・・・生の声が政治を語る・・・at YUME
・・・生の声が政治を語る・・・ - 暇つぶし2ch2:夢見る名無しさん
09/04/06 00:58:09 0
政局を真っ直ぐ見れば、その本質は「民主党政権」だということがすぐにわかる。
この本質に従って事象を紐解いていけば全ての謎は簡単に解けるんだよ。

小沢が目指したものは何か?それは「民主党<単独>政権」だ。
それが何を示すかというと、衆議院では単独過半数を得ればよい、参議院では、
連立で過半数を取ればよいということだ。

現在、参議院では国民新党、社民党と組めば過半数を得られるのだが、
政権奪取後この2党に、ひっかきまわされてはたまらない。 そこで、当然与党からブッコ抜
くことになる。その対象は公明党か青木になるのだが、当然、青木と組むことになる。
青木は小沢とも輿石とも、関係は良好だ。
青木は先の総裁選で、森と手を切って、与謝野の推薦人になった。与謝野はいうまでもなく
大連立の仕掛け人の当事者であり関係者だ。このことからも、政権交代した際、
民主党と青木が組むことは当然想定できる。

政権を取った際、輿石や社民党の影響を受けた民主党政権が左派政権になるなんてことは
ありえない。これは、代表が菅直人になったとしてもである。
何故なら、衆議院民主党の落選・新人組は、本来自民党から出たかったのだが、小選挙区の
影響を受け、自民党2世議員という荘園に閂をされ、やむなく民主党から出馬する野心家、退
役官僚で固められており、これらは中道右派であるからだ。一気に左派化することはありえな
い。国民もそれを黙って見ていない。

3:夢見る名無しさん
09/04/06 00:59:20 0
514 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/17(火) 01:39:56 ID:b53tXsDH
ところで仮に小沢が辞めた場合、後は菅が代表になる。自民党が小泉以降3代続けてズッ
こけたのは
世襲が原因でなく、総理総裁の当選回数不足、または当選後の落選経験者だからである。
政治は、当選回数と、最初に当選してからの連続当選回数がモノを言う。

岡田は前回衆議院の大将だ。ここでかつがれて出るほどアホではあるまい。
選挙直前ということからも、執行部総とっかえは無理である。
鳩山が現状行司役、小沢が失脚となればこの2派と輿石は菅を推すことになる。
数の上で絶対有利な状況下で、若手も代表選挙をこの時期に挑むとは考えにくかろう。

総選挙は9月になる。麻生が生き延びるにはそれしか手がない。
解散権の無い政権は危機に際して総辞職しかない。麻生は現在解散権を持っていない。
しかし、「任期満了」という、不可抗力の解散権を有している。どんなことをしても
この解散権を維持しつつ、生き延びることになるだろう。

4:夢見る名無しさん
09/04/06 01:00:41 0
539 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/17(火) 14:24:53 ID:b53tXsDH
過去の事象を見た場合、ほとんどのケースで「選挙」で、決定されるものなんだよ。。
政局の本質は。
永田町では実力者の権力争いが繰り広げられるが、これにひとつ決着がつくと
選挙が待っている。 その時、影響するのは当然「国民の声」だ。

これは、私の願望ではない。例えば田中角栄首相の元行われた参議院選挙で、
一般に自民党は200億を超すといわれる選挙戦を展開した。もちろん金の出所は言うまでもない。
なぜこれだけの金を出したかというと、田中政権下でのハイパーインフレ、支持率低下から
徐々に政権の生命が弱くなり、どうしてもこの選挙に勝たねばならないからだ。
このころの自民党の強さ、そこに200億以上の金が加われば、自民党は必ず勝つ・・・・・
しかし田中自民党は大惨敗した。ここから、田中政権の瓦解、三木政権樹立の道が開いていくわけだ。
他にも、例えば、竹下対小沢の経世会分裂騒動も、永田町でいったん大敗した小沢が衆議院選挙でひっくり返し細川政権を作った。1年もたずだったけどね。

参院での自公惨敗や衆議院での小泉大勝のあなたの見立ては間違っているよ。
あなたは新聞の世論調査を全然見てない。私はずっと見てきている。。。。
要は自民党の支持率が低下し、その大半が無党派層化してきているんだ。
これらの層はかならず選挙にいくし、自民・民主のどちらかを選択する。
最近の選挙はこの層の動向で決定されることが非常に多い。
また小泉郵政選挙で、勝敗を決したのは、「普段選挙に行かない」無党派層が、
投票所に足を運び、それが自民党に流出したからだ。
これは投票率や、各選挙管理委員会のHPをみれば確認できる・・・

5:夢見る名無しさん
09/04/06 01:02:37 0
540 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/17(火) 14:39:22 ID:b53tXsDH
小沢は保守二大政党の目論見などまったく捨てていないよ・・・
みなさん指摘する、審議拒否戦術は、小沢の本心ではない。これは党内政局の話である。
福田との大連立騒動が頓挫し、自分は代表の座を慰留され、辞任しなかったというトンチンカン
な事態を受けて、小沢にはこの戦術しかなくなってしまった。
またぞろ、首相や与党幹部と会えば「大連立か?」と波風が立ってしまう。
これでは党内政局が安定しないんだよ。
参議院民主党=輿石と青木の関係は切れてない。青木が政権に入れば、輿石もそうは
動けない。 政権奪取後の左派化申し訳ないが妄想だ。

政権を取る前は、誰でも威勢のいいことを言う。これは取った後軌道修正されるものだ。
例えば小泉は総裁選挙中は、集団自衛権や憲法改正について「やる」といっていたものが
「それもありうる」に変わった。ほかにも公明党や派閥との関係も玉虫色にしていった。
そういうものですよ。

6:夢見る名無しさん
09/04/06 01:03:35 0
572 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/17(火) 19:27:47 ID:b53tXsDH
政局の安定なしに政策は実行できないという側面はあります。
政局は生産する側と消費(利用)する側の関係にあって、その中身は多様性を帯びる傾向にある。
具体的には、権力争いと政策に収斂される。
わかりやすい例として小泉政権初期を取り上げるが、小泉が生産した権力は、
まず派閥政治の打破、主に橋本派であり、青木を参議院幹事長に据え置いて自分の側に
手繰り寄せ、野中一派をことごとく追放して、橋本派を2分化させた。
また他にも政調会長に亀井派の平沼をゴボウ抜きにした。
この場合権力を消費(利用)したのは、青木、平沼、森派である。
政策面では財政諮問会議(生産)を通じ、竹中ら(消費者)に丸投げにした。
これは小泉が経済政策がまるで弱いためである。なぜそういい切れるかというと、
彼の言った「痛みを伴う構造改革」が、あるときは「生産性の悪いコストの改善」だったり
あるときは「不良債権の処理」、またあるときは「産業構造をIT中心にする」など、
中心にすることが何かについての焦点が大きくブレていたからです

7:夢見る名無しさん
09/04/06 01:06:31 0
606 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/18(水) 02:00:15 ID:SXE5wTZ6
このスレッドでは、大久保逮捕を受けて、これから次々と検察が麻生政権の意を受けた
動きを見せると見る向きが多いがそれはありえない。
むしろ今回の件が「空振り」に終わったことで、麻生政権は一層の弱体化に向けて
突き進まざるを得ないだろう・・・

麻生の政治経歴、性格、発言を知っているものならば、就任直後の解散見送り、
12月の補正見送りを見た時点で「この男は間違いなく1日でも長い政権延命を狙っている」と
確信したはずである。

麻生は、自分の唯一の権限が解散権であり、それが行使できるのは任期満了の不可抗力で
しかないと認識している。内閣改造権は事実上無くなっている。なぜか。麻生は、政権樹立の際に
「すぐに解散するので、申し訳ないが私の思い通り組閣させていただきたい(選挙後即
改造するの意)」と、森に約束しているはずであり、もし、今、内閣改造を行えば、人事権は
森に握られ、麻生自身の権力がなお一層損なわれるからである。

よって麻生自身の権限が「9月解散」しかない上に、今回の件が「空振り」に終わったことで
この政権は死に体になる。 政府の経済対策が支持率上昇につながるのではないかという
向きもあるがそれもない。麻生内閣の最大の欠点は不支持率の高さである。
例えば福田赳夫政権や小渕政権も、発足当時の支持率は低かった(ともに20%台)が、
不支持率も低く、「どちらともない」と答えた層がのちに支持に回ったのである。
不支持率層を7割~8割抱えた政権が、急に支持率を上げるなどありえない。

政府の経済対策が仮に好結果に終わったとしても、その得点はすべて与謝野に持っていかれる。
先も触れたが、与謝野は大連立の仕掛け人であり、また先の総裁選で、青木の推薦で立候補した。彼の発言も民主党を「幼稚な政党だ」などと評ししているが、致命的な挑発などは行っていない。
民主党政権が樹立されれば、青木とともに、民主党と合流するだろう。

以上のことがらから、麻生政権は今後も弱体化が予想され、その中で行われるのは
一層の麻生叩きである。 つまり小泉政権の批判、民主党への批判は影をひそめ、
麻生政権のアラ探し、政策批判が徹底的に行われるであろう。

8:夢見る名無しさん
09/04/06 01:07:19 0
607 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/18(水) 02:00:21 ID:SXE5wTZ6
余談だが、民主党政権樹立の際に、青木か公明党が、民主党と組むと述べ、それは
青木であると述べたが理由は簡単だ。選挙後、負けた方が勝った方につくというのは、
権力闘争において、1周半遅れになることを意味する。
関ヶ原の戦いに例えると、上杉、毛利、島津家になるわけで、該当勢力の権力
を半分以下にしてしまう。よって非常に損な行為である。
 青木は「ボスでありボスでない存在」(嫌々引き受けた官房長官以外はすべてポストを
ゆずっている)であり、青木一派は、総裁候補を抱えていない。
政権与党であればよい存在である。つまり、島津家のような存在だ。

対して公明党は、麻生を総裁に祭り上げた上、野党落ちとなれば、当然執行部に責任が
生じる。民主党と組めば、権力構造からいえば、再後列に位置することになるわけで、
翌年の参議院選挙をダブル(公明党がもっとも嫌がる行為)にされても仕方ない。
そこで、執行部は新進党が野に落ちた時、橋本政権下で参議院過半数割れという、
「絶好の売り時」をまって与党に戻るしか方法がないし、執行部もそれを理屈に生き残るしかない
だろう。執行部は、小沢と組んだ市川、他、竹入、矢野など過去の執行部のその顛末を見ており、失脚を相当恐れているはずだ。

自民党はどうなるのか?私は、かなり右傾化した政党か小泉路線継承の政党の
極端な政党になると考えている。
まず森だが、森は細川政権下での野党自民党の幹事長経験者であり、仮に下野したとしても、
民主党が政策的行き詰まりを見せるだろうとある程度の楽観をしているはずである。
その森は、中川と権力闘争してしまい、結果、町村、安倍を利用した。
この2人は、麻生、中川(酒)とつながりが深く、このことをもって自民党が右傾化した政党に
なると規定できる。中川秀や旧橋本派(衆議院津島派)、古賀派の3派は政策面でバラバラで
あるが、そもそもの思想が右よりではないので、その1点と来年の参議院選挙を大義名分
に糾合して、小池百合子を総裁にして、表向き、小泉路線の継続を訴え森と自民党右派を
失脚させる可能性もある。これは細川政権ができたとき、渡辺ミッチーと河野洋平の戦いで河野が勝利した構造とかぶる

9:夢見る名無しさん
09/04/06 01:08:15 0
648 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/18(水) 16:19:43 ID:SXE5wTZ6
>>645
小沢は100%辞任すると言い切って良い。
そもそも小沢は大連立構想がとん挫し、辞任表明した時点で、辞めていた人物であった。
しかしあの時辞任されると、党内政局が一気に流動化し、党分裂の
可能性があったため、続投させられてしまった。

本来小沢は首相をやりたくない人物である。それは海部政権瓦解のとき、金丸に「首相になれ」
と言われてもやらなかったし、これはあまり知られてないが、自由党存在時の小泉政権下で、
まったくと言っていいほど政権奪取に向けての動きを見せなかった。これは本人が
若いころ、ガンを患い、また幹事長時心臓病になり健康面に不安があるのだろう。

今回小沢が代表を辞任すると、デメリットよりメリットの方が大きい。
党内は選挙が近いということで結束しているし、小沢に対する世論に関わらず、
鳩山、小沢、菅派は固まっており、岡田は前回衆議院敗北の大将であり出馬できない。
鳩山が行司役に回っている以上、代表の座はスムーズに菅に譲渡され、小沢は
権力を維持できる。

小沢自身が逮捕されるのではないかという向きがあるがそれは99%ないと規定される。
まず、自民党は小沢が煙たい存在である時期がかなりの期間あった。
今の小沢より、自由党時の小沢の方が相当煙たい存在だった。
なぜその時、彼は無傷でいられたのか。インテリの方々は、表面上の出来事を追うのではなく、
過去の歴史、先の見通し、現状を丹念にリンクされることを望みたい。

10:生の声
09/04/06 01:09:45 0
702 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/19(木) 02:56:31 ID:NbOIa5WY

今の民主党を考えた場合、9月まで間違いなく選挙があり、その代表は首相になる。
平時であれば、いろいろな選択肢があるのであるが、選挙、それも政権交代が切迫している
状況で、執行部を総とっかえするようなことはありえない。

