09/05/30 00:30:11 cnlNmOMk0
Golden age6 決別のススメ
中学生「脱落……!!」
大石「ま、待ってください!!俺達はダブルスだと思って…!!」
斎藤「そうでしたかー ではダブルス解散ですねぇ」
大石「!!」
斎藤「おや納得いきませんか?では君達に面白い話をしましょう。
ある高校生はダブルス専門だったのですが、この合宿でシングルスに転向し、
真の才能に目覚めて8番コートから3番コートに上がりました」
斎藤「今、自分達は最高のダブルスをしていると思っていますか?でも、それは勘違いかもしれない。
ひょっとしたら、パートナーがあなたの成長を邪魔しているのかもしれませんよ?」
お互いの顔を見合わせる中学生達
斎藤「不満な人もまだいるようですねー じゃあ試合は翌日の練習からってことで。
いきなり始めるからそれまでドキドキして待っていて下さいね~ あうっ!」ゴンッ
夜 合宿所の食堂らしきところ
食事をとっている桃城や、短パンでうろついている葵や比嘉連中がいる
データマンズサミット
乾「どう思う?あまり合理的とは言えないが…やはりこれは何か裏がある確率7……」
柳「75%…とお前は言う。俺も同感だ。あのコーチの人を食ったような言動、気になる」
観月「んふっ 我々中学生選抜のメンタルを試しているというわけですか」
宍戸「…何見てんだよ、長太郎」
鳳「す、すみません」
黒羽「ダメだ!!お前とは試合をしなきゃなんねーのに、一緒にメシなんか食えるか!!」
天根「しかしバネさん……!!」
跡部を見てる日吉や、兄を見てる裕太
柳「……動揺させるのが狙いならば、効果は抜群だったようだな」
観月「僕はこの程度では動じませんよ。君のデータは揃っていますしね乾君」
乾「いいとも 受けて立とう…言っておくが俺は過去を凌駕する」
んふふとフフフにはさまれて無言の柳。
窓の外を見ている大石。
大石(パートナーの成長の邪魔、か……)
菊丸「なに悩んでんの~?大石~」
大石「英二!!」
菊丸「俺はパートナーを見捨てたりしないよん。
ダブルスを馬鹿にする奴は菊丸様が退治しちゃる ブイ」
大石「英二……そうだな、約束したもんな…俺達は青学黄金ペアだ」
序章の懐かしいコマ達
頬杖をついてる越前や、ももたろうを読んでいる蔵兎座とか、静かな夜の合宿生活風景
どっか別の部屋
斎藤「さてとぉ…まずはこの5組にしますか」
対戦表の紙に5組丸がされている
「大石秀一郎VS菊丸英二」
「リリアデント・蔵兎座VSリチャード坂田」
「跡部景吾VS日吉若」
「橘桔平VS門脇悟」
「知念寛VS田仁志慧」
7へつづく