09/05/31 15:29:20 soVIO9Qd0
20：天使のうた
御伽の国の椿はスピーカーから「神」と呼ばれる者の歌声を流す
その歌声は「死の旋律」となって聞く者の魂を奪う
近くに人間たちは吐血し、銀も目の前が見えなくなる
そんな銀は オレの敵じゃない と椿に後頭部を殴打される
一方、軽食まりん
みんなの水着の感想を述べたりしていると(瑠妃はスルー)、まりんと燦が「ありがとう」とやって来る
まりんは夫が亡くなった時の事を思い出す
長髪で美形の男性が宿泊しにやってきて、夕食を作っていたまりんが歌声の聞こえてくる部屋に入ると、
腸を食われて倒れている旦那と、羽が生えた長髪の男を見る事になる
現実に戻り、まりんはピンポーンという音を聞き、玄関に向かうとそこには"あの時"の男
燦を探していて、御伽の国の者だと名乗る
燦は、まりんの旦那が妖に殺されている事を知っていて、妖だという事をバラさないで欲しいとモカ達に相談する
そこに、その会話を聞いた長髪男が気を失ったまりんを抱いて登場
彼の名は 御伽の国 第7支部長 神谷奏
燦を仲間にしようとやってきた神谷は、歌を奏で始める
場面は銀
車が到着し、着いた場所は 御伽の国 第7支部
"あっち"は「神」自ら出向いているのですぐにケリがつくと椿
場面はモカ達に戻る
神谷はセイレーン
目が覚めたまりんは、夫を殺めた神谷に襲い掛かろうとするが、それを燦が止める
「消えろよ化物め！これ以上人間界に関わるなァァァ」と嘆くまりん
神谷「化物なんだその燦も 私と同じ化物なんだよ 何が「家族」だ「人間」だ お前は騙されて利用されてるだけなんだよバァカ」
まりんは「そんなわけあるかァァ」と再び襲い掛かり、神谷はまりんに向かって歌を歌う
しかし、壁の様なものが神谷の歌を防ぎ、まりんが涙を流しながら後ろを向く
まりん「さ・・・燦？あんた今・・・・・・歌った？」
私はまりんさんのこと 本当の
お母さんみたいに 思ってました
燦「・・・・・・・・・・・・ごめん・・・ね・・・」
神谷は更に歌を歌うって攻撃
燦も泣きながら歌を歌う
美しい天使のような歌声に、神谷の歌声は悉く相殺される
燦の持っている、画用紙には
ありがとう
さようなら
セイレーン 音無燦 は、羽を広げて歌い続ける
8月号に続く