵柄から脱却しようとしてるのを感じた。
「キモイ」とか言われてるようだけど、私は徐々に変化した絵を見てるからあまり
気にならないけど、慣れてない人は違和感あるのかな?
223:221(長いのでsage)
01/11/14 13:49 KsWS2RH1
>一時期少女漫画的な絵柄から脱却しようとしてるのを感じた。
唐突に思い出したけど、以前某誌のインタビューで、美内先生が
「自分の絵には華がない」と悩んでいた頃萩尾氏の原稿にひたすら花びらが
飛び交う一時期をみとめて(もしや『塔のある家』とかあのへんかな)
同じコンプレックスを抱えていたのでは…と仰ってて。で、萩尾氏もその時期を
過ぎ、自分も「花ではなく実を目指そう」と切り替えたって話だったんだけど。
華をめぐる葛藤はあったのかな?一応ジャンル「少女漫画」だものね。
繊細耽美な絵もあれば、骨太肉厚な絵もあり…逆に感慨深いよ(笑)。
(「ウは宇宙のウ」と「温室」が同じ作者と言われてもっていう…)
絵の崩れはどの作家さんにもある事だし、特に気にしない。でも作品の印象には
繋がるかもしれない。
関係ないけど、凄く古い絵なのに異様に美しいと感じたのは「雪の子」ッス…。
224:花と名無しさん
01/11/14 19:17 GW/rZh3N
アンチの方でも萩尾氏の絵について話し合ってるようだね。
偶然というか嗜好が似ているというか・・・。
一緒に話し合えばもっと面白い話し合いになると思うのに。
225:花と名無しさん
01/11/14 19:56 ljTDGPJA
トーマの頃、編集に言われて無理に花描いたりもしたんでしょ?
エーリクが不自然に花しょってるときがある。
226:花と名無しさん
01/11/14 20:15 /wfMUu8w
残神でもしばしば手だけのコマや人体の彫刻が描かれるように
記号としての人体じゃなくて骨と肉でできた人体を描く事に
興味が移ってるのかもしれないな。
デッサン的な絵は個人的にあまり好きじゃないけど。
227:花と名無しさん
01/11/14 23:24 LG/qW4Qn
>224
全く同感。そもそも信者(アンチ)禁だのって一体誰が決めるのか不思議(藁
一定のスタンスを守って話をしたい人達が自由に書いていいわよね。
>226
ああ、むしろ逆かと思ってた・・・残神での人体って、けっこう記号的な表現だなと
思ってた(画面での使用効果が)。ただ割と意欲的に描いてるような印象はあった。
228:花と名無しさん
01/11/14 23:49 rv4d0r+v
メッシュの頃の「ムーブメント」を見て、当時は人間のいろんな
ポーズを描く練習をしてたのかと思った。
229:花と名無しさん
01/11/15 00:33 XWrhSpx3
消防時代、某白土三平の初期の絵が好きで(畑違いどころか板違いだが)
脹脛とか踝の、ペンの速度が伝わってくるような描かれ方に参っていた。
絵柄は違うのに、ポーやトーマの萩尾さんのタッチ(特に脹脛と踝)にも一部
同種のスピード感を感じるのでやはり惹かれます。
私は今の萩尾さんの絵も全く抵抗ないんだけど、何故突然白土先生かというと…
この先、過剰な劇画タッチに変貌したりとか、それさえなければ
絵柄については私は何でもいいですという気持ちなんだなー。
何せ絵がどんどん変わってここまできた人だから少しだけ怖いの(笑)
230:226
01/11/15 02:00 l2fQiIrH
>>227
>むしろ逆かと思ってた
いや、私の表現が足らんかったかも。象徴(=「画面での使用効果」)という意味での
記号は最近のほうが頻繁に見うけられるから。
226の記号ってのは
足を沢山描いて「走ってますよ」と伝えるような漫画的な申し合わせという意味で「記号」と使ったんで。
231:227
01/11/15 15:05 kW4FklrH
>230
レスどうも。「記号」という言葉的に勘違いしてたのは私の方でした。
>225
>エーリクが不自然に花しょってるときがある。
そうそう。画面として違和感はないんだけど、そういえば花がここかしこに
咲き乱れていたような・・・キャラのバストアップとか突然に。綺麗で好きだったが(笑)
それにしても一年間の休筆というと、リアルネタに反応できないのが
ちと寂しいかな・・・もともと単行本読者なんだけど。
232:花と名無しさん
01/11/16 00:44 CXAY1k4m
前にも別スレでカキコしたけど、人気投票が悪くて連載の継続が危なくなって
頑張って花を散らした、というインタビュー読んだ覚えがあります。
「トーマ」の初期は割と地味な絵柄なのに途中から可憐になるから
不思議だったんだけどそれ読んで納得しました(藁。
もともと萩尾さんの絵柄はリアルタイプ系じゃないかな。デビュー前とか
少年漫画みたいな絵柄だし、「遊び玉」とか印象的な作品は地味系だった気がする。
でもモー様の可憐な絵柄も好きなんで少女を意識するのも大切なんだな、
と思いました。絵が上手い人だから絵柄が安定しないのは表現に幅がある
んですよ。しかし、下手と言う人もいるけど嫌い=下手になっちゃってるん
ですね。じゃなきゃ絵心が全くないか。
233:花と名無しさん
01/11/16 01:32 J0R0Vksr
>232
不肖一応美大出の者です。ラスト2行とても同感です。
ただ、絵の上手い下手論議はこの板で見た限りではかなり不毛な感じがします。
好き嫌い・良い悪い・上手い下手etc.を同列で語る事になりがちですし
そこへいくと個人の趣向は本人にも曲げ様がないと思うし。
作家の個性って、もっと一筋縄ではいかないものだと思うんで。
トーマの導入部は何となく暗くて不気味な印象でしたね。最初タイトルからして
ホラーものなのか?と。でも、天使とかルネサンスの宗教画が持ち出されても
違和感無く画面から沁みてきて、けっこう溜息ついとりました。
234:花と名無しさん
01/11/16 02:24 4WJgIJbf
>233
あはは。私も最初はトーマをホラー物かと思ったよ。
おっ、吸血鬼の次は何が主人公なんだろうって。
ポーを初めに読んだんだけど、その単行本のカバーに
トーマの心臓の宣伝が書いてあって、PCで検索した時に
どこをどう読み間違えたか、「自殺したトーマが自分の心臓
を送った」という話だとばかり思ってたから読んだ時はびっ
くりしたよー。
関係ない話でごめんなさい。
235:花と名無しさん
01/11/16 09:57 L72JvUAL
ずばりホラーだと信じて暫く手が出せなかった読者がここに…。<トーマ
服飾話になってしまうんですが、
はじめ、ポーでまず18世紀中盤の英国貴族の衣装が正確なのを見て驚いて。
あのテのドレスって作家さんの夢いっぱいに描かれてそう…という先入観があって
そこが古典の名作に入って行き辛い所だったんだけど。
描出がクールでさり気なさすぎて、直に画面の華にはなってないあたりが
男前だとも思いましたが(笑)。根っこの部分では少年漫画ぽいような。
現代物は一転してかなりもっさいんですよね。残神のナディアとか。
ただマージョリーはジェンマ系の不思議ちゃんだと思うので、あのファッションは
狙ってるなーとかなり楽しみました。いちいち面白くて可愛くて好きでした(笑)。
236:花と名無しさん
01/11/16 21:44 yVhcDSDg
「~心臓」というタイトルはすごいよ。
237:花と名無しさん
01/11/16 22:45 yZPcMRN6
タイトルもスゴイが、「これがぼくの心臓の音」ってびびるがな。
トーマってリアリストなのね…。
238:花と名無しさん
01/11/16 23:05 lltVJN5a
「トーマの心臓」と「11人いる!」はその珍妙なタイトルが、作品を読む以前から
気になって仕方がなかった。
大体ほとんど出て来ないトーマをタイトルに付けるっつーのが(w
239:花と名無しさん
01/11/16 23:35 NF/ti/K1
トーマ(から)の手紙、とかじゃあ弱過ぎるもんなあ。
でもあんなお手紙貰うのっていくらなんでも恐ろしいですわ。
タイトルといやあ「この娘うります!」にも製作側の狙い通りプチ動揺(笑)。
240:花と名無しさん
01/11/17 01:13 z1Z+R/M6
トーマの心臓!
