09/05/21 23:13:24 k90tZ/zY0
Golden age6「戦士達の休息」
試合の様子を背景にしたナレーションの後、いきなり試合結果
大体カラーのジャージ着用者が勝ち どんよりしたムードの中学生達
特に以前からのダブルスペアは別れを惜しむ が…
「ちょっ?!あ、あれっ!!」
建物の上で「ドッキリ大成功!!ごめんね(はあと)」の看板を持って笑っている斎藤。
「ごめんなさーい。脱落は嘘でーす」
脱力している中学生達。真剣に別れを惜しんだ面々の顔が真っ赤。
「何かあるだろうとは思っていたが……」「とんでもないオチですよまったく…」
斎藤、服を着替えたらみんなで大広間に行けという。
「斎藤さんのドッキリコーチングに騙されたみたいだね 中学生達、これから斎藤さんのいたずらに耐えられるといいけど」
大広間に行くと、立食パーティーの準備がされている。
「こ これは…!?」
「高校生有志による中学生歓迎会だよ」
「この間の試合の後から十次郎がはりきっちゃってね。廊下でビラを配って呼びかけたり、自転車でダ●ソーに通ったり、
近所のスーパーにダンボールをもらいに行ったり、結構大変だったんだよ」
捨てられたビラを涙堪えて回収している鬼や、ママチャリで立ちこぎしている鬼、
雨でずぶ濡れの中ダンボールを運ぶ鬼の絵などが並んでいる
パーティーを楽しむ一行
蔵兎座、ワカメスープに絶叫。歌う銀。小春に狙われる高校生。助けない中学生。
「俺の金棒の傷はどうだ?桃城」
首にキラキラのリボンをした鬼。心なしか目が二重。
「…俺は一年前、当時のダブルスのパートナーを殺害してしまった。相方を殺めた罪は一生消えないが…
でも今は、心から笑える気がする」
「お前のおかげだぜ、桃城」 ニコッ とても直視できない笑顔を見せる鬼。
「良かったッスね、鬼先輩!」 窓の外が気になったフリをして目をそらす桃城。
パーティー後、和室の大広間に連れて行かれるとそこには山のように積まれた布団と枕が。
「チーム対抗枕投げ大会だよ…枕を三回当てられたら脱落。対戦相手を引きずり落とすのがここのルールなんだ」
枕投げの王子様 記録に残らない 少年達のバトルが始まった……