09/11/22 15:55:46 0
俺はブランコに座ってた。
ぼいんが来るまでの間、宮崎のことを思い出してた。
思い出せば思い出すほどどうでもよくなってきて
俺がこれからぼいんにすることが失敗に終わっても
俺は一向に構わなかった。
俺は告白しようとしてた。
本気で好きなわけでもない彼女に、
まだ宮崎のことをどこかで好きでいる俺が
告白しようとしていた。
51:7年男子 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 16:01:22 0
ぼいんが来た。
相変わらずぼいんだった。
6年生にしてはあっち方向の知識が豊富だといわれていた俺は
ぼいんの胸を指差しながら聞いた。
俺「それ、パッドでも入れてんの?」
ぼいん「えー なにそれー」
俺「ブラ何色なの?」
ぼいん「しろー」
長い沈黙が訪れた。あの時と同じ。
52:夢見る名無しさん
09/11/22 16:03:14 0
ただの変態じゃないか
53:7年男子 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 16:05:08 0
沈黙を破り、いきなり俺が口に出した。
「好きです。付き合ってください。」
前回のような緊張は全くしてなかった。
会話の一部のように、スラッといえた。
ただ、全く気持ちはこもっていなかったと思う。
ぼいんはきょとんとしてた。
しかし当時はまだ11,12歳。付き合うことの重さをお互いに知らなかった。
ぼいんはすぐ俺に返事をくれた。
ぼいん「
54:7年男子 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 16:06:08 0
バイト行ってきます。
続きは夜に。読んでくださってる方、本当にありがとうございます。
55:夢見る名無しさん
09/11/22 16:17:07 0
>>52
失礼な事言うな!
立派な変態だ!
56:7年男子 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 18:34:29 0
ほんじゃまか。
ぼいんはすぐ俺に返事をくれた。
ぼいん「いいよー」
この時俺は喜んだけど何か引っかかるものがあった。
やっぱりまだ宮崎のことをどこかで想ってたしね。ぼいんちゃんには申し訳なかった。
とりあえず俺は目標を立てた。
まず一つ目として
ぼいんちゃんとキスをすることを目標にした。
ちなみにファーストキスは5年生の時、ケインとしましたアーッ
57:夢見る名無しさん
09/11/22 18:37:32 0
>>56
アッー!
58:7年男子 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 18:40:06 0
交際初日。
まだ携帯を持ってなかったのでその日の夜はぼいんちゃんと自宅同士で電話した。
ここでへたれスキル発動。俺からの質問の嵐。
「なんで付き合ってくれたのー?」
「ぼいんは何カップなのー?」
「俺なんかでよかったのー?」
「ぼいんは何カップn(ry」
さすがにぼいんちゃんもアタフタしてたけど
その日は、電話中ずっとニコニコできた。ニコニコじゃなくてニヤニヤかも。
だけど次の日の夜 ぼいんちゃんから電話がかかってきた。
そんなに俺と話したいのかよ!仕方ねぇなぁ!とか浮かれながら受話器を取った俺は
10分後には泣いていた。
59:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 18:45:54 0
気に食わないので名前変えました。七男です。♂です。挿す方です。
浮かれてた俺にぼいんちゃんから一言。
「ごめん。うち、七男くんのコト彼氏として見れない。」
そのあと俺が黙ってるとぼいんちゃんは「じゃあね」とだけ言って電話を切った。
この時から俺は女って恐ろしい・・・!と思うようになってきてた。
女心を理解しようとせず、ただ女性は難しい生き物だとだけ思ってた。
告白が本気じゃなかったから悲しくなかった。
けれど、その後冷静に考えてみると
フラれたことに変わりないという事実に気付いて
布団の中で泣いていた。 4ヶ月前とまるっきり同じ光景だった。
60:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 18:50:53 0
女の子から距離を置こうとしてた。
本当に女子が怖かった。
夏休み中に遊んでいる時もなるべく女子に会わないようにしていた。
しかし、こんな自分と一瞬でも付き合ってくれた女子がいた というとこから
勘違いをしてしまい
遊んでいるときに女子に出くわすとなぜかカッコつけている自分がいた。
どこかモテたいという気持ちがあった。
男にでもいいからモテたかっtアーッ!イイ!イイ!!
61:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 18:54:49 0
夏休みも終盤になり、手をつけてない宿題を片付け始め
また始まる地味な学校生活にため息を付いていた頃
家の電話が鳴った。
母が出た。
俺の家は一軒家。二階に俺の部屋があり、リビングは一階。
一階で母が話してる声がかすかに聞こえる。
足音が近づく。階段を上る音。部屋のドアが開く。
母が俺に 電話の主を告げる。
62:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 19:05:40 0
七男ママ「ケイン君からよ☆」
俺「ま た お 前 か」
ケンカしたわけでもないが1学期には全く話さなかったケインから
何を言われるのかとドキドキしていた。タイマンでも申し込まれたら不登校になる気でいた。
俺「はい。」
ケイン「いきなりごめん。こういうときばっかお前を頼るのはよくないと思ってるんだけど
長い間付き合ってた友達として一番に知らせるよ。」
俺はなんのことだかサッパリだった。
俺が何も言わないでいるとすぐにケインが続けた。
ケイン「俺さぁ 宮崎と別れちゃった。」
63:夢見る名無しさん
09/11/22 20:34:52 0
なかなか続きがこない
64:夢見る名無しさん
09/11/22 21:01:51 O
wktk
65:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:11:33 0
>>63
申し訳ないです。色々立て込んでました。
ケインが言ったことはあまりにも衝撃的だった。
驚いたし喜んだ。無言でガッツポーズをとった俺を不思議そうな目でみる母をよそに
ケインにはあくまでも同情してるかのような言葉をかけて
その日の電話は終わった。
夏休みが終わるのが楽しみで仕方なかった。
男子の目も女子の目も気にしない。
ぼいんちゃんの事?知ったこっちゃない。
俺は宮崎と仲良くなることだけに全力を尽くそうと決めた
66:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:16:33 0
長いようで短い夏休みが終わり、2学期が幕開けした。
俺は明るくケインに話しかけた。
俺「まぁ残念だったよな」
ケイン「なんでそんな笑顔なんだよ」
俺「元気出せよ」
ケイン「お前また宮崎に告白するつもりかよ!」
ケインに核心をつかれたが、問題無いと思ってた。
俺「あぁ。俺はずっと宮崎一筋だったからな!」
ぼいんちゃんとのことは誰も知らないと思ってた。知らないはずだった。
ケイン「一筋だったらなんでぼいんちゃんに告ったんだよ。」
67:奈々氏
09/11/22 21:18:45 0
バレとるwwww
68:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:22:40 0
ケインの一言に怯んだ俺にさらにケインは追い討ちをかけてきた。
ケイン「宮崎にフラれて、すぐ他の女子にすがり付いて
宮崎が一人になればまたすぐ宮崎に戻る。
お前は女なら誰でもいいのかよ。宮崎とぼいんの気持ちも考えろよ。
そういうの何て言うか知ってるか?女たらしって言うんだよ!!」
全てが当たってた。当時は「女たらし」と言われるのにそこまで抵抗は無かったが
今思えば最低なネーミングだと思う。それほど俺のやってることは酷いことだった。
圧倒された俺は何も言い返すことができず、立ち去るケインをただ見送っていた。
近くに誰もいなくてよかった。それだけが救いだった。
2学期初日の朝の出来事だった。 俺はまた一人ぼっちになった。
69:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:29:38 0
一人ぼっちになったはずだった。
だけどやっぱりケインは優しかった。
朝、あれだけ罵倒してた俺に一緒に下校しよう、と誘ってきたのだ。
その日の下校中 他の男子がいなくなり、ケインと二人っきりになったので
俺は勇気を振り絞ってケインに謝った。
俺「朝のこと。ごめん。怒ってるよね」
ケイン「怒ってなんかねぇよ!ただ・・・アドバイスっていうか・・・
女たらしはモテないと思うから・・・ 七男の事を思って・・・ブツブツ」
俺「ごめん後半よく聞こえなかった」 ケイン「っるせぇ」
ケインは許してくれた。というより怒ってなかったみたいだった。
ここまで聞いただけでも俺はかなり嬉しかったんだが
次にケインに言われた一言は本当に信じられなかった。
ケイン「宮崎と、頑張れよ」
70:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:36:05 0
俺とケインが別れる道はもうちょい先なんだけどケインが走って行ってしまった。
俺はまわりに誰もいないことを確認して
「まったく。しょうもねぇやつだなぁ。」と吐き捨てた。
これって厨二病って言うんですよね?
俺のへたれ→厨二伝説はここから始まった。
それからというもの 男子から省かれることもなく、仲良くすごした。
女子の目も気にすることなくはしゃげた。たまに宮崎とも話した。
そんな9月初旬のある日
俺は10月半ばに修学旅行という得体の知れない行事がある事に気付いた。
71:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:43:50 0
俺の学校の修学旅行は一泊二日。割と近場の旅行だった。
初修学旅行ということであまり楽しそうなイメージはなかった。
お友達とのそのそ旅行に行く程度のものだと思ってた。
規則に縛られ、常に監視され、自由なことできないガッチガチ旅行だと思ってた。
だけど9月下旬の学年集会にて 先生から発表された修学旅行の内容を聞いたとき
あまりに衝撃的で、興奮してしまい鼻血が出た。保健室に連れてかれた。
そう。修学旅行に「班行動」というものがあった。
その班は 男女混合 だった。
72:夢見る名無しさん
09/11/22 21:48:09 O
興奮しすぎw
73:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:50:43 0
翌日。学校では班行動時の班をどう決めるかについて話し合っていた。
アミダくじだとか神経衰弱だとかアホみたいな提案してるヤツがいて殴りたくなった。
俺はどうしても宮崎となりたかった。
しかし、絶対宮崎と同じ班になれる保障がある班の決め方はない。
俺はただ神に祈るしかなかった。
のんびりした話し合いだったので
教室の後ろで踊ってるヤツもいれば隅っこで鼻クソ食ってるヤツもいた。
そんな時、ケインが手を挙げた。黒板の前に立っていた学級委員は彼を指した。
74:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 21:58:28 0
ケイン「キャッチ方式」
教室がざわついた。俺もケインが何を言ってるのかわからなかった。てかこの方式知ってる人いるの?
俺の学校では 班は1班4人で構成される。
ケインが出したこの提案は
まず男子は男子だけ、女子は女子だけで2人づつのグループをつくる。
そこで男子2人のみのグループが順番に女子2人グループのうち
どこか1グループに「僕らと同じ班になりませんか?」と持ちかける。
相手の女子グループがOKすればその男子2人女子2人の合わせて4人で1つの班となる。
というものだった。俺、説明ヘタクソすぎスマソ。つまり合コンみたいなもん。
まぁとりあえずこれで 俺が頑張れば宮崎と同じ班になれる確率が高くなったってワけだ。
ケイン、ナイス。俺はケインに投げキッスしてやった。
75:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 22:01:19 0
兎にも角にもまずは同じ班になる男子 つまり相方を探さなければならなかった。
もちろんケインは人気なので他の男子から引っ張りダコ。
とてもケインを誘うことはできなかった。
かと言って、以前出てきたピザとマッチ棒はもう二人で組んでしまってるので入れない。
どうしようかと泣きそうになりながら迷っていたら
ある一人の男が俺を誘ってきた。同情ならやめてくれ、と思ったがそうじゃなかった。
ケイン「七男、組むぞ」
76:奈々氏
09/11/22 22:08:27 0
ktkr!!!!
77:夢見る名無しさん
09/11/22 22:22:19 0
ケイン神だ!www
78:夢見る名無しさん
09/11/22 22:24:19 0
さすがケイン!!
よくやった
79:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 22:32:52 0
ケイン「お前、どうせ俺がいないと宮崎誘えないだろ?」
ちょっとムカついたけど事実だったから少し恥ずかしくなってしまった。
俺「あぁ。組もう。」
するとケインが男子に向かって言う。
ケイン「この方法の提案者は俺だし、俺らに最初に女子を選ばせてくれよー。」
誰も意義を唱える者はいなかった。それだけケインの影響力は強かった。
しかし決して偉そうにしてたりワガママだったりそういうわけじゃない。
他の男子と違うものがケインにはあった。
ケインは「よし」とだけ言って女子達のほうを向いた。
あからさまにケインに選んで欲しそうな顔をしてるマツコデラックスみたいなヤツもいた。
しかしケインはマツコには見向きもせず、ある二人の女子を指名した。
80:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 22:38:19 0
その女子二人のうちは言うまでもなく宮崎。
もう一人はチワワみたいなちっこい子だったのでチワワとする。
ケイン「宮崎さん、チワワさん 俺らと同じ班になりませんか?」
女子達は唖然としてた。
別れたばかりのカップルが同じ班になろうとしてること自体、考えられなかったのだろう。
男子もびっくりしてた。俺もドキドキしてた。断られたらどうしようと。
だけど一番ケインが緊張してたと思う。
後で聞いた話、その時ケインは俺のためだけに勇気を振り絞って言ってくれたらしい。
だけどこれは小説や恋愛ドラマなどではない。現実の話。
そう物事がうまく進むはずがなかった。
81:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 22:49:14 0
さかのぼること1ヶ月前。
夏休み終盤の出来事。暗くなりかけた公園に、二人の男女がいた。
「夏休みの宿題おわった?俺まだ終わってないんだよね。」
「・・・そう。」
「今年の夏プールとか行った?日焼けってヒリヒリするよな!」
「・・・そうだね。」
「・・・どうしたんだよ。宮崎暗いよ。」
宮崎「ケインくん。」
ケイン「ん?」
宮崎「うちやっぱりケインくんとは付き合えない。
ごめんね。前は話した通り、まだ七男くんにも返事してないし・・・。」
ケイン「そうか。宮崎の好きなようにしたらいいよ。俺になんかできることがあったら・・・」
宮崎「うち、七男くんと修学旅行同じ班になりたいんだ。」
ケイン「任せろ。」
二人は公園を後にした。
82:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 22:55:03 0
時は戻り、班決めの日。
ケイン「同じ班になってください。」
宮崎「私はいいよ。」
俺はホッとした。だけど黙っちゃいられないらしく、チワワが言った。
チワワ「ケインくんは宮ちゃん(宮崎)を捨てたんだよ?