初めて読んだ萩尾作品がこれでした。
それまで少年漫画ばっかりだった高校生のとき、漫画なんて
ちっとも興味なさげの友人の、これだけは読んでみて、という強烈な
プッシュに負けて読んだのですが、その題名、聞いた瞬間、
なんかつまんなそうだなあ、と思ってしまったよ。
だって、それまで知ってた漫画の題名とかけ離れすぎてたもの。
今思えば、子供だったのね(藁
241:花と名無しさん
01/11/17 01:33 GbO4qi6n
あ、私もつまんなそうって思ったわ。
思えば、「トーマ」ってやっぱ人名?とか「心臓」という字面とか
コミックスの背表紙で拝む度に不気味なものを感じていた。
彼のお姉さんの部屋にあったんだけど訊けない何かがあった…(w
丁度同じ頃に別口からポーを借りてはまったんだけど
トーマに感じた読中読後の異質さって、今でもリアルに覚えてるなあ。
242:花と名無しさん
01/11/17 15:50 oe5Jg5J3
>240、241
逆に「不気味そう」に惹かれてしまった厨房時代のワタシ。
中途半端に「テツガク」とか小難しいことを何かで読みかじったりしてると、
ああいうタイトルは何か考えさせてくれそうで、
読むともしかしたらエラくなれるかも、とか思っちゃうのよね。
どっかに「西洋カブレ」とか書かれていたけど、
時代背景としてまだまだ
「西洋=先進国=カッコイイ!」「日本=敗戦国=カッコワルイ!」
みたいな価値観は主流だったから、
まるで「翻訳文学」みたいな、それも推理小説みたいなタイトルは、
当時少女漫画のファンと推理小説ファンと重なるところがあんがい多かったので、
(いわゆる「文学少女」……といっても「文学少女は漫画など読まない」みたいな
おかしな「選民思想」もけっこーあったような気がするけど)
マーケティングとしてけっこうツボを衝いてたのでは。
茶化した言い方してるけど、実はその時代の自分がいじらしくて
こんなこと書いてます。
今の若い子たち(20代まで、とか)から見たら、240とか241とかの感想が素直なんでしょうねー、きっと。
はー、時代も変わったもんだわ……
萩尾望都の「殿堂入り」に禿しく危惧。
243:花と名無しさん
01/11/17 19:04 sUeK3TtI
>242
発表当時の空気みたいなのが伺えて新鮮です。
既に斬新で革新的なイメージがあったんですね。<トーマのタイトル
時代が変わると読む取っ掛かりなんかも変化していくけど、
例えばトーマにしてもそうした読後の印象自体は
わりと不変なんじゃないかと考える昨今の読者です。
244:花と名無しさん
01/11/18 00:36 k+RU9iBP
やっと「訪問者」読めた。うう、つらい話だった…。
オスカーってこういう少年期を経てよく曲らなかったよね。
愚問だけどもう絵とバイオリンは習わないんだろうな。勿体無い(w
245:花と名無しさん
01/11/18 01:51 q+Suss5O
辛い少年期と曲がる、曲がらないは無関係。
246:花と名無しさん
01/11/19 01:32 wYP1PWgJ
繊細だからどーも心配してしまうって感じ?(キャラだけど)>オスカー
訪問者のラストで「たいせつなものになりたかった」って箇所にいるのが
ユーリだけど、やっぱトーマと訪問者はセットで読むと感慨深いな。
247:花と名無しさん
01/11/19 01:39 A8/BAkrX
オスカーは、いつもせつないですね。
ユーリびいきの私ですが、ユーリのことを誰よりも知ってて好きなのに
自分では救えず、トーマとエーリクに委ねざるをえなかった彼に同情します。
アンテは見る目のある子だと思います。
248:花と名無しさん
01/11/19 01:45 u1U6KFBc
連載中、ユーリ派・オスカー派・エーリク派と分かれたけど
私の周りでは圧倒的にオスカー派が多かったよ。
オスカーいいよね。
249:247
01/11/19 01:50 A8/BAkrX
そういう意味では私はユーリ派です。
でも、エーリクはとっても良い子で、この子がいたからこそユーリは救われたと
感じるし、オスカーは何よりも美しくて、「トーマの心臓」の花。
250:246
01/11/19 02:09 wYP1PWgJ
リアルタイムじゃないんだけど、初読時は素直にオスカーに陥ちていたなあ。
今読み返すと結構皆好きで、リーベなんかも可愛いなと思う。アンテも奥が深そう。
ただ、最近読み直したらユーリの苦悩が昔よりもずっと痛々しく感じられて、
あの保健室の先生に同調してしまう…。独りで抱えるには辛過ぎる孤独というか。
251:花と名無しさん
01/11/19 09:18 lpRPYhC4
リアルでよんだ 厨房時代は
悩みと言えば 成績 友達に言われた悪口‥ 他愛のないものばかりで
ユーリがなぜあそこまで自分を追い詰めるのか
オスカーが何を思ってユーリを見守っているのか 全く解らなかった。
今 自分に直接の経験はないけれど、 想像できる年になり、
すごい漫画だったと 今さらながら思う。
でも14歳くらいで登場人物みんな奥が深すぎ‥ とも思う。
252:花と名無しさん
01/11/19 10:08 gf6zZbis
243です。
>でも14歳くらいで登場人物みんな奥が深すぎ‥ とも思う。
そうそう、今思うとね。
でも、厨房くらいから「心の傷」とかそういうことに目覚め始めて、
オトナになっちゃうと「なんであんなこと」と思うようなことを
自分なりに幼稚なりに一生懸命考え始めるのでは。
言い過ぎかもしれないけれど、『エヴァンゲリオン』の「14歳」にも通じるのかも。
>239
『トーマの心臓』、正しいのか間違ってるのかわからないけれど、
どこかにドイツ語??らしき
「Der Herz von Thoma」
とか書いてあるのを見て、
「あっ、本当は『トーマの心』っていうタイトルにしたかったのかも?」
と思ったけど、ちょうど「聖書の誤訳」かなんかと同じように
「Herz = 英語でheart = 『心臓』」
にもなるから、ちょっとドキッとさせて注意を惹くみたいなところから
『トーマの心臓』
にしたのでは。
あっ、こんなのガイシュツかな。
253:花と名無しさん
01/11/19 10:16 gf6zZbis
>251
252の補足。「14歳で心の傷に目覚め」ればエラい、なんてもんじゃないんだけど、今思えば。
でも、ちょっとそう思ってしまうところが厨房かな。かわいい。
タイトル、つづき
『この娘うります!』も、ヘタすりゃ「売春?」ていうきわどいニュアンスもちょっと含めつつ。
「え? え? そ、そんなこと描いてもいいのーー??」
とか動揺しながら、どきどきとページを開く、っていうのがありましたよ。
少年誌で手塚治虫とか永井豪とか、「性」に対してチャレンジするような内容の作品がいろいろ描かれていたちょっと後だったから、その「少女漫画版」ていうところもあったのかも。
今思うと、ラスト近くで主人公(="足を洗った")以外、みんな「女装」してしまうのは、「何もそこまで……」と思ってしまった。
「ぜんぜん似合わねー」キャラまでおんなじカッコしてさ。
笑えたからぎりぎりいいんだけど、あれはけっこう残酷だった。
イギリス人の元カレ(?)なんか、完全に自分を失って引っ張りまわされる格好。
ジェルミの原形か? ……そ、そんな……
254:花と名無しさん
01/11/19 10:45 WhcdtaNu
「この娘~」に際どい描写なんてありましたっけ?記憶にないっすわ…。
最近読んだんですが、テンポのいいドタバタラブコメだと思ってた。
クラビーが、女装をすると本人の意向に反して凄いお色気美女に変貌…ってのが
かなり可笑しくて好き。サンスベールとのやりとりとか。
ラストは女の子=男装・男の子=女装で、普通に冒頭シーンの再現だと思ったけどな。
因みにポーレットの男装がツボでしたわ。
255:254補足
01/11/19 11:37 WhcdtaNu
あの全体的に倒錯した設定(男装の麗人な姉と女装の似合う弟とか)が
おフランスイメージでかっ飛ばしてるギャグなんだわ、とも思いましたです。<「この娘~」
そういえばクラビーは爪の形もいいんでしたな。うーん細かい。
256:花と名無しさん
01/11/20 00:17 lfS2Bi0R
サイフリート@「トーマ」があの八角眼鏡をかけ始めたのって
きっと最上級生になってから…よね?(苛められずに過ごすには変過ぎるわっ)
あれも未成年の主張なのかな…。
257:花と名無しさん
01/11/20 00:29 UlG5q8SD
>251
当時読んで宗教・神様と言うものを感じたよ。
日本人にはあまりない神への畏怖が
14歳のユーリの奥の深さの原因かな、と子供心に思った。
258:花と名無しさん
01/11/20 00:42 7MULM7Fz
「この娘うります」はハチャメチャなギャグが好き。ラストの
変装も笑ったし。これはフツーのコメディだったと思うけど。
「トーマの心臓」は読んだの12、3の頃なんで早すぎた。
高校生頃読めば、感動がもっと大きかったと思う。
私は何故かエーリクに萌えてたなぁ。ユーリはどうも駄目だった。
259:花と名無しさん
01/11/20 00:46 r15uvEy7
ドイツを作った6(?)民族をスラスラと言えながら「その中に僕の父はいなかった」
と、立派なドイツ人になる、と決意を語るユーリに最近泣ける。
260:花と名無しさん
01/11/20 01:16 T5Ry8K3+
今度文庫で出る、『あぶない丘の家』と言うのは
どんなジャンルの話なんですか。
怖い話?