それを踏まえれば、代表候補は、鳩山、菅、岡田しか存在しない。鳩山は逮捕初日に
「国策捜査」を醸し出す発言をして、行司役に回った。よって菅か岡田しか選択肢がない。
私は、菅の党内基盤の絶対的優位性と民主党の派閥論理から、次期代表は「菅だ」と
述べたことが、私にイデオロギーや願望の疑惑をもたれたようなので、ここで岡田を見てみよう・・・。 ご存じのとおり岡田は、いわゆる年金参議院選挙、間近のときの幹事長で、
菅代表失脚の際、行司に回ったのだが、次期代表候補がことごとく年金未払いに汚染されてしまい
やむなく「行事がまわしをしめる」事態となり代表になった。しかし、新鮮味が受けて直後の参議院選で圧勝した。しかし衆議院選挙で、「守備側」に立つとあっけなく惨敗してしまった。
このとき岡田は「次の衆議院選挙で禊ぎがつくまで、表にでない」と述べたという。
岡田が代表になるためには、現執行部に挑戦=菅との代表選に挑まなければならず、
「禊ぎ」がついてないにも関わらず、党内を混乱させる行為を彼はやるだろうか。
また私は、小沢逮捕後の岡田の動きをみると、若手ににらみをきかし、党内を鎮静化させ、
同時に、現執行部に恩を売っているように見えるのだ。
ということで岡田の出馬はない。つまり、消去法で菅しか残らないわけだ。
私は菅の資質には興味すらない。

11:生の声
09/04/06 01:15:01 0
755 名前:生の声 New! 投稿日:2009/03/20(金) 00:52:37 ID:cIdmmtwj

政局の本質を見るためには、イデオロギーや政策を見る側が持ってはならない。
持った瞬間それはどんなプロであっても、政局の本質を見極めることはできなくなる・・

加藤の乱沈静化の際、野中幹事長が即「森内閣を信任したわけでない」と発言し、
翌年参議院までの首相交代が自民党内に広がった。
その候補の中に、乱沈静化の立役者小泉純一郎も入っていたわけだが、多くの
政治評論家、永田町住人は「郵政民営化を持論とする小泉は野中とやっていけないため
首相になることはない」と言った。 この流れを私は笑いながら見ていた。。。
森退陣はすなわち、小泉首相を意味し、それが政局の本質となり郵政民営化や野中などは
解決される矛盾の枝葉に過ぎないことがわかっていたからだ。
何故なら、自民党の支持率は、年々下落の一途をたどっており、たとえ、参議院選であっても
無党派層の支持なしでは、勝てなくなっていたからである。当時の自民党の顔ぶれを
考えると国民的人気を得ている人物は小泉しか存在しなかった。小泉は女性に人気がないという
欠点を抱えていたのだが、田中真紀子を使うことによって大勝利した。

小沢辞任後の民主党代表は政局の本質である「民主党政権樹立」に歴史的に使われるための
代表であり、民主党内の党内争いなどは矛盾の一環でしかない。
先に私が岡田の行動を「若手ににらみを利かせ、党内を鎮静化させ、執行部に恩を売った」と
言ったのは、「菅代表、岡田代表代行への布石」という意味であることは言うまでもない。

また、来年の参議院選はダブルになるかもしれず、党首は国民的人気、知名度がなければ
ならない。 旧社会党系にそのような人物は見当たらない。 よって民主党は、
来年への選挙、「民主党政権樹立」という、国民にストレートに伝わる政治を行わなければ
ならず、イデオロギーで党内対立している場合でもないのである。

12:生の声
09/04/06 01:15:08 0
政局は私の読み通り動いている・・・

私は1.100%小沢は辞任する 2.99%菅代表 3.かなりの確率で菅代表、岡田代表代行になる
(直近の動きから岡田幹事長、鳩山代表代行もありうる・・・)というものだ・・・

<<これは24日以降、世間に明瞭に分かる形で、表面化する・・・>>

私が政局の本質のみを追っている人物かどうか、その時点で判断してほしいものだ・・・・

13:生の声
09/04/06 01:16:14 0
11 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/22(日) 02:28:05 ID:URMrdKlj
>>7
私の予測がイデオロギーまみれとの誤解を生んでいるので来週私の読み通りの政局になる。
そうなれば、誤解は解けるだろうと思う。。。
政局の本質は(予想する本人が)イデオロギーや政策を入れ込むと必ず読みが外れてしまう・・・
私は前述の通り菅の資質に関心がない・・・消去法でいくと菅しか代表になれないとの立場だ・・・

岡田は総理の器にあるがいかんせん当選回数が足りない。あと最低2回は欲しいところだ。
来年の参議院選がダブルになればそれをクリアすることになる…

私は何度も言うとおり「民主党政権(衆議院単独過半数、参議院自民青木派との連立)」が
政局の本質と見ている。 その実体は、表面上であれこれ起こるだろうが、久方ぶりの
保守単独政権である。内在的には旧社会党右派を抱えているが、社民党や国民新党、公明党などを
排除した政権になる。来年の参議院(ダブル?)を前に国民新党は民主党に飲み込まれるだろうし、社民党、公明党は
退潮がより明確になる。 民主党の党首は、衆議院選挙で増えるであろう、退役官僚や、右派系野心家などの
新人議員と、来年の参議院(ダブルかも)選挙へ向けて国民に目を向けざるを得ないので、
急に左旋回することはありえない。 対米関係を危惧する向きもあるが、政権を取れば野党時の発言など180度
旋回するのが政党である。 例えば、野党時自民党は公明党を徹底攻撃したが、今は完全に密着した関係だ。

14:生の声
09/04/06 01:17:53 0
14 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/22(日) 02:40:39 ID:URMrdKlj
>>8
鳩山や菅の政治信条は現在の政局の本質に関係ない・・・政局の本質に関係ないことは、
自然現象的に消滅する。 国民が求めているのは、「民主党政権樹立」であり、
民主党の政策そのものに賛同しているものなど少ない。。。
もちろん来年の参議院選挙(ダブル?)では、民主党の政策が争点となり国民の審判が下るが、
「第三の道」が民主党の本流になることはありえない。 それは党内政局を考えれば明らかだ。
民主党は、国民の監視を受けた「自公政権よりマシな政権」という位置づけになり、政策は
ここ数十年の保守政権のそれと変わらない。

「第三の道」を心配する向きがあるなら、村山政権はどうだっただろうか。確かに村山談話など
問題点も残したが、基本的に急に左旋回することはなかった。
また村山政権は、非自民政権でも誕生する可能性があったが、それでも左旋回することは
なかったであろう。 その理由は、宮沢うそつき解散のとき、社会党はじめ左勢力が壊滅的に
敗北したからである。 つまり「自民党でないが政策的には自民党に近くマシな政権」を
国民が求めた構図は今回とダブる。

15:生の声
09/04/06 01:18:31 0
21 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/22(日) 04:04:13 ID:URMrdKlj

私が民主党や政局に通じているかどうかは、ここ一両日中にはっきりする。

こうした民主党脅威論がでるのは、小沢代表の元での参院大勝利の見解の違いであろう。
私に批判な向きは、「民主党の政策が国民に支持された」「社民化した民主が国民に浸透しつつある」
というものであろうが、私は違う。あの敗北は、自民党の敵失である。
その要因は、小選挙区制と、自民党の支持率の低下である。

そもそも、政権というものは、リーダーが変わった場合、基本執行部も大幅変更しなければならない。
それが戦後政党政治の基本であった。
しかし村山政権以降、小選挙区制が導入された頃から、政権が代わっても執行部が変わらないという
異常事態が起きた。 これは幹事長ポストの権限が猛烈に肥大化したため政局を動かす側が、
それに遠ざかることが「政治的死」を意味することになるからだ。
森政権誕生時の「密室6人組(森、野中、村上、青木、亀井、古賀)」は、
政策は首相にやらせ、政局は自分たちが動かす。たとえ橋本で参議院が大敗しようとも、自分たちは、
責任を取らず、首相の顔を変える。こうした仕組みが出来上がってしまった。
そこから国民の自民党不信(投票結果が反映されない仕組み)が生まれてしまったのである。
そこに目を付けたのが、加藤と山崎であるが、6人組になにひとつ対抗手だてを持たず敗北した。
小泉は、国民の支持を背景に、6人組のうち、古賀、亀井、村上(小泉政権誕生前に失脚)、野中を
分断した。小泉の天才的なところはここに尽きるだろう。

16:生の声
09/04/06 01:18:55 0
本題の安倍政権は、安倍そのものが当選わずか5回で首相になった。どう考えても当選回数が
足りない。本来この時点で「無理」なのであるが、国民的支持を背景に安倍が暴走したため、
小泉、執行部も認めざるを得なかった。

このとき、「無理」な安倍を支えるのは幹事長と官房長官なのだが、官房長官に当選回数不足の塩崎を
つけたため、この政権の運命は幹事長が握ることになったのである。
本来、安倍が希望したとおり、麻生を幹事長に据えておけば、この政権は、あそこまでの醜態はさらさなかったかもしれない。 しかし麻生幹事長は、あまりに反発がつよく、また、小泉政権下でよくはたらき閣僚になれない
中川(秀)を安倍は受け入れざるを得なかった。 しかし、周知のとおり中川を安倍は遠ざけてしまった。
この瞬間、安倍政権は司令塔不在であり、当選回数の足りない安倍は、政治と政局の素早い動きに
なんら手だてをうてず、参議院に突入してしまうのである。

これが前回の参議院の本質だと私は見ている。



国民の投票行動、世論調査をみれば、国民が「自民党よりマシな民主党政権」を求めているのは明らかである。
国民はその政権がどのような存在あってほしいか、その画まではまだ描き切れていない。。。

17:生の声
09/04/06 01:19:16 0
153 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/22(日) 19:29:54 ID:URMrdKlj

大久保逮捕翌日の社説は
日経・朝日 →国策の疑いを匂わす
毎日・読売 →国策に触れず

毎日は、スクープ率が圧倒的に高く、逮捕の時点で既に何らかの体制を整えていたのだろう。
日経までがふれた国策を、毎日が触れないのは不自然だからだ・・・

18:生の声
09/04/06 01:19:35 0
263 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 03:04:25 ID:vCEPI8kT
小沢は北朝鮮と繋がっているというのは大間違いである・・・
金丸訪朝の際、小沢はそれを猛烈に反対した。米国を無視し北朝鮮と交渉するのは日本の
安全保障上不利益だからだ。このとき、金丸訪朝を全面バックアップしたのは野中である・・・

竹下内閣失脚後竹下が死去するまでの経世会は複雑な対立構造の上に成り立っており、
中心は「竹下と小沢の権力争い」であった。こうかくと抽象的なのだが、具体的に言うと
「どちらが人事(主に首相)権を行使するか」の暗闘である・・・

それは、宇野指名(竹下)海部指名(金丸)海部政権下の幹事長指名
(竹下=梶山 金丸=小沢 で小沢勝利) 、海部政権下での小選挙区導入論議(
竹下は政策的には中立、小沢は推進であったが、竹下→反対派=梶山、YKK 小沢
→賛成派だったのだが、小沢狭心症で倒れ、竹下は政策そのものに中立で海部政権が倒れたため棚上げ)
などにあらわれた。

この後、金丸経世会会長後任問題で、竹下VS小沢の直接対決が行われ、梶山、橋本、野中らが
竹下直系の小渕を推し、参議院も竹下元秘書青木幹雄に抑えられ小渕を推したため、竹下が圧勝。小渕会長経世会樹立。
しかし、小沢は小選挙区制導入を切り札に、自民党を脱党し、細川政権樹立。

橋本政権下では、保保派(小沢、梶山)VS自社さ派(YKK、野中)の対決で自社さ派が勝利。
梶山官房長官は失脚。
橋本参議院大敗ではまず総裁選で(竹下・小渕・野中)VS(梶山)になり、前者が勝利。
その後、経世会自体が小沢と和睦するなど、その時の状況で、常に和睦と暗闘を繰り返してきた。

私が、衆議院選挙後、青木が民主党と連立を組むと述べているのも、これらが大きな要素で、
「北朝鮮・自社さ・小選挙区制」という政策において決定的に違う小沢と野中、そして野中は
小沢を悪魔とまで罵ったのにも関わらず和解してしまうありさまを見ていると、
青木と小沢が組んでも何ら不思議ではないだろう・・・と思うからである・・・

19:生の声
09/04/06 01:19:56 0
265 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 03:22:45 ID:vCEPI8kT
私は100%小沢辞任、菅代表と言っていて、それが今週中に明瞭に現象面として現れない場合、
今後一切発言しないと述べている・・・

