01/10/30 20:50 F/sGDn1q
萩尾望都さんの作品群について、ファンもアンチも普通の読者も
忌憚の無い意見・感想をどうぞ。
過去ログ・関連スレは>>2へ
2:花と名無しさん
01/10/30 20:51 F/sGDn1q
【過去ログはこちら】
(1)URLリンク(salad.2ch.net)
(2)URLリンク(salad.2ch.net)
(3)URLリンク(choco.2ch.net)
現在稼動中のもう一つの萩尾スレ
【萩尾アンチ専用スレッド】
スレリンク(gcomic板)
3:(゚∀゚)アーヒャヒャヒャ
01/10/30 21:29 JqbXqHAv
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4:花と名無しさん
01/10/30 21:38 i6EBBiSx
>3
悪いけどそのハートマークは
Winの人は文字化けして何だか分からないと思うんだけど…
5:花と名無しさん
01/10/30 21:44 8Nf7H+qW
1さん、ありがとうございました。
正常に戻って(?)嬉しいです。
2ちゃんて、難民板というのもあるんですね。
いざとなれば、難民でも流浪の民でも良いけど。
6:花と名無しさん
01/10/30 21:45 2nZKJsnf
>>4
Macでもブラウザによってはダメ。
Winでもブラウザがsymbolフォントのハートマークを引っ張ってくれば大丈夫。
7:花と名無しさん
01/10/30 21:49 tfUTf9Nl
>>1さん、お疲れ様でした。
四文字にニヤリ。
8:花と名無しさん
01/10/30 23:35 S96IuGdE
>1どの
異なる常住板を持つ者なのですが、
何処においてもかつて遭遇した事のない類のスレ建立問題に
思わず静観しておりましたわ。ご苦労様です。
「忌憚無く」ってナイスなスタンスですな。
9:花と名無しさん
01/10/30 23:48 kIuECc67
ここはやはりsageなんですか?
例のスレでいろんな批判意見ありましたけど、
私はクリスチャンから見て萩尾望都のキリスト教に
対する理解というのは当を得てるのか否か知りたかった。
百億千億の中でのナザレのイエスの描き方が嫌、という
クリスチャンの方はいましたけど、他に特に意見はないのかな。
宮澤賢治の作品を英訳した人が後書きか何かで、「銀河鉄道の夜」
よりも「風の又三郎」が好きだ、なぜならキリスト教国で育った
自分から見ると賢治のキリスト教に対する考え方は甘い、というような
こと書いてたので、萩尾望都についても何か意見があるクリスチャンの人が
いないかと思ってます。
10:花と名無しさん
01/10/31 00:47 tbUti4xq
ageますか?(なかなか入れなくてビビリー)
>9
大学ミッションなのでキリスト教学礼拝その他諸々ありますが
イコール信仰、ではないしなあ…。
notクリスチャン的にはナザレのイエスは逆に面白かったけど
確かにクリスチャンの方から見たらどうなんでしょうね。
(生まれながらにして)神による第三の視点という世界観を持つ(?)
欧米人の感覚というのが既に謎なんで、そういう意味でも知りたい所。
11:花と名無しさん
01/10/31 01:18 xlY3Fs/n
たしかに社会全体が違いますからね。欧米とは。
個人的には一神教の考え方にはどうもついて行けません。
「宗教が世界を支配する前にたたきつぶすべきだった」
というサイフリートの考えに賛成。
トーマの中でユーリがずっと考えてたユダとキリストの
関係はキリスト教国のキリスト者が見た場合新鮮なのだろうか?
陳腐なのか?
12:花と名無しさん
01/10/31 01:40 tZ3OOf+P
「残酷な神が支配する」というフレーズが、そのまんま
ユダヤ/キリスト/イスラム教の世界観そのものに思える。余談。
13:花と名無しさん
01/10/31 02:22 xtWaFs61
>12
それは日本人視点から、という事でしょうか?
「残酷な神」と思ったら信仰できないだろうし。
14:花と名無しさん
01/10/31 02:53 KPrCOCGZ
>1
遅レスですが、お疲れ様でした。
どうもありがとう!
基本的にキマリは守りたい人間なのですが(駅の右側通行だの左側通行だのに至るまで)
某スレのちうぼうぶりにはほとほと呆れ果てていたので正直ほっとしました。
萩尾さんの作品については、初期のものはそこそこ好きでしたがハマるほどではなく、
諸事情によりしばらく漫画そのものから離れておりました。
再度ハメてくれたのは「A-A'」だったなぁ・・・。
「半神」などは震えが来るほど感動したものです。
「マージナル」は、最初はさほど面白いとは思えず流し読んでいたのですが、
3巻後半辺りからなんだかかじりつくように読んでしまったことを思い出します。
一番好きな作品は、とか聞かれたらすごく迷うな。
ポーもトーマも百億千憶その他の原作ものも好きだし、
銀の三角もメッシュも好きなんだけど、天使の擬態は苦手だったし、
感謝知らずの男、なんかもあんまり好きじゃない。
多様な作品を平均以上のレベルで描きつづけてこられた、稀有な作家さんだと思いますけどね。
ともあれ、次の作品も楽しみ。
同時代に生きていてよかったぁ。感謝っ
15:花と名無しさん
01/10/31 03:01 6DNNsBsG
日本の神様ははっぴゃくまんもおられるんだよね。
考えようによっては、誰でも神になりうるわけで、日本的な発想かも
(ユダヤ/キリスト/イスラムにおいては神は絶対にして唯一)
16:花と名無しさん
01/10/31 05:36 9r/+5la4
半神を大傑作だという人が多いが、私はあまりそう思わない。
本人もどこかのインタヴューであれはもうちょっと話を練って
長編にするべきだったと言ってたし、私も同感。
短くて寓話的、つまり読者の側が想像で補う部分が(物語と
しては)多くなってしまう作品なんだけど、せっかく着想が
面白かったんだから萩尾のストーリーテリングの手腕でもう
ちょっと物語を見せて欲しかったと思ってしまう。
>>9
私はクリスチャンではないが、中高大学とずっと神学教育を
受けてきて言える事は、萩尾の理解はキリスト教的過ぎて
イヤだな、と(藁。贖罪というのが萩尾作品には繰り返し
出てくるですが、イエスの贖罪に対する理解、というか
同調の仕方はまぁかなり西洋に被れてるというか(前
アンチスレの1にそこは大きく肯いたところなんだけど。
そんなわけで萩尾の世界観ってかなり観念的なプロテスタンティズム
そのもの、って感じがしますね。
ナザレのイエスはねー、SFだし原作つきだしねー、別にいんだけど
まぁちょっとイエス様が卑小にすぎるのは抵抗あるのも解る。
17:花と名無しさん
01/10/31 09:10 h1HUwmSW
確かに萩尾さんの描かれるキリスト教は、作中の扱い
そのものが大変「キリスト教」的ですな、そういえば。
あちらが舞台のドラマだから当然といえば当然なのかな。
あと「残酷な」「神」というある種の矛盾については、
特に大戦時下において先人(この場合哲学者や宗教家)の
苦しむ処だったというのを哲学の授業でやったような…。
人間ドラマ作品好き派のSF苦手人間な為か、百億~自体を
解するセンスがなく残念ッス…。
18:花と名無しさん
01/10/31 09:29 WGezAvHz
萩尾ファンではなく、さりとてアンチでもない一般人です。
萩尾さんの漫画は気に入ったものだけ持ってます。
前スレでアンチスレに乗り込むぞ発言をしたのは私だが、
(乗り込もうとは表現していないのだが、今度のアンチスレではそうなってる)
「信者」になってるのに驚いた。何故そんな見方しか出来ない?
人の話に耳を傾けることが、どうして出来ないんだ?
信者のこと非難してるけど、一緒じゃないの。
って、あちらに書き込めばいいんだけど、上の理由で書き込みたくない。
人の話聞けない人に何言っても、信者の発言てことににされてしまうだろうし。
多分、アンチ限定のスレ住人も気になってこっちのスレを
時々見に来てると思うんで。
話の流れを切ったうえ、愚痴なんでsage。
19:花と名無しさん
01/10/31 09:59 h1HUwmSW
まあまあ、粗茶ですが…。且~>18
そうし合おうとする者同士の間でも成立しにくいのが
相互理解というヤツかもしれないですわ…。
そういえば萩尾さんは、エッグスタンド等の
「神無き世界」の作品もしっかり描かれてますよね。
20:花と名無しさん
01/10/31 10:11 6qB/Ei7Z
age
21:ただのファン
01/10/31 11:07 ZbRNEKzr
>>18
応援していたのにな・・私はやる勇気はありませんが、
すごく正しいと思ったし、書き込んで欲しかった。
住み分け終わったし、もう関係ないかもしれないが。
でも正直、このスレの1のメール欄「喧嘩上等」はいただけない。
結構気づくもんだよメール欄。
>ファンもアンチも普通の読者も
>忌憚の無い意見・感想をどうぞ。
これからこういうスタンスでやっていこうというのに・・
アンチではない私から見ても不快です。
所詮信者の立てたスレ。と割り切ってもう萩尾関連のスレに
来るのはやめます。
22:通りすがり
01/10/31 11:34 UxK0RH3x
>21
喧嘩上等に反対するなら、マターリ行こうよ、でしょ。
アンチの「アンチ以外来るな」=異論は排除、より
「来たら受けて立つ」の姿勢はかなりまともじゃん。
>18に同意しながら、「所詮信者」とくくって異論排除してるのは
自分だって事に気付かないかな?(w
23:花と名無しさん
01/10/31 11:55 h1HUwmSW
>21
色んな人が居てこそだし、何よりスレの体質は住民や成り行きで
決まっていくものだし。頑なになるのは無意味ですぞ、多分。
宗教って、萩尾さんにとっては素材の一つ以上でも以下でも
ないんじゃないかな。あくまで私見ですが。
そういうクールな作家性みたいな所が好きなんですけど
鼻につく人もいるかもしれないですね。
24:花と名無しさん
01/10/31 14:16 +5fO4AcC
登場人物がみんなアグレッシヴだしね。
マターリしてないキャラばかり。
なものでフツーの恋する乙女な漫画にならない。
25:花と名無しさん
01/10/31 15:06 qzQAEyGi
age
26:花と名無しさん
01/10/31 15:58 qzQAEyGi
a
27:花と名無しさん
01/10/31 17:10 Qe+QtfK4
中性は、生まれながらの拘束である性別からの解放であろう。
女性性を受け入れる前の少女特有の幻想…。
そこが少女漫画たらしめている。幻想なぞ隠された方が嫌味だしね。
フツーの恋する乙女は、コアに漫画を読まないので狙いとしても良いと思う。
28:18
01/10/31 18:03 x5nfAhPJ
18です。応援してくれていた人が居たなんて素直に嬉しいわ。
でも、アンチスレしか(しかよ、しか)出来なかった場合にって事だったので。
こうして良スレが出来た以上、あちらに書き込んで、
あちらのスレを伸ばす事も無かろうと思うので。
出遅れた分、数がまだ追いついてないが、皆さんのこれからの書き込みで
伸ばして参りましょう。
ついでに言うと自称信者でもアンチでも構わないんですが、
褒めるにしても貶すにしても、具体的な分析とか客観的な意見が聞きたいです。
萩尾さんだから・・・で済まされては返事にも困る。
29:花と名無しさん
01/10/31 19:36 fVoVnyrD
agegeeeege
30:花と名無しさん
01/10/31 20:20 fEoeRUJo
>アンチの「アンチ以外来るな」=異論は排除、より
>「来たら受けて立つ」の姿勢はかなりまともじゃん。
傍から見たらどっちもどっちだろ。
萩尾3スレ非常に目障り。せめてsageてやってくれ。
31:花と名無しさん
01/10/31 20:42 sWWo7M3t
目障りならsageても別にかまいませんよ?
でもどうして目障りなのか理由がわからないな。
>アンチの「アンチ以外来るな」=異論は排除、より
>「来たら受けて立つ」の姿勢はかなりまともじゃん。
賛成。(本当は引用嫌いです。すみません)
長年ファンをやってますけど、未読や内容を忘れたのが
けっこうあって、なかなか信者の域に達しません。
どこかで、萩尾望都は女が描けてないというようなこと
言ってましたね。
私もずっとそう思ってて萩尾望都の女キャラには期待しない
ことにしてるから、ちょっと共感する個所があると感動。
「ローマへの道」のラファエラはけっこう好きだった。
殴られて殴り返したし、「じゃあ、あなたも寝たら?」とか。
私も実は半神読んだ時、頭で書いた作品のような気がして
感動できなかった。
32:花と名無しさん
01/10/31 21:52 woTAUueH
半神は割りと好きだなぁ。良く16ページの中にあれだけの内容のものが
入ったなぁと感心する。シャムの双生児が主人公ってアイデアにも。
そしてシャムの双生児に対する周囲の対応がふつーなのも
シュールで、どっちかって言うとSF読んでる様だった。
女が描けてないってのは、そうだったのかって感じ。気が付かなかった。
ナディアは好きだったんだよ。
33:花と名無しさん
01/10/31 22:19 Mq0BOpY+
70年代の少女マンガは密度が濃かったですね。
「バナナブレッドのプディング」なんて、今なら
同じ内容で20巻行けるんじゃないかと思って。
萩尾さんは構成力のある人だから構想を練る時間が
十分あれば、「残酷な~」を今と同じ長さで書いても
ダラダラ感の少ないものになったのではないかとも思う。
しばらく休んで充電して欲しい。これは悪意で言っている
のではありません。
34:花と名無しさん
01/10/31 22:36 woTAUueH
充電して良い物を読ませてもらえるなら賛成です。
萩尾さんの構成力があるってのにも同意。
他の漫画家さんが長期連載になった時、キャラに引っ張られて
話が別の方向へ行ったりするけど、萩尾さんにはそんな事無くて
安心して読めるってとこはある。
ただ、かっちりし過ぎてハラハラしながら読むって事は無いな。
長所の反対は短所って言うから仕方ないのでしょうが。
35:花と名無しさん
01/10/31 23:59 xnyT1yfy
>34
長年あたためた構想のものでも、作品の表出段階はかなりクールですよね。
今、萩尾さんの描く女性キャラについて思いを巡らし中…。
名前を失念してるけど、バレエ漫画で
昔の恋人兼パートナーを神格化する程愛していて
別れた後も忘れられず今の彼と比較する…みたいなヒロイン。
あと古典ならモードリン…とか。
36:花と名無しさん
01/11/01 00:26 PsjQaU5n
「海のアリア」の日菜ははじめ読んだ時は嫌いだったけど
二回目に読んだ時は好感を持った。
「死にたい」「死ねば」ニッコリ、のシーンが萩尾望都
らしくて好きだ。
でもこの作品は三つのパートを同じ長さにして全部で
3冊におさめることが優先してて、ジュリみたいに生かせ
なかったキャラとか、地球防衛軍みたいなどうでもいい
話があるから駄作と言う人がいても驚かない。
大抵は、感性豊かに描いてるけど最後は話まとめてますよね?