261:花と名無しさん
01/11/20 01:24 DwCz6LsS
『あぶない丘の家』は、もう出ました。怖くないです。
コメディっぽいSF。軽く読み流し系?
262:花と名無しさん
01/11/20 01:27 T5Ry8K3+
>261
ありがとうございます。
軽く読み流し系ですか。
263:花と名無しさん
01/11/20 02:06 lfS2Bi0R
>259
あ。私も。最近ユーリが健気に思えてちょっと沁みる。
>262
私は軽く読み飛ばし過ぎてもはや内容を忘れました…こんな奴ダメ?
264:花と名無しさん
01/11/20 14:13 HCROHN0V
ユーリって厨房時代はおかたいなあと思ってたけど
数年を経て読んでみたらいじらしく感じた。
ハメは外さずとも思わぬ穴に落っこちるしなあ…。
265:花と名無しさん
01/11/20 14:57 kpRuMhVD
「あぶない丘の家」は「残酷~」を読んでる人なら、かなり
笑えるかと思います。
ほとんど「裏・残酷」?と思えるような登場人物、、、
266:花と名無しさん
01/11/20 20:05 oe+ogN/1
そう言われると、アズ兄ちゃんはイアンか?
読み直す気力が出てきました、800円の厚さの文庫。
1冊になるとは思わなかった。
267:花と名無しさん
01/11/20 21:22 12mF6IEG
>252
遅レスですが243は自分ッス。一応(笑)
>265
あー、言われてみればって感じです。
あの手のファンタジー(?)って特に感慨もなく読んでいたけど
裏・残神ビジョンで再チャレンジしてみようかな…。
確か以前読んだ時、主人公の黒髪まき毛の形態が不自然にあやしいと
思ったんで。ある意味作品に繋がりがなくても作者におけるパロディ
だったのかもと思うと楽しい。
268:エドガー
01/11/20 21:50 KPRpOusw
オールはじめまして。
79年に日本ビクターより「萩尾望都1.エトランゼ」
と言うレコードが出されています、(1)ということは
2が出されたのでしょうか?
(1)は所有しておりますが、2は持っていません
何か情報がありましたらお願いします。
269:花と名無しさん
01/11/20 23:17 uZlHpmvJ
エドガー様、有名なファンサイトのMiscのページに
1.しか無いので、2はないと思われます。
270:花と名無しさん
01/11/20 23:25 KPRpOusw
>269
ありがとうございます、多謝。
271:花と名無しさん
01/11/20 23:36 PY3ifhZj
SF苦手なので避け続けてきた『マージナル』を遂に読んでしまった。
自分的に快挙。なんだかこれはこれで面白いじゃないか、と…ひどい感想だけど。
ナースタースの薔薇のドレスが何故かツボ…。
エトランゼの自作曲ってどんな感じなんですか?>聴かれた方
272:花と名無しさん
01/11/20 23:46 kpRuMhVD
>266、267
もちろんアズにいちゃん=イアン、マヒコはジェルミ。
1巻で死んでしまった神主さんは、カウンセラーのオーソン先生(笑)
猫のエリザベスとオクタビアンもそっくりだ~、今読み返してみたら。。
他にもいるかもしれませんね。似た登場人物。
273:花と名無しさん
01/11/21 16:53 XWkf6kh3
昔、萩尾先生に似顔絵描いていただきました。
美化してくれました。優しいお方。
騒がずおごらず、常に沈着冷静。
274:( ´∀`)
01/11/21 17:16 lvABDKUj
>>273
騒がずおごらず、常に沈着冷静。
これより「美化してもらったこと」を自慢したい様子(話に脈略ないから)。
私の知る範囲ではドライな人、って印象。
厳しいことをズバッという(でも当ってる)。
一緒に居た人が言われただけだけど。
275:花と名無しさん
01/11/21 17:19 r01omF7p
>274
>273は自分をよく分かってるんだからいいじゃん。
元の顔が悪いってことでしょ(笑)
276:花と名無しさん
01/11/21 17:25 ntuyor6R
>273
それは単純に羨まスィ…。大切にして下され。
>274
木原先生やささや先生の仰る萩尾さん像がかなりキてておもろいんですが、
確かにドライな人なんだろうなという印象です。(個人的にはそゆ人好き)
277:花と名無しさん
01/11/21 18:36 qApsW7ss
昔、ソ連(ロシアではない)をモー先生が旅行したときにバス事故に遭い
その衝突する瞬間を見ようと窓から乗りだしたので余計にケガしたと
なんかの雑誌に書いてあったけど、(休載するため)
クールで好奇心旺盛?
278:273です
01/11/21 19:44 uD1LkaUJ
みなさまするどい。わたしは萩尾先生の描く美男子とは
ほど遠い人間。
ただ「ドライ」って言うのはどうかと。
さばさば飄々としてらっしゃるけど、いまふうのドライとは違うような。
むろし「一番しぼり」と言うか……。
わたしの実感では「肝が座って」らっしゃる。
わたしもズバリと鋭いこと指摘されて落ち込みましたが、それがいちいち
適切なだけにその後たいへんに役立ちました。
仕事柄いろんな作家を知ってますが、
萩尾さんと司馬遼太郎さんは人物です。
279:花と名無しさん
01/11/21 19:50 ohCR9tkU
そう言えばリンドンは作者の投影が強く感じられるような気もする。
280:花と名無しさん
01/11/21 22:06 +J27I286
イグアナの娘ってドラマになったやつとは違うの?
281:花と名無しさん
01/11/21 22:11 y1QvZVQU
>280
原作となってたけどなんか違う…よね。
282:花と名無しさん
01/11/22 00:52 5MM5aowu
「イグアナの娘」は、私はドラマの方が味付けが濃くて好きでしたよ。
むしろ別物としても充分楽しかったというか…。
>278(273)
「一番しぼり」!(笑)何だか278さんも充分鋭い方のようにお見受け。
業界の方なのかしら。男の方?似顔絵は羨ましいっすわ。
以前TVで見た萩尾さんの印象は、そのお話しぶり等から「控え目で繊細そうな人」
…だったのですが、確かに底知れない雰囲気は感じました。うん、肝は座ってそうな。
283:花と名無しさん
01/11/22 01:33 qAaxTqS7
マンガ夜話で見たときは控え目には見えなかったなあ。
284:282
01/11/22 01:38 5MM5aowu
>283
らしいですね。マンガ夜話見てないんですが。
私が見たのはなんだったのかなあ…“漫画の描き方教室”みたいな
公共放送の番組がもしあったとしたら、ソレだと思う。
285:花と名無しさん
01/11/22 02:06 xcipa/cy
>284
懐かしい。。
NHKで昔やっていた「少女漫画を描く」by里中満智子先生、ですね。
もう10年くらい前の番組かも(^_^;けっこうゲストが豪華で、毎回見てました。
生徒役のアナウンサー(?)の人も、ヘタながら(失礼)すごく一生懸命
漫画製作に取り組んでいて、なかなか好感のもてる番組でした。
286:花と名無しさん
01/11/22 09:44 QgJKyl1a
なんかアンチ萩尾ってスレも中々盛んですね。
作者が政治的その他の意見を頻繁に発表し、それに反発してアンチってわけでもないし。
描いているものが面白くない、気に食わないなら無視すりゃいいのですがねぇ。
昔好きで作風かわったのが気に入らない、
または、熱狂的なファンが騒ぐので、読んでみたがどこがいいのか判らない。ないし
なんとなく大御所扱いされているのがいや、自分の「お気に入り作家」が評価されていない。とか、
同性同名のヤな奴がいる。
字の画数が気にいらない………。
皆さん、叩くわりには熱心に読みこんでらっしゃるが。
「残酷な神」はわたしも「ヒドい、可愛そう」と思いました。萩尾先生周辺の方も「暗いわよ」
って御本人に言ってたみたい。でもあれは救済される話だそうです。
287:花と名無しさん
01/11/22 11:40 kun+Z6l9
>救済される話
ですよね。
そこが一番難しいポイントなのだけど、ただの不幸オチで終了だったら
長編の意味も無かったと思う。(実は声高メッセージ作品が苦手で、
むしろ『残神』はあくまでも「物語」として読めたから好きなんだけど)
ただラスト2巻には失速した印象も。「変えられてしまった人間が、元通りでは
ないまでも日常を取り戻す過程」だと思えば自分的にはオゲーなんですが。
それでも連載中の10年は、ぶっちゃけ楽しかったですわ。
私にとっては印象的なシーンやモノローグが多くて、結構沁みてたんですよ。
288:花と名無しさん
01/11/22 18:32 kFSes5GU
いや、アンチ萩尾スレ今なかなか面白いよ。感情的な萩尾嫌いがなりをひそ
めて蘊蓄ずきのの中道派と異様頑固なアンチorファンが重箱の隅突くような
論争をしていて議論好きの萩尾マニアにはたまらない空間になりつつある。
アンチスレにいる人もその半分ぐらいが萩尾作品かなり読み込んでるとみた。
289:花と名無しさん
01/11/23 00:11 psXVjbg2
『この娘うります!』、はじめて読みました。懐かしい時代です。
クイントリックス、とか。
プランタンも、ドミのパパも若いのねえ。
290:花と名無しさん
01/11/23 02:02 YpI7Jbhd
はじめて読んだ萩尾作品が、ポーの一族。
いろいろ考えてしまう厨房時代だったので、私もヴァンパネラに
なって世界を永遠に旅したいよ、って思っていた。
291:花と名無しさん
01/11/23 03:08 ImIxw7/4
>288
同感ですわ。ポイントごとに兼用中だけど、ただ各派視点のねじれの位置ぶりは
本格的にパターン化してきたような。何であれ感情的な意見には引いてしまうが。
がいしゅつだけど、木原先生やささや先生による萩尾さんの作品集への寄稿文が
なんか好き。
292:花と名無しさん
01/11/23 14:45 8lLkKSJR
「マージナル」やっと読みました。
華不魅さんの「鉄錆廃園」がちょっとこの世界観に似てそう。
・・・とか思ったのはわたしだけなんだろなハハハ。
293:花と名無しさん
01/11/24 00:27 8t6ETlGL
「あぶない丘の家」発見したけど
お金なかったんで取りに家に帰って戻ったら
もう無かった。いったい誰が買ったんだよー!!!