その私が100%ない、小沢続投の見通しを書くのはおかしいことであるが、念のため書いておく・・・

小沢続投の場合、民主党の大勝はなくなる。単独過半数も厳しくなるであろう・・・
それは何故か・・・ 投票率が低下するからである・・・
小泉郵政選挙の圧勝は投票率の大幅上昇であり、その上昇分が自民党に流れた・・・
これは各選挙管理委員会の結果をみればわかることである。
小沢が続投した場合、すでに各世論調査に出ている通り、政治への関心が薄れる可能性が
極めて濃い・・・ 「自民党よりマシな政権」としての民主党が「自民党と同類の政権」になってしまっては
有権者は投票所へ足を運ぶ理由を失う・・・私は麻生政権でのもと9月総選挙(余談:自民党選対幹部が
しきりに5月選挙説を流しているのは、解散をちらつけせることにより国会会期中の反麻生の動きを
封じるためである)を予想しているが、支持率最悪政権のもとでも民主党は単独過半数は取れない・・・
その時、政界再編が起きるわけであるが、細川政権時のように、政界再編をリードする役者がいない
事態になる。もちろん選挙結果によっては小沢はその役目をはたすのかもしれないが、そこまでは
今の段階で見通しようがない。 ただ一つ言えるのは、その時できた政権は究極の不安定政権であり、
翌年の参議院選挙をダブルで行う以外、安定政権の樹立は不可能になるとは思う。つまり
日本は安倍大敗以降、事実上の政治的空白が数年続いてしまう可能性が高くなるだろう。

20:生の声
09/04/06 01:20:18 0
314 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 13:34:10 ID:vCEPI8kT
>(私は)とにかく普通の生活環境と接点がない事は分かるよ。
>リアルな日本の現状は生の声が手にしているデータとはまるで違う。
私は政局の本質を読みたいので、リアルなデータは軽視している。
私の周り(特に無党派層労働階級)の自・公政権に対する怒りは相当なものだ・・・
大多数の国民は日々忙しく、政治・政策・政局の細かい分析などは無理である・・・
彼らは、(善悪や実体は別にして)小泉のリーダーシップと現状の格差、描けぬ将来への不安、
公明党アレルギー、報じられる麻生の馬鹿さ加減、(実体は別にして)オバマと麻生の違い、
経済政策の異常な遅さを感じ、それを具体的に口にして私にブチまけるものもいる・・・
しかしこの層は半分選挙に行けばよい方だ。この層が求めているのは、<<実体はともかく>>
自公政権ではない、新しい政権が生まれ、それが生き生きと仕事をし、未来への展望・夢を抱かせてくれる
政治である・・・
小泉郵政選挙大勝の原因は、投票率の高さ(無党派層が投票所へ足を運んだ)であり、
その要因は言うまでもなく、(実体はともかく)獅子奮迅に闘う小泉像と郵政改革と反主流派追放が
将来への展望をイメージさせたからであった。
この層が投票所に足を運べば、民主党単独過半数になると思うのだが、小沢続投となった場合、
どうも私は、そのイメージがわかない。
よって
>生の声に国民感情の動きを正確に捉えられない欠点があるように、
との指摘は、正しいと思う。
宮沢政権のうそつき解散のときも、世間の関心が高いと思われたのだが投票率の低くなった。
その経験(政治不信)をもとに私は投票率の低下を危惧しているのだが、今回の場合は、投票行動が、
国民自体の、経済的未来につながる(景気、年金、税体系)だけに、動向が見えにくい・・・

>今の政治家連中も全く同じで、永田町の事や目先の利益の事しか見えてない。
これは「今」だけでなく昔からそうであると思われる。
政治家はまずは自分の身の安全、次に派閥の安全・・・ 自分の身(権力)を第一に考えるのが
政治家の実体である・・・

21:生の声
09/04/06 01:20:37 0
317 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 14:08:41 ID:vCEPI8kT
>>298
>権力の本質を知りぬいた男が小沢なのだ

私は小沢ほど権力をしらない人間はいないと思う・・・
彼の政治行動を見ていると、捨て身の勝負ばかり挑んでいて、とても権力の本質を知りぬいた男の行動では
い部分が多々見られる・・・ 渡辺恒三は小沢のことを「所詮彼は親の七光なんだ。田中・竹下・金丸が
いたからここまで来れたんじゃないか。虚像の部分が多すぎる」と評したがまったくその通りだ・・・

創政会結成でも中心的役割を果たしたがこれ自体当時の田中の権力を考えると無謀もいい所である。
幹事長時、湾岸戦争へ金を出すために公明・民社の協力をつけるため磯村を強引に候補にし
結果大敗してしまったのもまったく、根回し不足だった・・・
金丸事件だが、金丸を売って(私は売ったと思わないが)経世会を掌握しようとしたが、
政敵である竹下と「参議院には手を突っ込まない」と意味不明な約束をして簡単に反古にされ、敗北した・・・
このとき完全に反主流派となり、政治生命を失ってもおかしくなかった。
しかし細川政権樹立で死地を脱する。
細川政権時でも、根回しゼロの深夜の消費税値上げ会見、
改新騒動(来る小選挙区制選挙に向けて、統一会派を組むのだが、社会党に了解を取り付けたと勘違い
し社会党が連立離脱する原因となった)などで迷走。
新進党時は、テレビの目の前でキレる、記者会見をサービスだと放言し、結局、解党。
解党後は公明党を入れての新党を模索するも、神崎クーデターにあい、当選回数の少ない議員が多い
小沢自由党になってしまう。しかし、小渕内閣で与党復帰。そして森政権下では連立離脱で、
即衆議院解散され、今度こそ、政治生命終了かと思わせるも、誰もが予想しなかった比例で500万票を
集め影響力を残し、民主党と合流。民主党下で、大連立を模索するも、反対され辞任表明。なぜか続投・・・

22:生の声
09/04/06 01:20:52 0
318 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 14:08:48 ID:vCEPI8kT
以上をみればわかるとおり、行動がすべて破れかぶれで、緻密な計算などみじんも感じない。
逆に、ギャンブル素人がたまに大ハマリするようなありさまだ・・・

これは何故かというと、小沢自身が、99%の永田町住人がこだわる権力の保全にこだわらないこと、
また小沢の「日本列島改造計画」に見られるように、政策立案能力や、国会戦略の巧みさが
一定程度の国民の支持を受けているからではないだろうか・・・


よって私は小沢を権力を知りぬいた男とは到底思えないのである・・・
むしろ権力や政策など(刀)に通じているがその使い方が無茶苦茶な人物に見える・・・
あまりに定石ハズレなので、政敵はもちろん、味方もついていけない・・・それが実体ではなかろうか・・・

23:生の声
09/04/06 01:21:16 0
345 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 20:01:26 ID:vCEPI8kT


私の小沢の位置づけが決定的に変わったのは森政権下の衆議院選挙だ。
二階や野田などが抜け、完全に小沢ひとりの政党になったのにも関わらず、
比例で500万(その時は698万だった)の集票能力を全国に見せ付けた・・・
これはゼネコンや岩手だけで達成できるものではない・・・
目に見えない層に小沢シンパがいるということだ・・・
500万の集票能力は国政において無視できない・・・ ただそのことを言っただけである・・・・
おそらく私が野中を評する文章を書けば、「野中信者」「社民主義信者」「左派」と
言われるのだろう・・・

ところで前回の参議院選挙でも東京選挙区(定数5)で、民主党2人の当選圏内がほぼ確定し、
残り3枠を公明、自民2人に急速に勢いを増してきた川田の争いになったとき(1週間前大新聞調査)、
川田が当選した。1週間で川田がどんな人物か国民が知ることはできない。
つまり川田票は与党の議席を一つ減らそうと、民主党支持層から他政党・無党派層が動いたものである・・・

こうした「目に見えない層」の潜在能力を無視することはできない。
永田町は国民の目線に鈍感ではあるが、とても無視できない
恐怖の存在だとを感じているのもまた事実なのである・・・

24:生の声
09/04/06 01:21:50 0
359 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 22:09:43 ID:vCEPI8kT

山拓は選挙の弱さと女は折り紙つきだが、政局読みは、政界の中でも最上級クラスだ・・・
選挙に強ければ間違いなく首相になっていた力量の持ち主である・・・
首相やキングメーカーになれなかった者(小泉政権下で中二階と評された人)を分析すると、
まず平沼は胆力がゼロに近い。亀井を出し抜いて小泉に政調会長にゴボウ抜きされた(本人も承諾)
割には、親分筋の亀井をついに裏切れず総裁選挙に一度も出なかった。これでは話にならない・・・
亀井はマスコミ受けすることばかりいい、深みがまったくない・・・
古賀は、政局の節目が近づけば近づくほど優柔不断さを丸出しにする・・・
やはり政局とは戦いであり、節目で毅然とした態度をとれないようでは、権力の掌握など絶対不可能なのである・・・

25:生の声
09/04/06 01:22:03 0
360 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/23(月) 22:16:50 ID:vCEPI8kT
最近少し気になることがある。
それは新聞を使う政治家がいないことだ。
ここ最近で言うと、野中は新聞を使うことが天才的にうまかった。
小泉も新聞が好意(一時中立)的であった。

麻生も小沢も元々が新聞嫌いである。このような場合新聞を使う政治家があらわれてもいいものだが
現れない。新聞の力を軽視しているのか、新聞自体に現在のところ政策発信能力の欠損(もしくは
何をしたいいのか見当がついていないほど世の中が混乱している)しているのかわからないが不思議な
現象である。

新聞を軽視する向きは多いが、日本の場合(NHK除く)テレビ・インターネット・ラジオ・政治勢力・各種団体
とも絶対に新聞を通さない限り、情報を正確に分析できないのが現状である・・・

26:生の声
09/04/06 01:22:31 0
411 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/24(火) 08:40:09 ID:1i7l/yv5
>選挙も同じ事。国民の階層分化に合わせて政党も変化して行く。
>変化に対応できない政党は淘汰される。
>その部分を読んでいないと言われたなら、もうこちらから言うべき事はない。

それは国民の声を直に聞かなくても対応できる・・・
自民党は土井社会党に大敗して以来、連立を組まないと政権を維持できなくなってきた・・・・
野中が新進党の「釣り屋」をやって、単独過半数獲得を模索したが、橋本参議院大敗でオジャン。
自民党が単独で政権を維持できなくなっている現象自体が、国民の変化である。
つまり政治が国民の潜在的意識の先を行ったともいえる・・・
また参議院選挙で致命的な敗北を3回(土井、橋本、安倍)していることから、政治家が国民の意識を
軽視している面もうかがえる・・・

私は様々な層の国民の声を直に聞ける立場にいるが、結局そこから生まれるものは「麻生消えろ」「民主党に
一回やらせてみれば?」「年寄りを排除して若者に政治させろ(=大連立)」である。
この声を分析して政局を読めば、それは形を変えての願望にしかならないし、これらの声はやや無責任だ。
国民はすぐに結果を求めるからである。 しかしそれでは政局は立ち行かない。
政治家は「われわれにお任せください。少々お時間はかかりますが、きっと明るい未来を創造します」
との立場でないと政治は行えない。

故に私は国民の声を軽視し、新聞や選挙結果のデータなどを活用するのである・・・・

27:生の声
09/04/06 01:22:58 0
589 名前:生の声 sage New! 投稿日:2009/03/24(火) 22:38:05 ID:1i7l/yv5
既述の通り、今週中に100%小沢辞任、菅代表就任と申し上げ、
その予想が外れた以上、このスレッドには書き込まないことにする…

小沢一郎という政治家の行動は、創政会結成以前から長年にわたって追い続けており、
その私が、決定的に政局読みを外した以上、これ以上の書き込みはスレ汚し
にしかならない…

ほんのわずかの付き合いでしたが、長文を読んでくださった皆様、ありがとう…

28:生の声
09/04/06 01:23:11 0
732 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/03/26(木) 00:18:54 ID:jTQ51MXU
私への書き込み続行の意見が相次いだことから、恥を忍んで書き続けることにした…

私を迷惑だと思う方は、透明あぼーんして頂きたい…
そうしやすいようにトリップをつけさせていただく。

昨日は屈辱の日であった。
なぜ私の読みは外れたのか…
100%といったのはブラフではなく、自信があったからだ。なければ「そういう可能性が高い」などと言っていた
だろう…

政局の本質に近づくためにイデオロギーと願望を入れてはならないと繰り返し言った。
イデオロギーや願望は、自分自身が「こういう政策をしてほしい」「こういう世の中になってほしい、こうあるべきだ」と
いう欲望が先行してしまい、「自分に大局を合わせる」分析になりがちになるからである。特にインテリ層は、政策や
世の中について、プライドを高くして見ているため、特に注意しなければならない。
もちろん自分の意見を持つことは重要だ。ただそれと世の中の動きが合わないとき「世の中がおかしい」
「自分の言っていることは正しいのだが世の中が理解してくれない」となっては本末転倒の感じも多々あることだ。

これは私自身にも言えることで、だからこそ、口に出して日々注意しているのである。
ただし私はインテリ層ではないが…

昨日から心を静めて考えたところ、私の政局予想にに願望が介入していることに気づいた。それは「公明党」「社民
党」「国民新党」の排除である…
日本の政治を見てきた者として、弱小政党が発言権を持つと、国政が沈滞化するのを
何度も見てきた。それは土井社会党圧勝下での自公民協力、細川、村山、小渕、麻生政権などである。 私は、
<<良い悪い・どこの政党・人物は別にして>>、強いリーダーシップをもった政権がテキパキと政策を行い、国
民に信を問う。そうして早いサイクルで政治が行われることが日本の発展につながると考えてきた…

小泉政治はその典型ではなかったか。その後の政権は、問題を先送りにするだけで、なにもせず、国民に信も問
わない。ただ1回の参議院選挙では、首相がその民意を無視し、最後は「体調が悪くなりました。辞めます」では
どうしようもない・・・

