10/06/07 11:46:26
>>285
初代首相は将来スペースノイドを政治に参加させることをラプラス憲章で約束していた。
ただし、それは人が宇宙を完全に支配した場合の話で(憲章には新人類と書かれてた)、別にニュータイプの登場を預言していた訳ではなく、あくまで「希望」「免罪符」程度。
リカルドを暗殺した地球連邦だったがラプラスの箱はサイアムの手に渡る。
連邦にとって新人類(笑)などというトンデモ論はどうでもよかったが、ラプラス事件が自作自演だったことをバラされるのは面白くない。
こうして50年近く連邦とビスト財団はそれなりに仲良くやってきたが、箱の力は確実に弱まってきていた。
しかし、ジオン・ダイクンの唱えたニュータイプ論やアムロとシャアの台頭によってラプラスの箱は再び呪いとなる。
連邦は新人類(笑)が僅か70年そこそこで現れるなど考えてもいなかった。
その後もカミーユやジュドーといったニュータイプ戦士達は続々と現れ、もはやニュータイプという言葉を知らない人は居なくなり、
もしも箱が開放されたら「新人類=ニュータイプか??」となり、スペースノイドの不満が爆発するのは必然。
だから連邦は箱の解放を必死に阻止しようとした。