そんな人に誘われてやすやすとOKしちゃうの?」
ケイン「なっ・・・」
捨てたとは大げさだ!と言ってやりたかったが言えなかった。
なぜか俺はそんな修羅場をよそに、横で変なポーズでカッコつけてた。
クールキャラになりたかったんだ。当時の俺を許してくれ。
83:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 23:03:50 0
驚きを隠せないケイン、慌てふためく宮崎。
怒ってるチワワ。横で泣きそうな顔してるマツコデラックス。
口を手でふさいで驚いてる担任の若い女教師。鼻くそほじってるピザ。
誰も見てないのにカッコつけてる俺。 教室中は混乱してた。
宮崎「うちは大丈夫だから・・・」
チワワ「大丈夫なんかじゃない!ケイン、お前正気なの?」
口の悪い女とすぐカッカする女はこの時から大嫌いだった。
担任「問題が起こっているようなのであとは先生が決めます。」
この一言で俺の人生は180度変わった。
当然のように先生は、俺・ケイングループと宮崎・チワワグループを引き離した。
そして適当に男女のグループをくっつけた後、先生は笑って言った。
「 公 平 に ね ☆ 」
84:奈々氏
09/11/22 23:06:45 0
先生wwww
85:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 23:08:38 0
その日の放課後。誰もいない教室で二人。
俺とケインによる反省会が行われた。
ケインは机を叩き「クソッ!クソッ!!」と叫んでた。
俺はただそれを見ることしかできなかった。
かける言葉が見つからなかった。
しばらくしてケインが落ち着いた頃
なぜかケインが謝った。しかも天井見ながら。
ケイン「ごめんな。役に立てなくて。」
てっきり俺に言ってるものだと思って
俺は「平気だよ。ありがとう」と言った。
ケイン「お前に言ってるんじゃねぇよっ!」
86:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 23:13:28 0
俺「え?」
ケイン「お前に言ったんじゃねぇ、宮崎に言ったんだ!」
俺「宮崎に?」
ケインはそれから俺に>>81のことを話してくれた。
俺「そんな・・・宮崎が・・・?」
ケイン「もう少しだった。もう少しだったのに!」
ケイン「俺はお前らの恋のキューピットになれなかった!!クソッ!」
また机を叩き始めたケインは、泣いているように見えた。
それからしばらくして 俺らは帰宅した。
87:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/22 23:20:53 0
帰ると家の電話に一件の伝言が入っていた。
再生してみるとそれは宮崎達と同じ班になった男子の一人からだった。
オバマみたいな顔したヤツだった。
オバマ「宮崎ちゃんを、いただきまっしゅるぅーむ☆
宮崎ちゃんのおっぱいをちゅーちゅーs(自主規制」
汚い声で何を言いやがる。俺は自分の部屋に戻り壁を一発殴った。
爪楊枝みたいな指5本を丸めた拳で壁を殴っても壁は動じなかった。
30分後、俺は手に包帯を巻いて病院からでてきた。
88:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 00:27:38 0
修学旅行当日。
俺もケインも乗り気じゃなかった。
予想通り、特に良いこともなく一日目が終わろうとしてた。
消灯時間30分前。自由時間中にケインからまたもや提案が。
ケイン「今ならイけるんじゃね?」
しばらく顔を見合わせて俺達はすぐに部屋から飛び出した。
先生達の警備を掻い潜ってなんとか女子部屋の廊下にたどり着いた。
ケイン「宮崎の部屋は何番だっけ・・・」
ケインの鼻息が荒くなっていたことを俺は見逃さなかった。
89:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 00:32:03 0
すると後ろからかわいい声が。
「どうしたのー?」
ケイン「おぉ!今、宮崎を探s・・・」
俺「・・・。」
声をかけてきたのはマツコデラックスだった。
彼女一人で廊下の横幅いっぱいを占領してやがる。
マツコ「宮ちゃんなら一階の自動販売機で・・・」
ケイン・俺「わかった。」
俺達は逃げるように一階の自動販売機へ向かった。
自動販売機の前には宮崎がいた。女子数人で喋っていた。
なぜか俺は隠れた。 ケインは手招きしてた。宮崎を呼んでいるようだった。
90:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 00:37:09 0
案の定宮崎が来た。
ケインは「ほら」といって俺を指差す。
俺に気が付いた宮崎はすこし不安そうな顔をしてた。
ケイン「じゃ、俺行くから。」
ケインは階段を上っていった。
宮崎「・・・怒ってるよね?」
俺「とりあえず座ろ。」
俺はなるべく明るく言ったつもりだったが、相変わらず宮崎の表情が優れない。
近くの長イスに二人で腰を下ろした。
消灯時間10分前には部屋に戻される。消灯時間まであと25分。
タイムリミットは15分だったが、俺にとっては長すぎるくらいだった。
91:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 00:38:54 0
今日はこの辺で一旦終わりにします。
また希望してくださる方がいらっしゃれば
時間が空き次第、続きを書いていこうと思います。
昔を思い出しながら書き留めるのはとても面白いことですので
個人的には続けたかったりします。
それではおやすみなさい。
92:夢見る名無しさん
09/11/23 00:42:35 0
続き希望します!
お疲れさまでした。いい夢を
93:夢見る名無しさん
09/11/23 00:48:01 0
おやすみ!
94:夢見る名無しさん
09/11/23 00:52:37 O
続き見たいです。
おやすみぃ~。
95:奈々氏
09/11/23 01:03:38 0
乙
続き楽しみにしてる!
96:夢見る名無しさん
09/11/23 01:17:43 O
お疲れ様です。
続き待ってますね!
おやすみなさい
97:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 21:16:03 0
消灯後の一室。見回りの先生にビクビクしながらも夜を更かしている男の子が二人。
ケイン「で、どうだったんだよ。」
俺「告白したよ。フラれた。」
予想通りの結末だったので普通にケインに報告できた。
ケイン「なんだってんだよ!七男をフる理由がわかんねぇ!ちゃんと告白したのかよ!」
俺「うん。 だけど一つ進展があった。」
ケイン「なんだよ。」
俺「今度、うちに遊びにくることになった。」
ケインの表情が凍った。俺は人生で初めて女の子を自分の家に招くことに成功した。
しかもその日は 夜 遅 く ま で 親 が 帰 っ て こ な い 日 だった。
98:夢見る名無しさん
09/11/23 21:20:38 0
続きキター!
99:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 21:23:11 0
結局、小学校生活最大の行事である修学旅行も
2日目からはケインの「本当かよ」の問いに対して
俺が「あぁ。」とひたすら答える尋問旅行になってしまってた。
正直、ちょっとした優越も味わえたし嫌な気はしなかった。
宮崎がうちに遊びにくる日は1週間後の放課後。
宮崎の門限は6時なので5時半くらいには帰ると言っていた。
なぜか修学旅行が終わってからケインはいつも鼻息を荒くして俺のところに来た。
宮崎を家に招いてからどうするかについて作戦を立てようといい始めたが
俺は「大丈夫です。」と毎回断っていた。
しかし何のプランも立ててなかった俺は
とても心の底から大丈夫ですなんて言えなかった。 やはり不安だった。
100:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 21:31:23 0
ついに宮崎が遊びに来る日になってしまった。
その日は金曜日だった。
学校から帰り、家につく頃は午後3時。2時間は宮崎を独り占めできる。
家に帰って変な妄想してたら俺の息子が暴れだしたので3分かけて黙らせた。
宮崎がいつ来るかわからないのに家で下半身を露出させているという状況に
俺は少し興奮を覚えた。 露出狂ではないです。
カルピスを拭ったティッシュをどこに捨てようか迷ってた頃、宮崎が来た。
事後直後だったので性欲という性欲の全てが失われていたが
ドアを開け、宮崎の笑顔を見たらまた危うくおっきしそうになった。
腰を曲げてなんとかごまかした。
宮崎をリビングにあげた。 第1ラウンド開始のゴングが鳴り響いた。
101:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 21:36:11 0
>>98
お待たせしました。
ケインと立てた目標は「告白する」だったが
宮崎を家にあげてから俺の目標は完全に変わってた。
話す、や告白する、など単純なモノではない。
俺は宮崎のオパーイを揉んでこそ、今日のノルマ達成だと考えていた。
宮崎のふくよかなおっぱいを揉みたかった。触れるんじゃなくて揉みたかった。
※これは官能小説じゃありません。
102:夢見る名無しさん
09/11/23 22:12:01 0
いいぞ!もっとやれ!
103:夢見る名無しさん
09/11/23 22:23:41 O
wktk
104:奈々氏
09/11/23 22:35:09 0
宮崎は確信犯だろw
105:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 22:55:23 0
賢者タイムに突入しながらも俺は宮崎のおっぱいの事だけ考えてた。
宮崎は自分から色々話題を振ってくれる子なので
俺は適当に「あー」とか「ぐふ」とか返事してるだけで良かった。
5時を回り、お互いにかなり打ち解けてきた頃
俺は手ぬぐいを片手に自分でも信じられないような提案をした。
俺「ちょっと宮崎動かないでねー」
宮崎「えっ?えぇっ??」
俺は宮崎に
目 隠 し を し た 。 この時からSっ気があんただなぁと思う。
へたれが野獣と化した瞬間だった。
106:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 23:03:27 0
宮崎「なんにも見えないんだけどー」
宮崎の口は笑ってた。八重歯が眩しかった。
俺はフル勃起だった。だけど宮崎には見えないからなんの問題もない。
俺「脱がしていいー?」
宮崎「えっちー」
俺「いい?」
宮崎「脱がせられるもんなら♪」
半袖Tシャツ一枚しか着てないあなたが何を言うんですか。
俺は宮崎のTシャツに触れた。
宮崎「ふぇっ!?」
107:夢見る名無しさん
09/11/23 23:09:15 0
>>105
ぐふ に吹いたwwww
108:夢見る名無しさん
09/11/23 23:23:25 0
wktk
109:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 23:28:07 0
宮崎「えっ ちょっ そこ脱がすの?」
そこ以外にどこがあるんですか。下ですか。ぱんつですか。
俺「大丈夫~優しくするから~」
宮崎「もう・・・」
宮崎がおとなしくなったと思った時
ガチャ
玄関のドアが開いた。 近づく足音。急いで宮崎のシャツから手を放す俺。
目隠しをとってシャツを直す宮崎。少しほっぺ赤くなってるよ可愛いよ。
七男ママ「あら宮崎ちゃん来てたの。いらっしゃい♪」
110:夢見る名無しさん
09/11/23 23:29:41 O
本当に大切なら奪うより守ろうとするんじゃないかな
111:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 23:34:25 0
宮崎は笑顔で俺の母親に挨拶する。可愛い。食べてしまいたい。
違う!そんなこと言ってる場合じゃない!