29:生の声
09/04/06 01:23:35 0
734 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/03/26(木) 00:20:42 ID:jTQ51MXU
小沢続投を冷静に振り返ってみると小沢は、私の予想していた「民主党単独政権
(衆議院単独+参議院青木一派の実質保守単独政権)」はもちろん目指しているのだろうが、最悪目線を下げて、「民主党比較第一党」ならばそれでよしと考えていたのだ。

なぜこんな簡単なことに気付かなかったのだろう…

小沢の行動を振り返れば創政会、経世会分裂、小選挙区制、細川政権、ミッチー騒動、
改新騒動、保保連合画策、自自公、小渕に自民党解党要求→飲まれず連立離脱
→その後の沈黙、参議院大勝利、大連立画策、、、すべて自民党をブチ割ることが
目的であり、仮に今回、単独過半数を取れなくても、第一党ならば、自民党と大連立すればいいだけのことなのだ。そこに公明党がなにがくっついてこようともかまわない…
時間をかけて自民党を分解していく、、、そのことが彼の「政治生命をかけた最後の戦い」なのだ…

そういう視点で見れば、小沢続投カードはありえた…なぜか、辞任してしまえばそのカードは使えないからだ…


こうして振り返ってみると、自民党側の戦略も少々変わった見方をしなければならない。どうにも支持率15%不支持率7割の政権を支持している自公を消化することができなかったがこれでやっと消化できる。

「補正後解散」と言っている連中(青木、山拓、古賀、菅)はホンネであろう。
2次補正のバラマキと補正のバラマキで、彼らは支持率(特に自民党の)は上昇し、
地盤のしっかりしているものは生き残れると踏んでいるのだろう。
その後は、なんでもありの状況にできる。

9月解散を唱えている連中は小泉チルドレンの影響を受けているものが多く、
解散直前の麻生総辞職を狙っているのだ・・・

30:生の声
09/04/06 01:24:00 0
735 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/03/26(木) 00:29:13 ID:jTQ51MXU
小宮山と蓮紡はともに選挙が近い東京の人間だ・・・
東京は自民党が圧倒的に強い・・・
瞬間的にこういうリアクションがでるのは当然だろう・・・
まずはじっくり週明けまで様子見すべきだ・・・

31:生の声
09/04/06 01:24:14 0
889 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/03/27(金) 02:18:00 ID:+VjIsk99
民主党の政局は週明けにならないとわからない・・・
千葉県知事選・各紙世論調査・議員の地元帰りなどの要素があるからだ・・・

岡田克也・・・小沢が倒れた後の代表候補として脚光を浴びている。
しかし彼には代表になるには余りあるハードルがあることを認識しなければならない・・・

まず、現在、民主党内で岡田岡田と叫んでいる連中は政局オンチのジイさんか
当選回数の足りないお坊ちゃま、茶坊主である・・・
彼らは、岡田より当選回数が1回以上少なく、また国民の支持の多い岡田を差し置いて、この選挙間近の局面で
代表になる大義名分がまったくない。だから岡田を推して世代交代を図ろうとしている・・・
しかも彼らは、政界再編をほのめかしているのに対し、岡田はあくまで二大政党論者で
ある・・・政局スタンスがまったく違うのだ・・・
こんな中身の薄い連中に担がれて、ホイホイ出て行くほど岡田はアホではあるまい・・・

次に岡田の「次の衆議院選挙まで自制する」という発言だ・・・
岡田のまじめさは、政界随一である。前回大将となり、多くの「死者」を出した衆議院選挙
に心を痛め、政治的力量がたりないと自覚したであろう。「次回まで自粛する」という発言を覆すとは思えない。
去年の代表選のとき、彼が出馬しなかったのもそれを裏付けている・・・・・
岡田は通常の常識でいえば代表選に出馬しない時点で、小沢の次の次になってしまう。
しかも彼は、ギリギリまで出馬するかしないかを明言しなかった。それは出馬をほのめかす
連中(野田・枝野などのお坊ちゃま)を時間的に追い詰め、最終的に小沢無投票再選の礎を築いたのである・・・
(岡田が早々に出馬せずを表明していればお坊ちゃまのうち誰かが出馬していた可能性があった)

32:生の声
09/04/06 01:24:27 0
890 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/03/27(金) 02:18:18 ID:+VjIsk99
最後に岡田の当選回数と、衆議院の勤続年数である。
当選回数は基本的に2ケタ、少なくとも8回以上は欲しい。最近は衆議院解散がなかなか行われないので
勤続年数を見ると彼は20年。歴代の首相は25~30年が基本であるから、このことから見ても、
もう少し足りない感じがする。もちろん、彼に資質があれば、何の問題もないのだが、政局が不安定な中、
当選回数不足はやや危険な感じがする。

この3つのハードルを乗り越えないと岡田代表は誕生しない。
しかし、ここにまた新たなハードルが待っている。それは、仮に彼が代表になって、衆議院選挙が
行われたとする。民主党が単独過半数を取ったとしても、参議院をどうするか。社民、国民新党と
妥協を図っていくのか、自民党に手を突っ込むのか。また民主党が比較第一党になった場合、
誰が政局を仕切るのか・・・お坊ちゃまがたにそんなことができるはずはなく、
結局、ベテラン勢の手を借りないといけない。また、比較第一党にならなかった場合、彼は
2度連続衆議院選挙の大将となり敗北したことになり政治生命を断たれる。

こんな危険なバクチをうつだろうか・・・

33:生の声
09/04/06 01:24:46 0
58 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/03/28(土) 14:56:30 ID:G6w6jamb
民主党の若手・・・

前スレで私は彼らをお坊ちゃまと称した・・・
彼らは当選回数がまったく足りてない。修羅場をくぐりぬけた経験もなければ、党務、国対、閥務など、
影の仕事もせずに、ホイホイとテレビや論壇の世界で、「政策」「夢」を語っているものも多い・・・
前原代表時代に多少辛酸をなめ、学習した者もいると思いきや、まだまだお坊ちゃまのまま成長していない
者も多い・・・

しかし地道に活動しているものもいる。そしてお坊ちゃまも成長すれば大人になるものも少なからず出てくる・・・
彼らに関しては今、期待するのではなく10年後20年後のスパンで見守ってあげるべきであろう・・・

34:生の声
09/04/06 01:25:08 0
60 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/03/28(土) 15:14:52 ID:G6w6jamb
>>6
経世会が特捜に狙い撃ちされ、清和会は守られているという趣の書き込みだったらそれは間違っている。
「あの者は刑務所と平場の塀の上を歩いている」と田中角栄を評したのは吉田茂だ・・・
政権を運営していくにはそれだけのコストがかかる・・・
落選した議員の面倒、野党対策など・・・
田中派は、池田政権が始まって以来、森内閣が終わるまで、常に派閥ごと政権の真ん中にいたのであり、
そのコストをほとんど負担すれば、法に引っ掛かると指摘されるものが出てきてしまうのも当然であろう・・・
>>6の現象は特捜の清和会びいき、田中派嫌いから生じたものではなく、政権を担ってきた者が払った犠牲と
見るべきである・・・

>>20
田原と小沢・・・

この2人は元々仲が良かったはずなのだが、ここ1年以上、接触の様子がうかがえない・・・
田原は露骨な小沢攻撃を繰り返している・・・ どうしたのだろうか・・・


>>24
田原については様々な陰謀論がいつも飛び出すが、彼についてそれを言うのはナンセンスだ。
例えば朝生は録画にすればいい・・・(年に数回出演者の事情・・・例えば老人ばかりなどによってノーカット
録画になっている場合もある)
また田原は、歴代の総理大臣の現役時代から、事務次官クラスの官僚や総理大臣に電話一本で
連絡が取れる数少ない人物であり、また日常から取材、講演、執筆などに追われている…
もし朝生がヤラセで、その根拠が「あの年齢であんなことができるわけがないじゃないか」というならば、
なぜノーカット録画に路線変更しないのか、その矛盾を解く必要がある・・・

35:生の声
09/04/06 01:25:23 0
62 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/03/28(土) 15:33:35 ID:G6w6jamb
>>36
田原と小沢は、自分の記憶している限りの範囲では、大連立騒動が起きるまでは仲は良好であった・・・
それはそれまで田原の取材痕に小沢の直接の声が出ていたのが、パッタリ消えたことでわかる・・・
橋龍に関して言うと、首相時代の中盤あたり・・・ 火の玉行政改革が景気後退によって退化したころから
関係が悪くなったと記憶している・・・
このころ、政権執行部では橋龍、加藤、山拓が、「宣伝なき路線転換(景気対策)」、
その他の勢力(特に野中)が、「完全なる路線転換(行財政改革の一時凍結)
」を唱えていて、田原は、野中路線に賛同していたようだった・・・


田原・・・・

取材力は現役随一である。総理大臣や事務次官クラスまで電話一本で連絡が取れる・・・
それまでは、私の記憶では早坂茂三の情報の速さ、政局予測のうまさが素晴らしかった。
早坂茂三で驚いたのは、青木と直接連絡が取れてそれを書けること、もうひとつ、闇の声さんなら
知っていて当然のことかと思うが、某政党が割れる際、その中のある勢力が極道とイザコザを
おこし、そこに政権与党の有力政治家がそれをかぎつけ、某政党有力者の権力をそぐことと
その勢力の取り込みに成功したことを早々に聞きつけ、それを速攻で書いたことだ・・・

田原は残念ながら、政局予測能力は、ビックリするほどない・・・
また時のプロデューサー出身者上か、ときの人気者、面白いものをテレビで使い失敗することがある。
例えば、つい半年前までテレビに引っ張りダコだった北朝鮮評論家を使っていたが、彼は田原の番組で
韓国の大統領選挙寸前まで、左派候補の勝利を喧伝し、また別の場では、北朝鮮のトップの死を
断言するなど、おおよそ、専門家とは言い難い人物であった。その人物を使い続けたところに
彼の限界が見えるのではないか・・・

36:生の声
09/04/06 01:25:36 0
81 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/03/28(土) 19:09:33 ID:G6w6jamb
>>61
>>68
(連続)当選回数…勤続年数
私が重要視する「指標」だ・・・
何故か・・・選挙に強くなければ、国家を率いることなどできない・・・
勤続年数を重ねていなければ、国会や行政を知ることができない・・・
また当選回数を無視して権力を握ると、嫉妬が来る。「男の嫉妬は権力が絡むから嫌だ」野中の弁である。
(野中は当選回数が少ないにもかかわらず異例の出世を遂げたため数々の嫉妬を受けた・・・)
安倍や福田が失脚したのも当選回数も関係している面も否めない・・・

しかし>>61 >>68が言うとおり、当選回数は絶対ではない。
吉田茂はどうであったか・・・池田勇人はどうであったか・・・ 大成功している・・・
近年で言うと細川などは当選1回だった。 細川は結果としてコケたが、彼は内閣発足時「選挙制度改革が
できない場合責任を取る」といった。これは、従来の永田町住人では絶対に吐けない言葉である。
普通「不退転の決意で・・・」「最優先事項としてその実現に取り組んでいくことにまい進したい」など、
失敗の際の道を残しておくものだが、彼は最初に、退路を断った。これは快挙であると思う。

今後も私は当選回数を「指標」として使うが、もちろんそれには例外があることも付け加えておきたい。
あくまで、必要なのは政治家個人の能力であり、2大政党制が定着した今、それが進行していくのは
間違いない・・・

37:生の声
09/04/06 01:26:02 0
85 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/03/28(土) 19:33:44 ID:G6w6jamb

既述の通り、私は、当時の安倍に総理を任せるのはどう考えても無理と考えていた。
それは、彼の取り巻き、当選回数、発言など総合的に考慮してである。
しかし、小泉の方が我々よりそのことを承知しており、なぜその安倍を後継にしたのだろうか・・・
また安倍政権下では、竹中が引退、本間失脚、中川秀発言権消滅、武部入閣できず(
衆議院大勝利の幹事長が無役になるなど考えられレない)と小泉政権下の勢力が失脚し、
逆に森と、青木の発言権が高まっていた・・・小泉はこれをよしとしていたのだろうか・・・

この現象は次の2点で分析してみたい
1・クーデター説
 小泉は福田後継を考えていたが、安倍の国民的人気が高く、安倍にせざるを得なかった。
(つまり、安倍が「あなたが福田を推してたとしても私は派をブチ割ってでも立候補します。それで私は勝つでしょう」と小泉を脅し、結局小泉敗北。よって発言権を失った)

2・小泉の見通しが甘かった
 小泉は中川秀幹事長、小泉チルドレンの数的存在、小泉人気を考えれば、安倍が小泉路線を否定してくるような
マネはしないと踏んだのだが、これがとんだ見込み違いで、安倍・森・青木
に好き勝手にやられ、気づいたら失脚していた・・・


小泉とその取り巻きが急速に発言権や地位を失い、森・青木の権力が増大していったのは事実であり、
その理由は私もいまだ回答が出ていない・・・

38:夢見る名無しさん
09/04/06 01:30:44 0
政治を知ってどうすんの?
やっぱ面白い?セックスと比べるならどう?

39:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/06 11:48:18 0
スレを立ててくださった方、レスをコピペしてくださった方ありがとうございます。

夢・独り言板の方、はじめまして。生の声です。 趣味は政局観察です。よろしくお願いします。


>>38
政治って面白いんですよ。テレビ見ると政治家さんたちは笑ってたり、真面目に議論してるように見えますが、
実際は自分の身を守るため、出世するため、命を削って戦ってます。死闘です。
ノンフィクションの小説を毎日見ているようなものです。
そしてそのオチは、誰もわからない・・・




40:夢見る名無しさん
09/04/06 13:14:52 0
ふーん俺勉強できないから分かんないけど面白そうだ
なんかこう馬鹿でも分かるよう要約してくれる人いないかな

41:夢見る名無しさん
09/04/08 02:05:47 0
興味の問題じゃない?