一冊しか無かったんだぞー!!!
・・・もう手に入らないかも・・・シクシク。
294:
01/11/24 00:33 S/nD33fL
オレオレ。つーか近所のTATUYAには1冊しか無かった。
でもどうしてオバサンになると大河ものや歴史物を描きたくなるんだろうね。
295:花と名無しさん
01/11/24 00:48 eOlyLfve
若いときから歴史物や大河物描いてる人もいるが、大河物について
思い当たるのは、同じ量を短編で書くよりずっと楽だろうということ。
原稿料はどういう計算なんだろう。
296:花と名無しさん
01/11/24 00:58 xwqZRPN2
>295
描き手にとっての短編長編の比較が素人故に出来ないんだけど
長編イコール長期契約って事では済まないよねえ。
実は…大島さんが「罪と罰」を漫画化されたみたいに、勿論
独自の解釈とテイストでもって何か文学作品を漫画に起して
欲しいなーなんて…叩かれるかしら。ハハ。
あれくらい筆致がクールだと自分的には読めそうなんだが…。
297:花と名無しさん
01/11/24 01:09 Jo30aQHW
歴史物かくのは楽だからじゃないのかなぁ。
人物設定はされてるし、結末は決まってるし。後はアレンジしだい。
大河物も同じ様なもんかな。最初に大まか決めてあれば何作も
キャラやストーリー考える手間がなくなるもの。
後は代表作を残したいってとこなのかなぁ。良く分らない。
298:
01/11/24 01:19 S/nD33fL
ラドクリフの泣き顔や、
オスカーの泣き顔とかにはついて行けたけど
いきなり義経って言われてもどうよ。
299:花と名無しさん
01/11/24 01:23 hAVldfUp
オスカー、、初恋の人だ・・・
300:花と名無しさん
01/11/24 01:27 xwqZRPN2
>298
確かに(w。でもあーゆーのって雑誌のカラーじゃないん?違ったらゴメソ
301:花と名無しさん
01/11/24 01:36 eOlyLfve
義経は私もね・・・・・・
302:298
01/11/24 01:37 S/nD33fL
増刊ASUKA色、と言われれば確かに納得。
303:花と名無しさん
01/11/24 01:41 Z/d5HW+y
>>297
ご本人が歴史物描くのは大変だとおっしゃっていた。
画に起こすのが大変なんだと。
しかーし「あぶない丘の家」厚!!
でも2冊に別れたら千円以上したろうからS学館には感謝だ!
304:花と名無しさん
01/11/24 02:02 znu/lsbU
「あぶない」「アリア」「モザイク」は今後も読み直さないでいいやと
思ってきたけど(笑)、作者による「残神」パロディ説以来ちと気になる<「あぶない~」
305:花と名無しさん
01/11/24 02:05 DR2ckKld
>304
確かに気になる。
読み直すどころか読んだ事もないもんで。
306:304
01/11/24 02:27 znu/lsbU
>305
「あぶない」、自分にはサパーリだったんだが…しかも脱落したんだが…
がいしゅつだけど藤○F先生テイストな作品として対峙するのであればオゲかも。
あと確かにキャラ造形に(カラーでは対極にあるともいえる)残神の面影は
あった気が。シリアスタッチをギャグタッチにした感じの面影。
てな訳でにわかに気になっているのだー
307:花と名無しさん
01/11/24 03:40 H+vpEiG+
昔プチフラワーかなんかのコメントで、萩尾先生ジャッキーチェンの熱烈な
ファンで、記者会見に記者のふりしてのりこんで、質問しまくったような
ことを書いてあったけど、本当だったのかな?(藁。
でもコメントはテキトーなことかかれちゃうみたいだし。
でもモー様らしいかも…?
308:花と名無しさん
01/11/24 03:48 znu/lsbU
ガーンすげー男前…(笑)
309:花と名無しさん
01/11/24 11:40 kgXZNkbd
作者が男前なんで作中キャラもそんなんばっかだよね。
強いキャラがガッツンガッツンぶつかりあうマンガばかり。
310:花と名無しさん
01/11/24 13:17 jiUCy68M
強いキャラがガッツンガッツン、とまでは思わないけど、
ビシッとした台詞がよくあるとは思う。
「セーラヒルの聖夜」の牧師さんの「あなたたちは不幸ですか?」
という台詞も不意打ちをくらったような気がした。
311:花と名無しさん
01/11/24 15:02 7YpFhOwz
>歴史もの長編
私もオバサンだけど、
年くっちゃうと歴史が自分の目にも見え隠れするような気がするのよ。
作家さんもそれを自ら表現してみたい、っていう気になるのもあるような気が。
ところで、アンチスレ行ってみたいなあ。
さがそっと。(自分で探しますヨ)
あと、遅ればせながら>243さん、ごめんね。私、242。
312:花と名無しさん
01/11/24 15:08 7YpFhOwz
>「あぶない」
私は「平家物語」おもしろかったと思うけどなあ。
あれ、源頼朝vs義経でしょ?
あの二人を「残酷」のグレッグvsジェルミ(それともイアン?)に置き換えてみよー。
>台詞
リアルタイム工房時代は
フロル「おまえずっと男なわけ?」
タダ「ああそうだよ?」
フロル「よくあきんなあ」
タダ「ぐわがらがっしゃん」
が「座右の銘」でした。
(ゴメソこれ「ネタ」かも、しかもうろ覚えのままだし)
313:花と名無しさん
01/11/24 15:14 7YpFhOwz
>アンチスレ
あれ? なくなったと思ってたのに?? ちゃんとあるじゃん。
「アンチ」って不思議だなー、と思いつつ、でもなんだかわかるような気も。
少なくとも、一生懸命読んでいても「冷静でいられない」という気分になってしまう人は、
たとえば素直に手放しで「萩尾マンセー」とか言えないだろうし。
なんかただ「崇拝」する、みたいなのはやっぱ危険だと思うし。
作家にとっても、読者にとっても、文化にとっても。
いつのまにか400を大きく超えているスレを全部読むのは、
ちょっとしんどいかも。
それに、議論が高尚になりすぎて、もーオデ、ついてけなーい。
314:花と名無しさん
01/11/24 15:30 k3AFb+AR
>312
うろ覚えだけど、
タダの「いや優秀なら女性でも」が「女性も人間(マン)だし」
に変更されていたのが何となくプチショック(笑)
>313
自分は両方行き来しているけど、特に高尚という訳ではないっすよ。
ただ簡潔表現出来る人が少なそうな印象。
315:花と名無しさん
01/11/24 16:37 hC60W4nT
>314
えーっ、変えられちゃってるのー?!
