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●鳩山政権の命運は、「普天間問題」で決定する その4
そのリトマス試験紙となるのが普天間問題である。
普天間問題は、去年12月に、5月までの先送りを鳩山が決定し、「リーダーシップのない鳩山」の象徴として、
支持率急落に大きく貢献した事象である。
もし普天間問題の解決が従来の「辺野古」で変更なければ、
「なぜ半年も伸ばしたのか」「公約違反」だと叩かれるのは必至であり、社民党も連立離脱する。
つまり鳩山は、リーダーシップも決断力もない男と認定されるだろう。
「辺野古陸上」「嘉手納統合」案はどうだろうか? 名護市と社民党の一部は激怒し、国民の世論はつまめない。
この場合は、国民が鳩山をどう見るかは、予測しづらい。
辺野古や嘉手納統合でもない、「サプライズ」だった場合、鳩山政権の性格は一変する。
沖縄県民からは、喜びの声で迎えられ、鳩山は「アメリカを相手にしても公約を守る男である。
実はリーダーシップはある」となる。
ちょうど予算執行と時期が重なるので、「鳩山の考えるリーダーシップ」に国民が理解されるだろう。
以上のことから、普天間問題がどのような帰結を迎えるかは、鳩山という政治家の正体を知る良い機会であり、
支持率低下の原因となっている、「鳩山のリーダーシップ」の方向性を決定づける非常に重要な案件である。