残神も最後の1、2回できれいにまとめてた。納得いったわけじゃ
ないけど。
37:花と名無しさん
01/11/01 00:42 FyjjrFIA
ラストのまとめ方はどの作品も非常に如才無いというか、
逆に色々削ぎ落とし過ぎというか(笑)。
余計なものを徹底して引き摺らない〆方だなーと。
後は作品の発表形態とか表現手法とか、過去作品を見ても
常に色々挑戦してる感じ。
話ズレますが、どんな作品にも必ずある独特にテンポの良い
支離滅裂?な言い回し、あれ好きだ。
38:花と名無しさん
01/11/01 00:56 1PJzCu02
たとえば?
39:花と名無しさん
01/11/01 00:56 D7I+a1LT
「海のアリア」、癒し系のお話なので、寝る前に読んでます。
安眠できるYO!(夢でアデルが活躍してたり)
40:花と名無しさん
01/11/01 00:57 D7I+a1LT
39 ごめん。アデルー>アベル
41:花と名無しさん
01/11/01 02:25 KAVqt8Ys
ああ、普通のスレが出来てほっとしました(笑)
昔は信者といってもいい位のファンでしたが、
90年代辺りからは「う~~ん」という作品もあり。
「残神」は、もうちょっとサスペンスものとして
まとめてくれたら、好きになれたかも。
あそこまで身を削るようにして描く漫画家さんは
最近貴重だとは思いますが。
何はともあれ、まだまだいい作品を期待したいです。
42:花と名無しさん
01/11/01 03:07 Z7EDEOnH
>34
ただ、かっちりし過ぎてハラハラしながら読むって事は無いな。
半分同意。
初期の方のは、かっちりしてるけど、
結構理屈やリアリズムを飛び越したような情熱があって、
ハラハラドキドキしてしまう気がする。
リアル厨房の頃トーマに目が回るほど感動したのが原体験なもので
自分だけかも知れないけど(笑)。
でもやっぱ、残酷な神なんかは凄く上手いし良くできてるとは思うけど、
ちょっと上手く出来過ぎてるというか、
臨床心理学の本のような気がしてきてしまって、
なんだか感情移入できないですなぁ…。
43:花と名無しさん
01/11/01 06:24 N31XRsNa
>>42
>臨床心理学の本のような気がしてきてしまって、
>なんだか感情移入できないですなぁ…。
激同意。ガイシュツな意見ですが、頭で描いている感じがするんです。
ポーとかもっと情熱がほとばしってた頃の方が読んでいて心が動く。
もともと萩尾って独特(すぎる)な世界観が突出している人だから
現実的な話よりももっと妄想及びインナーワールドを丸出しに
してくれた方が面白いと思うんだよな……
44:花と名無しさん
01/11/01 09:34 cTkbdDPY
作家は処女作に向かって成熟する…とゆー法則が。
それがデビュー作でも出世作でも、ずっと同じ所にはいられないからかな。
リア厨時代に叔母から借りたポーが原体験で、多分今後も一番好きな作品。
新構想もいいけど、萩尾さんが長年胸に温めてた類の作品が次回作だと嬉しいな。
45:花と名無しさん
01/11/01 09:37 VINefVqe
age---
46:花と名無しさん
01/11/01 13:26 evuSS4Rk
萩尾先生が描いた女性で共感できたキャラはいません(笑)
恋愛物はありますが、恋愛における女性の細やかな心情を描いた
漫画は一つもなかったような気がします。もともとインタビューでも
自分の描く女性は淡白になると言ってたし、大島先生の漫画は
凄く繊細で女性的な感性を感じるんですが…。
47:花と名無しさん
01/11/01 14:02 cTkbdDPY
「共感」て感じではないですね。>女性キャラ
イメージとして美しくて萌え~なキャラはいるかな。
この話題になると、宮迫○鶴による少女論@萩尾望都を
いつも思い出すですわ。
48:花と名無しさん
01/11/01 14:40 666Y447v
共感ではなく、自分と違う弾けた又は憧れのキャラとして
魅力的な女性は沢山いる。特に初期作品の少女って、自分の意志を持って
運命を切り開くキャラは、当時の少女漫画界では斬新だったはず。
(「セーラヒルの聖夜」「ケーキケーキ」「ジェニファーの恋のお相手は」)
でもこれだけ沢山の女性キャラが世に出まわった現代では、そんな経緯も
過去のお話ということになるのでしょうね。「小夜の縫うゆかた」の小夜や
「三月ウサギが集団で」の乃々、「毛糸玉にじゃれないで」の女の子なんかは
等身大キャラにも思えるんですが、古すぎますかね・・・
49:花と名無しさん
01/11/01 14:55 cTkbdDPY
小夜なんかはホントにその辺りにいそう。
普通だけど何かいじらしくて愛しく思えます(笑)。
50:花と名無しさん
01/11/01 18:41 Z1Vw5aSn
>47
女性キャラに限らず萩尾さんにはキャラ萌えしないんですよね、私は。
好きなキャラは居るんですけど。イアンとかメイヤードとか。
他にも好きな漫画があって他スレにも書き込んだりしてるけど
他のとこのように○○好きー!!とか、××君てかっわゆい!!
みたいに騒ぎたくなるような好きじゃないんだよね。
この時の彼はこんな状態だったからこんな事を言ったんだとか
つい分析をしたくなる好きなんだよなぁ。
分析したくなるってのは自分に置き換えて考えてるって事だから
共感しているって言う事になるのかな?
自分で言ってて何が言いたいんだか分らなくなってきた。
スミマセンです。
51:花と名無しさん
01/11/01 19:19 5xbW/nu+
キャラ萌えとかないなあと私も思う。どうも萩尾望都自体がなるべくキャラ萌え
を招かぬよう招かぬようキャラを作っている気がしてしょうがない。
でも初期作品に出てくる女の子達は可愛い。「この娘うります!」とか。
あとメッシュかな。キャラそのものもさりながら「あなたが
そうと望むなら 鳥にも花にも魚にも(だっけ) この姿を変えたのに
例えば千の死体にも」にやられた。ああせつない。でもやっぱりキャラ萌
えでは無くセリフ萌え。
52:50
01/11/01 19:51 Z1Vw5aSn
>51
そういえば私もキャラ萌えじゃなくてセリフ萌え。
メイヤードの「私を見たんだな」でメイヤードが好きに。
セリフ一言で好きになったのさ。
普通なら「私の体を見たんだな」って言うところなんだけど、
「私を」ってすることで、自分の隠していた全てのことを
見られてしまった、悔しいっていう内面の気持ちまで伝わる。
普通なら(また使ってしまった)そんな気持ちを
表現するのに、長々とその人物が述べるところだと思う。
あの短いセリフで全てを語りつくすセンスは凄い。
あのセリフを初めて読んだ時は「こいつ上手いな」って思った。
「こいつ」発言ゴメン。ファンには失礼だったかも。
でもその時はそう思ったの。・・・逝ってきます。
53:花と名無しさん
01/11/01 21:53 tmVAM84P
キャラ萌えはやはり「ポーの一族」のエドガー。
最終回の倒れてるエドガーが好き。余韻のある終わり方でした。
(エドガーって逆光で現れたりするところも好きだったなー。)
54:花と名無しさん
01/11/01 22:21 cyHCUQ/G
「ポー」「トーマ」に関してはキャラ萌えしてるファンがたくさんいますよね。
(実は私も少々たしなんでおりますが。なにをだ)
そういう人が一時期目立ったから、萩尾さんとしてはキャラ萌えを
排除するような方向に進みたくなったのかな、などとちょっと考えてみました。
55:花と名無しさん
01/11/01 22:39 SLMzHFW/
ポーとかトーマとか好きな人多いようだけど
私は絵柄が駄目で読めない。最初に読んだのがA-A”だったんだけど
その時は「絵うまいなー。」って思った。
残酷~の絵柄も好き。硬質な絵が話にあってると思う。
たぶん残酷~で萩尾さんの漫画を読むようになったからだと思う。
読むきっかけになった時の絵の方が良く思えるのも人情か?
56:花と名無しさん
01/11/01 22:41 Fd0H7tHQ
キャラクター投票でオスカーが1位になったりね。
トーマを何度も読み返してて登場シーンが少ない人物、
わき役も性格づけがきちんとされてるのに感心する。
エーリクをびしっと叱る弁護士とか。
レドヴィは一見地味だけど、話の進展上は重要な位置
にいて、あらすじを書くときにヘルベルトは省けても
レドヴィは省けない。おどおどした子、と思ってたのに
「・・・いるウソつきよりよっぽどましです」と言う。
あれは衝撃だった。
57:花と名無しさん
01/11/01 23:17 AYUQOI9G
おお。私もあの弁護士さん好きだ。
そしてアンテも。なんか憎めないのよ。
でもたしかに感情移入したキャラっていない・・・。
「なってみたい自分」の夢を託せる女性キャラは結構いたけど。
フロル(?)とか星とか。
58:花と名無しさん
01/11/01 23:38 FyjjrFIA
キャラ萌え…エドガーだな(笑)。
萩尾さん作品に限らずさくさくとキャラ萌えしながら読むタイプなので…。
>56
トーマは特に人物形象の説明が上手いなと。
ユーリの母と祖母の短い会話だけで一つの家族の背景が見えてくる、
帰宅時のシーンが妙に好き。
59:花と名無しさん
01/11/02 00:39 ITFsudh4
突然思い出したけど、「花嫁を拾った男」
軽めの短編の中でもノリが良くて好きな話。
オスカーとキャンディの二人が可愛かった。
萌えとまでいくかどうかだけど
何故かマージョリーが好きだった・・・。
話の腰折ってスマソ
60:花と名無しさん
01/11/02 01:14 689mfmqB
「花嫁を拾った男」未読です。
オスカーはきれいですね。トーマはユーリの心の救済がテーマ
だからユーリを中心に呼んでますが、造形としてはオスカーが
一番でしょう。
トーマの方が話は好きなんですが、ポーはきれいな絵がいっぱいありますね。
61:花と名無しさん
01/11/02 01:45 UPHgwOPE
オスカー以来、タレ目女顔キャラが出てくると気になる体質に…(w
「花嫁」のオスカーとは別のキャラクターだけど、「トーマ」の彼にも
こんなハピーな未来があればーなどと「花嫁」初読時に思ったような
ポーの絵の軌跡(5年分)を見る限りでは、どれも好きだったりします
62:花と名無しさん
01/11/02 02:04 5EGQuoT+
私はリアルタイムで熱中した読者ではないので、キャラ萌えだとアニメキャラぽい
のになるかなぁ。阿修羅王ちゃんとヨダカがかわいくて好き。
「マージナル」のメイヤードはめちゃめちゃ良いキャラだと思うけど、(あの漫画
のクライマックスは彼のシーンだと思う。キラは影が薄いかな~)萌えって感じ
ではなかったです。
63:61
01/11/02 02:16 UPHgwOPE
私もリアルタイム萌えではないので、そういう読者さんが羨ましい
(ポーやトーマ連載時には生まれてすらいない…)
ヨダカは謎だわ綺麗だわで印象的でした。名前もいいな…(笑)
64:花と名無しさん
01/11/02 14:39 txkr6G6g
なんで本家スレがsageてるのでしょう?
過激アンチが自分達のスレからやってくることもないと思うけど…。
自分はトーマの頃の絵が好きです。
いかにも軽そうな体つきの感じとか整った横顔の線とか。
絵が写実っぽくなるにつれて、デッサンの粗も目立ってきたような気がする。
そういうものなのかな?
65:花と名無しさん
01/11/02 16:12 h6VoaS2Y
トーマの絵は今見ても繊細だなあと思う。
こまごまとした調度品の描かれ方とかも好き。
66:花と名無しさん
01/11/02 19:12 AzSzMzHw
>62
マージナル、キラが主人公だと思って読んでたのに
狂言回しでしかなかった。
あの漫画の主人公はやっぱりメイヤードだと思う。
ラストになって気付いた。
>64
私もそう思います。
そしてアンチも歓迎。(過激派とか原理主義者は嫌だけど)
では、ageま~~~す!!
