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パルコは出店基準を厳格にし、既存店を重視・魅力アップを計るつもりらしい。
2010年09月26日 / 日経ヴェリタス
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出店投資の基準見直し相次ぐ、しまむら、都心向け緩和、パルコは収益厳格に。
パルコの投資基準は、まず新店の初期投資額と、店舗のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を試算。EBITDAと、一定の割引率を使って物件の現在価値を算出し、これが初期投資額を上回れば「出店OK」とする手法だ。
この割引率を従来の2%程度から、実際の加重平均資本コストに近い5%程度に引き上げる。割引率を大きくすると計算上の現在価値が小さくなるため、結果的に、より収益性の高い案件でないと出店基準をパスできないことになる。
また3月に経営会議の諮問機関として「投資委員会」を設置。今後は1億円以上の投資案件については、委員会が投資基準を満たすかどうかを事前に検証し、その後、経営環境や投資の優先順位などを含めて経営会議が判断する仕組みにした。既存店舗の改装投資についても判断基準を厳しくしていく方針だ。(田中深一郎)