09/12/04 00:42:31
勅命でディアナカウンターが動いたりハリーを昇進させるのにw
第22話「ハリーの災難」より
キエル 「…、グエン閣下の側には、必ずキエル・ハイム嬢がいらっしゃいます」
ハリー 「でありましょうな」
キエル 「であれば、ご心配でしょ?」
ハリー 「は、御身同様に」
キエル 「ならばハリー・オード、ディアナ・ソレルとして命令させてもらいます」
ハリー 「どうぞ」
キエル 「キングスレーの谷へ行き、本来の使命を果たしなさい」
ハリー 「しかし、今あなたの側を離れるわけには」
キエル 「何をおっしゃるか。これはディアナ・ソレルの勅命です」
ハリー 「は」
キエル 「でも、早く戻ってきてください。今のワタクシには、あなたしか頼れる方はいないのですから」
ハリー 「勿論です、姫様」
ポゥ 「ハリー中尉、どこへ行くつもりだ?今は攻撃に備えて全軍待機のはずだぞ。親衛隊だって同じはずだ」
ハリー 「ディアナ様の勅命が下ったのだ」
ポゥ 「勅命?どういう事?」
ハリー 「親衛隊への命令を軍に伝えられるか、図に乗るな」
ポゥ 「取り押さえる、ウォドムを出すぞ」
第27話「夜中の夜明け」より
ディアナ 「…、ハリー中尉、ワタクシは月へ戻るのを急ぎます」
ハリー 「は、ディアナ・カウンターを撤退させるので?」
ディアナ 「違います。地球帰還作戦のすべてのことを考え直したいのです」
ロラン 「ソレイユにお戻りになるので?」
ディアナ 「はい。が、ここまで南に来たのはザックトレーガーを使うつもりもあったのです」
ハリー 「ディアナ様、どうしてそのようにお考えになったのです?」
ディアナ 「一部の補給部隊は、ザックトレーガー経由で降りてきましたね?」
ハリー 「はい」
ディアナ 「禁忌の物、禁断であるべき物を使わせた者は罰せられるべきなのです」
ハリー 「はい」
ディアナ 「…」
キエル 「ディアナ様」
ディアナ 「今日までよくソレイユを抑えてくださいました。ありがとう」
キエル 「…」
ディアナ 「誰か?」
ハリー 「ハリー・オード大尉です」
「よろしいので?」
ディアナ 「もちろんです、ハリー大尉」
キエル 「大尉?」
ディアナ 「あなたを守ってくれた功績に報いて」