67:花と名無しさん
01/11/02 20:15 7K57fqT9
原作付きの「温室」、「マリーン」大好き。
68:花と名無しさん
01/11/02 23:44 o4cqDRTb
次作はどんな感じになるのでしょうね。
ポーあたりが一番好きだけど、近年の作品も興味深く読んでます。
個人的には苦手だけど、SFは持ち味を生かせる分野
なんだろうとも思うし…。
69:花と名無しさん
01/11/03 00:01 IFQjk66q
「二十歳の頃」読んでると、ご本人はとってもSF描きたいん
ですよね。でも本当に持ち味を生かせる分野なのかは個人的には
確信を持って言えません。
だから次作はSFを、という意見を目にすることは多いですが
無条件で賛成はできないです。
宇宙ものでも惑星ソラリスのような人間の心理に踏み込んでいく
話ならおもしろいかな。
70:花と名無しさん
01/11/03 00:09 YgE+sQtQ
できればSFではない作品を読みたいと思いますが、
ベースが人間ドラマであれば舞台設定は何でも嬉しい気がする。
何となく昔の小品をあさってみたら「妖精の子守り」が
とても可愛くて綺麗で微笑ましかったなー。
少年少女モノ(?)の中で特に好きな話かも。
71:花と名無しさん
01/11/03 00:13 odNv3+kY
虚構世界の構築・心理描写が特質(緻密すぎて疲れる時も)。
どちらも根本的に同じ出発点の持ち味の様な気がしますが。
次作は、明るく軽い中編が読みたいです。
サスペンスよりミステリーな感じの。初期っぽいので頼むよー。
72:花と名無しさん
01/11/03 01:23 YgE+sQtQ
>明るく軽い中編
しかもミステリー、いいっすね。
私はディテールに拘らず、点在する淡白なギャグ(?)というか、
ちょっとズレた可笑しみを感る会話を読み流したいかも。
底抜けに明るいとか、ノリが妙でもキャラはいたって真面目とか。
モブのたたみかける様なセリフ回し等が昔から好きなんで。
73:花と名無しさん
01/11/03 01:53 bIMiSuWo
「メッシュ」大好きだった。リアルタイムじゃなかったので、古本屋を回りまくりました。
その後色々集めたけど、初期作品の方がキャラ萌えしやすいよね。
後半ほど、ストーリー性が高くなっていくように思う。
「訪問者」はキャラ&ストーリーの合間かも(萌えるようなキャラ少ないし)。
どうしようもなく泣けた。主役2人のお互いの愛のどうしようもなさに。
74:花と名無しさん
01/11/03 02:48 IFQjk66q
具体的なタイトルあげてもらうと書き易い。
泣ける漫画、と言われると真っ先に「訪問者」を思い出します。
あれだけ読んでも泣けるだろうけど、トーマのときのオスカーを
知ってると余計泣ける。当時はまだユーリが影のない良い委員長
だったんですよね。
75:訪問者
01/11/03 03:49 UbGq8b/1
グスターフ・ヘレーネ・オスカーの在り方というのが、三人三様に
切なかったなー。子供があそこまで捨てられたくない思いに
胸を痛めてる姿とか、「聞きたくなかったお前の口から」とか。
ラスト、オスカーに対するユーリの接し方が地味だけど確かに優しくて
誠実な感じ。そりゃ好きになります(笑)。
76:花と名無しさん
01/11/03 14:19 aNA2lU60
今になって読むとグスターフもオスカーに会いたくなること
あるだろうと思えてまた泣ける。
77:花と名無しさん
01/11/03 18:54 XGu169de
>76
それ分かる。
グスターフはあの後やっぱりたった独りで生きていった
(後に死んだ?)のかと思うとたまらない。
78:花と名無しさん
01/11/03 19:50 bKo6MqIx
ヘレーネはさすがにオスカーのおっかさんだけあって
美人でしたね~。
知的で気が強そうで美しいユーリのお母さん、
奔放で愛情豊かなマリエ、みんなこの母にしてこの子あり、
の母達。
エーリクのお父さんだけ出なかったけど、トーマのお母さんに
似た栗色の髪の中年男を想像しておけばいいのかな。
79:花と名無しさん
01/11/03 20:20 DHc7JZ7L
お。実は「トーマ」はお母様方にも萌え~でした(笑)
80:花と名無しさん
01/11/03 20:58 38nLCXQO
新作がSFならロボットが出るもの希望。
81:花と名無しさん
01/11/03 23:25 8gBbJdm2
トーマ、久々に読んだらすごく面白かった。
ポットを割ったエーリクに弁護士かなにかの
おじさんが説教たれるところが好き。
昔はそんなに気にしてなかったシーンなのにな。
82:花と名無しさん
01/11/04 00:15 szgkrf8x
私も10何年ぶりかくらいの勢いで読みなおした。>トーマ
描きこまれ方がえらい緻密だった。エーリクに説教する弁護士さんもいいし
(あの割られるポットもいい感じだ・・笑)ブッシュ先生も素敵。
とってもしあわせモトちゃんまで読み返してしまってプチ萩尾ブーム・・。
83:花と名無しさん
01/11/04 02:07 fSsR/5vU
最近読み始めました。
面白い作品多くて嬉しいです。
女性キャラは「フラワーフェスティバル」のミドリちゃんとか、
女子大生が天使になりたがっている話(すんませんタイトル忘れました。)
の次子ちゃんが好き。(萌えはしないけど・・。)
あと、キャラじゃないけど、「イグアナの娘」「半神」等の女同士の物語もよかった。
84:花と名無しさん
01/11/04 03:14 zxBAF396
「イグアナの娘」は私も好きです。
当時の萩尾さんの作品に満足できなかったんで、
これ読んだ時久々のヒットだと思いました。
85:花と名無しさん
01/11/04 03:20 TkssBpwo
萩尾さんはポーの一族が最高ですね。
86:花と名無しさん
01/11/04 11:15 U8oZYR2C
エドガーの眼差しに参ってました。
眼差しだけで語ってるコマ多かったですよね。
脅し、たしなめ、からかい、謎をかけ、案じる…
87:花と名無しさん
01/11/04 13:39 Ew61+5EZ
70年代に書いたものが最高というのは辛い話ですね。
まあ、私も内容としてはトーマが最高なんだけど。
初期の頃のレベルが高いのは萩尾さんが「天才」で、
はじめの方にピークが来た、ということかな。
年齢は上でも山岸さんや大島さんは絵も後になって
だんだん上達して名作が書けるようになった気がする。
88:花と名無しさん
01/11/04 13:40 Pd7tz/wC
豪華版コメントで氷室冴子さんも書いてたけど
ポーには本当に、声もなく語られて静かに圧倒されたという感じ。
作者の思い入れも大変あったでしょうに、決して饒舌にはならない
ところが好きでした。
個人的にですが、ポーがなかったら萩尾さんの作品をどこまで
愛読できたのかわからないかも。
89:花と名無しさん
01/11/04 14:21 Vjp/mRlv
高く評価されてもそこにとどまらず、いろんなものに挑戦するあのフットワークの軽さは
すごいと思う。けどやはり初期の印象強すぎて・・・。
好きだった分、今じゃなんだか遠いなあと感じる作家だ。
90:転送⊂(゚Д゚⊂⌒`つ ≡≡ ≡
01/11/04 15:28 SK7ennpg
141名前:花と名無しさん 投稿日:01/11/04 03:23 ID:TkssBpwo
>>139
わたしは萩尾さんの信者だけどあなたのような萩尾ファンは恥ずかしいと思う。
どうせ「わたしは萩尾ファンじゃない」とか言うんでしょ?
144名前:花と名無しさん 投稿日:01/11/04 13:25 ID:/lOLoJpT
>141
いいぞー!!
もっとやって、応援する。アンチ限定スレ、うざい。
146名前:花と名無しさん 投稿日:01/11/04 13:49 ID:PhvH2O2g
アンチつーか、萩尾信者の
萩尾が同年代の他の作家に比べてどの位すごいか
萩尾は他の作家とは比較にならない
なんて発言やそれに伴う他の作家叩きが嫌い。
作品自体は好きなのもあれば好きじゃないものもあるってくらい。
91:花と名無しさん
01/11/04 16:35 n8dftaE1
>90
なんでこれを転載したのか意図が良く分らないけど
>146の書き込みには同意。
他の作家さんと比べてどうというのは止めましょう。(これからの話として。)
別の作家さんのスレで萩尾氏のことをアーダコーダ言われたら
嫌なのと同じ事。
話し変わりますが、私は特に好きな萩尾漫画ってないです。
ただ、文学的なふいん気が好きで、それを味わいたくて読んでたりします。
自分がファンかどうかは不明。
好きな作品無いってのはファンとは言えないんだろうし・・・。
嫌いじゃないのは確かだけど。
92:花と名無しさん
01/11/04 16:50 LgaPCk/7
私はトーマで感動して萩尾作品よみはじめました。
漫画でこんなに感動するなんて思ってなかったからホント衝撃。
そのあとSF作品読んでポー読んでって感じです。
マージナルとかスターレッドが好き。また萩尾さんのSF読みたい。
93:花と名無しさん
01/11/04 16:52 ynWhgdh3
今度文庫で出る「あぶない丘の家」ってお薦めですか?
コメディタッチの軽いSFなら、海外取り寄せでもするつもり。
「残神」みたいに重いのは勘弁。
94:花と名無しさん
01/11/04 17:34 yBZwxQvL
「あぶない丘の家」は、コメディタッチに軽いSFと言える
んじゃないかな。個人的にはオススメ。萩尾ファンで、
「残神」みたいに重いのが読みたくない人には良いとおもうよ。
95:花と名無しさん
01/11/04 18:57 ykAVGfCe
「ばらの花びん」をはじめて読みました。ライトコメディ?
KCNでオスカーのお遊びを思い出します。
ファデットとポルトは日本の法律では結婚できませんが、
儒教的倫理観が支配してないフランスではできるんでしょうね。
ミシェルとマルスのその後は?
96:花と名無しさん
01/11/04 21:16 XMszcMKo
ばらの花びん、未読です。読みたいな。
世代からして最近の一読者なんですが、saladログめぐって来ました。
以前聞いたある説に、「ポー」の名の由来がエドガー・アラン・ポーだけじゃ
なくて、メリーベル卿という人が何かの本に出てくるらしいよっていう…
どなたかご存知でしたら教えてちゃんにせめてヒントを…。
話題の「半神」読みました。あのラストがいいと思った。
あれは女の子が夜通し泣く話なんだなと。解決しえない心の在り様というか…。
97:花と名無しさん
01/11/04 22:04 0bpYWH3h
メリーベル卿? 知らなかった。
前のスレ見て、アナベル・リーから由来した名前かと思ってた。
98:転送マン⊂(゚Д゚⊂⌒`つ ≡≡ ≡
01/11/05 00:58 FyvQ82gF
147 名前:花と名無しさん sage投稿日:01/11/04 16:04 ID:tUP8fClO
萩尾氏のことをどう言おうと萩尾氏のスレなんだから良いけど、
ここで別の漫画家さんと比べてどうってのは止めて欲しい。
私は萩尾氏や山岸氏のファンじゃないけど、
見てて見苦しい。他の漫画家さんのスレはまったりしてるのに。
アンチってのは悪口を挙げてくことで成り立つスレだからか、
嫌な気持ちにさせられる。
せめてsage進行でやってくれないかな。裏スレなんだからさ。
148 名前:花と名無しさん sage投稿日:01/11/04 20:31 ID:SXKmSdVR
>147
すげえ同感
149 名前:花と名無しさん sage投稿日:01/11/04 20:41 ID:VBCjBnCx
アンチ萩尾スレっていうから覗いてみたけど
まっとうなアンチ意見なくてがっかり。
もっと勉強するか演技力磨けよ。
SANCTUS買ったけど見たことがある絵が多くて
12800円は高かったな。
手塚治虫賞の授賞式が最後に来るのもダサイ演出だったし。
監修のセンスが悪い。
インタビューの中に竹宮さんがいないのは何故かな。
150 名前:花と名無しさん sage投稿日:01/11/04 22:18 ID:LqQPjWg2
>149
アンチスレじゃなくて愚痴スレって感じだもんね。
99:花と名無しさん
01/11/05 01:04 VWgf8SpH
どうして転載するの?
100:花と名無しさん
01/11/05 01:13 O1b1aFdv
「それは一番悪い愛し方だ。それでは君の気持ちなど~」云々
マリーンのセリフが大昔うちわでプチ流行(w
甜菜ちゃんの情熱は私もさっぱり分からない…。
101:花と名無しさん
01/11/05 01:18 F8rp+YHn
萩尾さんの描く女性の脚がすごくごっついのは何でだろう?
102:花と名無しさん
01/11/05 01:21 1aWOi3aC
気に入らないレスは信者のレスとみなされて、
転載されるシステムのようです。
マリーンのディデイだっけ? 一番悪い愛し方とは
わかっててもどうして良いかわからないの、わかります。
うまくやれる女が憎いわ。
103:虫と名無しさん
01/11/05 01:23 f20c0SUZ
27年組だっけ?28年だっけ??そんなくくりでしたね、萩尾先生
たちって。昔、萩尾先生「笑っていいとも」出てたね、テレフォンショッキング。
104:花と名無しさん
01/11/05 01:31 O1b1aFdv
24年組かな?ウチの母と同年です。>萩尾さん
>101
女体がごつめなのかな?でもマージョリーの裸体好きでした(笑)
105:花と名無しさん
01/11/05 09:05 /qtSld2U
マリーン とてもよかった。
1回目はサスペンス風で読んだけど
2回目以降は オペラや歌舞伎みたいに 途中を楽しめる。
筋がわかっているほうがおもしろいという 名作の資格があると思う。
ラベルのボレロみたいに 同じことの繰り返しが
だんだん 高まってきて ついにフィナーレ!
Best of One だと思う。
なんか支離滅裂だけど いいや このままカキコ。
106:花と名無しさん
01/11/05 10:13 SPLZkxZR
「マリーン」は私の中ではストーリーはそれほど評価が高くないんですよ。
「ジェニーの肖像」とか「トムは真夜中の庭で」とか、似たタイプの話
(アイディアはそれぞれ違うけど)をいくつか読んだあとだったので、
インパクトが薄かった。
だけど、「それは一番悪い愛し方だ」とか「金のためにやるのです。だから
お遊びでやる人の何千倍も真剣にやります」とかのセリフは強烈に焼きつきました。
107:花と名無しさん
01/11/05 10:34 l7Lm8G95
パラドックスもの?はよくある気もするし、特に好きという程でも
なかったけど、私も106さんの挙げたセリフ二つが印象的で
ずっと覚えてるなあ。
ディデット、せめてエイブ苛めをやめていれば…(笑)
あと冒頭でマリーンがくれる銀のイヤリングが綺麗でしたわ。
108:花と名無しさん
01/11/05 12:44 +VBpNghh
「マリーン」原作別ですが凄く好きです。好きな人の過去に出現するって
あれは究極の片思いの願望ですよね。幽霊ストーカー(笑)
萩尾先生の漫画はあまり女性的なものを感じないけどこの発想は
すごく女性の願望を表してる気がする。
109:花と名無しさん
01/11/05 14:06 xrFQxjLy
目茶苦茶既出だと思いますが「残酷…」読んでない部分が多いんですが
漫画の域を越えてると言うか、人間の根源的なものを問い掛けてると言うか
心理の深いところをあれだけ捉えてあるのは凄い。
「トーマ」では描ききれなかったというか、上手くごまかしてしまった部分
突き詰めてるような気が勝手な解釈ですがします。漫画はもうほとんど卒業
してしまったというか読めないんですが、この年になって何かこれだけ
深いものを残すものはほとんどないので、萩尾さんは漫画がエンターティメント
でなくても許される才能のある漫画家なんだなとつくづく感じます。
110:花と名無しさん
01/11/05 14:07 sDq59QGx
半神は凄い!!