42:夢見る名無しさん
09/04/08 18:16:33 0
546 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI New! 投稿日:2009/04/01(水) 22:50:32 ID:fInRNGA9

鳩山は「小沢が辞めれば<<執行部全員>>、もちろん私も辞めます」と言った。
そもそも鳩山は捜索初日に「国策」といったのだからその時点で小沢と心中する気だったのはいうまでもない・・・

今年の民主党は世論調査の指標にあぐらをかいていた。戦略上愚策もいい所である。
勝てると踏んで自軍にゆるみが出るのは当然だ・・・ それが官僚へのドを超えた挑発になり、
麻生政権を無駄に延命させてしまった・・・ そして、自民党が麻生を延命させていることに
疑心暗鬼になりつつあった・・・ 戦略的には失敗していた・・・

それが小沢汚職疑惑で、一気に民主党が混迷、そして小沢続投で自民党から見て
「民主党が団結はしているが何をするかわからない状態」になった。戦略上は逆転したといえる・・・


672 名前:生の声 ◆Xhg6rUKdyI sage New! 投稿日:2009/04/02(木) 23:37:43 ID:qUzVKahB

自公支持者の方には悪いが、選挙は民主党が圧勝すると思う・・・
自公側のゆるみが半端無く、完全に「敗形」だ・・・
小沢汚職疑惑浮上があの時期だったのが結果的に良かった・・・

43:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/09 23:33:29 0
ここ数日の動きを見ていると、代表には岡田がなると思う。

岡田と菅を比較するとどうしても岡田に「戦略的な深み」を感じてしまう。

岡田は去年の民主党代表選で、ギリギリまで出馬するかしないか表明せず、結果として
若手の「出遅れ」を呼んで、小沢無投票再選への道を開いた。
その時、時事放談で与謝野と出演したのも意味ありげだ。
そして今回の騒動でも、「党を割ってはならない」と、まったくブレを見せていない。
前原を外国まで連れていってまで、この態度を鮮明にしたことで、民主党の動揺(特に若手)を防いだ。

一方菅は、小沢代表就任時に何故か負けを承知で出馬した。この意味が未だにわからない。
また大連立騒動でも不手際があったし、今回も、ボーンヘッドで(小沢に辞めたらどうかと進言)仙石、枝野、
小宮山を使って小沢辞任を画策して失敗している。

鳩山が小沢とくっついているのは、小沢+鳩山+輿石軍が推さない限り誰も代表になれないのと、
小沢辞任で失脚しても、民主党政権で、重要ポストが確約されているからだ。
鳩山も徐々に戦略的な深みが出てきたのかもしれない。

最終的には菅をポストで釣って、岡田に代表になってもらうしかない。

岡田が「今回(の衆議院選挙までは)までは、代表をやりません」という前言をひっくり返さないなら、
菅の線もあるが、岡田の戦略的な動きを見る限り最終的には、代表就任を受け入れると思っている。

過去の前例を見ても汚職疑惑の後の政権は支持率が高いことも影響するだろう。
(岸の後の池田、田中の後の三木、竹下・宇野の後の海部、宮沢の後の細川、森の後の小泉など)

44:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/10 03:03:12 0
最近各紙世論調査の結果がおかしい。各紙の世論調査通り行くと、投票率は75-85%になってしまう。
こんなことはありえないと思うのだが。

45:夢見る名無しさん
09/04/10 07:09:32 0
生の声さん。

>投票率は75-85%になってしまう。
こんなことはありえないと思うのだが。

とおっしゃるのは、どういう計算方法ですか?
世論調査に不信感をいだいている者としては、知りたいのですが。

46:夢見る名無しさん
09/04/10 13:44:41 0
>>43
つまり、鳩山由起夫と岡田克也は、麻生太郎よりもみっともない打算のみで動く、全く信用不可の、臆病なエセ政治家ということだな

47:夢見る名無しさん
09/04/10 13:49:49 0
この国の財政は
あと何年もつんですか?
どなたかが前に10年いや5年もあれば
撲滅できるとかいってる掲示板の言葉が
気になります

48:夢見る名無しさん
09/04/10 13:52:03 0
そっかあ民主党勝つんだ~
なんかよくわからんけど自公はもう潮時って感じだよね

49:夢見る名無しさん
09/04/10 15:37:42 0
いろんなスレに誘導リンク貼ってるけどつまらないんで自分のブログにでも書いてもらえるか?

50:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/11 02:02:44 0
>>45
詳しくは後述しますが、比例の投票先の「自民+民主」の数値が異常に高いことです。

>>46
政局を扱えない政治家は権力を握れませんし、政策を実行できません。
操り人形になるか、泡沫ですぐ終わるかのいずれかです。
これは総理大臣にも言えます。

麻生に政局センスや戦略はありません。森と公明党の手の平で動いているだけです。

>>47
現在日本は少子高齢化で国力自体が落ちていますが、伸びしろを抱えているのも事実であり、
財政についてはそれほど心配する必要はないと思います。
政策的なことは詳しくないので何とも言えませんが・・・

51:45
09/04/11 05:14:51 0
生の声さん、ありがとうございます。

52:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/11 22:53:29 0
世論調査は、比例の投票先は私の体感ですと、自民 20 民主 26 ですね・・・

自民党の支持率、比例投票先、内閣支持率が上昇したのは、ばらまき政策が評価されたためです。
評価したのは、無党派化している旧自民支持層で、純粋な無党派層からは評価されてないと思います。

内閣支持率は、内閣の実行力が大きく反映されますが、この点はすべての層でまったく評価されてません。
つまりこの上昇は一時的なもので、何かあればまたよろつくと思います。

53:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/11 22:54:04 0

何かございましたらご意見等ください。励みになりますし、いろいろ考えるところでてきますので・・・



54:夢見る名無しさん
09/04/12 00:30:27 0
>>44
強いて選ばせてるタイプの調査だね。

55:夢見る名無しさん
09/04/12 17:08:25 0
>>50
有効回答率も知らないのか。
それでよく政治を語れるもんだな。

56:夢見る名無しさん
09/04/12 19:29:01 0
今の所本当に風が吹いているのは民主党、というより野党という事でよろしいのですか?
どの世論調査も与党が盛り返しているのでちょっと信用できないのです

誤報騒動といいばらまき政策といい与党にプラスになるような事は何1つ無いような気がするのですが・・・

57:45
09/04/12 19:48:53 0
生の声さん

勉強になりました。
引き続き問いかけをしたいと思います。
小生も小沢問題をきっかけに田中角栄以降の政治に興味を
持ち始めました。

今、早坂茂三さんの本「宰相の器?人心は、どんな男に向かうのか」
を読み始めたもので。

58:夢見る名無しさん
09/04/12 21:49:51 0
岡田預言にまだ小政党嫌いの「邪念」が残ってるな
それから岡田が今回負けると天下分け目2連敗で総理候補としては完全に失脚します

59:夢見る名無しさん
09/04/12 22:05:02 0
小泉以降、森田に到る現在まで支持された政治家は
「自民党をぶっ壊す」~「完全無所属」とか、
「自民党を否定する言葉を掲げた人間」だけ。

今時、自民を支持する人間など極少数。


60:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:19:01 0
>>55
比例の投票先と、実際の選挙結果はほぼ一致します。投票率もここから推測できます。
具体例をあげると自民党は自公政権になって以来、「比例の投票先-4」%が実際の得票率に近くなります。
これは何故かというと、公明党の比例投票先や支持率が3~4%で推移しているのですが、選挙では8%
付近の得票率を得るので、公明の支持層の4%分が比例先を自民と答えていることがうかがえるからです。
このことは、麻生政権の支持率を読売で見ていった場合、「支持する理由」(1つ限定になってから)が「自公政権だから」との回答が
おおむね8%付近でおさまっていることからも推測できます。

URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

61:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:21:21 0
>>54

その上で、なぜ各紙の比例「自民+民主」が異常な数値なのかというと
1.「小沢か麻生どちらが首相にふさわしいか」という質問と並列しているから、普段は「決めてない」と答えている人が答えてしまった。
2.世論の選挙への異常な関心
3.マスコミのきき方がこの半年でしつこくなった

のどれかでしょうね

62:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:25:22 0
>>56
ばらまき政策が支持率上昇の原因です。資料を紛失してしまったので正確なことは言えないのですが、
大手新聞社の調査では、内閣に求めるもので最も重要視する項目が1位「実行力」 60% 2位 「政策・理念」 10% 3位
人柄 10% こんな感じでだったと記憶しております。

小泉内閣でも、株価が低迷していた時、「支持しない理由」で「景気対策」が突出していたのですが、
実行力評価はほとんど変化がなく、政権は倒れませんでした。

また小渕内閣の支持率上昇は自自公の枠組みを作ったこと、野中官房長官の元で、次々と政策を通した実行力が
評価され、最後は、自由党の離脱騒動や連続GDP下落、汚職疑惑で実行力が疑われ支持率が下がり始めました。
(その時小渕首相が倒れた)

では現在の麻生内閣はどうかというと、先ほどの読売のリンクを見れば一目瞭然ですが、
「2.首相に指導力があると3.首相に安定感がある」を足して実行力と見た場合、支持、不支持率に占める割合を
見てもその項目についてはほとんど変化してないことがうかがえます。

63:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:28:36 0
>>57
ありがとうございます。

早坂茂三は青木や竹下、野中など、時の政権の中心人物と連絡がとれ、記事にしてくれたので、
新聞と現場の微妙なニュアンスの違いを教えてくれる貴重な人物でした。

64:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:54:40 0
>岡田預言にまだ小政党嫌いの「邪念」が残ってるな
そうですね・・・私の痛いところです・・・

>それから岡田が今回負けると天下分け目2連敗で総理候補としては完全に失脚します
私もどうしてもそこにいきついてしまいます。 もし岡田が代表になった場合、これは完全に仰る通り命をかけた選挙になります。
岡田の強みは彼がこの4年間で戦略的に作ってきた「ベテランと若手の間」という立ち位置です。
ベテランは岡田が睨みをきかせてくれるから助かる、若手は岡田を無視して動けないということです。

もうひとつ、「岡田代表の勝利」とは何を指すのかが難しいところです。
単純に「比較第一党」ではない気がするんですよね。

岡田が代表になるかどうかは本当に難しいところです。


それと大切なことは、今回の衆議院選挙とその後の政局は、来年の参議院選挙とリンクさせないといけないことだと思います。


65:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 00:55:46 0
>>64
>>58へのレスです

66:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 01:05:03 0
>>59
小泉政権の実体は 「小泉+山拓+中川+森+青木+公明党」政権だったんですが途中で山拓が落選などをへて失脚しました。
安倍政権で、小泉と中川が失脚し、前回の総裁選で青木が抜けて、麻生政権は「森+公明党」政権になりました。

小泉政権は、党内の派閥抗争を野中、亀井を失脚させ安定させ、小泉と中川が無党派層対策をしっかりやったので
うまく行ったのですが、安倍政権以降は無党派層対策が全くできていません。

森は中川を失脚させましたが、これは党内政局に勝っただけの話で、自民党から無党派層対策をこうじる
状況がないのが非常に気になります。

67:夢見る名無しさん
09/04/13 01:12:06 0
参院選とリンクさせるならそれこそ野党共闘が必須条件ですね
特に国新

68:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/13 23:42:57 0
>>67
「岡田代表論は生の声の邪念じゃないか?」って指摘を頂いたんですが、その可能性はあります。

岡田は数ではなく戦略で勝負する政治家で、自民党の政治家で言うと、中曽根や野中、梶山の匂いがします。
そう考えると岡田が首相になりたいと仮定して、総選挙後の状況を考えると、今代表になっておかないと
この先チャンスがこない可能性があります。

衆議院選挙で 自民+公明 > 民主単独 の状況が生まれれば、「岡田首相」は完全な主導権を得ることができる。
来年の衆参ダブル選挙権をエサに公明と、自民改革派を釣ることができ、政局を思うがまま操ることができます。

最低10年は民主党の代表が党首になる状況が続くでしょう。



・・・ただ、この発想は、副将軍がやることで、国家を運営するものがやることじゃない。
中曽根は「行革、防衛、憲法改正」という政策を持ちながら、うまく田中派を分断させたし、野中、梶山は完全な副将軍だった。

岡田は「政権交代」以外の政策を聞いたことがないし、2回の選挙でも相手の批判に終始していた。
私の思っている岡田像と実際の岡田像がかい離している可能性があり、そうなると政局はまったく別の方向(大連立)に
進む可能性があります。

69:45
09/04/14 05:55:50 0
生の声さんは、岡田代表論は別スレの最後の方で語っていました。
しかし、現在の民主党の中で跳ねっ返り者を押さえることができるんですか?
小沢=鳩山 岡田=?となるのですが。
やはり幹事長の重責をになう人材がいない党内を
押さえられないと思うんですが。

70:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/15 01:40:56 0
玄葉光一郎かなと思いますが。詳しくは後述します。