なぜ帰ってきた!まだ5時なのに・・・ 10時までは帰らないと言ってたのに・・・
しかし宮崎の前で母に物申す勇気は無かった。
後で聞いた話、単純に母親は仕事が早く終わってしまったんだとか。
結局その日は、本当に何事も無く宮崎は帰宅してしまった。
宮崎がうちを出る時
上目遣いで「おじゃましました」と言ってきた時、俺はノックアウトされた。
宮崎VS俺 結果 俺のKO負け。
後一つ。 宮崎が帰った後、俺は生まれて初めて「我慢汁」というものを目にした。
112:夢見る名無しさん
09/11/23 23:40:48 0
母wwwwwww
113:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 23:41:27 0
>>110
小学生の時の俺には守るなんて思考なかったような希ガス。
それからまたいつも通りの平和な小学校生活が続いた。
学校でバカなことして、家に帰ればゲーム。夜になれば妄想。
学校では普通に宮崎と話せるようになり、他の男子から仲間はずれにされることも無くなった。
あれからまた宮崎をうちに誘うなんてことは俺にはできなかったが
まだチャンスは残っていた。
2月にバレンタインデーというものがあった。
114:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/23 23:46:55 0
>>112
もしよかったら俺の母親のスペック書きましょうか。
今までバレンタインの日にチョコをくれてたのは
幼馴染のマツコデラックスと母親くらいだった。
5年のときにマツコデラックスからもらったチョコといえば
袋の中に4つ入っていて
「どれか一つだけワサビ入りだよん♪」と余計なことを聞かされたもんだから
慎重にひとつひとつ口に運んでみるものの、案の定全部ワサビ入ってた。
俺の中ではバレンタインはちょっとしたトラウマになってたが
宮崎はそういうことをするヤツじゃないと信じ
バレンタイン前日の夜は一日中神様に土下座してた。
「宮崎からチョコもらえますように」、と。
115:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 01:10:21 0
バレンタインデー当日の朝。
同じ学年の女子がヒソヒソ言いながら男子の下駄箱にチョコを入れているのを見て
俺も入ってるんじゃね?と内心ワクワクしながら下駄箱チェックしたら
そこには俺の臭い上履きしか入ってなかった。死にたい。
とりあえず教室にはいって机の中も確かめたがチョコらしきものは入ってない。
その日の午前中が終わろうとしてるのに、女子の誰一人俺に話しかけてこない。
話しかけてこようともしてない。 ケインはもうすでに3つはもらってるっぽかった。
マツコデラックスはいつも放課後に俺の家に来てた。
もしかしたらマツコも愛想尽かせてしまって今年は下手すりゃ1つももらえないかもしれない。
その日はまるで授業に集中できなかった。
116:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 01:16:09 0
先生が挨拶をし、みんなが一礼をして、どんちゃん騒ぎながら帰り始める。
俺もとっとと帰ってしまおうとケインの方に行こうとすると
何やらケインと宮崎が話してる。
俺が宮崎とケインのほうを見ていることに気付いた宮崎が
ケインに何か一言言って走っていってしまった。
ケインがこちらに寄ってくる。真剣な顔してた。怖かった。イケメンだった。
俺「な・・・」
ケイン「放課後、宮崎がお前ん家にチョコ届けに行くってさ。」
ケインが麒麟の川島並みにいい声で言ってきたので思わず吹いてしまった。
とりあえず俺はケインを置いて走って帰った。 んで息子と戯れた。時間が無い。
117:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 01:22:37 0
家のチャイムが鳴る。
扉を開けると、そこには宮崎がいた。となりに宮崎の取り巻きの一人もいた。
二人で来たってことは、たぶん宮崎は俺を警戒してるんだろうと勝手な考えを巡らせ
一人で鬱状態になってた。
宮崎は俺にチョコを渡した後、はにかみながら一言呟いて帰ってしまった。
宮崎「がんばってつくったの。」
この時「萌え」という言葉を知らなかった俺は
そのときの宮崎をただ「可愛い」としか表現できなかった。
今なら自信を持って言える。
宮 崎 萌 え ー 。
118:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 01:29:46 0
宮崎の手作りチョコ。宮崎が触ったチョコを俺が口の中に入れる。
舐め回せる。間接宮崎の手舐めまわし。
もしかしたらチョコを作ってる途中、宮崎のツバとかはいってるかもしれない。
間接ディープキス。ツバとツバが絡んでるんだからディープキス。そうだろ?
キレイな柄の小さな袋に入っていたチョコは
一つ一つが小さく、だけど可愛くトッピングされてて食べるのがもったいなかった。
その数4個。 ・・・4個・・・だと? 嫌な予感しかしなかった。
しかし、チョコはとても甘く美味しく まるで宮崎自身を食べているようだった。
変態です。私は変態です。
そんなことより チョコと同じ袋に二つ折りにされた紙がはいっていた。
どうやら俺宛の手紙らしく、その手紙には可愛らしい字でこう書いてあった。
119:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 01:31:32 0
そろそろ眠くなってきたので今日はこの辺でいったんおしまいにします。
また希望されるかたがいらっしゃれば書きたいと思います。
見てくださってる方、本当にありがとうございます。
1レスでも付くだけですごい励みになります。楽しいです。
ではおやすみなさい♪宮崎萌えー☆
120:夢見る名無しさん
09/11/24 01:45:17 0
おやすみ!
121:夢見る名無しさん
09/11/24 01:56:50 0
乙です。
次めっちゃ楽しみですw
おやすみなさい
122:夢見る名無しさん
09/11/24 06:38:32 0
乙!
日々楽しみにしてます!がんが!
123:夢見る名無しさん
09/11/24 07:39:34 0
続きが楽しみにしてます
124:夢見る名無しさん
09/11/24 12:16:47 O
今日も楽しみにしてます!
125:夢見る名無しさん
09/11/24 19:20:11 O
まだか?
126:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 23:11:56 0
>>120>>121>>122>>123>>124>>125 お待たせしました。
宮崎からの手紙。女子からもらったはじめての手紙。
一文字一文字慎重に読んだ。
「七男くんへ
見た目はカッコ悪いチョコだけど 一生懸命作りました。
マズかったら、鼻つまんで食べてね。
あと、私 七男くんと付き合える自信無いや・・・。ごめんね。
お友達ってことで、よろしくおねがいします!」
チョコは美味しかったよチョコは。でも・・・
やっぱり言われ方が単刀直入すぎて悲しむ暇も無かった。
でも結局あとからじわじわ来て、泣き虫七男はまた布団で泣いてたんだけどね。
でも自分のことを嫌いになってないだけマシだ、と自分に言い聞かせてなんとか耐えてた。
127:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 23:24:32 0
翌週からも宮崎との仲に変わりは無かった。
見えてきた「卒業」に変な違和感を抱きつつも、普通に学校生活を送っていた。
卒業アルバムのクラスページに 将来の夢を一人一人書く欄があった。
みんなが書いているのを覗き見してみると
「女性物下着売り場店員」だとか「AV男優」だとかありきたりなモノばかり書いてた。
そんな中、宮崎は「保育園の先生」と書いていた。可愛いね。字が可愛い。萌え。
俺は「良いパパになれますように」とだけ書いといた。
それを見た宮崎がクスッと笑ってて
なんか勝った感じがした。
ほら、好きな女子の気を引いたりするのってすごい気持ちいいことだろ。
わかってくれるよなぁ。 なぁ?
128:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 23:31:05 0
明日がホワイトデーだというのに、俺は何の用意もしてなかった。
今思ってもこの時の行動は酷かったと思うし、激しく後悔してる。
ホワイトデー前日の放課後 俺は近くのスーパーで適当なチョコを2箱買った。
しかも一番安いヤツを選んで。
1箱はマツコに、1箱は宮崎に、だ。
明らかに店で買ったとわかるチョコ しかも量と質からして安物。
このチョコを渡した時、宮崎は八重歯を輝かせて笑ってくれたが
俺のいないところで宮崎は何を思ってたのか、と思うと
考えるだけで背筋が凍った。
俺が安物のチョコを渡したことに後悔したのは翌年のバレンタインデーだった。
それについてはまた後日・・・。
卒業が 迫っていた。
129:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/24 23:38:37 0
時が過ぎ、卒業式当日。
朝、先生が見慣れない正装をし、教室で生徒達を見つめる。
先生が悲しそうな顔をしながら口を開いた瞬間
涙もろい俺の涙腺は一瞬にして崩壊した。
先生は色々思い出とか語ってた。
6年生のときの担任とは、4年生の時から3年間の付き合いだったので
割と好きだった。おっぱいも豊富だったし、小学生相手に警戒が薄い。
一度だけパンチラを拝んだことがあった。おっぱいは4回は揉んだ。オカズにさせていただいたこともあっt(
卒業式を行う体育館に移動するまでの間、俺は涙を拭うので精一杯だった。
他の男子に 何泣いてるんだよ、と冷やかされる中
一人の同級生が俺の肩を叩いてきた。
宮崎「七男くん。」
130:夢見る名無しさん
09/11/25 00:09:40 0
続きはCMの後か?
131:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 00:33:44 0
>>130 只今、CM明けました。
俺がきょとんとしてると宮崎は更に続けた。
宮崎「七男くん泣かないでーこっちまで悲しくなるよー」
ただでさえ尖ってるあひる口をさらに尖らせてそう言ってきた。
俺のHPがゼロになった。 何を思ったか俺は周囲を全く気にせず宮崎の手を掴んだ。
宮崎「えっ?」
俺「いよいよ卒業だな!ウゥ(´;ω;)」
宮崎「でも中学も一緒じゃん! それに何この手ー やらしーwww」
俺「もっと言ってください。もっと罵ってください。」
宮崎「やらしー 気持ち悪いー ヘンタイ! サイテーww」
俺「ビクンビクン」
ごめんなさい。ドMで変態です。 そしていよいよ卒業式が始まった。
132:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 00:35:47 0
一日の更新量が少なくて申し訳ありません。
明日はかなり時間がとれるので多めに更新できると思います。
ご希望される方がまだいらっしゃるのであれば書き続けたいと思います。
7年物語のうち、2年目が終わろうとしてます。
んでもってこの恋愛は現在進行中です。・・・どういう意味かはおわかりですね。
それではおやすみなさい!
133:夢見る名無しさん
09/11/25 00:36:31 0
おやすみ!
134:夢見る名無しさん
09/11/25 02:55:00 O
あれ?主何才?
おやすみなさい
135:夢見る名無しさん
09/11/25 19:59:58 0
本出そうぜwww
136:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 21:21:23 0
>>134物語は高校卒業までで終わりますが、主は成人してます。
>>135本にできるほどいい文章は書けません・・・><
中学校入学式。
初めて「先輩」というものを意識し始め、入場するときからビクビクしてた俺。
中学に進学しても、学年のメンバー構成にさほど変化は無かった。
小学校も同じだった、ってヤツが9割だった。1割程度、近くの別の小学校から来たヤツもいた。
もちろん宮崎も同じ中学。ケインも同じ中学だ。
慣れない学ランを着てもぞもぞしてる俺を見てまたニッコリする宮崎。可愛い。
宮崎のセーラー服姿もなんかあどけなかった。
女の先輩達は、スカートを短くしてフトモモを露出していたが
1年生の女子は膝下丈が当たり前、スカートを短くする人はいなかった。
宮崎のぱんちゅが覗けないものかと試したが、女子はスカートの中に体操着を着てやがった。
137:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 21:38:31 0
中学校入学と同時に、俺は携帯を手に入れた。
早速まわりの人にメアドを聞き、毎日のようにいろんな人とメールしてた。
もちろん宮崎のアドレスも聞いた。
なんだろうね。宮崎の簡潔なアドレスを見た瞬間、萌えたよ。なんでも萌えちゃうね。病気だね。
まずは宮崎と遊びたかった。会って、二人きりで話したかった。
んで映画に誘ったんだ。もちろんへたれだからメールでね。
宮崎は快くOKしてくれた。 俺は興奮した。
138:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 21:48:51 0
映画に行くことになってる日は、土曜日。
あと3日しかなかった。
とりあえず服を買いに行った。かっこいいと思う服を選んで買った。
当時の俺にしては相当気合入ってた。
見に行く映画は名探偵コナンの瞳の中の暗殺者。お互いに好きなアニメだった。
何を見に行くかはすぐに決まった。
宮崎がぽんぽんと案を出してくれるので、それに賛成or反対してればよかった。
完全に宮崎にリードされてた。俺ダサい。
139:夢見る名無しさん
09/11/25 22:15:33 0
ラブラブデート当日。
お昼に映画館に待ち合わせしてた。
映画館までは自転車でいける距離なので遅刻の心配も無かったが
それ以上に俺は緊張していた。
映画館に着くとまだ宮崎は来てなかった。
どんな可愛い服を着てくるのか、と期待に股間を膨らませてたら
自転車に乗った宮崎が来た。
待てお前スカートはいたまま自転車乗ったら・・・
黒いふわふわしたミニスカートに肩が出る薄手の服を着てた。かわいい。
肩から見えるキャミソールの紐だけで飯3杯いけます。ごちそうさまです。
そのときの宮崎は本当に可愛かった。正直、自転車こいでる宮崎のパンツは普通に見えた。チラ程度だけど。白。
140:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 22:18:09 0
>>139
おっと名前入れ忘れ。
私です。
141:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 22:27:13 0
宮崎について。
見えたパンツは白だけど、あとで聞いた話、そのパンツのゴム部分は赤いらしい。
まぁ見たのは正面から見ただけだからちょうどアソコの部分が見えたんだよね。
だから赤い縁が見えるわけない。
宮崎は普通に痩せてて美味しそうな体系。胸とお尻が出ててほんと美味しそう。ヘンタイです。
映画見にくる時は普段の学校とは違い、派手めのブラをつけてきてたらしい。
さすがにブラの色の次に乳首の色聞いたら頭叩かれたよ。でも気持ちよかった。
そんなこんなしながら映画の上映時刻が近づいてきた。
俺と宮崎はチケットを握って劇場の中に入っていった。
142:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 22:34:40 0
劇場に入るまで、少しでもいいから手をつなぎたかった。
付き合っても無い男女が繋ぐなんてどうかと思うだろうけど、俺は繋ぎたかった。
一度、劇場にはいる直前に宮崎の手に触れたんだ。ほんの少し。
そしたら宮崎は手をひるがえして その手を挙げ、違う場所を指し
「あれ見て!面白そう!」
と笑っていた。
ちょっとショックだった。宮崎は俺の行動に気付いてなかったのかもしれないけど・・・。
もし気付いてたら・・・なんて思うと その後の映画見る気もしなかった。
でもコナン好きだしすごい集中して見たんだよ。映画。
映画見てる途中も何度か宮崎の手をにぎろうとしたんだけど・・・
やっぱりダメだった。 俺にそんな勇気無かった。
嫌われたらどうしようとかずっと考えてた。女々しいってこういうこと言うのかな。
143:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/25 22:51:26 0
映画が終わって
二人で感想言い合いっこしながら駐輪場へ戻る。
本当ならそこから宮崎の家まで二人で帰ってそこで別れるつもりだったんだけど
なぜか俺は
「今日このまま行かなくちゃいけないところあるから・・・」
とかわけのわからないこと言って
結局駐輪場で別れてしまった。 なんというへたれ。
少しでも長く宮崎といればよかったものを
チャンスを自分で捨ててしまった。
俺を見送る宮崎は少し悲しそうなk・・・ ニコニコしてやがった。可愛いなお前。ペットにしてやろうか。
まぁそのまま俺は家に帰宅。恒例の泣き寝入りをした。 これで泣くのは最後にしようと決めた。
144:夢見る名無しさん
09/11/25 23:23:20 0
見てるよ!がんがれ!