やっぱこの人天才だよ。
111:花と名無しさん
01/11/05 14:21 SrOKFdbz
>93
私は(あぶない丘の家)
は、勧めないなあ。
私の中では萩尾さんの作品中でもかなり評価低いです。
このころの作品は絵にも話にも魅力を感じない。
萩尾さん自身どう描こうか迷ってる感じがする。
あの、兄ちゃんが主人公にホモっぽくじゃれるあたり
(萩尾さんなりのサービス精神なのか?)読んでて悲しくなった。
(義経のお話は、まあよかったと思うけど。)
112:花と名無しさん
01/11/05 14:28 l7Lm8G95
「残神」はコミックスが出る毎に購読していたけど
実は15・16巻を飛ばして最終巻に行くという極道読みを…
その所為か、ラストのまったり感に自分の中での齟齬が(笑)イカンイカン
113:花と名無しさん
01/11/05 14:33 l7Lm8G95
>111
あ、私も2巻で挫折したクチ。でも一説には3巻が面白いとか?
あれってライトなファンタジーだったのかなあ。
ところでタイトルが面白くて可愛いな。<あぶないシリーズ
114:花と名無しさん
01/11/05 19:18 V1VkCAW+
「あぶない丘の家」は私には1はおもしろくて2は
つまらなかった。2まで読んだので一応3を読んだら
それはまあ、おもしろかった。
文庫だと海のアリアと同じで2巻になるのかな。いずれに
しろコミックスの2は読むことになるね。
115:花と名無しさん
01/11/05 19:47 E5xOvQC1
「あぶない~」と「海のアリア」は最初さっぱりわかんなかったっす(笑)
でも「あぶない~」は雑誌の対象年齢&カラーがちょっと違うんだよ、と
友人に聞いてナルホドと気楽に楽しんだような・・・。すごい昔の話だわ。
116:花と名無しさん
01/11/05 20:09 /w9q9ZGE
「あぶない丘の家」は私はわりと好き。
なんか、気楽に読めるんですね。
評価がイマイチの2巻も、藤子・F・不二雄氏のタイムパトロール物の
萩尾版って感じで、けっこう好みだったり。
話がとっ散らかった印象の「海のアリア」あたりよりも好きだなあ。
117:あっちの126
01/11/05 20:33 hOdRFKMa
すみません、ここってアンチもオッケーなんですよね?
あっちのスレッドではまともに話せそうもないので、
こちらで話の続きをさせていただきます、お邪魔します。スミマセン…
あちらの>133、
「訪問者」も確かに面白かった覚えがあります、数年前に
一回読んだきりなので記憶が定かではありませんが。
SFでは「スターレッド」までかな。主人公の感情が火星の
歴史という物語と上手く重なってた。「銀の三角」になると
もう観念的過ぎてついていけなかった。
思うに、感性と観念のバランスが(私にとって)絶妙だった
のがごく初期までで、それ以降観念の方に傾きすぎている
作家なんだと思う。
118:花と名無しさん
01/11/05 20:47 qvI62kgi
age
119:花と名無しさん
01/11/05 21:01 i+bFmmRM
>117
こちらは過激派は困るけどどなたでもOKなので
構わないのではないでしょうか。
歓迎致しますわ。
120:花と名無しさん
01/11/05 21:09 IjhVzn1+
>116
ああ、「あぶない」は藤本先生テイストで捉えるとライトで生き生き
してていいのかも。「アリア」は、そうだ話が散漫だったんだよなー…
と、116さんのレスを見て今頃理解できたような気がします…(笑)。
>117
信者ですが、私は勿論アンチもオッケーですよ。色々語りたいし。
でも向こうのスレは最初しかロムっていないのです。これって問題かな?
(所々面白そうだなあとは思ったんですけど…。)
あと私も人間ドラマ好きのSF苦手派なので、趣味同じかもしれない(笑)。
121:花と名無しさん
01/11/05 23:16 nmlfli7o
>117
「スターレッド」は、「銀の三角」より読みやすい感じなのでしょうか?
初心者で「ポー」の次に何を読もうか考え中だったもので。
「銀の三角」大好きなんですー。
でも、感想を語れるようになるには、あと3回読まないと(藁
122:花と名無しさん
01/11/05 23:21 3fHA50J+
「スターレッド」は少コミ連載のものなので、
読みやすいと言えばいえるかも。対象読者が
違いますよね。
私はリアルタイムで読んだ時あんまりおもしろいと
思わなかったので、どなたか、この作品を好きな方に
語ってもらった方が良いですね。
123:花と名無しさん
01/11/05 23:28 i2fiLpHH
age
124:SF難しい…
01/11/05 23:34 jyaZqrpe
「スターレッド」はラストの叙情性のみ分かりました。エルグが切なかった。
私見ですが、いくらでもご都合主義的に描けるかもしれない世界
(SFとかファンタジーとか…)を、決してそのようには表現しない
所がやっぱり凄いと思う。でも硬質過ぎて感覚的にクルシィ…。
私でも読める宇宙ステージのソフトSF青春モノ、それは「11人」。
125:花と名無しさん
01/11/05 23:35 i2fiLpHH
エーエーダッシュ(A-A’、で良かったですっけ?)などは???
126:花と名無しさん
01/11/05 23:43 jyaZqrpe
>125
読んだのが昔過ぎて色々不確かですが、個人的には結構好き。
(でも概要がまとまらない…何処へ逝ったんだ私の記憶)
127:花と名無しさん
01/11/05 23:49 64Q6wDCm
スターレッドかなり好き。解説とかできないけど。
最初は軽いSFの11人いる!を読んだだけにスターレッド??って
感じだったけど、読み直す度に新たな発見があってよいです。
銀の三角も。一カ所理解出来ると全体の印象も新たに変わって
いく感じが面白いと思っています。
128:花と名無しさん
01/11/05 23:54 UM6yyP4r
A-A’もある意味萩尾さんらしい作品だと思う。
やってることはベタなラヴストーリーなんだけど、設定と道具立ては
萩尾SFテイストがあふれてる。
129:123
01/11/05 23:57 3fHA50J+
A-A’は大好きです。作品集にいっしょに入ってるカトルカース、
X+Yも。
A-A’はクローンが出てきて、クローンはオリジナルの
記憶を注入されるんだけど、その記憶にはある、昔受けた
身体の傷がクローンの身体にはない、というところに感動した。
カトルカースの共鳴という現象が美しいと思ったし、X+Yは
精神分析的な終りで、とても私好みだった。
130:花と名無しさん
01/11/06 00:03 9MKm/PZF
11人いる!はやっぱり軽いSFで読みやすいのかもしれない。
SFオンラインのインタビューで、萩尾さんは、
11人いる!のキャラがみんな良い子すぎて自分で嫌になって続編を書いたがそれもどうも・・・
という感じのコメントをしていたと思います。モザイクラセンの女の子もダメだとか言ってたし。
萩尾さんはご自身がSF読みなので、少女漫画だけを読む読者のために、
自分のSF作品が一般的な読者に受け入れられるよう苦労されている点はあるとおもう。
掲載誌にもよると思いますが。
131:花と名無しさん
01/11/06 00:13 3RxmdVgq
>130
ああ納得です。あとそういやモザイクもダメだったな、私…(笑)
上の方の書込みを見てA-A’シリーズを再読したくなりました。
どの話だったかで落涙した記憶があるな…。
132:花と名無しさん
01/11/06 00:21 J4kI00D0
>>131
僕はカトルカースで涙しました。>A-A'シリーズ。
ただその後のX+Yはちょっと。
男なもんでホモネタ(細かく言うと違うんだけれどね)チックなところが。
でもトーマは好きですよ。アレは同性愛じゃないからね。
133:130
01/11/06 00:40 3RxmdVgq
>132
カトルカースは切なくも美しかったですよね。X+Yは多分に
お遊び的ですが(これも違いますね)それっぽかったですね(笑)
トーマは、理屈でなくその人の幸福を願える段階の登場人物達…というのが、
ちゃんと作品として清濁合わせ飲む描かれ方(過去や親達)をしていて私も好きです。
134:花と名無しさん
01/11/06 01:22 3XokCHkG
「スターレッド」は設定が絶妙で好きだ。
ただ設定(物語)に忠実に話を進めすぎた為に、キャラが弱くなっちゃったんだよね。
なるほど、SF苦手で人間ドラマ好きな人の気持ちは分かる気がします。
両方のバランスが上手く取れているのが「11人」で、これはエンタテインメントな漫画
としてもよく出来ているってことかな?
私はSFで、大局に流されて行く人々のドラマを見つけ出すのが好きです。(w
135:花と名無しさん
01/11/06 04:06 FvQDm32E
「ロマンチストねサンシャイン」のセイの顔がイイ!
136:花と名無しさん
01/11/06 05:25 GqR6pzRj
アンチスレ削除されたん?
137:花と名無しさん
01/11/06 06:52 RCC3Tx3s
>136
あるよしっかり。着々と伸びてる。
ただ、こっちのスレで否定的な批評するのは問題ないというだけ。
感情的にさえならなければ。
138:花と名無しさん
01/11/06 08:22 c5uVdmIp
>129、131
A-A'の、「傷が無い」場面とラストの「あなたに伝えたい・・」が
たまらなく好きでした。泣いた覚えが・・。
スターレッドのエルグのラストも何回も泣きながら読み返しました・・。
「見たくない」ってセイの気持ちもわかってせつなかった。
139:花と名無しさん
01/11/06 09:26 5elDgneE
「11人いる!」で萩尾さんにはまったわ~。
「スターレッド」は異世界に足を踏み入れた感じ。
『ここでしか赤ん坊は生まれないのよ!』の台詞が強烈。
「銀の三角」はムツカシイ。二三回読み直してやっとわかったような。
繰り返す夢は三半規管がおかしくなりそうでその気持ち悪さはすごいと思う。
「A-A'」は「プリンセス」掲載で読みましたのよ。感動した。
その頁数の割に内容が濃いと思う。その感動はどこから来るのか
何度も読み直してその度に違う解釈を楽しめる。
140:花と名無しさん
01/11/06 10:22 ACeeheSA
やっぱり何というか、短編に強い人なのかな。
(私は「残神」も好きなんですが)
そういえば「アロイス」等は、数多い双生児モノで
片方が生き残るVer.(「半神」とか)だけどあれはどーですか?
愛憎の気色悪さがよく出ていて、ちょっと好きとも言い難い(笑)。
だけど分かっててもオチが面白かったです。
141:117
01/11/06 18:34 fHOVm221
歓迎ありがとうございます。ファンの方とも語り合いつつ、
お互いを尊重しつつ共存していきたいですが、悪口も
たまに書いてしまうかもしれません。ご容赦ください。
>>121
他の方も書き込んでますが、ヒロインのセイの恋愛が
ストーリーの横糸として絡んでくるので、少女漫画読者
としてはとっかかりやすいというか、感情移入しやすいです。
>>134
>ただ設定(物語)に忠実に話を進めすぎた為に、
>キャラが弱くなっちゃったんだよね。
似たようなことをここで評判の悪い「海のアリア」で感じた。
設定は面白いんだけど、日本の普通の高校に宇宙人がやってきて…
という設定が生かしきれてない。宇宙人と日常生活のギャップは
描き方次第でいくらでもシュールで面白いものになったのに
(タイプの違う他の作家と比較するのはアレかもしれないが、高橋留美子
などが得意とする分野)、普通の高校生のはずのアベルやその周囲が
今ひとつリアルでないのが良くないのか、登場人物もくせがあって
面白くなりそうな性格なのにイマイチキャラが立ってないというか、
あまり戯画的に誇張して描かれていないせいで、せっかくの漫画的
面白みがかけてしまってるというか。そこがよく言えば「文学的」で
好きな人にはたまらないのだろうけど……。
とにかく「海のアリア」は面白くなりそうな要素があるにも関わらず
一つ一つの要素が上手くかみ合ってなくて空回りしてる印象でした。
142:花と名無しさん
01/11/06 19:33 3+y9bdHh
凄いですわ。>141
私も「アリア」は今二つくらいで読み捨てていたのだけど、様々な可能性が
あった話だったんだなあ…。他作家さんとの比較は確かに苦しいけど、でも
とても分かり易い引用でした。
因みに私は115なんですが、やっぱり掲載誌にもよる…とも思っております。
143:花と名無しさん
01/11/06 20:06 YyvDsHSD
「アロイス」は読んだ後いろいろ想像がふくらみました。
ルカとアロイスが異性だったらどうだったろう、とか。
最後、ベンがアロイカの方を見てますが、やがては他の人達も
何か感じるようになるのではないか、とか。
144:花と名無しさん
01/11/06 23:08 4XsaRgZd
小学生の頃、すごいな~20過ぎればああいう漫画が描けるように
なるのかも…って思ってた。
30過ぎたってムリだと気づいた一般人。
145:アロイス
01/11/06 23:48 Zd55Ah0j
>140
>愛憎の気色悪さ
確かに。あの後、ルカとアロイスの母親が、
息子の変化に気付かないかもしれない…と想像すると
(別の魂の存在に思い至る可能性を、通常は持ち得ないので)
ある意味二重に気色悪い。アロイスの哀しみや憎悪って
自分の存在を無視(?)されている所からも来ているわけだから、
あの不穏なラストはゾッとしました。
146:花と名無しさん
01/11/07 01:27 A672N+sm
トーマの登場人物達の名前をドイツ語ではどう綴るのか
知りたくてドイツ人に聞いたことがあります。
そしたら、ユーリは Juli か Yuri があるけど、
ユリスモールはない、サイフリート、レドヴィ、アンテ
もない、といわれました。Antje というのはあるけど
女の子の名前だそうで。
サイフリート、レドヴィは強いて音が近いのをあげれば
ジークフリート、ルードヴィヒだそうです。
シャールは、フランス人の名前のシャルルに近く、
ドイツ人ならカールだ、ということでした。
147:花と名無しさん
01/11/07 02:22 1D8BjQp9
「スターレッド」萩尾先生の生物学的?なアイディアが盛りだくさんで
何度読んでも飽きない。レッド星のファッションもかっこ良かったし、
セイの瞳が赤いとか、火星人の生い立ちや超能力の生物学的な分析みたいなのが
興味深かった。ストーリィはまとめるのにちょっと強引だったかなと
いう気がするけどいろんな知識が豊富な方だなぁと感心した。
「続11人いる!」や他のSFもそうなんだけど。
しかしセイとエルグのラブストーリィには色気が感じられなかったなぁ。
148:花と名無しさん
01/11/07 02:33 OuihTmfo
「スターレッド」はリアルタイムで、少女コミックで、
小学校低学年のときに読んでいたのですが・・・・
難しくて、まったく理解できませんでした。
おとなになって読んで初めて理解できました~~
大人になってからも、大好きです。
149:花と名無しさん
01/11/07 03:14 fEA4GjwM
「11人いる!」前半を小学校低学年の頃、読んだんですが、
雰囲気も異質で内容もさっぱりわからなかった。でも、何故か
印象に残っていて、高学年になって無性に読みたくなって探して
読み返したらどっぷり、はまってしまいました。
漫画は好きだったけど好きな漫画家はいなかった。
萩尾先生に出会って「これだ!!」と思いました。
150:11人
01/11/07 03:41 wO6howOy
ブクオフで初版見つけたんで買い直してみた。やっぱフロルマンセー。
151:花と名無しさん
01/11/07 07:59 M9aAZgps
スターレッドは、ヨダカ中心で読むとすごくはまります。
もしヨダカがセイに好意を持っていたとしたら、彼女を自分のなかに入れて
産み、育てるって究極だなぁと。
ちらっとでも後に会えたのが救いだと思っていた。
152:花と名無しさん
01/11/07 09:13 ENZQ6USy
「よだかの星」byM沢賢治…とは関係ないんだろうなァ。
でもトリはヨダカだなと思いました、うん。
153:花と名無しさん
01/11/07 09:34 A5APSb2S
「スターレッド」絵がトゲトゲしてて暫く読めなかったけど
(ポーの中期の頃の皮膚感覚が伝わるような繊細な絵が好み)
ストーリーは大好き。あと20年位したら映画化も可能になるかなあ。
154:花と名無しさん
01/11/07 15:44 iyHjVSnp
スターレッドは、星と黒羽のサイキックバトルでハマりました。
こんなことを言うといやがられるだろうけど、全萩尾作品中、
一番アニメ化に向いてると思う。
155:黒羽もスキだな~
01/11/07 20:35 7CM+BkqZ
>151
そういう設定があったらもっと抒情的な作品になったかもね。惜しいな(w
ヨダカは「マージナル」の長官みたいに影の主役だったのかも…
156:花と名無しさん
01/11/07 22:52 FQrQ1mg0
>155
同感。私はSFムードにそもそも入っていけなかったので、自然ヨダカが
気になった。重要人物としての彼の役割等が面白かったけど、
確かにセイに対しての想いがも少し濃かった方が話にメリハリがついたのかも。
が、一方であの掴み所の無さがヨダカ独特の雰囲気というかキャラの魅力
なのかもしれないとも・・。
157:花と名無しさん
01/11/08 09:41 JsoHrHQJ
ヨダカとケコーンする堅物そうなおじさまが好きでしたわ。
158:花と名無しさん
01/11/08 14:31 S+BCXRhS
ラバーバですね。私もあの人好きです。
いつもポーカーフェイスでいい味出してた。
ヨダカと一体いくつ違うんだ・・・
159:花と名無しさん
01/11/08 16:02 s4xtf1zZ
兄じゃが死んだ時の「よくやった」ってヨダカがセイに言うやりとりが好きです。
昔、ラバーバの頭は、かつらなのか帽子なのか悩んでいた。やっぱ帽子?