自民党の状況が酷くなってきてますね。

71:現役政治部記者 ◆tr.t4dJfuU
09/04/15 02:23:04 0
生の声さんは少し政治の見かたが甘いなー。
偏りすぎてる
衆議院選挙で与党は3/2はとれないだろう。
ただ激しく民主党は模索している。
これがどういう事かわかるかね

72:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/15 21:02:55 0
>>71
私には自民党が退歩的・民主党が進歩的に見えます。

自民党は次の選挙は勝とうが負けようが、民主党と連立しなくちゃならない。
それは何を意味してるかというと自民党の閣僚数が減るんです。
議員も減る、ポストも減るんじゃ、戦いに意気が上がりません。だから内部抗争(森派のゴタゴタ)が起きるし、
選挙も森+公明党が麻生にだまされて、ついには任期満了まで来そうな勢いになってきた。

民主党がいま一枚岩になってるのは、どの道選挙が終われば派閥領袖に閣僚ポストが待ってるから。
それも勝てば勝つほど、単独政権になっちゃえばほとんどのポストを独占できるんです。
割れるはずがないし、戦意が上がって当然です。

この状況がわかってない安倍と前原がアメリカに仲良くいきましたが、それを心の中で
笑ってるのが野田でしょう。野田は前原がバカやってる間にしっかり、「私は小沢の決断を支持する」と宣言した。
このタイミングでの野田発言は大きいですよ。前原は次の政権で、干されます。


多分、現役政治記者さんが言っているのは、与謝野主導のマスコミや検察OBで構成された会議や自民大連立を
さしていると思われますが、天下の真意はそのような小細工とは関係ありません。

自公政権は小沢汚職疑惑や、麻生支持率上昇で浮かれていますが、麻生に対する「実行力」(比例と並んで世論調査で重要視する項目)
はまったく評価されてません。

自民党がメルトダウン状態で支持率があがるほど、失言や失態が増える、もはや断末期の状態であると言えます。

73:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/15 21:05:39 0
>>69
>>70

>>71で説明したとおり、次の政権は、政高党低になります。岡田が代表になれば当選回数や選挙の強さ、無派閥の強みで
玄葉かなと思います。普通なら旧民社からですが、直嶋は参議院だし、他にタマがいません。
選挙や裏舞台は小沢が仕切ることになるでしょう。

74:45
09/04/15 22:11:15 0
玄葉光一郎氏を知らなかったので
サイト調べたら、いやーびっくり!
田舎の母校の後輩ですわ。

また、生さんに質問なんですが「松下政経塾」をどう思われますか?
横浜の中田市長や前原氏、自民党の高市さん等々
政界には結構な数がいるのではと。




75:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/18 03:17:16 0
>>74
松下政経塾出身者は政策を持ってますね。この点が強みです。
地方の首長を輩出しているのも政策を持っているからだと思います。

ただ中央政界で成功するにはまだまだ深さが足りません。
政策タイプは副将軍がいないとキツいかもしれませんね。
池田、宮沢、橋本などは、周りに泥をかぶってくれる人がいましたしね。
テレビに出ているような連中はまだまだ全然です。そんな暇があったら裏の仕事でもした方がいい。
逢沢一郎なんかはよくやってると思いますが・・・。

私は前原はほとんど評価してないんですがこれは現時点の話です。

松下政経塾は10年スパンで見れば、政界に大きな根をおろしているかもしれません。

76:45
09/04/18 05:48:52 0
昨日、鳩山さんがニコニコ動画に出演したので参加してみました。
16,000人ぐらいの視聴者だったが
参加してて多勢に無勢でしたよ(笑い
どこかの団体ですかね
圧倒的に非難の嵐だった。
特に外国人の参政権のところでは酷かった。
でも、普段の鳩山さんの話しぶりは
記者会見と違ってザックバランで見て良かったですわ。

それにしてもどこの団体だか知らんが酷いコメントでした。
アンケートを取ったら民主支持9% 自民61%  わからない30%


77:夢見る名無しさん
09/04/18 17:40:48 0
ニコニコは麻生グループの息がかかってるので
工作員の数も並大抵のものじゃないですよ

78:夢見る名無しさん
09/04/18 18:39:22 0
小沢ー菅ー鳩山体制で続行するのがやはりベストだと思います。

生の声さんのいうように岡田ー玄葉体制だとクリーンなイメージは出せるかも
しれないですが、長年の自民党の権力基盤を奪取し、大がかりな政権交代、政治転換を
するという政権交代選挙には、ちょっと弱弱しいし、党内の引き締めも甘くなるような
気がします。
もし小沢さんが辞任するようなことがあったら、菅代行体制になるのではと思います。

しかし、小沢さんで選挙か否かもあるが、自民にも麻生さんのまま行くの?というのも
あります。麻生さんでの総選挙なら自民が大勝することはもはやないでしょう。


79:45
09/04/18 19:28:48 0
>>77さん
そうでしたね。
麻生の息子が役員でしたっけ!

それに切り込む鳩山幹事長は凄い!

あいつら今日は、ニコ動をスレにコピペしてる。
常識が通じないと非常識な輩ですよ!

80:45
09/04/18 19:31:03 0
連投すみません。

国会議事堂みやげ
1、 歴代総理似顔絵入り 湯飲み
2、 歴代総理似顔絵 マグカップ
3、 オザマンが行く!!いっちゃんまんじゅう
4、 歴代総理似顔絵 タオル
5、 歴代総理似顔絵 タオル(薄手)
東京新聞(夕刊引用)0418

単純な性格なもんですみません。

小沢ファンとして嬉しいなぁ!


81:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/19 00:19:34 0
>>76
>>77
>>79
>>80

インターネットの世論はまだまだ未成熟ですね。
右派の人たちが騒いでるのはわかりますが、距離が世論と程遠いです。

82:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/19 00:52:51 0
>>78
「小沢は何故続投したのか」という部分に立ち返る必要があるかもしれません。
私もなんで続投したのか未だに全然わからないのですが、今、考えが浮かんできました。
それに基づいて資料を整理してみます。

麻生についてですが、自民党は6月に選挙をやりたいようですが、公明党が8月以降を公然と言いだしました。
解散権は事実上公明党が握っているので、8月以降になるでしょう。森もそれをにおわす発言をしています。
ただ最近中川や山拓など麻生おろしにシフトしつつある連中もいて、支持率如何によっては、政局になる可能性も
あります。

83:45
09/04/19 07:17:17 0
生さん。
麻生とすれば、今の世論調査の支持率が上がっているうちに
選挙をやりたいのではと内心思っているのでは?

公明党が事実上解散権を握っているのは理解できますが、
公明党は表に出てこない、大田の影も薄くなっているのでは
と思うのですが違いますか?

84:78
09/04/19 11:13:45 0
>>82
レスありがとうございます。

小沢は今回の件で辞める理由が見当たりません。
しいて言えば、自らの秘書逮捕にからむ事件で支持が下がったからですが、
それは本末転倒で、
支持率が下がった元の要因である不可解な検察の秘書逮捕に抗議する意味でも、
そして、今自分が代表降りたら幹事長も責任を取るでしょうし、それはそれでマスゴミは、
民主混乱、小沢金脈疑惑に蓋をするなとか、小沢総選挙前敵前逃亡とか書きたてるので、
辞める効果があまりあるとは思えないこと、そして、何よりも後継で短期間で自公政権から
権力奪取できる為の適切な後継者、陣容がいないことです。

さらにいえば、今回の事件で思い起こされるのは、小沢は、師匠である田中角栄の
ロッキード事件の300回を超える公判に全部傍聴しているただ一人の議員であること。
これだけの回数をすべて出席するのは並大抵のことではありません。
この中で、小沢は政治とカネの話は徹底的にクリーンにしようと思い、秘書らにも命じてきたし、
今回でもクリーンかつ公開してきたという自負から、変な嫌疑で秘書が逮捕されたり、
代表降ろされる罠にはめられたくないという思いがあるでしょう。

そして、より本質的には、政治と法廷という根本問題があります。ちょっと理解されにくいかも
しれませんが、政治的正義と法的正義は、ほとんど重なることが多いのですが、実は必ずしも
一致しないところがあります。その際、政治家としてどっちの側に立つことを優先するかを
本来政治家は考えなければならないのですが、小沢はたとえば田中公判は通して、そのことを
ずっと考えてきたと思います。したがって、今回のような事件で小沢が辞めないというのも
その辺の思考を考慮を入れなければ、本当のところが理解できないと思います。


85:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/19 15:15:14 0
>>83
麻生の心中はちょっとはかりかねますね。
森と公明党のおかげで首相になれて、その約束手形が就任後即解散だったんですが、それをホゴにした。
組閣で伊吹派を飲みこんで、森を出し抜いたのでそれが可能だったのかもしれませんが、本質的に
首相の座にしがみつきたかったのは間違いないでしょう。
自民党自体は6月選挙なんですが麻生個人としては、任期満了かもしれません。

公明党は先日、太田が首相官邸に出向いて、8月以降解散を麻生に厳命(大新聞は公明党の麻生詣でと書いてましたが
実質的には命令しに行ったようなもの)しました。また公明党幹部も露骨に8月以降を言いだしています。
以上のことから影が薄くなっていることはないと思われます。

86:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/19 15:31:22 0
>>84

政治権力のトップが失脚する条件は

1.リーダーの死亡および長期離脱確定(池田・大平・小渕など)
2.汚職疑惑(田中、竹下など )

以上は権力の即死を意味します。

3.政策の行き詰まり(田中、海部、宮沢、細川、村山、橋本など)
4.派閥抗争(海部、宮沢など)

今回の小沢は2に該当するが、3と4には該当しないという奇妙な状態だと思われます。

小沢の汚職疑惑に対するスタンスはおっしゃる通りなんですが、田中は首相時代、立花レポートで失脚しましたし、
ロッキード時代は自民党を離党しています。また中曽根もリクルートで離党、竹下も離党経験あり、金丸は議員辞職後
逮捕されました。金丸の場合、佐川急便疑惑のとき、自民党副総裁辞職を進言したのが小沢です。
中曽根、竹下は逮捕歴がありませんが、離党した経験がありました。

この過程をすべて知っている小沢が100%9月まで選挙がある今、続投するのは、どうしても理解できないのです。

87:45
09/04/19 20:28:54 0
生さん。

抽象的なとらえ方かもしれませんが
小沢さんは権力の中枢にいた時代と、野党に下野した今とでは
政治理念が変わったのではないでしょうか?

平野貞夫氏の「虚像に囚われた政治家 小沢一郎」を読みとくと
裏方に徹し自民党の権力闘争の狭間で清濁併せ持って
派閥の調整をしていた時代と、野党の党首として政権奪取の可能性が
出てきた、もっと言えば長年の夢であった自己の政治理念の実現が
彼をここまで引っ張ってきているのではと感じますが。

もし、自分が党首であることによって党が政権奪取できなければ
後のタイミングで辞任することもあるいはあるのではと思われます。




88:み~は~ ◆33333333/c
09/04/19 23:48:12 0

            γ"ヽ
           /:::。/J
       ./::::::::/
      ./::。::: J
    ._/。::::  。 /
   (:::\  (,,゚Д゚) 夢板住人でこのスレロムしてるおいらです
    \:::\(ノ /つ
     \ ヾ/
      U''J


89:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/20 19:38:31 0
>>87
政策理念はとりあえず置いといて、彼の目指す政治機構は、2大政党制にあることは間違いないと思います。
で、結論から先に言うと彼の行動は一貫して「自民党を分裂される」ことに収斂されています。

大平政権の40日抗争の時に、福田と三木が脱党(もしくは除名)してくれればよかったんですが、
なんだかわからないうちに残っちゃった。
このとき、福田と三木がいなくなれば、必然的に与党は「田中+大平+中曽根+公明+新自由」、野党が「社会+民社+福田+三木+その他」
になって、社会党が分裂して2大政党制が芽生えたと思うのですが・・・

それ以降、自民党は総主流派体制になって、政権にしがみつくだけの政党になったしまった。
その時、裏(国対や選挙関連)の現場で動いていたのが小沢で、それに危機感を覚えたのでしょう。

竹下派分裂から今日までの彼の行動は全部自民党に手を突っ込むという、解を与えれば解決します。

90:45
09/04/20 21:34:07 0
生さん,
ありがとうございます。

>大平政権の40日抗争の時に、福田と三木が脱党(もしくは除名)してくれればよかった>んですが、なんだかわからないうちに残っちゃった。
田中主流派と三木・福田反主流派の争いですか。

そこまで深刻に対立してたんですね。早坂さんの「宰相の器」では、そこがごそっと
抜けてます。平野さんの本もそうですね。
大平さんが亡くなるシナリオは誰も考えていなかったのでしょうね。あれれれっ!という
感じでした。
あれで、衆参同時選挙が党内で「弔い合戦」のような流れになって自民党の圧勝につながったんですね。

政治の流れは、あるきっかけでゴロっと変わる典型的な例なんですね。



91:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/20 21:45:36 0
>>90
1979年の大平内閣総選挙で、自民党は敗北しました。敗因は大平が消費税の創設を争点にしたからです。
平野貞夫の親分前尾もこの選挙で落選しました。
そこで、首班指名選挙が行われたんですが、自民党の首相候補を決める両院議員総会を反主流派(福田・中曽根・三木)
が妨害したんですね。(有名なハマコーの机投げの場面です)
それで、首班指名選挙(国会での投票)で、福田、大平が立候補者になるという異例の事態が起きました。
結局大平が勝ちました。この時点で、なぜ福田に投票したものが除名しなかったのかわけがらないのですが、
今度は野党から内閣不信任案が出ます。それに、福田派と三木派が欠席(中曽根派は主流派に転換して出席)
して不信任案が可決されて衆参両院選挙になるわけです。

ここまでやりあったのに、福田派と三木派が離党せず、大平死後は総主流派体制(鈴木総理のかかげる「和の政治」)
になっちゃって、自民党は既得権益にしがみつくだけの存在になってしまった・・・小沢はこういう見方をしているような
気はしますね。

92:45
09/04/20 22:58:53 0
その既得権益が今日の自民党まで延々と続いているわけですけども。
しかし、小沢さんがここまで代表を続投している強い意志は、どこからくるものなのですかね。( 辞任してください という意味でないです)
過去は、自治大臣や国家公安委員長を除いて、全部裏方の仕事じゃないですか。
今は表舞台のそれも荒波に揉まれている立場にいるわけですよね。
以前の小沢さんの性格からするならばとっくに身を引いているのではないでしょうか?
(そこを、生さんは自民党の歴史の流れで説明されたと思うのですが)

政治生命を賭けた自身の最後の戦いなのでしょうかね?


93:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/21 00:52:07 0
>>92
>>82の最初の3行で書いたんですが小沢の続投理由を考えなおし始めました。
まだ固まってませんが出来上がり次第、書き上げようと思います(仮説のまま終わる可能性もあり)

朝日の世論調査がでましたね。この数字見たら麻生や自民党は今解散したくなるでしょうね。

94:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/22 19:05:38 0
>>82 上3行について

今回の小沢続投は、小沢主導ではなく鳩山主導かなと思ったのですが、違うようですね。
鳩山主導というのは、小沢は辞める気だったのだが、鳩山が堀を埋めて小沢が渋々続投したということです。
昨日の小沢の会見を見て、生気が全然落ちてないし、資料を整理しても鳩山主導という根拠は見つかりませんでした。

やはり小沢続投はベテラン勢と岡田が組んで、とりあえずの様子見で結論付けたものでしょう。
菅は直前で逆転を狙ったんですが、それは封じ込められました。

それでも疑問が2つ残ります

1.なぜ鳩山は自分の進退問題を持ち出して、小沢に協力したのか
今回の件は小沢の個人的問題であり、民主党の問題ではない。
代表を幹事長に禅譲(=鳩山首相への道)する手もあったのに、最初から自分は小沢と一蓮托生と言っている。
岡田後継になれば世代交代の可能性もあり、鳩山自身にあまりプラスでない気がするのだが。
派閥構成から岡田後継の場合代表代行になる可能性は高いが・・・

95:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/22 19:30:36 0

2.小沢が続投したら、民主党が退潮になる可能性があったのになぜそんな危険を冒したのか。しかも全党一致で。

大平内閣のときの衆参ダブル選挙の時、選挙中に大平首相が倒れて死亡しましたよね。
このとき自民党は、党内亀裂が深刻で大平の支持率は10%後半(不支持は30%代)しかありませんでした。
それでも自民党は事実上の首相不在(鈴木首相になるなんて誰も思ってなかった)で圧勝しました。
この前例があるので、小沢が辞めても問題ないとベテラン勢は判断したんでしょう。
このような組織の存続を判断するとき、難しければ難しいほど前例は極めておおきなウエイトを占めます。


朝日の世論調査で、自民党が選挙をしたくなるのは間違いありません。
しかし公明党に封じ込められますし、第一この結果でも自民党は大敗します。

朝日の世論調査は、非常に使えるんですが、比例の投票先の部分だけしか使えなくなりました。安倍政権時から、「内閣を支持する理由」
がなぜか4択のうち1つになって、内閣支持率に大きく影響する「首相の実行力」がわからなくなりました。
しかし麻生政権になってから読売の世論調査の「内閣支持理由」が1つだけ答えられるようになり、「首相の実行力」を
はかれるようになりました。まもなく発表される、読売の世論調査に注目です。

96:45
09/04/22 21:23:47 0
生さん。

やはり、生さんの言うとおり公明党の発言が
新聞を賑わすようになりましたね。

鳩山さんは、参謀役に徹しているんじゃないでしょうか?

小沢さん、亀井さん両人を見てても凄みがあります。
その橋渡し役をする、党内をまとめる存在としては鳩山さんの存在は大きいと
思います。

97:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/24 02:09:30 0
>>96
あくまで想像ですが小沢続投表示前、新聞や世間に出ない形ですでに後継獲得に向けて菅がかなり動いていて、
鳩山が「小沢続投、菅封じ」をやれば、自分に損はないと読んだ可能性はあります。
彼にそこまで深さがあるかどうかはちょっと疑問なんですが。徐々に深さを増してきているのは事実ですので・・・

小沢が続投して、民主党の支持率が落ちれば、岡田後継で鳩山は退くか代表代行になって、衆議院選後
重要閣僚ポストにつけます。
支持率が落ちなければ、鳩山後継の可能性もでてきます。岡田が後継を固辞して、選挙が近いということで
話し合いになれば、「小沢は辞めると言っている、菅は封じられている、
岡田はやらない。それじゃあ鳩山さんあなたがやるしかないじゃないか」という流れです。

いずれにしろ、鳩山+小沢+輿石がつながっている限り、民主党代表にはなれないのが現状で、それを岡田が追認しているので
若手が騒いでもどうしようもありません。鳩山はあえて小沢に忠誠をつくすことで、自分の権力を維持しようとしたのは間違いないでしょう。


最近私が批判している菅ですが、彼は深みが全然ないので、自力で権力を握るのは厳しいです。
今回の件も黙ってれば勝手に権力がころがってきたのに、動いて失敗しました。
ただ民主党が政権をとって、政府間でどうしても立ち行かない問題が起きた時、彼が厚生省でやったときのように辣腕を
ふるえば再起の可能性があります。 

98:45
09/04/24 05:04:41 0
生さん。

なるほどです。
菅さんでは、求心力がないように思えますね。
おっしゃるように民主党には、閣僚経験者が殆どいませんよね。
国民新党、新党大地等の経験者は貴重だと思うんですけど。
亀井、宗男、綿貫各氏。

前原は権力臭が前に出てくるタイプで下はついていかないのでは?
書生っぽでまだまだ青い感じ。例の偽メール事件もどこ吹く風ですよね。

岡田さんは、閣僚を何回か経験すれば風格が出てくるのではないでしょうか?
それにしても自民党内でも解散時期が割れてます。

どうなるのでしょう。

芸能界も何かきな臭いですし、ちょっと先は闇という厭な時代になってきました。


99:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/24 13:15:41 0
>>98
国民新党も内部は複雑で、亀井は民主党に合流したいんですが、綿貫や亀井久興は自民党との連携の可能性も
残しておきたいと思っているようです。

民主党政権になった場合、有能な人材やベテラン勢は閣僚に収まりますから、党がかなり手薄になります。
しかし政局や来年の参議院選挙があるため、党をカラにするわけにはいかないので誰が残るかですね・・・
私はそれができるのは小沢しかいないと思うのですが・・・

100:45
09/04/24 18:07:55 0
なるほど。
国民新党が、次の選挙のジョーカーになるわけですね。
確かに綿貫さんなんかは策士ですわね。
自民党で幹事長も経験してるわけですし。

それにしても民主党は、跳ねっ返りもん、どうにかなりませんかね。
天に唾しているようなもんです。
きれい事で政治ができるんだったら官僚の思うがままでしょ。
それとも自民党に向かってのブラフなのかよくわかりません。

亀井=小沢=宗男ラインって、自民党が最も嫌がるパターンじゃないでしょうか?

101:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 01:48:56 0
世論調査(比例)を分析してみました。

投票率65%として今選挙をした場合

与党 自民 21% 公明 8%       計 29%
野党 民主 24% 他共産除く野党 6% 計 30% 
    共産  5%

ほぼこの圏内で動き、投票率が増えた場合、90%強が野党に流れると思われます。

また読売の世論調査で麻生内閣の実行力に対する評価が上がってない場合、
自民の得票率が1~4%落ち、この層は棄権する可能性が高いと思われます。
また小沢続投への批判がやまない状態で小沢代表で選挙をした場合、民主党の得票率が1~2%落ちる可能性があります。


以上のことから、
・与党は麻生の仕事ぶりが、急速に国民から評価を受けなければ大敗する
・野党は小沢が辞めて、代表選がスムーズに進んだ場合投票率の増加を生み、地滑り的大勝利を収めて、
単独過半数を取る可能性がある。

と考えられます。

102:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 02:00:14 0
>>101で分析したとおり、小沢続投の場合、国民新党や社民党の影響力が増すでしょう。

民主党の若手(特に政局センスのまったくない連中)が騒いでいるのは、小沢続投で自分が目立とうとしているくらいの
もので政界ではまったく相手にされないと思います。

最近世襲をマニフェストにいれるいれないで自民党が騒がしいですが、あれは、前から指摘している自民党メルトダウンの
象徴だと思います。中川(秀)や菅は、選挙の争点づくりがしたいんです。
今のまま選挙に入れば、間違いなく争点は「政権交代」の1点にシボられて、「何故政権交代なのか?」という問いに
「自民党の世襲議員率は異常」「政官業の癒着、年金の不手際など与党の失政を改めるには政権を変えるしかない」と
野党が攻めてきます。 そこに対して与党は全然反論しようがないんですね。

町村など官僚出身議員は「われわれは責任もって仕事をやってきた。無責任な野党には任せられない」とか
二世議員の中には、この景気や将来への不安がで国民が苦しい時期に、なぜか安全保障を持ち出す連中が
いるんですがこんなことをやっていては、自民党は国民から相手にされません。

選挙に大事な争点づくりさえ、ボケーッとしている自民党はひどい状態だと思います。
中川や菅はそこに気づいて、麻生の好き嫌いではなく、くっつきだしのですがこれは大きな動きにはならないと思います

103:夢見る名無しさん
09/04/26 03:09:13 0
福岡 政行 乙


104:夢見る名無しさん
09/04/26 12:14:03 0
> また小沢続投への批判がやまない状態で小沢代表で選挙をした場合、民主党の得票率が1~2%落ちる可能性があります。
その程度済むのなら大敗北に繋がる恐れのある代表交代は好ましくありませんね。
例えば、誰を党首にしても小沢氏が民主党に留まり影響力を持ち続けているのなら批判を回避出来ないだろうし、
小沢氏が民主党から離党するのなら民主党は政権能力を疑われ大敗北の恐れがあります。
今回の選挙の争点は政権交代ですから、政権能力を疑われるようでは話になりません。
万年野党で問題ないという選挙であれば代表交代もありでしょうが今回の選挙はそうじゃないですから・・・

105:夢見る名無しさん
09/04/26 12:42:42 0
いやいや、小沢がやめれば得票率が5%は上がるからw

106:78
09/04/26 14:28:55 0
不思議なことにあれだけ世間を騒がせた小沢秘書逮捕問題は、その後特段進展もなく、
一時期あれだけ連日のように検察のリーク情報が紙上をにぎわせていた(しかも、後に
そのいくつかは完全に誤情報で印象操作とも思える悪質なものもある)が、今やほとんど
ない。
しかも、二階ルートなんかは捜査のポーズだけとったまま不起訴のままうやむやに
終わっている。
本来説明責任を果たすべきなのは検察なわけだが、国策捜査と言われても仕方がない今回の事件で
その辺を突っ込むほどのマスコミも国民もたいしていないわけでこの事件はこのまま
徐々に風化していくだろう。
今後もしまたこの事件が脚光を浴びるとすれば小沢秘書の公判のときだろう。
自民と検察をその時期を狙っているかもしれない。

ただ、今後風化していく過程において、現状でもなお小沢続投で堅調な支持基盤を
維持している。もはや小沢に適切な辞め時はなく、今後小沢をトップに徹底的に
政権交代に向けてまとまっていくのが民主党にとってベストな形だろう。
小沢自身は、党首というポストにそれほど執着しているわけでもなく、辞めて政権交代
の確度をあげられるなら辞めるだろうが、今は辞めた時のリスクの方が高い。
もちろん辞めてその確度をあげれる場合もあるが、下げるリスクも当然にあって、
それならば辞めない方が諸々の筋もとおるし、変にマスゴミや自民の餌食にならなくて
すむというもの。
この辺を見極めて小沢は代表にとどまっているのだろう。
今夜の名古屋市長選では候補者調整に小沢が直接かかわっている。河村が圧勝するが、
このことも小沢民主にはプラスに働くだろう。
今後のどこまで小沢民主が回復できるか、今が見どころだ。


107:夢見る名無しさん
09/04/26 15:30:13 0
知らない奴が多いんだな
自民は麻生氏をはじめみんな下野覚悟っすよ
参院に力入れてる。
その次の選挙が鍵を握る

108:夢見る名無しさん
09/04/26 17:29:41 0
別スレから来ましたが生の声さんの分析・見解は大変興味深く、ここまで面白く読まさせていただきました。

>>86
> この過程をすべて知っている小沢が100%9月まで選挙がある今、続投するのは、どうしても理解できないのです。

私は小沢さんには総理になってもらいたいと思っているのですが、一方で今度の事でよく放り出さなかったなと感心してます(辞任には消極的反対派です)。
それでもやはり、彼がポストにしがみつく様というのはとても珍しい気がします。

思い返してみると、たしか金丸さんの時は、梶山さんたちが「小額の罰金刑なのだから認めて在宅起訴」を主張してたのに対して、小沢さんが「無罪を主張し検察と徹底抗戦」を主張されていたと記憶してます。
梶山さんたちの意見が最終的に通ったのは「辞職したのに罪を否認するのは筋が通らない(辞職した以上罪を認めたと見られている)」というような批判があったような記憶もあります。

そうした経験から、今回は秘書も無実を主張している以上辞められない「自分がこの問題で辞めたら秘書の有罪を認めたと受け取られる」と考えている事はないでしょうか?