145:夢見る名無しさん
09/11/25 23:50:26 0
┌───────────―─┐
│ |
│ |
│ |
| ∧_∧ |
| ( ;´∀`) |
| 人 Y / |
| (_ヽし_) |
| |
│ Now Bokkiing. .... |
│ |
│ |
│ しばらくちんちん勃ててお待ちください。 |
│ |
└────────────―┘
146:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 00:25:05 0
俺は宮崎と二人っきりで部屋にいた。
宮崎は恥ずかしがってるけど俺は無視して服を脱がす。
宮崎「いやぁ・・・」
俺「我慢しろよ」
白いブラとそれに包まれた胸が露出する。二人の息が荒くなる。
ブラを強引に上にずらして宮崎のかわいい乳首に吸い付く
宮崎「だめ・・・」
本気で抵抗してこないことをいい事に更に下も脱がしにかかる俺。
---以上、俺の妄想---
映画から帰ってきて抜いたんだよね確か。4回くらい。
147:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 00:46:12 0
妄想する日が多くなり、学校生活も満喫
とてつもないリア充だったような気がする。
妄想のネタは決まって宮崎だった。たまにあーちゃんをネタにしたこともあった。
そういえばこれ書いてく上できっとエロ描写多くなると思うけど
エロ描写おkなのかな?('A
148:夢見る名無しさん
09/11/26 00:48:39 0
おkおk
149:夢見る名無しさん
09/11/26 00:50:26 0
深夜だしおkww
150:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 00:58:13 0
>>148感謝する。 >>149昼に書いたとしてもエロ描写b
時が過ぎ 中学生最初のバレンタインデーがやってきた。
去年のバレンタインで最低なことをしてしまったが
そんな事はとうの昔に忘れてしまい、今年も宮崎にチョコもらえるだろうと期待に股間を膨らませてた。
考えが甘かった
151:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 01:11:04 0
今日はこの辺で・・・。
明日からもまた書いていきます。宜しくお願いします。
宮崎かわいいよ、宮崎。なんで宮崎は>>5を参照。
それではおやすみなさい!!
152:夢見る名無しさん
09/11/26 01:12:44 0
おやすみ!
153:夢見る名無しさん
09/11/26 01:23:27 0
乙彼!
続き楽しみです!
154:夢見る名無しさん
09/11/26 02:49:22 O
お疲れ様です(≧Д≦)ゞ
次楽しみにしてます
155:夢見る名無しさん
09/11/26 13:02:45 0
楽しみにしてるからな!
156:夢見る名無しさん
09/11/26 22:12:43 0
毎日これが楽しみって程w
がんがれ!
157:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 23:10:24 0
>>152おはよう! >>153>>154>>155>>156お待たせしました・・・;
バレンタインデーが迫ってきたとき
俺は前に読んだ官能小説の一部を思い出した。
それは女の子が、好きな男の子にあげるチョコの中に
自分の愛液を混ぜて渡す、というもの。
もしかしたら宮崎も・・・なんて想像してた。俺変態。
でも宮崎って身長も低いほうだし すごく守ってあげたい感じがするんだよね。
で、バレンタイン当日。学校ではケインにも宮崎にも何も言われなかったが、俺は気にせず
放課後急いで家に帰って宮崎を待ってたわけだ。来ると信じてたんだよね。
158:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 23:18:19 0
家で宮崎を待ってる間
今度こそ目隠しして、キスして、あのおっぱい揉んで・・・と
何をしようかと妄想ばっかりしてた。
普段明るい宮崎がおどおどする姿を見たくてたまらなかった。
しかし宮崎が来ない。いくら待ってもこない。
学校では普通に話してたし絶対チョコくれると思ってた。
その日の夜 チョコ忘れてるのかなーと思って俺は宮崎にメールをした。
「今年はチョコくれないのー?笑」
もう宮崎からしたら本当にうっとうしかったと思う。
でも宮崎はすぐ返事をくれた。かなりの長文だった。
159:夢見る名無しさん
09/11/26 23:19:50 0
それからそれから?
160:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 23:31:40 0
宮崎からのメール。
「今年はあげられないよ・・・。ワガママかもしれないけど、
うちさ 去年七男くんからチョコもらったときショックだったんだ。
その辺で買ったチョコでも十分うれしいんだけど
あのチョコどろどろになってたし、100均のチョコだよね。
ちょっとショックだった。だから今年はチョコつくる気にならなくって・・・
今年はチョコ誰にもあげないことにしたんだ。」こんな感じだった。
自分のしてしまったことの重大さに気が付いた。
確かに去年はチョコの扱い方が荒かったから、中身がぐちゃぐちゃになってたかもしれない。
それからは俺が謝るのに対して宮崎が「いいよ、大丈夫」と繰り返すメールが続いた。
その日は宮崎を妄想して性欲を満たす元気すらなくなった。
最後に俺は宮崎にメールした。
「ホワイトデーのとき 必ずチョコあげるよ。手作りでね。」
それに対して宮崎は「大丈夫ー?変なの混ぜないでね。笑」返ってきた。ヘンなのってあっちの方にしか聞こえないよね。ぐふふ
161:夢見る名無しさん
09/11/26 23:33:44 0
にやにやしてしまうw
162:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 23:38:14 0
一ヵ月後のホワイトデーに向けて
俺はチョコを作るための下準備をした。
とりあえず色々調べて、材料を調達しまくったと思う。
目標としてはハートの形をした小さいチョコを3つ。
そのチョコの上にチップでも散らせればベストだと考えてた。
俺は気合がはいってた。
でね、ホワイトデー前日。
母親に手伝ってもらいながら小さいチョコ3つできたんだよ。
どんなチョコかというと 丸くて不細工なチョコだったよ。ハートの面影の一つもない。
163:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/26 23:57:18 0
>>161私なら書きながら常にニヤニヤしてる。
まぁ手作り感が醸し出されてるので宮崎も喜んでくれるだろうと思い
チョコにはそれ以上なんの手も加えなかった。
宮崎と連絡を取り合い、チョコは宮崎の家の前で渡すことになった。
家の中はダメか、と言ってみたがはっきりと断られた。死にたい。
チョコを渡すために宮崎の家に向かう俺。私服で行く。
また宮崎の私服が拝めるのかと思うと股間が膨らんできた。自転車こぎながらだから痛い。
共感してくれる人いると思うんだけど中学とか高校とかになると友達の私服姿が貴重になるよね。
あれ、俺だけ・・・?
そんなこんなで宮崎の家に着いた。
ガチガチになったちん○こをパンツの中に手を入れて直接落ち着かせ、その手でインターフォンを押した。
164:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/27 00:05:26 0
宮崎が出てきた。俺は何も言わずちょっとカッコつけてチョコのはいった袋を差し出した。
宮崎は「どうも!」と笑って袋を受け取った。幸せだった。
それからしばらく宮崎と話してた。本当に他愛もない話ばかりだった。
宮崎の服装といえば ピチピチのシャツにモコモコの白い上着を着て下はジーンズだった。
シャツがピチピチだからもちろんブラの凹凸、胸の形までしっかりわかった。
俺はそれについて「ブラ浮いてるよー」とか「胸大きいよね。」とかセクハラ発言を連発したが
宮崎はただ顔を赤くして「そうかな・・・」「えー・・・」と言ってうつむいてるだけだった。可愛い。
その日も何もなくそのまま別れ、それからまた月日が流れた。
のんびりとした中学校生活の1年目が終わろうとしていた。
俺は相変わらずケインと仲良くやってたが、もう一人かなり仲良くなってる男友達がいた。
彼はボケもツッコミもできる子で芸能人のヒロミにそっくりなので以降ヒロミとする。
165:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/27 00:08:29 0
・・・とまぁ本日はこの辺で。
楽しみにしてくださってる方には、一日の更新が少なく申し訳ないですが
途中で投げ出すつもりはさらさらございませんので
もしよろしければ最後までお付き合い宜しくお願いします。物語は高校卒業まででとりあえず一旦完結になる予定です。
それではおやすみなさい。 宮崎には水色のブラがよく似合うんですよ。
166:夢見る名無しさん
09/11/27 00:09:54 0
おやすみ!
167:夢見る名無しさん
09/11/27 00:29:20 0
おやすみなさい
とりあえず一旦ということは・・続く可能性もあるのですか?
168:夢見る名無しさん
09/11/27 19:16:50 0
おまいと友達になりたいわww
169:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/28 19:01:33 0
>>167ゼロではないです。 >>168これを見てくれている時点でみんな友達。
中学一年生の3学期が終わるという頃に
当時仲良かったヒロミが俺のところにあるものを持ってきた。
俺「なにそれ」
ヒロミ「縦笛。リコーダー」
俺「誰の?」
ヒロミ「・・・宮崎の。」
俺が宮崎のことを好きということをヒロミは知っていたので
ヒロミよくやった!という感じだった。とりあえずそのリコーダーを持ち男子トイレに駆け込む。
俺がそのリコーダーの口をつける部分を嘗め回したということは言うまでもないだろう。
自分の変態さを改めて実感した日だった。
170:夢見る名無しさん
09/11/28 19:47:44 0
>>169
なにそれひわいw
171:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/28 22:24:14 0
>>170おかげで今は舌が器用だと言われます。
中学の3分の1が終わり、2年生に向けて準備を始める。
初めて「後輩」というものを従える嬉しさと、まだ先輩という存在が残ってる憂鬱感に暫し浸る。
自分はバスケ部に入っていたので、来年からは後輩を指導する立場になる。
学校には体育館が一つしかなかったので、半分を男子バスケ部、半分を女子バスケ部と
分けて使っていた。なのでいつも1コートしか使えなかった。
実際のところ自分は中学にはいるまでバスケ未経験だった。
なぜバスケ部に入ろうとしたかというと
女子バスケ部に宮崎がいたからだ。
172:夢見る名無しさん
09/11/28 22:43:12 0
おまwwww動機が不純www
173:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/28 22:54:35 0
>>172透けブラパンチラだけに命懸けてました。
そういうわけで、俺はただ宮崎の透けブラ(よければ胸チラ)、パンチラを狙ってた。
普段の学校生活ではセーラー服といえ下には体操着を着ているのでパンチラはまず無い。
そしてバスケのユビフォームはノースリーブ・・・
手をあげた瞬間とかブラチラチャンス!
整理体操とかで前屈したときに下がったズボンと
めくれたユニフォームの間からかわいいぱんつがこんにちわ。
部活中勃起することもしばしば。隠すのが大変だった。
宮崎は水色と白のブラしか学校では着てなかった。
後で聞いた話だが、カラフルなブラはあるが学校につけてくるは恥ずかしいとのこと。
パンツも同じく白と水色。しかも白パンツのほうにはちょっと柄があるのを確認。
どんな柄かまでは把握できなかったが、俺のオナネタとしてはそれで十分だった。
174:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 02:11:08 0
当時の俺はバスケは上手とは言えなかった。この1年でほんの少ししか成長しなかった。
しかし先輩もいることだし行かなくては、と春休みの練習も毎日参加した。
結局バスケットボールとは高校まで付き合うことになる。
中学2年になる。クラス変えたるものがあったが、昨年同様宮崎とは違うクラスに。
男子もケインとは離れたがヒロミと同じクラスになれた。
ヒロミはよくやってくれる子だった。
体育の授業後、誰よりも急いで教室に戻り、俺が宮崎の制服の匂いを嗅いでいるところを
ヒロミが廊下に出て見張り役をやってくれたこともあった。
中学2年生としての1年は こんなヒロミとのどたばたばかりだった。
そのどたばたについて 詳しく書くことにする。
175:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 02:12:17 0
本日はこの辺で・・・ 明日多めに更新します。
見てくださっている方がいらっしゃれヴァ、ありがとうございます。
そしておやすみなさい!!
