10/03/27 06:59:59 qeSWTIKA
理念先行に「ノー」 広島市議会、五輪予算削除
2020年夏季五輪の招致検討費を削除した26日の広島市議会の判断は、理念先行で進む秋葉忠利市長の政治手法に「ノー」を突き付けたといえる。市長と議会との根深い対立が背景にはあるが、巨額の財政負担を懸念する世論が、議会を後押ししたことも事実だ。
「ヒロシマ・オリンピック」の発端は昨年10月。秋葉市長と田上富久長崎市長の突然の発表から始まった。核兵器廃絶の流れを感じさせるオバマ米大統領の登場もあり、五輪構想の賛同は全国の自治体へ急速に広がった。秋葉市長に批判的な市議でさえ「ヒロシマの広告塔としての発信力は抜群」と評する。
だが、国内外への「アピールの輝き」に比べ、巨額の財政負担や施設整備など市民が抱える不安には答えてきたとは言い難い。
インターネットを通じ世界中から寄付を募ることや、メーンスタジアムを仮設の施設で補うなどアイデアも出されたが、裏付けの乏しさは否めない。
秋葉市長は26日夜、臨時会を31日に招集し、招致検討費を削除した修正予算案の再議権を行使する考えを表明した。再び可否が焦点にはなる。秋葉市長はその前に、説明を尽くし、合意形成の階段を一つ一つ踏む姿勢を明確にする必要がある。
核廃絶。戦争のない世界。平和五輪。。。
核実験があれば抗議文を送りつけるだけ。。
全ては、かけ声だけ。
アピールだけは得意な広島らしいね。