また、以前に早坂さんが著書で「小沢は本質的には野党の体質、親父(佐重喜)さんの血を引いて権力に反抗する立場が一番似合ってる」というような事を書かれていたような記憶があります。
案外、検察に身内が逮捕されるというような状況に、野党魂を掻き立てられたのかな?という気もしています。


ところで
>>101にて「小沢続投への批判がやまない状態」との事でしたが、仮にこれが
「批判がやんだ状態」
「小沢が代表辞任して無役になった場合」
「小沢が一端退いて代表選に再度立候補した場合」
などはどうなると思われるでしょうか?
私的な下らない妄想かもしれませんが、宜しければ御教授お願いします。


109:45
09/04/26 19:14:29 0
生さん
>>108さんのご意見よろしくです。

110:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:08:54 0
>>104
>>105
これは今後の推移を見守るしかありませんね。
(小沢批判がこれ以上広がらないとして)単独過半数取りたいなら辞めると思いますし、
党が割れる危険性が出れば続けると思います。

以下のレスにも書きますが、今優先されていることは民主党が割れないことだと私は見ています。

111:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:14:00 0
>>106
唯一、「解散後の辞任」は党が割れずに済む(後継が話し合いになる)ので辞めるならこのタイミングしかないでしょう。
ご指摘の通り小沢は首相のポストに執着しない人材(永田町ではほとんどいない異人種)なので、
選挙にプラスとなればいつでも辞めると思います。 ということは今辞めることはマイナスということです。

112:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:41:15 0
>>108金丸の場合は、いろいろ見方があって、海部政権誕生の時、 幹事長をめぐって 竹下→梶山 金丸→小沢 と
いう対立構図があってそれ以来、 竹下・梶山・橋龍・野中ら対小沢・羽田ら (金丸中立) という図式が出来上がっていました。
金丸事件のときも、この図式がそのまま「在宅起訴(竹下)VS徹底抗戦(小沢)」 になって 最終的には、経世会の会長(金丸会長の後継)が「小渕(竹下名代)VS羽田(小沢名代)」になってしまうという有様でした。
結局小渕が勝ち、経世会小沢グループ分裂、梶山幹事長誕生、小沢干される、宮沢不信任案可決・・・という流れになっていくのですが・・・



113:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:41:23 0
>>108
>>101に関して 小沢の身分を予測します

>「批判がやんだ状態」
小沢は続投すると思います。まず、民主党の支持率が間違いなく上がりますので、小沢のままでも単独過半数が見えてきます。
また、これで辞めてしまうと、「じゃあなんで続投してたんだ。無責任じゃないか」ということになり、続投の大義名分が立たなくなります

>「小沢が代表辞任して無役になった場合」
(無役になって藤井などをつかって選挙管理権を行使できる場合を除いて)
これは小沢批判がこれ以上燃え上がり、民主党の支持率が著しく低下した場合生じる現象だと思われます。
第一のシナリオは鳩山の権力も比例して低下し、代表選が行われ、総選挙の前か後かはともかく、民主党は割れると思います。
割れた場合、小沢+鳩山+輿石軍が自民党とくっつくと思われます。
第二のシナリオは、小沢批判が燃え上がる理由が、これ以上の汚職疑惑がでるケースです。
この場合、小沢は退きますが、小沢+鳩山+輿石が岡田をなんとか立てて、ふんばろうとします。
岡田が立てば、選挙結果次第で大連立含めすべてのケースが想定され、岡田立たずの場合、鳩山対菅もしくは、
菅が権力をとって民主党が割れると思います。

>「小沢が一端退いて代表選に再度立候補した場合」
これはまずありえりません。小沢が続投している理由の一つに「民主党を割らない」ということがありますので、
代表選をやる時点で、対抗馬が立つので割れる可能性が起きるということになります。
今のところ対抗馬は菅しかいません。ここでまた小沢対菅の代表選をやる意味はまったく感じられないので、
やはりこのケースはないでしょう。

114:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:52:21 0
今日のサンプロは異常な光景でした。
まず石破農水大臣が、自民党のマニフェストと称して農水関係の政策を語っていましたが、全然意味がわかりません。
麻生内閣の閣僚の仕事は「衆議院の3分の2」があるからできるわけであって、総選挙をしたら、
政策実行能力はゼロです。そんな大臣のマニフェストをテレビで宣伝する意味がまったく理解できません。

その後勝間氏が出てきてきましたが、これで一体視聴率が取れるのでしょうか?
(私は彼女のことを全然知らないが要は自分さえよければいいとしか聞こえませんでした。特に財部氏の
「講演などで一般人と触れ合う時間を通すことによって、一般社会にも貢献できるし、自分にもメリットが
あるのではないか?」という指摘に対して意味不明な逃げ口上を発していましたが、そこに彼女の本質があると
思いました。理解不足ならご指摘願います。)

田原はネット上のコラムで「景気対策の話題をやっても視聴率を取れない」と嘆いていましたが、それならば
たまに朝ナマなどでやる「日本の社会の在り方」などを論じた方がいいと思います。

現在の国民は、自分の在り方や将来に大きな不安を持っており、その解決法を政治やマスコミに求めているという
ことを気づかなければなりません。

115:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 22:56:49 0
>>113
補足です

>「小沢が一端退いて代表選に再度立候補した場合」
若手対小沢という構図もありえません。数が全然足りません。
また岡田対小沢もありません。岡田は党を割らないことがすべてに優先するという主義ですのでここで小沢とは対戦しないでしょう。

116:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/26 23:00:22 0
>>107
麻生は自民+公明>民主 という構図を作って、民主を割ろうとしています。(最悪国民新党や社民党と組んでも良いと思っている)
下野覚悟は100%ありえません。

下野すると、来年の参議院選挙は衆参ダブル選挙になる可能性が高く、これは自民党の解体を意味します
(公明党の協力がかなり薄くなってしまう)

117:45
09/04/26 23:22:00 0
生さん。

>割れた場合、小沢+鳩山+輿石軍が自民党とくっつくと思われます。

この自民党とは、どういう集団をイメージされているのですか?
小沢さんは、「2大政党の確立」という柱を立てているので気になるところです。

あるいは、自民党も分裂の可能性を秘めているということですか?

118:夢見る名無しさん
09/04/26 23:29:05 0
>>111
辞任するパターンとしてはそんなところだろうな
この場合、小沢氏は影響力を残したままの辞任となる訳だが、解散後であれば結構自由な選択肢がある
管氏を推薦し単独過半数わ取りに行くケースとなるだろう

119:夢見る名無しさん
09/04/26 23:45:09 0
今日のさんぷろは低視聴率だろな、
今与党の人を持ってきても見る 聴くに値しない

120:108
09/04/26 23:59:42 0
>>112-113
返信ありがとうございます。
>>112の頃の事は丁度政治(というか政治家)に興味を持ち始めた直後だったのでよく覚えています。
勿論記憶違いや知らない事も多々あると思いますが、生の声さんのお書きになられたものと基本的認識は同じです。

ちょっと細かい点で認識が異なっているのは
1、幹事長起用問題以前に、宇野後に橋本という話を梶山が持ち出し金丸が一蹴、小沢に「今回は諦めろ」と橋本の説得に向かわせるという前段があった
2、副総裁辞任は金丸が言いだして小沢はあっさりとそれを認めながらも「ただし、無実は訴え続けよう」と説得していた
という話だったと記憶しています。
そこら辺から>>108のような発想になり、小沢が踏ん張っているのもそれなりに納得していた次第です。

> 小沢の身分を予測
あーすいません、自分は票読みの予測をお聞きしたつもりでした。元レスで
> 小沢続投への批判がやまない状態で小沢代表で選挙をした場合、民主党の得票率が1~2%落ちる可能性
と書かれているので、その場合の得票率推移はどうなるかなと。
かえって興味深いお話しも伺えたようなので結果オーライかなという気もしてますが。
数字的には
>「批判がやんだ状態」
+10%以上
>「小沢が代表辞任して無役になった場合」
>第一のシナリオ
-5%程度
>第二のシナリオ
-5%~+10%
>「小沢が一端退いて代表選に再度立候補した場合」
可能性0なので考える事自体無駄
って感じでしょうか?


121:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/27 00:05:54 0
>>117
総選挙後は自民党は3分の2を失うので、参議院段階で確実な問題(法案がほぼ全部通らず無政府状態)が生じてきます。
参議院の数の不足を埋めるには民主党の一部(まるごとでもよい)との協力は絶対不可欠です。

自民党が比較第一党になった場合、麻生は続投し、民主党が第一党だが引き続き、自民+公明の勢力が多数を制した場合
麻生は辞任します。

このとき、自民党は、大連立か、民主党の若手か、小沢+鳩山+輿石軍を連立パートナーとして選択します。大連立以外ケースでは
来年参議院選挙があり、これは岡田で選挙をやったときの改選です。
小沢でやったときの参議院議員は残るので、自民党は小沢連合軍を選択すると思われます。

それをベースに考えると、自由党と自民党の連立を思い返せばよいと思います。
つまり、小沢連合軍がとてつもない高い政策ハードル(当時は、党首討論設立や、衆議院の比例の数をかなり減らすなどかなりの
政策を自民党にのませた)を出してきます。

また今回の場合自民党から見ると参議院段階で全然数が足りてないので、小沢は閣僚ポストの半分近くと、来年の
参議院選挙の1人区でかなりの数を要求してくると思います。

自民党は与党である限り、分裂はしないと思われます。

122:夢見る名無しさん
09/04/27 00:08:49 0
鳩菅代表戦はねーわ
もう鳩菅時代は終わった
少なくともどちらとも支持できない連中が第3の候補を出すし
その場合岡田は中二階に押し上げられるので出馬しないわけにはいかなくなる

123:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/27 00:13:05 0
>>118
小泉は「解散後辞任の場合は鳩山じゃないか」と言ったらしいですね。
菅と鳩山は深刻な亀裂が入っていますが、選挙の顔としては明らかに菅が上だと思います。
私は岡田説なんですが、鳩山にしたら岡田になったら世代交代になるんで困る。
誰になっても困ることだらけで結局話し合いになれば小沢のハラひとつになるんでしょうね。
池田がガンで倒れた時、佐藤、河野、藤山の3人の指名争いになりましたが、結局直近で血の雨の降る戦いを
した佐藤が指名されたこともありましたし、ちょっとわからないですね。
小沢は政局ではかなり長期レンジのことを考えるので周りがついてこないんですが、選挙だとものすごい短期レンジで
手を打ってきますしね・・・

124:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/27 00:17:14 0
>>119
こういうときはお年寄りの意見聞くのがいいと思うんですけどねぇ・・・
時事放談にでてくるような退役政治家とか、官僚、財界、いくらでもいるんですが・・・
将来に不安を抱えている層のほとんどは若者(40歳以下)なんですよ。若者は過去をあまりしらない。
焼け野原からここまで発展してきた日本を知った人の話とか有益だと思うんですけどね・・・
それが勝間とは…

125:生の声 ◆Xhg6rUKdyI
09/04/27 00:39:56 0
>>120

>1、幹事長起用問題以前に、宇野後に橋本という話を梶山が持ち出し金丸が一蹴、小沢に「今回は諦めろ」と
>橋本の説得に向かわせるという前段があった

宇野で参議院段階で完全に過半数を割ってしまいました。梶山は世代交代させて、人気のある橋龍で総選挙に勝って自公民路線で行くしかないと思ったようですが、これに、反対したのは金丸、竹下です。特に竹下は盟友安倍と当選回数が一緒で自分が先に総理になった
ので、ここで世代交代させるのは忍びなかったようです。こういう感情論とは別に、ここで世代交代してしまうと、
安倍、宮沢、渡辺をブチぬくことになり、この3派を敵にまわすことになり、それは竹下、金丸、小沢は不可能と判断したんじゃないでしょうか。そこで海部(当選回数が安倍らと同じ)を持ち出したんですが、金丸、小沢が総理を指名して小沢が幹事長もということになると、
この2人の権力が突出するので、竹下、梶山が「幹事長はくれ。橋本を断念させたこともあるし亀裂が生じるから」といったん
でしょうが一蹴されたんじゃないかと思います。

>2、副総裁辞任は金丸が言いだして小沢はあっさりとそれを認めながらも「ただし、無実は訴え続けよう」と説得していた
>という話だったと記憶しています

佐川の5億円は最初は金丸本人には時効が成立していました。しかし、なぜか副総裁と経世会会長を辞める会見をひらき
そこでの発言が「時効が成立していない時期にもらった金」と言ってしまったため、特捜部が立件に動きました。
いずれにしても小沢は「役職も全部やめてるのにこれで起訴はおかしい」と言った記憶があります。


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