生の声が政治を語る13 at YUME
生の声が政治を語る13 - 暇つぶし2ch632:夢見る名無しさん
09/11/01 12:53:35 P
>>623
せっかくなので以下の点についても書いてみます。
> 小泉純一郎と小沢一郎は政治的に昔から何かと対照的に扱われるので聞いて見たいのだが。
まず、知ってる限りの経歴(というか私が二人に対して持ってる予備知識)の重要と私が思う部分について。

二人は「藤山派議員の子で69年衆選に後継出馬」という共通項があります。
問題はその選挙で、小沢は角栄の薫陶よろしく戸別訪問・辻立演説を繰り返し当選、小泉は落選し(一説には郵政票が対立候補田川誠一(中曽根派の角栄シンパ)に傾いたため)福田の秘書に、という結果となります。
ちなみに、この時新人小沢は「小選挙区制度による政治改革」を訴えていたという話があり、数年後の亡父の何回忌だかで、出席者に配った小冊子にも同様の主張を記していたという証言を早坂茂三などがしています。

その後小沢は田中軍団の中で、二階堂(小沢の仲人)、竹下(義妹の姉妹が小沢の妻)、金丸といった幹部連と親睦を深めます。
一方で小泉は福田派の中にありながら孤高を保ったと言われ、政務次官などのポストにも縁がありませんでした(本人が辞退し続けたという話もある)。
唯一就任したのが大平内閣竹下登蔵相の下での大蔵政務次官、その後、自民党財政部会長など歴任し大蔵族の有力者になっていきます。
その頃小沢はどうしてたかというと、政務次官や部会長ポストを順調にこなし、中曽根内閣二階堂幹事長の下では史上最年少の総務局長に就任、永田町界隈での注目を浴びます。
これが大抜擢だったというのは、前任者が竹下登(元大蔵相)だったという事でも判るでしょう。
この年は三大選挙(衆・参・統一地方)が行われた年でもあり、全てに総務局長として関与(参では初導入の比例選挙で名簿順位付けにも参加)し、選挙のノウハウを前任の竹下から徹底的に叩き込まれたとも言われてます。

また、昭和50年代には「郵貯」を巡り大蔵・郵政の両省間で抗争が起きましたが、この時の郵政側の大将が金丸信、尖兵が小渕恵三や佐藤守良、大蔵側の大将が竹下登、尖兵が高鳥修や小泉純一郎だったそうです。

その後閣僚・派閥幹部となってからの動向は有名でしょうから割愛します。



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