10/05/21 23:38:49 keq4jpZg
2010年 春 既存空室の長期化により、賃貸条件は緩和傾向。
白島通の空室率が急上昇
広島市主要オフィスゾーンの平均空室率は、対前期(同年9月期)比0.9ポイント上昇の14.0%となり、調査開始以来の最高値を記録した。
ゾーン別に見ると、8ゾーン中6ゾーンで空室率が上昇。
「白島通」ゾーンでは、対前期比5.8ポイント上昇の18.6%と大幅な上昇を示した。
これは、昨年12月に「広島ビジネスタワー」が空室を抱えたまま竣工したことや、ゾーン内の既存テナントが減床したことに起因する。
全体として、既存空室の長期化により賃貸条件は緩和傾向にあり、コスト削減を目的とした移転を希望するテナントにとっては好機である。
しかし、賃料減額に応じる現入居ビルのオーナーも多く、移転ニーズは潜在化している。
2010年秋には、「アクティブインター・シティ広島(仮称)」が竣工予定のほか、2011年には広電ビルの再開発が控えている。
オフィス市況回復の兆しが見られないなか、今後さらなる空室率が懸念される。