160:花と名無しさん
01/11/08 19:15 7/n5NDB/
エルグの最後よりラバーバのオチの方が強烈だった(w
それじゃダメだろ。面白いけど!(・∀・)
161:花と名無しさん
01/11/08 19:44 ierxUJNW
ヨダカとラバーバにはまんまとしてやられました。
宇宙を煙にまく二人だったな・・・好きだ。
162:花と名無しさん
01/11/08 21:29 hSywdg3r
11人いる!を初めて読んだのが、小学5.6年の時です。
物語なのに、星の名前とか伝導ツタの事とかデル赤斑病に
ついて辞書なんか引いてました。当然載っていませんでし
た。
163:花と名無しさん
01/11/08 22:03 0yfovkPv
石頭、の頭の形が子どもの心に焼きつきました・・・。
164:花と名無しさん
01/11/08 23:47 4zetvkRf
最近またバレエもの読んでます。レヴィシリーズが面白いけど
ローマへの道は映画みたい。青い鳥の、
「なにもかもなくしても 希望がなくても 世界が不条理でも
舞台だけは美しかった」というくだりに初読時と変わらず落涙。
165:花と名無しさん
01/11/09 00:05 ObMujeQh
最近の絵は評判悪いけど、「ローマへの道」をじっくり読んで
慣れました。
バレエもの三部作(?)の中でこのコミックスだけ全体通して
1つの話なんですよね。
「パリの雨を通してローマが見える」の絵、好きです。
166:花と名無しさん
01/11/09 00:41 yQZBRP3P
何気なく「感謝知らずの男」を読んだところ、意外やドラマが面白くて
次から次へとバレエものに手が出た。絵も私は好きかな。
漫画には色んな素材があるけど、つくづく既成のイメージ通りには
調理しない人なんだなーと思った。
167:花と名無しさん
01/11/09 00:48 ObMujeQh
レヴィの話の中でも「狂おしい月星」は、特に好き。
私が何故こんなに萩尾望都が好きなのかのツボを押さえたような、
レヴィのゆれる気持ちを描いた話。
168:花と名無しさん
01/11/09 01:36 yQZBRP3P
私の場合、セリフの一つ一つが全て脳内予想を微妙に裏切り続けてくれる
感じがあって、多分それも気持ちがいいんだと思う。<萩尾作品
レヴィの話は特にナイーブな心理側面が丁寧に描かれていて読ませますね。
169:花と名無しさん
01/11/09 01:42 O1ESxVvK
あー、私は萩尾の絵がキライなんですよ……(ついに言っちまったよ
初期は大丈夫なんですが、シャープな線の絵が好みなので、萩尾の
丸まっちいくるくるした線とか、瞳の感じとかがダメで。
……あんまり絵が上手いタイプの人じゃないと思ってるんですが
(ダメ?ごめんファンの人たち)。実はバレエものは殆ど読んだ
ことないんですが、バレエものを読めば慣れるものなんでしょうか?
170:花と名無しさん
01/11/09 02:47 ohJeGQLK
描き込みすぎと思えるくらい細部まで丁寧に描けてるし
少女漫画の全体的なレベルからみるとかなり技術的にも上手いレベル
にあると思うが、大御所は個性が完成されてるんで、好きか嫌いかは好みがあって
当たり前だと思います。
でも、技術的に完璧だと言ってセンスがいいとは必ずしも言えないんで
その点、ちょっとモー様はダサイところがある気もするけど
1作品に描かれてる世界は凝縮されてて凄いと思いますね。絵柄とか
表面的なことじゃなくて、いくらストーリィが達者でもSFとかは世界が
描けてないと迫力がないんだけど、その点、たっぷり酔わせてもらえる
というか、画面から伝わるイメージの豊富さは凄いものがあります。
>169
かなり昔ですが、私も始め絵柄が違和感あったんですが、あっと言う間に作品に
引き込まれてましたよ。
171:169
01/11/09 05:20 nkTb9TKR
>170
なるほど。
>画面から伝わるイメージの豊富さは凄いものがあります。
これはわかります。空間や時間の広がりはイメージがビシバシ
伝わってきますよね。また、叙情性を上手く絵で見せる表現力は
ある人だとは思うんですよ。そこは認めるんですが。
いかんせん人物が、なぁ……苦手な絵柄なんですよね、古臭い、
という部分を置いても。あの丸い人間がダメだ~。
リアルな世界とは全く異質の、SFワールドだとその点あんまり気に
ならなかったりするんですけどね。
で、バレエ漫画って肉体が綺麗に描けてないとダメじゃないですか。
だからどうかな~?と思ったんです。つか、萩尾のバレエ漫画って
今までそういう理由で拒否してたんで…。
172:花と名無しさん
01/11/09 09:34 HEW5QXAO
あ、よかった、あったんだ……
アンチ板もある、って書いてあったけど、わかんないや。
>萩尾の絵
私はほぼ発表順に読んでるから違和感ないのかな。
あ、違う違う!
もともと少女漫画にあんまり慣れていなかったので、
「11人いる!」であんまりお目目が大きくなくて、それで入れたんだった……
↑を読んでて確かに、と思ったのは、
私はバレエものを読んでから『残酷』に入ったから平気だったんだ、
ということ。
私が絵柄でいちばん受け付けられないと思うのは、
『ゴールデン・ライラック』の頃。
なんだか、「後期作品集」でもこれよりも『ばらの花びん』のほうが良い、
みたいなことが書いてあったような気がするけれど、
『ゴールデン・~』は初出の頃読んでさっぱりわからなかった
唯一の作品です。実はかなり悔しかった。
今は萩尾作品にしては珍しく「歴史もの」なのに
SF作品と同じようなテイストを入れていて、
萩尾センセ、がんばったんだ、という気はしてます。
なかなか読み返さないけど。
長いな。このカキコ。ごめん。
173:絵柄でしたら
01/11/09 09:46 zCfuhu5o
過去の七転八転位の変化の中、好きなの嫌いなの各種取り揃え状態です(笑)。
個人的には、ゴールデンライラックあたりがちと無骨で苦手。
私は萩尾さんに限らず最終的には話の牽引力に陥ちる読者ですが、
それも人それぞれですしね。バレエものは、萩尾さんに一貫してある独特な
におい…ダサさかな?それはあるんじゃないかな。でも、読んでいて不快に
感じる暇など無かったというのが素直な感想。肉体描出も私は特に文句はなく、
実は読んで良かったとまで思いました(笑)。
174:173
01/11/09 10:01 zCfuhu5o
>172
のんきにうちこんでいたら微妙なシンクロを感じるレスが(笑)。
ゴールデン~は、何となくですが、風と共に去りぬっぽいのかなあとか
思っております。本当に色々描かれる方ですねえ。
上にあるスターレッドについてのレスで…ラバーバ、最後までポーカーだった
気がするけど、彼なりにときめきな身の振り方だったのかしらと考えるとカワイイわ…。
175:花と名無しさん
01/11/09 14:57 //aqNibg
ゴールデンライラックの頃って、丸っこいのもさることながら
首が短いんですよね。そこが絵をすっきり感じない理由かと。
だけど、この話、大好き。
「ラクダの水」の話も好きだし、「きっと結婚式の日は小さなことで泣けてしまうのだ」とか
さりげないセリフが印象に残ってる。
男爵とヴィーの関係が一番好き。こういう愛もあるんだなあ、と。
176:花と名無しさん
01/11/09 15:10 P8Frwvaa
ゴールデンライラックから絵柄の雰囲気が変わりましたよね
だから私はこれより前の作品しか読んだことがないんですが読んでみようかなあ…
177:花と名無しさん
01/11/09 18:30 aI9wO6m5
萩尾のバレエ物はアンチ肉体派で、そこが好きなんだな。バレエ漫画ってポーズ
をいかに美しくロマンチックに描くかが勝負ってとこがあったと思うのだが。
萩尾バレエ漫画は個々のポーズは丸いし無機質、なのに群舞シーンや脳内イメージ
になるとがぜんいきいきする。ある意味演劇やる人の発想かも。一個のリアルな
人間の肉体が造り出す美に対する期待度が薄い。薄いからこそより優れた美を
追求するためにイマジネーションを膨らませる。そんなバレエを踊る側と言うより
演出する視点で描かれたバレエ漫画。その屈託が好きだなあ。美への憧憬のしかたが
シビアでイイよ。
(人間の肉体が造り出す美に対する期待度が薄くて、薄いからこ
そより優れた美を追求するためにイマジネーションを膨らませるというのは、
バレエに限らぬ萩尾漫画の特徴と言う気がする。)
178:花と名無しさん
01/11/09 19:53 EK/HL8Ch
感謝知らずの男のシリーズ、扉絵が可愛くて好き。
179:花と名無しさん
01/11/09 21:59 AqaoASlk
>177
ああ分かる。よくぞ言葉で表現されましたなあ、すごいわー。
若手ダンサーの集う一つの世界を様々に切りとって
バリエーション豊かなドラマで見せる・・・って手法が単純に好きで
読んでたけど、描かれる肉体がドラマ世界を裏切らないという
信頼みたいなものは感じたなー。
>178
私も好き。ああいうセンスは素敵だと思うな。
180:花と名無しさん
01/11/09 22:37 SP9Nz/oA
訪問者が好き
萩尾望都の描く脇役が好き
偽王がかなりかなり好き
181:花と名無しさん
01/11/10 00:36 vGvA+P8z
>180
偽王いいですよね~。
182:花と名無しさん
01/11/10 00:49 GNDHRkyp
偽王、エグかったな。でも中途半端じゃない所が潔くていいと思う。
あと私も脇役好き。食えないのに憎めないってキャラが多い気がする(w
183:花と名無しさん
01/11/10 01:05 jiv6CNap
ごめんなさい。突然ですが、お知恵をお貸しください。
「ASUKA」の創刊号に
萩尾先生の作品が載ったと思うのですが(うる覚え)、
そのタイトルと、それが何に収録されて単行本になって、
胃までも読むことができるか、
ご存じの方、いらっしゃいませんか。
麗しきお坊さんとその友人が、
夢を見させる人間の子どものようなペットを
飼っているお話で、
最後に美しいお坊さんが、目を自ら潰してしまう
お話なのですが。
そのお坊さんが美しくて、忘れられません。
184:花と名無しさん
01/11/10 01:32 QJPBge7d
「君は美しい瞳」。
今は、秋田文庫から出た「モザイク・ラセン」に入ってます。
好きな話の1つです。
185:花と名無しさん
01/11/10 01:36 sr4gSpk1
「偽王」傑作ですよね…、心理的なイメージが圧巻。
短編でももっとも好きなものです。
186:花と名無しさん
01/11/10 13:30 eHP9MRkz
偽王の絵って、凄く美しかったと思う
バックとかも人物も
ひとつの抒情詩的な美を感じる
憎しみなのにまるで、恋のようだっていうせりふ
今だに考えてしまうよ
187:花と名無しさん
01/11/10 13:32 eHP9MRkz
それに、人物の台詞まわしが
詩の朗読の様と言うか・・・
ほんと、ひとつの詩のような話だった
凄い心に残ってます
188:花と名無しさん
01/11/10 16:28 43R0Xyf9
馬鹿な話だけど
坂口安吾読んでるときに
ポーの一族の名前の由来に気づいた。(遅
189:花と名無しさん
01/11/10 22:34 OkiPIV6s
ドンマイ(笑>188
私は一説にあるかもしれないというメリーベル卿の出典が
いまだに分からない…検索しろってか。
偽王、確かにエグイ~。けど美しかった。安っぽい耽美とは違う感じ。
190:花と名無しさん
01/11/11 02:41 nvtHczMD
メリーベル卿、というのは前にも書き込んでましたよね。
それだけの手がかりだと検索してもわからないんですけど、
これもやはりポーの作品中のものなんでしょうか。
他に何か手がかりはありますか?