ヒロミのことは好きです。AV女優ではみひろが好きです。
176:夢見る名無しさん
09/11/29 12:34:17 O
wktk
177:夢見る名無しさん
09/11/29 18:06:40 0
wktk^^
178:夢見る名無しさん
09/11/29 19:34:46 0
みひろwww
179:夢見る名無しさん
09/11/29 20:17:43 0
wktk
180:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 21:52:55 0
宮崎の制服はいい匂いがした。
今までも、すれ違った女子から女の子特有のいい匂いがしたがそんなのとは比べ物にならない匂いだった。
脳みそが溶けそうになるくらいだった。そのまま制服を持って帰りたかった。
それはさておき。2年生となり、変わった事といえば
俺のクラスに可愛い子ちゃんがあふれていたことぐらいだった。
自分とは違う小学校から来た子達は大人っぽい子ばかりで授業中はいつも妄想しては勃起を繰り返してた。
その可愛い子ちゃんの中に柴咲コウにそっくりなやつがいた。柴咲とする。
彼女はぱっちり目で背が小さめ、おっぱいの膨らみはほんの少しで何か腹黒そうな顔をしていた。
宮崎とクラスが離れ、話す機会もそれほどなく、メールもちらほら程度になっていた頃
宮崎のことを本気で好きだったが、どこかで柴咲に惹かれてしまっていた。
性欲って怖いな。半分柴咲のおっぱいと唇目的だった。
そのことをヒロミに話した。ヒロミは怪しげな笑顔を浮かべ、俺にこう言った。
「柴咲の何から攻める?制服?体操着?ぱんつ?協力するぜ」
181:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 22:05:50 0
俺はさっそく柴咲の制服の匂いを嗅ぐべく、ヒロミと作戦を立てた。
作戦と言っても宮崎の時と同様、体育が終わった瞬間に早く教室に戻るというものだった。
作戦は無事終了し、柴咲の独特の大人っぽい匂いを満喫することができた。
宮崎という存在に後ろ髪ひかれながらも、俺は柴咲に夢中になってた。
柴咲と付き合いたかった。 柴咲の無い胸を揉んでみたかった。
しかし噂によれば柴咲は極度の男たらしらしい。しかしそんなキケンな女の子との恋愛も
自分的にはアリだった。一瞬でも自分を気にってくれればそれでよかった。
それからはほぼ毎回 体育の授業が終わる度に急いで教室に戻り
柴咲の制服の匂いを嗅いでいた。
182:夢見る名無しさん
09/11/29 22:10:51 0
更新ktkr!!w
183:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 22:13:46 0
中学のときの体育は確か・・・ 週に2、3回だったような気がする。
体育のある日は俺にとって天国だった。
たまに他の女の子の制服の匂いも嗅いでみるのだが
匂いが薄かったり、あまり好みでなかったり、香水の匂いがキツかったりと
色々酷かった。 香水の匂いは個人的にキライです・・・。
そんな天国もつかの間
突然地獄のような日がやってきた。
ある日の放課後のことだった。
184:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 22:26:01 0
中学2年生 1学期終盤
その日俺は日直だった。
机を整頓し、ゴミを拾い、窓を閉め、日誌を書く。
不意に後ろから声がかけられる。
「七男くん」
びっくりした。無理もない。
メールアドレスすら知らない、話したことも数える程しかない、決して仲良くない女子がそこにいた。
柴咲だった。 パッチリした目の奥に、何か隠しているような
不思議な笑みを浮かべていた。
俺「どうしたの?」
柴咲「聞いてもらいたいことがあって来たの・・・。」
185:夢見る名無しさん
09/11/29 22:50:04 O
急展開ktkr!ww
PCから書けなかったから携帯で来たww
応援してるぜw
186:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/29 23:45:14 0
>>185更新楽しみにしてる、とか言って俺を喜ばせてるヤツらちょっとこい。恋人にしてやる。
俺「なんでも聞くよ。」
この時俺は少しでも柴咲に良い印象を与えようとこんな感じのことを言ったと思う。
柴咲「体育の時間が終わると いつも制服の位置がズレてるんだ。」
俺「・・・。」
柴咲の口元が微妙に笑ってたのを俺は見逃さなかった。
確信してる。こいつは俺が犯人だと確信してる・・・っ!
柴咲「最初は気にしなかったけど・・・やっぱヘンだなぁと思って。七男くん、なんか知らない?」
変な汗でびっしょりになった。このままでは俺はクラスから、学校から追放される。
除け者にされ、居場所がなくなる。認めるわけにはいかなかった。なんとかごまかそうとした。
187:夢見る名無しさん
09/11/29 23:51:17 0
怖えぇwwwww柴咲怖えぇwwww
188:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/30 00:47:24 0
単刀直入に聞こうと決めた。
俺「そうなんだ。で、その制服動かした犯人はわかったの?」
時が止まる。ほんの数秒だっただろうけど、俺にはものすごく長く感じられた。
柴咲「うん。」
俺「・・・。」
柴咲「七男くん、どうしてあんなことしてたの?」
消えてしまいたかった。
柴咲は俺が制服を動かした、ということだけでなく
匂いを嗅いでいたということも知ってたというのか!?
しかし彼女は笑ってた。
一体何をするというのだろうか・・・
189:夢見る名無しさん
09/11/30 07:13:42 O
気になるwww
190:夢見る名無しさん
09/11/30 08:32:13 O
続きが気になりすぎる…
191:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/30 17:47:34 0
柴咲は続けた。
「七男くんはそういうことするのは好きなの?」
「制服っていい匂いするの?」
「うちの匂いがそんなに嗅ぎたいの・・・?」
この質問攻めに圧倒されていた。
正直に答えれば全部YESなんだが、答えられないでいた。
俺「ごめん・・・。」
俺はただ謝った。柴咲はやっぱり笑ってる。というより、ニヤついてる。こいつは恐ろしい。
柴咲「そんな嗅ぎたいなら嗅がせてあげようか?」
192:七男 ◆RaOe7CTARw
09/11/30 17:51:35 0
俺「な・・・何言ってるんだよ・・・」
柴咲「1分だけ・・・」
俺「え?」
柴咲「1分だけ好きにしていいよ。」
俺「・・・。」
柴咲「1分だけ好きなことしていいよ。 すたーと。」
もしこれが本気なら是非とも柴咲に抱きついて匂いを嗅いでみたかった。
だがチキンな俺は、もしこれが釣りで、抱きついたりした瞬間に悲鳴でもあげられたら・・・
なんて想像してしまい、なかなか一歩が踏み出せなかった。
柴咲「残り30秒。」
俺「ちょ、ちょっと待って!」
193:夢見る名無しさん
09/11/30 18:12:18 O
wktk
194:夢見る名無しさん
09/11/30 18:33:45 0
み な ぎ っ て き た
195:夢見る名無しさん
09/11/30 19:07:05 0
柴咲sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
196:夢見る名無しさん
09/11/30 22:14:37 O
気になるから更新しろwwwwwwww
197:夢見る名無しさん
09/11/30 22:23:23 O
ワクテカがとまらん!
198:夢見る名無しさん
09/11/30 22:24:16 0
wktk! wktk! wktk!
199:夢見る名無しさん
09/11/30 22:24:30 0
七男は焦らして言わせるタイプだな
200:夢見る名無しさん
09/11/30 22:35:59 O
七男出てこいwwwww
201:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 01:25:04 0
>>193-200楽しみにしてくれてる人がこんなにいるなんて・・・嬉しすぎておっきしたお。
柴咲「何?」
俺「ほんとに・・・なんでも、していいの?」
柴咲「うん。なんでも。」
俺「ヘンなことでも?」
柴咲「大丈夫だよ。」
俺「じゃあ・・・」
俺は深呼吸をする。柴咲を見つめる。
柴咲のいる位置までは大股2歩程度。一気に詰めて、まずはキス・・・っと。
よし、行こう。 俺が一歩踏み出した。
柴咲「はい!1分経った。終わりね。」
柴咲は笑ってた。
202:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 01:29:45 0
俺「えっ 待って、でも・・・」
柴咲「うち、塾あるから。帰るね。」
俺「ちょっと待って!」
柴咲「なーに? それ聞くの2回目なんだけどー」
俺「付き合ってほしい。」
柴咲「え?」
このときはまだ宮崎のことが大好きだった。
だけど男たらしの柴咲なら俺とでも必ず付き合ってくれるだろうと思い
付き合える確立が低い、と勝手に決め付けた宮崎を一旦忘れ、柴咲に突っ込んだ。
柴咲「別に、いいよ。」
柴咲は笑いながら俺に返事をした。柴咲の目は、男なんてお前以外にもたくさんいるから、と言っているように見えた。
203:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 01:34:06 0
俺「ほんとに?」
告白してOKの返事をもらうと、必ず何度も確認してしまうクセは今でも残ってる。
柴咲「付き合ってあげる。」
変に上から目線だったことだけは覚えている。しかし俺は欲求さえ満たせればよかった。
柴咲とはそう長く持たないだろうから、早めに決着をつける必要があった。
まずは柴咲の唇を奪うことが第一の目標だった。
とりあえずその日はメールアドレスを交換して帰った。
あまりに興奮してたので、ついヒロミに3通も同じ内容のメールを送ってしまった。
それはともあれ まずは柴咲と二人っきりになるチャンスが必要だった。
204:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 01:39:21 0
ヒロミ曰く、男たらしの柴咲の体を奪うなど容易いことだが
同時に他の男とも経験している、というオプションが付くのでそれなりの覚悟が必要だと教わった。
とにかく俺は柴咲を遊びに誘いまくった。
誘うたびに断られたが、ついに初めて二人っきりで遊ぶチャンスがきた。
2学期の中盤、夏と秋の間。
場所は俺の家で、勉強をするという予定だった。
俺は「可愛い下着着てきてね」「なるべく薄手のシャツにミニスカがいいなぁ」と
メールでヘンタイ発言ばかりしてたが、柴咲はなんなく了承してくれた。
遊ぶ日は次の土曜日。俺はこの時初めてワックスたるものを買った。
※もしかしたらこの先、官能的表現が多くなるかもしれません。申し訳ない。
205:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 01:49:35 0
今回はこの辺で・・・
また次回 お時間があれば見てやってください。
いつもレスしてくれてる人ありがとう!愛してるよ!
宮崎の乳首はピンク。 おやすみなさい!
206:夢見る名無しさん
09/12/01 07:53:48 O
応援してたが、毎回いいとこで次回…という構成で徐々にうざくなってきた。
気にかけていてもらいたいタイプなのはわかった
いい加減メモ帳にでも書いてからにしてくれや
207:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:05:18 0
>>206不快に思われてしまったのであれば、申し訳ありません。
土曜日になった。時刻は11時。
柴咲は正午にうちに来るので急いで部屋を片付けた。
とりあえず俺の部屋にあがってもらう予定だったが
俺の部屋は狭く、大きいベッドが部屋の半分を占めているので
できることならベッドに二人であがり、喋りたかった。
室内だというのに俺は髪をワックスでガチガチに固め、キメた。
ピンポーン
チャイムが鳴る。そうこうしてるうちに柴咲がやってきてしまった。
鏡を見て服を整え、落ち着いて扉を開ける。
208:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:06:17 0
ニコニコした柴咲がそこにいた。
服装は俺のご希望通り、バッチリ決めてくれた。
白地に黒とピンクのハートが散りばめられた半袖のシャツに
下は黒いミニスカート。それもけっこうなミニスカートだった。
白いシャツの背中からはピンク色のブラが透けてる。
会って早々、勃起しかけた。
俺は柴咲をあげて扉をしめた。
今日は親がいない。一人っ子なので兄弟もいない。
この家には年頃の女の子と男の子が二人っきり。
ひとまず柴咲をベットにあがらせた。
俺もベッドにあがり、拳3つ分くらいのスペースを空けて柴咲の隣に座った。
柴咲がそっと、ほんの少しだけ俺のほうに寄ってきた。
209:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:07:49 0
いくしかなかった。チャンスは今日だけしかないような気がした。
まだキスも、手を繋ぐことさえしてないカップルが
いきなり本番なんて無理な話だが、俺はお触りできるだけでも満足だった。
柴咲「なにする?」
突然声をかけられて少し驚いた。
前日まで俺は、どうすれば女の子が気持ちよくなるのか、など
童貞なりに必死こいて調べていた。
女の子たるもの えっちには雰囲気というものが一番重要らしい。
家にあげてすぐ脱がして、なんてもってのほか。
雰囲気が良くなってから、見つめ合ってキス。
愛撫を長時間続け、リラックスさせたところで・・・と
脳内シュミレーションは完璧だったが、問題が一つあった。
210:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:08:55 0
雰囲気が出来上がるまでの過程だ。
雰囲気作りなんてどうやればいいのかさっぱりわからない。
とりあえず俺は話してみることにした。
俺「飲み物とかいらない?」
柴咲「大丈夫だよー」
俺「ゲームやる?」
柴咲「うち下手だしー」
俺「なにしよっか」
柴咲「それ、うちが聞いたやつw」
まるで会話になってなかった。
柴咲の言葉を最後に、しばらくの沈黙。
恐ろしく長く感じた。
211:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:09:36 0
どのくらい経っただろうか
先に口を開いたのはいうまでも無く柴咲だった。
柴咲「やっぱ楽しくないよね。ごめんね。」
すごい物悲しそうな顔で言うもんだから俺は焦った。
俺「そんなことないよ!一緒にいれるだけで楽しいし・・・」
柴咲「・・・ほんと?」
柴咲、その上目遣いやめてくれ。
今すぐにでも抱きつきたかった。まぁ普通ならここで抱きついても許される・・・よね?