時代は変わるのねー。
316:花と名無しさん
01/11/24 18:38 ZnNCA7N4
文庫はコミックスと比べると変えられてる箇所多いよね。
ポーの「クルクルパア」(という語には確かにウケたけど堅苦しくなくて良かったのに)が
「赤ン坊」になってたり、「兄妹(きょうだい)」ルビが「あにいもうと」だったり。
スレ違いだけど三原順さんの作品でも「ビッコ」が「松葉杖」になっててちと残念だった。
言葉の持つ差別的ニュアンスこそが本質にかかわっていたと思うだけに…。
317:花と名無しさん
01/11/24 19:25 WccqUY5g
>313
私は特別に萩尾漫画を贔屓にしている訳ではないので
アンチスレも覗いていたけど
最近レスが長くて読むのが嫌になった。
高尚と言うより薀蓄たれって感じ。
まあ、そういう人が向こうに集まってくれれば
こちらでまったり出来て良いけど。
318:花と名無しさん
01/11/24 21:00 v348V/Xv
>314
「女性も人間(マン)だし」はひどいねぇ。
そんなあたりまえのことを…。
「いや体力があれば女性でも」にすれば差別的解釈の
余地はなかったのに。
319:314
01/11/24 23:51 NZ+EFPaU
>318
その通り。なんか気になって文庫を見返してしまった(w
「いや女性も人間(マン)だよ だから」だった。…これもどうよ?
セリフって意外にリズムで覚えているらしく
結構変更部分に引っかかってしまう自分にちょっとびくりつ。
まだまだいぱーいあるんだよ、これが…。
整理し易いかと思ったのにコミクスまんせーに返り咲くのはこんな時…。
320:花と名無しさん
01/11/25 01:18 5ixCuESx
>317
全文同感だ。
文庫はサイズと紙質がありがたいけど誤植も多いのが難点。
321:花と名無しさん
01/11/25 06:13 hoGaSvsU
>317、320
もう1票。
322:花と名無しさん
01/11/25 06:40 x9BlFheK
>タダの「いや優秀なら女性でも」が「女性も人間(マン)だし」
「女性も人間(マン)だし」の方が侮辱なような気がするが…。
私の持ってるスターレット全集版は冒頭のページの順番が違ってるぞ(藁。
前の「低脳作家…」スレはくだらないのもあったけどいろんな意見が
あって割と面白かったなぁ。アンチだけとかウンチクたれしか入れない
雰囲気は嫌だ。
323:花と名無しさん
01/11/25 11:33 t3s3Ip8N
>314
「なんで うち男性(マン)チームだろ」
に対して
「いや 女性も人間(マン)だよ だから」
という返事なので差別的発言とは思いませんでしたが。
324:花と名無しさん
01/11/25 16:50 DyC/OLzJ
イアンとジェルミの英国な食卓も好きでしたが
「あぶないアズにいちゃん」の日本の食卓も良いです。
こっちの方が描くの大変だろう?
静香さんは、ひょっとして工○静香?
325:花と名無しさん
01/11/25 19:01 xkydyUwB
>>23
314さんじゃないけど。。。わっそんなに変えられてるんだ。
私の記憶だとそのシーン、フロルが顔出したときみんなが驚いて
「最終テストに女性が!」とか言って、それに対してタダが
「いや優秀なら女性でも…」っ応えてたかと。
このセリフ確かにちょい女性サベツだけど印象的だったのに。
人間=男性=マンって…星間用語は英語だったのか!?(w
ま、続編を読んだら宇宙大学には女性がたくさんいたから
その点では書き換えられた台詞の方が納得いくけどね…。
326:325
01/11/25 19:03 xkydyUwB
ごめんなさい。>>323さんへのレスでした。
327:花と名無しさん
01/11/25 19:28 wAyj9IeI
セリフはねー。
319さんみたくけっこーリズムで覚えているフシがあって
変更されてるとなんか気持ちが悪いんだな。
どちらも特に差別的ニュアンスは感じないんだけど(お気楽かも)
変更後にテンポが不自然になるようなら嫌かもしれない。
328:花と名無しさん
01/11/25 23:00 ezWEzHTt
今の萩尾さんの、初期のころとはまた違ったロマンティック
コメディーを、みたい気がします。
329:花と名無しさん
01/11/25 23:08 ArtvQEoH
>>328
そうですね。
この娘売りますとかオーマイケセラセイラとかね。
ケーキケーキケーキも面白かった。3月うさぎが集団でとかね。
コメディじゃないけれどセーラヒルの聖夜(だったかな)も良かった。
330:花と名無しさん
01/11/26 01:06 ZYsDZS4Y
「3月うさぎ」のあのノリ、すごい好き。
かなりワケがわからないんだけどそこがいいな。
短編で他に好きなのは「妖精の子守り」と「花嫁を拾った男」
331:花と名無しさん
01/11/26 02:30 vBvAKQLk
前に『この娘うります!』で勘違いでドキドキした、って書いた者です。
今ごろアレですけど、「勘違いでドキドキ!」っていうのは、
タイトルが一瞬「それって売春のこと?」と思わせるような、ということ。
漫画の上にジェンダーやセクシャリティを引っ張り出す、というのは、
けっこう当時としては「エポックメイキング」(う、なぜかこの言葉、恥ずかしっ)だったかな、と。
ただ単に、一瞬勘違いさせるだけでも。
『この娘うります!』は、絶対永井ゴーとか意識してるよ。
>>329, 330
懐かしい…… 読み直そう。
なんかちょっとそぐわないこと書いてるような気もするし、
回線切って逝ってきます。
332:花と名無しさん
01/11/26 02:43 1yTRCuoE
花嫁~、面白いよね。キャンディの図太さが特に好き(笑。
妖精~、あらすじ他愛ない筈だけど、あれいいよ。かわいい。
333:花と名無しさん
01/11/26 05:04 bOL4zB9z
12月に萩尾氏と接触があるのでフェアを心がけるのに必死です。
贔屓感情を抑えないと。
334:花と名無しさん
01/11/27 00:58 I0raIiA+
業界の方?プロのお仕事は大変ですねえ。>333
私、凄く好きな漫画家さん数名の作品中に
萩尾さん作品が名前入りで登場していて、
何となく読んでみたらはまってしまったクチ。
ダブルで感慨深いよ
あの先生方もときめいたんだなあ…とかさ(笑。
335:まんがABC
01/11/27 06:48 2Gb9913S
萩尾作品の特徴は、ファンもアンチもすっごく読み込んでいることですね。
わたしとて全面マンセーではないし、
他の作家、作品に比べて断然支持できる。
わたしが直接会ったことのある作家のなかで、人間的に「大物」と思ったのは
萩尾さんと司馬遼太郎さんぐらいかな。
336:花と名無しさん
01/11/27 17:21 ltl4CUqA
この場に居る人がこーーーんなに年寄りとは流石に思わなかったねー。
2chで1番じゃない?
どうりで歳の話を嫌がる筈。
そして独善的で長文好きで聞く耳持たない自治ババアタイプが揃っている筈だわー。
老人の集まりならかたくなでも仕方ないね。
平均年齢高いならもっと大人になるかと思いきや普通のスレよりもガキっぽいの。
ビクーリ。
337:177
01/11/27 17:54 kLpkxegr
長文少ないよ..?アンチスレと間違えてかきこんだ?
338:花と名無しさん
01/11/27 20:26 gldHQosr
336は335をアンチスレにコピペした人かな。
西谷祥子スレとか水野英子スレとかないから、確かに平均年齢は一番高いかもね。
そう言われても嫌じゃないです。だからこそリアルタイムに良い漫画読めた
わけだし。歳の話も嫌がってないですよね?