191:
01/11/11 03:01 lZbaDqub
こないだ「アラビアのロレンス完全版」を見たんですが
「トーマの心臓」って、これにインスパイアされたってこと
ないですかね?私は萩尾さんに詳しくないので
(主要作品を読んだ程度。好きなのは「トーマ」と「11人いる!」「半神」)
きっと思いっきりアホな事聞いてるのだろうなーと思いますけど。
ロレンスの、あの自分のルールが他人の(別世界の)ルールに
暴力で凌駕され、ねじ伏せられる時の感覚、その屈辱と衝撃と苦悩・・を見て
トーマのユーリを思い出したってだけですが、微妙な屈折の仕方、
複雑な生い立ちコンプレックス・・なんかかぶりました。
192:花と名無しさん
01/11/11 13:17 8i3oUHM3
今ヤフオクで萩尾望都で検索すると、大昔の切り抜き等、
かなりレアなものが出品されてます。
もちろんスナイプする気はないけど、画像を見るだけでも
眼福(?)
いくらまでいくかなー。カネボウのカレンダー・・・
193:花と名無しさん
01/11/11 14:25 Yikik5gq
ヤフオクの画像は確かに眼福ですね。
リスト見てると、今まで知らなかったものが
たくさんある。
でも、ここでヤフオクの話題が出るのは好きじゃないなあ。
出品者が価格つり上げのために書き込んでるんじゃないか、
とか疑心暗鬼になったりして。
気を悪くされたらごめんなさい。
194:192
01/11/11 14:58 8i3oUHM3
いやいや、そう思われてもしかたないけど、あまりの眼福カゲンに書いちゃった>193
直リン避けたんで、許して!
実は私も出品しようかと思ってて、相場を見てたんだけど、
私の持ってるもんなんて、ありふれててダメみたい。
ちなみに「萩尾望都の世界」ですけど・・・
195:花と名無しさん
01/11/11 17:56 RpyS9ed3
「萩尾望都の世界」は、私もネットで買いました。
800円だったかな。オークションではない、ネットの
古本屋さんでした。
「トーマの心臓」のトビラ絵が全部載ってたし、800円なら
文句はない。
196:花と名無しさん
01/11/11 18:15 ArCUas1z
age
197:花と名無しさん
01/11/11 19:24 Y7Dg3I6b
私は逆に、普段は棚の奥に眠っているものだったけど
オク流しはやめようと思った…もはや一生愛でる勢い(笑)
ヤフオクの開始値は少々えげつないというか…価値はあると思うが
スマソ、同感だす>193
198:花と名無しさん
01/11/11 23:25 SuRv48Ju
>190
あ、それ私です。消防時代に聞き流した知人の一言だったからなあ。
その時のセリフ自体が定かでない…。ポーの作品中というよりも
(同時代あたりの?)英国文学等に出てくるんだな、位のニュアンスで
了解していたような。まあ記憶違い前提で地道に探してみますわ。
199:花と名無しさん
01/11/12 02:09 2VOFcOiS
偽王、評判良いですね。
未読です。作品集と、文庫の「半神」に入ってるんですね。
「半神」は苦手なんですが、文庫買います。「ハーバル・ビューティ」も
未読みたいだし。
200:謎といえば
01/11/12 02:13 8LrdPIJ1
以前見せてもらった古雑誌。
A5版3色刷りくらいのファンジン(?)で、誤植も多かったけど
創りが濃くて、それ見て古い作品群に興味がわいたんだけど。
確か『ぱ○』だったと思うけど、現在もある同名雑誌とは系統が違う気がする・・・
あれは何だったんだろう・・・
201:花と名無しさん
01/11/12 02:19 EAuqoby6
>>200
「○ふ」の事ですか?
「ぱ○」は歴史の長い漫画情報誌ですな。
一度潰れてフュージョンプ○ダクトという雑誌が分かれて出来てぱ○も復活し
フュー○ロはコミック○ックスになりぱ○は今のなんか能天気な路線に。
昔は濃くて面白い雑誌だったんだよ。
内田善美特集号は保存してるぞ。
202:花と名無しさん
01/11/12 02:20 2VOFcOiS
昔のぱふ?
清彗社の頃のかな。フュージョン・プロダクトと
わかれる前の。
萩尾望都特集もありましたよ。
今はアニメとか同人誌の情報が入って版も違うけど、
「だっくす」→「ぱふ」の頃は漫画中心の、とても
マイナーな雑誌でした。たぶん。
203:花と名無しさん
01/11/12 15:26 zYa2upJy
昔の特集雑誌かぁ…リアルタイム萌え羨ましい。コカーイ図書館逝ってこよ。
204:花と名無しさん
01/11/12 19:50 nRg+9G1L
ココ読んでたら、すっごい、色々作品が読みたくなって
今まで本屋で眺めるだけだったものを買おう!と、
今日行ってきたけど殆ど萩尾望都スペースがなかった・・・
あるのは、5,6冊で読んだことあるのばっかり。
昔読んで今じゃ家の中で何処あるかわからない奴とか、
買っちゃおうと思ったのになあ・・・
なんか、百億の~千億の~とか言うタイトルのあったよね?
あれよみたい・・・面白かった気がするんだけど。
それに、まえハードカバーでトーマの心臓があって
表紙の絵がすッごく好きだったけど、漫画もってたから買わなかった。
でも、今あれ欲しいなあ。まだ、売ってるのかなあ。
表紙は多分萩尾望都じゃなくて、他の作家だった・・漫画よりは写実的な。
綺麗な顔だったんだよなあ。
漫画もどんどん新しいのがでてくるんだから、何年も前に見たものを
いまさら買おうなんて、無茶なんですかね?
205:花と名無しさん
01/11/12 19:59 DYqbEQZf
>>204
「百億の昼と千億の夜」は文庫が出てるズラ。
秋田書店 ISBN4-253-17002-1 初版が平成6年なんで古本屋のほうが見つかると思うだども
今読むとよくこんなもの少年誌に連載したもんだと秋田書店を見直すような作品ズラ。
206:花と名無しさん
01/11/12 21:07 4321j5eT
私も昔こみくすも全集も殆ど持ってた…のに
ポー以外処分しちゃって(何故)今鬼のよーに後悔中よ。
漫画が側らに無い生活も快適だったけど
こんなとこロムってたらおしまいだね(W
207:花と名無しさん
01/11/12 22:21 i05Pm00l
萩尾作品は図書館でも置いてるところがけっこうある
みたいだし、よっぽど特殊なもの以外はなくなること
ないから大丈夫。
でも、急に読みたくなることあるから買ってもっていたい
んだよね。
トーマのハードカバー、東逸子さんの絵だっけ?
はじめは写真かと思った。
208:花と名無しさん
01/11/12 23:53 DBvQFMaa
東逸子さんの絵、とても綺麗で嬉しかったんだけど
トーマもポーもハードカバーには更に書店のカバーがかかったままだわ・・・(笑)
>>199
「半神」自体がダメでも文庫の半神にはムードの異なる他短編がたくさん入ってるし
いいかもしれないっすね
209:200
01/11/13 00:29 3pbnObdp
>201-202
詳しくありがとうです。そうか、ちゃんとした雑誌だったのか。
創りこみの緻密さがとてもハンドメイドっぽかったから、
ぱ○でよかったのか自信がなかった。確かにマイナーなカンジだ。
自分が見た時点ですごく古い物だったし、私もコカーイ図書館行きだな・・・
遠いけど>191
「アラビアのロレンス」とのリンクっすか??
あれのオマーシャリフに見とれてないでじっくり観てみようかな・・・
210:花と名無しさん
01/11/13 11:38 HWnkeg8y
リアル・タイムでファンになったから、殆ど初版本のコミックを
全部揃えてたのに、伯父さんに(20冊位?)貸したら二度と帰ってこない。
しょうがないので全集で揃え直したけど、あの最初の感動を味わった本が
手元にないのは少しさみしいかも。でも今更返せって言えないしな・・・
その後生まれた従妹も読んでファンになったかな?
211:花と名無しさん
01/11/13 11:55 Zj1SeLjh
厨房時代、遠縁のお姉さん(と言っても一回り半年上なんだが)が
ほぼ初版ものをどっさりくれた。当時は新しい方が読み易いかなーと
思ってたけど、文庫版などで禁止用語が差し替えになっていたり
誤植があったりすると大変気になる…ので、古書マンセーな身体に(w
>210
是非伯父様にご機嫌伺いを…。
212:204
01/11/13 20:08 RG6fE2RJ
>>205
とっても詳しくありがとう!
でも文庫って、読みにくいよぉ。
とりあえず、その日全巻そろってたマージナル文庫買って帰ったけど
ただでさえ一こまの登場人物の多い絵なのに~感動が薄れる…(でもマージナルは尻つぼみ!異世界には行けたけど感動はなかった…)
百億~はでっかいの探してみます・・・あるかな?
トーマのハードカバーのこと教えてくれた人たちもありがと~
あれはまだ買えるのかな?
日常で煮詰まってどーかなってしまいそうなときは
これからは萩尾作品でガス抜きしようと思います。
今回もマージナルそんなに感動しなかったけど(途中まではいいのに)
脳&心の普段使わない部分が活性化されたようで救われたよ!
213:花と名無しさん
01/11/13 21:14 sTx8u2r9
百億千億はコミックス探して読んだ方がいいかもね。
古本でも、そんなにレアものではないと思う。
トーマのハードカバーは絶版かもしれない。でも、漫画が充実してる
大きな本屋行くと、絶版だと思ってたものが置いてあったりするから
行く機会があったら探して見たら?
きょう、「偽王」と「ハーバル・ビューティ」を読みました。
「ハーバル・ビューティ」は楽しいけど、「11人いる」を連想する
モチーフが多かった。もう少し構想を練った方が良かったのでは。
「偽王」の方が好みでした。トーマでは「アラビアのロレンス」
思い出さなかったけど、「偽王」は流砂が出るので否応なく思い出します。
214:花と名無しさん
01/11/13 22:47 kqlUSLcT
>212
私もマージナルだめだった…実を言うと百億~も個人的には
サパーリだったんだけども、SF好きの友人がはまってた。
トーマのハードカバーは古本屋で何度か見た事もあるので、
書店と平行して探すといいかもです。
ハーバル・ビューティと11人、確かにちょっと被ってたね。
同系統の作品てそういえば多いかも。
215:花と名無しさん
01/11/13 23:13 z8NiWXtb
小学館の作品集が健在ならそれで読めるのでは、百億千億は。
まだ出てるでしょう、普通に。
216:花と名無しさん
01/11/13 23:18 wPyy8OSC
そうでした。作品集は確か、カラーページも全部再現されてるんでしたよね?
217:花と名無しさん
01/11/14 00:40 3+cgi/Fn
ログ倉庫見てきて、「エッグスタンド」読み直したくなった。
好きな絵柄はポー中期くらいのペンタッチに味がある系なんだけど、
「エッグ~」は絵からして冴え過ぎててキツイ感じが話の雰囲気に合ってたと思う。
で、前後関係がちょっと分からないんですが「恐るべき子供たち」も怖い絵柄だったなあ。
わざとなのかしら。「月蝕」の狼を加えてキレイで怖い絵ベスト3なんでした。
218:花と名無しさん
01/11/14 01:21 NN0JNab2
「恐るべき子供たち」の頃から絵が変りだしたんじゃないのかなあ。
セブンティーンで連載されてる頃、名画座で「恐るべき子供たち」の映画を
やったので見に行きました。内容はかなり近かったけど、映画は最後のシーンが
音を利用した衝撃的なもので、漫画の最後はどうなるのか、と思ってたらああなった。
映画はあんなおとなしいのじゃないです。
萩尾望都はジャン・コクトーの絵に影響受けてそうですね。
219:花と名無しさん
01/11/14 06:11 dTKOFcOP
最初から読み直した(今度は間違ってコピペあらしなんかしたりしないぞ)。
だいぶ前(番号忘れた)に「バレエ漫画の絵が下手」>「肉体美じゃなく演出家の目」と書いてあった。
で、今見たら>218「ジャン・コクトーの絵に影響」と。
私はどっちかというとかなり「信者」なので、へたすると漫画の絵のよしあしを萩尾基準にしてしまいそうなんだけど、
もしかしたら実は「萩尾の絵が好き」だと思ってるのは、絵そのものの巧拙ではなくて、表現の文学性によるのかな、とフト思った。
バレエものは確かに劇団とかの匂いを嗅いだことのある人にはあんがい身近なものだったりするのでは。
『恐るべき子供たち』って、確か『メッシュ』のシリーズと同じ頃だった?(「信者」のくせに記憶があいまい)
あのあたり、キャラがみんなダイエットしすぎ、という気が(w
220:219
01/11/14 06:29 dTKOFcOP
言葉がちょっと悪かったみたいです。ごめんなさい。
言いたいのは『メッシュ』の頃ってキャラがちょっとぎすぎすした感じに描かれているのかなあ、って。
221:花と名無しさん
01/11/14 09:26 KsWS2RH1
メッシュあたりの絵は細身でしたな。目なんかも素で光ってる感じで。
恰幅の良すぎる一時期よりは、線も人体も細い方が好きだが…。
(もう一息心もとないタッチが好みなんで、ベストは私もポー中期。)
バレエ物あたりは中肉中背で、キャラが割と健康的に見えたです。
『恐るべき子供たち』、かなり分からなかった(笑)。〆の衝撃度も
足りなかったのかな?自分は原作からして掴めてなさそうなんで、
『エリザとエリック』と二本で観てみたいところ。
222:花と名無しさん
01/11/14 12:44 qkG5PIMs
「ウは宇宙船のウ」あたりはかなり人物がプクってましたね。「ゴールデン…」
も。少女漫画的に一番受けやすい可憐な絵柄だったのは「ポー中期、この娘売ります」。
一時期少女漫画的な絵柄から脱却しようとしてるのを感じた。
「キモイ」とか言われてるようだけど、私は徐々に変化した絵を見てるからあまり
気にならないけど、慣れてない人は違和感あるのかな?