俺「たしかに何もしないでいると退屈だけどねー」
212:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:10:53 0
柴咲「七男くんって ハグしたりキスしたり・・・したいって思うこと無いの?」
突然の柴咲の言葉に返事ができなかった。
よく考えてみれば、先ほどの悲しそうな顔、声での謝罪からここまでの流れは
全て柴咲の手中にあったんじゃないか、と思う。
俺はいいように柴咲の手のひらで転がされてたのかもしれない。
そんな考えを一切持たなかった俺は小さい声で答えた。
俺「したい・・・けどさ・・・」
柴咲「けど?」
213:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:11:59 0
柴咲「けど?けど何?」
俺「柴咲は・・・したくないだろうし・・・」
柴咲「・・・したいよ。」
俺「え?」
考えてみればまだ中学2年生。ケツの青いガキなわけで、
性に関する知識も申し訳程度にしか持ち合わせてないというのに
よくできたな、と今になってもつくづく関心してる。
いきなり柴咲が抱きついてきた。
柴咲は泣いていた。
214:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/01 23:13:07 0
柴咲「不安だったよ・・・うちもこうしたかったけど・・・嫌われたらどうしようって・・・」
そのとき俺は「うん、うん」って相槌打ってたと思うけど
今となってはやっぱりただ遊ばれてただけなんだなと思うよ。
柴咲が顔をあげる。
数cmの距離で少しの間見つめ合って
柴咲から俺にキスをしてきた。
中学生になってはじめてのキス。
ファーストはケインに奪われてるけど、女の子とは初めて。
ケインのごつごつした唇とは違う、やわらかい唇の感触が伝わってきた。
柴咲が顔を離した。
柴咲「ここで究極の選択ね」
215:夢見る名無しさん
09/12/01 23:58:33 0
今日も見にきた!がんが!
216:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 01:44:36 0
俺「え?」
柴咲「七男くん、ココ立ってるじゃん?w」
俺「あ・・・」
まずい。勃起してるのがバレた。
柴咲「七男くんが自分でズボンの上からココを触って気持ちよくなるのと
うちが七男くんのココを触って気持ちよくさせてあげるのどっちがいい?」
俺は即答した。
俺「柴咲の手で、お願いします。」
217:夢見る名無しさん
09/12/02 06:48:48 O
結局いいとこで終わるんなww
218:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:21:09 0
>>217 申し訳ないです。今回から気をつけます。。。
柴咲「えろっ・・・」
俺「エロいとか言うな!」
柴咲「じゃあ・・・失礼します・・・」
おどおどした表情で俺のズボンの上からちん●こを触る。
女の子が自分のモノを触ってる、というだけですごく興奮してた。
鼻息が荒くなってた。
柴咲といえばほんとにただ触っているだけだった。
摩ったり、扱いたりということはなく さわさわと撫でてるだけだった。
219:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:23:14 0
柴咲「出そうになったら・・・言ってね・・・」
ごめんね、悪いけどその程度じゃ射精しないんだ。我慢汁は出てるけど。
そこで俺は不安そうな顔をしている柴咲をもっといじめてやろうと思った。
俺「もう一回キスしたい。」
柴咲「・・・いいよ。 んっ」
唇を重ねた。
柴咲が舌を入れてきた。ディープキスなんてもちろん初めてだったのでびっくりした。
自分も闇雲に柴咲の口の中を弄繰り回す。
しばらくして唇を離した。
お互いの口から唾液が糸を引いていた。
220:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:27:04 0
俺「もうズボンの上から触るのやめて。」
柴咲「嫌・・・だった?」
俺「ここで究極の選択。」
柴咲「なに?」
俺「柴咲が自分で触って濡らすのと、俺に濡らしてもらうの。どっちがいい?」
正直女の濡らし方などさっぱりわからなかったのだが
どうしても触ってみたかった。
221:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:34:34 0
柴咲「恥ずかしい・・・」
俺「いまさら何言ってんだよ」
柴咲「怖い・・・」
俺「何が?」
柴咲「七男くんが・・」
ここでちょっとやりすぎたかな、と反省する俺。
しかしここで引き返すワケにはいかない。
俺は柴咲のフトモモに手を置いた。
222:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:40:56 0
ぶるっと身震いする柴咲。構わない。
徐々に手を上のほうに這わせていく。
スカートをたくし上げて、秘境を目指す。
柴咲「いやぁ・・・」
いつもの強気な柴咲はそこにはいなかった。
パッチリした目も今はトロンとしていて、少しエッチだった。
それに、いやよいやよも好きのうち、って言うしね。
柴咲「ちょっと待って!」
柴咲が俺の手を掴み、全力で抵抗したので
さすがに手を止めざるを得なかった。
俺「なに?」
223:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:44:30 0
柴咲「さっき 自分で濡らすか、七男くんに濡らしてもらうか選べって言ったよね・・・?」
俺「うん。」
柴咲「ごめん・・・。」
急に謝られたもんだから、このまま帰るとか言われたらどうしようとか思ってしまった。
何か悪いことしたかな、と不安になってたら びんびんだったちん●こも萎えてしまった。
俺「なんで謝るの?」
この質問に柴咲がどう答えるのか、本当に不安でしかたなかった。
柴咲は女の子座り(?)、つまり足を膝で折り曲げてハの字にしてる座り方をしながら
ずっと下を向いていた。
しばらくの沈黙のあと、柴咲がつぶやいた。
224:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 20:53:47 0
柴咲「も・・・」
俺「ん?」
柴咲「もう・・・ もう・・・濡れてるの・・・。」
萎えてたちん●こが急に起き上がり、性欲が湧いてきた。
無理に犯したりとかそういうプレイはキライなので優しく、包むように柴咲を・・・と妄想していたら
柴咲が俺に抱きついてきた。
柴咲「こういう女は好きじゃないよね・・・」
俺「なんで?」
柴咲「だって・・・エッチだし・・・」
225:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:07:48 0
柴咲「だって・・・エッチだし・・・」
柴咲「初めてじゃ・・・ないし・・・」
ちょっとショック受けたけど、事前にヒロミにも警告されてたことだし
そこまで傷つかなかった。
俺は柴咲とキスしながら柴咲の胸を揉んだ。
どう揉めば気持ち良いのか、なんて知らなかったのでとにかく優しく揉んだ。
服の上からではつまんないのでシャツの中に手を滑り込ませた。
柴咲が一瞬「んっ」と声を出したかのように思えたので
感じたのか!?とちょっと喜んでしまった。
ブラのざらざらした感触はいまでも好き。下着フェチなんです。
226:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:13:05 0
ブラをたくしあげて、という表現を小説で見たことがあったので実践しようとしたが
柴咲のブラは柴咲の胸にちょうどフィットしてるらしく
たくしあげようとすると胸がつぶれてしまってかわいそうだと思い、後ろのホックを外してブラをずらした。
とあるサイトで「乳首を攻める前にまず周りの乳輪を」とあったのでやってみた。
胸を優しく撫で回して、徐々に中心に集中させ、乳首をやさしくつまんだり転がしたりした。
柴咲の胸に口付けしたいという気持ちもあったが、本物の乳首を見て幻滅するのが怖くて生乳を拝むことを諦めた。
左手で不器用に胸を揉みながら右手を柴咲の下腹部にもっていった。
柴咲はさっきから横を向いて下唇を噛んでいる。
少しだけ眉間にシワを寄せ、目を瞑っている。
227:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:17:43 0
フトモモを撫で回してもイヤがらなかったのでそのままパンツに手を当てた。
パンツ越しだが、初めて女性器を触った瞬間だった。少し湿っていた。
触れた瞬間、少し柴咲がソコをかばうように猫背になった。
俺が鼻で笑うと、柴咲は「恥ずかしいの・・・!」と訴えた。
実はそのとき、ま●この位置を全く知らなかったので
とりあえずそれらしき場所に指をあてがって、上下に摩ってみた。
すると意外な反応。
柴咲は「くっ」と言った。
調子に乗った俺は上下運動を早めた。自分でも信じられないくらい早く摩った。
汗をかくほど摩った。しかしなかなか柴咲が声を漏らさないので俺はずっと続けた
228:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:24:55 0
俺「ガマンしなくていいんだよ?」
すると柴咲は今まで噛んでた唇を開放した。
柴咲「だって・・・ はぁっ・・・ 気持ちよく・・・ない・・・んっ」
俺「さっきより濡れてきてるんじゃないの?すごいよ、ここ」
柴咲「言わないでっ!」
普段はヘタレなんだけどこういうときになるとすごい事言い出しちゃうのが俺の変なところ。
単にSなんだろうか。
さらに摩るスピードを上げる。
229:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:32:25 0
さらに摩るスピードを上げる。
柴咲「だめぇっ! 今日は・・・もう・・・んっ・・・おし・・まい・・・だから・・・ あぁあ!」
最後にすごく大きな声を出したのでどうしたかと思った。
イったのか?イったのか??と期待したがそうではなかったらしい。
俺の両手を掴み、胸を股間から引き離し、立ってスカートをシャツを直す柴咲。
柴咲「おかしくなっちゃうよ・・」
俺「柴咲は十分エロいね。びしょびしょだったしね。びしょびしょ。」
柴咲「うるさいっ!」
この時の顔最高だったよ。ちょっとほっぺ赤くなってるしね。
あとこの時に柴咲もやってたんだけど、女の子がブラヒモの位置を直す仕草大好きです。わかってくれる人いるよね?
230:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:37:56 0
柴咲「最初は、七男くんの弱み握って遊ぼうと思ってただけなのに・・・」
俺「ひどいなぁー」
そのあとまた唇を合わせるだけのキスをして
時間はちょっと早かったが柴咲は帰っていった。
柴咲が帰ったあと、すぐに部屋に戻り、柴咲の座っていたベッドにあがる。
柴咲が座っていたであろう位置を探しそこに鼻をつける。
まだほのかに暖かいそこは、柴咲の匂いであふれていた。天国だった。
やっぱヘンタイなんだね。自分。
柴咲がいなくなり、さっきまでとはまるで違う静寂が訪れた。
231:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:41:48 0
土曜の夕方。
静かな部屋で冷静になって考えてみた。
そして反省した。
大好きなのは宮崎。
なのに俺は柴咲と・・・
今別れたとして、柴咲が本気だったらかわいそうだし
かといってこのまま付き合ってるわけにもいかないし・・・
葛藤の末、俺はひたすら後悔した。
柴咲と付き合ってしまったことを。
232:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/02 21:42:44 0
今日はここまでで・・・
もしまだ見て下さってる方がいらっしゃれば、ありがとうございます。
それではおやすみなさい!
233:夢見る名無しさん
09/12/02 21:54:26 0
おやすみ!
234:夢見る名無しさん
09/12/02 22:40:27 O
おやふみ
235:夢見る名無しさん
09/12/02 23:23:15 0
おやすみー
236:夢見る名無しさん
09/12/04 00:25:19 0
>>188
柴咲にバレたのはなぜ?
237:夢見る名無しさん
09/12/04 12:14:06 O
>>236
創作なんだからそこはツッコミ入れるなよ。
あんま痛いとこつくと、七男が続き書けなくなっちゃただろw
238:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 17:49:51 0
>>236柴咲く曰く自分が制服の匂いを嗅いでいたところを他の女子に見られ、柴咲に話したそうです。
>>237申し訳ありませんが創作じゃありません・・・
楽しかった部活に行く事さえも嫌になった。
いつも宮崎のことを見てかわいいなーなんて思ってたけど
そんなことできるような状況じゃなかった。
宮崎と顔を合わせることすらできなかった。
宮崎のことが好きなのに、柴咲と付き合ってしまったために自分が苦しくなっている。
自業自得なんだけどね。
それからしばらくしてヒロミにこんなことを言われた。
「お前まだ宮崎のことが好きだったりとかじゃないよな?」
239:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 17:56:08 0
「お前まだ宮崎のことが好きだったりとかじゃないよな?」
俺「・・・」
ヒロ「お前、柴咲と付き合っててそれはないだろ。
半分カラダ目的で柴咲と付き合ってることを知ったら、宮崎はどう思う?
宮崎のことが好きなのに自分と付き合ってるとわかったら、柴咲はどう思う?