若い頃は、「年寄り」と言っただけで相手に勝ったような気になりますよね。
私もそうでした。
339:花と名無しさん
01/11/27 20:51 KCt3zIUZ
私27歳。
しかし>>336が一番ガキだな( ´_ゝ`)
340:花と名無しさん
01/11/27 21:56 gpZvla+k
幾つになっても煽りを放置できないのは厨房でっせ。
341:花と名無しさん
01/11/27 22:47 qqCF/m6G
「あぶない丘の家」の最後にロボットの話出てたんだ。
ロボットが主人公のSFが読みたい。
342: あびない
01/11/27 23:06 hjB3kG/h
そいや義経でやだなーと思っていたけど
あのロボットの話はわりと好きだったな。
なんか金曜日の集会?だっけか・・ジンジャークッキー焼くやつ。
そんな感じのテイストがあった。
343:花と名無しさん
01/11/27 23:08 c+4t+Fwi
十代のファンがいちゃいけないのかよ!(藁
私はリアルタイムで読んでみたかったよ、関連書物とかも。
向こうに名前が挙がってたけど三原順さんだって大好きだよ。
>340
ゴメソ。
>341
SF苦手だけどロボットの造型が一味違いそうで読みたいかも。
344:年寄りでおまんにゃわ
01/11/28 19:46 FZr+Q/Yw
すんません老人で。なんせいまだに11月3日を「明治節」JRを「省線」
漫画を「ポンチ絵」と言ってしまうもので………。
むかし「ぱふ」でしたか、ヒョウキン老人になる前の吉本隆明氏と萩尾先生が
対談しているのを読み、かの吉本氏が相当萩尾作品を読み込んでいることに
驚いたものです。若い方々には「ばななの親父のヘンな奴」ってなところでしょうが、
私らの世代にとって「ぐぇぇぇぇ、あの吉本がモーファンっっっっっ?!」
ってぐらい衝撃でした。
ご本人のスゴいところは、実質的に手塚氏亡きあと日本漫画界の多分頂点あたりに
立ちつつ、決して驕らず威張らず誇らず君臨せず、他者批判や場違いの政治談議もせず、
豪遊せず徒党を組まず地位や名誉に拘泥せず、金銭には淡白で自分の信ずるところ、
愛するところを求め続けていることです。
私は作家に分類されるかたをいろいろと知っていますが、萩尾先生ほど「安定」した
かたはいませんね。宮部みゆき先生もちょっと似たところがありますか。
ここのスレ読んでいて、冷静かつ真摯なファンが多いことに安心しています。
そう言う方々が支持するところも、萩尾先生ならではですな。
345:花と名無しさん
01/11/28 20:59 E7HcAmpF
私も吉本隆明との対談読みました。トーマの心臓など読んだと言ってましたね。
たしか、登場人物は実質的には女の子だと言ってました。
娘の著作ばかり読んで隆明さんのは読んだことありませんが、あの人の漫画に
対する感想を読むと、信じられる人だと思えます。
346:花と名無しさん
01/11/29 00:45 gkZqNph2
吉本氏、卒論書く時専攻作家に纏わる評論を読んだっきりなんだが…
ぱふでまでも発言されていたですか。ほぇ(無知
「トーマ」キャラが実質は女の子…っていうのはまあそうなんでしょうな。
347:花と名無しさん
01/11/29 01:04 nLQMQAnV
ユリイカ総特集「少女マンガ」でその対談読んだ。
38ページもある。
348:花と名無しさん
01/11/29 01:31 0ZFhqKAM
>344
>ご本人のスゴいところは、(中略)金銭には淡白で自分の信ずるところ、
>愛するところを求め続けていることです。
そういう創作の姿勢が作家として立派であること、そして
創作者として息の長い活動をしようとすれば不可欠な姿勢であることは
否定しませんが、残念なことに作家として立派な姿勢の人間が
凄い作品を生み出すとは限りませんから。作家の人格に属することには
殆どの読者は興味ないと思いますし。作品の凄さについて語りませんか?
そのための場所なんだし……。
私もさほど若いわけじゃありませんが、「あの吉本がもーファン?!」
みたいな驚き(そして「だから萩尾は凄い」みたいな論調)には
正直疑問と反発を感じます。吉本より浅田の方がカッコいい世代
(それはそれで恥ずかしいが)だったし、浅田は萩尾どころか
やおいファンだったらしいし……。源一郎も少女漫画について
語りまくってたんで、全然その衝撃がわかりません。
すみませんアンチでも信者でもない者の正直な感想です。
349:347
01/11/29 01:43 nLQMQAnV
>、「あの吉本がもーファン?!」
>みたいな驚き(そして「だから萩尾は凄い」みたいな論調)には
344ではありませんが、そういう論調には私は感じません。
吉本隆明はいわゆる漫画世代から外れた年齢だし、あの人が
少女漫画読んでるのだけで以外でした。まあ、娘が読んでるから
読んだのかもしれませんけど。
アンチスレのあの方みたいな長文ですね。
350:346
01/11/29 01:55 gkZqNph2
>348(長いんでsageよっと)
「著名人が読んでる」イコール「凄い作家」とまでは正直思わないですが…
(あくまでもそれはその人の感想でしかないから)対談自体が面白そうなら読みたいな、
位は思うかな。でもまあ全文同意です。作品を語りたいですねえ。
今日「セーラ・ヒルの聖夜」と「塔のある家」を何年ぶりかで読んだんだが
この頃の絵って古いんだけど、幼児~12歳前後位の少年少女の描き方に
暖か味があって妙に好きだ。「モードリン」とかも。
あと意外だったけど「塔のある家」って画面構成とか結構凝ってません?
更に言えば、無心に読んでいるつもりで所々泣けてしまう一作なんだった…自分が謎。
351:花と名無しさん
01/11/29 03:08 abg3k2Dm
マンセースレだから人格語ったっていいじゃん。面白い。
漫画家は漫画描いてるのが一番いいってわきまえてるんじゃないかな。
352:花と名無しさん
01/11/29 06:48 XMU5uZlb
好きな作家「いい人ですよね」って言われて怒る人もいないだろうし。
貶してるわけじゃないんだからマターリヽ( 'ー`)ノ いきましょうよ。
しかし吉本って守備範囲広いよな~
353:花と名無しさん
01/11/29 14:54 dJ8KC4+T
萩尾さんの少年少女モノ、可愛くて好きなんですが(『妖精の子守り』とか)
あまり挙がってないみたいなので一つ。『ユニコーンの夢』ってどーでしょ?
特に贔屓作品というわけでもないんだけど、思わず「原作〇〇」の文字を
タイトル項に探してしまいそうな位乙女ちっくだなと。正しく少女漫画というか…。
でもラストなんかは非常に萩尾さんテイストですよね。
吉本氏との対談読みたいage
354:花と名無しさん
01/11/29 20:14 I1Vzw4Rq
不思議に思うのですが、そんなに嫌なら読まなければいいと思うのです。
マスコミに露出して言いたい放題言っている人ではありませんよね。
政治的作風でもない。
でもアンチの人は相当読み込んで、かつ中傷している。
これは、「昔の作風は好きだったけど今は気にくわない」を
別にすれば、「なんとしても萩尾めを罵倒したい」と言う動機ではないかと思います。
その動機、モチベーションが不明です。
個人的につきあってみると、実に見上げた方です。
作家と言われる人種は、その九割ほどが人格、自我同一性に
平均よりもあきらかな「欠損」があって、それを埋めるために創作している
ようなところがあります。異論もございましょうが、私の長年の経験です。
そんな「欠損」のない人間なんて、成人か真性阿呆しかないのですけど、
作家と呼ばれる人種のなかでもきわめて欠損のすくないのが、萩尾先生であり司馬
さんであり、筒井さんなのだと思います。
355:花と名無しさん
01/11/29 21:03 xIq4ePMu
>354、
>「なんとしても萩尾めを罵倒したい」と言う動機ではないかと思います。
その動機、モチベーションが不明です。
不明な事はないだろう。少女漫画で一番評価高い作家だからね。
「こんなに面白くないのに何でよ!?」
と気に食わなく、納得しない人がいるんでしょう。
356:花と名無しさん
01/11/29 22:15 uG+gDnvd
相当読み込んで、かつ「中傷」してる人は私の読んだ限りでは
そんなにいないと思った。あのすごいタイトルのスレの1は読んでた
方なんじゃないの?
人が書き込んだものを拾い出して事実誤認の攻撃してる人とか、
単に信者の攻撃してる人とかが目立った。
私達が見ると全然攻撃になってないのに本人は攻撃してる
つもりの人もいた。
私は文庫のモザイク・ラセンに入ってる「きみは美しい瞳」が好き。
夢の話が出て、フロイトを思い出す。
357:sage進行中?