223:221(長いのでsage)
01/11/14 13:49 KsWS2RH1
>一時期少女漫画的な絵柄から脱却しようとしてるのを感じた。
唐突に思い出したけど、以前某誌のインタビューで、美内先生が
「自分の絵には華がない」と悩んでいた頃萩尾氏の原稿にひたすら花びらが
飛び交う一時期をみとめて(もしや『塔のある家』とかあのへんかな)
同じコンプレックスを抱えていたのでは…と仰ってて。で、萩尾氏もその時期を
過ぎ、自分も「花ではなく実を目指そう」と切り替えたって話だったんだけど。
華をめぐる葛藤はあったのかな?一応ジャンル「少女漫画」だものね。
繊細耽美な絵もあれば、骨太肉厚な絵もあり…逆に感慨深いよ(笑)。
(「ウは宇宙のウ」と「温室」が同じ作者と言われてもっていう…)
絵の崩れはどの作家さんにもある事だし、特に気にしない。でも作品の印象には
繋がるかもしれない。
関係ないけど、凄く古い絵なのに異様に美しいと感じたのは「雪の子」ッス…。
224:花と名無しさん
01/11/14 19:17 GW/rZh3N
アンチの方でも萩尾氏の絵について話し合ってるようだね。
偶然というか嗜好が似ているというか・・・。
一緒に話し合えばもっと面白い話し合いになると思うのに。
225:花と名無しさん
01/11/14 19:56 ljTDGPJA
トーマの頃、編集に言われて無理に花描いたりもしたんでしょ?
エーリクが不自然に花しょってるときがある。
226:花と名無しさん
01/11/14 20:15 /wfMUu8w
残神でもしばしば手だけのコマや人体の彫刻が描かれるように
記号としての人体じゃなくて骨と肉でできた人体を描く事に
興味が移ってるのかもしれないな。
デッサン的な絵は個人的にあまり好きじゃないけど。
227:花と名無しさん
01/11/14 23:24 LG/qW4Qn
>224
全く同感。そもそも信者(アンチ)禁だのって一体誰が決めるのか不思議(藁
一定のスタンスを守って話をしたい人達が自由に書いていいわよね。
>226
ああ、むしろ逆かと思ってた・・・残神での人体って、けっこう記号的な表現だなと
思ってた(画面での使用効果が)。ただ割と意欲的に描いてるような印象はあった。
228:花と名無しさん
01/11/14 23:49 rv4d0r+v
メッシュの頃の「ムーブメント」を見て、当時は人間のいろんな
ポーズを描く練習をしてたのかと思った。
229:花と名無しさん
01/11/15 00:33 XWrhSpx3
消防時代、某白土三平の初期の絵が好きで(畑違いどころか板違いだが)
脹脛とか踝の、ペンの速度が伝わってくるような描かれ方に参っていた。
絵柄は違うのに、ポーやトーマの萩尾さんのタッチ(特に脹脛と踝)にも一部
同種のスピード感を感じるのでやはり惹かれます。
私は今の萩尾さんの絵も全く抵抗ないんだけど、何故突然白土先生かというと…
この先、過剰な劇画タッチに変貌したりとか、それさえなければ
絵柄については私は何でもいいですという気持ちなんだなー。
何せ絵がどんどん変わってここまできた人だから少しだけ怖いの(笑)
230:226
01/11/15 02:00 l2fQiIrH
>>227
>むしろ逆かと思ってた
いや、私の表現が足らんかったかも。象徴(=「画面での使用効果」)という意味での
記号は最近のほうが頻繁に見うけられるから。
226の記号ってのは
足を沢山描いて「走ってますよ」と伝えるような漫画的な申し合わせという意味で「記号」と使ったんで。
231:227
01/11/15 15:05 kW4FklrH
>230
レスどうも。「記号」という言葉的に勘違いしてたのは私の方でした。
>225
>エーリクが不自然に花しょってるときがある。
そうそう。画面として違和感はないんだけど、そういえば花がここかしこに
咲き乱れていたような・・・キャラのバストアップとか突然に。綺麗で好きだったが(笑)
それにしても一年間の休筆というと、リアルネタに反応できないのが
ちと寂しいかな・・・もともと単行本読者なんだけど。
232:花と名無しさん
01/11/16 00:44 CXAY1k4m
前にも別スレでカキコしたけど、人気投票が悪くて連載の継続が危なくなって
頑張って花を散らした、というインタビュー読んだ覚えがあります。
「トーマ」の初期は割と地味な絵柄なのに途中から可憐になるから
不思議だったんだけどそれ読んで納得しました(藁。
もともと萩尾さんの絵柄はリアルタイプ系じゃないかな。デビュー前とか
少年漫画みたいな絵柄だし、「遊び玉」とか印象的な作品は地味系だった気がする。
でもモー様の可憐な絵柄も好きなんで少女を意識するのも大切なんだな、
と思いました。絵が上手い人だから絵柄が安定しないのは表現に幅がある
んですよ。しかし、下手と言う人もいるけど嫌い=下手になっちゃってるん
ですね。じゃなきゃ絵心が全くないか。
233:花と名無しさん
01/11/16 01:32 J0R0Vksr
>232
不肖一応美大出の者です。ラスト2行とても同感です。
ただ、絵の上手い下手論議はこの板で見た限りではかなり不毛な感じがします。
好き嫌い・良い悪い・上手い下手etc.を同列で語る事になりがちですし
そこへいくと個人の趣向は本人にも曲げ様がないと思うし。
作家の個性って、もっと一筋縄ではいかないものだと思うんで。
トーマの導入部は何となく暗くて不気味な印象でしたね。最初タイトルからして
ホラーものなのか?と。でも、天使とかルネサンスの宗教画が持ち出されても
違和感無く画面から沁みてきて、けっこう溜息ついとりました。
234:花と名無しさん
01/11/16 02:24 4WJgIJbf
>233
あはは。私も最初はトーマをホラー物かと思ったよ。
おっ、吸血鬼の次は何が主人公なんだろうって。
ポーを初めに読んだんだけど、その単行本のカバーに
トーマの心臓の宣伝が書いてあって、PCで検索した時に
どこをどう読み間違えたか、「自殺したトーマが自分の心臓
を送った」という話だとばかり思ってたから読んだ時はびっ
くりしたよー。
関係ない話でごめんなさい。
235:花と名無しさん
01/11/16 09:57 L72JvUAL
ずばりホラーだと信じて暫く手が出せなかった読者がここに…。<トーマ
服飾話になってしまうんですが、
はじめ、ポーでまず18世紀中盤の英国貴族の衣装が正確なのを見て驚いて。
あのテのドレスって作家さんの夢いっぱいに描かれてそう…という先入観があって
そこが古典の名作に入って行き辛い所だったんだけど。
描出がクールでさり気なさすぎて、直に画面の華にはなってないあたりが
男前だとも思いましたが(笑)。根っこの部分では少年漫画ぽいような。
現代物は一転してかなりもっさいんですよね。残神のナディアとか。
ただマージョリーはジェンマ系の不思議ちゃんだと思うので、あのファッションは
狙ってるなーとかなり楽しみました。いちいち面白くて可愛くて好きでした(笑)。
236:花と名無しさん
01/11/16 21:44 yVhcDSDg
「~心臓」というタイトルはすごいよ。
237:花と名無しさん
01/11/16 22:45 yZPcMRN6
タイトルもスゴイが、「これがぼくの心臓の音」ってびびるがな。
トーマってリアリストなのね…。
238:花と名無しさん
01/11/16 23:05 lltVJN5a
「トーマの心臓」と「11人いる!」はその珍妙なタイトルが、作品を読む以前から
気になって仕方がなかった。
大体ほとんど出て来ないトーマをタイトルに付けるっつーのが(w
239:花と名無しさん
01/11/16 23:35 NF/ti/K1
トーマ(から)の手紙、とかじゃあ弱過ぎるもんなあ。
でもあんなお手紙貰うのっていくらなんでも恐ろしいですわ。
タイトルといやあ「この娘うります!」にも製作側の狙い通りプチ動揺(笑)。
240:花と名無しさん
01/11/17 01:13 z1Z+R/M6
トーマの心臓!
初めて読んだ萩尾作品がこれでした。
それまで少年漫画ばっかりだった高校生のとき、漫画なんて
ちっとも興味なさげの友人の、これだけは読んでみて、という強烈な
プッシュに負けて読んだのですが、その題名、聞いた瞬間、
なんかつまんなそうだなあ、と思ってしまったよ。
だって、それまで知ってた漫画の題名とかけ離れすぎてたもの。
今思えば、子供だったのね(藁
241:花と名無しさん
01/11/17 01:33 GbO4qi6n
あ、私もつまんなそうって思ったわ。
思えば、「トーマ」ってやっぱ人名?とか「心臓」という字面とか
コミックスの背表紙で拝む度に不気味なものを感じていた。
彼のお姉さんの部屋にあったんだけど訊けない何かがあった…(w
丁度同じ頃に別口からポーを借りてはまったんだけど
トーマに感じた読中読後の異質さって、今でもリアルに覚えてるなあ。
242:花と名無しさん
01/11/17 15:50 oe5Jg5J3
>240、241
逆に「不気味そう」に惹かれてしまった厨房時代のワタシ。
中途半端に「テツガク」とか小難しいことを何かで読みかじったりしてると、
ああいうタイトルは何か考えさせてくれそうで、
読むともしかしたらエラくなれるかも、とか思っちゃうのよね。
どっかに「西洋カブレ」とか書かれていたけど、
時代背景としてまだまだ
「西洋=先進国=カッコイイ!」「日本=敗戦国=カッコワルイ!」
みたいな価値観は主流だったから、
まるで「翻訳文学」みたいな、それも推理小説みたいなタイトルは、
当時少女漫画のファンと推理小説ファンと重なるところがあんがい多かったので、
(いわゆる「文学少女」……といっても「文学少女は漫画など読まない」みたいな
おかしな「選民思想」もけっこーあったような気がするけど)
マーケティングとしてけっこうツボを衝いてたのでは。
茶化した言い方してるけど、実はその時代の自分がいじらしくて
こんなこと書いてます。
今の若い子たち(20代まで、とか)から見たら、240とか241とかの感想が素直なんでしょうねー、きっと。
はー、時代も変わったもんだわ……
萩尾望都の「殿堂入り」に禿しく危惧。
243:花と名無しさん
01/11/17 19:04 sUeK3TtI
>242
発表当時の空気みたいなのが伺えて新鮮です。
既に斬新で革新的なイメージがあったんですね。<トーマのタイトル
時代が変わると読む取っ掛かりなんかも変化していくけど、
例えばトーマにしてもそうした読後の印象自体は
わりと不変なんじゃないかと考える昨今の読者です。
244:花と名無しさん
01/11/18 00:36 k+RU9iBP
やっと「訪問者」読めた。うう、つらい話だった…。
オスカーってこういう少年期を経てよく曲らなかったよね。
愚問だけどもう絵とバイオリンは習わないんだろうな。勿体無い(w
245:花と名無しさん
01/11/18 01:51 q+Suss5O
辛い少年期と曲がる、曲がらないは無関係。
246:花と名無しさん
01/11/19 01:32 wYP1PWgJ
繊細だからどーも心配してしまうって感じ?(キャラだけど)>オスカー
訪問者のラストで「たいせつなものになりたかった」って箇所にいるのが
ユーリだけど、やっぱトーマと訪問者はセットで読むと感慨深いな。
247:花と名無しさん
01/11/19 01:39 A8/BAkrX
オスカーは、いつもせつないですね。
ユーリびいきの私ですが、ユーリのことを誰よりも知ってて好きなのに
自分では救えず、トーマとエーリクに委ねざるをえなかった彼に同情します。
アンテは見る目のある子だと思います。
248:花と名無しさん
01/11/19 01:45 u1U6KFBc
連載中、ユーリ派・オスカー派・エーリク派と分かれたけど
私の周りでは圧倒的にオスカー派が多かったよ。
オスカーいいよね。
249:247
01/11/19 01:50 A8/BAkrX
そういう意味では私はユーリ派です。
でも、エーリクはとっても良い子で、この子がいたからこそユーリは救われたと
感じるし、オスカーは何よりも美しくて、「トーマの心臓」の花。
250:246
01/11/19 02:09 wYP1PWgJ
リアルタイムじゃないんだけど、初読時は素直にオスカーに陥ちていたなあ。
今読み返すと結構皆好きで、リーベなんかも可愛いなと思う。アンテも奥が深そう。
ただ、最近読み直したらユーリの苦悩が昔よりもずっと痛々しく感じられて、
あの保健室の先生に同調してしまう…。独りで抱えるには辛過ぎる孤独というか。
251:花と名無しさん
01/11/19 09:18 lpRPYhC4
リアルでよんだ 厨房時代は
悩みと言えば 成績 友達に言われた悪口‥ 他愛のないものばかりで
ユーリがなぜあそこまで自分を追い詰めるのか
オスカーが何を思ってユーリを見守っているのか 全く解らなかった。
今 自分に直接の経験はないけれど、 想像できる年になり、
すごい漫画だったと 今さらながら思う。
でも14歳くらいで登場人物みんな奥が深すぎ‥ とも思う。
252:花と名無しさん
01/11/19 10:08 gf6zZbis
243です。
>でも14歳くらいで登場人物みんな奥が深すぎ‥ とも思う。
そうそう、今思うとね。
でも、厨房くらいから「心の傷」とかそういうことに目覚め始めて、
オトナになっちゃうと「なんであんなこと」と思うようなことを
自分なりに幼稚なりに一生懸命考え始めるのでは。
言い過ぎかもしれないけれど、『エヴァンゲリオン』の「14歳」にも通じるのかも。
>239
『トーマの心臓』、正しいのか間違ってるのかわからないけれど、
どこかにドイツ語??らしき
「Der Herz von Thoma」
とか書いてあるのを見て、
「あっ、本当は『トーマの心』っていうタイトルにしたかったのかも?」
と思ったけど、ちょうど「聖書の誤訳」かなんかと同じように
「Herz = 英語でheart = 『心臓』」
にもなるから、ちょっとドキッとさせて注意を惹くみたいなところから
『トーマの心臓』
にしたのでは。
あっ、こんなのガイシュツかな。
253:花と名無しさん
01/11/19 10:16 gf6zZbis
>251
252の補足。「14歳で心の傷に目覚め」ればエラい、なんてもんじゃないんだけど、今思えば。
でも、ちょっとそう思ってしまうところが厨房かな。かわいい。
タイトル、つづき
『この娘うります!』も、ヘタすりゃ「売春?」ていうきわどいニュアンスもちょっと含めつつ。
「え? え? そ、そんなこと描いてもいいのーー??」
とか動揺しながら、どきどきとページを開く、っていうのがありましたよ。
少年誌で手塚治虫とか永井豪とか、「性」に対してチャレンジするような内容の作品がいろいろ描かれていたちょっと後だったから、その「少女漫画版」ていうところもあったのかも。
今思うと、ラスト近くで主人公(="足を洗った")以外、みんな「女装」してしまうのは、「何もそこまで……」と思ってしまった。
「ぜんぜん似合わねー」キャラまでおんなじカッコしてさ。
笑えたからぎりぎりいいんだけど、あれはけっこう残酷だった。
イギリス人の元カレ(?)なんか、完全に自分を失って引っ張りまわされる格好。
ジェルミの原形か? ……そ、そんな……
254:花と名無しさん
01/11/19 10:45 WhcdtaNu
「この娘~」に際どい描写なんてありましたっけ?記憶にないっすわ…。
最近読んだんですが、テンポのいいドタバタラブコメだと思ってた。
クラビーが、女装をすると本人の意向に反して凄いお色気美女に変貌…ってのが
かなり可笑しくて好き。サンスベールとのやりとりとか。
ラストは女の子=男装・男の子=女装で、普通に冒頭シーンの再現だと思ったけどな。
因みにポーレットの男装がツボでしたわ。
255:254補足
01/11/19 11:37 WhcdtaNu
あの全体的に倒錯した設定(男装の麗人な姉と女装の似合う弟とか)が
おフランスイメージでかっ飛ばしてるギャグなんだわ、とも思いましたです。<「この娘~」
そういえばクラビーは爪の形もいいんでしたな。うーん細かい。
256:花と名無しさん
01/11/20 00:17 lfS2Bi0R
サイフリート@「トーマ」があの八角眼鏡をかけ始めたのって
きっと最上級生になってから…よね?(苛められずに過ごすには変過ぎるわっ)
あれも未成年の主張なのかな…。
257:花と名無しさん
01/11/20 00:29 UlG5q8SD
>251
当時読んで宗教・神様と言うものを感じたよ。
日本人にはあまりない神への畏怖が
14歳のユーリの奥の深さの原因かな、と子供心に思った。
258:花と名無しさん
01/11/20 00:42 7MULM7Fz
「この娘うります」はハチャメチャなギャグが好き。ラストの
変装も笑ったし。これはフツーのコメディだったと思うけど。
「トーマの心臓」は読んだの12、3の頃なんで早すぎた。
高校生頃読めば、感動がもっと大きかったと思う。
私は何故かエーリクに萌えてたなぁ。ユーリはどうも駄目だった。
259:花と名無しさん
01/11/20 00:46 r15uvEy7
ドイツを作った6(?)民族をスラスラと言えながら「その中に僕の父はいなかった」
と、立派なドイツ人になる、と決意を語るユーリに最近泣ける。
260:花と名無しさん
01/11/20 01:16 T5Ry8K3+
今度文庫で出る、『あぶない丘の家』と言うのは
どんなジャンルの話なんですか。
怖い話?
