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小沢氏の訪米 オバマ政権の手離れ民主党議員仕切る
【ワシントン=古森義久】民主党の小沢一郎幹事長の訪米計画はオバマ政権の手を離れ、上院民主党の有力議員ジム・ウェブ氏に委ねられたことが6日までに判明した。
ウェブ議員が主体となり小沢氏への招待状を出すことを検討しているが、この動きはオバマ大統領が小沢氏訪米の直接の当事者になることへの難色の表れだと解釈される。
小沢氏の訪米は当初、オバマ政権からの正式な招待によると観測されていたが、政権がらみではまだなにも決まってはいないことは、5日の藤崎一郎駐米大使の
「小沢幹事長の訪米はいつ、どういう日程になるかなど、申し上げるものはなにもない」という言明でも裏づけられた形だ。
訪米計画は2月初めに小沢氏と東京で会談したキャンベル国務次官補が招請の意を伝えたとされたことから浮上した。
だが、日米関係筋によると、その後、ルース駐日米国大使はオバマ大統領や国務省が直接この計画にかかわることを避けて、
2月15日に来日した議会上院外交委員会東アジア・太平洋小委員長のジム・ウェブ議員に、「議会からの招待状」を出すことを要請した。ウェブ議員には山岡賢次民主党国対委員長も会い、小沢氏訪米への協力を求めたという。
日米関係筋によると、ウェブ議員は確答を避け、16日には沖縄に向かったが、小沢氏側からはさらにウェブ議員への接触や要請が電話などでなされた。
小沢氏側は書面での招待状を求めており、ウェブ議員は単独あるいは他の議員との連名で招待状を出すことを検討しているという。
ウェブ議員は共和党レーガン政権で海軍長官を務め、後に民主党に転じた。ベトナム戦争にもかかわり上院民主党でも有数のアジア通として知られ、オバマ大統領にも近いとされる。
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