02/01/05 03:46
東京人ですが、あの日は忘れられません。
僕は当時中3で、通っていた中学が登校時間が早いので
いつも5時30ぐらいに起きて準備をしていました。
そしたら日本テレビのあさ天で
「関西方面で地震がありました。今後の情報に注意してください」とアナウンサーが読み上げました。
その時は「地震か、でもそんな大した事ないだろう、ニュースでもまだ被害の情報は
入ってませんって言ってるし」と思い、そのまま学校へ行きました。
確か、その日は朝から滅茶苦茶体調が悪くて、午前授業だったので早く帰れるので
仕方なく学校へ行った覚えがあります。
その後、11時ごろに帰宅、親は買い物に行っていて、家に居なかったので
カギを開け家に入り、テレビをつけると恐ろしい光景が・・・
高速道路は崩れ落ち、電車の線路がぐにゃぐにゃに曲がっている映像が流れていました。
その時自分は「えっ?これ本当に日本??海外の映像じゃないの?」と思いました。
でも、それが神戸の映像だという事を知り、本当に言葉が出ませんでした。
その前の年に実は修学旅行で神戸を訪れていました。しかし、学校側が時間の配分を誤り
わずか1時間しか滞在できませんでした。でも、高速道路の休憩所からみた
神戸港の美しく壮大な海は本当に印象に残りました。
そして、「今度来る時はこの街をゆっくりと探訪するぞ!」と心に誓いました。
しかし、その時からわずか数ヶ月で・・・
去年の夏、94年以来、久々に神戸を訪れました。
震災の爪跡というのは目で見たところではメリケン波止場のモニュメントでしか
観られませんでしたが、人々の心の奥底にはきっとまだまだ残っているのでしょう。
地震は天災なので、防ぐ事は出来ません、しかし、この様な惨劇はもう二度と
起きては欲しくないと思います。