261:花と名無しさん
01/11/20 01:24 DwCz6LsS
『あぶない丘の家』は、もう出ました。怖くないです。
コメディっぽいSF。軽く読み流し系?
262:花と名無しさん
01/11/20 01:27 T5Ry8K3+
>261
ありがとうございます。
軽く読み流し系ですか。
263:花と名無しさん
01/11/20 02:06 lfS2Bi0R
>259
あ。私も。最近ユーリが健気に思えてちょっと沁みる。
>262
私は軽く読み飛ばし過ぎてもはや内容を忘れました…こんな奴ダメ?
264:花と名無しさん
01/11/20 14:13 HCROHN0V
ユーリって厨房時代はおかたいなあと思ってたけど
数年を経て読んでみたらいじらしく感じた。
ハメは外さずとも思わぬ穴に落っこちるしなあ…。
265:花と名無しさん
01/11/20 14:57 kpRuMhVD
「あぶない丘の家」は「残酷~」を読んでる人なら、かなり
笑えるかと思います。
ほとんど「裏・残酷」?と思えるような登場人物、、、
266:花と名無しさん
01/11/20 20:05 oe+ogN/1
そう言われると、アズ兄ちゃんはイアンか?
読み直す気力が出てきました、800円の厚さの文庫。
1冊になるとは思わなかった。
267:花と名無しさん
01/11/20 21:22 12mF6IEG
>252
遅レスですが243は自分ッス。一応(笑)
>265
あー、言われてみればって感じです。
あの手のファンタジー(?)って特に感慨もなく読んでいたけど
裏・残神ビジョンで再チャレンジしてみようかな…。
確か以前読んだ時、主人公の黒髪まき毛の形態が不自然にあやしいと
思ったんで。ある意味作品に繋がりがなくても作者におけるパロディ
だったのかもと思うと楽しい。
268:エドガー
01/11/20 21:50 KPRpOusw
オールはじめまして。
79年に日本ビクターより「萩尾望都1.エトランゼ」
と言うレコードが出されています、(1)ということは
2が出されたのでしょうか?
(1)は所有しておりますが、2は持っていません
何か情報がありましたらお願いします。
269:花と名無しさん
01/11/20 23:17 uZlHpmvJ
エドガー様、有名なファンサイトのMiscのページに
1.しか無いので、2はないと思われます。
270:花と名無しさん
01/11/20 23:25 KPRpOusw
>269
ありがとうございます、多謝。
271:花と名無しさん
01/11/20 23:36 PY3ifhZj
SF苦手なので避け続けてきた『マージナル』を遂に読んでしまった。
自分的に快挙。なんだかこれはこれで面白いじゃないか、と…ひどい感想だけど。
ナースタースの薔薇のドレスが何故かツボ…。
エトランゼの自作曲ってどんな感じなんですか?>聴かれた方
272:花と名無しさん
01/11/20 23:46 kpRuMhVD
>266、267
もちろんアズにいちゃん=イアン、マヒコはジェルミ。
1巻で死んでしまった神主さんは、カウンセラーのオーソン先生(笑)
猫のエリザベスとオクタビアンもそっくりだ~、今読み返してみたら。。
他にもいるかもしれませんね。似た登場人物。
273:花と名無しさん
01/11/21 16:53 XWkf6kh3
昔、萩尾先生に似顔絵描いていただきました。
美化してくれました。優しいお方。
騒がずおごらず、常に沈着冷静。
274:( ´∀`)
01/11/21 17:16 lvABDKUj
>>273
騒がずおごらず、常に沈着冷静。
これより「美化してもらったこと」を自慢したい様子(話に脈略ないから)。
私の知る範囲ではドライな人、って印象。
厳しいことをズバッという(でも当ってる)。
一緒に居た人が言われただけだけど。
275:花と名無しさん
01/11/21 17:19 r01omF7p
>274
>273は自分をよく分かってるんだからいいじゃん。
元の顔が悪いってことでしょ(笑)
276:花と名無しさん
01/11/21 17:25 ntuyor6R
>273
それは単純に羨まスィ…。大切にして下され。
>274
木原先生やささや先生の仰る萩尾さん像がかなりキてておもろいんですが、
確かにドライな人なんだろうなという印象です。(個人的にはそゆ人好き)
277:花と名無しさん
01/11/21 18:36 qApsW7ss
昔、ソ連(ロシアではない)をモー先生が旅行したときにバス事故に遭い
その衝突する瞬間を見ようと窓から乗りだしたので余計にケガしたと
なんかの雑誌に書いてあったけど、(休載するため)
クールで好奇心旺盛?
278:273です
01/11/21 19:44 uD1LkaUJ
みなさまするどい。わたしは萩尾先生の描く美男子とは
ほど遠い人間。
ただ「ドライ」って言うのはどうかと。
さばさば飄々としてらっしゃるけど、いまふうのドライとは違うような。
むろし「一番しぼり」と言うか……。
わたしの実感では「肝が座って」らっしゃる。
わたしもズバリと鋭いこと指摘されて落ち込みましたが、それがいちいち
適切なだけにその後たいへんに役立ちました。
仕事柄いろんな作家を知ってますが、
萩尾さんと司馬遼太郎さんは人物です。
279:花と名無しさん
01/11/21 19:50 ohCR9tkU
そう言えばリンドンは作者の投影が強く感じられるような気もする。
280:花と名無しさん
01/11/21 22:06 +J27I286
イグアナの娘ってドラマになったやつとは違うの?
281:花と名無しさん
01/11/21 22:11 y1QvZVQU
>280
原作となってたけどなんか違う…よね。
282:花と名無しさん
01/11/22 00:52 5MM5aowu
「イグアナの娘」は、私はドラマの方が味付けが濃くて好きでしたよ。
むしろ別物としても充分楽しかったというか…。
>278(273)
「一番しぼり」!(笑)何だか278さんも充分鋭い方のようにお見受け。
業界の方なのかしら。男の方?似顔絵は羨ましいっすわ。
以前TVで見た萩尾さんの印象は、そのお話しぶり等から「控え目で繊細そうな人」
…だったのですが、確かに底知れない雰囲気は感じました。うん、肝は座ってそうな。
283:花と名無しさん
01/11/22 01:33 qAaxTqS7
マンガ夜話で見たときは控え目には見えなかったなあ。
284:282
01/11/22 01:38 5MM5aowu
>283
らしいですね。マンガ夜話見てないんですが。
私が見たのはなんだったのかなあ…“漫画の描き方教室”みたいな
公共放送の番組がもしあったとしたら、ソレだと思う。
285:花と名無しさん
01/11/22 02:06 xcipa/cy
>284
懐かしい。。
NHKで昔やっていた「少女漫画を描く」by里中満智子先生、ですね。
もう10年くらい前の番組かも(^_^;けっこうゲストが豪華で、毎回見てました。
生徒役のアナウンサー(?)の人も、ヘタながら(失礼)すごく一生懸命
漫画製作に取り組んでいて、なかなか好感のもてる番組でした。
286:花と名無しさん
01/11/22 09:44 QgJKyl1a
なんかアンチ萩尾ってスレも中々盛んですね。
作者が政治的その他の意見を頻繁に発表し、それに反発してアンチってわけでもないし。
描いているものが面白くない、気に食わないなら無視すりゃいいのですがねぇ。
昔好きで作風かわったのが気に入らない、
または、熱狂的なファンが騒ぐので、読んでみたがどこがいいのか判らない。ないし
なんとなく大御所扱いされているのがいや、自分の「お気に入り作家」が評価されていない。とか、
同性同名のヤな奴がいる。
字の画数が気にいらない………。
皆さん、叩くわりには熱心に読みこんでらっしゃるが。
「残酷な神」はわたしも「ヒドい、可愛そう」と思いました。萩尾先生周辺の方も「暗いわよ」
って御本人に言ってたみたい。でもあれは救済される話だそうです。
287:花と名無しさん
01/11/22 11:40 kun+Z6l9
>救済される話
ですよね。
そこが一番難しいポイントなのだけど、ただの不幸オチで終了だったら
長編の意味も無かったと思う。(実は声高メッセージ作品が苦手で、
むしろ『残神』はあくまでも「物語」として読めたから好きなんだけど)
ただラスト2巻には失速した印象も。「変えられてしまった人間が、元通りでは
ないまでも日常を取り戻す過程」だと思えば自分的にはオゲーなんですが。
それでも連載中の10年は、ぶっちゃけ楽しかったですわ。
私にとっては印象的なシーンやモノローグが多くて、結構沁みてたんですよ。
288:花と名無しさん
01/11/22 18:32 kFSes5GU
いや、アンチ萩尾スレ今なかなか面白いよ。感情的な萩尾嫌いがなりをひそ
めて蘊蓄ずきのの中道派と異様頑固なアンチorファンが重箱の隅突くような
論争をしていて議論好きの萩尾マニアにはたまらない空間になりつつある。
アンチスレにいる人もその半分ぐらいが萩尾作品かなり読み込んでるとみた。
289:花と名無しさん
01/11/23 00:11 psXVjbg2
『この娘うります!』、はじめて読みました。懐かしい時代です。
クイントリックス、とか。
プランタンも、ドミのパパも若いのねえ。
290:花と名無しさん
01/11/23 02:02 YpI7Jbhd
はじめて読んだ萩尾作品が、ポーの一族。
いろいろ考えてしまう厨房時代だったので、私もヴァンパネラに
なって世界を永遠に旅したいよ、って思っていた。
291:花と名無しさん
01/11/23 03:08 ImIxw7/4
>288
同感ですわ。ポイントごとに兼用中だけど、ただ各派視点のねじれの位置ぶりは
本格的にパターン化してきたような。何であれ感情的な意見には引いてしまうが。
がいしゅつだけど、木原先生やささや先生による萩尾さんの作品集への寄稿文が
なんか好き。
292:花と名無しさん
01/11/23 14:45 8lLkKSJR
「マージナル」やっと読みました。
華不魅さんの「鉄錆廃園」がちょっとこの世界観に似てそう。
・・・とか思ったのはわたしだけなんだろなハハハ。
293:花と名無しさん
01/11/24 00:27 8t6ETlGL
「あぶない丘の家」発見したけど
お金なかったんで取りに家に帰って戻ったら
もう無かった。いったい誰が買ったんだよー!!!
一冊しか無かったんだぞー!!!
・・・もう手に入らないかも・・・シクシク。
294:
01/11/24 00:33 S/nD33fL
オレオレ。つーか近所のTATUYAには1冊しか無かった。
でもどうしてオバサンになると大河ものや歴史物を描きたくなるんだろうね。
295:花と名無しさん
01/11/24 00:48 eOlyLfve
若いときから歴史物や大河物描いてる人もいるが、大河物について
思い当たるのは、同じ量を短編で書くよりずっと楽だろうということ。
原稿料はどういう計算なんだろう。
296:花と名無しさん
01/11/24 00:58 xwqZRPN2
>295
描き手にとっての短編長編の比較が素人故に出来ないんだけど
長編イコール長期契約って事では済まないよねえ。
実は…大島さんが「罪と罰」を漫画化されたみたいに、勿論
独自の解釈とテイストでもって何か文学作品を漫画に起して
欲しいなーなんて…叩かれるかしら。ハハ。
あれくらい筆致がクールだと自分的には読めそうなんだが…。