01/11/29 23:25 kjMK69nR
>354-356
うん。だからこそ逆にアンチはどうでもよくなってしまったんだが…(笑。
一応たまーに参加しつつロムってたけど、鏝半の方々とかも、うーん…。
事柄の全てに、起因と結末を追及しないと気が済まないロジックってのが
既に古いとさえ思う。スマソ。
あと人間、欠陥を指摘する方が、そこに価値を見出すよりも容易いのだと
ゼミのせんせいがゆってました(笑。
その所為か、他の作家さんのスレでも不愉快な書込みって結構ありますしねん。
「きみは美しい瞳」読みたい。でも「モザイク」が苦手だったんだ~。
358:花と名無しさん
01/11/30 01:47 obtG4E/E
今更不肖ごときが言葉を添えるまでもないな。
関係無いけど「インゲがかわいそうなの」で涙腺やられるのって
自分だけでしょーか・・・。
359:花と名無しさん
01/11/30 02:37 gzB6thJk
>作家と呼ばれる人種のなかでもきわめて欠損のすくないのが、萩尾先生であり司馬
>さんであり、筒井さんなのだと思います。
別にアンチじゃないけど人は見掛けによらないから1面だけじゃ判断できないよ。
でもアンチ明らかに漫画の批判じゃなくて私怨性の人いるよね。
「ユニコーンの夢」悲しい話だけど美しいので萩尾さんの初期の短編
では好きな方です。
360:花と名無しさん
01/11/30 03:17 i9ibHsNo
パンを踏んだ娘、私も泣いたよ。
どれほど身勝手で自業自得でも、気持ちをわかってくれる人が一人でもいると
凝り固まった糸がほぐれてすうっと素直になれたりするんだよな。
原作もだ望都さんの構成は絶妙だっただす……
モザイク・ラセンは、望都さんの作品の中ではあまり好きじゃないんだけど、
それでも何度も読んでしまうよ。
王がも少し掘り下げられていればよかったのになー(対象年齢を考えたらしょうがないか)
361:花と名無しさん
01/11/30 07:33 uk7ffJ/1
『白い鳥になった少女』ですよね、正式な題名は。
ずっと自分を思い続けてくれたお母さんが死んだ時も
泣かなかったインゲが、まったく関係のない子供が
自分を思って泣いてくれた時に素直になる、というのが、
お母さんの立場は……と思ったんだけど、実際そういう
もんなんだよねぇ。
>357
気持ちはわからなくもないけど、他のファンサイトでは
マンセーな分、2ちゃんでは忌憚なく辛口なことばっか
書き込んじゃうっていうのもあると思うよ。
>354
あのさ……。長々と他のスレッドに対する批判を書き込む
のも厨なことだと気がついてくださいよ。言いたいことが
あるならアンチのほうで言うべきことだと思うのだけど。
それか、それこそ、そんなに嫌なら読まなきゃいい、
でしょ?あなたの理屈だと。
362:花と名無しさん
01/11/30 09:22 LIwwTUqK
なんかどのレスも分かるなー。まあ各々思う事もあるでしょうが、
自分が納得できなくてもこの際呑み込もうぜ。
こういうのって傍から見ている方が理解しやすい構図だと思うし。
>361
そういえば母親の立場を慮った事がなかった…(ひでぇ
あの女の子が涙を流すくだりって、
すごい勢いでインゲにシンクロしてしまうんだよなー。
363:花と名無しさん
01/12/01 11:56 pt7YDEuQ
チャールズ皇太子を花でたたいたラトビアの(美)少女って、
赤毛っぽくて「海のアリア」のリリドに似てる!って、思ったのは私だけ?
364:花と名無しさん
01/12/01 12:01 eXueg8DS
もっと早く言ってくれれば良かったのに。
確かに、ラトビアあたりの雰囲気かも。
365:花と名無しさん
01/12/01 17:17 pt7YDEuQ
画像あげ
URLリンク(www.cnn.co.jp)
366:花と名無しさん
01/12/01 23:31 z2I3ty1K
>365
15年、長いよな…遠い目。
えーと、2じゃあまり良い評判聞かないんですが
数ヶ所抜け落ちていた「残神」やっときっちり読めました。ふー。
短かく言ってしまえば大変好き。特にモノローグ。
きついけど読めてよかった。一にポーで二に残神かもしれないな、私。
367:花と名無しさん
01/12/02 01:09 mu8s5twT
残神読了、お疲れさまです。
私も雑誌ではずっと読んでましたが、あまり評価は高くないんです。
でも、連載が終わったら一気読みする予定でいたのでまずコミックスの
買い揃えから始めます。まだ17しかもってなくて、あと3冊は友人から
もらえそう、というだけなので金もかかります。
サンドラの心理は読み返してもきちんと書かれてはいないのかもしれない。
ジェルミにとっては他人のグレッグの暴力より、自分がかばおうとしてた
母親の裏切りの方が何倍も重要な問題のはず。
368:花と名無しさん
01/12/02 01:43 MT11ykh4
身近な人間しかも最愛の存在でありながら、
虐待増長最大のキーパーソンであり得るという…。>サンドラ
描きこみの重量的には足りなかった、かな?まだよく分からないです。
とりあえず、この作品は一気読みが良さそうですね。
私はバレンタイン・ポピー・クレア・マージョリー達の話もかなり印象的でした。
サブキャラの存在が意外に濃いと思ったんですが。ウイリアムとか。
369:花と名無しさん
01/12/02 04:14 PY3r5u2z
「知っていた」サンドラ、のシーンにマジでガ━(゚Д゚;)━ン
実はその可能性を予測できなかった読者だった…。
ただ、サンドラとジェルミの関係性は作中途切れずに語られ続けていて、
こちら側で疑問に苦しみ続けるジェルミの心理を描くが故に
サンドラの心理は活写しないのかと思っていたです。
370:花と名無しさん
01/12/02 06:39 ZZVLoMBZ
前にバイト先に、きたよ。おばあちゃんだった。
371:花と名無しさん
01/12/03 01:40 GkTKyA58
おばあちゃんでもいいから一度拝みたい。
372:花と名無しさん
01/12/03 03:50 BOAgbjY3
「11人いる!」と続編を読んでみました。
おもしろかったー!!
何にも分析できずにすみません。とにかく面白かったです。
373:花と名無しさん
01/12/03 08:07 uk2x0y3J
ハリー・ポッターを萩尾さんの絵で読んでみたい~。
映画の予告編見る限り、萩尾ファンにはツボじゃない?
374:花と名無しさん
01/12/03 09:58 MylYbYvw
「11人」はストレートにおもろいですよね。>372
はりぽたは、でも映画が原作イメージの具象化に成功されたみたいで
めでたくも素敵だと思うです。ハーマイオニー様萌え…。
「残神」で気になり続けたサブキャラ、それはサベージ(笑。
立ち位置変えないまま適度な濃さをキープしてませんでしたかねぇ彼。
375:花と名無しさん
01/12/04 00:53 DST9it2G
>372
わたしも11人好き。特にフロルのノリが。
11人、スペースストリート、東の地平~の順で好き。
東の地平~はちょっとムードが違うのがダメだったんだけど
タダとフロルに注目して楽しく読んでました。
376:花と名無しさん
01/12/05 01:00 Liz98fWk
スペースストリート、私も好きです。
フロルみたいに男、女、両生体のどれかが生まれるのもおもしろい。
生まれたとき、両性体か否かはどうやって判断するんでしょう。
女だと思ってたら思春期以後男に変化したりするのかな。
377:花と名無しさん
01/12/06 00:54 1ooI20Mp
11人いる!は、きらいじゃないけど、面白さがよくわからなかった。
フロルが好きになれなかったせいかも。
感謝知らずの男を
読んで、レヴィに共感した。
378:花と名無しさん
01/12/06 01:41 sm9x5E2J
ああ、フロルが嫌いって友達もいたな、そういえば(私は好き)。
>377
レヴィは面白いキャラだよね。ちょっと特異なキャラ?なんだろうけど
あの感情の揺れ方は私も共感できた。バレエもので最初に読んだのが
「感謝知らずの男」で、そのままシリーズにはまったら
レギュラーキャラの話も良くて。「青い鳥」のアシュアとか。
379:花と名無しさん
01/12/06 17:45 SkwLmi2Q
フロルが好きじゃなかったら11人いる!自体好きになれないよね。
あの漫画の雰囲気を象徴するキャラだもん。
私はフロルもレヴィも好き。
レヴィは萩尾キャラの中では知名度低い方ですよね。
滑稽な面、大人の面、憂愁、がうまくバランスとれてて、
レヴィ萌え~っていう表現がぴったり。
380:花と名無しさん
01/12/06 21:50 4n5hYDdO
>347
>「残神」で気になり続けたサブキャラ、それはサベージ(笑。
>立ち位置変えないまま適度な濃さをキープしてませんでしたかねぇ彼。
ドウイ。でも適度な濃さ…と考えて、あのマッシュルームヘアの
印象が一番だと言うことに気づいてチョピーリウトゥ。
381:花と名無しさん
01/12/06 23:53 tYZs2Kcn
>380
ワロてしまった。そうかも(w。
サベージって、ジェルミと事故ったりあやしー集いにも参加してたり。
でもイアンとは絶妙なスタンスでずっと友人。ドライだ。
382:花と名無しさん
01/12/07 02:46 UXk91vTg
萩尾作品を最初に読んだのが「11人いる!」でした。
それまでは、目がキラキラのもろ少女漫画タッチの絵
(ベルばら・王家の紋章等)がすごく嫌いだったんだけど、
読んでみて一気にはまってしまった・・・。
だから「11人いる!」は、私の中でトップを争うくらい好きです。
絵柄的には、74~76年代の絵がすごく好きです。
ポーの一族あたり。
383:花と名無しさん
01/12/08 16:06
ポーの一族の絵、私も好き。でも同じポー・・でも、描かれた
年によってかなり画風違ってますね。エドガーやたら大人っぽく
なってたり。(ヴァンパネラは成長しないはずなのに)(^^)
目だけでなく眉とか口の表情、けっこういいなと思う。
384:花と名無しさん
01/12/08 18:36
エディスの頃のエドガーは、たしかに精神的には何百年も生きてるな、
と納得させる成熟度でした。
ポーの一族はきれいな絵がたくさんありますね。
385:花と名無しさん
01/12/08 21:45
これから漫画を読もうとおもうんですけど、何をはじめによんだらいいですか?
