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実際、今年のB-1での石巻焼きそばに加えられた出汁は、鰹節やさば節、さらにはサンマなどから抽出されていて、参加者によればこれまでより遥かにグレードアップしていたという。
優勝したひるぜん焼きそばにしても、地元で愛される味噌ベースの焼きそばソース「若田のたれ」や「落合のたれ」などが切磋琢磨してきた結果、栄冠にたどり着くことができた。
B級グルメ文化も、進化、継承が繰り返されることでその深みを増してきたということなのだ。
B-1でグランプリを獲得すると、経済効果は獲得後の数か月に限定しても、約30億円にのぼるという。第一回、第二回と連覇した「富士宮やきそば」などは、
焼きそばで町おこしをはじめた2001年以降の経済効果が昨年時点で439 億円(親99テ岡市のコンサルタント会社「地域デザイン研究所」試算)と、もはや500億円に迫る勢いだ。
焼きそばは、戦後の屋台に起源を持つと言われ、各地方の工場労働者や子どもたちのお腹を満たしてきた。
そしてB-1に出場するような「ご当地焼きそば」のさらなる進化で「太く長く」愛されていくはずだ。ちなみに今年上位に入った、ひるぜん焼きそば、なみえ焼きそばは、ともに太麺である。
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