二人のためにも、宮崎は諦めろよ、な?」
柴咲と俺が付き合ってることは非公開だったので
俺、ヒロミ、柴咲の3人以外は知らないはず。
男性経験豊富な柴咲と付き合ってることによって
宮崎に嫌われるのが怖くて公開しなかったんだけどね。
240:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:00:14 0
普段は俺と一緒にバカなことばかりしてたヒロミが、
とてもじゃないが恋愛についてはとても不器用そうなヒロミが、
こんな真剣に意見を述べているところを初めて見た。
ヒロミ「諦めろよ、な?」
俺「・・・」
ヒロミ「諦めろって!」
俺「関係ないだろ!首つっこむなよ!」
正論ばかりを挙げて、諦めさせようとばかりしてくるヒロミに
少し腹が立ちつい感情的になってしまった。
241:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:02:34 0
この日、初めてヒロミとケンカした。
最初はケンカして良かったと思ってたが、あとになって後悔した。
一緒に何かイタズラできる友達はヒロミしかいなかったから。
ケンカをしてから一週間。
寂しくなったので、仲直りをしようと決心する自分。
さすがに自己中すぎることだけど、仲直りするなら早めにしたかった。
しかしヒロミは他の男友達といつも一緒にいたので
そこに割って入っていきなり謝る、なんてことはできなかった。
柴咲と付き合ってからも、たまに宮崎とメールをしたりしていた。
学校で話すことは全く無かった。
なかなかヒロミに謝ることができず、どうしようか迷っていた日の夜
宮崎から一通のメールが届いた。
242:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:05:56 0
とにかく寂しかった俺は、なるべく丁寧に、宮崎とメールをし合っていた。
はじめは他愛もない話ばかりだったが、急に宮崎が気になる話を持ちかけた。
「柴咲ちゃんのこと、知ってる?」
柴咲の話題をふられて、メールをどう返信したらいいか迷った。
「知らない。なんのこと?」
「ほら、ヒロミくんが柴咲ちゃんに告白したってコト。」
信じられなかった。
ヒロミが柴咲に?
ヒロミと仲直りしようという気持ちが一気に失われた。
243:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:10:08 0
俺は宮崎に確かめた。
「それ本当?」
嘘であってほしかった。
「うん。それであの二人、付き合ったみたいだよ。」
宮崎から送られてきたこのメールを何度も読み返したが結果は変わらなかった。
あの二人が付き合ってる?なぜ?
ヒロミは俺に「宮崎を諦めろ」と言った。
宮崎を諦めさせて、柴崎を奪って どうする気?
柴咲は俺と付き合ってるはず。ヒロミはそれを知ってるはず。
はず、はずなんだけど・・・
244:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:13:45 0
俺は怒りを爆発させたかったが、宮崎に当たってもどうにもならないので
自分でもよくわからないことを言った。
「ふーん。俺も彼女ほしいな。宮崎みたいな。」
すると宮崎。
「こらこらw」
かわいいね。
女の子の言う「こら」とか「ばか」とか大好きです。
245:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/04 18:28:11 0
その日の夜は眠れなかった。
次の日も学校があるのに
俺は何も悪くないはずなんだけど、ヒロミと柴咲が怖かった。
とりあえず柴咲とだけでも
会って話しがしたかった。
246:夢見る名無しさん
09/12/04 23:07:21 0
がんが!
age
247:夢見る名無しさん
09/12/05 20:49:19 0
更新更新^^
248:夢見る名無しさん
09/12/06 07:22:17 O
age
249:夢見る名無しさん
09/12/06 16:29:10 O
今夜は期待してるぜぃ
250:夢見る名無しさん
09/12/06 22:15:31 O
age
251:夢見る名無しさん
09/12/07 01:45:12 O
がんが!俺は信じてるぞ!
252:夢見る名無しさん
09/12/07 22:43:42 O
age
253:夢見る名無しさん
09/12/07 22:46:39 0
たのむ今日こそは・・・
254:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:01:18 0
>>246>>251ありがとうございます><
>>249>>253こんなに間空けちゃいましたが応援していただいてありがとうございます。
今から更新始めます。
255:夢見る名無しさん
09/12/07 23:02:15 0
wktk
256:夢見る名無しさん
09/12/07 23:11:25 O
wktk!
257:夢見る名無しさん
09/12/07 23:14:45 O
ムクムク
258:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:35:08 0
俺はそれからすぐに柴咲を呼び出した。
最初はとぼけて呼び出しにも応じないだろうと思ってたが、案外易々と来てくれた。
柴咲「どうしたの?」
柴咲の白々しい態度に俺はキレそうになったがひとまず落着いた。
爆発しそうな感情を抑え、言いたいことはたくさんあったが簡潔に聞いた。
俺「なぁ、俺達って付き合ってるんだよな?」
柴「正直よくわからない・・・。」
「・・・。」
259:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:36:47 0
正直よくわからない?よくわからないってどういうことだよ!
俺は付き合ってるのか付き合ってないのか聞いてるのに・・・。
つくづく女性は怖いと思い知らされた。
柴「ほら、うちってプライド高いじゃん?悪いとは思ってるけど・・・謝れなくて・・・」
俺は驚いたのと呆れたので言葉が出なかった。
なんていうんだろ。こういう女性もいるんだね。まぁまだガキだったんだけどさ。
中2なんてまだ13,14歳だよね。そんな子供の恋愛なんてたかが知れてる。
本人達は「本気」なんだろうけどね。俺もそう思ってたし。宮崎を本気で好きだ、って。
俺「俺達は付き合ってないんだな?」
260:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:39:16 0
俺「俺達は付き合ってないんだな?」
柴「うち、今ヒロミと付き合ってるし・・・」
それを言うときの柴咲の表情がいやに自慢げで腹が立った。
あたかも自分はモテますよ、あなた以外の男も私に寄り付いてきますよ、という表情だった。
まぁこれも俺のただの被害妄想なのかもしれないけど。
柴「じゃあ・・・七男くんとは今日で終わりね」
俺「あぁ。お前って最低だな」
咄嗟にこんな言葉が出てしまった。この時のことはよく覚えてる。
261:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:41:33 0
言った瞬間後悔した。最低なのは自分。
宮崎という存在がいながら、性欲を満たすためだけに柴咲と付き合い、結果は最悪で終わった。
いまさら柴咲と付き合わなければよかったなんて思うことさえ
気だるく感じ、いろんなことがどうでもよくなってきた。
柴「じゃあね」
そういって柴咲はその場を立ち去った。
誰もいない放課後の教室、という同じ場所で、生まれて3度目の後悔を味わっていた。
一番近くの机を蹴り飛ばす。何度も何度も蹴る。
静かな校舎にカキーンと大きな音が響く。無性に泣きたくなった。
あぁ、まだ俺は泣き虫だったんだなぁと実感する。黙ってじっとしていると涙があふれてきそうだったので
机を蹴飛ばし続け、かばんを床に叩きつけ、ロッカーを殴りまくっていた。
262:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:43:56 0
偶然通りかかった先生が驚いた表情でこっちに走ってきた。女の先生だった。
なぜこんなことをしているのかと理由を聞かれたが、俺は答えずただ「帰らせて下さい」と言った。
初老のその先生は、まん丸のメガネの奥に潜んでいるしわしわのまぶたに覆われた目をずっとこちらに向け
何か物言いたそうな表情でこちらを見つめていたが
「辛いよね。」
とだけ言って俺を家に帰した。
その日、俺は信じられないスピードで走って家に帰った。
家に帰ったあとはもちろん、布団にもぐって泣いた。
自分がまだ泣き虫だったことと柴咲とのことが交互に頭をよぎり、涙があふれた。
263:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:45:51 0
翌日、俺のクラスである事件が起きた。
同じクラスのある女の子の給食着が盗まれたのだ。
女子達はざわざわと騒ぎたてているが、男子はさほど興味を示してなかった。
俺は前日のショックからまだ立ち直れておらず、かといってヒロミとも話したくなかったので
ひたすら机に座り下を向いていた。給食着のことなんてどうでもよかった。
すると突然 柴咲がとんでもない事を言い出した。
柴「昨日の放課後、遅くまで残ってた人が怪しいんじゃないかな?」
周りの女子は「そうだそうだ!」「誰か残ってた人知らない?」とさらに騒ぎ出す。
さすがの俺でもこれはまずい、と思い始めた。
柴咲はこっちの方を横目でチラと見てまたすぐに目線を戻す。
口元はかすかに笑ってた。
264:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:48:22 0
柴「うちねうちね、一人放課後残ってた人知ってるよ!」
女子A「誰誰??教えてよーきっとそいつが犯人だよっ!」
女子B「キリンさんが好きです。でもゾウさんのほうがもっと好きです。」
女子C「お父さんのゾウさんの鼻は大きいです。」
柴「ねー七男くん。 昨日何時まで学校に残ってたぁー??www」
柴咲がこちらに近づきながら周りに聞こえるようわざと大きい声で言った。
俺「勘弁してくれ・・・」
柴「え?『俺が犯人』? うっそぉーwwwなにこいつw認めちゃったよーw」
俺「・・・。」
最悪だ・・・
265:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:51:22 0
平日の朝
着替えをしている生徒も 世間話をしてる生徒も 悪ふざけしてる生徒も
全員の目がこちらに向いた。恐ろしいほど静かになった。
隣のクラスが騒いでいる声が聞こえる。同じ学年でも、隣近所同士でもこんなに差があるのは初めてだ。
誰一人しゃべらないこちらの教室。 消えてしまいたかった。
朝のホームルームが始まる直前 先生が教室にはいってくる。
いつも明るく挨拶をしながら教室に入る先生だが、今日は違かった。
さすがにこの異様な空気を察したのだろう。
先生「どうしたの・・・?」
もちろん一番最初に口をあけたのは柴咲だった。
266:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/07 23:53:20 0
柴「●●ちゃんの給食着が盗まれたんです。」
先生「そうなの?」
柴「昨日七男くんが遅くまで学校に残ってました。みんな七男くんが犯人だと思ってます。」
先生「え・・・?」
柴「七男くんも、さっき認めました。」
女子B「キリンさんが好きです。」
先生「七男くん・・・本当なの?」
俺「いや・・・ぼくは・・・」
柴「七男くんです!」
先生「待って。」
柴「?」
俺「?」
267:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 00:57:43 0
先生「確かに七男くんが怪しまれるのは無理も無いけど・・・
ただ給食着が無くなった日の前日に七男君が学校に残ってた、ってだけで
七男くんを疑うのはいただけないなぁ。
七男くんと少し話をしてきます。みんなはこのプリントやっててね。」
俺のクラスの担任は、まだ若い女性の先生であるが
良識のある人で良かった。
俺は進路相談室に連れて行かれ、先生と二人きりで話すことになった。
が、もう一人 先生がはいってきた。
昨日の夕方、俺と少しだけ話をした初老のおばちゃん先生だった。
おばちゃん「噂を聞きつけてきました。昨日の夕方も会ったわよね、七男くん」
268:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 01:00:31 0
いつになく真剣なおばちゃん先生の表情に少し怖気づいた俺は
担任の先生に続いて軽く会釈をした。
おばちゃん先生は担任の先生より経験が多く、知識も豊富だろう。
それから先生二人と俺一人の状態で話が進んだが
会話のほとんどはおばちゃん先生が取り持った。
おばちゃん「給食着が盗まれたらしいんですが、七男くんは本当に知らないんですか?」
俺「本当に・・・知らないです・・・」
おばちゃん「では私はあなたを信じます。
自分は何もやっていないのに疑われる、これ以上苦しいことはないでしょう。」
俺「・・・。」
おばちゃん「まさに、今の七男くんね。」
269:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 01:03:18 0
おばちゃん「まさに、今の七男くんね。」
おばちゃん先生がニッコリ笑ったので俺もつい頬が緩んだ。
しかしおばちゃん先生はすぐに表情を強張らせ、言葉を続けた。
おばちゃん「今朝、教室で柴咲さんに給食着のことについて聞かれたとき、あなたはどうしましたか?」
俺「え・・・あ・・・ 自分はやってない、といいました・・・」
おばちゃん「ハッキリと、相手の顔を見て言いましたか?」
俺は言ってなかった。
下を向きながらボソボソつぶやいただけだった。
どう答えようか迷っていて俺がモジモジしてるとまたおばちゃん先生の顔が和やかになった。
おばちゃん「苺畑で靴ヒモを結ぶようなことはしないようにね。」
270:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 01:07:20 0
おばちゃん「苺畑で靴ヒモを結ぶようなことはしないようにね。」
最初その言葉について 俺は理解に苦しんだが、その俺の心を読んだかのように先生が続けた。
おばちゃん「苺畑で靴ヒモを結んでいると、いかにも苺を盗んでいるように見えますよね。
自分は靴ヒモを結んでいるだけなのに、といくら弁解しても
盗んでいるように見えてしまったならどうにもならないでしょう。」
俺「はぁ・・・」
俺は思わず圧倒されてしまった。
おばちゃん先生は瞬きすることなく、俺の目だけを見て話し続けた。
おばちゃん「だけど大丈夫なのよ。」
271:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 01:11:03 0
おばちゃん「だけど大丈夫なのよ。」
俺「え?」
おばちゃん「盗んでいるように見えても、あとで畑の苺の数を調べてみれば
ちゃんと盗まれていないことがわかるはずです。
あくまでも、その人が盗んでなければ、の話ですけどね。」
おばちゃん先生は笑って俺の肩を軽く叩き、「強くなりなさい」と言って部屋を出て行った。
俺はまた泣きそうになった。
272:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/08 01:12:40 0
ご閲覧ありがとうございます。
もう毎日チェックしてくれてる人とかいるのかと思うと嬉しい限りです。
ご期待に添えない場合もありますが
まったりと過去を思い出しながら書いていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で・・・おやすみなさい!
273:夢見る名無しさん
09/12/08 01:21:20 0
おやすみ!
