09/12/20 14:50:36 fjV.C4Xk
JR西日本は、来年3月のダイヤ改正で、広島支社管内の山陽線や呉線など在来線で
列車の運転本数を削減する。基幹の山陽線で列車の大幅な削減を実施するのは、1987
年のJR発足以来初めて。昨年秋のリーマン・ショック後の景気悪化で、収益の柱である
山陽新幹線を中心に利用客が激減したのが影響したとみられる。
削減の対象路線は、山陽、呉、芸備、山口、山陰線など。利用客への影響を最小限に
するため、主に早朝・夜間、土曜・休日に実施する予定だ。
山陽線では、広島発着の土曜・休日を中心に10本程度減らす。呉線でも同じく10本
前後削減するほか、他の路線でも合わせて計10数本の運転をやめる方向だ。
削減の一方で、朝夕の通勤時間帯などで快速列車の停車駅を増やし、利便性の向上も図る。
来春のダイヤ改正は、経営の柱でもある山陽新幹線の厳しい現状が影を落とす。広島
支社では今年4月以降、新幹線を含む中長距離券の売り上げは毎月、対前年を10%前後
減少。11月までの今年度の売上累計は前年同期より60億円のマイナスとなっている。
ソース:中国新聞
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)