私はメッシュ(?)とかいうのがきになってるんですけど、どうですか?
386:花と名無しさん
01/12/09 01:39
気になってるのならばメッシュを読んでみては?
友人にはメッシュ好きの人間がいますが、私個人としては嫌いでも
ないかわりに熱く語るほど好きでもないです。
萩尾作品の全体的雰囲気をつかむには良いかもしれません。
387:
01/12/09 01:44
望都さんに限らないけれど
短編集もしくは月刊誌読み切りから
好きな作家さんのヲッチを始めるのが
スジというか失敗しませんよ。
「イグアナの娘」とか。
388:花と名無しさん
01/12/09 01:48
>383
私はアランの髪型が微妙に変わってた事の方が
気になりました。(藁
389:花と名無しさん
01/12/09 02:01
>385
萩尾ヲタですがメッシュ読んでまへん。いつか読もう…。
390:花と名無しさん
01/12/09 04:34
メッシュ好きです~。
辛さと優しさのバランスのいい作品だと思う。
春の骨とか凄く好き。
391:花と名無しさん
01/12/09 12:02
メッシュって最後の話で物凄いひどい目にあってばかりで終りじゃなかった?(w
か、かわいそう…
392:花と名無しさん
01/12/09 14:35
トーマの心臓の番外編。
もうちょっと大人になったユーリとエーリク、オスカーが再会。
エーリクとユーリの妹エリーザベトがこいに落ちるの。
393:花と名無しさん
01/12/09 17:01
というのがあったらいい、という話ですか?
394:花と名無しさん
01/12/09 23:21
>385
メッシュ未読っす。何かちょっと入っていけそにないムードでつい。
でも作品毎の印象がガラリと違っていたりするし
興味の赴くままにランダムに読まれるが宜しいかと…。
時期の異なる短編集や、あとはポー・トーマ・11人あたりとか如何でしょ。
395:花と名無しさん
01/12/10 01:50
なんかオスカーって早死にしそうなイメージが
あるなあ。
ユーリは長生きしそう。(藁
396:花と名無しさん
01/12/10 02:18
そしてエーリクは頃しても氏ななそうな…(泣藁
397:花と名無しさん
01/12/10 02:41
ユーリは長生き・・・しそうだ、確かに(藁
えーと自分>>200なんですが。再読したくてあらゆるツテから
『ぱ○』BNを当たってみたのだけど、どれも記憶と違ってて。
白地の表紙に、ピンクとブルーの2色位で作者の絵(?)がコピーされていた気が。
あれは、あの『○ふ』は一体何だったんだ再び・・・
398:花と名無しさん
01/12/10 08:57
「あぶない丘の家」読みました。
正直期待してなかったけど。面白かったです。
萩尾さんの漫画としてよりも物語としてとても楽しめました。
まとめて読むことが出来て幸せ~。
399:花と名無しさん
01/12/10 09:21
そぉかぁ。
「あぶない」あんまりピンとこなかったけど
独特のノリを掴んで軽く読むと違うんかな。
400:花と名無しさん
01/12/10 19:39
期待しないで読むといいのよ。
401:花と名無しさん
01/12/11 00:38
んーと、手元にあるぱふの萩尾特集号は・・・
カラー「宇宙叙事詩」
プロローグ「萩尾望都はなぜ訪問者を描いたか」橋本治
第一部「トーマの心臓」
第二部「ポーの一族」etc...となってますが。
1980年12月号ですね。たしか、この号は萩尾特集としては2度目だったような。
>397=>200さんの見たのは、最初のバージョンだったのかな?
402:花と名無しさん
01/12/11 01:19
ぱふ4、が最初でしょうか。
78年か79年。うちのどこかにある。
403:397
01/12/11 02:10
>401-402
どうもです。表紙はカラー絵なのでしょうか?自分の記憶だと上記の通り
(確か白無地にピンクとブルーのラインで絵のコピー)なんですよ。
79年に出た通算40号の橋本治「眠りの中へ・・・」掲載号も違うのです。
うーん謎でスマソ・・・
404:花と名無しさん
01/12/11 08:31
>388
アランはね、20世紀初頭あたりから七三分けになったの。それまでは真ん中
分けしてたけど。
「一週間」、結構好きだけど、時代設定はいつなのだろうか?最後にドーバーを越えるって、
セリフがあるから「小鳥の巣」の前、っていうけど、その割には女の子たちの
服がクラシックだ。長く生きとるから、ドーバーくらい何度か越えているだろうと思ふ
が。でもアランの髪型からして20世紀には入ってると思うが。
405:花と名無しさん
01/12/11 09:43
ドーバー越えは「小鳥の巣」直前くらいだと思ってた。
馬車はまだ地域物で有効なんかな。
406:花と名無しさん
01/12/11 10:39
「一週間」はエドガーのコートもクラッシックだねん…
てか、20世紀アランの髪型ってシチサンの分類だったのか(w
407:花と名無しさん
01/12/11 20:46
一週間、グレン・スミスの日記、リデル森の中、小鳥の巣、
ぐらいの順番だと思ってた。
408:花と名無しさん
01/12/11 21:00
>>407
全然違うよ~。
グレンスミスの時はメリーベル生きてなかったけ?
409:花と名無しさん
01/12/11 22:39
グレン・スミスと逢った時は生きてたけど、グレン・スミスの日記はその
子孫の話だから死んでた。第二次大戦の前後の話じゃなかった?
410:408
01/12/11 22:52
>>409
そうだった。
失礼しました。
確かグレン・スミスの孫、曾孫へと譲り受けられていって、て話でしたっけ?
手元に無いので確認できないが。
だったら最後は小鳥の巣に繋がってなかったでしたっけ?
411:花と名無しさん
01/12/11 22:58
最初と最後が小鳥の巣。
412:花と名無しさん
01/12/12 00:32
またメッシュ読んで大感動した。
コドモは、親がそうと望むなら、何にでもなろうとする...泣ける。
メッシュぐらいさらさらしたユーモアのあるコドモだとそれがまた
泣け度倍増。
画面も綺麗だし..
413:花と名無しさん
01/12/12 02:23
「ポー」は、初読時に自力で話順を考えて繋げてみる脳内作業が
結構楽しかったな。コミクスの4→5→1・2・3の順に読んだ
なんてゆー荒技だったんだけど。(基本設定の謎解きが4・5には
あまり無いので)
メッシュは…いつになったら読むのかなあ自分。読まず嫌いしてるかも。
414:花と名無しさん
01/12/12 02:30
ポーってコミックスと作品集は収録順が違うんだよね。
作品集のほうが時系列に沿ってたはず。
その後のハードカバー版と文庫版はどうなんだろう?
415:花と名無しさん
01/12/12 02:42
個人的には、小学館の豪華装丁版(東さん画のハードカバー)が
一番話の収録順に気を遣っている感じ?文庫版は…コミックスと
作品集を足して2で割ったクラスのランダムさ、かな。
416:花と名無しさん
01/12/12 17:20
11人いる!のビデオをかりてきて見た。エンディングでその後の
11人について1行ずつぐらい書いてあったんだけどしょぼいその後
なら書かないでほしかった。ヌ-の詩集が大ヒットってのがかなり萎えた。
417:花と名無しさん
01/12/12 21:59
へー、そんなのついてるんですか。
私はアニメをビデオ屋で借りたのに見るヒマがなくて
そのまま返した大バカです。まだ借りられるといいけど。
418:花と名無しさん
01/12/13 00:53
むかーし観たよ。>11人劇場版ビデオ
私、萩尾原作へのオマージュ作品ってどれも好きだったりする。
イグアナなんかはドラマの方が好きだったわ。
419:花と名無しさん
01/12/13 00:55
>416
フォースのところがボカしてあったよーな記憶がうっすらと。
420:花と名無しさん
01/12/13 01:09
やはり野田秀樹の半神は美しかった..>萩尾オマージュ作品
萩尾の言葉の美しさを基礎にして、野田の言葉遊びが冴え渡っていたなあ。
まあ、萩尾作品とは全く別物なんだけど、(発想ベースにして切れ切れに
色んな作品からモノローグ引用してる程度)これだけ美しいのはやはり萩尾
の巧緻な世界観あってだなあ、と思った。