274:夢見る名無しさん
09/12/08 22:46:38 O
おやすみw
275:夢見る名無しさん
09/12/08 23:01:26 0
おやすみ!^^
276:夢見る名無しさん
09/12/09 16:25:29 O
age
277:夢見る名無しさん
09/12/09 19:30:08 O
早く早くー
278:夢見る名無しさん
09/12/10 22:28:08 O
age
279:夢見る名無しさん
09/12/11 09:21:42 O
まだなのか
280:夢見る名無しさん
09/12/11 18:41:49 0
つ・・続きをー
281:夢見る名無しさん
09/12/11 22:34:02 O
やっと追い付いた
wktk
282:夢見る名無しさん
09/12/11 22:37:18 0
規制か・・・
283:夢見る名無しさん
09/12/11 23:04:53 O
この文章で20代・・・だと・・・?
284:夢見る名無しさん
09/12/11 23:20:07 O
久々にこんな子供っぽい残念な20代を見た
でもこんな少年時代を過ごせたのは正直羨ましいぜ
285:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/11 23:29:06 0
>>277>>279>>280>>281お待たせしました。お久しぶりです。
>>282規制ではないです!パソコンを開いてませんでした。
>>283>>284文章力が無いのは初めに言ってあると思います。ごめんなさい。責めないで(;ω;)
今後の更新分はメモに残してありますが、次の更新は明日の夜にしたいと思います。
こちらの都合ばかりで動いてしまって申し訳ないです。
楽しみにしてる方がいらっしゃる限り続けようと思いますが、あくまでこれは自己満足の思い出日記です。
286:夢見る名無しさん
09/12/11 23:57:30 0
応援してんぜ!
読みやすくていいと思う。がんがれ!
287:夢見る名無しさん
09/12/12 00:09:09 O
がんがれ!
おいつく途中で何度かおっきした・・///
厨房でこれってことは孝行は・・
288:夢見る名無しさん
09/12/12 00:24:14 O
残念なのは文章力の話に限った訳じゃないんだが・・・
まあ>>1のこと嫌いじゃないよw ガンガレ!
289:夢見る名無しさん
09/12/12 15:49:55 O
ほ
290:夢見る名無しさん
09/12/12 18:01:27 O
あと数時間だ
291:夢見る名無しさん
09/12/12 21:14:58 O
七男まだー?
292:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 21:33:44 0
>>286ありがとうございます><
>>287このどへんたいが!
>>288私自身が残念ということですね('A`)
>>289ほ?
>>290>>291お待たせしました。
投下再開します。
293:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 21:42:06 0
中学2年生という学年は実に窮屈な学年である。
後輩を従えてるという優越感の反面、まだ先輩がいるということから
先輩に監視されてるんじゃないか、と思ってしまい
小学生の時の様にバカをしたりできなかった。
10月になり、うちの学校では体育祭という行事が近づいていた。
給食着盗難事件後、俺はクラスの除け者になっていた。
ヒロミや柴咲はもちろんこちらから付き合おうとも思わなかった。
ヒロミの周りにいる男子や柴咲と仲の良い女子はみな俺を軽蔑していた。
しかしケインや一部の男子だけはいつもどおり接してくれていた。
それだけが救いだったのかも。
「女子の給食着を盗んだヘンタイ」というレッテルがいつの間にか俺に貼られていた。
294:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:18:45 0
体育祭というもの
クラスが一致団結し、優勝を目指す行事のはずなんだが
俺は乗り気じゃなかった。みんなは俺を見てみぬフリ。
2人3脚で俺と組むことになった同じクラスの男子も盗難事件以来冷たくなっていた人のうちの一人で
練習のときでも一切俺と口を利かなかった。
クラス毎に分かれてやる組体操のタワーでは
大柄な俺が一番下の土台になることは覚悟していたが、他の生徒が上に上る際に
俺を強く踏んづけるように上っていた。
四つん這いの体制のまま、同級生に踏まれているのかと思うと
無性に泣きたくなった。
295:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:21:01 0
クラス対抗リレーでは、俺の次の走者がわざとバトンを落とし
バトンが落ちた原因が俺にあると言い出す始末。
バトンは俺の次の走者がわざと落とした、とほとんど全員がわかっていたが
反七男の奴らはみんな俺を責めた。
笑いながら。
体育祭当日の朝
準備体操をしながら俺はどうすればここから抜け出せるか、と考えていた。
296:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:23:11 0
体育祭の内容は
2人3脚ではスタート前にペアの男子に「足引っ張ったら殴る」と脅されたり
組体操では背中にアザができたほど強く踏まれたり
リレーでは走ってる途中に野次を飛ばされたり
ほんとうに散々なものだった。
しかし俺には密かに思い描いている夢があった。
うちの学校の体育祭では
生徒全員ににクラス毎に色の違うバッチが配られる。
それに自分の名前を書いて胸に付け、その状態で体育祭を行うのだが
体育祭終了後、そのバッチを先輩後輩関係なく女子が憧れている男子にバッチをもらうという風習があった。
女子が「バッチください」と頼みに行き
男子が承諾すれば、男子は女子にバッチを渡す。
297:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:26:22 0
それを利用し、俺はある計画を思いついたのだ。
宮崎からバッチを頂こう計画
宮崎からバッチをもらうことに成功すれば
俺達二人の仲は一気に深まるはず。
それが俺の狙いだった。
酷い体育祭が終わってから 俺は片づけをしてる宮崎のところに向かった。
俺「ねー宮崎」
298:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:30:29 0
俺「ねー宮崎」
宮「どうしたの?」
俺「ちょっと話したいことがあるんだけど」
宮「あ、じゃあ・・・」
宮崎が俺の体操着の袖を引っ張った。
宮崎が何を考えてたのか、俺にはすぐわかった。
現在嫌われ者となっている俺と話していると周囲の目が痛いので
人目の付かない場所に行こうとしていたのだろう。
案の定その予想は当たっていた。
俺は宮崎と部室の裏に来た。
299:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:33:29 0
俺「仕事はいいの?」
宮「うん。で、話って何?」
俺「俺なんかと話してていいの?」
宮「うん。」
俺「俺と話してて嫌じゃないの?」
宮「・・・。」
俺「俺がこうやって 」
宮「もうやめて!」
宮「七男くんらしくない・・・いつも明るかったのに・・・そんな弱気になってさぁ・・・」
俺「俺らしいってなんだよ・・・」
宮「・・・話しって なんなの?」
300:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:36:35 0
宮「・・・話しって なんなの?」
俺「怒った?」
宮「ううん。」
俺「女子はみんな好きな男にバッチをもらいにいくでしょ?」
宮「うん・・・。」
俺「宮崎は誰かにバッチをもらおうとか考えてたの?」
宮「まぁ・・・うん。」
俺「誰?」
宮「関係ないじゃん!話しってそれだけ?」
俺「宮崎のバッチ、ほしい」
301:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:39:29 0
宮「え?」
俺「あ、やっぱり嫌だよね!普通逆だしね!男が女にだなんて・・・」
宮「ずるいよ・・・」
俺「え?」
宮「ずるいよ・・・。うち、七男くんに勇気出して名札もらおうとしてたのに・・・先に言うんだもん・・・」
俺「・・・ほんと?」
宮「うん。」
宮「だから・・・七男君の・・・ください・・・」
302:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 22:43:33 0
宮「だから・・・七男君の・・・ください・・・」
この時の宮崎の顔がどうしても忘れられないんだけど
とにかく可愛かったんだよね。
それに「七男くんの ください」って
お前はどっかのAV女優かっつーの。
エロい意味にしか聞こえなかった。
ここで一気に優位に立った俺 Sスキルが発動してしまった。
俺「なになに?よく聞こえなかったんだけどー。もう一度言ってごらん」
303:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 23:01:27 0
俺「なになに?よく聞こえなかったんだけどー。もう一度言ってごらん」
宮「! ばかっ!」
俺「俺のナニを欲しいの?」
宮「バッチを・・・」
俺「ふぇ?」
宮「もうヤダ!」
俺「わかったわかったw!ほら、バッチ」
俺は胸からバッチを外すと宮崎の前に差し出す。
それを受け取ろうと手を伸ばす宮崎。
宮崎の手がバッチに触れる直前に俺がバッチを上にあげる。
宮崎よりも身長の高い俺の、高く挙げた手の上にバッチがあるのだから
宮崎に取れるはずが無い。
「あっ!」
304:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 23:05:39 0
「あっ!」
そう言ってほっぺをふくらませ、ぴょんぴょんはねながらバッチを取ろうとする宮崎に
萌えというものを感じた14歳童貞七男。
「ちょうだいよー」と言いながら涙目になってる宮崎がさすがにかわいそうになり
バッチを宮崎の頭の上に乗せてあげる。
宮「ありがと!はい、これ」
宮崎も自分の胸からバッチを外し、俺に渡す
俺は受け取ってすぐポケットに突っ込んだ。
そういえば宮崎も昔に比べて胸が大きくなったな、とオヤジみたいなことを考えながら
二人で体育祭の片付けに向かった。
305:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/12 23:07:43 0
本日はここまでです。
いつも見てくださってる方ありがとうございます。
ただの自己満足ですが、すごく励みになってます。
それではおやすみなさい。
306:夢見る名無しさん
09/12/12 23:09:41 O
お疲れ!
次期待してるぜ!
307:夢見る名無しさん
09/12/13 00:20:52 0
続き楽しみにしてます!
308:夢見る名無しさん
09/12/13 01:18:26 0
(中3だけどいていいのかなぁー?)
今日見つけて、面白くて読んでました。
眠いのに。
睡眠不足になったら責任取っ手k・・・。
しかもテスト期間中ww
309:夢見る名無しさん
09/12/13 01:43:44 0
俺も受験勉強しなきゃwww
(マジwww)
310:夢見る名無しさん
09/12/13 09:51:31 0
イイハナシダナー
311:夢見る名無しさん
09/12/13 22:12:05 0
今日あるかなぁー?
312:夢見る名無しさん
09/12/13 23:15:39 0
無さそうだなぁー(泣)
313:夢見る名無しさん
09/12/14 00:41:36 O
俺は今日模試だったが復習そっちのけで見に来たぜ
明日は頼むぜ
314:夢見る名無しさん
09/12/14 13:41:22 O
七男マダー?
315:ジョジョ覇王 ◆.GOJOJO5Vo
09/12/14 16:36:56 0
志知なんじゃねーか
久しぶりだな
316:夢見る名無しさん
09/12/14 19:45:02 0
今日こそはありますように~
テストそっちのけだよぉ・・・。
317:夢見る名無しさん
09/12/14 21:07:39 0
無さそうだなぁー(泣)(涙)
318:通行人
09/12/14 23:00:58 O
早くー!
319:夢見る名無しさん
09/12/15 15:06:02 O
とりあえずageとくか
320:夢見る名無しさん
09/12/15 16:42:34 0
テスト期間中だがこっちのほうが気になるw
321:夢見る名無しさん
09/12/15 18:01:46 0
共学ってみんなこんなもんなの?
322:夢見る名無しさん
09/12/15 22:39:40 0
うん
323:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/16 00:14:13 0
>>308>>309>>313>>316>>320見ていただけて嬉しいですが勉強を優先してください・・・><
今日の夕方 更新したいと思います。
不定期で途切れ途切れ 楽しみにしてくださってる方には毎度申し訳ないです。。。
324:夢見る名無しさん
09/12/16 00:16:48 O
もしもしで待ってるぜ
325:夢見る名無しさん
09/12/16 16:17:10 O
そろそろか・・
出でよ、七男
326:夢見る名無しさん
09/12/16 19:01:47 0
俺基準で夕方から夜になったんだが
327:夢見る名無しさん
09/12/16 22:55:10 O
そろそろ…
328:ジョジョ覇王 ◆.GOJOJO5Vo
09/12/16 22:57:25 0
おい!俺を無視すんな!
329:夢見る名無しさん
09/12/16 23:13:54 0
今日の夕方どころか今日が終わってしまう…
330:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/17 02:05:03 0
>>315>>328すいません(´・・`)志知の意味がわからなかったもので・・・
>>324>>325>326>>327>>329お待たせしました。予告から大幅に遅れてしまって申し訳ないです。
それからしばらく
宮崎との進展もなく、俺はクラスで半孤独な生活を送っていた。
一緒に話したりする男子も限られ、未だに陰でコソコソと陰口を叩かれることが続いていた。
残酷に時は過ぎ、中学2年生の行事の中で最大の行事といわれるものが近づいていた。
日帰りの浅草旅行。
日帰りなので宿泊部屋などは無いが、浅草を巡る間は
丸一日班行動。
班は男女混合で1班6人編成だが
仲の良いケインも、大好きな宮崎も違うクラス。
331:七男 ◆RaOe7CTARw
09/12/17 02:08:08 0
しかしこんな俺にでもまだ普通に接してくれる女子も何人かいたので
そんな女子と一緒の班になれればいいな、と思っていた。
できることなら日帰り旅行も行きたくなかった。
旅行は3学期にある。
2学期の終盤に班決めの会議が行われた。
先生がくじびきで決めます、というと生徒のほとんどが深くため息をついた。
好きな人同士で組むのはナシですか?という提案は即却下された。
早々と班が決まり、各班は班の中での役割分担を始めた。
俺の班の女子は運がよく仲の良い人ばかりになったが
問題は男子だ。
男子は3人。俺と 影の薄い男と
ヒロミだ。